JP2683904B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2683904B2
JP2683904B2 JP63013406A JP1340688A JP2683904B2 JP 2683904 B2 JP2683904 B2 JP 2683904B2 JP 63013406 A JP63013406 A JP 63013406A JP 1340688 A JP1340688 A JP 1340688A JP 2683904 B2 JP2683904 B2 JP 2683904B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入賞口により景品球の排出個数を異ならせ
るようにしたパチンコ機に係り、詳しくは景品球の排出
個数の異なる入賞球ごとにランプ表示と電気的検出を確
実に行い得るようにしたパチンコ機に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種のパチンコ機は、第1の入賞球集合部か
らの入賞球によつて回動し、第1の景品球ケースを作動
して一定数の景品球を排出する第1の揺動部材に第1の
ランプ点灯用スイツチ及び第1の入賞球検出用スイツチ
のアクチユータレバーをそれぞれ接触させ、第2の入賞
球集合部からの入賞球によつて回動し、第2の景品球ケ
ースを作動して前記第1の景品球ケースの排出個数と異
なる景品球を排出する第2の揺動部材に第2のランプ点
灯用スイツチ及び第2の入賞球検出用スイツチのそれぞ
れアクチユータレバーを接触させ、第1の揺動部材の回
動によつて第1のランプ点灯用スイツチ及び第1の入賞
球検出用スイツチのアクチユータレバーを押してONさせ
ると共に第2の揺動部材の揺動によつて第2のランプ点
灯用スイツチ及び第2の入賞球検出用スイツチのアクチ
ユータレバーを押してONさせるようにしている。この従
来パチンコ機の詳細は本出願人の特願昭62−309299号明
細書に記載されており、目下出願中に属するものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] この従来パチンコ機にあつては、景品球ケースの景品
球が不足すると揺動部材を回動させないようにするため
のロツク機構が働き、これによつて入賞球集合部からの
入賞球を機外に排出させないようにしている。しかし、
この状態のとき、揺動部材のロツク状態に多少の遊びが
あるため、送りアームによつて強制的に排出作用を受け
る入賞球が揺動部材に接触してこれを脈動させる事態が
生じ、この結果、その都度アクチエータレバーが押され
てランプ点灯用スイツチ及び入賞球検出用スイツチがチ
ヤタリングを起こすという問題点があつた。特に、入賞
球検出用スイツチがチヤタリングを起こすと正しい入賞
球の検出がなし得ずホールコンピユーターによるパチン
コ機の総合管理を行う上で重大な影響を及ぼすことにな
る。
本発明は、上述のような問題点を解消して入賞球の検
出を正確になし得るようなパチンコ機を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、奔発明のパチンコ機は、
第1,第2の入賞球集合部と、前記第1,第2の入賞球集合
部からの入賞球によつて回動する第1,第2の揺動部材
と、前記第1,第2の揺動部材の回動によつてそれぞれ異
なつた個数の景品球を排出する第1,第2の景品球ケース
と、前記景品球排出後の入賞球を機外へ排出する第1,第
2の入賞球排出通路にそれぞれ設けられ、通過する入賞
球によつて回動する第1,第2の検知部材と、前記第1,第
2の揺動部材の回動によつてONし、表示部のランプを点
灯する第1,第2のランプ点灯用スイツチと、前記第1,第
2の検知部材の回動によつてONする第1,第2の入賞球検
出用スイツチとから構成されてなるものである。
[作用] 第1の入賞球集合部に集められた入賞球は、第1の揺
動部材を回動しながら第1の入賞球排出通路に入り、第
1の検知部材を回動しながら機外へ排出される。そし
て、第1の揺動部材の回動により第1の景品球ケースを
