JP2684132B2 - 粘着テープの搬送方法 - Google Patents
粘着テープの搬送方法Info
- Publication number
- JP2684132B2 JP2684132B2 JP34205791A JP34205791A JP2684132B2 JP 2684132 B2 JP2684132 B2 JP 2684132B2 JP 34205791 A JP34205791 A JP 34205791A JP 34205791 A JP34205791 A JP 34205791A JP 2684132 B2 JP2684132 B2 JP 2684132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- pin
- release paper
- strip
- shaped release
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状離型紙にブチル層
を設けた粘着テープを巻いたロールから粘着テープを引
出し、展開する粘着テープの搬送方法に関するものであ
る。
を設けた粘着テープを巻いたロールから粘着テープを引
出し、展開する粘着テープの搬送方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1を参考にして説明する。粘着テープ
1は帯状離型紙1aにブチル層1bを設けたものであっ
て、ロールに巻いてあり、使用に当たっては、ロールか
ら粘着テープ1を必要長さ引出し、展開し、カッターで
裁断し、必要箇所にブチル層1bを貼付ける。そして、
他のものを、ブチル層1bの帯状離型紙1aに貼付ける
とき、帯状離型紙1aを剥離している。この粘着テープ
1を引出し、展開する従来の搬送方法として、予め一部
引出した帯状離型紙1aの両側余白部分に同軸の送りロ
ーラー12,12を当て、チェーン・スプロケット等を
介してモーター13で回転させ、帯状離型紙1aを送
り、粘着テープ1を必要長さ引出すことよりなるものが
ある。
1は帯状離型紙1aにブチル層1bを設けたものであっ
て、ロールに巻いてあり、使用に当たっては、ロールか
ら粘着テープ1を必要長さ引出し、展開し、カッターで
裁断し、必要箇所にブチル層1bを貼付ける。そして、
他のものを、ブチル層1bの帯状離型紙1aに貼付ける
とき、帯状離型紙1aを剥離している。この粘着テープ
1を引出し、展開する従来の搬送方法として、予め一部
引出した帯状離型紙1aの両側余白部分に同軸の送りロ
ーラー12,12を当て、チェーン・スプロケット等を
介してモーター13で回転させ、帯状離型紙1aを送
り、粘着テープ1を必要長さ引出すことよりなるものが
ある。
【0003】しかしながら、特に夏期、気温が高いと、
ブチル層1bが軟化し、流れ易くなり、帯状離型紙1a
の中心線からずれ、しばしば前記送りローラー12,1
2に触れ、付着し、巻付くトラブルを発生すると言う問
題点がある。
ブチル層1bが軟化し、流れ易くなり、帯状離型紙1a
の中心線からずれ、しばしば前記送りローラー12,1
2に触れ、付着し、巻付くトラブルを発生すると言う問
題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、気温が高いと、ブチル層1bが軟化し、流れ易く
なり、しばしば送りローラー12,12に巻付くトラブ
ルを発生することである。
点は、気温が高いと、ブチル層1bが軟化し、流れ易く
なり、しばしば送りローラー12,12に巻付くトラブ
ルを発生することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図2を参考にして説明す
る。本発明は、帯状離型紙1aにブチル層1bを貼付け
た粘着テープ1を、それを巻いたロールから引出し、展
開するに当たって、中央長手方向にスリットSを開けた
一方向に長いガイド2の端に、ガイド2の上面と帯状離
型紙1aとが接する如く帯状離型紙1aを下側にして、
粘着テープ1の端を載せた状態で、ピンシリンダー4に
より駆動されて上下動するピン3を粘着テープ1の端の
直下に移動し、スリットSから上方に突出させて、粘着
テープ1の帯状離型紙1aに突刺すこと、その帯状離型
紙1aにピン3を突刺した状態でピンシリンダー4と共
にピン3をスリットSに沿って移動させて、粘着テープ
1を引出したうえ、前記ピン3を帯状離型紙1aより引
抜くことよりなる。
る。本発明は、帯状離型紙1aにブチル層1bを貼付け
た粘着テープ1を、それを巻いたロールから引出し、展
開するに当たって、中央長手方向にスリットSを開けた
一方向に長いガイド2の端に、ガイド2の上面と帯状離
型紙1aとが接する如く帯状離型紙1aを下側にして、
粘着テープ1の端を載せた状態で、ピンシリンダー4に
より駆動されて上下動するピン3を粘着テープ1の端の
直下に移動し、スリットSから上方に突出させて、粘着
テープ1の帯状離型紙1aに突刺すこと、その帯状離型
紙1aにピン3を突刺した状態でピンシリンダー4と共
にピン3をスリットSに沿って移動させて、粘着テープ
1を引出したうえ、前記ピン3を帯状離型紙1aより引
抜くことよりなる。
【0006】
【実施例】実施例について図1によって説明すると、1
は粘着テープであって、帯状離型紙1aにブチル層1b
を設けたものであり、使用前はロール状に巻いてある。
2は中央長手方向にスリットS(幅約2mm)を開けた一
