JP2685984B2 - マイクロ波用誘電体セラミックス - Google Patents
マイクロ波用誘電体セラミックスInfo
- Publication number
- JP2685984B2 JP2685984B2 JP3024461A JP2446191A JP2685984B2 JP 2685984 B2 JP2685984 B2 JP 2685984B2 JP 3024461 A JP3024461 A JP 3024461A JP 2446191 A JP2446191 A JP 2446191A JP 2685984 B2 JP2685984 B2 JP 2685984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- weight
- amount
- main component
- dielectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波用誘電体
セラミックスに関するもので、特に、比誘電率(εr)
及び無負荷Q(Qu)が大きく、かつ、当該セラミック
スの組成を変化させることにより共振周波数の温度係数
(τf)を0を中心に任意の値に変化させることが出来
るマイクロ波用誘電体セラミックスに関するものであ
る。
セラミックスに関するもので、特に、比誘電率(εr)
及び無負荷Q(Qu)が大きく、かつ、当該セラミック
スの組成を変化させることにより共振周波数の温度係数
(τf)を0を中心に任意の値に変化させることが出来
るマイクロ波用誘電体セラミックスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波帯用の誘電体共振器や温度補
償用コンデンサ等の構成材料として用いられる誘電体セ
ラミックスは、比誘電率(εr )及び無負荷Q(Qu)が
大きく、かつ、組成を変えることにより共振周波数の温
度係数(τf)が0を中心として正又は負の任意の値に
なるものが必要とされている。
償用コンデンサ等の構成材料として用いられる誘電体セ
ラミックスは、比誘電率(εr )及び無負荷Q(Qu)が
大きく、かつ、組成を変えることにより共振周波数の温
度係数(τf)が0を中心として正又は負の任意の値に
なるものが必要とされている。
【0003】従来このような誘電体セラミックスとし
て、例えば、この出願の出願人に係る特公昭61−14
606号公報に開示の(BaO)(TiO2)X系組成
物、Sm2O3及びLa2O3から成るものがあった。
て、例えば、この出願の出願人に係る特公昭61−14
606号公報に開示の(BaO)(TiO2)X系組成
物、Sm2O3及びLa2O3から成るものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマイクロ波用誘電体セラミックスであって温度
係数が0(ppm/℃)付近の値(0も含む。以下、同
様。)を示すものは、比誘電率(εr)が最大でも80
程度であるため、誘電体共振器の小型化を図るうえで不
充分なものであった。
た従来のマイクロ波用誘電体セラミックスであって温度
係数が0(ppm/℃)付近の値(0も含む。以下、同
様。)を示すものは、比誘電率(εr)が最大でも80
程度であるため、誘電体共振器の小型化を図るうえで不
充分なものであった。
【0005】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの発明の目的は、温度係数(τf)
が0(ppm/℃)付近となる組成とした場合において
も比誘電率(εr )及び無負荷Q(Qu)が従来より大き
い値を示すマイクロ波用誘電体セラミックスを提供する
ことにある。
のであり、従ってこの発明の目的は、温度係数(τf)
が0(ppm/℃)付近となる組成とした場合において
も比誘電率(εr )及び無負荷Q(Qu)が従来より大き