作動して一定数の景品球を排出すると同時に第1のラン
プ点灯用スイツチをONし、それによつて表示部のランプ
を点灯する。また、第1の検知部材の回動によつて第1
の入賞球検出用スイツチをONし、その信号を入賞データ
信号としてホールコンピュータに伝送する。
一方、第2の入賞球集合部に集められた入賞球は、第
2の揺動部材を回動しながら第2の入賞球排出通路に入
り第2の検知部材を回動しながら機外へ排出される。そ
して、第2の揺動部材の回動により第2の景品球ケース
を作動して前記第1の景品球ケースの排出個数と異なる
一定数の景品球を排出すると同時に第2のランプ点灯用
スイツチをONし、それによつて表示部のランプを点灯す
る。また、第2の検知部材の回動によつて第2の入賞球
検出用スイツチをONし、その信号を入賞データ信号とし
てホールコンピユータに伝達するのである。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本発明は、遊技盤上に可変表示装置を備え、その可変
表示装置の表示状態に基づいて変動入賞装置の変化開成
態様が定められる通称セブン機と呼ばれるパチンコ機に
適用した場合を示す。しかし、これは単に例示しただけ
であるのは勿論であり、本発明は、例えば左右一対の可
動片を有する変動入賞装置を遊技盤上に設けた所謂飛行
機タイプと呼ばれるパチンコ機にも同様に利用できる。
第1図は本発明の一実施例のパチンコ機の正面図であ
る。1はパチンコ機の側枠で、その側枠1の前面には前
面枠2が開閉自在に装着されている。前面枠2の前面に
はガラス枠3と前面板4が開閉自在に装着され、その前
面板4の前面に上部の球受皿5が設けられている。前面
枠2の下方には下部の球受皿6が形成され、その側部に
は打球操作用のハンドル7、変動時間短縮ボタン8がそ
れぞれ設けられる。9は前面枠2の裏面に取外し可能に
装着された遊技盤で、そのガイドレール10で囲まれた前
面の中央に可変表示装置11が設けられる。また遊技盤9
の下方部には可変表示装置11をスタートさせる始動入賞
口12,12、可変表示装置11の表示態様に応じて入賞球が
入り易いように開放する変動入賞装置13及び複数の一般
入賞口14が設けられている。15はアウト口である。
可変表示装置11は、3桁のセグメント表示部16a〜16c
を具備している。このセグメント表示部16a〜16cは、遊
技球が始動入賞口12,12に入賞すると作動を開始し、タ
イマーで設定された一定時間後又はその一定時間内に遊
技者によつて変動時間短縮ボタン8が押されると更新を
停止する。そして、このときのセグメント表示部16a〜1
6cの組合せが判定回路により遊技球が入り易い特賞状態
を付与するように定められたものか否かを判定し、その
判定結果によつて変動入賞装置13の変化開成態様が定め
られる。
変動入賞装置13は、第12図に示すように取付基板17の
上方部の横長の球入口18が形成され、その球入口18の前
面には扉状の球受部材20が前面側へ開閉自在に設けられ
る。球受部材20は下辺両側が球入口18の下側辺部に軸支
されており、取付基板17の裏面に固定されたソレノイド
21の駆動によつて球入口18を開成したり閉成したりす
る。
第2図は本発明の一実施例のパチンコ機の裏面図であ
る。遊技盤9の裏面には機構板22が回動自在に装着され
る。機構板22は、遊技盤9の裏面から一定間隔で離れて
入賞球空間25を形成する板状部22aを有し、その板状部2
2aの前面下方部すなわち遊技盤9の裏面に相対する面
に、変動入賞装置13,一般入賞口14に入つた入賞球を集
合する第1の入賞球集合部23を形成している。
機構板22の板状部22aの裏面下方部には樋部材24が固
着され、この樋部材24によつて始動入賞口12,12に入賞
した球を集合する第2の入賞球集合部25を形成してい
る。26は始動入賞口12,12に入賞した球を第2の入賞球
集合部25に導くための球通路である。また、機構板22の
板状部22aの裏面上方部には景品球タンク27が配設され
る。景品球タンク27の下方には3条の球流路28a〜28cを
