JP2683263B2 - 積層型熱交換器用エレメントの製造方法 - Google Patents

積層型熱交換器用エレメントの製造方法

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JP2683263B2 JP63324669A JP32466988A JP2683263B2 JP 2683263 B2 JP2683263 B2 JP 2683263B2 JP 63324669 A JP63324669 A JP 63324669A JP 32466988 A JP32466988 A JP 32466988A JP 2683263 B2 JP2683263 B2 JP 2683263B2
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • F28F3/04Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
    • F28F3/042Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element
    • F28F3/044Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element the deformations being pontual, e.g. dimples
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28D1/03Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
    • F28D1/0308Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
    • F28D1/035Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other with U-flow or serpentine-flow inside the conduits

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用
エレメントの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の積層型熱交換器としては、例えば特開
昭61−27496号公報に開示されるものが知られている。
これを第13図に基づいて説明する。1は一対の積層型
熱交換器用エレメントを示す。この一対の積層型熱交換
器用エレメント1は、一側部に熱交換冷媒用入口2と熱
交換冷媒用出口3を設け、これら熱交換冷媒用入口2と
熱交換冷媒用出口3を除く周囲を、ビード4によって囲
むと共に、これら熱交換冷媒用入口2と熱交換冷媒用出
口3の近傍に仕切り壁5がビード4と連設している。そ
して、熱交換冷媒用入口2と熱交換冷媒用出口3を除
く、ビード4と仕切り壁5とで囲まれた部位には、複数
の突起6が設けられている。
このように構成された一対の積層型熱交換器用エレメ
ント1は、積層され、熱交換冷媒用入口2と熱交換冷媒
用出口3とに各別にパイプ状の入口ヘッダー7と出口ヘ
ッダー8が取り付けられる。そして、積層された一対の
積層型熱交換器用エレメント1では、周囲を囲むビード
4と仕切り壁5とによって熱交換冷媒を通過させる通路
9を形成し、この通路9に熱交換冷媒用入口2から流入
した熱交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口3へ送り出
すように構成されている。
処で、斯かる従来の積層型熱交換器用エレメントは、
所定の板材をトランスファープレスマシンによって成形
するものであるから、製造装置が大掛かりとなり、製造
コストが高いという欠点があった。
そこで、例えば特開昭59−225826号公報に開示される
如く、積層型熱交換器用エレメントを一部ロール成形
し、その後にプレス成形する製造方法が提案されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し、この製造方法によれば、歯車の歯面の形状の如
き成形が為されるように両歯車間の中心距離を狭くさせ
ながら繰り返し歯車を左右に回転させて成形するため、
特殊な歯車を必要とし、煩雑な作業を要するという不具
合がある。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為され
たもので、その目的は、製造工程の大半を簡便なロール
成形とし、後処理をプレス加工することによって、連続
加工を可能とし、設備の小型化及び加工時間の短縮を図
ることができる積層型熱交換器用エレメントの製造方法
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法は、一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この熱交換
冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、この中
央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲むビー
ドと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて成る一
対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲を囲む
ビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通過させ
る通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々ヘッダーパ
イプを取り付け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入
した熱交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出す
ように構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器
用エメントの製造方法に於て、連続して供給される板材
を一対のロール成形機に掛け、板材と直交する方向に板
材の幅方向両端に亘って2つのコ字状体を連続的に連設
した形状を為すと共に少なくとも両コ字状体に於ける連
設する直線部と板状の幅方向両端と対向する部位にビー
ドを形成した第一の縁取り用ビードを設け、この第一の
縁取り用ビードの両端部を始端として、板材の両側部に
所定長さの第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビ
ードを設けると共に、第一の縁取り用ビードの2つのコ
字状体を連設する直線部から上記第二の縁取り用ビード
及び第三の縁取り用ビードと平行して第二の縁取り用ビ
ード及び第三の縁取り用ビードよりも短い仕切り用のビ
ードを設け、上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁取
