JP2681642B2 - スチレン系重合体樹脂組成物 - Google Patents
スチレン系重合体樹脂組成物Info
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- JP2681642B2 JP2681642B2 JP63004923A JP492388A JP2681642B2 JP 2681642 B2 JP2681642 B2 JP 2681642B2 JP 63004923 A JP63004923 A JP 63004923A JP 492388 A JP492388 A JP 492388A JP 2681642 B2 JP2681642 B2 JP 2681642B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスチレン系重合体樹脂組成物に関し、詳しく
は耐熱性ならびに力学的物性にすぐれたスチレン系重合
体樹脂組成物に関する。本発明のスチレン系重合体樹脂
組成物は耐熱性構造材をはじめとして、耐熱性の要求さ
れる各種産業用資材,機械部品素材等として幅広く、か
つ有効に利用される。
は耐熱性ならびに力学的物性にすぐれたスチレン系重合
体樹脂組成物に関する。本発明のスチレン系重合体樹脂
組成物は耐熱性構造材をはじめとして、耐熱性の要求さ
れる各種産業用資材,機械部品素材等として幅広く、か
つ有効に利用される。
[従来の技術及び発明が解決しよとする課題] 一般に、結晶性ポリオレフィンにおいて、その力学的
性質,熱的性質を改良するために、他樹脂とのブレンド
に無機充填材を配合することが行なわれている。
性質,熱的性質を改良するために、他樹脂とのブレンド
に無機充填材を配合することが行なわれている。
その中で熱可塑性樹脂に、本出願人が先に開発した融
点の高いシンジオタクチック構造を有するスチレン系重
合体(特開昭62−104818号公報)を配合することによ
り、熱的な性質を改善しようとする試みがなされている
(特開昭62−257950号公報)。
点の高いシンジオタクチック構造を有するスチレン系重
合体(特開昭62−104818号公報)を配合することによ
り、熱的な性質を改善しようとする試みがなされている
(特開昭62−257950号公報)。
しかしながら、上記の従来技術では、その機械的強度
は配合する樹脂それぞれを超えることはなく不充分であ
った。
は配合する樹脂それぞれを超えることはなく不充分であ
った。
本発明は上記従来の欠点を解消し、耐熱性にすぐれ、
しかも力学的物性に優れたスチレン系重合体樹脂組成物
を提供することを目的とするものである。
しかも力学的物性に優れたスチレン系重合体樹脂組成物
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] すなわち本発明は、(a)主としてシンジオタクチッ
ク構造を有するスチレン系重合体1〜98重量%,(b)
ゴムまたはゴムと熱可塑性樹脂との混合物1〜98重量%
および(C)無機充填材1〜60重量%を含むスチレン系
重合体樹脂組成物を提供するものである。
ク構造を有するスチレン系重合体1〜98重量%,(b)
ゴムまたはゴムと熱可塑性樹脂との混合物1〜98重量%
および(C)無機充填材1〜60重量%を含むスチレン系
重合体樹脂組成物を提供するものである。
本発明の組成物においては、(a)成分として、主と
してシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体
が用いられる。
してシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体
が用いられる。
このスチレン系重合体の主としてシンジオタクチック
構造とは、立体化学構造が主としてシンジオタクチック
構造、即ち炭素−炭素結合から形成される主鎖に対して
側鎖であるフェニル基や置換フェニル基が交互に反対方
向に位置する立体構造を有するものであり、そのタクテ
ィシティーは同位体炭素による核磁気共鳴法(13C−NMR
法)により定量される。13C−NMR法により測定されるタ
クティシティーは、連続する複数個の構成単位の存在割
合、例えば2個の場合はダイアッド,3個の場合はトリア
ッド,5個の場合はペンタッドによって示すことができる
が、本発明に言う主としてシンジオタクチック構造を有
するスチレン系重合体とは、通常はダイアッドで75%以
上、好ましくは85%以上、若しくはペンタッド(ラセミ
ペンタッド)で30%以上、好ましくは50%以上のシンジ
オタクティシティーを有するポリスチレン,ポリ(アル
キルスチレン),ポリ(ハロゲン化スチレン),ポリ
