JP2684724B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JP2684724B2 JP2684724B2 JP63289514A JP28951488A JP2684724B2 JP 2684724 B2 JP2684724 B2 JP 2684724B2 JP 63289514 A JP63289514 A JP 63289514A JP 28951488 A JP28951488 A JP 28951488A JP 2684724 B2 JP2684724 B2 JP 2684724B2
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- Japan
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- paper
- recording
- posture
- sheet
- attitude
- Prior art date
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- Forming Counted Batches (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、視覚情報等を用紙に記録する複写機やプリ
ンタ、ファクシミリ等の記録装置に関し、詳しくは、用
紙に情報を記録するための記録手段と、その記録手段に
用紙を供給するための給紙手段と、記録手段から用紙を
排出するための排出手段と、その排紙手段からの用紙を
重ねて保管する排紙収容部とを備えた記録手段に関す
る。
ンタ、ファクシミリ等の記録装置に関し、詳しくは、用
紙に情報を記録するための記録手段と、その記録手段に
用紙を供給するための給紙手段と、記録手段から用紙を
排出するための排出手段と、その排紙手段からの用紙を
重ねて保管する排紙収容部とを備えた記録手段に関す
る。
この種の記録装置では、互いに内容が異なる複数の記
録を順に行ない、それら記録内容が異なる用紙を同一の
排紙収容部に排出した場合、記録内容が異なる用紙が重
ね保管されるため、事後において記録内容毎に用紙を仕
分ける必要がある。また、記録装置では、記録内容が同
じ用紙であっても、所定枚数づつ仕分けたい場合があ
る。
録を順に行ない、それら記録内容が異なる用紙を同一の
排紙収容部に排出した場合、記録内容が異なる用紙が重
ね保管されるため、事後において記録内容毎に用紙を仕
分ける必要がある。また、記録装置では、記録内容が同
じ用紙であっても、所定枚数づつ仕分けたい場合があ
る。
ところが、用紙がぴったりと重ね保管されていると、
用紙を仕分ける境目が区別しにくく、仕分けの作業性が
悪い。
用紙を仕分ける境目が区別しにくく、仕分けの作業性が
悪い。
そこで、従来では排紙収容部と、排紙手段による用紙
の搬送方向に対して左右に往復移動させるための姿勢切
替手段を設け、先に排出された用紙と仕分ける必要のあ
る用紙が排出されてきたとき、排紙収容部を往復移動端
の反対側に移動させることによりその用紙を先に排出さ
れた用紙と平行な姿勢で、かつ、前記搬送方向と垂直な
方向に位置ずれした状態で先に排出された用紙上に重な
り保管させ、用紙の位置ずれ箇所を仕分けの境目となる
ようにしていた。
の搬送方向に対して左右に往復移動させるための姿勢切
替手段を設け、先に排出された用紙と仕分ける必要のあ
る用紙が排出されてきたとき、排紙収容部を往復移動端
の反対側に移動させることによりその用紙を先に排出さ
れた用紙と平行な姿勢で、かつ、前記搬送方向と垂直な
方向に位置ずれした状態で先に排出された用紙上に重な
り保管させ、用紙の位置ずれ箇所を仕分けの境目となる
ようにしていた。
また、前記給紙手段を複数備えた記録装置では、その
給紙手段に色、サイズ等が記録用の用紙と異なる目印用
の用紙を備付けて、一連の記録動作が終了する毎に、前
記色、サイズ等の異なる用紙を給紙することにより、仕
分けの境目に目印用の用紙を介在させるようにしたもの
もあった。
給紙手段に色、サイズ等が記録用の用紙と異なる目印用
の用紙を備付けて、一連の記録動作が終了する毎に、前
記色、サイズ等の異なる用紙を給紙することにより、仕
分けの境目に目印用の用紙を介在させるようにしたもの
もあった。
ところが、これらの従来技術は、排紙収容部に収容さ
れた用紙の仕分けを容易にすることを目的としている
が、前者の記録装置では、排紙収容部に収容された用紙
の向きが同じで、短辺又は長辺方向に位置ずれして重な
り合っているだけであるので、用紙を排紙収容部から取
出すとき、又は、取出した後用紙を持ち運ぶ際に、短辺
又は長辺方向の外力が作用するとそれら用紙が容易に整
合されてしまい、用紙の仕分けが困難になるという欠点
があった。
れた用紙の仕分けを容易にすることを目的としている
が、前者の記録装置では、排紙収容部に収容された用紙
の向きが同じで、短辺又は長辺方向に位置ずれして重な
り合っているだけであるので、用紙を排紙収容部から取
出すとき、又は、取出した後用紙を持ち運ぶ際に、短辺
又は長辺方向の外力が作用するとそれら用紙が容易に整
合されてしまい、用紙の仕分けが困難になるという欠点
があった。
また、後者の記録装置では、適用できる記録装置が複
数の給紙手段をもつものに限定されるといったように、
汎用性に欠け、しかも仕分けの為に用いる用紙は、その
仕分け作業が終了すると無駄なものとなり、経済性に欠
けるという欠点があった。
数の給紙手段をもつものに限定されるといったように、
汎用性に欠け、しかも仕分けの為に用いる用紙は、その
仕分け作業が終了すると無駄なものとなり、経済性に欠
けるという欠点があった。
本発明の目的は、上述した従来欠点を解消する点にあ
る。
る。
この目的を達成するため、本発明による記録装置は、
用紙に情報を記録する記録手段と、同一サイズの用紙を
第1姿勢で保持する第1用紙保持手段と、第1姿勢と異
なる向きの第2姿勢で保持する第2用紙保持手段と、第
1用紙保持手段若しくは第2用紙保持手段から記録手段
