JP2682845B2 - 舶用エンジン制御装置 - Google Patents

舶用エンジン制御装置

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JP2682845B2
JP2682845B2 JP63157622A JP15762288A JP2682845B2 JP 2682845 B2 JP2682845 B2 JP 2682845B2 JP 63157622 A JP63157622 A JP 63157622A JP 15762288 A JP15762288 A JP 15762288A JP 2682845 B2 JP2682845 B2 JP 2682845B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は舶用エンジン制御装置に関する。さらに詳し
くは、モータボートなどの小型船舶のエンジン回転数の
制御(スロットル制御)と前進−中立−後退の切り替え
の制御(クラッチ制御)とを運転席に設けられた1本の
操作レバーにより遠隔操作するための装置に関する。
[従来の技術] 従来の舶用エンジン制御装置としては、特開昭 59−1
14197号公報に示されるものが知られている。
その装置では、たとえば第6図に示すようにハウジン
グ(51)に軸支した駆動ディスク(52)を操作レバー
(53)で回転させると、中立位置の前後の一定の領域
(角度範囲)ではクラッチアーム(54)のみが揺動して
クラッチ操作ケーブル(索端ロッドを含む。以下同じ)
(55)を介してクラッチの前進−中立−後退の切り替え
操作が行なわれる。
さらに前記領域を超えて駆動ディスク(52)が回転さ
れると、スロットルアーム(56)のみが揺動してスロッ
トル操作ケーブル(57)を介してエンジンの出力調節が
行なわれる。
前記駆動ディスク(52)のカム溝(59)と係合するカ
ムローラ(60)を有する作動板(61)は、上下を逆にす
るように裏返して取りつけ、スロットルアーム(56)の
他方の係合孔(62)とピン接合すると、スロットルケー
ブル(57)を引くときに加速するタイプ(プルタイプ)
のエンジンに対しても適用できる。
また第6図の装置は操作レバー(53)が中立位置にあ
るときに、スロットル操作を自由に行なうためのフリー
スロットルレバー(63)を有している。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の装置(特開昭 59−114197号公報の装置)
では、スロットル操作ケーブル(57)の操作方向が逆の
タイプのエンジンを有するボートに適合させるばあい、
作動板(61)をはずし、カムローラ(60)の取りつけ位
置を裏側の面に変更したうえで、反転させた作動板(6
1)を再び組みつける必要があるので作業が煩雑であ
る。
またフリースロットルレバー(63)とスロットルアー
ム(56)との間に介在され、ピン(67)まわりに回動す
るリンク(64)には円弧状のカム溝(65)が形成され、
フリースロットルレバー(63)の先端のカムローラ(6
6)といわば線接触で係合しているので、摩耗などの点
で好ましくない。さらにフリースロットルレバー(63)
を回転させるときに作動板(61)も大きく回動させる必
要があるので、機構が複雑であり、そのため組み立て調
製作業やメンテナンスが煩雑であるという問題がある。
本発明は前記従来の装置の操作性を維持しつつ、機構
をシンプルにし、それにより組み立て調節作業やメンテ
ナンスが容易で、しかもスロットルケーブルの操作方向
の異なるタイプのエンジンに対して簡単に適合させうる
舶用エンジン制御装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 本発明の装置は駆動ディスクに設けられたカムにより
押し引き駆動される作動板と、該作動板の移動方向に延
びるように、かつその方向に動くように設けられ、フリ
ースロットルレバーの操作に応じて押し引き駆動される
伝達リンクと、第1枢支点で伝達リンクの先端近辺と連
