JP2685325B2 - 数値制御情報作成装置 - Google Patents

数値制御情報作成装置

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JP2685325B2
JP2685325B2 JP2084388A JP8438890A JP2685325B2 JP 2685325 B2 JP2685325 B2 JP 2685325B2 JP 2084388 A JP2084388 A JP 2084388A JP 8438890 A JP8438890 A JP 8438890A JP 2685325 B2 JP2685325 B2 JP 2685325B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、数値制御により加工を行なうための数値制
御情報を作成する数値制御情報作成装置に関し、特に加
工方法の判定条件及び切削条件の設定方式に特徴を有す
る数値制御情報作成装置に関する。
(従来の技術) 図形表示装置を用いて対話形式で必要なデータを入力
することにより、設計図面からNCプログラム等の数値制
御情報を作成する数値制御情報作成装置が実用化されて
いる。
このような数値制御情報作成装置によれば、設計図面
に記載されている部品の形状に従って、対応する操作盤
上のキー,ボタン等を押すことにより加工形状を入力す
ることが出来、日常語による問いかけに応じて寸法等の
各種データを入力することが出来る。さらに、形状を確
定するのに必要な全データが入力されると即座に形状が
画面上に描かれ、入力データの正否を確認することが出
来る。数値制御情報の作成に必要な全データが入力され
ると、予め設定してある加工条件に従った自動計算によ
り数値制御情報が作成され、工具軌跡が図形表示され
る。また、加工時の諸条件を考慮したオペレータの判断
により数値制御情報を更に最適なものとしたい場合は、
対話形式で工具軌跡や切削条件を修正することが出来
る。
このような従来の数値制御情報作成装置について、第
8図のブロック図を参照して説明する。
入力装置1は操作盤などの入力装置であり、各種の操
作ボタン,キーを備えている。また、表示装置2は文字
及び図形の表示装置であり、オペレータは入力装置1及
び表示装置2を使用して数値制御情報作成装置を操作す
る。表示装置2には、加工条件修正,加工形状入力,数
値制御情報作成,数値制御情報修正,数値制御情報出力
などの案内が表示され、案内表示に対応する入力装置1
の操作ボタン,キーを操作することにより、各処理部を
呼び出すことが出来る。加工条件修正に対応する操作ボ
タン,キーを操作すると加工条件修正処理部3が呼び出
され、この加工条件修正処理部3により、数値制御情報
の作成に先立って加工条件記憶部4の加工条件を修正す
ることが出来る。加工条件は第9図に示すように加工方
向判定値AR及び切削条件表などから成り、表示装置2に
案内表示が表示され、その表示に従って修正項目に対応
する入力装置1の操作ボタン,キーを操作すると、現在
の設定値及び案内表示が表示装置2に表示され、入力装
置1の操作ボタン,キーから新しい設定値を入力するこ
とにより加工条件の修正が行なわれる。また、加工条件
記憶部4は、数値制御情報作成装置の電源が事故等で遮
断されても消去されない記憶装置で構成されているた
め、設定した値は次に設定するまで保持される。
一方、加工形状入力に対応する操作ボタン,キーを操
作すると加工形状入力処理部5が呼び出され、この加工
形状入力処理部5により、オペレータは設計図面を基に
して加工形状記憶部6に加工形状を入力することが出来
る。加工形状は第10図に示すように加工形状CF及び材質
コードMなどから成り、先ず表示装置2の案内表示に従
って材質コードを入力装置1の操作ボタン,キーで入力
する。次に直線,円弧などの形状要素に対応する入力装
置1の操作ボタン,キーを押すと、座標値,半径などの
案内表示が表示装置2に表示され、それに従って設計図
面に記された数値を入力装置1より入力するという操作
により、必要とする形状要素を順に入力して行くことで
加工形状が入力される。更に、数値制御情報作成に対応
する操作ボタン,キーを操作すると数値制御情報作成処
理部7が呼び出され、この数値制御情報作成処理部7に
より加工形状及び加工条件が読出され、数値制御情報記
憶部9に数値制御情報が作成される。数値制御情報は第