有する景品球導出樋29が形成されその流下端に第1の景
品球ケース30及び第2の景品球ケース31が配設される。
第1の景品球ケース30及び第2の景品球ケース31の下方
には払い出された景品球を上部の球受皿5へ導くための
景品球排出樋32が形成される。
第1の景品球ケース30は、第3図及び第7図に示すよ
うに固定ケース部33と、この固定ケース部33の上下端に
臨む上方弁34及び下方弁35と、上下に移動可能に設けら
れてその移動により上方弁34と下方弁35とを交互に開閉
する放出作動体36と、一端が軸37により回動可能に軸支
され、かつ他端が放出作動体36の係合凹部36aに臨む横
向きな作動杆38とで大略構成される。固定ケース部33
は、上端と下端が開口して景品球が一列で上下方向に並
ぶ直状球溜り39a及び39bを前後に並設した垂直筒形に形
成され、一方の直状球溜り39aの上端開口を球流路28aの
下端に連通させると共に他方の直状球溜り39bを球流路2
8bの下端に連通させ、それぞれの下端開口は景品球排出
樋32に臨ませている。
上方弁34は、長さの途中が軸40により軸支されると共
に重くした前端に固定ケース部33の上端開口に上方から
臨んで景品球の流入を阻止する球止片41が形成され、後
端には突出片42が形成される。放出作動体36は、係合凹
部36aの上方部に上方弁34の突出片42に後方から係合す
る二股状の係合部36bが形成され、下端には係合突部36c
が一体に形成される。下方弁35は、軸35aにより回動自
在に軸支され、その軸35aより上端にローラ43を設け、
下部前面には、固定ケース部33の直状球溜り39a及び39b
に突入して景品球の流出を阻止する突子44a,44bが形成
される。放出作動体36は、常には重錘45により第7図実
線で示す下降位置に付勢される。そして、放出作動体36
が下降位置にあるとき、上方弁34は球止片41が固定ケー
ス部33の上端開口を開放する位置に回動されており、こ
れによつて球流路28aから6個の景品球が直状球溜り39a
の内部に流入し、球流路28bから7個の景品球が直状球
溜り39bに流入して収容される。また、下方弁35はロー
ラ43が放出作動体36の係合突部36cに接触して回動が拘
束され、突子44a,44bにより直状球溜り39a,39bに収容さ
れた景品球の流出が阻止される。
第2の景品球ケース31は、第3図及び第8図に示すよ
うに第1の景品球ケース30とほぼ同じ構成を有するもの
であり、第1の景品球ケース30と同一構成部品には同じ
符号が適用されている。相違点は、第1の景品球ケース
30では前後に2列の直状球溜り39a,39bが形成されてい
るが第2の景品球ケース31では固定ケース部33に一列の
直状球溜り39cのみを形成していることである。そし
て、直状球溜り39cの上端開口は球流路28cの下端に連通
され、その内部に7個の景品球が収容される。また、下
方弁35の突子46により直状球溜り39cに収容された景品
球の落下を阻止するようになつている。
第4図及び第7,8図に示すように前記第1の入賞球集
合部23の出口部には入賞球導出路47を形成している。ま
た、第2の入賞球集合部25の出口部には入賞球導出路14
7を形成している。入賞球導出路47,147の流下端には球
受棚47a,147aがそれぞれ形成されている。また、入賞球
導出路47,147の側方には、2本の送りアーム48,148とモ
ータ49が配設される。送りアーム48,148は下端が軸50に
より揺動自在に支持される。モータ49のモータ軸51には
3枚の羽根52を有する2個のカム部材53,153が軸方向に
間隔を置いて固着されている。送りアーム48,148は、下
端にローラ48a,148aを設けた横向きの腕48b,148bを一体
に備える。また、送りアーム48,148は、引張ばね54,154
によつて付勢され、ローラ48aとカム部材53及びローラ1
48aとカム部材153とが常時接触状に保たれている。この
ため、カム部材53が回転すると送りアーム48が揺動さ
れ、腕48bの先端が入賞球導出路47内に突入して球受棚4
7a上に位置する入賞球を排出口55に押し出す。また、カ