に用紙を供給する供給手段とを備えた記録装置におい
て、記録済みの用紙を仕分けるために、第1用紙保持手
段若しくは第2用紙保持手段からの用紙の供給動作を選
択的に切替え、記録手段に供給される用紙の姿勢を切替
える用紙姿勢切替手段と、用紙姿勢切替手段により切替
えられた用紙の第1姿勢若しくは第2姿勢と、記録手段
による記録情報の姿勢とが一致するように、記録情報の
姿勢を切替える情報姿勢切替手段と、用紙の姿勢と記録
情報の姿勢とを一致させて記録を完了した第1姿勢若し
くは第2姿勢の用紙を排出する排出手段と、排出手段に
より排出された記録済みの第1姿勢若しくは第2姿勢の
用紙を重ねて保管する排紙収容部とを備える。
用紙に情報を記録する記録手段と、同一サイズの用紙を
第1姿勢で保持する第1用紙保持手段と、第1姿勢と異
なる向きの第2姿勢で保持する第2用紙保持手段と、第
1用紙保持手段若しくは第2用紙保持手段から記録手段
に用紙を供給する供給手段とを備えた記録装置におい
て、記録済みの用紙を仕分けるために、第1用紙保持手
段若しくは第2用紙保持手段からの用紙の供給動作を選
択的に切替え、記録手段に供給される用紙の姿勢を切替
える用紙姿勢切替手段と、用紙姿勢切替手段により切替
えられた用紙の第1姿勢若しくは第2姿勢と、記録手段
による記録情報の姿勢とが一致するように、記録情報の
姿勢を切替える情報姿勢切替手段と、用紙の姿勢と記録
情報の姿勢とを一致させて記録を完了した第1姿勢若し
くは第2姿勢の用紙を排出する排出手段と、排出手段に
より排出された記録済みの第1姿勢若しくは第2姿勢の
用紙を重ねて保管する排紙収容部とを備える。
つまり、姿勢切替手段を第1状態と第2状態とに切替
えることにより、排紙収容部での用紙の姿勢を第1姿勢
と第2姿勢とに選択できるため、用紙を仕分けたい場
合、先の用紙と分けたい用紙を排紙収容部に保管させる
都度、先の用紙が第1姿勢で保管されていれば姿勢切替
手段を第2状態に、先の用紙が第2姿勢で保管されてい
れば姿勢切替手段を第1状態に夫々切替えることによ
り、仕分けるべき用紙を排紙収容部に重ね保管させなが
らも、先の用紙と後の用紙との姿勢を異ならせ、用紙間
に別途、仕分け用の目印となる用紙を差入れなくても、
その姿勢の異なりをもって先の用紙と後の用紙とを容易
に区別べきる。しかも、先の用紙と後の用紙とを区別す
るための異なる姿勢が第1指定と第2姿勢とであって、
排紙収容部から用紙を取出すとき、又は、取出した後、
用紙を持ち運ぶ際に、短辺又は長辺方向の外力が作用し
ても第1姿勢および第2姿勢の乱れはあるものの、第1
姿勢の用紙と第2姿勢の用紙が整合されることはよほど
のことがないかぎり生じないため、排紙収容部から用紙
を取出したのちも、仕分けすべき用紙を区別できる。
えることにより、排紙収容部での用紙の姿勢を第1姿勢
と第2姿勢とに選択できるため、用紙を仕分けたい場
合、先の用紙と分けたい用紙を排紙収容部に保管させる
都度、先の用紙が第1姿勢で保管されていれば姿勢切替
手段を第2状態に、先の用紙が第2姿勢で保管されてい
れば姿勢切替手段を第1状態に夫々切替えることによ
り、仕分けるべき用紙を排紙収容部に重ね保管させなが
らも、先の用紙と後の用紙との姿勢を異ならせ、用紙間
に別途、仕分け用の目印となる用紙を差入れなくても、
その姿勢の異なりをもって先の用紙と後の用紙とを容易
に区別べきる。しかも、先の用紙と後の用紙とを区別す
るための異なる姿勢が第1指定と第2姿勢とであって、
排紙収容部から用紙を取出すとき、又は、取出した後、
用紙を持ち運ぶ際に、短辺又は長辺方向の外力が作用し
ても第1姿勢および第2姿勢の乱れはあるものの、第1
姿勢の用紙と第2姿勢の用紙が整合されることはよほど
のことがないかぎり生じないため、排紙収容部から用紙
を取出したのちも、仕分けすべき用紙を区別できる。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
記録装置の一例であり電子写真式光プリンタ(以下プ
リンタと記す)(A)は、パーソナルコンピュータやワ
ードプロセッサ等のOA機器(以下ホストコンピュータと
記す)(HC)に接続し、ホストコンピュータ(HC)から
入力される記録情報に基づいてハードコピーを得る装置
であり、第2図に示すように、給紙手段(B)と記録手
段(C)と排紙手段(D)と排紙収容部(E)とからな
る画像形成プロセス実行手段と、制御部(F)とから構
成してある。
リンタと記す)(A)は、パーソナルコンピュータやワ
ードプロセッサ等のOA機器(以下ホストコンピュータと
記す)(HC)に接続し、ホストコンピュータ(HC)から
入力される記録情報に基づいてハードコピーを得る装置
であり、第2図に示すように、給紙手段(B)と記録手
段(C)と排紙手段(D)と排紙収容部(E)とからな
る画像形成プロセス実行手段と、制御部(F)とから構
成してある。
前記給紙手段(B)は、上下3段の給紙カセット
(1)と、それら各給紙カセット(1)から用紙を前記
記録手段(C)に給送するための給紙機構とを設けて構
成してある。
(1)と、それら各給紙カセット(1)から用紙を前記
記録手段(C)に給送するための給紙機構とを設けて構
成してある。
前記給紙機構は、前記給紙カセット(1)夫々から用
紙を送り出す給紙ローラ(2)と、用紙の重送を防止す
る逆転さばきローラ(3)と、前記記録手段(C)と同
期をとって用紙を搬送するタイミングローラ(4)を用
紙給送方向に沿って配設して構成してある。前記給紙カ
セット(1)は、夫々上段から、A4縦、A4横、A3縦の各
サイズの用紙を収納するものである。
紙を送り出す給紙ローラ(2)と、用紙の重送を防止す
る逆転さばきローラ(3)と、前記記録手段(C)と同
期をとって用紙を搬送するタイミングローラ(4)を用
紙給送方向に沿って配設して構成してある。前記給紙カ
セット(1)は、夫々上段から、A4縦、A4横、A3縦の各
サイズの用紙を収納するものである。
前記記録手段(C)は、回転自在な感光体ドラム
(5)を設け、その回転方向に沿って、帯電器(6)