11図に示すように、工具軌跡CP,加工方向コードCM,切削
条件等から成る。
ここで、数値制御情報作成処理部7の動作例を示すフ
ローチャートを第12図に示して説明する。
先ず加工形状CFから第10図の横寸法H,縦寸法V,加工半
径Rを求める(ステップS1)。これらは、加工形状CFを
構成する直線,円弧などの形状要素の座標値を全て調
べ、Z座標の最大値及び最小値の差を横寸法H,X座標の
最大値及び最小値の差の1/2を縦寸法V,X座標最小値の1/
2を加工半径Rとすることにより求められる。次にH/
(H+V)を計算して加工方向判定値ARと大小比較する
ことにより、加工形状CFが加工方向判定値ARで示された
形状より横長であるか又は縦長であるかを判定する(ス
テップS2)。H/(H+V)が加工方向判定値ARより大き
い場合は、加工形状CFは横長であるので、加工方向コー
ドCMに長手方向を示す数“1"を設定する(ステップS
3)。逆に小さい場合は縦長であるので、加工方向コー
ドCMに端面方向を示す数“2"を設定する(ステップS
4)。
次に、加工方向コードCMに従って工具軌跡CPを作成し
て数値制御情報記憶部9に書込む。この処理は、加工方
向コードCMが“1"の場合は、順に記憶されている加工形
状CFを構成する直線,円弧などの形状要素をX座標値が
大きい順になるように並べ直し、加工方向コードCMが
“2"の場合は、X座標値が大きい順になるように並べ直
し、数値制御情報記憶部9の工具軌跡CPに書込むことに
より実行される(ステップS5)。そして、材質コードM
より加工条件記憶部4の切削条件表の行位置を求めて切
削速度Vを読出し(第9図)、送り速度F,切込量Dはそ
のまま数値制御情報記憶部9の送り速度F,切込量Dに書
込む(第11図)(ステップS6)。続いて、切削速度V及
び加工半径Rから方程式S=1000×V/(2×円周率×
R)により回転数Sを求め、この回転数を数値制御情報
記憶部9の回転数Sに書込む(ステップS7)。
数値制御情報が作成されると、工具軌跡CP,加工方向
コードCM及び切削条件などが表示装置2に表示され、作
成された数値制御情報を確認することが出来る。
更に又、数値制御情報修正に対応する操作ボタン,キ
ーを操作すると数値制御情報修正処理部8が呼び出さ
れ、この数値制御情報修正処理部8によれば、オペレー
タの判断により数値制御情報を修正して更に最適なもの
とすることが出来る。数値制御情報修正処理部8の動作
例を、第13図のフローチャートを参照して説明する。
先ず加工方法,切削条件,終了などの案内表示が表示
装置2に表示されると共に、案内表示に対応した操作ボ
タン,キーによるオペレータからの指令を受付け(ステ
ップS10)、操作された指令内容を判別する(ステップS
11)。指令が加工方法であれば、案内表示に従い加工方
向コードCMの修正値を入力装置1から入力でき、加工方
向コードCMを修正すると第12図のステップS5と同様の処
理によって工具軌跡CPが自動計算されて表示装置2に表
示される(ステップS12)。そして、加工方法の修正処
理が終了するとステップS1へ戻る。また、指令内容が切
削条件であればその案内が表示装置2に表示され、入力
装置1から新しい設定値を入力することにより切削条件
の修正が行なわれる(ステップS13)。そして、切削条
件の修正処理が終了するとステップS1へ戻る。さらに、
指令内容が終了であれば数値制御情報修正処理を終了す
る。
数値制御情報出力に対応する操作が入力装置1から入
力されると数値制御情報出力処理部10が呼び出され、こ
の数値制御情報出力処理部10により数値制御情報をNCプ
ログラムなどの形式に変換し、フロッピーディスク駆動
装置や紙テープ打出し装置などの出力装置11から取出す
ことが出来る。また本装置が数値制御工作機械に組み込
まれた場合は、この数値制御情報出力処理部10により数
値制御情報を数値制御工作機械のNC制御部に転送し、直
接加工を行なうことが出来る。
(発明が解決しようとする課題) 上述のような数値制御情報作成装置によれば、オペレ
ータがデータ入力前に第11図に示す加工方向コードCMな
どの加工方法について検討する必要がなく、加工方法を
熟知していない初心者でも容易に使いこなすことが出
来、熟練オペレータであれば検討の手間を省き、必要に
応じて数値制御情報を修正すれば良い。しかし、このよ
うな効果を発揮するのは第9図に示す加工方向判定値AR
