JP2682768B2 - 薬品の搬送システム - Google Patents

薬品の搬送システム

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JP2682768B2 JP7149692A JP7149692A JP2682768B2 JP 2682768 B2 JP2682768 B2 JP 2682768B2 JP 7149692 A JP7149692 A JP 7149692A JP 7149692 A JP7149692 A JP 7149692A JP 2682768 B2 JP2682768 B2 JP 2682768B2
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  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、医師の作成した処方
箋に従って調剤された薬品を一時貯留し、患者別に分別
して搬送する薬品の搬送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模な病院の調剤作業において
は、薬局内にコンベヤラインを設け、そのライン上を走
るバケットに医師が作成した処方箋に基づいて調剤され
た散薬、錠剤等を順次投入して一ヶ所に集め、これらの
薬品を薬剤師が監査した後、患者に手渡す方法が採用さ
れている。
【0003】この場合、一般に、散薬や錠剤の分包は分
包装置等により機械的に行われるが、メーカー包装のま
ま渡される錠剤や、外用シップ薬・ぬり薬等は、薬剤師
が薬局内の棚から必要量取り出してバケットに投入す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、コンベヤ上を走行する特定のバケットに薬剤師が手
作業によって薬品を投入する方法では、バケットの識別
ミスや薬品の投入間違いが生じやすいという問題があ
る。
【0005】また、調剤に手間取った場合、コンベヤを
停止させなければならず、作業能率が大きく低下する問
題がある。
【0006】そこで、この発明は、正確な薬品の収集と
効率の良いバケット搬送を可能とする薬品の搬送システ
ムを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、複数のバケットを搬送する搬送コンベ
ヤと、この搬送コンベヤ上に位置する薬品の貯留兼搬送
装置と、識別情報を有する処方箋データが入力されるコ
ンピュータと、このコンピュータから送信された識別情
報を前記各バケットに書き込む書込手段と、前記各バケ
ットの識別情報を読み取り貯留兼搬送装置の制御部に伝
える読取センサと、前記コンピュータから送信された処
方箋データを印字するプリンタとから成り、前記貯留兼
搬送装置が、複数の薬品投入口に対応する貯留払出し手
段及び表示器を備え、前記コンピュータから送信されて
表示器に表示された識別情報と、前記読取センサに検出
されたバケットの識別情報とが一致したとき、前記貯留
払出し手段がそのバケットへの薬品の払出し動作をする
構成から成るものとしたのである。
【0008】
【作用】上記のような薬品の搬送システムでは、コンピ
ュータに識別情報を有する処方箋データを入力すると、
そのコンピュータから送信された識別情報が貯留兼搬送
装置の表示器に表示されると共に、搬送コンベヤ上を走
行する各バケットに書き込まれ、また、処方箋データが
プリンタから打ち出される。
【0009】そして、薬剤師がプリントされた処方箋デ
ータに基づいて調剤した薬品を前記表示器に対応する投
入口に投入すると、その薬品は貯留払出し手段に貯留さ
れ、前記表示器に表示された識別情報と、読取センサに
検出されたバケットの識別情報とが一致したとき、貯留
払出し手段が作動して、貯留されていた薬品がそのバケ
ットに払い出される。
【0010】
【実施例】図1は、この発明に係る薬品の搬送システム
を模式的に示し、図6はその制御構造を示したものであ
る。図1において、ループ状の搬送コンベヤ1上には、
複数のバケット2が載置されている。搬送コンベヤ1の
搬送開始点付近には、コンピュータ3及びそのデータ入