方向に長いガイド、3はそのガイド1の端に置いた粘着
テープ1の帯状離型紙1aに下方から突刺すピン、4は
そのピン3を上下動させるピンシリンダー、4aはピン
シリンダー4を載せたシリンダー台、5はシリンダー台
4aを案内するスライドレール(例えばリニヤボールス
ライド等)、6はシリンダー台4aをガイド2に沿って
移動させる送りシリンダーであって、いずれもガイド2
の下方に設けてある。その他、7はスライドレール5の
端部に設けたところのピンシリンダー4の行程を制御す
るリミットスイッチ及び粘着テープ裁断スイッチであ
る。裁断後、粘着テープを取ると、ガイド2のスリット
S端部に設けた光電管8で粘着テープをガイドから剥離
したかどうかを検知するものである。
は粘着テープであって、帯状離型紙1aにブチル層1b
を設けたものであり、使用前はロール状に巻いてある。
2は中央長手方向にスリットS(幅約2mm)を開けた一
方向に長いガイド、3はそのガイド1の端に置いた粘着
テープ1の帯状離型紙1aに下方から突刺すピン、4は
そのピン3を上下動させるピンシリンダー、4aはピン
シリンダー4を載せたシリンダー台、5はシリンダー台
4aを案内するスライドレール(例えばリニヤボールス
ライド等)、6はシリンダー台4aをガイド2に沿って
移動させる送りシリンダーであって、いずれもガイド2
の下方に設けてある。その他、7はスライドレール5の
端部に設けたところのピンシリンダー4の行程を制御す
るリミットスイッチ及び粘着テープ裁断スイッチであ
る。裁断後、粘着テープを取ると、ガイド2のスリット
S端部に設けた光電管8で粘着テープをガイドから剥離
したかどうかを検知するものである。
【0007】作用について説明すると、先ずガイド2の
端にガイド2の上面と帯状離型紙1aとが接する如く帯
状離型紙1aを下側にして、粘着テープ1の端を載せ
る。次にガイド2の端に粘着テープ1の端を載せた状態
で、送りシリンダー6によりシリンダー台4a・ピンシ
リンダー4と共に、ピン3を粘着テープ1の端の直下に
移動し、スリットSから上方に突出させて、粘着テープ
1の下方から帯状離型紙1aに突刺す。この帯状離型紙
1aにピン3を突刺した状態で、送りシリンダー6によ
りピンシリンダー4と共にピン3をスリットSに沿って
移動させて、粘着テープ1をロールから引出す。シリン
ダー台4aの端部がリミットスイッチ7に当たると、図
示されないカッターにより粘着テープ1が所定長に裁断
される。続いて前記ピン3を帯状離型紙1aより引抜
き、送りシリンダー6によりピン3を元のピン3を突き
刺した位置に戻す。これと並行して、ガイド2からカッ
ト済みの粘着テープ1を取出すと、光電管8によりこの
ことが検知され、次の引出し操作が可能となる。
端にガイド2の上面と帯状離型紙1aとが接する如く帯
状離型紙1aを下側にして、粘着テープ1の端を載せ
る。次にガイド2の端に粘着テープ1の端を載せた状態
で、送りシリンダー6によりシリンダー台4a・ピンシ
リンダー4と共に、ピン3を粘着テープ1の端の直下に
移動し、スリットSから上方に突出させて、粘着テープ
1の下方から帯状離型紙1aに突刺す。この帯状離型紙
1aにピン3を突刺した状態で、送りシリンダー6によ
りピンシリンダー4と共にピン3をスリットSに沿って
移動させて、粘着テープ1をロールから引出す。シリン
ダー台4aの端部がリミットスイッチ7に当たると、図
示されないカッターにより粘着テープ1が所定長に裁断
される。続いて前記ピン3を帯状離型紙1aより引抜
き、送りシリンダー6によりピン3を元のピン3を突き
刺した位置に戻す。これと並行して、ガイド2からカッ
ト済みの粘着テープ1を取出すと、光電管8によりこの
ことが検知され、次の引出し操作が可能となる。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
従来のように送りローラー等引出・展開用部材に粘着性
のあるブチル層1bが固着し、作業中止を与儀なくさせ
られることがなく、帯状離型紙1aよりのピン3の引抜
きをスムースに行うことが出来、極めて有用である。ま
たピン3をブチル層1b側(図2において上側)から突
刺したときには、ピンを抜取るときブチル層がくっ付い
て離れなくなり、持上げられて粘着テープが使用不能に
なることがあるが、本発明は帯状離型紙側から抜取るの
で、そのような恐れもないものである。
従来のように送りローラー等引出・展開用部材に粘着性
のあるブチル層1bが固着し、作業中止を与儀なくさせ
られることがなく、帯状離型紙1aよりのピン3の引抜
きをスムースに行うことが出来、極めて有用である。ま
たピン3をブチル層1b側(図2において上側)から突
刺したときには、ピンを抜取るときブチル層がくっ付い
て離れなくなり、持上げられて粘着テープが使用不能に
なることがあるが、本発明は帯状離型紙側から抜取るの
で、そのような恐れもないものである。
【図1】従来例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す一部斜視図を含む側面図
である。
である。
1 粘着テープ 1a 帯状離型紙 1b ブチル層 2 ガイド 3 ピン 4 ピンシリンダー 4a シリンダー台 5 スライドレール 6 送りシリンダー 7 リミットスイッチ 8 光電管 12 送りローラー 13 モーター S スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状離型紙(1a)にブチル層(1b)