い値を示すマイクロ波用誘電体セラミックスを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明のマイクロ波用誘電体セラミックスは、酸
化バリウム(BaO)、二酸化チタン(TiO2)、 酸
化サマリウム(Sm2O 3)、酸化ランタン(La
2O3)、酸化ネオジウム(Nd2O3)及び酸化ビスマス
(Bi2O3)から成る組成式が下記(1)式で表わされ
る主成分と、該主成分に対し5重量%以下(但し、0%
は除く)の酸化鉛(PbO)及び5重量%以下(但し、
0%は除く)の酸化セリウム(CeO2)とを含んで成
ることを特徴とする。
め、この発明のマイクロ波用誘電体セラミックスは、酸
化バリウム(BaO)、二酸化チタン(TiO2)、 酸
化サマリウム(Sm2O 3)、酸化ランタン(La
2O3)、酸化ネオジウム(Nd2O3)及び酸化ビスマス
(Bi2O3)から成る組成式が下記(1)式で表わされ
る主成分と、該主成分に対し5重量%以下(但し、0%
は除く)の酸化鉛(PbO)及び5重量%以下(但し、
0%は除く)の酸化セリウム(CeO2)とを含んで成
ることを特徴とする。
【0007】
【式2】
【0008】
【0009】(但し、(1)式中のX、Y、Z、Vはモ
ル%で示して、 11.5≦X≦21.0 60.0≦Y≦76.0 6.5≦Z≦26.0 0<V≦10.0 X+Y+Z+V=100 の範囲内であり、 W1、W2はモル比で示して、 0<W1<1.0 0<W2<1.0 0<1−W1−W2<1.0 の範囲内である。)。
ル%で示して、 11.5≦X≦21.0 60.0≦Y≦76.0 6.5≦Z≦26.0 0<V≦10.0 X+Y+Z+V=100 の範囲内であり、 W1、W2はモル比で示して、 0<W1<1.0 0<W2<1.0 0<1−W1−W2<1.0 の範囲内である。)。
【0010】
【作用】この発明のマイクロ波用誘電体セラミックスに
よれば、後述する実験結果からも明らかなように、その
温度係数(τf)が当該セラミックスの組成を変えるこ
とにより0(ppm/℃)を中心に正又は負に変化す
る。然も、この発明で主張する組成においては、誘電体
セラミックスの比誘電率(εr)及び無負荷Q(QU)共
に、発明の範囲外の組成の誘電体セラミックスのものに
比し、大きな値を示す。
よれば、後述する実験結果からも明らかなように、その
温度係数(τf)が当該セラミックスの組成を変えるこ
とにより0(ppm/℃)を中心に正又は負に変化す
る。然も、この発明で主張する組成においては、誘電体
セラミックスの比誘電率(εr)及び無負荷Q(QU)共
に、発明の範囲外の組成の誘電体セラミックスのものに
比し、大きな値を示す。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例につき説明する。
【0012】まず、実施例及び比較例の各マイクロ波用
誘電体セラミックスを以下に説明するように製造する。
誘電体セラミックスを以下に説明するように製造する。
【0013】出発原料には化学的に高純度の炭酸バリウ
ム(BaCO3)、二酸化チタン(TiO2)、酸化サマ
リウム(Sm2O3)、酸化ランタン(La2O3)、酸化
ネオジウム(Nd2O3 )、酸化ビスマス(Bi2O3)、
酸化鉛(PbO)及び酸化セリウム(CeO2)をそれ
ぞれ使用した。そして、これらの出発原料を、互いに組
成が異なる多数の実験用の誘電体セラミックを作製する
ために、後記の表1〜表3に掲げたような組成比率にな
るようにそれぞれ正確に秤量した。
ム(BaCO3)、二酸化チタン(TiO2)、酸化サマ
リウム(Sm2O3)、酸化ランタン(La2O3)、酸化
ネオジウム(Nd2O3 )、酸化ビスマス(Bi2O3)、
酸化鉛(PbO)及び酸化セリウム(CeO2)をそれ
ぞれ使用した。そして、これらの出発原料を、互いに組
成が異なる多数の実験用の誘電体セラミックを作製する
ために、後記の表1〜表3に掲げたような組成比率にな