力装置4が設けられている。
【0011】また、搬送コンベヤ1の途中には、散薬の
分包を機械的に行う散薬調剤ブース5と、機械で分包で
きない錠剤の調剤を行う錠剤調剤ブース6とが設けら
れ、散薬調剤ブース5には分包機7が、錠剤調剤ブース
6には貯留兼搬送装置11及びプリンタ13がそれぞれ
設置されている。
【0012】分包機7の制御部8と貯留兼搬送装置11
の制御部12は、図6に示すように、コンピュータ3に
接続され、コンピュータ3から制御部8、12に各種デ
ータが送信される。制御部12にはプリンタ13の制御
回路14が接続されている。
【0013】上記バケット2は、図1乃至図3に示すよ
うに、患者1人に対して1つ用意され、その側壁には非
接触型の書込・読出し自在なICカード9が取り付けら
れている。このICカード9には、搬送コンベヤ1の途
中に設けられた光送信器10により、コンピュータ3か
ら送信されたデータが書き込まれる。
【0014】上記貯留兼搬送装置11は、図2乃至図4
に示すように、搬送コンベヤ1の上方に設置されてい
る。貯留兼搬送装置11のケース15の底面には、搬送
コンベヤ1に臨む排出口16が設けられ、ケース15の
内部には、上下方向に所定の間隔をおいて複数の貯留払
出しコンベヤ17が設けられている。この貯留払出しコ
ンベヤ17は、無端状のベルト18を一対のローラ1
9、19に掛け渡し、一方のローラ19を駆動するモー
タ20を設けた構成とされ、各モータ20は、制御部1
2からの信号により独立して作動するようになってい
る。
【0015】また、ケース15の表面には、上記各貯留
払出しコンベヤ17に対応して複数の投入口21が形成
され、各投入口21の側方にはそれぞれ表示器22が設
けられている。この表示器22は、図5に示すように、
表示管23と複数の確認操作ボタン24とを有し、その
制御回路25は、図6に示すように、制御部12に接続
されている。
【0016】また、ケース15の下方には、図2に示す
ように、走行するバケット2のICカード9に記録され
た識別情報を読み取る読取センサ26が設けられ、ケー
ス15の内面下部には、図3に示すように、薬品の排出
を検出する排出センサ27が設けられている。読取セン
サ26及び排出センサ27の信号は、図6に示すよう
に、制御部12に入力される。
【0017】上記のような搬送システムにおいては、ま
ず、医師から出された処方箋データがデータ入力装置4
を介してコンピュータ3に入力される。この処方箋デー
タには処方箋番号、患者コード等の識別情報が含まれて
いる。この処方箋データは、コンピュータ3から分包機
7の制御部8と貯留兼搬送装置11の制御部12とに送
信される。同時に、コンピュータ3から処方箋データの
識別情報が光送信機10に送信され、その識別情報は搬
送コンベヤ1上を走行するバケット2のICカード9に
光送信機10によって書き込まれる。
【0018】バケット2が散薬調剤ブース5に達する
と、分包機7において、その制御部8が受信した処方箋
データに基づいて散薬が分包され、分包された散薬は該
当するバケット2に投入される。
【0019】続いて、バケット2は錠剤調剤ブース6に
達する。この錠剤調剤ブース6において、貯留兼搬送装
置11の制御部12が受信した処方箋データはその内部
メモリに記憶され、表示器22の表示管23には識別情
報が表示される。この表示に際しては、対応する貯留払
出しコンベヤ17が空いている表示器22が選択され
る。また、プリンタ13には、処方箋データが打ち出さ
れる。
【0020】そして、錠剤調剤ブース6に配置された薬
剤師は、プリントされた処方箋データに基づいて調剤
し、袋に入れた薬品Aをその識別情報が表示された表示
器22に対応する投入口21に投入して確認操作ボタン
24を押す。この薬品Aは貯留払出しコンベヤ17に貯
留される。
【0021】一方、搬送コンベヤ1上を走行する各バケ
ット2の識別情報は読取センサ26により逐次読み取ら
れ、上記表示器22に表示された識別情報に一致する識
別情報が書き込まれたバケット2が読取センサ26によ
り検出されると、制御部12は上記表示器22に対応す
る貯留払出しコンベヤ17のモータ20を作動させ、貯