や切削条件表などの加工条件が適切に設定された場合で
あり、加工条件が不適切であれば修正が必要であるが、
加工条件のうち切削条件表は切削加工,溝加工,ネジ加
工,ドリル加工などの加工種類及び素材の材質毎にデー
タを持っているため項目数が多いことと、数値制御情報
作成処理の自動計算方法をある程度理解していなけれ
ば、切削条件表からどの項目が参照されて数値制御情報
が作成されるか分りにくく、オペレータが加工条件を適
切に設定するのは難しいという問題が存在していた。
また、加工にあたってオペレータは、切削条件表の切
削速度と数値制御情報の回転数との関係について理解し
ているべきであるが、一方で、加工方向判定値ARのよう
な数値制御情報作成装置内部のアルゴリズムの都合上設
けられた加工条件については、オペレータによる理解の
範囲を越えている。例えば、工具軌跡CPの縦横比を表し
ている加工方向判定値ARは、図形処理分野のアルゴリズ
ムに特有の概念であるため、オペレータにとって馴染み
が薄い。
本発明は上記のような事情からなされたものであり、
本発明の目的は、数値制御情報作成装置内部のアルゴリ
ズムの都合上設けられた加工条件と作成された数値制御
情報との対応関係について理解していないオペレータで
あっても、容易に適切な加工条件を設定出来る数値制御
情報作成装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、数値制御情報を作成するための加工条件,
加工形状等から数値制御情報を作成し、作成された数値
制御情報を修正する手段を有する数値制御情報作成装置
に関するものであり、本発明の上記目的は、加工形状を
記憶する加工形状記憶部と、数値制御情報を記憶する数
値制御情報記憶部と、長手加工もしくは端面加工のどち
らかの加工方向を決定するための加工方向判定値と前記
加工形状の縦横比単位での前記加工方向の度数分布とを
記憶する加工条件記憶部と、前記加工形状の縦横比を算
出すると共に算出した縦横比と前記加工条件記憶部に記
憶されている加工方向判定値との比較を行って加工が長
手加工であるか端面加工であるかを表す加工方向を決定
し数値制御情報を作成して前記数値制御情報記憶部に記
憶させる数値制御情報作成処理部と、前記数値制御情報
記憶部に記憶されている数値制御情報の加工方向をオペ
レータによる操作にしたがって修正する数値制御情報修
正処理部と、前記数値制御情報記憶部に記憶されている
数値制御情報が出力される時点で前記加工条件記憶部に
記憶されている度数分布を更新すると共に更新した度数
分布に基づいて前記加工条件記憶部に記憶されている加
工方向判定値を自動修正する加工条件自動修正処理部と
を設けることにより達成される。
(作用) 本発明の数値制御情報作成装置によれば、加工方法や
切削条件などの数値制御情報の修正結果から、修正結果
と同じ数値制御情報を作成し得る加工条件を逆算すると
共に、対応する項目を算出し、自動的に加工条件を修正
する加工条件自動修正機能と、加工条件自動修正機能が
働く条件をオペレータが自由に選べるようにするための
加工条件自動修正の有効/無効設定機能と、必要に応じ
ていつまでも加工条件自動修正を実行できるように、加
工条件自動修正指令を設けた数値制御情報修正処理部を
具備している。これにより、数値制御情報を修正するこ
とにより自動的に加工条件が修正されるため、オペレー
タが加工条件と作成された数値制御情報との対応を理解
していなくとも、容易に適切な加工条件を設定すること
が出来る。
(実施例) 本発明の実施例を第1図のブロック図を参照して説明
する。第1図は本発明の数値制御情報作成装置の一例を
第8図に対応させて示すブロック図であり、同一構成箇
所には同一符号を付して説明を省略する。
本発明における数値制御情報修正処理部8Aは従来と同
様に、表示装置2の案内表示に従って対応する操作ボタ
ン,キーを操作することにより呼び出される。数値制御
情報修正処理部8Aの動作を、第2図のフローチャートに
従って説明する。
先ず加工方法,切削条件,終了,学習,自動学習入切
などの案内表示が表示装置2に表示されると共に、案内
表示に対応した入力装置1によるオペレータからの指令
を受付け(ステップS20)、入力された指令内容を判別
する(ステップS21)。指令が加工方法であれば、上述
した第13図のステップS12と同様に加工方法の修正処理
