JP2682480B2 - ペン入力オペレーティングシステムにおけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力操作装置 - Google Patents
ペン入力オペレーティングシステムにおけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力操作装置Info
- Publication number
- JP2682480B2 JP2682480B2 JP32421294A JP32421294A JP2682480B2 JP 2682480 B2 JP2682480 B2 JP 2682480B2 JP 32421294 A JP32421294 A JP 32421294A JP 32421294 A JP32421294 A JP 32421294A JP 2682480 B2 JP2682480 B2 JP 2682480B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- pen
- event notification
- operating system
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンにより文字等を入
力するためのペン入力操作装置に関し、詳しくはペン入
力オペレーティングシステム(以下、ペン入力OSと略
す)におけるイベント通知方法及びそれを適用したペン
入力操作装置に関する。
力するためのペン入力操作装置に関し、詳しくはペン入
力オペレーティングシステム(以下、ペン入力OSと略
す)におけるイベント通知方法及びそれを適用したペン
入力操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ペン入力OSにおけるイベント通
知方法に関連する周知技術としては、例えば特開平2−
297211号公報に開示されたライトペン制御装置及
び方法が挙げられる。このライトペン制御装置は、ペン
の電気的特性に基づいてペン先端から検出した座標デー
タを相対形式の座標に変換することでペン先端が示して
いる座標データを数値化する機能を有している。ここで
は、ペンの静電特性により誘導された電荷に関する位置
及び量を検出して得られた座標データを自動的に所定の
端末装置へ接続伝達するように構成されている。
知方法に関連する周知技術としては、例えば特開平2−
297211号公報に開示されたライトペン制御装置及
び方法が挙げられる。このライトペン制御装置は、ペン
の電気的特性に基づいてペン先端から検出した座標デー
タを相対形式の座標に変換することでペン先端が示して
いる座標データを数値化する機能を有している。ここで
は、ペンの静電特性により誘導された電荷に関する位置
及び量を検出して得られた座標データを自動的に所定の
端末装置へ接続伝達するように構成されている。
【0003】因みに、ライトペンの制御に関連した他の
技術としては、特開昭57−147744号公報に開示
された電子計算機システムや、特開昭61−32132
号公報に開示されたライトペン文字入力方式等が挙げら
れる。
技術としては、特開昭57−147744号公報に開示
された電子計算機システムや、特開昭61−32132
号公報に開示されたライトペン文字入力方式等が挙げら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したライトペン制
御装置の場合、座標データを端末装置に伝送するだけの
ものであるため、接続されている端末装置がペン型入力
装置以外のキーボード等の他の入力装置からの入力を待
ち続けているときにはペンの位置を端末装置に通知する
ことができなくなってしまう。
御装置の場合、座標データを端末装置に伝送するだけの
ものであるため、接続されている端末装置がペン型入力
装置以外のキーボード等の他の入力装置からの入力を待
ち続けているときにはペンの位置を端末装置に通知する
ことができなくなってしまう。
【0005】又、各入力装置を特定のものから他のもの
へと切り換るときにも、その都度キーボードによって特
定の入力装置による入力の終了を一旦端末装置に通知
し、ペンからの入力を処理できるように切り換える必要
がある。
へと切り換るときにも、その都度キーボードによって特
定の入力装置による入力の終了を一旦端末装置に通知
し、ペンからの入力を処理できるように切り換える必要
がある。
【0006】従来のライトペン制御の技術を導入したペ
ン入力操作装置では、こうした場合にペン入力OSにお
けるイベント通知が円滑に行われなくなってしまうとい
う問題がある。
ン入力操作装置では、こうした場合にペン入力OSにお
けるイベント通知が円滑に行われなくなってしまうとい