り用ビードの終端に再び板材と直交する方向に両縁取り
用ビードと連設する第四の縁取り用ビードを設け、且
つ、第一の縁取り用ビード乃至第四の縁取り用ビード及
び仕切り用ビードによって囲まれ部位に複数の小突起を
設ける第一工程と、一対のロール成形機に掛け、第一の
縁取り用ビードに於ける2つのコ字状体で囲まれた内部
と第四の縁取り用ビードの後方部に高さ寸法出し成形を
行なう第二工程と、上下交互に配したロールの間を通
し、成形品に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取る第
三工程と、プレスで、第一の縁取りビードの2つのコ字
状体で囲まれた部位を切断して熱交換冷媒出入口素体と
すると共に、第四の縁取り用ビードの後方部を短冊状に
切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程と、この
第四工程で切断された素体をプレスで、第一の縁取りビ
ードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の縁取り用
ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げてフランジ
とする第五工程とによって構成されている。
請求項2記載の熱交換器用エレメントの製造方法は、
一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この熱交換冷媒用
出入口を除く周囲をビードによって囲み、この中央部に
仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲むビードと仕
切り用ビードとの間に複数の突起を設けて成る一対の積
層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲を囲むビード
と仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通過させる通路
を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々ヘッダーパイプを
取り付け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入した熱
交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出すように
構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用エメ
ントの製造方法に於て、連続して供給される板材を一対
のロール成形機に掛け、板材と直交する方向に板材の幅
方向両端に亘って2つのコ字状体を連続的に連設した形
状を為すと共に少なくとも両コ字状体に於ける連設する
直線部と板状の幅方向両端と対向する部位にビードを形
成した第一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り
用ビードの両端部を始端として、板材の両側部に所定長
さの第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードを
設けると共に、第一の縁取り用ビードの2つのコ字状体
を連設する直線部から上記第二の縁取り用ビード及び第
三の縁取り用ビードと平行して第二の縁取り用ビード及
び第三の縁取り用ビードよりも短い仕切り用のビードを
設け、上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビ
ードの終端に再び板材と直交する方向に両縁取り用ビー
ドと連設すると共に、第一の縁取り用ビート面一と成る
第四の縁取り用ビードを設け、且つ、第一の縁取り用ビ
ード乃至第四の縁取り用ビード及び仕切り用ビードによ
って囲まれ部位に複数の小突起を設ける第一工程と、一
対のロール成形機に掛け、第一の縁取り用ビードに於け
る2つのコ字状体で囲まれた内部と第四の縁取り用ビー
ドの後方部に高さ寸法出し成形を行なう第二工程と、上
下交互に配したロールの間を通し、成形品に曲げ変形を
与え、成形品全体の歪を取る第三工程と、プレスで、第
一の縁取り用ビードと第四の縁取り用ビードとの連設部
を、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部
位に沿って切断して熱交換冷媒出入口素体とすると共
に、第四の縁取り用ビードの後方部を短冊状に切断して
フィン高さ出し用素体とする第四工程と、この第四工程
で切断された素体をプレスで、第一の縁取りビードの熱
交換冷媒出入口素体の先端部と第四の縁取り用ビードの
フィン高さ出し用素体とを折り曲げてフランジとする第
五工程とによって構成されている。
請求項3記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法は、請求項2記載に於ける第四工程に於て、第一の縁
取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部位に沿って切
断して熱交換冷媒出入口素体とするに際し、第四の縁取
り用ビード側の先端部を円弧状に切断するものである。
請求項4記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法は、両側部に各別に熱交換冷媒用入口及び熱交換冷媒
用出口を設け、この熱交換冷媒用出入口を除く周囲をビ
ードによって囲み、周囲を囲むビード間に複数の突起を
設けて成る一対の積層型熱交換器用エレメントを積層
し、周囲を囲むビードによって熱交換冷媒を通過させる
通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々ヘッダーパイ
プを取り付け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入し
た熱交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出すよ
うに構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用
エレメントの製造方法に於て、連続して供給される板材
を一対のロール成形機に掛け、板材と直交する方向に板
材の幅方向両端に亘ってコ字状を為すと共に少なくとも
板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形成した第
一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り用ビード
の両端部を始端として、板材の両側部に所定長さの第二
及び第三の縁取り用ビードを設け、上記第二及び第三の
縁取り用ビードの終端に再び板材と直交する方向に両ビ
ードと連設すると共にコ字状を為し、且つ、少なくとも
板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形成した第
四の縁取り用ビードを設け、且つ、第一の縁取りビード
乃至第四の縁取り用ビードによって囲まれ部位に複数の
小突起を設ける第一工程と、一対のロール成形機に掛
け、第一の縁取り用ビード,第四の縁取り用ビードに於