結されると共に、前記第1枢支点と異なる第2枢支点で
の作動板の先端近辺と連結されるスロットルアームとか
らなり、作動板によってスロットル操作するときはスロ
ットルアームが第1枢支点まわりに揺動し、フリースロ
ットルレバーによってスロットル操作するときはスロッ
トルアームが第2枢支点まわりに揺動するように構成さ
れており、前記作動板がハウジングカバーに対して取り
付けられ、かつ直線運動を行なうようにガイドされてお
り、前記伝達リンクの基端がハウジングカバーに対して
回転自在に設けられる回転リンクの自由端に枢支されて
おり、 前記駆動ディスクにプッシュ用カムとプル用カムとが
駆動ディスクの回転中心を挟んで対向するように設けら
れており、 前記作動板に取りつけられているカムローラがプッシ
ュ用カムと係合する位置またはプル用カムと係合する位
置に選択的に取りつけられるように構成されており、 前記回転リンクと伝達リンクの枢支位置がそれぞれ回
転リンクの回転中心に対して対称の2個所に設けられて
なることを特徴としている。
[作 用] 通常の走行時はフリースロットルレバーがアイドリン
グ位置にあって、伝達リンクとスロットルアームとの連
結点である第1枢支点が支点となってスロットルアーム
が揺動する。エンジンのウォームアップ操作時には作動
板とスロットルアームとの連結点である第2枢支点が支
点となってスロットルアームが揺動する。すなわち第1
および第2枢支点はそれぞれテコの力点と支点の両方の
作用を交互に行なうのである。
前記いずれの操作もピンジョイントの回転面接触のみ
であるから、フリースロットルアームの回転機構部の耐
久性が向上し、装置の機構全体がシンプルである。
また伝達リンクや作動板の動きは基本的に回転運動が
不要であり、たとえば、伝達リンク側でいくらか上下に
逃がす構造を採用すれば作動板はハウジングに対して直
線運動をするように構成しうる。そのばあいは一層機構
が簡単化され、スロットルアームの動きがスムーズにな
ると共に、スロットルアームの揺動時におけるスロット
ル操作ケーブルの振り角度が小さくなる利点がある。
また駆動ディスクにプルタイプ用のカムとプッシュタ
イプ用のカムとを対向するように形成しておくときは、
作動板のカムローラの位置を変更し、回転リンクと伝達
リンクの連結位置を変更するだけでプル用のエンジンに
もプッシュ用のエンジンにも簡単に対応させうる。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本発明の装置を説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の装置の一実施
例を示すハウジングカバー側およびハウジング本体側の
斜視図、第3図および第4図はそれぞれ第1〜2図の装
置の内部を示す正面図、第5図は第1図に示す装置の組
み替えた状態を示す正面図である。
まず第1図を参照してエンジン制御装置のカバー側の
半体を説明する。このものは第2図の他の半体と組み合
わされてエンジン制御装置が構成される。
ハウジングカバー(1)にはそれぞれブロック状の2
個のガイド部(2)、(3)が突設されている。装置の
中央近辺の主ガイド部(2)に形成された孔(4)には
角形の段付きフランジ(5)を有するガイドブッシュ
(6)が嵌着されている。ガイドブッシュ(6)の円筒
状の内面(7)は第2図の駆動ディスク(8)のボス
(9)を回転自在に支持する軸受けとなっており、段付
きフランジ(5)は作動板(10)に形成された角孔(1
1)および作動板の裏面と摺接して作動板を直接方向に
摺動自在に案内する。
副ガイド部(3)に形成された角孔(12)には鍔付き
のスライドブッシュ(13)が摺動自在に嵌合されてお
り、スライドブッシュ(13)には作動板(10)の先端か
ら裏面側に突出する鍔付きピン(15)が連結されてい
る。したがって作動板(10)は両方のガイド部(2)、
(3)によって左右に長いスパンで確実に直線運動が保
持される。
スライドブッシュ(13)と作動板(10)との間にはス
