JP2683560B2 - 粉末状薬剤入り緩衝性シートの製造方法とその製造装置 - Google Patents

粉末状薬剤入り緩衝性シートの製造方法とその製造装置

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JP2683560B2 JP63188797A JP18879788A JP2683560B2 JP 2683560 B2 JP2683560 B2 JP 2683560B2 JP 63188797 A JP63188797 A JP 63188797A JP 18879788 A JP18879788 A JP 18879788A JP 2683560 B2 JP2683560 B2 JP 2683560B2
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真澄 林
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は乾燥剤、殺虫剤、芳香剤、防錆剤、吸着剤等
の粉末状薬剤を封入してなる緩衝性シートの製造方法お
よび製造装置に関する。
[従来の技術] 従来、乾燥剤、殺虫剤、芳香剤、防錆剤、吸着剤等の
粉末状薬剤を通気性膜を用いて充填包装し、乾燥、殺虫
などの夫々の目的に使用することは既に行なわれてい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような定期性膜のみを用いた充
填包装体は緩衝性がなく、従って、薬剤的効果はあるも
のの、各種製品の運搬包装用の材料として使用するには
問題があった。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明者らは種々検討の結果、乾燥剤、殺虫
剤、芳香剤、防錆剤、吸着剤等の粉末状薬剤を充填包装
するに際し、気泡性緩衝性シートのヒートシールされる
部分の気泡を予め潰した後に、気泡性緩衝性シートと通
気性膜を製造することにより、薬剤の持つ特性と包装材
料としての緩衝効果を併せ持った機能性包装材料が得ら
れることを見出し、本発明に至ったものである。
即ち、本発明によれば、気泡性緩衝性シートと通気性
膜をヒートシールとして中に粉末状薬剤を封入すること
により粉末状薬剤入り緩衝性シートを製造する方法であ
って、該気泡性緩衝性シートのヒートシールされる位置
の気泡を予め潰した後、該気泡性緩衝性シート及び該通
気性膜を夫々対向した状態でシールすることにより側部
および底部を形成して袋状となし、次いで該袋内に粉末
状薬剤を供給した後該袋の上側部をシールすることを特
徴とする粉末状薬剤入り緩衝性シートの製造方法、およ
び、気泡性緩衝性シートと通気性膜の間に粉末状薬剤を
封入した後ヒートシールすることからなる粉末状薬剤入
り緩衝性シートの製造装置であって、該気泡性緩衝性シ
ートのヒートシールされる位置の気泡を予め潰すための
加熱潰し手段と、該気泡性緩衝性シート及び該通気性膜
を夫々対向した状態でシールするシール手段と、該気泡
性緩衝性シートと該通気性膜をシールして形成される袋
内に粉末状薬剤を供給する薬剤供給手段と、を備えたこ
とを特徴とする粉末状薬剤入り緩衝性シートの製造装
置、が提供される。
[作用] 本発明な重要な特徴の一つは、気泡性緩衝性シートと
通気性膜をヒートシールする際に、ヒートシールされる
位置の気泡を予め潰すことである。即ち、気泡性緩衝性
シートと通気性膜をヒートシールする際に、ヒートシー
ル層間に気泡部分が存在すると、例えば、ヒートシール
バーによって気泡性緩衝性シートまたは通気性膜が熱に
より溶断され、ヒートシールを行なうことが困難にな
る。このため、ヒートシールされる位置の気泡を予熱さ
れたバーなどを用いて押し潰し、平坦化させることが必
要となるものである。このときのバーの温度は限定され
ないが、一般に75〜150℃が適当である。なお、ヒート
シールは融点の高い材料側から行なうことが好ましい。
また、材料を十分に押え付けた後通電加熱するインパ
ルスシール方式によって気泡部を押し潰すヒートシール
方法は極めて有効である。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限られるものではない。
第1図は本発明の緩衝性シートの製造装置の一実施例
を示す概要図であり、1は気泡性緩衝性シートのロール
状原反1aを巻回収納する原反サプライ、2は気泡緩衝性
シートのシールされる部分の気泡を予め潰すための加熱
押え機構を示している。3は通気性膜の原反サプライ、
4は気泡性緩衝性シートと通気性膜をシールするための
ヒートシーラーであり、又、6は薬剤ホッパー、7は計
量機構、8は投入ノズルを示す。
次に、第1図に従って気泡性緩衝性シートの製造装置
における製造手順を説明する。
(1)気泡性緩衝性シートのロール状原反1aは原反サプ
ライ1より繰出され、次いでシール破れを防ぐため、シ
ール部に当る位置の気泡を加熱押え機構2で潰す。
(2)通気性膜のロール状原反3aは原反サプライ3より
繰出され、気泡性緩衝性シートと対向するような状態で
気泡が内側になるように、ヒートシーラー4により、ま