を実行し(ステップS22)、第3図に示す数値制御情報
記憶部9Aの加工方法修正フラグを“1"に設定してステッ
プS26へ進む(ステップS24)。また、指令が切削条件で
あれば上述した第13図のステップS13と同様に切削条件
の修正処理を実行し(ステップS23)、第3図に示す数
値制御情報記憶部9Aの切削条件修正フラグを“1"に設定
してステップS26へ進む(ステップS25)。なお、加工方
法修正フラグ及び切削条件修正フラグは数値制御情報作
成処理部7により予め“0"に設定されている。上記ステ
ップS26においては、自動修正フラグ記憶部13の自動修
正フラグの値が“1"であるか否かを判定し、“1"であれ
ばステップS27へ進み、それ以外であればステップS20へ
戻る(ステップS26)。
また、入力された指令が学習であれば後述する加工条
件自動修正処理を実行してステップS20へ戻る(ステッ
プS27)。更に、入力された指令が自動学習入切であれ
ば自動修正フラグの現在の設定値及び案内表示が表示装
置2に表示され、入力装置1から新しい設定値を入力す
ることにより自動修正フラグを設定でき、設定が終了す
るとステップS20へ戻る(ステップS28)。なお、自動修
正フラグ記憶部13は数値制御情報作成装置の電源が遮断
されても消去されない記憶装置で構成されているため、
設定した値は次に設定するまで保持される。更に又、入
力された指令が終了であれば数値制御情報修正処理を終
了する。
加工条件自動修正処理部12は数値制御情報の修正結果
を基に加工条件を自動修正する処理であり、本発明の主
要部をなすものである。この加工条件修正処理部12は数
値制御情報修正処理部8Aで説明したように、数値制御情
報に修正がある場合に呼び出され、修正がない場合は呼
び出されない。また、数値制御情報修正処理部8Aが実行
されなかった場合も呼び出されない。ここで、加工条件
自動修正処理部12の動作例を、第4図のフローチャート
を参照して説明する。
先ず加工方法修正フラグが“1"であるか否かを判定し
(ステップS30)、“1"であればステップS33へ進み、そ
れ以外であればステップS33へ進む。そして、加工方法
修正フラグが“1"であれば、上述した第12図のステップ
S1と同様に横寸法H,縦寸法Vを求め(ステップS31)、H
/(H+V)を計算して加工条件記憶部4の加工方向判
定値ARに書込む(ステップS32)。これにより加工形状
記憶部6の加工形状CFを基準とした加工方向判定値ARを
設定することが出来る。次に、切削条件修正フラグが
“1"であるか否かを判定して(ステップS33)、“1"で
あればステップS34へ進み、それ以外であれば加工条件
自動修正処理を終了する。切削条件修正フラグが“1"で
あれば上述した第12図のステップS1と同様に加工半径R
を求め(ステップS34)、加工半径R及び数値制御情報
記憶部9Aの回転数Sから方程式V=2×円周率×R×S/
1000より切削速度Vを求める(ステップS35)。加工形
状記憶部6の材質コードMより加工条件記憶部4の切削
条件表の行位置を求めて、切削速度V及び数値制御情報
記憶部9Aの送り速度F、切込量Dを切削条件表の切削速
度V及び送り速度F、切込量Dに書込加工条件自動修正
処理を終了する(ステップS36)。これにより、修正さ
れた数値制御情報より切削条件を逆算して切削条件表の
該当箇所に設定することが出来る。
なお、ここでは旋削加工の例について示したが溝加
工,ネジ加工,ドリル加工などの加工種類に適用しても
同様の効果が得られることは言うまでもない。また、フ
ライス加工やエンドミル加工,切削加工についても同様
である。
すなわち、穴加工において穴の深さH,穴の直径Dより
求めたH/(H+D)が判定値より大きければドリル加工
を行ない、小さければ端面加工を行なうように数値制御
情報が作成されるが、数値制御情報が修正された場合は
加工形状よりH/(H+D)を求めて判定値に書込むこと
により加工条件を自動修正出来る。さらに、溝加工にお
いて、溝の幅Wが判定値より大きければ複数の切込回数
で加工し、小さければ1回の切込みで加工するように数
値制御情報が作成されるが、数値制御情報が修正された
場合は幅Wを判定値に書込むことにより加工条件を自動
修正出来る。また、フライス加工において、工具の直径
D[mm],工具の刃数N[個],切削条件表の切削速度
V[m/分]及び一刃あたりの送り量FT[mm/刃]から方
