JP2684662B2 - 大釜三日月押えの装着方法とその装置 - Google Patents

大釜三日月押えの装着方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ミシンにおける大釜の三日月押え装置方法
と、その装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、この種装置として、実公昭46−28513号公報に
記載された技術が知られる。このものは、中釜押えを保
持する押えレバーの基端を大釜の両側に枢着し、この枢
着部を構成する軸部に取付金を介して、中釜押えの下端
を支承させ、これを開閉し得るようにしたものである。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、上記技術のものでは、押えレバーを大釜に取
付けるためには段ネジが使用される。従つて、大釜体に
その取付ネジ孔の加工が必要となり、構成が複雑で、該
レバーの取付け、取外しにも操作が厄介である。加え
て、大釜構造部品の重量も増えコスト的にも上昇する不
都合がある。 本発明では、大釜に対する三日月押えの簡便な装着法
と共に、従来構造の欠点を解消すべくその簡素化を計つ
たものである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 前記課題を解決するため、本発明では大釜に対し、三
日月押えをワンタツチで装着できるようにした。即ち、
樹脂材になる三日月押えに、先端部分に鍵爪と割り溝を
持つ突起軸を一体的に形成した。そして、大釜体にはこ
の突起軸が挿通される貫通孔を設けた。この三日月押え
の突起軸を前記大釜の貫通孔に挿通し、該貫通孔より外
方に突出する前記鍵爪により、スプリングを介して大釜
体と三日月押えとの相互間を、三日月を介在する状態の
下に圧接するようにした。 また、前記三日月押えは、開閉(作用,非作用)の切
替え時、三日月との間に圧接力調整機構を有する構成と
した。 (作用) 大釜には中釜が収納され、該中釜を軸方向に保持する
三日月が、回転方向を規制されて該大釜に嵌合する。而
して三日月押え(左右対称的に一対設けられるが一方側
のみについて記載する)の突起軸を大釜の貫通孔に挿入
すると、その先端鍵爪部(孔径より大)は円周に複数の
割り溝を設けているため、ワンタツチの押圧で撓んで通
過し、外方へ突出した後張り拡がる。 この突出した鍵爪と貫通孔出口端面間にスプリングを
介在させる(このスプリングは前記突出軸を貫通孔に挿
入する際、予め該孔出口面にガイド的に当てがつておけ
ば、前記鍵爪は容易に通過し得、一層装着が楽にな
る)。 従つて、前記ワンタツチの操作により、スプリングの
付勢作用で大釜と三日月押えとは、相対的に圧接状態と
なる。そして、前記三日月押えの一方(例えば第8図正
面からみて左方)を左方面に回動操作すると、前記三日
月に設けた一方のピンが、三日月押えの一方の係止部に
係合する。而して、前記スプリングの圧接力が三日月に
設けたピンに伝達され三日月が大釜との当接面方向へ付
勢される。 (実施例) 添付図面に基づき、本発明の実施例について説明す
る。 第1及び2図において、1はベツド機枠、2は大釜、
3はその取付ネジ、4はドライバー、5は中釜で、6は
三日月、7は三日月押えを示す。 前記大釜2には第3図にみられる如く、中釜収納レー
ス部8、三日月ガイド部9aを持つ三日月嵌合部9が形成
される。また、10は前記三日月押え7の取付け貫通孔
で、そのボス部11は突部11aを有し、12の夫々は該大釜
2の取付孔である。 而して、前記三日月6は第4及び5図に示す如く、中
心線上に回転止め部6、手前面両側に2個のピン6bを備
え、前記大釜の嵌合部9へ、その三日月ガイド部9aを合
致させた上で嵌合させる。 第6及び7図に示す樹脂材の前記三日月押え7は、一
体的に突出した軸部7aとストツパ部7bとを成形し、該軸
部7の先端部は鍵爪7c状をなし複数の割り溝7dを有す
る。そして、該三日月押え7には、軸部7aの面側に基
部、前記三日月6のピン6bと係止する傾面を形成した係
止部7fが設けられる。 そして、13は(第9図)大釜貫通孔10の出口面と三日
月押えの軸部先端鍵爪7c間に張設されたスプリング(弾
性部材)である。 尚、前記した大釜2及び三日月6も、夫々が合成樹脂
材になる。 次に本実施例三日月押えの装着について述べる。三日
月押えの軸部7を大釜の貫通孔10に押込むと、その先端
の鍵爪部は径方向に撓んで該貫通孔を通過し、該孔出口
面に配置したスプリングを経由して、鍵爪は原形に張大
復帰する。 従つて、鍵爪縁と孔出口角間のバネ作用により、大釜
と三日月押え間に相対的圧接力が働く。この操作は前述
したようにワンタツチで行い得る。 そして、第8図左側位置で、三日月押え7を左方向に
回転させると、三日月に設けられたピン6bに三日月押え
基部に付設された係止部7fが係合し、前記スプリングの
作用で三日月の前記ピン6bに圧接力が加わり、該三日月
6をして中釜5の軸方向保持を確実にする。而して、こ
の回動ではスプリングの圧接力が適度に保たれる(第8
図右側状態になる)。中釜5を取り出す際は、第8図右
側位置で、三日月押え7を左回転させ、前記ピン6bと係
止部7fの係合が離接し前記スプリングの圧接力が解除さ
れる。 ストツパー部7bが大釜ボス11の突部11aに当接して位
置決めされ、該三日月押えの基部に湾曲部7gを形成する
ため、三日月6を取外すに邪魔となることはない。 〔発明の効果〕 (1)大釜に対する三日月押えの装着がワンタツチ方式
で迅速簡便に行うことができる。 (2)装置が合成樹脂材のため、部品点数の減少と加工
の工数削減ができ、コスト低減に貢献する。 (3)弾性部材を大釜後方に配置したので小型化でき、
装置を配設するベツド部の周長を小さくすることが可能
となる。 (4)ミシン全体の重量軽減に役立つ。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例の構成組付正面図、第2図は第1
図の平面視図(一部断面)、第3図は大釜体の正面図、
第4及び5図は三日月の説明図、第6及び7図は三日月
押えの説明図で、第8及び9図はその操作(作動)説明
図である。 1……ベツド,2……大釜, 5……中釜,6……三日月, 6b……ピン,7……三日月押え, 7a……軸部,7b……ストツパ部, 7c……鍵爪,7d……割り溝, 7f……係止部,7g……湾曲部, 10……貫通孔,13……スプリング。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.合成樹脂材になる三日月押え本体に、先端部に鍵爪
    と割り溝とを有する突出軸部を一体的に成形し、この突
    出軸を大釜に設けた貫通孔に挿通し、その出口側で前記
    大釜と前記鍵爪との間に介在する弾性部材の作用によ
    り、前記大釜と前記三日月押えとが相対的に圧接するよ
    うにした三日月押えの大釜に対するワンタツチ式挿入装
    着方法。 2.合成樹脂材になる三日月押えの本体に、先端部に鍵
    爪と割り溝とを有する突出軸部を一体的に成形し、この
    突出軸を、中釜及び三日月を収容した大釜の有する貫通
    孔に挿通し、その出口側にて前記突出軸の鍵爪と前記大
    釜との間に弾性部材を介在させ、この弾性部材の作用で
    前記大釜と前記三日月押えとが相対的に圧接力を受ける
    と共に、前記三日月と前記三日月押えの回転摺動部に、
    圧接力調整機構を設けた大釜三日月押え装置。
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