と、光プリントヘッド(7)と、現像器(8)と、転写
・分離装置(9)、クリーニング装置(10)とイレーサ
ランプ(11)とを配設して構成してあり、以下のプロセ
スに従って前記記録情報を用紙に記録するものである。
(5)を設け、その回転方向に沿って、帯電器(6)
と、光プリントヘッド(7)と、現像器(8)と、転写
・分離装置(9)、クリーニング装置(10)とイレーサ
ランプ(11)とを配設して構成してあり、以下のプロセ
スに従って前記記録情報を用紙に記録するものである。
[1]前記帯電器(6)によって一様に帯電した感光体
ドラム(5)の表面を、前記ホストコンピュータ(HC)
から入力される記録情報に基づいて駆動される前記光プ
リントヘッド(7)により露光して静電潜像を形成す
る。
ドラム(5)の表面を、前記ホストコンピュータ(HC)
から入力される記録情報に基づいて駆動される前記光プ
リントヘッド(7)により露光して静電潜像を形成す
る。
[2]静電潜像に、前記現像器(8)内のトナーを付着
し可視像とした後、前記転写・分離装置(9)で前記タ
イミングローラ(4)から搬送される用紙にそのトナー
像を転写する。
し可視像とした後、前記転写・分離装置(9)で前記タ
イミングローラ(4)から搬送される用紙にそのトナー
像を転写する。
[3]前記感光体ドラム(5)上の残存トナーを前記ク
リーニング装置(10)で除去し、前記イレーサランプ
(11)で残留電荷を放電させ次のプロセスに備える。
リーニング装置(10)で除去し、前記イレーサランプ
(11)で残留電荷を放電させ次のプロセスに備える。
前記光プリントヘッド(7)は、PLZT等からなる光シ
ャッタアレイを、前記感光体ドラム(5)の軸芯方向に
沿って配置し、その背後に前記軸芯方向に沿って一様な
光源を配設して構成してあり、後述の画像データに基づ
いて、前記光シャッタアレイの1画素に対応する各光シ
ャッタ部を選択的に駆動することで光を透過又は遮断し
て画素単位の露光を行なうようになっている。
ャッタアレイを、前記感光体ドラム(5)の軸芯方向に
沿って配置し、その背後に前記軸芯方向に沿って一様な
光源を配設して構成してあり、後述の画像データに基づ
いて、前記光シャッタアレイの1画素に対応する各光シ
ャッタ部を選択的に駆動することで光を透過又は遮断し
て画素単位の露光を行なうようになっている。
前記排紙手段(D)は、搬送装置(12)と定着装置
(13)と排紙装置(14)とから構成してある。
(13)と排紙装置(14)とから構成してある。
前記搬送装置(12)は、用紙を前記記録手段(C)か
ら前記定着装置(13)へ搬送するものである。前記定着
装置(13)は、用紙上のトナー像を加熱熔融して定着す
るものである。前記排紙装置(14)は、U字形の搬送ガ
イド板(14b)と、その両端に設けた排紙ローラ(14
a),(14c)とで構成してあり、用紙をUターンさせ
て、記録面が下方向きとなる姿勢にさせて排出するもの
である。
ら前記定着装置(13)へ搬送するものである。前記定着
装置(13)は、用紙上のトナー像を加熱熔融して定着す
るものである。前記排紙装置(14)は、U字形の搬送ガ
イド板(14b)と、その両端に設けた排紙ローラ(14
a),(14c)とで構成してあり、用紙をUターンさせ
て、記録面が下方向きとなる姿勢にさせて排出するもの
である。
前記排紙収容部(E)は、前記排紙ローラ(14c)の
直後に配設してあり、前記排紙手段(D)により排出さ
れてくる用紙を上下に重ねて収容するもので、用紙積載
面(15)には、用紙の有無を検出するフォトインタラプ
タからなる用紙検出センサ(16)を設けてある。
直後に配設してあり、前記排紙手段(D)により排出さ
れてくる用紙を上下に重ねて収容するもので、用紙積載
面(15)には、用紙の有無を検出するフォトインタラプ
タからなる用紙検出センサ(16)を設けてある。
前記搬送装置(12)の下方には、前記画像形成プロセ
ス実行手段を駆動するためのメインモータ(17)を配設
してある。
ス実行手段を駆動するためのメインモータ(17)を配設
してある。
前記制御部(F)は、第2図に示すように、前記搬送
装置(12)の下方に設置してあり、前記ホストコンピュ
ータ(HC)から入力される記録情報を、前記光プリント
ヘッド(7)の駆動に対応する画像データ(I)に変換
する信号処理部(G)と、前記記録手段(C)等からな
るプリンタ(A)の記録動作を制御する記録動作制御部
(H)とで構成してある。
装置(12)の下方に設置してあり、前記ホストコンピュ
ータ(HC)から入力される記録情報を、前記光プリント
ヘッド(7)の駆動に対応する画像データ(I)に変換
する信号処理部(G)と、前記記録手段(C)等からな
るプリンタ(A)の記録動作を制御する記録動作制御部
(H)とで構成してある。
前記信号処理部(G)は、文字コード等からなる前記
記録情報を、前記光プリントヘッド(7)の分解能に対
応して用紙1ページ分の画像データに展開する変換処理
部(20)と、変換処理部(20)で変換された画像データ
を記憶するビットマップメモリ(21)と、ビットマップ
メモリ(21)に対して前記画像データを書き込み又は読
み出すためのアドレスを指定するアドレス制御部(22)
と、アドレス制御部(22)で指定されたアドレスに基づ
いて、前記ビットマップメモリ(21)から用紙幅に相当
する1ライン分の画像データを順次読み出して前記光プ
リントヘッド(7)に出力する画像データ出力部(23)
とで構成してある。
記録情報を、前記光プリントヘッド(7)の分解能に対
応して用紙1ページ分の画像データに展開する変換処理
部(20)と、変換処理部(20)で変換された画像データ
を記憶するビットマップメモリ(21)と、ビットマップ
メモリ(21)に対して前記画像データを書き込み又は読
み出すためのアドレスを指定するアドレス制御部(22)
と、アドレス制御部(22)で指定されたアドレスに基づ
いて、前記ビットマップメモリ(21)から用紙幅に相当
する1ライン分の画像データを順次読み出して前記光プ
リントヘッド(7)に出力する画像データ出力部(23)