(アルコキシスチレン),ポリ(ビニル安息香酸エステ
ル)およびこれらの混合物、あるいはこれらを主成分と
する共重合体を指称する。なお、ここでポリ(アルキル
スチレン)としては、ポリ(メチルスチレン),ポリ
(エチルスチレン),ポリ(イソプロピルスチレン),
ポリ(ターシャリーブチルスチレン)などがあり、ポリ
(ハロゲン化スチレン)としては、ポリ(クロロスチレ
ン),ポリ(ブロモスチレン),ポリ(フルオロスチレ
ン)などがある。また、ポリ(アルコキシスチレン)と
しては、ポリ(メトキシスチレン),ポリ(エトキシス
チレン)などがある。これらのうち特に好ましいスチレ
ン系重合体としては、ポリスチレン,ポリ(p−メチル
スチレ),ポリ(m−メチルスチレン),ポリ(p−タ
ーシャリーブチルスチレン),ポリ(p−クロロスチレ
ン),ポリ(m−クロロスチレン),ポリ(p−フルオ
ロスチレン)、更にはスチレンとp−メチルスチレンと
の共重合体をあげることができる。
構造とは、立体化学構造が主としてシンジオタクチック
構造、即ち炭素−炭素結合から形成される主鎖に対して
側鎖であるフェニル基や置換フェニル基が交互に反対方
向に位置する立体構造を有するものであり、そのタクテ
ィシティーは同位体炭素による核磁気共鳴法(13C−NMR
法)により定量される。13C−NMR法により測定されるタ
クティシティーは、連続する複数個の構成単位の存在割
合、例えば2個の場合はダイアッド,3個の場合はトリア
ッド,5個の場合はペンタッドによって示すことができる
が、本発明に言う主としてシンジオタクチック構造を有
するスチレン系重合体とは、通常はダイアッドで75%以
上、好ましくは85%以上、若しくはペンタッド(ラセミ
ペンタッド)で30%以上、好ましくは50%以上のシンジ
オタクティシティーを有するポリスチレン,ポリ(アル
キルスチレン),ポリ(ハロゲン化スチレン),ポリ
(アルコキシスチレン),ポリ(ビニル安息香酸エステ
ル)およびこれらの混合物、あるいはこれらを主成分と
する共重合体を指称する。なお、ここでポリ(アルキル
スチレン)としては、ポリ(メチルスチレン),ポリ
(エチルスチレン),ポリ(イソプロピルスチレン),
ポリ(ターシャリーブチルスチレン)などがあり、ポリ
(ハロゲン化スチレン)としては、ポリ(クロロスチレ
ン),ポリ(ブロモスチレン),ポリ(フルオロスチレ
ン)などがある。また、ポリ(アルコキシスチレン)と
しては、ポリ(メトキシスチレン),ポリ(エトキシス
チレン)などがある。これらのうち特に好ましいスチレ
ン系重合体としては、ポリスチレン,ポリ(p−メチル
スチレ),ポリ(m−メチルスチレン),ポリ(p−タ
ーシャリーブチルスチレン),ポリ(p−クロロスチレ
ン),ポリ(m−クロロスチレン),ポリ(p−フルオ
ロスチレン)、更にはスチレンとp−メチルスチレンと
の共重合体をあげることができる。
また、本発明に用いるスチレン系重合体は、分子量に
ついては制限されないが、重量平均分子量が10,000以上
のものが好ましく、とりわけ50,000以上のものが最適で
ある。ここで重量平均分子量が10,000未満のものでは、
このものの耐熱性,機械的強度が充分でなく、配合後も
充分な改善が認められない。さらに、分子量分布につい
てもその広狭は制約がなく、様々なものを充当すること
が可能である。
ついては制限されないが、重量平均分子量が10,000以上
のものが好ましく、とりわけ50,000以上のものが最適で
ある。ここで重量平均分子量が10,000未満のものでは、
このものの耐熱性,機械的強度が充分でなく、配合後も
充分な改善が認められない。さらに、分子量分布につい
てもその広狭は制約がなく、様々なものを充当すること
が可能である。
なお、この(a)成分である主としてのシンジオタク
チック構造を有するスチレン系重合体は、融点が160〜3
10℃であって、従来のアタクチック構造のスチレン系重
合体に比べて耐熱性が格段に優れている。
チック構造を有するスチレン系重合体は、融点が160〜3
10℃であって、従来のアタクチック構造のスチレン系重
合体に比べて耐熱性が格段に優れている。
このような主としてシンジオタクチック構造を有する
スチレン系重合体は、例えば不活性炭化水素溶媒中また
は溶媒の不存在下に、チタン化合物、及び水とトリアル
キルアルミニウムの縮合生成物を触媒として、スチレン
系単量体(上記スチレン系重合体に対応する単量体)を
重合することにより製造することができる(特開昭62−
187708号公報)。
スチレン系重合体は、例えば不活性炭化水素溶媒中また
は溶媒の不存在下に、チタン化合物、及び水とトリアル
