JP2683987B2 - 衛生設備室の構築方法 - Google Patents
衛生設備室の構築方法Info
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- JP2683987B2 JP2683987B2 JP4220599A JP22059992A JP2683987B2 JP 2683987 B2 JP2683987 B2 JP 2683987B2 JP 4220599 A JP4220599 A JP 4220599A JP 22059992 A JP22059992 A JP 22059992A JP 2683987 B2 JP2683987 B2 JP 2683987B2
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- Japan
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- sanitary facility
- facility room
- room
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に大型のシステムト
イレを施工するときに好適な衛生設備室の構築方法に関
する。
イレを施工するときに好適な衛生設備室の構築方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数の便器等を並設したシステム
トイレを構築する場合には、外壁パネル、内壁パネル、
床パネル、天井パネル等の各パネルをそれぞれ現場まで
搬入し、そこで建物躯体を構築し、その後、例えば大便
器用、洗面器用、掃除流し用等の各種配管ユニット及び
衛生陶器を設置していた。
トイレを構築する場合には、外壁パネル、内壁パネル、
床パネル、天井パネル等の各パネルをそれぞれ現場まで
搬入し、そこで建物躯体を構築し、その後、例えば大便
器用、洗面器用、掃除流し用等の各種配管ユニット及び
衛生陶器を設置していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、最近のシス
テムトイレは大型化しているにもかかわらずこのように
現場において組立施工していたのでは、施工工数が多く
なり、施工に要する時間がかかりすぎるという問題があ
り、施工時間の短縮化が望まれていた。
テムトイレは大型化しているにもかかわらずこのように
現場において組立施工していたのでは、施工工数が多く
なり、施工に要する時間がかかりすぎるという問題があ
り、施工時間の短縮化が望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る衛生設備室
の構築方法は、建物躯体の衛生設備室を分割して、掃除
用流し部、洗面部、大便器設置部等の各機能単位のブロ
ック室を予め構築したのちに現場に搬入し、現場におい
てこれら各種ブロック室を所定配置し、各ブロック室相
互の連結部分を施工して、衛生設備室の全体の構築を完
成する方法である。
の構築方法は、建物躯体の衛生設備室を分割して、掃除
用流し部、洗面部、大便器設置部等の各機能単位のブロ
ック室を予め構築したのちに現場に搬入し、現場におい
てこれら各種ブロック室を所定配置し、各ブロック室相
互の連結部分を施工して、衛生設備室の全体の構築を完
成する方法である。
【０００５】
【作用】衛生設備室を構成する掃除用流し部、洗面部、
大便器設置部等の各機能単位のブロック室を製造工場で
予め完成しておく。これらの各ブロック室は、外壁パネ
ル、内壁パネル、床パネル、天井パネル等の各パネルで
構成される建物躯体内に必要な配管ユニット、衛生陶器
等を予め設置したもので、さらに外部配管との接続が必
要な排出管、給水管等は外部へ導出されている。また、
天井パネルの照明器具を取り付ける部分には、例えば取
付スペースが開口形成されている。しかして、施工現場
において、各ブロック室を例えばクレーンでつり下げて
所定の配置まで運び、各ブロック室相互の連結部分を施
工して、衛生設備室の全体の構築を完成する。
大便器設置部等の各機能単位のブロック室を製造工場で
予め完成しておく。これらの各ブロック室は、外壁パネ
ル、内壁パネル、床パネル、天井パネル等の各パネルで
構成される建物躯体内に必要な配管ユニット、衛生陶器
等を予め設置したもので、さらに外部配管との接続が必
要な排出管、給水管等は外部へ導出されている。また、
天井パネルの照明器具を取り付ける部分には、例えば取
付スペースが開口形成されている。しかして、施工現場
において、各ブロック室を例えばクレーンでつり下げて
所定の配置まで運び、各ブロック室相互の連結部分を施
工して、衛生設備室の全体の構築を完成する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る衛生設備室の構築方法に
ついて図面を参照して説明する。図１は本発明に係る衛
生設備室の内部を透視した状態を示す平面図である。図
１に示す衛生設備室１は、出入口部２の他に、掃除用流
し部３、洗面部４，４、大便器設置部５、小便器設置部
６等の各機能単位毎に構築したブロック室７〜１０で構
成され、各ブロック室はそれぞれ各機能毎の配管ユニッ
ト１１〜１４と、衛生陶器１５〜１８を備えている。そ
して、図示はしないが、各配管ユニット１１〜１４から
外部配管への接続が必要な給水管、排水管等の配管は、
各ブロック室７〜１０から外部へ導出されている（配管
の導出方向は矢印２０で例示している。）。前記出入口
部２も一つのブロック室２１になされている。
ついて図面を参照して説明する。図１は本発明に係る衛
生設備室の内部を透視した状態を示す平面図である。図
１に示す衛生設備室１は、出入口部２の他に、掃除用流
し部３、洗面部４，４、大便器設置部５、小便器設置部
６等の各機能単位毎に構築したブロック室７〜１０で構
成され、各ブロック室はそれぞれ各機能毎の配管ユニッ
ト１１〜１４と、衛生陶器１５〜１８を備えている。そ
して、図示はしないが、各配管ユニット１１〜１４から
外部配管への接続が必要な給水管、排水管等の配管は、
各ブロック室７〜１０から外部へ導出されている（配管
の導出方向は矢印２０で例示している。）。前記出入口
部２も一つのブロック室２１になされている。
【０００７】これらブロック室７〜１０，２１は、一つ
の建屋として連結組立可能になされるように構築された
もので、外壁パネル、内壁パネル、床パネル、天井パネ