とで構成してある。
前記記録動作制御部(H)は、あらかじめ設定された
プログラムに従って、前記信号処理部(G)の動作及び
前記記録動作を制御するCPU(24)と、前記プログラム
に記憶させたメモリ(ROM)と、データメモリ(RAM)
と、入力部(25)と、出力部(26)とからなり、それら
は、アドレスバス(AB)とデータバス(DB)を介して前
記CPU(24)と接続してある。
プログラムに従って、前記信号処理部(G)の動作及び
前記記録動作を制御するCPU(24)と、前記プログラム
に記憶させたメモリ(ROM)と、データメモリ(RAM)
と、入力部(25)と、出力部(26)とからなり、それら
は、アドレスバス(AB)とデータバス(DB)を介して前
記CPU(24)と接続してある。
前記入力部(25)は、前記画像形成プロセス手段から
の用紙情報、プロセス情報等と、プリンタ(A)の操作
部(図示せず)に設けてある用紙選択キー、枚数設定キ
ー等のキー情報と、前記ホストコンピュータ(HC)から
記録情報として入力される用紙サイズ、頁数等の情報を
前記変換処理部(20)を介して入力してある。
の用紙情報、プロセス情報等と、プリンタ(A)の操作
部(図示せず)に設けてある用紙選択キー、枚数設定キ
ー等のキー情報と、前記ホストコンピュータ(HC)から
記録情報として入力される用紙サイズ、頁数等の情報を
前記変換処理部(20)を介して入力してある。
前記出力部(26)は、前記画像プロセス実行手段を動
作させる駆動信号と、前記ビットマップメモリ(21)に
記憶された画像データの読み出しアドレスを指定するた
めのアドレス制御信号等を出力する。
作させる駆動信号と、前記ビットマップメモリ(21)に
記憶された画像データの読み出しアドレスを指定するた
めのアドレス制御信号等を出力する。
かつ、プリンタ(A)は、前記排紙収容部(E)に用
紙を第1姿勢で保管させる第1状態と前記第1姿勢に交
差(直交)する第2姿勢で保管させる第2状態とに切替
自在な姿勢切替手段(K)を備えている。
紙を第1姿勢で保管させる第1状態と前記第1姿勢に交
差(直交)する第2姿勢で保管させる第2状態とに切替
自在な姿勢切替手段(K)を備えている。
前記姿勢切替手段(K)は、同一サイズの用紙を対象
とする2つの給紙カセット(1)のうち、長辺が通紙方
向に沿った縦向き姿勢となるように用紙を供給する上段
もの(1A)と、短辺が通紙方向に沿った横向き姿勢とな
るように用紙を供給する中段もの(1B)とを用い、それ
らを選択することにより、排紙収容部(E)での用紙の
姿勢を選択するものである。具体的には、所定の記録動
作が終了した後、その記録動作で選択した給紙カセット
(1)(1A又は1B)とは別の給紙カセット(1)(1B又
は1A)を選択する選択制御手段(K1)と、その選択され
た給紙カセット(1B又は1A)から給紙するように給紙手
段(B)を制御する給紙切替手段(K2)と、前記ビット
マップメモリ(21)の画像データの読み出しアドレス
を、前記選択制御手段(K1)によって選択されたカセッ
ト(1A又は1B)に収納されている用紙姿勢に合致すべく
切替設定するアドレス切替手段(K3)とからなり、前記
制御部(F)に組込まれている。
とする2つの給紙カセット(1)のうち、長辺が通紙方
向に沿った縦向き姿勢となるように用紙を供給する上段
もの(1A)と、短辺が通紙方向に沿った横向き姿勢とな
るように用紙を供給する中段もの(1B)とを用い、それ
らを選択することにより、排紙収容部(E)での用紙の
姿勢を選択するものである。具体的には、所定の記録動
作が終了した後、その記録動作で選択した給紙カセット
(1)(1A又は1B)とは別の給紙カセット(1)(1B又
は1A)を選択する選択制御手段(K1)と、その選択され
た給紙カセット(1B又は1A)から給紙するように給紙手
段(B)を制御する給紙切替手段(K2)と、前記ビット
マップメモリ(21)の画像データの読み出しアドレス
を、前記選択制御手段(K1)によって選択されたカセッ
ト(1A又は1B)に収納されている用紙姿勢に合致すべく
切替設定するアドレス切替手段(K3)とからなり、前記
制御部(F)に組込まれている。
なお、以下の説明においては、縦向き姿勢で排紙され
た場合に用紙が第1姿勢(P1)になり、横向き姿勢で排
紙された場合に用紙が第2姿勢(P2)になるものとす
る。
た場合に用紙が第1姿勢(P1)になり、横向き姿勢で排
紙された場合に用紙が第2姿勢(P2)になるものとす
る。
上述のプリンタ(A)の動作を、第4図及び第5図に
示す前記CPU(24)の実行処理手順のフローチャートに
基づいて説明する。尚、記録手段(C)等、本発明に直
接関係のない処理に関しては、簡略又は省略してある。
示す前記CPU(24)の実行処理手順のフローチャートに
基づいて説明する。尚、記録手段(C)等、本発明に直
接関係のない処理に関しては、簡略又は省略してある。
メインルーチンは、以下のごとく構成してある。
〈#1〉初期設定 プリンタ(A)に電源が投入されると、前記CPU(2
4)に所定時間リセット信号が入力される。リセット信
号が解除されると、前記メモリ(ROM)から順次プログ
ラムを読み出し、実行を開始する。まず前記CPU(24)
内の種々のパラメータの設定と、データメモリの初期化
を行ない、次に前記出力部(26)に対して初期データを
設定するとともに、前記ビットマップメモリ(21)の初
期化等を行なう。
4)に所定時間リセット信号が入力される。リセット信
号が解除されると、前記メモリ(ROM)から順次プログ
ラムを読み出し、実行を開始する。まず前記CPU(24)
内の種々のパラメータの設定と、データメモリの初期化
を行ない、次に前記出力部(26)に対して初期データを
設定するとともに、前記ビットマップメモリ(21)の初
期化等を行なう。
〈#2〉内部タイマ設定 メインルーチンの1ルーチンの実行時間を規定するタ
イマ値を設定し、カウントを開始させる。
イマ値を設定し、カウントを開始させる。
〈#3〉入力処理 前記入力部(25)からのデータ、すなわち、前記画像