けるコ字状体で囲まれた内部に高さ寸法出し成形を行な
う第二工程と、上下交互に配したロールの間を通し、成
形品に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取る第三工程
と、プレスで、第一の縁取り用ビード,第四の縁取り用
ビードに於けるコ字状体で囲まれた部位をカットして熱
交換冷媒出入口素体とする第四工程と、この第四工程で
切断された素体をプレスで、第一の縁取りビード,第四
の縁取り用ビードに於ける熱交換冷媒出入口素体の先端
部を折り曲げてフランジとする第五工程とによって構成
されている。
請求項5記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法は、一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この熱交換
冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、この中
央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲むビー
ドと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて成る一
対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲を囲む
ビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通過させ
る通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々連通穴を設
け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入した熱交換用
冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出すように構成し
た積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用エメントの
製造方法に於て、連続して供給される板材を一対のロー
ル成形機に掛け、板材と直交する方向に板材の幅方向両
端に亘って2つのコ字状体を連続的に連設した形状を為
すと共に少なくとも両コ字状体に於ける連設する直線部
と板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形成した
第一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り用ビー
ドの両端部を始端として、板材の両側部に所定長さの第
二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードを設ける
と共に、第一の縁取り用ビードの2つのコ字状体を連設
する直線部から上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁
取り用ビードと平行して第二の縁取り用ビード及び第三
の縁取り用ビードよりも短い仕切り用のビードを設け、
上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードの
終端に再び板材と直交する方向に両縁取り用ビードと連
設する第四の縁取り用ビードを設け、且つ、第一の縁取
り用ビード乃至第四の縁取り用ビード及び仕切り用ビー
ドによって囲まれ部位に複数の小突起を設ける第一工程
と、一対のロール成形機に掛け、第一の縁取り用ビード
に於ける2つのコ字状体で囲まれた内部と第四の縁取り
用ビードの後方部に高さ寸法出し成形を行なう第二工程
と、上下交互に配したロールの間を通し、成形品に曲げ
変形を与え、成形品全体の歪を取る第三工程と、プレス
で、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部
位を切断して熱交換冷媒出入口素体とすると共に、第一
の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部位に穴を
開け、且つ、第四の縁取り用ビードの後方部を短冊状に
切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程と、この
第四工程で切断された素体をプレスで、第一の縁取りビ
ードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の縁取り用
ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げてフランジ
とする第五工程とによって構成されている。
請求項6記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法は、一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この熱交換
冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、この中
央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲むビー
ドと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて成る一
対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲を囲む
ビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通過させ
る通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々連通穴を設
け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入した熱交換用
冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出すように構成し
た積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用エメントの
製造方法に於て、連続して供給される板材を一対のロー
ル成形機に掛け、板材と直交する方向に板材の幅方向両
端に亘って2つのコ字状体を連続的に連設した形状を為
すと共に少なくとも両コ字状体に於ける連設する直線部
と板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形成した
第一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り用ビー
ドの両端部を始端として、板材の両側部に所定長さの第
二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードを設ける
と共に、第一の縁取り用ビードの2つのコ字状体を連設
する直線部から上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁
取り用ビードと平行して第二の縁取り用ビード及び第三
の縁取り用ビードよりも短い仕切り用のビードを設け、