ム部材153の回転によつて送りアーム148が揺動し、腕14
8bの先端が入賞球導出路48内に突入して球受棚147a上に
位置する入賞球を排出口155に押し出すようになつてい
る。
前記排出口55,155の側方には第1の揺動部材56及び第
2の揺動部材156がそれぞれ揺動自在に配設される。揺
動部材56,156は上端近くが軸57により揺動自在に支持さ
れる。また、揺動部材56,156は軸57より下方に垂下して
排出口55,155に臨む球接触部56,156aと軸57より横方向
に延びる連結腕56b,156bを一体に備える。そして、連結
腕56bは縦杆58を介して第1の景品球ケース30の作動杆3
8に連結され、連結腕156bは縦杆158を介して第2の景品
球ケース31の作動杆38に連結される。揺動部材56,156の
上方には2本のロツク片59,159がそれぞれ配設される。
ロツク片59,159は、一端が軸60により揺動自在に支持さ
れる。また、ロツク片59,159は、揺動部材56,156の上端
に段部59a,159aを係合してその揺動を拘束する上部腕59
b,159bと、排出口55,155から入賞球導出路47,147内に臨
む下部腕59c,159cとを一体に備える。前記排出口55には
第1の入賞球排出通路61の上端が連通され、排出口155
には第2の入賞球排出通路161の上端が連通される。
しかして、本発明によれば、第4図及び第6図に示す
ように、前記第1の揺動部材56に対応させて第1のラン
プ点灯用スイツチ62を設け、第2の揺動部材156に対応
させて第2のランプ点灯用スイツチ162を設けている。
これら第1,第2のランプ点灯用スイツチ62,162は、ばね
負荷の押釦63と、該押釦63に接触する回動可能なアクチ
エータレバー64を有した常開接点形式のマイクロスイツ
チであり、第1のランプ点灯用スイツチ62のアクチエー
タレバー64を第1の揺動部材56の下端に形成した当接部
65に接触させ、第2のランプ点灯用スイツチ162のアク
チエータレバー64を第2の揺動部材156の下端に形成し
た当接部165に接触させている。
また、第1の入賞球排出通路61に第1の検知部材66を
設け、第2の入賞球排出通路161には第2の検知部材166
を設けている。これら第1,第2の検知部材66,166は、球
接触部66a,166aと当接部66b,166bとを有する同一形状に
形成されており、各上端が軸67により回動可能に支持さ
れて球接触部66a,166aを第1,第2の入賞球排出通路61,1
61にそれぞれ突入させている。また、第1の検知部材66
に対応させて第1の入賞球検出用スイツチ68を設け、第
2の球検知部材166に対応させて第2の入賞球検出用ス
イツチ168を設けている。この第1,第2の入賞球検出用
スイツチ68,168は、ばね負荷の押釦69と該押釦69に接触
する回動可能なアクチエータレバー70を有した常開接点
形式のマイクロスイツチであり、第1の入賞球検出用ス
イツチ68のアクチエータレバー70を第1の検知部材66の
当接部66bに当接させ、第2の入賞球検出用スイツチ168
のアクチエータレバー70を第2の検知部材166の当接部1
66bに当接させている。
一方、遊技盤9の前面部分には、遊技客が視認可能な
表示部71が形成される。表示部71は、第11図に示すよう
に遊技盤9の透孔72,72を形成し、その透孔72,72の前面
に合成樹脂製等の着色半透明な装飾カバー板73を設けて
いる。また、それぞれの透孔72,72にランプ74,75を設
け、ランプ74に対応する装飾カバー板73部分に景品球の
排出個数を示す13個の数字71aが表示され、ランプ75に
対応して7個の数字71bが表示される。そして、ランプ7
4に第1のランプ点灯用スイツチ62が接続され、ランプ7
5に第2のランプ点灯用スイツチ162が接続される。ま
た、第1,第2の入賞球検出用スイツチ68,168は、ホール
コンピユータ(図示せず)に回路で接続されている。
次に本実施例の作用を説明する。遊技盤9上に打込ま
れた遊技球が始動入賞口12に入賞すると、その入賞球B1
は入賞球検出スイツチ76で検出された後、球通路26を通