を設けた粘着テープ(1)を、それを巻いたロールから
引出し、展開するに当たって、中央長手方向にスリット
(S)を開けた一方向に長いガイド(2)の端に、ガイ
ド(2)の上面と帯状離型紙(1a)とが接するように
帯状離型紙(1a)を下側にして、粘着テープ(1)の
端を載せた状態で、ピンシリンダー(4)により駆動さ
れて上下動するピン(3)を粘着テープ(1)の端の直
下に移動し、スリット(S)から上方に突出させて、粘
着テープ(1)の帯状離型紙(1a)に突刺すこと、そ
の帯状離型紙(1a)にピン(3)を突刺した状態でピ
ンシリンダー(4)と共にピン(3)をスリット(S)
に沿って移動させて、粘着テープ(1)を引出したう
え、前記ピン(3)を帯状離型紙(1a)より引抜くこ
とよりなる粘着テープの搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34205791A JP2684132B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 粘着テープの搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34205791A JP2684132B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 粘着テープの搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05155512A JPH05155512A (ja) | 1993-06-22 |
JP2684132B2 true JP2684132B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=18350825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34205791A Expired - Lifetime JP2684132B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 粘着テープの搬送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684132B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP34205791A patent/JP2684132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05155512A (ja) | 1993-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE3779640T2 (de) | Vorrichtung zum heranbringen und abschneiden von klebestreifen fuer duenne einzelteile. | |
US4878986A (en) | Web butt splicing device | |
JPH08137403A (ja) | ラベル連続体およびラベル連続体の切断装置 | |
FR2503685A1 (fr) | Procede d'alimentation d'un coupoir automatique par des bandes continues d'un materiau d'empaquetage preimprime | |
WO2010055824A1 (ja) | フィルムカバー貼付け方法とその装置 | |
JP2684132B2 (ja) | 粘着テープの搬送方法 | |
JP2987255B2 (ja) | 走行カッタ式バットスプライス方法および装置 | |
JP3745874B2 (ja) | 巻取仕立て装置 | |
JP2002308484A (ja) | ロール状物の端末処理方法および装置 | |
JP3867899B2 (ja) | 小巻装置 | |
JP2554371B2 (ja) | 紙通し準備装置 | |
US4301700A (en) | Cutting apparatus | |
JP3155773B2 (ja) | ラミネート枚葉紙の断裁装置 | |
JPS6182703A (ja) | 開離嵌插具付スライドフアスナ−チエ−ンの切断方法およびその装置 | |
JPH08133254A (ja) | ラベル連続体の貼着装置 | |
JP5311182B2 (ja) | テープの貼付装置 | |
JP2003276914A (ja) | ロール紙の仕立て装置 | |
JPS61101371A (ja) | 巻取り機における材料巻付け装置 | |
JP2003276717A (ja) | ロール紙梱包体の開梱及び仕立てシステム | |
JP2004277024A (ja) | 口取帯貼付装置 | |
JP2595140B2 (ja) | 無芯小ロール巻き上げ装置 | |
JPH0626512Y2 (ja) | テープの自動巻取り装置 | |
JPH06347901A (ja) | ペーパーマスク装置 | |
JPH10203046A (ja) | 本の紙葉ブロックへの表紙付け装置 | |
JP2003276715A (ja) | タブテープ貼付ヘッド及びタブテープ貼付装置 |