上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードの
終端に再び板材と直交する方向に両縁取り用ビードと連
設すると共に、第一の縁取り用ビードと面一と成る第四
の縁取り用ビードを設け、且つ、第一の縁取り用ビード
乃至第四の縁取り用ビード及び仕切り用ビードによって
囲まれ部位に複数の小突起を設ける第一工程と、一対の
ロール成形機に掛け、第一の縁取り用ビードに於ける2
つのコ字状体で囲まれた内部と第四の縁取り用ビードの
後方部に高さ寸法出し成形を行なう第二工程と、上下交
互に配したロールの間を通し、成形品に曲げ変形を与
え、成形品全体の歪を取る第三工程と、プレスで、第一
の縁取り用ビードと第四の縁取り用ビードとの連設部
を、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部
位に沿って切断して熱交換冷媒出入口素体とすると共
に、第一の縁取りビードの2つのコ字状で囲まれた部位
に穴を開け、且つ、第四の縁取り用ビードの後方部を短
冊状に切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程
と、この第四工程で切断された素体をプレスで、第一の
縁取りビードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の
縁取り用ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げて
フランジとする第五工程とによって構成されている。
請求項7記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法は、請求項5又は6記載に於ける第五工程に於て、第
一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部位に穿
設した穴にバーリングを設けている。
〔作 用〕
請求項1記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法に於ては、連続して供給される板材を、第一工程に於
て、一対のロール成形機に掛けることによって、第一の
縁取り用ビードと、第二の縁取り用ビード及び第三の縁
取り用ビードと、仕切り用のビードと、第四の縁取り用
ビードと、複数の小突起とを設け、第二工程に於て、高
さ寸法出し成形を行ない、第三工程に於て、成形品全体
の歪を取ることが可能となる。そして、輪郭をロール成
形によって形成された板材を、小型プレスによって、第
四工程に於て、熱交換冷媒出入口素体とフィン高さ出し
用素体とを形成し、第五工程に於て、熱交換冷媒出入口
素体の先端部と第四の縁取り用ビードのフィン止め部用
素体とを折り曲げてフランジすることができる。
請求項2記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法に於ては、連続して供給される板材を、第一工程に於
て、一対のロール成形機に掛けることによって、第一の
縁取り用ビードと、第二縁取り用ビード及び第三の縁取
り用ビードと、仕切り用のビードと、第一の縁取り用ビ
ードと連設する第四の縁取り用ビードと、複数の小突起
とを設け、第二工程に於て、高さ寸法出し成形を行な
い、第三工程に於て、成形品全体の歪を取ることが可能
となる。そして、輪郭をロール成形によって形成された
板材を、小型プレスによって、第四工程に於て、熱交換
冷媒出入口素体とフィン高さ出し用素体とを形成し、第
五工程に於て、熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の
縁取り用ビードのフィン止め部用素体とを折り曲げてフ
ランジすることができる。
請求項3記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法に於ては、第四の縁取り用ビード側の先端部を円弧状
に切断される。
請求項4記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法に於ては、連続して供給される板材を、第一工程に於
て、一対のロール成形機に掛けることによって、第一の
縁取り用ビードと、第二及び第三の縁取り用ビードと、
第四の縁取り用ビードと、複数の小突起とを設け、第二
工程に於て、高さ寸法出し成形を行ない、第三工程に於
て、成形品全体の歪を取ることが可能となる。そして、
輪郭をロール成形によって形成された板材を、小型プレ
スによって、第四工程に於て、熱交換冷媒出入口素体を
形成し、第五工程に於て、熱交換冷媒出入口素体の先端
部を折り曲げてフランジすることができる。
請求項5又は6記載の積層型熱交換器用エレメントの
製造方法に於ては、連続して供給される板材を、第一工
程に於て、一対のロール成形機に掛けることによって、
第一の縁取り用ビードと、第二縁取り用ビード及び第三
の縁取り用ビードと、仕切り用のビードと、第一の縁取
り用ビードと連設する第四の縁取り用ビードと、複数の
小突起とを設け、第二工程に於て、高さ寸法出し成形を
行ない、第三工程に於て、成形品全体の歪を取ることが
可能となる。そして、輪郭をロール成形によって形成さ
れた板材を、小型プレスによって、第四工程に於て、熱
交換冷媒出入口素体と冷媒連通用の穴とフィン高さ出し
用素体とを形成し、第五工程に於て、熱交換冷媒出入口
素体の先端部と第四の縁取り用ビードのフィン止め部用
素体とを折り曲げてフランジすることができる。
請求項7記載の積層型熱交換器用エレメントの製造方
法に於ては、連通用の穴のフランジ加工を第五工程と同
時に行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る製造装置の概要を示
し、10は所定の板材101を巻き取っている素材リールで
ある。
この素材リール10から繰り出された板材101は、第2
図に示す第一工程Aでの処理を受けるために、成形上型
ロール111と成形下型ロール112とから成る成形ロール11
に供給される。次に、第二工程Bでの処理を受けるため
に、成形上型ロール121と成形下型ロール122とから成る
成形ロール12に供給される。更に、第三工程Cの処理を
受けるために、ロール131,132,133,134を上下に交互に
配置した歪取ロール13に供給される。以上のロール成形
による連続処理を経た後、第四工程Dの処理を受けるた
めに、トリム切断ユニット14に供給される。そして、最
後に、第五工程Eでの処理を受けるために、端末フラン
ジユニット15に供給される。
次に、各工程での処理を第2図乃至第7図に基づいて
具体的に説明する。
第一工程Aでは、成形ロール11によって、第一の縁取
り用ビード21,第二の縁取り用ビード27,第三の縁取り用
ビード28,仕切り用ビード29,第四の縁取り用ビード30及
び複数の小突起31が形成される。
第一の縁取り用ビード21は、板材101と直交する方向
に板材101の幅方向両端に亘って形成されている。そし
て、第一の縁取り用ビード21は、2つのコ字状を為すビ
ード22,23と、これらの端部と連設する直線状のビード2
4,25,26とによって形成されている。
第二の縁取り用ビード27と第三の縁取り用ビード28と