つて第2の入賞球集合部25に集められる。一方、検出ス
イツチ76の信号が可変表示装置11の表示状態変換回路に
送られ、セグメント表示部16a〜16cを作動して0,1,‥‥
‥9までの数字を可変表示させる。そして、そのセグメ
ント表示部16a〜16cの更新が停止した状態において例え
ばその数字があらかじめ設定された組合せを表示すると
その組合せに応じた出力が制御回路に送られ、変動入賞
装置13の球受部材20を遊技球が入り易いように開成させ
る。この数字の組合せは例えば「7」,「7」,「7」
の数字を表示した場合、特賞状態(フイバー状態)とな
つて球受部材20を一定時間(例えば30秒)或いは遊技球
が10個入賞するまで開き続け、閉じた後再び開成する動
作を繰り返えし行うもので遊技者に多大な利益が付与さ
れる。
また、遊技盤9上に打込まれた遊技球が変動入賞装置
13又は一般入賞口14に入賞すると、その入賞球B2は機構
板22の入賞球空間25を通つて第1の入賞球集合部23に集
められる。そして、第1の入賞球集合部23に集められた
入賞球B2は、入賞球導出路47aを流下して球受棚47a上に
受けられ、第2の入賞球集合部25に集められた入賞球B1
は、入賞球導出路147を流下して球受棚147a上に受けら
れる。
一方、モータ49の駆動によつて2個のカム部材53,153
が第7図矢印方向に回転し、カム部材53の羽根52が送り
アーム48のローラ48aに係合して該送りアーム48を引張
ばね54の張力に抗して第7図鎖線のように揺動し、同じ
ようにカム部材153の羽根52が送りアーム148のローラ14
8aに係合して該送りアーム148を引張ばね154の張力に抗
して第9図のように揺動する。そして送りアーム48の揺
動によつてこれの腕48bが入賞球導出路47に突入して球
受棚47a上の入賞球B2を排出口55へ押し出し、同じよう
に送りアーム148の揺動によつてこれの腕148bが入賞球
導出路147に突入して球受棚147a上の入賞球B1を排出口1
55へ押し出す。
排出口55へ押し出された入賞球B2はロツク片59の下部
腕59cに接触してこれを第7図鎖線のように揺動させ、
これの段部59aによる第1の揺動部材56の拘束を外すと
共に、球接触部56aを押して該第1の揺動部材56を第7
図鎖線のように回動する。このため、縦杆58が上昇し、
この縦杆58の上昇によつて第1の景品球ケース30の作動
杆38が第7図鎖線のように上方へ回動して放出作動体36
を上方へ移動させる。これによつて、上方弁34が同図鎖
線のように先端を下げて固定ケース部33の上端開口を閉
じるとともに、下方弁35のローラ43が係合突部36cから
外れて該下方弁35は自由状態となり直状球溜り39aの6
個の景品球と直状球溜り39b内の7個の景品球の合計13
個の景品球を景品球排出樋32を介して上部の球受皿5に
払い出す。また、前記第1の揺動部材56の回動に伴ない
第1のランプ点灯用スイツチ62のアクチエータレバー64
が押されて押釦63を押圧し該スイツチ62がONされる。そ
して、第1のランプ点灯用スイツチ62のONにより、表示
部71の数字71a側のランプ74が点灯され、これによつて
遊技客はそのランプ74の点灯報知を視認して入賞球B2
対して13個の景品球が正しく排出されたことを容易に確
認できる。
また、入賞球B2は第1の揺動部材56を回動させた後第
1の入賞球排出通路61を流下し、その流下の途中で第1
の検知部材66の球接触部66aに接触してこれを第7図鎖
線のように回動させながら機外へ排出される。そして、
第1の検知部材66の回動に伴ない当接部66bでアクチユ
ータレバー70,押釦69が押されて第1の入賞球検出用ス
イツチ68がONされ、このスイツチ68のONにより発生する
信号が入賞球B2用の入賞球信号としてホールコンピユー
タに伝送され、入賞データとしてパチンコ機の運営,管
理に役立てられる。
また、排出口155へ押し出された入賞球B1は、ロツク
片159の下部腕159cに接触してこれを第8図鎖線のよう
に揺動させ、これの段部159aによる第2の揺動部材156
