JP2680843B2 - 除雪機 - Google Patents

除雪機

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JP2680843B2
JP2680843B2 JP19026788A JP19026788A JP2680843B2 JP 2680843 B2 JP2680843 B2 JP 2680843B2 JP 19026788 A JP19026788 A JP 19026788A JP 19026788 A JP19026788 A JP 19026788A JP 2680843 B2 JP2680843 B2 JP 2680843B2
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哲男 川瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、左右一対のハンドルバーに、走行用クラッ
チレバーと除雪用クラッチレバーを設けた除雪機に関す
る。
〔従来の技術〕
自走式の除雪機においては、除雪用のオーガと走行用
のクローラを共通のエンジンにて駆動しており、このエ
ンジンの駆動系路にはオーガへの動力伝達を断続する除
雪用クラッチと、クローラへの動力伝達を断続する走行
用クラッチが設けられている。そして、これらクラッチ
は、従来、例えば「実開昭59−51814号公報」に見られ
るように、除雪用クラッチレバーおよび走行用クラッチ
レバーにより操作されるようになっており、これらクラ
ッチレバーは左右のハンドルバーのグリップ部に夫々設
けられている。
また、これらのグリップ部の付近には、左右のハンド
ルバーの間に跨がる操作パネルが設けられており、この
操作パネル上には例えば投雪用のシュートの向きを変え
たり、走行速度を調整する各種のレバー類が設けられて
いる。それとともに、この操作パネルにはキーによって
開閉される電源用のメインスイッチが設けられており、
従来、このメインスイッチは作業者が操作し易く、かつ
目に付き易いように、操作パネルの上面又は作業者側の
側面に設置されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、操作パネルの上面あるいは側面は、外方に
そのまま露出されて直接雪や雨にさらされるために、こ
の場所にメインスイッチを設置すると、メインスイッチ
の内部に水分が浸入し易くなる。このため、浸入した水
分がメインスイッチの内部で凍結することが多く、キー
の抜き差しが不可能となったり、開閉操作もスムーズに
行なえなくなるといった不具合がある。
したがって、本発明は、メインスイッチに対する防
水、防雪効果が高く、メインスイッチの凍結を防止でき
るともに、このメインスイッチの操作性も良好に保てる
除雪機の提供を目的とする。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明においては、メインスイッチを、操作
パネルの下側であり、かつ除雪用クラッチレバー側に偏
った位置に設けたことを特徴としている。
〔作用〕
この構成によれば、メインスイッチが上方から操作パ
ネルによって覆われるので、雨や雪はこの操作パネルに
よって遮られることになり、メインスイッチに直接降り
掛り難くなる。このため、格別なカバー等を設けなくと
もメインスイッチに対する防水、防雪効果が向上し、凍
結を防止することができる。
また、除雪用クラッチレバーは走行用クラッチレバー
を把持することによって、除雪用クラッチを接続する把
持位置にロックされるので、除雪作業中であっても常時
把持する必要はなく、この除雪用クラッチレバー側の片
手は自由な状態にある。このため、メインスイッチを除
雪用クラッチレバー側に偏った位置に設ければ、たとえ
メインスイッチが操作パネルの下側に入り込んで外方か
ら視認し難くとも、上記自由状態にある片手で容易に操
作することができ、操作性を良好に維持することができ
る。
〔実施例〕
以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
第1図中符号1で示す除雪機の機体は、その前端部に
オーガハウジング2を備えている。このオーガハウジン
グ2内には除雪機構としてのオーガ3が収容されてい
る。オーガハウジング2と機体1との間には、図示しな
いインペラを収容したインペラハウジング4が設けられ
ている。インペラハウジング4の上部には投雪用のシュ
ート5が上向きに突設されており、このシュート5は軸
回り方向に旋回動可能に設けられている。
なお、シュート5の上端部には、投雪角度を調節する
ディフレクタ6が上下方向に回動可能に支持されてい
る。
また、機体1の左右両側には、クローラ形の走行機構
7が設けられている。この走行機構7の駆動スプロケッ
ト8および上記オーガ3は、機体1に搭載したエンジン
9からの動力伝達によって駆動されるようになってお
り、このオーガ3の駆動系路と、走行機構7の駆動系路