は、第一の縁取り用ビード21が形成された後に続いて形
成される。そして、第二の縁取り用ビード27及び第三の
縁取り用ビード28は、第一の縁取り用ビード21の両端部
に当たるビード25,26を始端として、板材101の両側部の
縁部に長手方向に形成されている。
仕切り用ビード29は、第二の縁取り用ビード27及び第
三の縁取り用ビード28と同時に形成される。そして、仕
切り用ビード29は、第一の縁取り用ビード21の中央部の
直線状のビード24から上記第二の縁取り用ビード27及び
第三の縁取り用ビード28と平行して形成され、その終端
は、第二の縁取り用ビード27及び第三の縁取り用ビード
28よりも短くなっている。
第四の縁取り用ビード30は、第二の縁取り用ビード27
及び第三の縁取り用ビード28が終端に来た時に続いて成
形される。そして、第四の縁取り用ビード30は、板材10
1と直交する方向に板材101の幅方向両端に亘って形成さ
れている。
複数の小突起31は、第二の縁取り用ビード27,第三の
縁取り用ビード28,仕切り用ビード29と同時に形成され
る。そして、複数の小突起31は、第一の縁取り用ビード
21に於ける直線状のビード24,25,26よりも後方で、第二
の縁取り用ビード27,第三の縁取り用ビード28,仕切り用
ビード29及び第四の縁取り用ビード30とによって囲まれ
る領域に形成されている。
次に、第二工程Bでは、第一工程Aで加工された素材
の高さ寸法出しをする成形を行なう。
そして、以上の如く成形された成形品を、第三工程C
に於て、4つのロール131〜134を通すことによって成形
品に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取る。
その後、第四工程Dに於て、小型プレスを用いて、一
単位体に相当する部位を第3図及び第4図に示す如く切
断する。即ち、第一の縁取りビード21に於ける2つのコ
字状を為すビード22,23で囲まれた部位をカットして熱
交換冷媒入口素体32と熱交換冷媒出口素体33とすると共
に、第四の縁取り用ビード30の後方部を短冊状にカット
してフィン高さ出し用素体34とする。
更に、第五工程Eに於て、第四工程Dと同様に小型プ
レスを用いて、第5図乃至第7図に示す如く、切断され
た一単位体にフランジ加工を施す。即ち、熱交換冷媒入
口素体32と熱交換冷媒出口素体33の先端部321及び331,
及びフィン止め部用素体34の先端部341を同一方向へ折
り曲げて、フランジとする。
以上の第一工程A乃至第五工程Eを経て、積層熱交換
器用のエレメントを得ることができる。
本実施例によれば、第一工程Aから第三工程Cに於
て、夫々に用意した成形ロール及びロールを通すことに
よって連続的に目的とする積層熱交換器用のエレメント
の基本的な形状,輪郭を加工した後、第四工程D及び第
五工程Eに於て、一単体体の前後の切断と前後のフラン
ジ加工のみを小型プレスによって処理するものであるか
ら、全ての加工をロール成形するものに比して、切断工
程とフランジ工程が容易となり、装置を小型化できるこ
ととなる。又、プレス成形は、必要最小限度のものを処
理するために使用されているので、加工金型が小型化で
きる。
尚、上記実施例に於ては、第一の縁取り用ビード21に
於る2つのコ字状を為すビード22,23の全体に亘ってビ
ード形状としたが、先端側の直線部221,231は後工程で
カットされるので、必ずしもなくとも良い。
第8図及び第9図は本発明の別の実施例に於ける積層
熱交換器用のエレメントを示す。
第8図は上記実施例に於ける第2図の第一の縁取り用
ビード21と第四の縁取り用ビード30との上流側と下流側
の形状を除けば、略第2図の加工品に相当するものであ
り、第一の縁取り用ビード21と第四の縁取り用ビード30
とが連続して一体的に形成されている。
即ち、第8図に於て、第二の縁取り用ビード27と第三
の縁取り用ビード28とは、板材10の長手方向に沿って連
続して形成され、第一の縁取り用ビード21と第四の縁取
り用ビード30とが位置する部位40に於ては、両者が同一
の高さになって連設している。従って、第二の縁取り用
ビード27と、第三の縁取り用ビード28と、第一の縁取り
用ビード21及び第四の縁取り用ビード30とが位置する部
位40とは、同一の高さを有し、小突起31が設けられてい
る凹部41との間に段差が形成されている。
第9図は第1図に於ける切断工程Dでプレスによっ
て、第一の縁取り用ビード21及び第四の縁取り用ビード
30とが位置する部位40のみを切断した状況を示す。二点
鎖線が示す領域が切断されている。この切断によって、
第一の縁取り用ビード21及び第四の縁取り用ビード30
は、第2図に於ける第一の縁取り用ビード21及び第四の
縁取り用ビード30と近似した形状にされる。
次に、この素体は、第1図に於けるフランジ加工工程
Eでプレスによって、第6図に示す形状と同様に加工す
る。即ち、第一の縁取り用ビード21の部位にフランジ加
工を施すと共に、その先端部321を円弧状とし、且つ、
第四の縁取り用ビード30のフィン高さ出し用素体34の先
端部341を折り曲げる。
以上の如く、本実施例によれば、第二の縁取り用ビー
ド27と、第三の縁取り用ビード28と、第一の縁取り用ビ
ード21及び第四の縁取り用ビード30とが位置する部位40
とを、同一の高さとして連続的に形成できるから、一単
位体毎にロール成形する場合に比して、製造が確実で簡
便となる。そして、切断に際しては、第一の縁取り用ビ
ード21及び第四の縁取り用ビード30とが位置する部位40
を、板材10と直交する方向に沿って、第一の縁取り用ビ
ード21及び第四の縁取り用ビード30との輪郭を切断すれ
ば良いので、プレスによる切断加工が少なくなり、小型
プレスで十分に機能させることができる。又、後段のフ
ランジ加工も、フランジ加工のみを行なうものであるか
ら、プレスによる曲げ加工が少なくなり、小型プレスで
十分に機能させることができる。
上記実施例では、切断加工の後に、第一の縁取り用ビ
ード21の先端部を円弧状としたが、切断加工時に同時に
円弧状とすることもできる。
第10図及び第11図は本発明の更に別の実施例を示すも
ので、第一の縁取り用ビード21に於けるコ字状体50に楕
円状の穴51を設け、この穴51を利用して冷媒の流通体と
した積層型熱交換器用エレメントに適用したものであ
る。
本実施例では、切断工程に於て、コ字状体50に楕円状
の穴51を設け、フランジ加工工程に於て穴51にフランジ
加工を施すようにしたものである。
この積層型熱交換器用エレメントでは、冷媒を流通さ
せるためのパイプを必要とせず、穴51が連通することに
よってバイプと同等の機能を発揮するものである。
第12図は本発明の更に別の実施例に於ける積層熱交換
器用のエレメントを示す。この実施例に於ては、熱交換
冷媒入口素体32と熱交換冷媒出口素体33とが両端に各別
に形成され、仕切り用ビード29が設けられていない点に
於て上記実施例とは相違する。
この実施例に於ても、各成形ロールに於ける熱交換冷
媒入口素体32と熱交換冷媒出口素体33との刻設位置を変
え、仕切り用ビードが設けられないようにするだけで、
上記実施例と同様に成形することができる。
尚、この実施例に於ても、仕切り用ビードを付けるこ
