JP2680365B2 - カルシトニン経鼻剤 - Google Patents

カルシトニン経鼻剤

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憲一 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカルシトニンを鼻内投与するためのカルシト
ニン経鼻剤に関する。
[従来の技術およびその問題点] カルシトニンは32個のアミノ酸からなるポリペプチド
ホルモンであり、高カルシウム血症や代謝性骨疾患など
に対する治療薬として用いられている。
従来、カルシトニンの投与は、注射により行なわれて
いたが、注射による投与は、(イ)患者に与える苦痛が
大きい、(ロ)経費がかさむ、(ハ)医師による処置と
患者の通院が必要である等の欠点があった。
そこでカルシトニンを経鼻ルートで投与することが試
みられており、例えば特開昭59−130820号公報には、分
子量が大きいため、それ自体は経鼻吸収されにくいカル
シトニンの経鼻吸収性を向上させるために、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテルのようなエーテル型界面活性
剤を吸収促進剤として含有させたカルシトニン経鼻剤が
開示されている。
しかしながら、このエーテル型界面活性剤は、鼻粘膜
を破壊するので、実用に供するには問題があった。
上記エーテル型界面活性剤を吸収促進剤として用いた
場合に認められる上述の問題点を解消するために、例え
ば特開昭61−118325号公報には、カルシトニンに吸収促
進剤としてアミノ酸を添加したカルシトニン経鼻剤が、
そして特開昭61−267528号公報には、カルシトニンに吸
収促進剤としてベンジルアルコールやサリチル酸を添加
したカルシトニン経鼻剤がそれぞれ提案されている。
しかしながら、これらの特許公報に記載されたカルシ
トニン経鼻剤においては、アミノ酸又はベンジルアルコ
ールやサリチル酸が単に吸収促進剤として働くのみであ
り、カルシトニンの経鼻吸収性は向上するが、経鼻剤中
のカルシトニンの安定性の向上には寄与せず、カルシト
ニンの安定性を向上させるためには、経鼻剤中に別途安
定化剤を添加しなければならないという欠点があった。
従って本発明の目的は、カルシトニンの経鼻吸収性と
安定性とを同時に向上させる添加剤を見い出し、この添
加剤をカルシトニンに配合することにより、すぐれたカ
ルシトニンの経鼻吸収性と安定性を有するカルシトニン
経鼻剤を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上述の目的を達成するために種々検討
を重ねた結果、カルシトニンに乳酸−乳酸塩系緩衝剤を
添加して得られた、pHが2.4〜4.5の組成物がカルシトニ
ンの経鼻吸収性にすぐれているだけでなく、カルシトニ
ンの安定性にもすぐれていることを見い出し、本発明を
完成した。
従って本発明のカルシトニン経鼻剤は、治療有効量の
カルシトニンに、乳酸−乳酸塩系緩衝剤を含有させ、pH
を2.4〜4.5に調整したことを特徴とする。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において用いられるカルシトニンは、ブタ、ウ
シ、ヒツジ、サケ、ウナギ、ヒト、ラット、エルカトニ
ン等のカルシトニンが挙げられる。
本発明のカルシトニン経鼻剤は、上述の各種カルシト
ニンに乳酸−乳酸塩系緩衝剤を含有させたものである
が、乳酸とともに緩衝剤を構成する乳酸塩としては、乳
酸ナトリウムを用いるのが特に好ましい。
後述の実験例1及び2において実証するように、カル
シトニンの経鼻吸収性と安定性とを同時に向上させるた
めには、緩衝剤は経鼻剤のpHを2.4〜4.5に維持するよう
に用いられるべきであり、そのためには例えば0.1N乳酸
/0.1M乳酸ナトリウムの体積比率が26/1〜1/5である緩衝
剤を用いるのが好適である。
本発明のカルシトニン経鼻剤は水性溶液とするのが好
ましい。カルシトニン含有水性溶液は常法によりカルシ