には、夫々動力伝達を断続する走行用および除雪用のク
ラッチ(図示せず)が設けられている。
一方、機体1の後端部には、上方に延出する左右一対
のハンドルバー10a,10bが設けられている。ハンドルバ
ー10a,10bの後端部には、後方に向って水平に延びる左
右のグリップ部11a,11bが設けられており、これらグリ
ップ部11a,11bに連なるハンドルバー10a,10bの上端部下
面には、夫々ブラケット12a,12bが取付けられている。
そして、これらブラケット12a,12bの間には中空円筒状
をなす支持軸13が架設されている。支持軸13の左端部に
は走行用クラッチを断続操作する走行用クラッチレバー
14のボス部14aが回動可能に支持されており、この走行
用クラッチレバー14の指掛け部14bは左側のグリップ部1
1aの上方に位置されている。また、支持軸13の右端部に
は、除雪用クラッチを断続操作する除雪用クラッチレバ
ー15のボス部15aが回動可能に支持されており、この除
雪用クラッチレバー15の指掛け部15bは右側のグリップ
部11bの上方に位置されている。このため、これら指掛
け部14b,15bを握ると、走行用クラッチレバー14および
除雪用クラッチレバー15は、共に支持軸13を支点として
下向きに回動するようになっている。
支持軸13の内部には連動軸16が回動自在に挿通支持さ
れている。連動軸16の左端部は走行用クラッチレバー14
のボス部14aに連結されているとともに、右端部はねじ1
7を介して除雪用クラッチレバー15のボス部15aに回動自
在に抜け止め保持されており、この連動軸16は走行用ク
ラッチレバー14に連動して軸回り方向に回動される。連
動軸16の右端部外周には、この連動軸16と一体に回動す
るリリースカム18が取付けられており、このリリースカ
ム18には上記走行用クラッチの操作部に連動する第1の
クラッチワイヤ19が係止されている。このため、走行用
クラッチレバー14を下向きに回動させると、このクラッ
チレバー14の動きが連動軸16を通じてリリースカム18に
伝わるため、第1のクラッチワイヤ19を介して走行用ク
ラッチが接続され、エンジン動力が走行体7に伝達され
る。
それとともに、除雪用クラッチレバー15のボス部15a
には、上記除雪用クラッチの操作部に連動する第2のク
ラッチワイヤ20が係止されている。このため、除雪用ク
ラッチレバー15を下向きに回動させると、第2のクラッ
チワイヤ20を介して除雪用クラッチが接続され、エンジ
ン動力がオーガ3およびインペラに伝達される。そし
て、この除雪用クラッチレバー15のボス部15aには、枢
軸21を介してラチェット22が枢支されている。ラチェッ
ト22の先端のつめ部23は、ブラケット12bに溶接した係
止カム24の外周縁部に接しており、このつめ部23は除雪
用クラッチレバー15を下向きに回動させた際に、係止カ
ム24の上縁部に沿って移動して、その先端角部25に係止
するようになっている。したがって、このラチェット22
が係止カム24に係止すると、除雪用クラッチレバー15は
除雪用クラッチを接続状態に維持する把持位置にロック
される。
この係止カム24の外側には、上記走行用クラッチレバ
ー14に連動して回動するリリースカム18が隣接して位置
されている。リリースカム18と係止カム24とは、上記各
クラッチレバー14,15を解放した際に、第4図に示すよ
うに互いに重なり合っており、このリリースカム18の上
縁部はラチェット22のつめ部23と対向するカム面26をな
している。このカム面26は上記走行用クラッチレバー14
の解放時には、係止カム24の先端角部25よりも上方に張
出すとともに、走行用クラッチレバー14の把持操作時に
は、第5図に示すように係止カム24の後方に回動して、
その先端角部25から離脱するようになっている。このた
め、走行用クラッチレバー14と除雪用クラッチレバー15
を双方共に操作すると、リリースカム18が係止カム24の
側方から離脱するので、ラチェット22のつめ部23が係止
カム24の先端角部25に引掛り、走行用クラッチレバー14
を把持していれば、除雪用クラッチレバー15も連動して
把持位置にロックされる。
なお、走行用クラッチレバー14の把持を解除すると、
リリースカム18のカム面26が前方に回動してラチェット
22のつめ部23を押し上げ、このつめ部23を係止カム24の
先端角部25から離脱させるので、除雪用クラッチレバー
15のロックが解除される。
ところで、ハンドルバー10a,10bの上端部には、ブラ
ケット12a,12b間に跨がって操作パネル30が取付けられ
ている。操作パネル30は下面が開口された略長方形箱形
をなしており、その上面30aには第3図に示すように、
シュート5を旋回させるためのスイッチ31,ディフレク
タ6の回動角度を調節する操作レバー32、走行速度を調
節する調節レバー33およびエンジン9のスロットル調整
用レバー34が設けられている。そして、この操作パネル
30の下側に入り込んだ位置に、エンジン9のスタータス