るようにそれぞれ正確に秤量した。
【0014】秤量の終えた各原料は、ポットミルで純水
とともに混合し、次いで脱水乾燥し、その後空気雰囲気
において1050℃の温度で2時間仮焼した。
とともに混合し、次いで脱水乾燥し、その後空気雰囲気
において1050℃の温度で2時間仮焼した。
【0015】次に、この仮焼物をポットミルで純水とと
もに湿式粉砕した後脱水乾燥した。
もに湿式粉砕した後脱水乾燥した。
【0016】次に、この粉砕し乾燥したものにバインダ
を添加して造粒した後、これを32メッシュの篩を通し
整粒して造粒粉を得た。
を添加して造粒した後、これを32メッシュの篩を通し
整粒して造粒粉を得た。
【0017】この造粒紛を、金型と油圧プレスとを用い
て、成形圧力1〜3ton/cm2にて直径16mm、
厚さ9mmの円板状に成形した。
て、成形圧力1〜3ton/cm2にて直径16mm、
厚さ9mmの円板状に成形した。
【0018】このようにして得られた成形体を高純度の
アルミナ匣に入れた後、1250〜1450℃の温度で
2時間空気中で焼成して、誘電体セラミックスを得た。
アルミナ匣に入れた後、1250〜1450℃の温度で
2時間空気中で焼成して、誘電体セラミックスを得た。
【0019】次に、上述の如く作製した実験用の各誘電
体セラミックスの特性を以下に説明するように測定す
る。
体セラミックスの特性を以下に説明するように測定す
る。
【0020】各誘電体セラミックスの比誘電率(εr )
及び無負荷Q(Qu)は、ハッキ・コールマン(Hak
ki−Coleman)法により測定した。また、共振
周波数の温度係数 (τf) は、従来公知の通り、20℃
における共振周波数f(20)を基準として、−40℃
と+85℃の温度におけるそれぞれの共振周波数f(−
40)、f(85)と温度差ΔT(この場合は85−
(−40)=125)とから下記(2)式に従い求め
た。なお、これらの測定における共振周波数は3〜4G
Hzであった。
及び無負荷Q(Qu)は、ハッキ・コールマン(Hak
ki−Coleman)法により測定した。また、共振
周波数の温度係数 (τf) は、従来公知の通り、20℃
における共振周波数f(20)を基準として、−40℃
と+85℃の温度におけるそれぞれの共振周波数f(−
40)、f(85)と温度差ΔT(この場合は85−
(−40)=125)とから下記(2)式に従い求め
た。なお、これらの測定における共振周波数は3〜4G
Hzであった。
【0021】 τf={f(85)−f(−40)}/f(20)ΔT ・・・(2) 各誘電体セラミックスの比誘電率(εr)、無負荷Q
(Qu)及び温度係数(τf)を表1〜表3にそれぞれ示
す。なお、これら表において、*印を付した試料Noの
試料は、この発明の範囲外の比較例であることを示し、
それ以外の試料Noの試料がこの発明の範囲内の実施例
である。また、表中「RE」は希土類酸化物((1)式
中の{(Sm2O3)1-W1-W2(La2O3)W1(Nd
2O3)W2}部分)を省略表示したものである。
(Qu)及び温度係数(τf)を表1〜表3にそれぞれ示
す。なお、これら表において、*印を付した試料Noの
試料は、この発明の範囲外の比較例であることを示し、
それ以外の試料Noの試料がこの発明の範囲内の実施例
である。また、表中「RE」は希土類酸化物((1)式
中の{(Sm2O3)1-W1-W2(La2O3)W1(Nd
2O3)W2}部分)を省略表示したものである。
【0022】
【表1】
【0023】
【0024】
【表2】
【0025】
【0026】
【表3】
【0027】
【0028】次に、上述のように行なった実験の結果に
ついて検討する。
ついて検討する。
【0029】主成分に対してCeO2の添加量が5重量
%以内の場合、比誘電率(εr)は、PbOの添加料が
5重量%までは添加量の増加と共に増大し、PbOの添
加量が5重量%を越えると急激に小さくなることが分
