JP2681287B2 - 動物の飼育方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は動物の飼育方法に関し、特に、ニワトリ、
豚、牛等の動物を清潔な状態で飼育すると共に、体を活
性化させてミネラル分を体内に吸収させ、ミネラル卵及
びミネラル肉等を得るための新規な改良に関する。

b.従来の技術 従来、用いられていたこの種の動物の飼育方法として
は、一般に衛生状態の悪い状態で飼育されており、多く
の薬品を使用していた。又、水も普通の水が用いられて
いた。

c.発明が解決しようとする課題 それらの動物から得られる卵や肉もミネラル成分の少
ないものであり、人体にとって必ずしも十分な有益成分
をもっているとは限らなかった。

又、飼育状態が不衛生であるため、動物の生存率も悪
く、又、多くの人工薬品（抗生物質等）を使用しなけれ
ばならず、これらの薬品を含有した卵や肉は味が良くな
かった。

本発明は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、ニワトリ、豚、牛等の動物を清潔な状
態で飼育すると共に、体を活性化させてミネラル分を体
内に吸収させ、ミネラル卵及びミネラル肉等を得るよう
にした動物の飼育方法を提供することを目的とする。

d.課題を解決するための手段 本発明による動物の飼育方法は、少なくとも酸化ラジ
ウム、酸化ニオビウム等の活性成分を含みアルファ線及
びベータ線等を放出する鉱物による空気浄化、ミネラル
の放出及び殺菌力を用いて動物を活性化させて飼育する
ようにした方法である。

e.作用 本発明による動物の飼育方法においては、鉱物による
浄化、ミネラルの放出、殺菌力を用いて飼育するため、
動物自身が活性化された飼育室が清潔になり、動物の病
気が著しく減少し、薬品を使わなくても成育ができるよ
うになる。

又、その動物から得られる卵や肉も、ミネラル卵及び
ミネラル肉となり、薬品成分の入らない自然な味を安く
大量に得ることができる。

f.実施例 以下、図面と共に本発明による動物の飼育方法の好適
な実施例について詳細に説明する。

第１図に示す構成は、容器１内に設けられた鉱物２を
有するミネラル水３を作るためのミネラル水装置４であ
り、ポンプ５によってミネラル水３が矢印の方向に沿っ
て強制循環されており、ミネラル水３は常に鉱物２と接
触して循環されることにより得られている。

このミネラル水３は、普通の水道水をこのミネラル水
装置を所定時間循環させることによって得られている。

この鉱物２は、希有元素鉱物又はミネラル鉱石であ
り、北九州市、鳥取県及び岐阜県において産出する天然
のミネラル鉱石を精製してセラミック状にしたもので、
酸化ラジウム、酸化トリウム、酸化ニオビウム、酸化イ
ットリウムを含み、極めて活性であり、アルファ線、ベ
ータ線、ガンマー線を毎秒放出し、半減期は1624年と半
永久的であると共に、第４図に示すように、水の浄化、
ミネラルの放出、殺菌、鮮度保持等の有効な作用を有し
ている。

前述のミネラル水３を貯槽５内に収容し、ポンプ６で
空気７を強制的に供給すると、空気７は泡８となってミ
ネラル水３中に通過し、通過の際に、殺菌、浄化、イオ
ン化され、極めて清浄な空気として、動物の飼育室９内
に供給される。従って、動物10はこの空気で呼吸するこ
とにより、体内が浄化活性化される。

又、この飼育室９内の壁11、床12等は前記鉱物２を粉
末化して固形化された建材にて構成されているため、飼
育室９内は常に清潔に保たれ、薬等を用いることなく、
病気をせずに丈夫に育つことができる。

又、前記ミネラル水３は、図示しない供給パイプを経
て動物10の飲料に用いられて体内に入るため、体内の
肉、又は卵等もミネラル水３が入り、極めて良好なミネ
ラル卵、ミネラル肉を得ることができる。

さらに、空気を浄化する手段としては、第３図のよう
に、ミネラル水３のシャワー水3A内を空気７を通過させ
て飼育室９内に供給することもできる。又、このミネラ
ル水の体内への供給については、直接水を飲むこと、飼
料の中に入れることに限らず、このミネラル水を用いて
作った植物を用いた場合も同様の作用効果が得られる。

g.発明の効果 本発明による動物の飼育方法は、以上のように構成さ
れているため、次のような効果を得ることができる。

すなわち、動物の体内にミネラル水を供給すると共
に、飼育室を浄化空気で満たしているため、薬品等を用
いることなく病気をさけることができ、薬害のない美味
なミネラル卵及びミネラル肉を得ることができる。又、
動物の体が活性化されるため、動物が生き生きとし、極
めて健康な体を作ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による動物の飼育方法を示すためのもの
で、第１図はミネラル水装置を示す構成図、第２図は飼
育室を示す構成図、第３図は空気浄化の他の実施例を示
す構成図、第４図は鉱石の作用を示す説明図である。 ２は鉱物、９は飼育室である。

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】飼育室（９）内で動物を飼育するようにし
   た動物の飼育方法において、少なくとも酸化ラジウム、
   酸化ニオビウムの活性成分を含みアルファ線及びベータ
   線を放出する鉱物（２）による浄化、ミネラルの放出及
   び殺菌力を用いて動物を飼育するようにした動物の飼育
   方法において、前記鉱物（２）に水を接触させて得られ
   たミネラル水中に空気を通し、このミネラル水を経て得
   られた浄化空気を前記飼育室（９）に供給するようにし
   たことを特徴とする動物の飼育方法。
2. 【請求項２】前記飼育室（９）に前記鉱物（２）が内蔵
   され、この飼育室（９）を浄化及び殺菌するようにした
   ことを特徴とする請求項１記載の動物の飼育方法。
3. 【請求項３】前記ミネラル水をシャワー状に供給し、こ
   のシャワー中に空気を通し、このシャワーを経て得られ
   た浄化空気を前記飼育室（９）に供給するようにしたこ
   とを特徴とする請求項１又は２記載の動物の飼育方法。