キルアルミニウムの縮合生成物を触媒として、スチレン
系単量体(上記スチレン系重合体に対応する単量体)を
重合することにより製造することができる(特開昭62−
187708号公報)。
上記(a)成分は組成物中に、1〜98重量%、好まし
くは5〜95重量%、より好ましくは10〜90重量%の割合
で含有せしめられる。ここで(a)成分の含有割合が1
重量%未満であると、このものによる耐熱性の改良が認
められない。一方、98重量%を超えると、このもの自体
の性質との有意差がなく、このシンジオタクチック構造
を有するスチレン系重合体を改質剤としてブレンドした
意味がない。
くは5〜95重量%、より好ましくは10〜90重量%の割合
で含有せしめられる。ここで(a)成分の含有割合が1
重量%未満であると、このものによる耐熱性の改良が認
められない。一方、98重量%を超えると、このもの自体
の性質との有意差がなく、このシンジオタクチック構造
を有するスチレン系重合体を改質剤としてブレンドした
意味がない。
次に、本発明の組成物においては、(b)成分とし
て、ゴムまたは、ゴムと上述の主としてシンジオタクチ
ック構造を有するスチレン系重合体以外の熱可塑性樹脂
との混合物を用いる。
て、ゴムまたは、ゴムと上述の主としてシンジオタクチ
ック構造を有するスチレン系重合体以外の熱可塑性樹脂
との混合物を用いる。
このような熱可塑性樹脂としては、組成物の用途等に
より様々なものが選定され、特に制限はない。例えばア
タクチック構造のポリスチレン,アイソタクチック構造
のポリスチレン,AS樹脂,ABS樹脂などのスチレン系重合
体をはじめ、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステル,ポリカーボネート,ポリフェニレンオキサイ
ド,ポリスルホン,ポリエーテルスルホンなどのポリエ
ーテル,ポリアミド,ポリフェニレンスルフィド(PP
S),ポリオキシメチレンなどの縮合系重合体、ポリア
クリル酸,ポリアクリル酸エステル,ポリメチルメタク
リレートなどのアクリル系重合体、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリブテン,ポリ4−メチルペンテン−1,
エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン、
あるいはポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリ弗
化ビニリデンなどの含ハロゲンビニル化合物重合体など
が挙げられる。
より様々なものが選定され、特に制限はない。例えばア
タクチック構造のポリスチレン,アイソタクチック構造
のポリスチレン,AS樹脂,ABS樹脂などのスチレン系重合
体をはじめ、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエ
ステル,ポリカーボネート,ポリフェニレンオキサイ
ド,ポリスルホン,ポリエーテルスルホンなどのポリエ
ーテル,ポリアミド,ポリフェニレンスルフィド(PP
S),ポリオキシメチレンなどの縮合系重合体、ポリア
クリル酸,ポリアクリル酸エステル,ポリメチルメタク
リレートなどのアクリル系重合体、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリブテン,ポリ4−メチルペンテン−1,
エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン、
あるいはポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリ弗
化ビニリデンなどの含ハロゲンビニル化合物重合体など
が挙げられる。
これらの中でもアタクチック構造のポリスチレン、具
体的には重量平均分子量50,000〜500,000、密度1.04〜
1.065g/cm3の汎用ポリスチレン;ABS樹脂;ポリエステ
ル、具体的には極限粘度[η]0.4〜1.5dl/g、好ましく
は0.5〜1.4dl/g、密度1.33〜1.40g/cm3、融点255〜260
℃のポリエチレンテレフタレート;ポリカーボネート、
具体的には粘度平均分子量20,000〜40,000、密度1.19〜
1.22g/cm2のポリカーボネート;ポリエーテル、具体的
には重量平均分子量5,000〜100,000、密度1.05〜1.07g/
cm3のポリフェニレンオキサイドなどが好適である。
体的には重量平均分子量50,000〜500,000、密度1.04〜
1.065g/cm3の汎用ポリスチレン;ABS樹脂;ポリエステ