ロットルアーム(18)が前記ピン(15)を介して回動自
在に取りつけられている。
前記主ガイド部(2)の上方には、円板状の回転リン
ク(19)がハウジングカバー(1)に対して回転自在に
取りつけられている。回転リンク(19)はハウジングカ
バー(1)の外側に配置されるフリースロットルレバー
(20)によって回転駆動されるように、その基部または
回転軸に固着されている。回転リンク(19)には回転中
心に対して対称の2個所の位置に伝達リンク(20)を取
りつけるためのネジ孔(22)、(23)が形成されてい
る。
さらに第1図のばあいは、一端が前記スロットルアー
ム(18)の上端の孔にピンジョイントされている伝達リ
ンク(21)の他端は、前側のネジ孔(22)の位置にピン
ジョイントされている。それにより伝達リンク(21)は
ほぼ作動板(10)と平行に配置され、かつほぼ同じ方向
に駆動される並列的な配置となっている。
また作動板(10)の角孔(11)の両側にはそれぞれ駆
動ディスク(8)の溝カムと係合するカムローラ(25)
を取りつけるための取りつけ孔(26)、(27)が穿設さ
れており、第1図のばあいは後側の取りつけ孔(27)
(第5図参照)にカムローラ(25)が取りつけられてい
る。
つぎに第2図を参照してハウジング本体側の構成を説
明する。
ハウジング本体(28)の中央部には駆動ディスク
(8)が回転自在に設けられており、ハウジング本体
(28)の外側の操作レバー(29)によって回転駆動され
るように連結されている。
駆動ディスク(8)にはそれぞれコ字状の2個のカム
溝(30)、(31)がボス(9)を中心として対向するよ
うに形成されている。それぞれのカム溝(30)、(31)
は駆動ディスク(8)の回転中心を中心とする円弧状の
休止域(Ro)と、休止域の両端からいくらか回転中心に
向かいながら円周方向に延びる作動域(Rf)、(Rr)と
から構成されている。作動域の一方(Rf)はエンジンを
フルスロットル状態まで操作しうるように長くされた前
進用であり、他方(Rr)は後退用である。
駆動ディスク(8)の裏面側には第4図に破線で示さ
れるような1本の歯(32)と円筒状の摺動面(33)とが
一体に形成されている。それらの歯(32)と摺動面(3
3)とはハウジング本体(28)に回転自在に設けられる
クラッチアーム(34)の対向する部位に形成された2本
の歯(34a)および凹面状の摺動面(36)と共にクラッ
チ操作機構を構成しており、両者が協働して従来公知の
機構と同じように後述するクラッチ操作を行なう。
第1図と第2図の半体は、それぞれカムローラ(25)
が駆動ディスク(8)のカム溝(30)に嵌合する状態
で、たがいに重ね合わせられ、ネジなどを用いて組み立
てられる。
つぎに叙上のごとく構成される装置の作用を第3〜4
図を参照して説明する。
最初に第4図を参照してクラッチ操作を説明する。
操作レバー(29)がまっすぐ上を向いているときは、
歯(32)、(34a)同士の噛み合いでクラッチアーム(3
4)も「中立」位置である下を向いている。つぎに操作
レバー(29)を前方側(矢印(A)側)に押し倒すと歯
(32)、(34a)同士が噛み合っているのでクラッチア
ーム(34)の下端は前方に揺動し、クラッチケーブル
(35)を矢印(A1)方向に引いて「前進」に切り替え
る。
操作レバー(29)を逆に矢印(B)方向に倒すとクラ
ッチアーム(34)も後側に揺動し、クラッチケーブル
(35)を矢印(A2)方向に押す。
前記クラッチ操作中はカムローラ(25)が休止領域
(Ro)で動くので第3図の作動板(10)やスロットルア
ーム(18)なども作動しない。クラッチ操作が完了する
とクラッチアーム(34)の基部の凹面状の摺動面(36)
が駆動ディスク(8)の円筒面状の摺動面(33)と当接
する。そのためそれ以上操作レバー(29)を回動させて
もクラッチアーム(34)は揺動せず、その角度にロック
される。なおそのようなクラッチ操作はロック機構を含
めて従来のものとほぼ同じである。
操作レバー(29)をさらに矢印(A)方向に回動させ