トニンを乳酸−乳酸塩系緩衝剤とともに水中に溶解する
ことにより製造される。後述の実験例3において実証す
るように、カルシトニン含有水溶液中の乳酸−乳酸塩系
緩衝剤濃度は0.05〜0.5Mであるのが好ましい。
水性溶液の調製に際して必要に応じ他の添加剤を添加
してもよい。
他の添加剤としては経鼻剤に通常用いられる殺菌,防
腐剤,増粘剤等を用いることができる。
殺菌,防腐剤は鼻内投与用組成物に通常用いられるも
のでよく、パラオキシ安息香酸エステル,プロピレング
リコール,塩化ベンゼトニウム,ソルビン酸またはその
ナトリウム塩、クロロブタノール、塩化ベンザルコニウ
ム等が例として挙げられる。
増粘剤としてはポリビニルアルコール,ポリビニルピ
ロリドン,デキストラン,アルギン酸金属塩、ショ糖、
ゼラチン、メチルセルロース、ヒアルロン酸金属塩等を
用いることができる。
投与形態としては、鼻腔内投与のため滴下容器,スプ
レー容器または鼻用エアゾールアプリケータなどを用い
て、滴下あるいは噴霧投与する方法が使用される。
カルシトニンの配合量はカルシトニン経鼻剤が水性溶
液の形態の場合、20〜6000iu/mlの濃度で用いられ、好
ましくは250〜2000iu/mlの濃度であり、投与量は0.05〜
0.2ml/回が好ましく、投与回数は1日1〜5回が適当で
ある。
[作用および効果] 本発明のカルシトニン経鼻剤は、pHを2.4〜4.5にし得
る乳酸−乳酸塩系緩剤を含有し、この乳酸−乳酸塩系緩
衝剤は、カルシトニンの経鼻吸収性と安定性とを同時に
向上させる作用を有する。従って本発明のカルシトニン
経鼻剤は、吸収促進剤と安定化剤とを併用することな
く、1種の添加剤である乳酸−乳酸塩系緩衝剤のみを含
有するだけで、カルシトニンの経鼻吸収性と安定性とに
すぐれているという顕著な技術的効果を奏する。
以下、実験例および実施例を挙げて本発明を更に詳細
に説明する。
実験例1 カルシトニンの経鼻吸収性に及ぼすpHの影響を見るた
めに、乳酸−乳酸塩系緩衝剤により種々のpH値に調整し
たサケカルシトニン溶液をラット鼻腔内に投与し、血清
中カルシウム濃度低下量の経時変化を観察した。実験の
詳細は以下の通りである。
(1)カルシトニン溶液の調製 30iu/mlとなるようにサケカルシトニンを乳酸−乳酸
ナトリウム系緩衝剤とともに水中に溶解し、さらに塩化
ナトリウムを加えて等張溶液とした。得られたカルシト
ニン溶液は、pH値の異なる6種の溶液であり、それぞれ
2.5,3.5,4.0,4.5及び5.0のpH値を有していた。
またpH値が2.3のカルシトニン溶液は0.1N乳酸水溶液
を用いて調製された。
(2)血清中カルシウム濃度の測定 平井らの方法(J.pharm.Sci.69 1411,1980年)に準じ
て行なった。すなわち1群3〜5匹のラット1匹当り1.
5iuのカルシトニンが投与されるように、上記(1)で
得られた7種のカルシトニン溶液を各々50μlずつ投与
し、一定時間毎に採血し、原子吸光法により血清中カル
シウム濃度を測定した。
(3)結果 カルシトニン溶液投与後、1,2及び4時間目の血清中
カルシウム濃度低下量(mg/dl)を第1表および第1図
に、そして血清中カルシウム濃度低下量の1,2及び4時
間目の累積値(mg・hr/dl)を第1表および第2図に示
す。
第1表および第1〜2図より、サケカルシトニン溶液
のpH値が5.0の時、血清中のカルシウム濃度の有意な低
下はみられないのに対し、pH値が4.5以下の時、血清中
のカルシウム濃度の有意な低下が認められることが明ら
かである。この点を更に詳説すると、血清中のカルシウ
ム濃度の低下はカルシトニン溶液のpH値が5から4.5に
低下すると著しくなり、さらにpH値が4.5から4.0、更に
3.5に低下するにつれて、その度合が高まり、pH値が3.0
の時に最も著しい低下が認められた。またpH値が2.5お
よび2.3の時にもpH値が3.0の場合よりも劣るが、血清中
のカルシウム濃度の著しい低下が認められた。
したがってカルシトニンの経鼻吸収性を確保するため