る。また、主成分に対してCeO2の添加量が5重量%
以内の場合、無負荷Q(Qu )は、PbOの添加量が増
大するにつれて減少し5重量%を越えると急激に小さく
なることが分る。また、主成分に対してCeO2の添加
量が5重量%以内の場合、温度係数(τf)は、PbO
の添加量が3重量%で最小値を示した後、PbOの添加
量の増大と共に増大しPbOの添加量が5重量%を越え
ると急激に増大することが分る。具体的には、試料No
6,11,26が、比誘電率(εr)が他のものに比べ
小さく、無負荷Q(Qu)も1000以下と小さく、温
度係数(τf)もプラスに大きいため、マイクロ波用誘
電体セラミックスとして不適当であることが分る。
%以内の場合、比誘電率(εr)は、PbOの添加料が
5重量%までは添加量の増加と共に増大し、PbOの添
加量が5重量%を越えると急激に小さくなることが分
る。また、主成分に対してCeO2の添加量が5重量%
以内の場合、無負荷Q(Qu )は、PbOの添加量が増
大するにつれて減少し5重量%を越えると急激に小さく
なることが分る。また、主成分に対してCeO2の添加
量が5重量%以内の場合、温度係数(τf)は、PbO
の添加量が3重量%で最小値を示した後、PbOの添加
量の増大と共に増大しPbOの添加量が5重量%を越え
ると急激に増大することが分る。具体的には、試料No
6,11,26が、比誘電率(εr)が他のものに比べ
小さく、無負荷Q(Qu)も1000以下と小さく、温
度係数(τf)もプラスに大きいため、マイクロ波用誘
電体セラミックスとして不適当であることが分る。
【0030】一方、主成分に対しPbOの添加量が5重
量%以内の場合、比誘電率(εr)は、CeO2の添加料
が5重量%までは添加量の増加と共に僅かに小さくなり
CeO2の添加量が5重量%を越えると40以下と急激
に小さくなることが分る。また、主成分に対してPbO
の添加量が5重量%以内の場合、無負荷Q(Qu )は、
CeO2の添加量が3重量%で最大値を示しそれ以上で
は小さくなることが分る。また、主成分に対してPbO
の添加量が5重量%以内の場合、温度係数(τf)は、
CeO2の添加量が3重量%で最小値を示した後、Ce
O2の添加量が5重量を越えるとプラスに急激に増大す
ることが分る。
量%以内の場合、比誘電率(εr)は、CeO2の添加料
が5重量%までは添加量の増加と共に僅かに小さくなり
CeO2の添加量が5重量%を越えると40以下と急激
に小さくなることが分る。また、主成分に対してPbO
の添加量が5重量%以内の場合、無負荷Q(Qu )は、
CeO2の添加量が3重量%で最大値を示しそれ以上で
は小さくなることが分る。また、主成分に対してPbO
の添加量が5重量%以内の場合、温度係数(τf)は、
CeO2の添加量が3重量%で最小値を示した後、Ce
O2の添加量が5重量を越えるとプラスに急激に増大す
ることが分る。
【0031】以上詳細に説明したように、実用的に見
て、主成分の組成をXBaO・YTiO2・Z{(Sm2
O3)1-W1-W2(La2O3)W1(Nd2O3)W2}・VBi
2O3と表わしたとき、X,Y,Z,Vがモル%で示し
て、11.5≦X≦21.0、60.0≦Y≦76.
0、6.5≦Z≦26.0、0<V≦10.0及びX+
Y+Z+V=100の範囲内であり、W1,W2がモル
比で示して、0<W1<1.0、0<W2<1.0及び
0<1−W1−W2<1.0の範囲内である主成分と、
この主成分に対し5重量%以下(但し0%は除く。)の
酸化鉛及び5重量%以下(但し0%は除く。)の酸化セ
リウムとを含んで成るものが、この発明のマイクロ波用
誘電体セラミックスとして適していることが分った。
て、主成分の組成をXBaO・YTiO2・Z{(Sm2
O3)1-W1-W2(La2O3)W1(Nd2O3)W2}・VBi
2O3と表わしたとき、X,Y,Z,Vがモル%で示し
て、11.5≦X≦21.0、60.0≦Y≦76.