ル、具体的には極限粘度[η]0.4〜1.5dl/g、好ましく
は0.5〜1.4dl/g、密度1.33〜1.40g/cm3、融点255〜260
℃のポリエチレンテレフタレート;ポリカーボネート、
具体的には粘度平均分子量20,000〜40,000、密度1.19〜
1.22g/cm2のポリカーボネート;ポリエーテル、具体的
には重量平均分子量5,000〜100,000、密度1.05〜1.07g/
cm3のポリフェニレンオキサイドなどが好適である。
一方、ゴムとしては様々なものが使用可能であるが、
最も好適なものはスチレン系化合物をその一成分として
含むゴム状共重合体で、例えば、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体のブタジエン部分を一部あるいは完全
に水素化したゴム(SEBS),スチレン−ブタジエン共重
合体ゴム(SBR),アクリル酸メチル−ブタジエン−ス
チレン共重合体ゴム,アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体ゴム(ABSゴム),アクリロニトリル
−アルキルアクリレート−ブタジエン−スチレン共重合
体ゴム(AABS),メタクリル酸メチル−アルキルアクリ
レート−スチレン共重合体ゴム(MAS),メタクリル酸
メチル−アルキルアクリレート−ブタジエン−スチレン
共重合体ゴム(MABS)などが挙げられる。これらのスチ
レン系化合物をその一成分として含むゴム状共重合体
は、スチレン単位を有するため(a)成分である主とし
てシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体に
対応する分散性が良好であり、その結果、物性の改善効
果が著しい。さらに用いるこのとできるゴムの他の例と
しては天然ゴム,ポリブタジエン,ポリイソプレン,ポ
リイソブチレン,ネオプレン,エチレン−プロピレン共
重合体ゴム,ポリスルフィドゴム,チオコールゴム,ア
クリルゴム,ウレタンゴム,シリコーンゴム,エプクロ
ルヒドリンゴム,ポリエーテル・エステルゴム,ポリエ
ステル・エステルゴムなどが挙げられる。
最も好適なものはスチレン系化合物をその一成分として
含むゴム状共重合体で、例えば、スチレン−ブタジエン
ブロック共重合体のブタジエン部分を一部あるいは完全
に水素化したゴム(SEBS),スチレン−ブタジエン共重
合体ゴム(SBR),アクリル酸メチル−ブタジエン−ス
チレン共重合体ゴム,アクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体ゴム(ABSゴム),アクリロニトリル
−アルキルアクリレート−ブタジエン−スチレン共重合
体ゴム(AABS),メタクリル酸メチル−アルキルアクリ
レート−スチレン共重合体ゴム(MAS),メタクリル酸
メチル−アルキルアクリレート−ブタジエン−スチレン
共重合体ゴム(MABS)などが挙げられる。これらのスチ
レン系化合物をその一成分として含むゴム状共重合体
は、スチレン単位を有するため(a)成分である主とし
てシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体に
対応する分散性が良好であり、その結果、物性の改善効
果が著しい。さらに用いるこのとできるゴムの他の例と
しては天然ゴム,ポリブタジエン,ポリイソプレン,ポ
リイソブチレン,ネオプレン,エチレン−プロピレン共
重合体ゴム,ポリスルフィドゴム,チオコールゴム,ア
クリルゴム,ウレタンゴム,シリコーンゴム,エプクロ
ルヒドリンゴム,ポリエーテル・エステルゴム,ポリエ
ステル・エステルゴムなどが挙げられる。
上述の(b)成分は組成物中に1〜98重量%、好まし
くは5〜95重量%、より好ましくは20〜80重量%の割合
で含有せしめられる。ここで(b)成分の含有割合が1
重量%未満であると、シンジオタクチック構造を有する
スチレン系重合体単独の場合の性質との有意差がない。
一方98重量%を超えると、シンジオタクチック構造を有
するスチレン系重合体による力学的,熱的な性質の改善
が期待できない。
くは5〜95重量%、より好ましくは20〜80重量%の割合
で含有せしめられる。ここで(b)成分の含有割合が1
重量%未満であると、シンジオタクチック構造を有する
スチレン系重合体単独の場合の性質との有意差がない。
一方98重量%を超えると、シンジオタクチック構造を有
するスチレン系重合体による力学的,熱的な性質の改善
が期待できない。
さらに本発明の組成物においては、(c)成分として
無機充填材を用いる。無機充填材としては繊維状のもの