形成プロセス実行手段からの用紙情報、プロセス情報、
前記操作部のキー情報、前記ホストコンピュータ(HC)
からの記録情報等を入力する。
形成プロセス実行手段からの用紙情報、プロセス情報、
前記操作部のキー情報、前記ホストコンピュータ(HC)
からの記録情報等を入力する。
〈#4〉キー処理 前述の〈#3〉で入力したキー情報から、各キーが操
作されたタイミング、すなわち、オンエッジを検出す
る。つまり、各キーのオンエッジが検出された時に、後
述の記録処理等において必要な処理が実行されるもので
ある。
作されたタイミング、すなわち、オンエッジを検出す
る。つまり、各キーのオンエッジが検出された時に、後
述の記録処理等において必要な処理が実行されるもので
ある。
〈#5〉データセット 前回のメインルーチンにおき、後述の〈#9〉で処理
されたデータに基づき、前記出力部(26)に出力するた
めのデータを前記データメモリ(RAM)に記憶する。
されたデータに基づき、前記出力部(26)に出力するた
めのデータを前記データメモリ(RAM)に記憶する。
〈#6〉状態判断 前回のメインルーチンの実行におき、後述の〈#10〉
で検出されたプリンタ(A)の状態を判断して、前記画
像形成プロセス実行手段等の動作が不可能となる異常状
態であれば〈#7〉の処理を実行し、正常状態であれ
ば、〈#8〉以降の処理を実行する。
で検出されたプリンタ(A)の状態を判断して、前記画
像形成プロセス実行手段等の動作が不可能となる異常状
態であれば〈#7〉の処理を実行し、正常状態であれ
ば、〈#8〉以降の処理を実行する。
〈#7〉異常処理 プリンタ(A)の動作を停止させるべく、前記出力部
(26)に停止のためのデータを出力するとともに、前記
操作部に設けてある表示部に異常状態の表示を行なう。
その後、プログラム実行を停止させる。
(26)に停止のためのデータを出力するとともに、前記
操作部に設けてある表示部に異常状態の表示を行なう。
その後、プログラム実行を停止させる。
〈#8〉出 力 前述の〈#5〉の処理で記憶されたデータを前記出力
部(26)に出力する。
部(26)に出力する。
〈#9〉記録処理 前記ホストコンピュータ(HC)から入力された画像情
報を前記ビットマップメモリ(21)に展開した後、前述
の〈#3〉及び〈#4〉で入力された条件に基づいて、
前記画像形成プロセス実行手段を動作させる。尚、詳細
は後述する。
報を前記ビットマップメモリ(21)に展開した後、前述
の〈#3〉及び〈#4〉で入力された条件に基づいて、
前記画像形成プロセス実行手段を動作させる。尚、詳細
は後述する。
〈#10〉状態検出 前述の〈#3〉で入力された前記画像形成プロセス実
行手段のデータに基づき、紙づまり、故障等の発生を有
無を検出する。
行手段のデータに基づき、紙づまり、故障等の発生を有
無を検出する。
〈#11〉内部タイマ終了判断 前述の〈#2〉で設定したタイマ値のカウントが終了
したか否かを判断し、カウントが終了していないときは
待期し、カウントが終了したときは〈#2〉の処理に戻
る。
したか否かを判断し、カウントが終了していないときは
待期し、カウントが終了したときは〈#2〉の処理に戻
る。
上述のごとく、メインルーチンは、その最初に設定し
たタイマ値をインタバルとして、所定の処理を繰り返す
ことにより、所定のタイミングで前記画像プロセス実行
手段の動作を制御するのである。
たタイマ値をインタバルとして、所定の処理を繰り返す
ことにより、所定のタイミングで前記画像プロセス実行
手段の動作を制御するのである。
以下に〈#9〉で説明した記録処理を詳述する。
プリンタ(A)が、新たな記録動作の受付可能状態で
あるか否かを示す処理フラグ《BSYFLG》に基づき、処理
フラグ《BSYFLG》がリセットされていれば、受付可能状
態であると判断し、〈#102〉以降の記録動作の起動処
理を実行し、処理フラグ《BSYFLG》がリセットされてい
れば、〈#109〉以降の記録動作を実行する。
あるか否かを示す処理フラグ《BSYFLG》に基づき、処理
フラグ《BSYFLG》がリセットされていれば、受付可能状
態であると判断し、〈#102〉以降の記録動作の起動処
理を実行し、処理フラグ《BSYFLG》がリセットされてい
れば、〈#109〉以降の記録動作を実行する。
記録動作の受付可能状態であるとき、前記ホストコン
ピュータ(HC)からの前記記録情報の入力を待ち〈#10
2〉、前記記録情報が入力されると、以下の起動処理を
実行する。
ピュータ(HC)からの前記記録情報の入力を待ち〈#10
2〉、前記記録情報が入力されると、以下の起動処理を
実行する。
まず、前記記録情報に含まれる用紙サイズ情報と同一
の用紙サイズ及び姿勢の用紙を収納してある給紙カセッ
ト(1Aまたは1B)を選択する。今、用紙サイズ情報がA4
横を指示しているならば、中段カセット(1B)を選択す
る〈#103〉。
の用紙サイズ及び姿勢の用紙を収納してある給紙カセッ
ト(1Aまたは1B)を選択する。今、用紙サイズ情報がA4
横を指示しているならば、中段カセット(1B)を選択す
る〈#103〉。
次に、排紙収容部(E)における前回の記録動作によ
り排出した第1姿勢(P1)にある用紙の有無を用紙検出
センサ(16)にて検出し〈#104〉、用紙が無ければ、
データメモリ(RAM)の前回の記録動作に用いた用紙サ
イズの記憶エリアをクリアした後、〈#108〉の処理を
行ない、用紙が有れば、データメモリ(RAM)の記憶エ
リアに記憶された前回記録動作時の用紙サイズ及び姿勢
(すなわち第1姿勢(P1)に対応)と、今回の記録動作
に用いる用紙サイズ及び姿勢とを比較する〈#105〉。
り排出した第1姿勢(P1)にある用紙の有無を用紙検出
センサ(16)にて検出し〈#104〉、用紙が無ければ、
データメモリ(RAM)の前回の記録動作に用いた用紙サ
イズの記憶エリアをクリアした後、〈#108〉の処理を
行ない、用紙が有れば、データメモリ(RAM)の記憶エ
リアに記憶された前回記録動作時の用紙サイズ及び姿勢
(すなわち第1姿勢(P1)に対応)と、今回の記録動作
