JP2680195B2 - 摩擦蝶番装置 - Google Patents
摩擦蝶番装置Info
- Publication number
- JP2680195B2 JP2680195B2 JP5508677A JP50867793A JP2680195B2 JP 2680195 B2 JP2680195 B2 JP 2680195B2 JP 5508677 A JP5508677 A JP 5508677A JP 50867793 A JP50867793 A JP 50867793A JP 2680195 B2 JP2680195 B2 JP 2680195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- spring
- shaft
- tail
- hinge device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C17/00—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
- E05C17/60—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith holding sliding wings open
- E05C17/64—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith holding sliding wings open by friction
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D11/00—Additional features or accessories of hinges
- E05D11/08—Friction devices between relatively-movable hinge parts
- E05D11/082—Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially radial friction, e.g. cylindrical friction surfaces
- E05D11/084—Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially radial friction, e.g. cylindrical friction surfaces the friction depending on direction of rotation or opening angle of the hinge
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/20—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furnitures, e.g. cabinets
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は摩擦蝶番に関し、特に、角度に依存するトル
クを必要とする用途のための摩擦蝶番に関するものであ
る。
クを必要とする用途のための摩擦蝶番に関するものであ
る。
米国特許第4,630,333号は、特定の角度位置に扉また
は蓋を保持するように調整できる摩擦蝶番を開示してい
る。この調整により、ユーザは、所定範囲内の任意の一
定トルクに蝶番を設定できる。
は蓋を保持するように調整できる摩擦蝶番を開示してい
る。この調整により、ユーザは、所定範囲内の任意の一
定トルクに蝶番を設定できる。
1990年11月14日出願の米国特許出願第07/613,025号
は、各回転方向に対して所定の異なるトルク量を提供し
得る摩擦蝶番を開示している。この装置は、各回転方向
ごとに、その尾部に作用する力に依存する一定の滑りト
ルクを設定し得る帯状部材を備えている。
は、各回転方向に対して所定の異なるトルク量を提供し
得る摩擦蝶番を開示している。この装置は、各回転方向
ごとに、その尾部に作用する力に依存する一定の滑りト
ルクを設定し得る帯状部材を備えている。
上記従来の摩擦蝶番は、いずれも、蝶番の展開角度に
伴って変化するトルク必要量の問題に適切に対応できる
ものではなかった。展示ケース、鞄、可搬式コンピュー
タディスプレイ等のありふれた物品は,その時々で変化
する所望の角度に都合に合わせて位置決めされ、そこに
保持される蓋を備えている。このような蓋の位置を保持