であると、粒状,粉状のものであるとを問わない。繊維
状無機充填材としてはガラス繊維,炭素繊維,アルミナ
繊維等が挙げられ、特にガラス繊維,炭素繊維が好まし
い。ここでガラス繊維の形状としてはクロス状,マット
状,集束切断状,短繊維,フィラメント状のものがある
が、好ましくは集束切断状であり、長さが0.05mm〜13m
m、繊維径が5〜15μmのものであって、特にシラン系
処理を施したものが好ましい。また、炭素繊維としては
ポリアクリロニトリル(PAN)系のものが好ましく、さ
らに好ましくはチョップドファイバータイプであって、
長さが3mm程度、直径が7〜15μmの束ねたものが良
い。一方、粒状,粉状無機充填材としてはタルク,カー
ボンブラック,グラファイト,二酸化チタン,シリカ,
マイカ,炭酸カルシウム,硫酸カルシウム,炭酸バリウ
ム,炭酸マグネシウム,硫酸マグネシウム,硫酸バリウ
ム,オキシサルフェート,酸化スズ,アルミナ,カオリ
ン,炭化ケイ素,金属粉末等が挙げられ、特に二酸化チ
タンが好ましい。ここで二酸化チタンの結晶形態として
はルチル型,ブルッカイト型,アナタース型があるが、
好ましくはルチル型,アナタース型であって、平均粒度
0.15〜0.40μmのものであり、さらにZn,Al,Si等で処理
したものであってもよい。
無機充填材を用いる。無機充填材としては繊維状のもの
であると、粒状,粉状のものであるとを問わない。繊維
状無機充填材としてはガラス繊維,炭素繊維,アルミナ
繊維等が挙げられ、特にガラス繊維,炭素繊維が好まし
い。ここでガラス繊維の形状としてはクロス状,マット
状,集束切断状,短繊維,フィラメント状のものがある
が、好ましくは集束切断状であり、長さが0.05mm〜13m
m、繊維径が5〜15μmのものであって、特にシラン系
処理を施したものが好ましい。また、炭素繊維としては
ポリアクリロニトリル(PAN)系のものが好ましく、さ
らに好ましくはチョップドファイバータイプであって、
長さが3mm程度、直径が7〜15μmの束ねたものが良
い。一方、粒状,粉状無機充填材としてはタルク,カー
ボンブラック,グラファイト,二酸化チタン,シリカ,
マイカ,炭酸カルシウム,硫酸カルシウム,炭酸バリウ
ム,炭酸マグネシウム,硫酸マグネシウム,硫酸バリウ
ム,オキシサルフェート,酸化スズ,アルミナ,カオリ
ン,炭化ケイ素,金属粉末等が挙げられ、特に二酸化チ
タンが好ましい。ここで二酸化チタンの結晶形態として
はルチル型,ブルッカイト型,アナタース型があるが、
好ましくはルチル型,アナタース型であって、平均粒度
0.15〜0.40μmのものであり、さらにZn,Al,Si等で処理
したものであってもよい。
上述の(c)成分は組成物中に1〜60重量%、好まし
くは5〜50重量%、より好ましくは10〜40重量%の割合
で含有せしめられる。ここで(c)成分の含有割合が1
重量%未満であると、充填材としての充分な効果が認め
られない。一方、60重量%を超えると均一に分散でき
ず、機械的強度に劣るものとなる。
くは5〜50重量%、より好ましくは10〜40重量%の割合
で含有せしめられる。ここで(c)成分の含有割合が1
重量%未満であると、充填材としての充分な効果が認め
られない。一方、60重量%を超えると均一に分散でき
ず、機械的強度に劣るものとなる。
本発明の組成物は、基本的には上述した(a),
(b)および(c)成分よりなるものであるが、さらに
必要に応じて各種添加剤、例えば核剤,酸化防止剤,可
塑剤,相溶化剤,滑剤,着色剤,帯電防止剤等を添加す
ることもでき、特に核剤,酸化防止剤,可塑剤は添加す
ることが望ましい。ここで核剤としてはタルクが好適に
用いられ、本発明の組成物100重量部に対して0.1〜10重
量部の割合で配合される。
(b)および(c)成分よりなるものであるが、さらに
必要に応じて各種添加剤、例えば核剤,酸化防止剤,可
塑剤,相溶化剤,滑剤,着色剤,帯電防止剤等を添加す
ることもでき、特に核剤,酸化防止剤,可塑剤は添加す
ることが望ましい。ここで核剤としてはタルクが好適に
用いられ、本発明の組成物100重量部に対して0.1〜10重
量部の割合で配合される。
また酸化防止剤としては様々なものがあるが、特にリ
ン系酸化防止剤およびフェノール系酸化防止剤が好まし
い。
ン系酸化防止剤およびフェノール系酸化防止剤が好まし
い。
本発明の組成物は、上述の成分をニーダーやミキシン
グロール,押出機などにより混練することにより、ある
いは溶液ブレンド等により均一に調製すればよい。
グロール,押出機などにより混練することにより、ある
いは溶液ブレンド等により均一に調製すればよい。
[実施例] 次に、本発明を実施例および比較例によりさらに詳し