う問題がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、イベント通知を円
滑且つ迅速に行い得るペン入力OSにおけるイベント通
知方法及びそれを適用したペン入力操作装置を提供する
ことにある。
なされたもので、その技術的課題は、イベント通知を円
滑且つ迅速に行い得るペン入力OSにおけるイベント通
知方法及びそれを適用したペン入力操作装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所用の
入力装置による入力のみを受け付けるアプリケーション
プログラムに対してペン入力OSから入力されたデータ
を通知する際、端末装置から一定時間毎にイベント通知
プログラムへ割り込みを発生させることにより、イベン
ト通知プログラムがタブレットとペン型入力装置のペン
先端との距離の測定を実行し、該測定の結果として該ペ
ン先端が該タブレットに対して所定の距離以内にあると
きには該ペン入力OSによる入力処理に移行し、且つ該
入力処理が終了した時点で入力されたデータを該所用の
入力装置により入力された場合のデータと同じ形式で該
アプリケーションプログラムへ引き渡すペン入力OSに
おけるイベント通知方法が得られる。
入力装置による入力のみを受け付けるアプリケーション
プログラムに対してペン入力OSから入力されたデータ
を通知する際、端末装置から一定時間毎にイベント通知
プログラムへ割り込みを発生させることにより、イベン
ト通知プログラムがタブレットとペン型入力装置のペン
先端との距離の測定を実行し、該測定の結果として該ペ
ン先端が該タブレットに対して所定の距離以内にあると
きには該ペン入力OSによる入力処理に移行し、且つ該
入力処理が終了した時点で入力されたデータを該所用の
入力装置により入力された場合のデータと同じ形式で該
アプリケーションプログラムへ引き渡すペン入力OSに
おけるイベント通知方法が得られる。
【0009】一方、本発明によれば、ペン型入力装置及
びタブレットと、ペン型入力装置によるタブレットに対
する入力操作を管理するペン入力OS,所用の入力装置
による入力のみを受け付けるアプリケーションプログラ
ム,及び該ペン型入力装置の位置を測定して該ペン入力
OSに対して入力開始のイベントを通知して入力処理を
行わせるイベント通知プログラムを備えた端末装置とを
含むペン入力装置において、タブレットは、ペンの電気
的特性に基づいてペン先端とにおける物理的な距離を示
す座標位置を検出する座標位置検出部と、座標位置を数
値に変換して距離測定値を算出する計測部とを備え、端
末装置は、距離測定値を所定の値と比較した結果を示す
比較結果信号を出力する比較部と、比較結果信号に応じ
てイベント通知プログラムに対して一定時間毎に割り込
みを発生させる割り込み発生部を備えたペン入力操作装
置が得られる。
びタブレットと、ペン型入力装置によるタブレットに対
する入力操作を管理するペン入力OS,所用の入力装置
による入力のみを受け付けるアプリケーションプログラ
ム,及び該ペン型入力装置の位置を測定して該ペン入力
OSに対して入力開始のイベントを通知して入力処理を
行わせるイベント通知プログラムを備えた端末装置とを
含むペン入力装置において、タブレットは、ペンの電気
的特性に基づいてペン先端とにおける物理的な距離を示
す座標位置を検出する座標位置検出部と、座標位置を数
値に変換して距離測定値を算出する計測部とを備え、端
末装置は、距離測定値を所定の値と比較した結果を示す
比較結果信号を出力する比較部と、比較結果信号に応じ
てイベント通知プログラムに対して一定時間毎に割り込
みを発生させる割り込み発生部を備えたペン入力操作装
置が得られる。
【0010】又、本発明によれば、上記ペン入力操作装
置において、更に端末装置は、ペン入力OS及びイベン
ト通知プログラムを制御すると共に、比較結果信号に基
づいて距離測定値が所定の値以下であるときには該イベ
ント通知プログラムにより入力処理を該ペン入力OSに
よる入力処理に移行し、且つ該入力処理が終了した時点
でタブレットから該ペン入力OSに入力されたデータを
所用の入力装置により入力された場合のデータと同じ形
式でアプリケーションプログラムへ通知する制御部を備
えたペン入力操作装置が得られる。
置において、更に端末装置は、ペン入力OS及びイベン
ト通知プログラムを制御すると共に、比較結果信号に基
づいて距離測定値が所定の値以下であるときには該イベ
ント通知プログラムにより入力処理を該ペン入力OSに
よる入力処理に移行し、且つ該入力処理が終了した時点
でタブレットから該ペン入力OSに入力されたデータを
所用の入力装置により入力された場合のデータと同じ形
式でアプリケーションプログラムへ通知する制御部を備
えたペン入力操作装置が得られる。
【0011】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明のペン入力OS
におけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力
操作装置について、図面を参照して説明する。
におけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力
操作装置について、図面を参照して説明する。
【0012】最初に、本発明のペン入力OSにおけるイ
ベント通知方法の概要について簡単に説明する。このペ
ン入力OSにおけるイベント通知方法は、所用の入力装
置による入力のみを受け付けるアプリケーションプログ
ラム(以下、APとする)に対してペン入力OSから入
力されたデータを通知する際、端末装置から一定時間毎
にイベント通知プログラムへ割り込みを発生させること
により、イベント通知プログラムがタブレットとペン型
入力装置のペン先端との距離の測定を実行し、その測定
の結果としてペン先端がタブレットに対して所定の距離
以内にあるときにはペン入力OSによる入力処理に移行
し、且つ入力処理が終了した時点で入力されたデータを
所用の入力装置により入力された場合のデータと同じ形
式でAPへ引き渡すものである。
ベント通知方法の概要について簡単に説明する。このペ
ン入力OSにおけるイベント通知方法は、所用の入力装
置による入力のみを受け付けるアプリケーションプログ
ラム(以下、APとする)に対してペン入力OSから入
力されたデータを通知する際、端末装置から一定時間毎
にイベント通知プログラムへ割り込みを発生させること
により、イベント通知プログラムがタブレットとペン型
入力装置のペン先端との距離の測定を実行し、その測定
の結果としてペン先端がタブレットに対して所定の距離
以内にあるときにはペン入力OSによる入力処理に移行
し、且つ入力処理が終了した時点で入力されたデータを
所用の入力装置により入力された場合のデータと同じ形
式でAPへ引き渡すものである。
【0013】図1は、このイベント通知方法を適用した
本発明の一実施例に係るペン入力操作装置の基本構成を
示したものである。
本発明の一実施例に係るペン入力操作装置の基本構成を
示したものである。
【0014】このペン入力操作装置は、所定の電気的特
性を有するペン4を含むペン型入力装置と、ペン4によ
る入力操作を受けてペン4の先端とペン型入力装置との
相対位置を測定可能なタブレット3と、使用者による操
作指示入力を行うための所用の入力装置としてのキーボ
ード2と、ペン型入力装置によるタブレット3に対する
入力操作を管理するペン入力OS8,キーボード2によ
る操作指示入力のみに従うAP7,及びペン4の先端と
ペン型入力装置との相対的位置を測定してペン入力OS
8に対して入力開始のイベントを通知して入力処理を行
わせるイベント通知プログラム9をメモリ6上に構築す
る共に、この入力処理が終了した時点でタブレット3か
らペン入力OS8に入力されたデータをAP7に対して
通知する端末装置(パーソナルコンピュータ)1とから
成っている。
性を有するペン4を含むペン型入力装置と、ペン4によ
る入力操作を受けてペン4の先端とペン型入力装置との
相対位置を測定可能なタブレット3と、使用者による操
作指示入力を行うための所用の入力装置としてのキーボ
ード2と、ペン型入力装置によるタブレット3に対する
入力操作を管理するペン入力OS8,キーボード2によ
る操作指示入力のみに従うAP7,及びペン4の先端と
ペン型入力装置との相対的位置を測定してペン入力OS
8に対して入力開始のイベントを通知して入力処理を行
わせるイベント通知プログラム9をメモリ6上に構築す
る共に、この入力処理が終了した時点でタブレット3か
らペン入力OS8に入力されたデータをAP7に対して
通知する端末装置(パーソナルコンピュータ)1とから
成っている。
【0015】このうち、タブレット3には、ペン4の電
気的特性に基づいてペン先端とにおける物理的な距離を
示す座標位置を検出する座標位置検出部と、座標位置を
数値に変換して距離測定値を算出する計測部とが備えら
れ(何れも図示せず)ており、端末装置1には、距離測
定値を所定の値と比較した結果を示す比較結果信号を出
力する比較部(図示せず)と、比較結果信号に応じてイ
ベント通知プログラム9に対して一定時間毎に割り込み
を発生させる割り込み発生部としてのタイマ5と、タイ
マ5,ペン入力OS8,及びイベント通知プログラム9
を制御すると共に、比較結果信号に基づいて距離測定値
が所定の値以下であるときにはイベント通知プログラム
9により入力処理をペン入力OS8による入力処理に移
行し、且つその入力処理が終了した時点でタブレット3
からペン入力OS8に入力されたデータをキーボード2
により入力された場合のデータと同じ形式でAP7へ通
知する制御部(図示せず)とが備えられている。
気的特性に基づいてペン先端とにおける物理的な距離を