に用いる用紙サイズ及び姿勢とを比較する〈#105〉。
比較した結果、用紙サイズ及び姿勢が異なれば〈#10
8〉の処理を行ない、等しければ、その用紙サイズと同
一で、姿勢を異にする用紙サイズ及び姿勢(すなわち第
2姿勢(P2)に対応)を収納してある給紙カセット(1B
又は1A)を有無を検出する〈#106〉。つまり、排紙収
容部(E)にA4横の用紙が検出され場合、A4縦の用紙を
収納してある給紙カセット(1A)の有無を検出するので
ある。該当する給紙カセット(1A又は1B)が無い場合は
〈#108〉の処理を行ない、該当する給紙カセット(1A
又は1B)が有る場合は、姿勢切替手段(K)を作動させ
る。
8〉の処理を行ない、等しければ、その用紙サイズと同
一で、姿勢を異にする用紙サイズ及び姿勢(すなわち第
2姿勢(P2)に対応)を収納してある給紙カセット(1B
又は1A)を有無を検出する〈#106〉。つまり、排紙収
容部(E)にA4横の用紙が検出され場合、A4縦の用紙を
収納してある給紙カセット(1A)の有無を検出するので
ある。該当する給紙カセット(1A又は1B)が無い場合は
〈#108〉の処理を行ない、該当する給紙カセット(1A
又は1B)が有る場合は、姿勢切替手段(K)を作動させ
る。
〈#103〉で選択した給紙カセット(1B又は1A)とは
異なる給紙カセット(1A又は1B)を選択し、前記ビット
マップメモリ(21)に記憶されている画像データの読み
出しアドレスをA4横からA4縦に又はA4横からA4縦に縦横
変換するべくアドレス制御部に切替信号を出力する〈#
107〉。
異なる給紙カセット(1A又は1B)を選択し、前記ビット
マップメモリ(21)に記憶されている画像データの読み
出しアドレスをA4横からA4縦に又はA4横からA4縦に縦横
変換するべくアドレス制御部に切替信号を出力する〈#
107〉。
〈#108〉では、今回の用紙サイズをデータメモリ(R
AM)の用紙サイズの記憶エリアに記憶し、記録動作を実
行するための《BSYFLG》をセットする。
AM)の用紙サイズの記憶エリアに記憶し、記録動作を実
行するための《BSYFLG》をセットする。
〈#109〉では、前記画像形成プロセス実行手段の動
作制御を行なう。
作制御を行なう。
第1頁目に対する記録動作が、前記操作部から入力さ
れた設定枚数終了すると〈#110〉、前記記録情報とし
て入力された頁数に基づき次頁の記録要求の有無の検出
を行ない〈#111〉、次頁の記録要求が無い場合、記録
動作を終了し、前記《BSYFLG》をリセットする〈#11
2〉。次頁の記録動作の要求が有る場合は、前記〈#10
6〉の処理と同様に直前の記録動作に用いた用紙サイズ
に対して、通紙方向に対する姿勢を異にする用紙サイズ
及び姿勢の用紙を収納してある給紙カセット(1A又は1
B)の有無を検出し〈#113〉、該当する給紙カセットが
無い場合は、直前の記録動作で選択した給紙カセットを
そのまま選択して、記録動作を行なう。
れた設定枚数終了すると〈#110〉、前記記録情報とし
て入力された頁数に基づき次頁の記録要求の有無の検出
を行ない〈#111〉、次頁の記録要求が無い場合、記録
動作を終了し、前記《BSYFLG》をリセットする〈#11
2〉。次頁の記録動作の要求が有る場合は、前記〈#10
6〉の処理と同様に直前の記録動作に用いた用紙サイズ
に対して、通紙方向に対する姿勢を異にする用紙サイズ
及び姿勢の用紙を収納してある給紙カセット(1A又は1
B)の有無を検出し〈#113〉、該当する給紙カセットが
無い場合は、直前の記録動作で選択した給紙カセットを
そのまま選択して、記録動作を行なう。
該当する給紙カセットが有る場合は、姿勢切替手段を
作動させる。すなわち、直前の記録動作に用いた給紙カ
セット(1A又は1B)とは異なる給紙カセット(1B又は1
A)を選択するとともに、前記ビットマップメモリ(2
1)に記憶されている画像データの読み出しアドレスを
縦横変換するべくアドレス制御部に切替信号を出力した
後、データメモリ(RAM)に今回の用紙サイズ及び通紙
方向に対する姿勢を記憶するものである〈#114〉。
作動させる。すなわち、直前の記録動作に用いた給紙カ
セット(1A又は1B)とは異なる給紙カセット(1B又は1
A)を選択するとともに、前記ビットマップメモリ(2
1)に記憶されている画像データの読み出しアドレスを
縦横変換するべくアドレス制御部に切替信号を出力した
後、データメモリ(RAM)に今回の用紙サイズ及び通紙
方向に対する姿勢を記憶するものである〈#114〉。
上述の如く、記録内容が異なる毎、用紙の姿勢を異な
らせて記録動作を行なうことによって、第3図に示すよ
うに、用紙の全部を排紙収容部(F)に重ね保管させな
がらも、1番目、3番目といった奇数番目の記録内容を
記録した用紙(a1)を第1姿勢(P1)又は第2姿勢に、
かつ、2番目、4番目といった偶数番目の記録内容を記
録した用紙(a2)を第2姿勢又は第1姿勢にして、それ
らの姿勢の違いにより、上下で隣接する奇数番目の記録
内容を記録した用紙(a1)と偶数番目の記録内容を記録
した用紙(a2)とを容易に区別させるのである。
らせて記録動作を行なうことによって、第3図に示すよ
うに、用紙の全部を排紙収容部(F)に重ね保管させな
がらも、1番目、3番目といった奇数番目の記録内容を
記録した用紙(a1)を第1姿勢(P1)又は第2姿勢に、
かつ、2番目、4番目といった偶数番目の記録内容を記
録した用紙(a2)を第2姿勢又は第1姿勢にして、それ
らの姿勢の違いにより、上下で隣接する奇数番目の記録
内容を記録した用紙(a1)と偶数番目の記録内容を記録
した用紙(a2)とを容易に区別させるのである。
〔別実施例〕 以下に本発明の別実施例を説明する。
[1]上記実施例では、複数の給紙カセット(1A),
(1B)を用いて用紙の姿勢を切替えるようにしたが、単
一の給紙カセット(1)しか備えていないプリンタ
(A)においては、第6図に示すように、給紙カセット
(1)として、縦向き姿勢の用紙(a1)と横向き姿勢の
用紙(1b)とを収納するものを用い、その給紙カセット