0、6.5≦Z≦26.0、0<V≦10.0及びX+
Y+Z+V=100の範囲内であり、W1,W2がモル
比で示して、0<W1<1.0、0<W2<1.0及び
0<1−W1−W2<1.0の範囲内である主成分と、
この主成分に対し5重量%以下(但し0%は除く。)の
酸化鉛及び5重量%以下(但し0%は除く。)の酸化セ
リウムとを含んで成るものが、この発明のマイクロ波用
誘電体セラミックスとして適していることが分った。
【0032】なお、上述した実施例における誘電体セラ
ミックスの製造条件を、本発明の範囲内の好ましい特定
の条件の下で説明した。しかし、これは単なる例示にす
ぎないものであり、この発明がこの実施例にのみ限定さ
れるものでないことは明らかである。
ミックスの製造条件を、本発明の範囲内の好ましい特定
の条件の下で説明した。しかし、これは単なる例示にす
ぎないものであり、この発明がこの実施例にのみ限定さ
れるものでないことは明らかである。
【0033】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明のマイクロ波用誘電体セラミックスは、マイクロ
波領域において比誘電率(εr)及び無負荷Q(QU) が
共に従来のものより大きく、さらに、組成を変化させる
ことにより温度係数(τf)を0(ppm/℃)を中心
として正又は負の任意の値に容易に変化させることが出
来る。これがため、マイクロ波帯の誘電体共振器或は温
度補償用コンデンサの構成材料として用いることが出来
工業的利用価値は大きい。
の発明のマイクロ波用誘電体セラミックスは、マイクロ
波領域において比誘電率(εr)及び無負荷Q(QU) が
共に従来のものより大きく、さらに、組成を変化させる
ことにより温度係数(τf)を0(ppm/℃)を中心
として正又は負の任意の値に容易に変化させることが出
来る。これがため、マイクロ波帯の誘電体共振器或は温
度補償用コンデンサの構成材料として用いることが出来
工業的利用価値は大きい。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−69560(JP,A) 特開 平2−69351(JP,A) 特開 昭62−29008(JP,A) 特開 昭58−30002(JP,A) 特開 昭57−156368(JP,A) 特開 昭57−80603(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 酸化バリウム(BaO)、二酸化チタン
(TiO2)、 酸化サマリウム(Sm2O3)、酸化ラン
タン(La2O3)、酸化ネオジウム(Nd2O3)及び酸
化ビスマス(Bi2O3)から成る組成式が下記(1)式
で表わされる主成分と、該主成分に対し5重量%以下
(但し、0%は除く)の酸化鉛(PbO)及び5重量%
以下(但し、0%は除く)の酸化セリウム(CeO2)
とを含んで成ることを特徴とするマイクロ波用誘電体セ
ラミックス。 【式1】 (但し、(1)式中のX、Y、Z、Vはモル%で示し
て、 11.5≦X≦21.0 60.0≦Y≦76.0 6.5≦Z≦26.0 0<V≦10.0 X+Y+Z+V=100 の範囲内であり、 W1、W2はモル比で示して、 0<W1<1.0 0<W2<1.0 0<1−W1−W2<1.0 の範囲内である。)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024461A JP2685984B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | マイクロ波用誘電体セラミックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3024461A JP2685984B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | マイクロ波用誘電体セラミックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04265269A JPH04265269A (ja) | 1992-09-21 |
JP2685984B2 true JP2685984B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=12138810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3024461A Expired - Fee Related JP2685984B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | マイクロ波用誘電体セラミックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2685984B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6331499B1 (en) | 1998-06-04 | 2001-12-18 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Microwave dielectric ceramic composition |
EP1092694A4 (en) * | 1998-06-04 | 2003-05-02 | Sumitomo Spec Metals | DIELECTRIC HYPERFREQUENCY CERAMIC COMPOSITION |
JP3911938B2 (ja) * | 1999-11-25 | 2007-05-09 | 宇部興産株式会社 | マイクロ波誘電体磁器組成物 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP3024461A patent/JP2685984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04265269A (ja) | 1992-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61173408A (ja) | マイクロ波用誘電体磁器組成物 | |
US5561090A (en) | Dielectric ceramic composition for high frequencies and method for preparation of the same | |
JP2685984B2 (ja) | マイクロ波用誘電体セラミックス | |
US5432135A (en) | Dielectric ceramic composition for high frequency | |
US4621067A (en) | Dielectric ceramic composition | |
JP2501649B2 (ja) | マイクロ波誘電体セラミックス | |
JP2542237B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JPH0369560A (ja) | マイクロ波誘電体セラミックス | |
JP2609362B2 (ja) | マイクロ波用誘電体磁器材料 | |
JPS5951095B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
US6599854B2 (en) | Dielectric ceramic composition | |
JPS5951088B2 (ja) | 誘電体磁器材料 | |
JPH0765627A (ja) | マイクロ波用誘電体セラミックス | |
JPH0785363B2 (ja) | マイクロ波用誘電体セラミツクス | |
JP2514354B2 (ja) | 誘電体磁器組成物およびその製造方法 | |
JPH05205520A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JPH0334164B2 (ja) | ||
JPS59191204A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JP3257147B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JPH04240158A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JPH03183657A (ja) | マイクロ波誘電体セラミックス | |
JPS62187162A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JPH0334163B2 (ja) | ||
JPS5914214A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
JPH06333422A (ja) | 誘電体磁器組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |