JP2681358B2 - マイクロリーダープリンターにおけるズーム変倍制御方法 - Google Patents

マイクロリーダープリンターにおけるズーム変倍制御方法

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JP2681358B2
JP2681358B2 JP63005707A JP570788A JP2681358B2 JP 2681358 B2 JP2681358 B2 JP 2681358B2 JP 63005707 A JP63005707 A JP 63005707A JP 570788 A JP570788 A JP 570788A JP 2681358 B2 JP2681358 B2 JP 2681358B2
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zoom lens
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JP63005707A
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道夫 門倉
武 岩崎
洋一 小出
耕一 福田
博司 神田
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リコー特機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ズームレンズによる変倍機構を有したマイ
クロリーダープリンター及び複写機の変倍制御方法に関
するものである。
［従来の技術］ 従来のズームレンズ変倍機構を有するマイクロリーダ
ープリンターにおいては、電源投入時には機械特有のあ
る定まった倍率になるものと、前回使用した倍率を保持
しているものとがあるが、前者の場合は電源投入時の倍
率と使用頻度が多い倍率が異なる場合、電源投入毎に変
倍操作を行なわなければならない欠点がある。また、後
者の場合は、メンテナンス時にズームレンズが動いてし
まったり、振動により位置ズレを起こす等のケースが考
えられ、ズームレンズが必ず前回使用した倍率を保持し
ている保証はできないという欠点がある。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、上記のような従来の欠点を解決するため
に、ズームレンズによる変倍機構を有するマイクロリー
ダープリンターにおいて、電源投入時に予め設定された
倍率に自動的に変倍するズーム変倍制御を行なわせるよ
うにすることにより、複写及び投影倍率設定時の省力化
を図ろうとするものである。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、ズームレンズによる変倍機構を有するマイ
クロリーダープリンターの複写及び投影倍率を設定する
ために、電源投入後に自動的にズームレンズをズームレ
ンズユニットの構造によって定まるホームポジション位
置に移動せしめた後、メモリーに記憶させられた設定倍
率まで自動的に移動させるようにしたものである。
［作用］ 上述のように、ズームレンズによる変倍機構を有する
マイクロリーダープリンターの複写及び投影倍率を設定
するために、電源投入後に自動的にズームレンズをズー
ムレンズユニットの構造によって定まるホームポジショ
ン位置に移動せしめた後、メモリーに記憶させられた設
定倍率まで自動的に移動させるようにしたので、作動信
頼性を確保でき、直ちに作業を着手できる状態とするこ
とができるとともに、たとえ使用倍率を変更する場合で
も短時間でその位置まで移動させることができ、変倍ス
イッチを使用する回数が減り省力化が図れる。
［実施例］ 第１図は本発明による制御方法のフローチャートであ
って、電源投入後、自動的に設定倍率まで変倍し、オペ
レーション可能状態になるまでの簡易制御フロー図を示
している。
同図に示すように、電源ONによりCPU内部にある制御
部のイニシャライズが終了すると、ズームレンズがズー
ムレンズユニットの構造によって定まるホームポジショ
ン位置ST1（例えば15倍）にあるかをチェックし、ズー
ムレンズが他の倍率の位置にあればホームポジションま
で移動（ST2）させる。その後予め設定された倍率をメ
モリー（CPUのRAM）より読み込み（ST3）、設定倍率ま
でズームレンズを移動させ（ST4、ST5）、機械をオペレ
ーション可能状態（ST6）にする。
［発明の効果］ 本発明によれば、電源投入後直ちにズームレンズを設
定倍率にするのではなく、一旦センサー等により正確な
位置が確認できるホームポジション位置を検出した後、
設定倍率にしているのは倍率の信頼性を得る為に重要な
要素である。
また、通常7.4〜24倍の拡大倍率が用いられるが、変
動ステップを0.025倍とすれば通常使用される如何なる
倍率にも設定でき、マイクロフイルム個々の縮率誤差に
も対応できる。
以上説明したように、本発明によれば、ズームレンズ
による変倍機構を有するマイクロリーダープリンターに
おいて、電源投入時に選択される複写及び投影倍率を任
意に設定できるメモリーに記憶させておくようにし、ズ
ームレンズユニットの構造により定まるホームポジショ
ン位置にズームレンズを移動させた後に、前記メモリー
にインプットされた設定倍率までズームレンズを移動さ
せ、機械をオペレーション可能状態としているので、直
ちに作業に着手でき、また、例え倍率に差がでても直ち
にその位置まで短時間で移動できるので、変倍スイッチ
を使用する回数が減り省力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明による制御方法を示すフローチャートで
ある。 ST1……ズームレンズホームポジション、ST2……ズーム
レンズをホームポジションに移動、ST3……メモリーよ
り設定倍率データ読み込み、ST4……設定倍率＝ホーム
ポジション、ST5……ズームレンズを設定倍率に移動、S
T6……オペレーション可能状態。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 耕一 埼玉県八潮市大字鶴ケ曽根713番地 リ コー特機株式会社内 (72)発明者 神田 博司 埼玉県八潮市大字鶴ケ曽根713番地 リ コー特機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−30225（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ズームレンズによる変倍機構を有するマイ
    クロリーダープリンターの複写及び投影倍率を設定する
    ために、電源投入時に選択される複写及び投影倍率を任
    意に設定できるメモリーを設け、且つ、電源投入後に自
    動的にズームレンズをズームレンズユニットの構造によ
    り定まるホームポジション位置に移動させた後に、前記
    メモリーにインプットされた設定倍率までズームレンズ
    を移動させ、機械をオペレーション可能状態とすること
    を特徴とするマイクロリーダープリンターにおけるズー
    ム変倍制御方法。
JP63005707A 1988-01-16 1988-01-16 マイクロリーダープリンターにおけるズーム変倍制御方法 Expired - Lifetime JP2681358B2 (ja)

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