(1)内の用紙(1a),(1b)夫々を給紙するための給
紙ローラ(2a),(2b)を設け、それら給紙ローラ(2
a),(2b)を選択的に駆動することによって、用紙の
姿勢を切替えるようにしても良い。
(1B)を用いて用紙の姿勢を切替えるようにしたが、単
一の給紙カセット(1)しか備えていないプリンタ
(A)においては、第6図に示すように、給紙カセット
(1)として、縦向き姿勢の用紙(a1)と横向き姿勢の
用紙(1b)とを収納するものを用い、その給紙カセット
(1)内の用紙(1a),(1b)夫々を給紙するための給
紙ローラ(2a),(2b)を設け、それら給紙ローラ(2
a),(2b)を選択的に駆動することによって、用紙の
姿勢を切替えるようにしても良い。
[2]実施例では、直前の記録動作に用いた用紙サイズ
と、今回の記録動作に用いる用紙サイズが同一であれ
ば、必ず姿勢切替手段を作動させているが、前記操作部
に、姿勢切替モードキーを設けることによって、姿勢切
替モードキーにより、前記姿勢切替手段の作動を行なう
か否かのモード判別手段を持たせても良い。
と、今回の記録動作に用いる用紙サイズが同一であれ
ば、必ず姿勢切替手段を作動させているが、前記操作部
に、姿勢切替モードキーを設けることによって、姿勢切
替モードキーにより、前記姿勢切替手段の作動を行なう
か否かのモード判別手段を持たせても良い。
[3]実施例では、単一の排紙収容部(E)を備えたプ
リンタ(A)について述べたが、排紙収容部(E)とし
ては、第8図に示すようにソータであっても良い。
リンタ(A)について述べたが、排紙収容部(E)とし
ては、第8図に示すようにソータであっても良い。
第8図は、排紙ローラ(14c)から排出された用紙を
収容する2連のソータ(S1),(S2)を備えたプリンタ
(A)を示し、各ソータ(S1),(S2)は、夫々、上下
複数段のビン(30a)と、各ビン(30a)に用紙を搬送す
る偏向部(31)とから構成してある。
収容する2連のソータ(S1),(S2)を備えたプリンタ
(A)を示し、各ソータ(S1),(S2)は、夫々、上下
複数段のビン(30a)と、各ビン(30a)に用紙を搬送す
る偏向部(31)とから構成してある。
一方のソータ(S2)は、ビン(30a)の上部に別途の
収容部(30b)を設けてあり、他方のソータ(S1)のビ
ン(30a)の上法のブリッジ(32)に設けた排紙経路(3
3)を経てその収容部(30b)に用紙を受取るようになっ
ている。
収容部(30b)を設けてあり、他方のソータ(S1)のビ
ン(30a)の上法のブリッジ(32)に設けた排紙経路(3
3)を経てその収容部(30b)に用紙を受取るようになっ
ている。
前記偏向部(31)は、収納ローラ(31a)と搬送ベル
ト(31b)と上下移動自在の偏向ローラ(31c)とから構
成してあり、収納ローラ(31a)によりソータ(S)内
に搬送された用紙を搬送ベルト(31b)で挟持搬送し、
偏向ローラ(31c)の上下移動により、対向する各ビン
(30a)に用紙を収容するようになっている。
ト(31b)と上下移動自在の偏向ローラ(31c)とから構
成してあり、収納ローラ(31a)によりソータ(S)内
に搬送された用紙を搬送ベルト(31b)で挟持搬送し、
偏向ローラ(31c)の上下移動により、対向する各ビン
(30a)に用紙を収容するようになっている。
前記ソータ(S1),(S2)は、複数頁の画像データに
対して、夫々複数枚の記録を行なうときに、各頁毎の記
録用紙を異なるビン(30a)に順次排出収容するモード
(グルーピングモード)と、一連の頁毎の記録用紙を一
部ずつ異なるビン(30a)に順次排出収容するモード
(ソーティングモード)と、前記グルーピングモード、
ソーティングモードの何れにも該当せず、前記収容部
(31b)に順次排出収容するモード(ノンソートモー
ド)の三モードで使用することができる。そして、グル
ーピングモード、ソーティングモードでは、最大ビン
(30a)の数に相当する複数部の記録用紙の仕分けが可
能となる。
対して、夫々複数枚の記録を行なうときに、各頁毎の記
録用紙を異なるビン(30a)に順次排出収容するモード
(グルーピングモード)と、一連の頁毎の記録用紙を一
部ずつ異なるビン(30a)に順次排出収容するモード
(ソーティングモード)と、前記グルーピングモード、
ソーティングモードの何れにも該当せず、前記収容部
(31b)に順次排出収容するモード(ノンソートモー
ド)の三モードで使用することができる。そして、グル
ーピングモード、ソーティングモードでは、最大ビン
(30a)の数に相当する複数部の記録用紙の仕分けが可
能となる。
上述のソータ付きのプリンタ(A)に対して、本発明
は、前記ノンソートモードで使用する場合には、前記収
容部(30b)を排紙収容部(E)として、また、グルー
ピングモード、ソーティングモードで使用する場合に
は、ビン(30a)の夫々を排紙収容部(E)として適用
できる。各ビン(30a)の夫々を排紙収容部(E)とし
て適用した場合の用紙の重ね保管状態を第9図に示す。
この場合、ビン(30a)の数よりも仕分け数を増大でき
る。
は、前記ノンソートモードで使用する場合には、前記収
容部(30b)を排紙収容部(E)として、また、グルー
ピングモード、ソーティングモードで使用する場合に
は、ビン(30a)の夫々を排紙収容部(E)として適用
できる。各ビン(30a)の夫々を排紙収容部(E)とし
て適用した場合の用紙の重ね保管状態を第9図に示す。
この場合、ビン(30a)の数よりも仕分け数を増大でき
る。
さらに、前記ノンソートモードで使用する場合には、
排紙収容部(E)として各ビン(30a)を用いても良
い。
排紙収容部(E)として各ビン(30a)を用いても良
い。
[4]上記実施例では、プリンタへの適用例を示した
が、本発明は、複写機、複写機とプリンタの複合機、フ
ァクシミリ等に適用できる。
が、本発明は、複写機、複写機とプリンタの複合機、フ
ァクシミリ等に適用できる。
この場合、突起の用紙前端への当接時間を設定するこ
とにより、変更前の用紙姿勢に対する変更後の用紙姿勢