く説明するが、本発明の範囲を超えない限り、これに限
定されるものではない。
く説明するが、本発明の範囲を超えない限り、これに限
定されるものではない。
参考例1(主としてシンジオタクチック構造を有するポ
リスチレンの製造) 反応容器に溶媒としてトルエン2と、触媒成分であ
るシクロペンタジエニルチタニウムトリクロライド1ミ
リモル、およびメチルアルミノキサンをアルミニウム原
子として0.8モル加え、20℃においてスチレン3.6を加
えて1時間重合反応を行なった。反応終了後、生成物を
塩酸−メタノール混合液で洗浄し、触媒成分を分解除去
した。ついで乾燥して重合体330gを得た。つぎに、この
重合体をメチルエチルケトンを溶媒としてソックスレー
抽出し、抽出残分95重量%を得た。この重合体は重量平
均分子量が290,000,数平均分子量158,000であり、融点
は270℃であった。また、この重合体は同位体炭素の核
磁気共鳴(13C−NMR)による分析からシンジオタクチッ
ク構造に基因する145.35ppmに吸収が認められ、そのピ
ーク面積から算出したペンタッドでのシンジオタクティ
シティーは96%のものであった。
リスチレンの製造) 反応容器に溶媒としてトルエン2と、触媒成分であ
るシクロペンタジエニルチタニウムトリクロライド1ミ
リモル、およびメチルアルミノキサンをアルミニウム原
子として0.8モル加え、20℃においてスチレン3.6を加
えて1時間重合反応を行なった。反応終了後、生成物を
塩酸−メタノール混合液で洗浄し、触媒成分を分解除去
した。ついで乾燥して重合体330gを得た。つぎに、この
重合体をメチルエチルケトンを溶媒としてソックスレー
抽出し、抽出残分95重量%を得た。この重合体は重量平
均分子量が290,000,数平均分子量158,000であり、融点
は270℃であった。また、この重合体は同位体炭素の核
磁気共鳴(13C−NMR)による分析からシンジオタクチッ
ク構造に基因する145.35ppmに吸収が認められ、そのピ
ーク面積から算出したペンタッドでのシンジオタクティ
シティーは96%のものであった。
実施例1 上記参考例1において得られたシンジオタクチック構
造を有するポリスチレン35重量部、ゴムとしてメタクリ
ル酸メチル−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合
体(ロース&ハース(株)製,商品名:KM330)35重量部
および平均繊維長3mmのガラス繊維(旭ファイバーグラ
ス(株)製,繊維径10〜15μm,チョップドストランド
状)30重量部を、ドライブレンドし、これに結晶核剤と
てタルク(商品名:タルクーFFR,浅田製粉(株)製)1
重量部を加え、ヘンシェルミキサーで混合したのち、押
出機で混練して押出し、ペレット化した。次いで、この
ペレットから試験片を成形して機械的強度および熱変形
温度を測定した。結果を第1表に示す。
造を有するポリスチレン35重量部、ゴムとしてメタクリ
ル酸メチル−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合
体(ロース&ハース(株)製,商品名:KM330)35重量部
および平均繊維長3mmのガラス繊維(旭ファイバーグラ
ス(株)製,繊維径10〜15μm,チョップドストランド
状)30重量部を、ドライブレンドし、これに結晶核剤と
てタルク(商品名:タルクーFFR,浅田製粉(株)製)1
重量部を加え、ヘンシェルミキサーで混合したのち、押
出機で混練して押出し、ペレット化した。次いで、この
ペレットから試験片を成形して機械的強度および熱変形
温度を測定した。結果を第1表に示す。
実施例2 上記参考例1において得られたシンジオタクチック構
造を有するポリスチレン35重量部,熱可塑性樹脂とし
て、アタクチックポリスチレン(商品名:出光スチロー
ルUS300,重量平均分子量370,000,メルトインデックス2,
密度1.05g/cm3,出光石油化学(株)製)20重量部,ゴム
として実施例1で用いたものと同じメタクリル酸メチル
−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合体15重量
部,実施例1で用いたものと同じガラス繊維30重量部を
配合して用いたことの他は実施例1と同様にした。結果
を第1表に示す。
造を有するポリスチレン35重量部,熱可塑性樹脂とし
て、アタクチックポリスチレン(商品名:出光スチロー
ルUS300,重量平均分子量370,000,メルトインデックス2,
密度1.05g/cm3,出光石油化学(株)製)20重量部,ゴム
として実施例1で用いたものと同じメタクリル酸メチル