ル等の各パネルで構成される建物躯体には、各機能の配
管ユニット、衛生陶器が予め配置されている。また、天
井パネルの照明器具を取り付ける部分には、例えばその
取付スペースが細長状に開口２２形成されている。
の建屋として連結組立可能になされるように構築された
もので、外壁パネル、内壁パネル、床パネル、天井パネ
ル等の各パネルで構成される建物躯体には、各機能の配
管ユニット、衛生陶器が予め配置されている。また、天
井パネルの照明器具を取り付ける部分には、例えばその
取付スペースが細長状に開口２２形成されている。
【０００８】各ブロック室７〜１０，２１相互の連結
は、例えば各ブロック室の四隅部に配置した断面「コ」
字状の鉄骨支柱２３の背面同士をボルト締めして接合し
て連結し、外壁パネルないし内壁パネルの隙間部分に
は、コーキング材を打ち込んで目地処理等を行う。
は、例えば各ブロック室の四隅部に配置した断面「コ」
字状の鉄骨支柱２３の背面同士をボルト締めして接合し
て連結し、外壁パネルないし内壁パネルの隙間部分に
は、コーキング材を打ち込んで目地処理等を行う。
【０００９】しかして、製造現場において各ブロック室
７〜１０，２１として、それぞれのブロック室に応じた
外壁パネル、内壁パネル、床パネル、天井パネル等の各
パネル、配管ユニット及び衛生陶器を設置し、排出管、
給水管等の外部配管との接続が必要な配管２０は外部に
導出した状態で構築する。そして、このようにして構築
された各ブロック室をそれぞれ施工すべき現場まで運
ぶ。現場では、これら各ブロック室の夫々の四隅に配し
た鉄骨支柱２３に係止せしめた索引ロープ２４をクレー
ンでつり下げるか又は専用の搬送用籠（図示省略）を用
いて所定の配置まで運ぶ。そして、各ブロック室相互の
連結を行い、各ブロック室から導出されている配管と外
部配管とを連結して衛生設備室の全体の構築を完成す
る。
７〜１０，２１として、それぞれのブロック室に応じた
外壁パネル、内壁パネル、床パネル、天井パネル等の各
パネル、配管ユニット及び衛生陶器を設置し、排出管、
給水管等の外部配管との接続が必要な配管２０は外部に
導出した状態で構築する。そして、このようにして構築
された各ブロック室をそれぞれ施工すべき現場まで運
ぶ。現場では、これら各ブロック室の夫々の四隅に配し
た鉄骨支柱２３に係止せしめた索引ロープ２４をクレー
ンでつり下げるか又は専用の搬送用籠（図示省略）を用
いて所定の配置まで運ぶ。そして、各ブロック室相互の
連結を行い、各ブロック室から導出されている配管と外
部配管とを連結して衛生設備室の全体の構築を完成す
る。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、大
型のシステムトイレであっても、現場における施工が簡
単であり、しかもその施工工数を従来にくらべて大幅に
減少させることができる。よって、施工に要する時間も
大幅に短縮することができる。
型のシステムトイレであっても、現場における施工が簡
単であり、しかもその施工工数を従来にくらべて大幅に
減少させることができる。よって、施工に要する時間も
大幅に短縮することができる。
【図１】本発明に係る衛生設備室の内部を透視した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
１…衛生設備室 ２…出入口部 ３…掃除用流し部 ４…洗面部 ５…大便器設置部 ６…小便器設置部 ７，８，９，１０，２１…ブロック室 １１，１２，１３，１４…配管ユニット １５，１６，１７，１８…衛生陶器
Claims (1)
- 【請求項１】 建物躯体の衛生設備室を分割して、掃除
用流し部、洗面部、大便器設置部等の各機能単位のブロ
ック室を予め構築したのちに現場に搬入し、現場におい
てこれら各種ブロック室を所定配置し、各ブロック室相
互の連結部分を施工して、衛生設備室の全体の構築を完
成することを特徴とする衛生設備室の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220599A JP2683987B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 衛生設備室の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220599A JP2683987B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 衛生設備室の構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626203A JPH0626203A (ja) | 1994-02-01 |
| JP2683987B2 true JP2683987B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=16753508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220599A Expired - Fee Related JP2683987B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 衛生設備室の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2683987B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100396117B1 (ko) * | 2001-02-15 | 2003-09-03 | 아주렌탈 주식회사 | 조립식 수세식 간이 화장실 |
| KR20020043202A (ko) * | 2002-04-26 | 2002-06-08 | 주식회사 두남이.엔.씨 | 이동식화장실 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4220599A patent/JP2683987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626203A (ja) | 1994-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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