するために必要なトルクは、蓋と水平線がなす角度の余
弦に応じて変化する。蓋を水平線近くに位置決めするた
めに十分な摩擦力を与えると、蓋がほぼ垂直方向になっ
たときに蓋を動かすのが困難となってしまう。
伴って変化するトルク必要量の問題に適切に対応できる
ものではなかった。展示ケース、鞄、可搬式コンピュー
タディスプレイ等のありふれた物品は,その時々で変化
する所望の角度に都合に合わせて位置決めされ、そこに
保持される蓋を備えている。このような蓋の位置を保持
するために必要なトルクは、蓋と水平線がなす角度の余
弦に応じて変化する。蓋を水平線近くに位置決めするた
めに十分な摩擦力を与えると、蓋がほぼ垂直方向になっ
たときに蓋を動かすのが困難となってしまう。
発明の概要 本発明は、予め決められた、または、予めプログラム
された関数に基づき、蝶番の展開角度に応じてトルクが
変化する一体式の摩擦蝶番を提供するものである。この
トルクは、加速の原因が重力または他の何らかの力によ
るものであるにせよ、ヒンジ式の扉または蓋の移動終端
部付近で減速するようにプログラムすることができる。
本発明の蝶番は、軸に巻回される僅かに可撓性のある材
料からなる帯状部材を有している。軸は、ヒンジ部品の
一方に回転できないように固定されている。帯状部材の
一端は、他方のヒンジ部品に回転自在に接触するように
構成された端部を備えている。帯状部材の第2の端部
は、帯状部材に作用する力を制御して帯状部材と軸との
間に所望の摩擦力を生じさせる力部材に接触する尾部を
備えている。本発明の最も単純な実施例では、力部材
は、軸に対する帯状部材の角度方向に応じて直線的に変
化する力を帯状部材に提供するトーションばねである。
広範囲な力の特性を生成する他の力部材を考えることも
できる。また、所望の力アルゴリズムを提供する外部制
御型の力変換器を利用することもできる。
された関数に基づき、蝶番の展開角度に応じてトルクが
変化する一体式の摩擦蝶番を提供するものである。この
トルクは、加速の原因が重力または他の何らかの力によ
るものであるにせよ、ヒンジ式の扉または蓋の移動終端
部付近で減速するようにプログラムすることができる。
本発明の蝶番は、軸に巻回される僅かに可撓性のある材
料からなる帯状部材を有している。軸は、ヒンジ部品の
一方に回転できないように固定されている。帯状部材の
一端は、他方のヒンジ部品に回転自在に接触するように
構成された端部を備えている。帯状部材の第2の端部
は、帯状部材に作用する力を制御して帯状部材と軸との
間に所望の摩擦力を生じさせる力部材に接触する尾部を
備えている。本発明の最も単純な実施例では、力部材
は、軸に対する帯状部材の角度方向に応じて直線的に変
化する力を帯状部材に提供するトーションばねである。
広範囲な力の特性を生成する他の力部材を考えることも
できる。また、所望の力アルゴリズムを提供する外部制
御型の力変換器を利用することもできる。
本発明では、蝶番トルクは角度方向の関数として変化
する。種々の尾部荷重ばねを採用することによって、ト
ルクを一定に保ったり、ヒンジ式装置の回転に応じてト
ルクを直線的に変化させたり、あるいは、トルクを段階
的且つ直線的に変化させることができる。段階的且つ直
線的な変化は、回転における複数の弧の各々においては
直線的変化をし、弧ごとに変化の勾配またはスプリング
率が異なるものである。トルクを、一または複数の弧に
対応する動作においては一定に保持し、及び/または、
他の弧に対応する動作においては可変にすることも可能
である。
する。種々の尾部荷重ばねを採用することによって、ト
ルクを一定に保ったり、ヒンジ式装置の回転に応じてト
ルクを直線的に変化させたり、あるいは、トルクを段階
的且つ直線的に変化させることができる。段階的且つ直
線的な変化は、回転における複数の弧の各々においては
直線的変化をし、弧ごとに変化の勾配またはスプリング
率が異なるものである。トルクを、一または複数の弧に
対応する動作においては一定に保持し、及び/または、
他の弧に対応する動作においては可変にすることも可能
である。
例えば、トルクの大きさが1から開始して、角度70°
までは1°当たり0.05ずつ増加し、次の20°の移動に対
しては1°当たり1ずつ増加するように増加率を変化さ
せることができる。この種のトルク特性は、例えば、ほ
とんど垂直状態では蓋を支持するトルクをごく僅かしか
要せず、ほぼ水平状態では非常に大きいトルクを要する
可搬式コンピュータの画面に利用される。動作終端近く
で増加率が大きくなることによって、蓋が勝手に締まる
ことがなく、また、蓋を閉鎖状態に保持する止め具が外