示す座標位置を検出する座標位置検出部と、座標位置を
数値に変換して距離測定値を算出する計測部とが備えら
れ(何れも図示せず)ており、端末装置1には、距離測
定値を所定の値と比較した結果を示す比較結果信号を出
力する比較部(図示せず)と、比較結果信号に応じてイ
ベント通知プログラム9に対して一定時間毎に割り込み
を発生させる割り込み発生部としてのタイマ5と、タイ
マ5,ペン入力OS8,及びイベント通知プログラム9
を制御すると共に、比較結果信号に基づいて距離測定値
が所定の値以下であるときにはイベント通知プログラム
9により入力処理をペン入力OS8による入力処理に移
行し、且つその入力処理が終了した時点でタブレット3
からペン入力OS8に入力されたデータをキーボード2
により入力された場合のデータと同じ形式でAP7へ通
知する制御部(図示せず)とが備えられている。
【0016】図2は、このペン入力操作装置によるイベ
ント通知の手順を示したものである。ここでのイベント
通知の処理は、動作環境下において以下に説明するよう
に行われる。但し、端末装置1では、上述した制御部に
よってペン入力OS8に入力されるデータとは別個にキ
ーボード2のキー入力によりAP7が動作している状態
でメモリ6上のイベント通知プログラム9に対してタブ
レット3とペン型入力装置のペン4の先端との相対位置
を取得処理することが可能になっている。
ント通知の手順を示したものである。ここでのイベント
通知の処理は、動作環境下において以下に説明するよう
に行われる。但し、端末装置1では、上述した制御部に
よってペン入力OS8に入力されるデータとは別個にキ
ーボード2のキー入力によりAP7が動作している状態
でメモリ6上のイベント通知プログラム9に対してタブ
レット3とペン型入力装置のペン4の先端との相対位置
を取得処理することが可能になっている。
【0017】このような環境下においてイベント通知を
行う場合、先ず端末装置1内のタイマ5から一定時間毎
にイベント通知プログラム9に対して割り込みデータ経
路L1 において割り込み信号を伝送(端末装置1ではペ
ン入力OS8及びイベント通知プログラム9を実行中に
割り込みを発生する)する。これにより、イベント通知
プログラム9はタブレット3から伝送された距離測定値
hを示すペン位置信号をデータ経路L2 において取得
(イベント通知プログラム9がタブレット3を操作して
測定を実行させる)して比較部へ伝送し、比較部ではペ
ン位置信号に関して距離測定値を所定の値と比較した結
果を示す比較結果信号を出力する。
行う場合、先ず端末装置1内のタイマ5から一定時間毎
にイベント通知プログラム9に対して割り込みデータ経
路L1 において割り込み信号を伝送(端末装置1ではペ
ン入力OS8及びイベント通知プログラム9を実行中に
割り込みを発生する)する。これにより、イベント通知
プログラム9はタブレット3から伝送された距離測定値
hを示すペン位置信号をデータ経路L2 において取得
(イベント通知プログラム9がタブレット3を操作して
測定を実行させる)して比較部へ伝送し、比較部ではペ
ン位置信号に関して距離測定値を所定の値と比較した結
果を示す比較結果信号を出力する。
【0018】そこで、制御部では比較結果信号に関して
距離測定値が所定の値以下であるときと所定の値超過で
あるときとに関して、ペン入力OS8及びイベント通知
プログラム9に対して二通りの別個な制御処理を行う。
距離測定値が所定の値以下であるときと所定の値超過で
あるときとに関して、ペン入力OS8及びイベント通知
プログラム9に対して二通りの別個な制御処理を行う。
【0019】ここで、距離測定値が所定の値以下でタブ
レット3とペン型入力装置のペン先端とが近いと判断し
た場合、端末装置1における処理をデータ経路L4 にお
いてイベント通知プログラム9から強制的にペン入力O
S8側へ引き渡す。即ち、ペン4の位置が所定の距離以
内にある場合、イベント通知プログラム9がペン入力O
S8にペン4の入力を処理するように通知し、入力処理
がペン入力OS8に移行される。これにより、タブレッ
ト3からペン入力OS8を通して入力されたデータがイ
ベント通知プログラム9を介してAP7に通知される。
レット3とペン型入力装置のペン先端とが近いと判断し
た場合、端末装置1における処理をデータ経路L4 にお
いてイベント通知プログラム9から強制的にペン入力O
S8側へ引き渡す。即ち、ペン4の位置が所定の距離以
内にある場合、イベント通知プログラム9がペン入力O
S8にペン4の入力を処理するように通知し、入力処理
がペン入力OS8に移行される。これにより、タブレッ
ト3からペン入力OS8を通して入力されたデータがイ
ベント通知プログラム9を介してAP7に通知される。
【0020】一方、距離測定値が所定の値超過でタブレ
ット3とペン型入力装置のペン先端とが離れていると判