−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合体15重量
部,実施例1で用いたものと同じガラス繊維30重量部を
配合して用いたことの他は実施例1と同様にした。結果
を第1表に示す。
比較例1 実施例1において、ガラス繊維とメタクリル酸メチル
−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合体とを入れ
ずに参考例1で得られたシンジオタクチック構造を有す
るポリスチレン50重量部,ポリカーボネート(実施例1
で用いた物と同じ)50重量部を用いた他は実施例1と同
様にして試験片を得た。結果を第1表に示す。
−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合体とを入れ
ずに参考例1で得られたシンジオタクチック構造を有す
るポリスチレン50重量部,ポリカーボネート(実施例1
で用いた物と同じ)50重量部を用いた他は実施例1と同
様にして試験片を得た。結果を第1表に示す。
比較例2 比較例1において、ポリカーボネートの代りにポリエ
チレンテレフタレート(商品名;ダイヤナイトMA523,固
有粘度〔η〕=0.78dl/g,融点255℃,密度1.34g/cm3,三
菱レーヨン(株)製)50重量部を用いた他は比較例1と
同様にして試験片を得た。結果を第1表に示す。
チレンテレフタレート(商品名;ダイヤナイトMA523,固
有粘度〔η〕=0.78dl/g,融点255℃,密度1.34g/cm3,三
菱レーヨン(株)製)50重量部を用いた他は比較例1と
同様にして試験片を得た。結果を第1表に示す。
比較例3 比較例1において、ポリカーボネートの代りにアタク
チックポリスチレン(実施例2で用いた物と同じ)50重
量部を用いた他は比較例1と同様にして試験片を得た。
結果を第1表に示す。
チックポリスチレン(実施例2で用いた物と同じ)50重
量部を用いた他は比較例1と同様にして試験片を得た。
結果を第1表に示す。
比較例4 比較例1において、ポリカーボネートの代りにポリフ
ェニレンオキサイド(カタログNo.V−100,重量平均分子
量7,200,密度1.06g/cm3,SCIENTIFIC POLYMER PRODUCTS
INC.製)50重量部を用いた他は比較例1と同様にして試
験片を得た。結果を第1表に示す。
ェニレンオキサイド(カタログNo.V−100,重量平均分子
量7,200,密度1.06g/cm3,SCIENTIFIC POLYMER PRODUCTS
INC.製)50重量部を用いた他は比較例1と同様にして試
験片を得た。結果を第1表に示す。
比較例5 比較例1において、ポリカーボネートの代りにABS樹
脂(商品名:JSR ABS 15,日本合成ゴム(株)製)50重量
部を用いた他は比較例1と同様にして試験片を得た。結
果を第1表に示す。
脂(商品名:JSR ABS 15,日本合成ゴム(株)製)50重量
部を用いた他は比較例1と同様にして試験片を得た。結
果を第1表に示す。
比較例6 比較例1において、ポリカーボネートの代りにメタク
リル酸−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合体
(実施例1で用いた物と同じ)50重量部を用いた他は比
較例1と同様にして試験片を得た。結果を第1表に示
す。
リル酸−n−ブチルアクリレート−スチレン共重合体
(実施例1で用いた物と同じ)50重量部を用いた他は比
較例1と同様にして試験片を得た。結果を第1表に示
す。
比較例7 参考例1において得られたシンジオタクチック構造を
有するポリスチレン15重量部,熱可塑性樹脂として実施
例2で用いたアタクチックポリスチレン15重量部,実施
例1で用いたガラス繊維70重量部を用いた他は実施例1
と同様にして試験片を得ようとしたが、均一に分散せ
ず、試験片が得られなかった。
有するポリスチレン15重量部,熱可塑性樹脂として実施
例2で用いたアタクチックポリスチレン15重量部,実施
例1で用いたガラス繊維70重量部を用いた他は実施例1
と同様にして試験片を得ようとしたが、均一に分散せ
ず、試験片が得られなかった。
*1 SPS;シンジオタクチックポリスチレン PC;ポリカーボネート PET;ポリエチレンテレフタレート aPS;アタクチックポリスチレン PPO;ポリフェニレンオキサイド ABS;アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体 MAS;メタクリル酸メチル−n−ブチルアクリレート−ス