には、カルシトニン溶液のpH値を4.5以下にすべきであ
る。
実験例2 カルシトニンの安定性に及ぼすpHの影響を見るため
に、乳酸−乳酸塩系緩衝剤により種々のpH値に調整した
サケカルシトニン溶液を放置し、カルシトニンの残存率
の経時変化を測定した。実験の詳細は以下の通りであ
る。
(1)カルシトニン溶液の調製 50又は100iu/mlとなるようにサケカルシトニンを乳酸
−乳酸ナトリウム系緩衝剤とともに水中に溶解し、さら
に必要に応じて塩化ナトリウムを加えて等張溶液とし
た。得られたカルシトニン溶液は、pH値の異なる5種の
溶液であり、それぞれ2.5、3.0、4.0、4.5及び5.0のpH
値を有していた。
またpH値が2.3のカルシトニン溶液は0.1N乳酸水溶液
を用いて調製された。
(2)カルシトニンの残存率の測定 得られたpH値が異なる合計6種のカルシトニン溶液を
それぞれ1mlずつアンプルに入れ、窒素置換後に熔封
し、60℃の空気恒温槽中に一定期間(3,7,12及び17日)
放置した後、各カルシトニン溶液について高速液体クロ
マトグラフィーによる分析を行なった。
高速液体クロマトグラフィーの条件は、 カラム:YMC A−312(6×150mm,山村化学社製) 移動相:CH3CN:0.3Mリン酸カリウム緩衝液(pH2.5)(比
率3:7) 流 量:1ml/min 測定波長:210nm 外部標準:塩酸プロプラノロール であり、塩酸プロプラノロールを外部標準とする外部標
準法により、ピーク面積から残存カルシトニン量を求
め、この残存カルシトニン量からカルシトニン残存率を
最終的に求めた。
(3)結果 カルシトニン溶液を3,7,12及び17日間に亘って放置し
た後のカルシトニン残存率を第2表及び第3図に示す。
また同一放置期間(3,7又は12日)のカルシトニン溶液
についてpHを変動させた場合のカルシトニン残存率の変
化を第4図に示す。
第2表及び第3〜4図より、カルシトニン溶液のpH値
が2.3の時、カルシトニン残存率は低いが、pH値が2.5に
なると、カルシトニン残存率の大幅な向上が認められ、
pH値が3.0及び4.0の場合もpH値が2.5の場合とほぼ同様
の水準を維持することが明らかである。またカルシトニ
ン残存率は、pH値が4.5の時もかなりの水準を維持する
が、pH値が5.0になると大幅に低下することが明らかで
ある。
従ってカルシトニンの安定性を確保するには、カルシ
トニン溶液のpH値を2.4〜4.5にすべきである。
以上、実施例1において、カルシトニンの経鼻吸収性
を確保するためには、乳酸−乳酸塩系緩衝剤含有カルシ
トニン溶液のpH値を4.5以下にすべきことを、そして実
験例2において、カルシトニンの安定性を確保するため
には、乳酸−乳酸塩系緩衝剤含有カルシトニン溶液のpH
値を2.4〜4.5にすべきことをそれぞれ実証したが、これ
らの実験例により、カルシトニン溶液のpH値を2.4〜4.5
にすれば、カルシトニンの経鼻吸収性と安定性を同時に
満足させることができることが明らかである。
実験例3 カルシトニンの経鼻吸収性に及ぼす乳酸−乳酸塩系緩
衝剤濃度の影響を見るために、種々の乳酸−乳酸ナトリ
ウム系緩衝剤濃度に調製したサケカルシトニン溶液をラ
ット鼻腔内に投与した後、血清中カルシウム濃度低下量
の経時変化を測定した。なお、血清中カルシウム濃度低
下量の測定方法は実験例1の方法と同一であった。
結果は第3表及び第5図に示すように乳酸−乳酸ナト
リウム系緩衝剤の濃度が0.05〜0.5Mの時に血清中カルシ
ウム濃度の著しい低下が認められた。
実験例4 種々の添加剤を用いてカルシトニン溶液の安定性を調
べた。用いられた添加剤は、本発明で用いられる乳酸−
乳酸ナトリウム系緩衝剤並びに本発明で用いられない比
較のためのリン酸−リン酸2水素カリウム系緩衝剤及び
クエン酸−クエン酸ナトリウム系緩衝剤、さらには0.9
%塩化ナトリウム水溶液であった。なお、上記の各種添
加剤を含有するカルシトニン溶液のpH値は0.9%塩化ナ
トリウム水溶液を除き全て3.0と一定にした。
カルシトニンの安定性を評価するための残存カルシト