留されていた薬品Aを排出口16を介してそのバケット
2に払い出す。
【0022】排出口16からの薬品Aの排出は排出セン
サ27により検出され、その信号により制御部12は貯
留払出しコンベヤ17のモータ20の作動を停止させる
と共に、表示器22の表示を消去し、次の識別情報の受
入れを可能とする。
【0023】このように、錠剤調剤ブース6では、薬剤
師が薬品Aを搬送コンベヤ1上を走行するバケット2に
直接投入するのではなく、表示器22の表示に従って貯
留兼搬送装置11の投入口21に投入することにより、
この薬品Aは貯留払出しコンベヤ17に貯留され、識別
情報によって識別されたバケット2に払い出されるの
で、各患者毎に正確に薬品Aをバケット2に収集でき、
効率の良い搬送を行うことができる。
【0024】なお、貯留兼搬送装置11における薬品の
貯留払出し手段は上記コンベヤ17に限定されず、薬品
の貯留と払出しをできるものであればよい。例えば、図
7に示すように、投入口21に連通する傾斜状のシュー
ト30の端部にゲート31を設け、ゲート31の開閉に
より薬品の貯留と払出しを行うようにしてもよい。
【0025】さらに、薬品Aを排出口16から落下させ
るのではなく、排出口16と搬送コンベヤ1の間にシュ
ートやコンベヤ等を設け、それらを介して薬品Aをバケ
ット2に払い出すようにしてもよい。
【0026】また、上記の例では、錠剤の収集搬送に貯
留兼搬送装置11を適用したが、外用シップ薬やぬり薬
等の収集搬送にも用いることができる。
【0027】
【効果】以上のように、この発明に係る薬品の搬送シス
テムによると、薬剤師はプリントされた処方箋データに
基づいて調剤した薬品を、表示器の表示に従って貯留兼
搬送装置の投入口に投入するだけで、搬送コンベヤ上を
走行するバケットが識別され、貯留兼搬送装置に貯留さ
れた薬品がそのバケットに払い出されるので、薬剤師は
落ちついて調剤に専念でき、バケットの識別ミスや薬品
の投入間違いが防止され、正確で効率の良い薬品の収集
搬送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る薬品の搬送システムの模式図
【図2】同上の貯留兼搬送装置を示す一部縦断正面図
【図3】同上の一部縦断側面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】同上の表示器の正面図
【図6】同上の制御ブロック図
【図7】貯留払出し手段の他の例を示す断面図
【符号の説明】
1 搬送コンベヤ 2 バケット 3 コンピュータ 9 ICカード 10 光送信器 11 貯留兼搬送装置 12 制御部 13 プリンタ 15 ケース 16 排出口 17 貯留払出しコンベヤ 21 投入口 22 表示器 26 読取センサ A 薬品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバケットを搬送する搬送コンベヤ
    と、この搬送コンベヤ上に位置する薬品の貯留兼搬送装
    置と、識別情報を有する処方箋データが入力されるコン
    ピュータと、このコンピュータから送信された識別情報
    を前記各バケットに書き込む書込手段と、前記各バケッ
    トの識別情報を読み取り貯留兼搬送装置の制御部に伝え
    る読取センサと、前記コンピュータから送信された処方
    箋データを印字するプリンタとから成り、 前記貯留兼搬送装置が、複数の薬品投入口に対応する貯
    留払出し手段及び表示器を備え、前記コンピュータから
    送信されて表示器に表示された識別情報と、前記読取セ
    ンサに検出されたバケットの識別情報とが一致したと
    き、前記貯留払出し手段がそのバケットへの薬品の払出
    し動作をする構成とされた薬品の搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記表示器が、薬品の払出し後にリセッ
    トされ、次の識別情報の受入れが可能となる請求項1に
    記載の薬品の搬送システム。
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