の拘束を外すと共に球接触部156aを押して該第2の揺動
部材156を第9図のように回動する。このため、縦杆158
が上昇し、この縦杆158の上昇によつて第2の景品球ケ
ース31の作動杆38が第9図のように上方へ回動して放出
作動体36を上方へ移動させる。これによつて、第1の景
品球ケース30と同じように下方弁35が自由状態となり直
状球溜り31a内の7個の景品球を景品球排出樋32を介し
て上部の球受皿5に払い出す。また、前記第2の揺動部
材156の揺動に伴ない第2のランプ点灯用スイツチ162の
アクチユータレバー64が押されて押釦63を押圧し該スイ
ツチ162がONされる。そして、第2のランプ点灯用スイ
ツチ162のONにより表示部71の数字71b側のランプ75が点
灯され、これによつて遊技客は入賞球B1に対して7個の
景品球が排出されたことを確認し得る。また、入賞球B1
は第2の揺動部材156を回動させた後第2の入賞球排出
通路161を流下し、その流下の途中で第2の球検知部材1
66の球接触部166aに接触してこれを第9図鎖線のように
回動させながら機外へ排出される。そして、第2の検知
部材166の回動に伴ない当接部166bでアクチエータレバ
ー70,押釦69が押されて第2の入賞球検出用スイツチ168
がONされ、このスイツチ168のONにより発追する信号が
入賞球B1の入賞球信号としてホールコンピユータに伝送
され、入賞データとしてパチンコ機の運営,管理に役立
てられるのである。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、排出個数の異なる第
1,第2の景品球ケースの景品球排出動作に対するランプ
報知を第1,第2の揺動部材によつて行ない、入賞球の電
気的検出は第1,第2の入賞球排出通路の流下過程で行な
わせるようにしたものである。従つて、景品球ケースの
景品球が不足して第1,第2の揺動部材がロツク状態にあ
るとき、入賞球の接触で第1,第2の揺動部材が脈動する
ようなことがあつても第1,第2の入賞球検出用スイツチ
に全く影響を及ぼさないため、チヤタリング等の誤動作
の発生が皆無となり入賞球の検出を正確に行い得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はパチン
コ機の正面図、第2図はパチンコ機の裏面図、第3図は
第1及び第2の景品球ケース部分の斜視図、第4図は入
賞球導出路部分の斜視図、第5図は第1及び第2の入賞
球集合部の関連を示す断面図、第6図は揺動部材及び検
知部材とスイツチの関連構造を示す側面図、第7図ない
し第9図は景品球の払い出し動作を説明する作用図、第
10図は表示部の正面図、第11図は表示部の断面図、第12
図は変動入賞装置の斜視図である。 23,25……第1,第2の入賞球集合部、30,31……第1,第2
の景品球ケース、56,156……第1,第2の揺動部材、61,1
61……第1,第2の入賞球排出通路、62,162……第1,第2
のランプ点灯用スイツチ、66,166……第1,第2の検知部
材、68,168……第1,第2の入賞球検出用スイツチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1,第2の入賞球集合部と、 前記第1,第2の入賞球集合部からの入賞球によつて回動
    する第1,第2の揺動部材と、 前記第1,第2の揺動部材の回動によつてそれぞれ異なつ
    た個数の景品球を排出する第1,第2の景品球ケースと、 前記景品球排出後の入賞球を機外へ排出する第1,第2の
    入賞球排出通路と、 前記第1,第2の入賞球排出通路に設けられ、通過する入
    賞球によつて回動する第1,第2の検知部材と、 前記第1,第2の揺動部材の回動によつてONし、表示部の
    ランプを点灯する第1,第2のランプ点灯用スイツチと、 前記第1,第2の検知部材の回動によつてONする第1,第2
    の入賞球検出用スイツチとを備えてなることを特徴とす
    るパチンコ機。
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