イッチを兼用した電源用のメインスイッチ35が支持され
ている。このメインスイッチ35は操作キー36が挿脱され
るスイッチ本体37を備え、このスイッチ本体37がブラケ
ット38を介して操作パネル30に支持されている。この場
合、メインスイッチ35は操作パネル30を平面的に見た場
合に、この操作パネル30で完全に覆われる水平面投影範
囲S内に位置されているとともに、第3図に示すよう
に、除雪作業中でも常時把持しておく必要のない除雪用
クラッチレバー15側に大きく偏った位置に設けられてい
る。
このような構成によれば、メインスイッチ35をハンド
ルバー10a,10bの上端部間に跨がる操作パネル30の下側
に配置したので、このメインスイッチ35は上方から操作
パネル30によって覆われることになり、従来に比べてメ
インスイッチ35に雨や雪が直接降り掛り難くなる。この
ため、格別なカバー等を設けることなくメインスイッチ
35に対する防水、防雪効果を高めることができ、スイッ
チ本体37の凍結を防止することができる。
また、走行用クラッチレバー14と除雪用クラッチレバ
ー15の双方を下向きに回動させた際には、リリースカム
18が係止カム24の側方から離脱して、除雪用クラッチレ
バー15のラチェット22が係止カム24の先端角部25に引掛
かるので、除雪用クラッチレバー15は除雪用クラッチを
接続状態に保持する把持位置にロックされる。このた
め、走行用クラッチレバー14のみを把持していれば、走
行用クラッチおよび除雪用クラッチ共に接続状態に維持
されるから、除雪用クラッチレバー15側の右手は自由状
態となり、単にグリップ部11bに添えていれば良いこと
になる。
したがって、この除雪用クラッチレバー15側に偏った
位置にメインスイッチ35を設置すれば、たとえメインス
イッチ35が操作パネル30の下側に入り込んでいて、外方
から視認され難くとも、上記自由な右手で容易に操作す
ることができ、メインスイッチ35の操作性をこれまでと
同等に維持することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、メインスイッチに雨や
雪が直接降り掛り難くなるので、格別なカバー等を設け
なくともメインスイッチに対する防水、防雪効果が向上
し、凍結を防止することができる。しかも、メインスイ
ッチ側の除雪用クラッチレバーは、除雪作業中といえど
も常時把持しておく必要はなく、この除雪用クラッチレ
バー側の片手は自由状態にあるから、たとえメインスイ
ッチが操作パネルの下側に入り込んでいても、上記自由
な片手で容易に操作することができ、このメインスイッ
チの操作性も良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は除雪機の側面
図、第2図は操作パネルとメインスイッチとの位置関係
を示す側面図、第3図はクラッチレバーの連動関係を一
部断面した側面図、第4図はクラッチレバーを解放した
状態の側面図、第5図はクラッチレバーを操作した状態
の側面図、第6図は除雪機の平面図である。 3……除雪機構(オーガ)、7……走行機構、9……エ
ンジン、10a,10b……ハンドルバー、14……走行用クラ
ッチレバー、15……除雪用クラッチレバー、30……操作
パネル、35……メインスイッチ、35……キー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの動力を夫々クラッチを介して走
    行機構および除雪機構に伝えるとともに、左右一対のハ
    ンドルバーに、走行用クラッチを断続操作する走行用ク
    ラッチレバーと、除雪用クラッチを断続操作する除雪用
    クラッチレバーを設け、この除雪用クラッチレバーを、
    上記走行用クラッチレバーの把持操作で把持状態にロッ
    クするようにした除雪機において、 上記ハンドルバーの間に、上記クラッチレバーに近接し
    て操作パネルを設けるとともに、この操作パネルにキー
    によって開閉される電源用メインスイッチを設け、この
    メインスイッチは、操作パネルの下側であり、かつ除雪
    用クラッチレバー側に偏った位置に設置したことを特徴
    とする除雪機。
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JP4516189B2 (ja) * 2000-07-17 2010-08-04 本田技研工業株式会社 排雪板付き除雪機
US6550161B2 (en) * 2001-04-20 2003-04-22 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Walk behind self-propelled crawler snowplow
JP4589895B2 (ja) * 2006-06-14 2010-12-01 八鹿鉄工株式会社 除雪機

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