ず横方向シールを1ピッチ、縦方向シールを2ピッチシ
ールされ、側面及び底面を有する袋状に形成される。
(3)繰出されるシートは、同じピッチで正確に送り出
されるように、位置検出機能が付設されたエアーシリン
ダー5でタクト送りされる。
(4)縦、横がシールされ、袋状に形成された原反に
は、上方から薬剤ホッパー6の粉末状薬剤が計量機構7
にて計量されて投入ノズル8より内部へ供給され、さら
に薬剤が投入ノズル8に残らないように、つつき棒9及
びノッカー10で投入ノズル8内の薬剤を完全に落とすよ
うにする。
(5)袋状原反内に薬剤が投入された後、原反はエアー
シリンダー5で正確に1タクト送りされてヒートシーラ
ー4により縦方向、および横方向にシールされ、薬剤が
中に充填封入されてなる緩衝性シートが製造される。
(6)以上の工程を断続的に行なうことにより、薬剤を
封入した緩衝性シートは、所要の幅にトリミングスリッ
ター等にて裁断され、収納容器11に包装製品として収納
される。
以上第1図に従って、気泡性緩衝性シートの製造手順
を説明したが、次に本発明装置における各部重要機構に
ついて説明する。
まず、投入ノズル8に関して説明すると、これは薬剤
の落下にとっては、大口径が望ましいが、重なりあった
シート(気泡性緩衝性シートと通気性膜)をシール中あ
るいはシール後に、固くて太い投入ノズル8を上から挿
入するか、挿入したままシールすると、シール部分の切
れが生じる。従って、これを防ぐため、フレキシブルな
材質の円筒状の投入ノズルを用いることが好ましい。
また、加熱押え機構2は、気泡性緩衝性シートのヒー
トシール部にあたる位置の気泡を、加熱されたバーをエ
アーシリンダー等により押し潰し、平坦化してヒートシ
ール性を向上させるために用いる気泡潰し機構である。
第2図はヒートシーラー4の一例を示す一部拡大斜視
図で、(a)は縦シーラー、(b)は横シーラーを示し
ている。ヒートシーラー4は、薬剤が供給された気泡性
緩衝性シートと通気性膜とをヒートシールする機構であ
り、例えばプレートヒーター、カートリッジヒーター、
或いはインパルスヒーター等の熱源を持ったヒートシー
ルバー20をエアーシリンダー21等により、シール部に圧
着させヒートシールを行なう機構である。
第2図においてはシールヒーター線22を有したインパ
ルスヒーターを用いており、機構上縦方向と横方向のシ
ールを別々に行なう方法を示している。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の粉末状薬剤入り緩衝性
シートの製造方法とその製造装置によれば、薬剤の充填
およびシールが完全な薬剤入り緩衝性シートを製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の緩衝性シートの製造装置の一実施例を
示す概要図、第2図はヒートシーラーの一例を示す一部
拡大斜視図で、(a)は縦シーラー、(b)は横シーラ
ーを示す。 1……気泡性緩衝性シートの原反サプライ、2……加熱
押え機構、3……通気性膜の原反サプライ、4……ヒー
トシーラー、5……エアーシリンダー、6……薬剤ホッ
パー、7……計量機構、8……投入ノズル、9……つつ
き棒、10……ノッカー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気泡性緩衝性シートと通気性膜をヒートシ
    ールして中に粉末状薬剤を封入することにより粉末状薬
    剤入り緩衝性シートを製造する方法であって、該気泡性
    緩衝性シートのヒートシールされる位置の気泡を予め潰
    した後、該気泡性緩衝性シート及び該通気性膜を夫々対
    向した状態でシールすることにより側部および底部を形
    成して袋状となし、次いで該袋内に粉末状薬剤を供給し
    た後該袋の上側部をシールすることを特徴とする粉末状
    薬剤入り緩衝性シートの製造方法。
  2. 【請求項2】気泡性緩衝性シートと通気性膜の間に粉末
    状薬剤を封入した後にヒートシールすることからなる粉
    末状薬剤入り緩衝性シートの製造装置であって、該気泡
    性緩衝性シートのヒートシールされる位置の気泡を予め
    潰すための加熱潰し手段と、該気泡性緩衝性シート及び
    該通気性膜を夫々対向した状態でシールするシール手段
    と、該気泡性緩衝性シートと該通気性膜をシールして形
    成される袋内に粉末状薬剤を供給する薬剤供給手段と、
    を備えたことを特徴とする粉末状薬剤入り緩衝性シート
    の製造装置。
JP63188797A 1988-07-28 1988-07-28 粉末状薬剤入り緩衝性シートの製造方法とその製造装置 Expired - Lifetime JP2683560B2 (ja)

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JPH0245372A JPH0245372A (ja) 1990-02-15
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