断した場合、ペン入力OS8にタブレット3から入力さ
れたデータが無いとみなし、イベント通知プログラム9
はデータ経路L3 において何も実行せずに終了し、AP
7はキー入力待ちとなる。
ット3とペン型入力装置のペン先端とが離れていると判
断した場合、ペン入力OS8にタブレット3から入力さ
れたデータが無いとみなし、イベント通知プログラム9
はデータ経路L3 において何も実行せずに終了し、AP
7はキー入力待ちとなる。
【0021】即ち、このような処理動作を行えば、端末
装置1上でキー入力待ちを行っているAP7に対してA
P7とは関連のないペン入力OS8から入力されるデー
タの入力が可能になるため、ペン入力手段を持たないA
P7にペン入力機能が付加されることになる。
装置1上でキー入力待ちを行っているAP7に対してA
P7とは関連のないペン入力OS8から入力されるデー
タの入力が可能になるため、ペン入力手段を持たないA
P7にペン入力機能が付加されることになる。
【0022】尚、上述した実施例の比較部及び制御部の
動作機能は、それぞれペン入力OS8及びイベント通知
プログラム9においてソフトウェアで構築することも可
能であるため、本発明は実施例に限定されない。
動作機能は、それぞれペン入力OS8及びイベント通知
プログラム9においてソフトウェアで構築することも可
能であるため、本発明は実施例に限定されない。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、端末装置上でキー入力待ちを行っているAPに対し
てそのAPとは関連のないペン入力OSから入力される
データの入力を可能にしているので、本来ペン入力手段
を持たないAPにペン入力機能が付加され、イベント通
知が従来に無く円滑且つ合理的に行われるようになる。
ば、端末装置上でキー入力待ちを行っているAPに対し
てそのAPとは関連のないペン入力OSから入力される
データの入力を可能にしているので、本来ペン入力手段
を持たないAPにペン入力機能が付加され、イベント通
知が従来に無く円滑且つ合理的に行われるようになる。
【図1】本発明のイベント通知方法を適用した一実施例
に係るペン入力操作装置の基本構成を示したブロック図
である。
に係るペン入力操作装置の基本構成を示したブロック図
である。
【図2】図1に示すペン入力操作装置によるイベント通
知の手順を示したブロック図である。
知の手順を示したブロック図である。
1 端末装置 2 キーボード 3 タブレット 4 ペン 5 タイマ 6 メモリ 7 アプリケーションプログラム(AP) 8 ペン入力OS 9 イベント通知プログラム L1 〜L4 データ経路
Claims (3)
- 【請求項1】 所用の入力装置による入力のみを受け付
けるアプリケーションプログラムに対してペン入力オペ
レーティングシステムから入力されたデータを通知する
際、端末装置から一定時間毎にイベント通知プログラム
へ割り込みを発生させることにより、イベント通知プロ
グラムがタブレットとペン型入力装置のペン先端との距
離の測定を実行し、該測定の結果として該ペン先端が該
タブレットに対して所定の距離以内にあるときには該ペ
ン入力オペレーティングシステムによる入力処理に移行
し、且つ該入力処理が終了した時点で入力されたデータ
を該所用の入力装置により入力された場合のデータと同
じ形式で該アプリケーションプログラムへ引き渡すこと
を特徴とするペン入力オペレーティングシステムにおけ
るイベント通知方法。 - 【請求項2】 ペン型入力装置及びタブレットと、前記
ペン型入力装置による前記タブレットに対する入力操作
を管理するペン入力オペレーティングシステム,所用の
入力装置による入力のみを受け付けるアプリケーション
プログラム,及び該ペン型入力装置の位置を測定して該
ペン入力オペレーティングシステムに対して入力開始の
イベントを通知して入力処理を行わせるイベント通知プ
ログラムを備えた端末装置とを含むペン入力装置におい
て、前記タブレットは、ペンの電気的特性に基づいてペ
ン先端とにおける物理的な距離を示す座標位置を検出す
る座標位置検出部と、前記座標位置を数値に変換して距
離測定値を算出する計測部とを備え、前記端末装置は、
前記距離測定値を所定の値と比較した結果を示す比較結
果信号を出力する比較部と、前記比較結果信号に応じて
前記イベント通知プログラムに対して一定時間毎に割り
込みを発生させる割り込み発生部を備えたことを特徴と
するペン入力操作装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のペン入力操作装置におい
て、前記端末装置は、更に前記ペン入力オペレーティン
グシステム及び前記イベント通知プログラムを制御する
と共に、前記比較結果信号に基づいて前記距離測定値が
前記所定の値以下であるときには該イベント通知プログ