ニン量の測定は、実験例2と同様の方法で行なった。
結果は、第6図に示すように、塩化ナトリウム水溶液
はカルシトニンの安定化効果が殆んどなく、またクエン
酸−クエン酸ナトリウム系緩衝剤及びリン酸−リン酸2
水素カリウム系緩衝剤はカルシトニンの安定化効果は認
められるが、乳酸−乳酸ナトリウム系緩衝剤よりも効果
が劣り、本発明において乳酸−乳酸塩系緩衝剤を選択し
たことによる技術的意義が明らかとなった。
本発明のカルシトニン経鼻剤の好ましい例を示すと以
下の通りである。
実施例1 サケカルシトニン 4〜8μg(20〜40iu) 乳酸−乳酸ナトリウム 系緩衝剤9.1mg(乳酸7.5mg+ 乳酸ナトリウム1.6mg)塩化ナトリウム 5.8〜6mg 注射用蒸留水を加え全体を1mlとする。
製造方法の詳細は以下の通りである。
上記に示した量のカルシトニン、乳酸、乳酸ナトリウ
ム及び塩化ナトリウムを混合し、この混合物に注射用蒸
留水を全体が1mlとなるように加え溶解した。得られた
経鼻剤のpHは3.0であった。
以下実施例1と同様な方法により、カルシトニン経鼻
剤を製造した。
実施例2 ヒトカルシトニン 100〜200μg(20〜40iu) 乳酸−乳酸ナトリウム系緩衝剤9.7mg(乳酸6.0mg+乳酸
ナトリウム3.7mg)塩化ナトリウム 5.8〜6mg 注射用蒸留水を加え、全体を1mlとする。
得られた経鼻剤のpHは3.5であった。
実施例3 サケカルシトニン 4〜8μg(20〜40iu) 乳酸−乳酸ナトリウム系緩衝剤 10.7mg(乳酸1.7mg+乳
酸ナトリウム9.0mg) 塩化ナトリウム 4〜5mg塩化ベンゼトニウム 2mg 注射用蒸留水を加え、全体を1mlとする。
得られた経鼻剤のpHは4.5であった。
実施例4 サケカルシトニン 4〜8μg(20〜40iu) 乳酸−乳酸ナトリウム系緩衝剤9.1mg(乳酸8.7mg+乳酸
ナトリウム0.4mg) メチルセルロース 5mg 塩化ナトリウム 5〜6mg塩化ベンザルコニウム 0.02mg 注射用蒸留水を加え、全体を1mlとする。
得られた経鼻剤のpHは2.4であった。
上記実施例1〜4のカルシトニン経鼻剤について、前
述の実験例1〜2に示した方法でカルシトニンの経鼻吸
収性及び安定性を試験したところ、いずれのカルトシト
ニン経鼻剤も吸収性及び安定性にすぐれていることが確
認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、種々のpH値を有するカルシトニン溶液投与後
の血清中カルシウム濃度低下量の経時変化を示すグラ
フ、 第2図は、種々のpH値を有するカルシトニン溶液投与後
の血清中カルシウム濃度低下量の累積値を示すグラフ、 第3図は、種々のpH値を有するカルシトニン溶液中のカ
ルシトニン残存率の経時変化を示すグラフ、 第4図は、カルシトニン溶液のpHを変動させた場合のカ
ルシトニン残存率の変化を示すグラフ、 第5図は、種々の乳酸−乳酸ナトリウム系緩衝剤濃度を
有するカルシトニン溶液投与後の血清中カルシウム濃度
低下量の経時変化を示すグラフ、 第6図は、種々の添加剤を含有するカルシトニン溶液中
のカルシトニン残存率の経時変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−126014(JP,A) 特開 昭61−267528(JP,A) 特開 昭59−130820(JP,A) 特開 昭63−10735(JP,A) 特開 昭63−316737(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治療有効量のカルシトニンに、乳酸−乳酸
    塩系緩衝剤を含有させ、pHを2.4〜4.5に調整したことを
    特徴とするカルシトニン経鼻剤。
JP63205020A 1988-08-18 1988-08-18 カルシトニン経鼻剤 Expired - Fee Related JP2680365B2 (ja)

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