とも可能である。この場合には、仕切り用ビードは、第
一の縁取り用ビードと第四の縁取り用ビードとに連設し
ないように設けることが望ましい。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明に係る請求項1乃至7に記載され
た積層型熱交換器用エレメントの製造方法によれば、積
層型熱交換器用エレメントの基本形状及び構造をロール
成形によって連続して形成し、切断及びフランジ加工の
みをプレス加工するものであるから、製造設備が小型化
でき、製造工程が簡略化できる。而も、板状に対して第
一の縁取り用ビード及び第四の縁取り用ビードの近傍に
於ける材料の一部を除去するだけ済むため、歩留が良い
という利点がある。又、ヘッダーパイプを使用するタイ
プでも連通穴を設けることによって連通するパイプレス
のタイプのものであっても容易に製造することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に使用する製造装置の説明図
である。 第2図は本発明の一実施例に於ける第一工程及び第二工
程を示す説明図である。 第3図は本発明の一実施例に於ける第三工程を示す側面
図である。 第4図は本発明の一実施例に於ける第四工程を示す平面
図である。 第5図は本発明の一実施例に於ける第五工程を示す側面
図である。 第6図は本発明の一実施例に於ける第五工程を示す平面
図である。 第7図は本発明の一実施例に於ける第五工程を示す背面
図である。 第8図は本発明の別の実施例に係る熱交換器用エレメン
トの要部を示す説明図である。 第9図は第8図に於ける素体をプレスによって切断した
状態を示す説明図である。 第10図は本発明の別の実施例に係る熱交換器用エレメン
トの要部を示す説明図である。 第11図は第10図に示す素体で形成した熱交換器用エレメ
ントの要部を示す説明図である。 第12図は本発明の更に別の実施例に係る熱交換器用エレ
メントを示す説明図である。 第13図は従来例を示す斜視図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 101……板材 21……第一の縁取り用ビード 22,23……コ字状を為すビード 27……第二の縁取り用ビード 28……第三の縁取り用ビード 29……仕切り用ビード 30……第四の縁取り用ビード 31……複数の小突起 32……熱交換冷媒入口素体 33……熱交換冷媒出口素体 34……フィン高さ出し用素体 321……熱交換冷媒入口素体の先端部 331……熱交換冷媒出口素体33の先端部 341……フィン高さ出し用素体34の先端部 40……第一の縁取り用ビード21と第四の縁取り用ビード
30との連設部。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この
    熱交換冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、
    この中央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲
    むビードと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて
    成る一対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲
    を囲むビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通
    過させる通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々ヘッ
    ダーパイプを取り付け、上記通路に熱交換冷媒用入口か
    ら流入した熱交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送
    り出すように構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱
    交換器用エレメントの製造方法に於て、連続して供給さ
    れる板材を一対のロール成形機に掛け、板材と直交する
    方向に板材の幅方向両端に亘って2つのコ字状体を連続
    的に連設した形状を為すと共に少なくとも両コ字状体に
    於ける連設する直線部と板材の幅方向両端と対向する部
    位にビードを形成した第一の縁取り用ビードを設け、こ
    の第一の縁取り用ビードの両端部を始端として、板材の
    両側部に所定長さの第二の縁取り用ビード及び第三の縁
    取り用ビードを設けると共に、第一の縁取り用ビードの
    2つのコ字状体を連設する直線部から上記第二の縁取り
    用ビード及び第三の縁取り用ビードと平行して第二の縁
    取り用ビード及び第三の縁取り用ビードよりも短い仕切
    り用のビードを設け、上記第二の縁取り用ビード及び第
    三の縁取り用ビードの終端に再び板材と直交する方向に
    両縁取り用ビードと連設する第四の縁取り用ビードを設
    け、且つ、第一の縁取り用ビード乃至第四の縁取り用ビ
    ード及び仕切り用ビードによって囲まれ部位に複数の小
    突起を設ける第一工程と、一対のロール成形機に掛け、
    第一の縁取り用ビードに於ける2つのコ字状体で囲まれ
    た内部と第四の縁取り用ビードの後方部に高さ寸法出し
    成形を行なう第二工程と、上下交互に配したロールの間
    を通し、成形品に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取
    る第三工程と、プレスで、第一の縁取りビードの2つの
    コ字状体で囲まれた部位を切断して熱交換冷媒出入口素
    体とすると共に、第四の縁取り用ビードの後方部を短冊
    状に切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程と、
    この第四工程で切断された素体をプレスで、第一の縁取
    りビードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の縁取
    り用ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げてフラ
    ンジとする第五工程とによって構成されることを特徴と
    する積層型熱交換器用エレメントの製造方法。
  2. 【請求項2】一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この
    熱交換冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、
    この中央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲
    むビードと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて
    成る一対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲
    を囲むビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通
    過させる通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々ヘッ
    ダーパイプを取り付け、上記通路に熱交換冷媒用入口か
    ら流入した熱交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送
    り出すように構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱
    交換器用エレメントの製造方法に於て、連続して供給さ
    れる板材を一対のロール成形機に掛け、板材と直交する
    方向に板材の幅方向両端に亘って2つのコ字状体を連続
    的に連設した形状を為すと共に少なくとも両コ字状体に
    於ける連設する直線部と板材の幅方向両端と対向する部
    位にビードを形成した第一の縁取り用ビードを設け、こ
    の第一の縁取り用ビードの両端部を始端として、板材の
    両側部に所定長さの第二の縁取り用ビード及び第三の縁
    取り用ビードを設けると共に、第一の縁取り用ビードの
    2つのコ字状体を連設する直線部から上記第二の縁取り
    用ビード及び第三の縁取り用ビードと平行して第二の縁
    取り用ビード及び第三の縁取り用ビードよりも短い仕切
    り用のビードを設け、上記第二の縁取り用ビード及び第
    三の縁取り用ビードの終端に再び板材と直交する方向に
    両縁取り用ビードと連設すると共に、第一の縁取り用ビ
    ートと面一と成る第四の縁取り用ビードを設け、且つ、
    第一の縁取り用ビード乃至第四の縁取り用ビード及び仕
    切り用ビードによって囲まれ部位に複数の小突起を設け
    る第一工程と、一対のロール成形機に掛け、第一の縁取
    り用ビードに於ける2つのコ字状体で囲まれた内部と第
    四の縁取り用ビードの後方部に高さ寸法出し成形を行な
    う第二工程と、上下交互に配したロールの間を通し、成
    形品に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取る第三工程
    と、プレスで、第一の縁取りビードと第四の縁取り用ビ
    ートとの連設部を、第一の縁取りビードの2つのコ字状
    体で囲まれた部位に沿って切断して熱交換冷媒出入口素
    体とすると共に、第四の縁取り用ビードの後方部を短冊
    状に切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程と、
    この第四工程で切断された素体をプレスで、第一の縁取
    りビードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の縁取
    り用ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げてフラ
    ンジとする第五工程とによって構成されることを特徴と
    する積層型熱交換器用エレメントの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載に於ける第四工程に於て、第
    一の縁取りビートの2つのコ字状体で囲まれた部位に沿
    って切断して熱交換冷媒出入口素体とするに際し、第四
    の縁取り用ビート側の先端部を円弧状に切断することを
    特徴とする積層型熱交換器用エレメントの製造方法。
  4. 【請求項4】両側部に各別に熱交換冷媒用入口及び熱交
    換冷媒用出口を設け、この熱交換冷媒用出入口を除く周
    囲をビードによって囲み、周囲を囲むビード間に複数の
    突起を設けて成る一対の積層型熱交換器用エレメントを
    積層し、周囲を囲むビードによって熱交換冷媒を通過さ
    せる通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々ヘッダー
    パイプを取り付け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流
    入した熱交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出
    すように構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱交換
    器用エレメントの製造方法に於て、連続して供給される
    板材を一対のロール成形機に掛け、板材と直交する方向
    に板材の幅方向両端に亘ってコ字状を為すと共に少なく
    とも板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形成し
    た第一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り用ビ
    ードの両端部を始端として、板材の両側部に所定長さの
    第二及び第三の縁取り用ビードを設け、上記第二及び第
    三の縁取り用ビードの終端に再び板材と直交する方向に
    両ビードと連設すると共にコ字状を為し、且つ、少なく
    とも板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形成し
    た第四の縁取り用ビードを設け、且つ、第一の縁取りビ
    ード乃至第四の縁取り用ビードによって囲まれ部位に複
    数の小突起を設ける第一工程と、一対のロール成形機に
    掛け、第一の縁取り用ビード,第四の縁取り用ビードに
    於けるコ字状体で囲まれた内部に高さ寸法出し成形を行
    なう第二工程と、上下交互に配したロールの間を通し、
    成形品に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取る第三工
    程と、プレスで、第一の縁取り用ビード,第四の縁取り
    用ビードに於けるコ字状体で囲まれた部位をカットして
    熱交換冷媒出入口素体とする第四工程と、この第四工程
    で切断された素体をプレスで、第一の縁取りビード,第
    四の縁取り用ビードに於ける熱交換冷媒出入口素体の先
    端部を折り曲げてフランジとする第五工程とによって構
    成されることを特徴とする積層型熱交換器用エレメント
    の製造方法。
  5. 【請求項5】一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この
    熱交換冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、
    この中央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲
    むビードと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて
    成る一対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲
    を囲むビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通
    過させる通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々連通
    穴を設け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入した熱
    交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出すように
    構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用エメ
    ントの製造方法に於て、連続して供給される板材を一対
    のロール成形機に掛け、板材と直交する方向に板材の幅
    方向両端に亘って2つのコ字状体を連続的に連設した形
    状を為すと共に少なくとも両コ字状体に於ける連設する
    直線部と板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形
    成した第一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り
    用ビードの両端部を始端として、板材の両側部に所定長
    さの第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードを
    設けると共に、第一の縁取り用ビードの2つのコ字状体
    を連設する直線部から上記第二の縁取り用ビード及び第
    三の縁取り用ビードと平行して第二の縁取り用ビード及
    び第三の縁取り用ビードよりも短い仕切り用のビードを
    設け、上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビ
    ードの終端に再び板材と直交する方向に両縁取り用ビー
    ドと連設する第四の縁取り用ビードを設け、且つ、第一
    の縁取り用ビード乃至第四の縁取り用ビード及び仕切り
    用ビードによって囲まれ部位に複数の小突起を設ける第
    一工程と、一対のロール成形機に掛け、第一の縁取り用
    ビードに於ける2つのコ字状体で囲まれた内部と第四の
    縁取り用ビードの後方部に高さ寸法出し成形を行なう第
    二工程と、上下交互に配したロールの間を通し、成形品
    に曲げ変形を与え、成形品全体の歪を取る第三工程と、
    プレスで、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲ま
    れた部位を切断して熱交換冷媒出入口素体とすると共
    に、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部
    位に穴を開け、且つ、第四の縁取り用ビードの後方部を
    短冊状に切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程
    と、この第四工程で切断された素体をプレスで、第一の
    縁取りビードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の
    縁取り用ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げて
    フランジとする第五工程とによって構成されることを特
    徴とする積層型熱交換器用エレメントの製造方法。
  6. 【請求項6】一側部に熱交換冷媒用出入口を設け、この
    熱交換冷媒用出入口を除く周囲をビードによって囲み、
    この中央部に仕切り用ビードを設けると共に、周囲を囲
    むビードと仕切り用ビードとの間に複数の突起を設けて
    成る一対の積層型熱交換器用エレメントを積層し、周囲
    を囲むビードと仕切り用ビードによって熱交換冷媒を通
    過させる通路を形成し、熱交換冷媒用出入口に夫々連通
    穴を設け、上記通路に熱交換冷媒用入口から流入した熱
    交換用冷媒を通して熱交換冷媒用出口へ送り出すように
    構成した積層型熱交換器に於ける積層型熱交換器用エメ
    ントの製造方法に於て、連続して供給される板材を一対
    のロール成形機に掛け、板材と直交する方向に板材の幅
    方向両端に亘って2つのコ字状体を連続的に連設した形
    状を為すと共に少なくとも両コ字状体に於ける連設する
    直線部と板材の幅方向両端と対向する部位にビードを形
    成した第一の縁取り用ビードを設け、この第一の縁取り
    用ビードの両端部を始端として、板材の両側部に所定長
    さの第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビードを
    設けると共に、第一の縁取り用ビードの2つのコ字状体
    を連設する直線部から上記第二の縁取り用ビード及び第
    三の縁取り用ビードと平行して第二の縁取り用ビード及
    び第三の縁取り用ビードよりも短い仕切り用のビードを
    設け、上記第二の縁取り用ビード及び第三の縁取り用ビ
    ードの終端に再び板材と直交する方向に両縁取り用ビー
    ドと連設すると共に、第一の縁取り用ビードと面一と成
    る第四の縁取り用ビードを設け、且つ、第一の縁取り用
    ビード乃至第四の縁取り用ビード及び仕切り用ビードに
    よって囲まれ部位に複数の小突起を設ける第一工程と、
    一対のロール成形機に掛け、第一の縁取り用ビードに於
    ける2つのコ字状体で囲まれた内部と第四の縁取り用ビ
    ードの後方部に高さ寸法出し成形を行なう第二工程と、
    上下交互に配したロールの間を通し、成形品に曲げ変形
    を与え、成形品全体の歪を取る第三工程と、プレスで、
    第一の縁取り用ビードと第四の縁取り用ビードとの連設
    部を、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた
    部位に沿って切断して熱交換冷媒出入口素体とすると共
    に、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部
    位に穴を開け、且つ、第四の縁取り用ビードの後方部を
    短冊状に切断してフィン高さ出し用素体とする第四工程
    と、この第四工程で切断された素体をプレスで、第一の
    縁取りビードの熱交換冷媒出入口素体の先端部と第四の
    縁取り用ビードのフィン高さ出し用素体とを折り曲げて
    フランジとする第五工程とによって構成されることを特
    徴とする積層型熱交換器用エレメントの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載に於ける第五工程に於
    て、第一の縁取りビードの2つのコ字状体で囲まれた部
    位に穿設した穴にバーリングを設けることを特徴とする
    積層型熱交換器用エレメントの製造方法。
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