の交差角を適宜変更できる。
とにより、変更前の用紙姿勢に対する変更後の用紙姿勢
の交差角を適宜変更できる。
以上要するに、本発明によれば、仕分けすべき用紙排
紙収容部に重ね保管しながらも、仕分けすべき一方の用
紙を第1姿勢に、他方を第2姿勢にすることで仕分けす
べき用紙を区別できるようにしてあり、かつ、第1姿勢
の用紙と第2姿勢の用紙とが多少乱雑に扱われても整合
することがないので、仕分けの目印となる用紙を用いる
ことなく経済的に、かつ、給紙手段の設定数に制約され
ることがなくて汎用性に勝れながらも、事後の用紙の仕
分けを容易に行なわせ得る記録装置を提供できるように
なった。
紙収容部に重ね保管しながらも、仕分けすべき一方の用
紙を第1姿勢に、他方を第2姿勢にすることで仕分けす
べき用紙を区別できるようにしてあり、かつ、第1姿勢
の用紙と第2姿勢の用紙とが多少乱雑に扱われても整合
することがないので、仕分けの目印となる用紙を用いる
ことなく経済的に、かつ、給紙手段の設定数に制約され
ることがなくて汎用性に勝れながらも、事後の用紙の仕
分けを容易に行なわせ得る記録装置を提供できるように
なった。
図面は本発明に係る記録装置の実施例を示し、第1図は
制御回路のブロック構成図、第2図は記録装置の断面
図、第3図は用紙の重ね保管状態の斜視図、第4図は記
録動作の制御のフローチャート、第5図は要部のフロー
チャートであり、第6図乃至第9図は別実施例を示し、
第6(a)図は給紙カセットの断面図、第6(b)図は
同平面図、第7図は排紙収容部の斜視図、第8図はソー
タ付記録装置の断面図、第9図はソーターにおける用紙
の重ね保管状態の斜視図である。 (A)……記録装置、(B)……給紙手段、(C)……
記録手段、(D)……排紙手段、(E)……排紙収容
部、(K)……姿勢切替手段。
制御回路のブロック構成図、第2図は記録装置の断面
図、第3図は用紙の重ね保管状態の斜視図、第4図は記
録動作の制御のフローチャート、第5図は要部のフロー
チャートであり、第6図乃至第9図は別実施例を示し、
第6(a)図は給紙カセットの断面図、第6(b)図は
同平面図、第7図は排紙収容部の斜視図、第8図はソー
タ付記録装置の断面図、第9図はソーターにおける用紙
の重ね保管状態の斜視図である。 (A)……記録装置、(B)……給紙手段、(C)……
記録手段、(D)……排紙手段、(E)……排紙収容
部、(K)……姿勢切替手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 兼 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 飯野 修司 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 審査官 関谷 一夫 (56)参考文献 特開 昭61−145066(JP,A) 特開 昭59−5081(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】用紙に情報を記録する記録手段と、同一サ
イズの用紙を第1姿勢で保持する第1用紙保持手段と、
第1姿勢と異なる向きの第2姿勢で保持する第2用紙保
持手段と、第1用紙保持手段若しくは第2用紙保持手段
から記録手段に用紙を供給する給紙手段とを備えた記録
装置において、 記録済みの用紙を仕分けるために、第1用紙保持手段若
しくは第2用紙保持手段からの用紙の供給動作を選択的
に切替え、記録手段に供給される用紙の姿勢を切替える
用紙姿勢切替手段と、 用紙姿勢切替手段により切替えられた用紙の第1姿勢若
しくは第2姿勢と、記録手段による記録情報の姿勢とが
一致するように、記録情報の姿勢を切替える情報姿勢切
替手段と、 用紙の姿勢と記録情報の姿勢とを一致させて記録を完了
した第1姿勢若しくは第2姿勢の用紙を排出する排出手
段と、 排出手段により排出された記録済みの第1姿勢若しくは
第2姿勢の用紙を重ねて保管する排紙収容部と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63289514A JP2684724B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63289514A JP2684724B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138074A JPH02138074A (ja) | 1990-05-28 |
JP2684724B2 true JP2684724B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=17744254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63289514A Expired - Lifetime JP2684724B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684724B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3720725B2 (ja) | 2001-04-17 | 2005-11-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2007091465A (ja) | 2005-09-01 | 2007-04-12 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP63289514A patent/JP2684724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02138074A (ja) | 1990-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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