るとカムローラ(25)がカム溝(30)の前進領域(Rf)
に進入し、第3図に示すように駆動ディスク(8)の回
動角度に応じて作動板(10)を矢印(C)方向にスライ
ドさせる。
それによりスロットルアーム(18)は伝達リンク(2
1)との連結点(P)を中心として矢印(E)方向に揺
動し、スロットルケーブル(37)を引いてエンジンを加
速する(二点鎖線(S)参照)。なおその間、スロット
ルアーム(18)と作動板(10)との連結点(Q)は直線
運動を行ない、伝達リンク(21)との連結点(P)は回
転リンク(19)と伝達リンク(21)の連結点(ネジ孔
(22)の位置)を中心としていくから上下に移動する。
それによりスロットルアーム(18)の下端は、単に連結
点(P)または(Q)のまわりに回転するばあいに比し
て上下動の幅(同じ操作ストロークに対する上下の幅)
が小さい。したがってスロットルケーブル(37)の端部
に設けられる連結ロッド(37a)およびガイドパイプ(3
7b)の揺動角が小さいという利点がある。
操作レバーを元の中立位置に戻す操作および後退方向
に操作するばあいは、前述の前進操作と逆向きになるだ
けで同じである。
つぎに第1図を参照してエンジンにアイドリング運転
のばあいのフリースロットル操作を説明する。操作レバ
ーを中立状態にしてクラッチを「中立」に入れた状態で
は作動板(10)が定位置(第1図の右側、実線で示す位
置)にある。その状態でフリースロットルレバー(20)
を矢印(U)方向に引き起こすと、回転リンク(19)も
同じ方向に回転し、想像線で示すように伝達リンク(2
1)を後方向(矢印(T)方向)に引く。それによりス
ロットルアーム(18)の下側は作動板(10)との連結点
(Q)を中心として前方へ揺動し、スロットルケーブル
(37)を引く。それによりエンジンのアイドリング運転
を行なうことができる。
以上でプルタイプのエンジンの組みつけたばあいを説
明したが、第1〜2図の装置は以下に述べるように組み
替えてプッシュタイプのエンジンに対しても簡単に適用
することができる。
まず第5図に示すように伝達リンク(21)と回転リン
ク(29)の連結位置をネジ孔(23)の側に変更する。そ
れによりフリースロットルレバー(20)を引き上げたと
きに伝達リンク(21)が前方に押されるようになる。
さらに作動板(10)のカムローラ(25)をはずして他
方の取りつけ孔(第1図の(26))に取りつけ、第2図
の駆動ディスク(8)の前側のカム溝(31)と係合させ
る。それにより中立位置で作動板(10)および連結点
(Q)が第5図のように左側に位置する。したがって伝
達リンク(21)が前方に押されるとスロットルレバー
(18)の下側が後方に揺動し、スロットルケーブル(3
7)を押してエンジンを加速させうる。
また操作レバー(29)によるスロットル操作について
は、操作レバー(29)を前方に倒すように操作すると、
カムローラ(25)が前進領域(Rf)に進入し、フルスロ
ットルの位置まで作動板(10)を後方に引いてスロット
ルアーム(18)を後側に揺動させる。
したがって第5図に示すように組み替えたばあいで
も、第3図のばあいの説明とまったく同様に、操作レバ
ー(29)とフリースロットルレバー(20)の操作でスロ
ットルケーブル(37)を加速側または減速側に押し引き
操作することができる。
本発明の装置においても従来のものと同じように、操
作レバー(29)の操作に適切な抵抗感を与えるために駆
動ディスクに対するブレーキ手段(第4図の(40))を
設けたり、操作レバー(29)とフリースロットルレバー
(20)とが誤って同時に操作されないように従来公知の
インターロック機構(第3図の(41))を設けるのが好
ましい。
また駆動ディスク(8)や回転リンク(19)の特定の
角度位置(回転エンドなど)を操作者に知らせるための
適切なデテント手段を設けてもよい。
またハウジングカバー(1)に貫通孔を形成しておけ
ば、その孔を通して操作レバー(29)のボス部を駆動デ
ィスク(8)のボス(9)の先端に固着することがで