程式 S=1000×V/(円周率×D) ……(1) 及び方程式 F=FT×N×1000×V/(円周率×D) ……(2) により数値制御情報の回転数S[回転/分],送り速度
F[mm/分]を求めて数値制御情報が作成されるが、数
値制御情報が修正された場合は方程式 V=円周率×D×S/1000 ……(3) 及び方程式 FT=F/(N×S) ……(4) により切削速度V及び一刃あたりの送り量FTを逆算する
と共に、材質コードより切削条件表の行位置を求めて切
削条件表に書込むことにより加工条件を自動修正出来
る。
なお、他の加工種類でも、切削条件表から数値制御情
報の切削条件を求める方程式は簡単であり、数値制御情
報が修正された場合に、数値制御情報の切削条件から切
削条件表に書込むべき値を逆算する方程式を導くのは容
易である。また、ここでは横寸法H,縦寸法Vを求め、H/
(H+V)により判定値を逆算してそのまま加工方向判
定値ARに書込む方法を示したが、この他にも過去の判定
値及び判定値に関連する数値制御情報を順番に保存して
おき、平均値や重み付き平均値,度数分布表などの統計
的手法を用いて加工条件の判定値に書込む値を求める方
法や、平均値や重み付き平均値,度数分布表などを保存
しておき、それを用いて加工条件の判定値に書込む値を
求める方法などが考えられる。
加工対象物を長手方向に加工した方がよいか、端面方
向に加工した方がよいかについては、工具軌跡の縦横比
が例えば0.5よりも大きいか否かといった比較のみによ
り画一的に決定することができず、その判断は素材の材
質及び使用する工具などの組み合わせやユーザの経験に
基づく好みによって変わってくる。一方、工具軌跡の縦
横比は切削により除去すべき領域の性質を表しているた
め、最適な加工方向判定値は加工対象物によってその都
度変化するものではなく一定の普遍性がある。
このため、上述したような統計的手法を用いて加工方
向判定値を修正する手法が有効である。
以下に、度数分布表を保存しておき、それを用いて加
工条件の判定値に書込む値を求める方法について具体的
に説明する。
先ず、第1図の加工条件記憶部4に第5図に示す度数
分布表を追加する。この度数分布表は、配列の添字が
“0"から“9"までの2つの配列,長手度数及び端面度数
から成り、それぞれ長手方向で加工した回数,端面方向
で加工した回数を表わしている。配列の添字は判定値の
10倍に対応し、 となる。
さらに、数値制御情報が完成して数値制御情報作成装
置から出力される時点、すなわち第1図の数値制御情報
出力処理部10が実行される直前に、第6図に示す処理を
実行して度数分布表を更新する。以下に第6図のフロー
チャートについて説明する。
既に説明した第12図のステップS1と同様に横寸法H,縦
寸法Vを求め(ステップS40)、判定値をH/(H+V)
により求めて(ステップS41)、判定値×10により配列
の添字Iを求める(ステップS42)。次に、第1図の数
値制御情報記憶部9Aの加工方向コードを判定し(ステッ
プS43)、“1"、すなわち長手方向であれば長手度数
(I)に“1"を加算し(ステップS44)、“2"、すなわ
ち端面方向であれば端面度数(I)に“1"を加算して処
理を終了する(ステップS45)。
次に、度数分布表を用いて加工条件の判定値に書込む
値を求める処理について第7図のフローチャートを参照
して説明する。なお、この処理は第1図の加工条件自動
修正処理部12において実行される。
先ず、長手度数(0)から長手度数(9)までを全て
加算した長手総度数SNと、端面度数(0)から端面度数
(9)までを全て加算した端面総度数STとを求め(ステ
ップS50)、評価値の最大値VMAXを“0"に、評価値がVMA
Xとなるときの配列の添字IMAXを中央値の“5"に、配列
を走査するための添字Iを“1"にそれぞれ初期化する
(ステップS51)。次に、長手度数(I)から長手度数
(9)までを全て加算した長手部分度数BNを求め(ステ
ップS52)、端面度数(0)から端面度数(I−1)ま
でを全て加算した端面部分度数BTを求める(ステップS5
3)。BN/SNにより判定値をI/10とした場合、正しく判定
される長手加工の割合を求め、また、BT/STにより判定
値をI/10とした場合に正しく判定される端面加工の割合
を求め、両者の積を評価値Vとする(ステップS54)。
そして、この評価値Vが評価値の最大値VMAXより大きい