ラムにより前記入力処理を該ペン入力オペレーティング
システムによる入力処理に移行し、且つ該入力処理が終
了した時点で前記タブレットから該ペン入力オペレーテ
ィングシステムに入力されたデータを前記所用の入力装
置により入力された場合のデータと同じ形式で前記アプ
リケーションプログラムへ通知する制御部を備えたこと
を特徴とするペン入力操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32421294A JP2682480B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | ペン入力オペレーティングシステムにおけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32421294A JP2682480B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | ペン入力オペレーティングシステムにおけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179876A JPH08179876A (ja) | 1996-07-12 |
JP2682480B2 true JP2682480B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=18163301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32421294A Expired - Lifetime JP2682480B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | ペン入力オペレーティングシステムにおけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682480B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32421294A patent/JP2682480B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08179876A (ja) | 1996-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102541401B (zh) | 一种信息处理设备和信息处理方法 | |
JPH1078850A (ja) | 座標入力装置およびその制御方法 | |
JPH0320812A (ja) | コンピュータ・システム | |
JP2001084103A (ja) | 入力処理方法及びそれを実施する入力処理装置 | |
US20080120578A1 (en) | Mouse with a screen saver control function | |
JP2682480B2 (ja) | ペン入力オペレーティングシステムにおけるイベント通知方法及びそれを適用したペン入力操作装置 | |
JPH0744308A (ja) | ワードプロセッサ | |
JPH1083253A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2586794B2 (ja) | 座標指定入力装置 | |
JPH06168068A (ja) | 座標入力装置 | |
JPS63263515A (ja) | カ−ソル移動キ−制御方式 | |
JPH05298014A (ja) | 座標入力デバイス | |
JP2518407Y2 (ja) | 入力処理装置 | |
JPH0659802A (ja) | ペン入力制御装置 | |
JPH0476724A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH08234907A (ja) | データ処理装置 | |
JPH04280318A (ja) | マウス入力におけるページ検索方式 | |
JPH03214309A (ja) | 手書き入力処理装置 | |
JPH08202525A (ja) | 画面入力装置および画面入力方法 | |
JPH05216582A (ja) | コマンド選択方式 | |
JP3014478U (ja) | マウス | |
JPH02181815A (ja) | キーコードを生成するマウス入力装置 | |
JPH09244809A (ja) | マウス透過式タッチパネル装置 | |
JPH04177416A (ja) | マウス制御方法及び装置 | |
JPH11305897A (ja) | ペン入力コンピュータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970708 |