チレン共重合体 GF;ガラス繊維 CF;炭素繊維 *2 TMA(THERMAL MECHANICAL ANALYSIS)による。
チレン共重合体 GF;ガラス繊維 CF;炭素繊維 *2 TMA(THERMAL MECHANICAL ANALYSIS)による。
[発明の効果] 本発明のスチレン系重合体組成物は耐熱性にすぐれた
ものである。しかも引張弾性率,引張強度など力学的物
性すぐれたものである。
ものである。しかも引張弾性率,引張強度など力学的物
性すぐれたものである。
したがって、本発明のスチレン系重合体組成物は、耐
熱性構造材などとして有効に利用することができる。
熱性構造材などとして有効に利用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)主としてシンジオタクチック構造を
有するスチレン系重合体1〜98重量%,(b)ゴムまた
はゴムと熱可塑性樹脂との混合物1〜98重量%および
(c)無機充填材1〜60重量%を含むスチレン系重合体
樹脂組成物。
Priority Applications (32)
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---|---|---|---|
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SU894613296A RU2088611C1 (ru) | 1988-01-13 | 1989-01-12 | Полимерная композиция |
CA000588025A CA1336625C (en) | 1988-01-13 | 1989-01-12 | Styrene-based resin composition |
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US08/463,899 US6013726A (en) | 1987-04-12 | 1995-06-05 | Composition of styrene resin, thermoplastic resin and rubber |
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US08/463,897 US6051655A (en) | 1987-09-14 | 1995-06-05 | Styrene-based resin composition with thermoplastic resin |
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US08/464,356 US6093768A (en) | 1987-09-14 | 1995-06-05 | Syndiotactic styrene resin, thermoplastic resin and rubber |
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JP3166788B2 (ja) * | 1992-03-04 | 2001-05-14 | 出光興産株式会社 | スチレン系樹脂組成物 |
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JPH08104785A (ja) * | 1994-10-05 | 1996-04-23 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 耐衝撃性ポリスチレン系樹脂組成物 |
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JP2014152298A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Yazaki Corp | 樹脂組成物及びこれを用いた被覆電線 |
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---|---|---|---|---|
JPH0755995B2 (ja) * | 1986-05-06 | 1995-06-14 | 出光興産株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP63004923A patent/JP2681642B2/ja not_active Expired - Fee Related
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