か否かを判定し(ステップS55)、大きければVMAXを更
新し、その時のIをIMAXに設定してステップS57へ進み
(ステップS56)、さもなければ何もせずステップS57へ
進む。次にIに“1"を加算し(ステップS57)、Iが“1
0"より小さければステップS52に戻り、さもなければス
テップS59に進む(ステップS58)。第1図の加工条件記
憶部4の加工方向判定値ARにIMAX/10を書込み、処理を
終了する(ステップS59)。
なお、過去の判定値及び判定値に関連する数値制御情
報を順番に保存しておく場合は、加工条件自動修正処理
部12において第7図で説明した処理を行なう前に、第6
図で説明した処理に相当する処理を実行して度数分布表
を作成しておけば良い。
(発明の効果) 以上のように本発明の数値制御情報作成装置によれ
ば、加工条件が適切でなかった場合でも、数値制御情報
を修正することにより自動的に加工条件が修正されるた
め、オペレータが加工条件と作成された数値制御情報と
の対応を理解していなくとも容易に適切な加工条件を設
定出来る。また、次回からは修正された切削条件に従っ
て数値制御情報が作成されるため、適切な数値制御情報
が自動的に作成され、数値制御情報の修正が不要とな
る。
さらに、数値制御情報修正処理において数値制御情報
の修正結果から自動的に加工条件を修正する処理が働く
条件をオペレータが自由に選べるため、一般的でない加
工のため数値制御情報を修正する場合は働かないように
でき、その場合でも必要に応じて、いつでも自動的に加
工条件を修正する処理を実行出来るという優れた操作性
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御情報作成装置の一例を示すブ
ロック図、第2図は本発明の数値制御情報修正処理を説
明するためのフローチャート、第3図は本発明の数値制
御情報記憶部を説明するための図、第4図は本発明の主
要部を説明するためのフローチャート、第5図は度数分
布表を説明するための図、第6図は度数分布表の更新処
理を説明するためのフローチャート、第7図は度数分布
表を使用した加工条件自動修正処理の主要部を説明する
ためのフローチャート、第8図は従来の数値制御情報作
成装置の一例を示すブロック図、第9図は加工条件記憶
部を説明するための図、第10図は加工形状記憶部を説明
するための図、第11図は従来の数値制御情報記憶部を説
明するための図、第12図は従来の数値制御情報作成処理
を説明するためのフローチャート、第13図は従来の数値
制御情報修正処理を説明するためのフローチャートであ
る。 1……入力装置、2……表示装置、3……加工条件修正
処理、4……加工条件記憶部、5……加工形状入力処理
部、6……加工形状記憶部、7……数値制御情報作成処
理部、8A……数値制御情報修正処理部、9A……数値制御
情報記憶部、10……数値制御情報出力処理部、11……出
力装置、12……自動修正フラグ記憶部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工形状を記憶する加工形状記憶部と、数
    値制御情報を記憶する数値制御情報記憶部と、長手加工
    もしくは端面加工のどちらかの加工方向を決定するため
    の加工方向判定値と前記加工形状の縦横比単位での前記
    加工方向の度数分布とを記憶する加工条件記憶部と、前
    記加工形状の縦横比を算出すると共に算出した縦横比と
    前記加工条件記憶部に記憶されている加工方向判定値と
    の比較を行って加工が長手加工であるか端面加工である
    かを表す加工方向を決定し数値制御情報を作成して前記
    数値制御情報記憶部に記憶させる数値制御情報作成処理
    部と、前記数値制御情報記憶部に記憶されている数値制
    御情報の加工方向をオペレータによる操作にしたがって
    修正する数値制御情報修正処理部と、前記数値制御情報
    記憶部に記憶されている数値制御情報が出力される時点
    で前記加工条件記憶部に記憶されている度数分布を更新
    すると共に更新した度数分布に基づいて前記加工条件記
    憶部に記憶されている加工方向判定値を自動修正する加
    工条件自動修正処理部とを有することを特徴とする数値
    制御情報作成装置。
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