き、それにより操作レバーをハウジングカバー側に取り
つけることができる。またそのようにハウジングカバー
側に操作レバーを取りつけたものと、ハウジング本体側
に操作レバーを取りつけたものとをそれぞれ操作レバー
を外側にして重ね合わせることにより、エンジンが2基
のいわゆるツインタイプのモータボートの操作装置とし
て採用することもできる。
なお第4図の(43)はイグニッションキースイッチで
あり、(44)は駆動ディスクの位置を検出したりするリ
ミットスイッチや操作レバーに設けたトリムスイッチ
(舶外エンジンの上下角度を操作するためのスイッチ)
などの電気装置と連結するためのターミナルである。
また第1図の(29a)は操作レバー(29)の握り部に
ついているトリガーと連結されるレバーである。そのレ
バー(29)はトリガーを指で引いているときのみ操作レ
バー(29)の回動(あるいはスロットル作動位置への進
入)を許すものであり、操作レバーのインターロックを
解除するために用いられる。
[発明の効果] 本発明の装置は1本の操作レバーでクラッチの切り替
えとスロットルの操作とを行なうことができ、かつフリ
ースロットルレバーでアイドリング運転が自由にできる
という従来の装置の操作性を維持しており、しかも機構
がシンプルであるので組み立て作業やメンテナンス作業
が簡単である。さらに簡単な部品の組み変えにより、プ
ルタイプとプッシュタイプのエンジンに適用させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の舶用エンジン制
御装置の一実施例を示すハウジングカバー側およびハウ
ジング本体側の斜視図、第3図および第4図はそれぞれ
第1〜2図の装置の内部を示す正面図、第5図は第1図
に示す装置の組み替えた状態を示す正面図、第6図は従
来の舶用エンジン制御装置の一例の内部を示す正面図で
ある。 (図面の主要符号) (8):駆動ディスク (10):作動板 (18)スロットルアーム (19):回転リンク (20):フリースロットルレバー (21):伝達リンク (P):第1枢支点 (Q):第2枢支点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ディスクに設けられたカムにより押し
    引き駆動される作動板と、該作動板の移動方向に延びる
    ように、かつその方向に動くように設けられ、フリース
    ロットルレバーの操作に応じて押し引き駆動される伝達
    リンクと、第1枢支点で伝達リンクの先端近辺と連結さ
    れると共に、前記第1枢支点と異なる第2枢支点で作動
    板の先端近辺と連結されるスロットルアームとからな
    り、 作動板によってスロットル操作するときはスロットルア
    ームが第1枢支点まわりに揺動し、フロースロットルレ
    バーによってスロットル操作するときはスロットルアー
    ムが第2枢支点まわりに揺動するように構成されている
    舶用エンジン制御装置であって、 前記作動板がハウジングカバーに対して取り付けられ、
    かつ直線運動を行なうようにガイドされており、前記伝
    達リンクの基端がハウジングカバーに対して回転自在に
    設けられる回転リンクの自由端に枢支され、 前記駆動ディスクにプッシュ用カムとプル用カムとが駆
    動ディスクの回転中心を挟んで対向するように設けられ
    ており、 前記作動板に取りつけられているカムローラがプッシュ
    用カムと係合する位置またはプル用カムと係合する位置
    に選択的に取りつけられるように構成されており、 前記回転リンクと伝達リンクの枢支位置がそれぞれ回転
    リンクの回転中心に対して対称の2個所に設けられてな
    る舶用エンジン制御装置。
JP63157622A 1988-06-24 1988-06-24 舶用エンジン制御装置 Expired - Lifetime JP2682845B2 (ja)

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