されたときのポップアップ動作を提供することもでき
る。
までは1°当たり0.05ずつ増加し、次の20°の移動に対
しては1°当たり1ずつ増加するように増加率を変化さ
せることができる。この種のトルク特性は、例えば、ほ
とんど垂直状態では蓋を支持するトルクをごく僅かしか
要せず、ほぼ水平状態では非常に大きいトルクを要する
可搬式コンピュータの画面に利用される。動作終端近く
で増加率が大きくなることによって、蓋が勝手に締まる
ことがなく、また、蓋を閉鎖状態に保持する止め具が外
されたときのポップアップ動作を提供することもでき
る。
プログラムされたトルクは、米国特許出願第07/613,0
25号に開示された装置の帯状部材の尾部に作用する力を
変化させることによって生成される。この装置は尾部の
荷重ばねによって及ぼされる力に比例する摩擦トルクを
提供するので、帯状部材の尾部に作用する力の特性を工
夫することにより本発明は任意の摩擦トルク特性を提供
することができる。ヒンジ部品が互いに回転するとき、
摩擦トルクは帯状部材の尾部に作用する力の変化に応じ
て変化する。
25号に開示された装置の帯状部材の尾部に作用する力を
変化させることによって生成される。この装置は尾部の
荷重ばねによって及ぼされる力に比例する摩擦トルクを
提供するので、帯状部材の尾部に作用する力の特性を工
夫することにより本発明は任意の摩擦トルク特性を提供
することができる。ヒンジ部品が互いに回転するとき、
摩擦トルクは帯状部材の尾部に作用する力の変化に応じ
て変化する。
そこで、本発明の目的は、蝶番の角度位置の関数とし
て摩擦トルクが変化する摩擦蝶番装置を提供することで
ある。
て摩擦トルクが変化する摩擦蝶番装置を提供することで
ある。
本発明の他の目的は、摩擦トルクの変化が蝶番の角度
に対して直線的である摩擦蝶番装置を提供することであ
る。
に対して直線的である摩擦蝶番装置を提供することであ
る。
本発明の更に他の目的は、摩擦トルクが蝶番の角運動
の一部においては一定に保持され、他の部分においては
直線的に変化する摩擦蝶番装置を提供することである。
の一部においては一定に保持され、他の部分においては
直線的に変化する摩擦蝶番装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、摩擦トルクが蝶番の角運
動の一部においてはほとんどゼロであり、他の部分にお
いては直線的に変化する摩擦蝶番装置を提供することで
ある。
動の一部においてはほとんどゼロであり、他の部分にお
いては直線的に変化する摩擦蝶番装置を提供することで
ある。
本発明は、摩擦トルクがその角運動の全範囲にわたっ
て直線的に変化するが、その増加率は各々の動作部分ご
とに異なっている摩擦蝶番装置を提供することも目的と
する。
て直線的に変化するが、その増加率は各々の動作部分ご
とに異なっている摩擦蝶番装置を提供することも目的と
する。
最後に、本発明の他の目的は、摩擦トルクがプログラ
ムされた方法で変化する摩擦蝶番装置を提供することで
ある。
ムされた方法で変化する摩擦蝶番装置を提供することで
ある。
本発明の摩擦蝶番装置は、以下に説明される構造で例
示される、構造の特徴、要素の組み合わせの特徴、並び
に部品の配置の特徴を有し、本発明の範囲は特許請求の
範囲に示される。
示される、構造の特徴、要素の組み合わせの特徴、並び
に部品の配置の特徴を有し、本発明の範囲は特許請求の
範囲に示される。
図面の簡単な説明 本発明をより完全に理解するために、添付図面に関して
次のように説明する。
次のように説明する。
図1は、本発明の摩擦蝶番装置の斜視図で、二つのヒ
ンジ部品が、蝶番の構造と取り付けを表すのに必要な範
囲のみが図示されている。
ンジ部品が、蝶番の構造と取り付けを表すのに必要な範
囲のみが図示されている。
図2は、本発明の二つの摩擦蝶番を利用した図1の蝶
番装置の一部破断側面図である。第2の蝶番は、第1の
蝶番の単なる鏡像であり、第2の枢軸と共に追加的なト
ルクを発生させる。
番装置の一部破断側面図である。第2の蝶番は、第1の
蝶番の単なる鏡像であり、第2の枢軸と共に追加的なト
ルクを発生させる。
図3は、全開位置にある二つのヒンジ部品を示す図2
の装置の3−3線断面図である。
の装置の3−3線断面図である。
図4は、図3と同様の断面図であるが、二つのヒンジ
部品が少し閉じた位置にある。
部品が少し閉じた位置にある。
図5は、一方のヒンジ部品にトーションばねが掛けら
れた本発明の他の実施例の側面図である。
れた本発明の他の実施例の側面図である。
図6は、図5の実施例の断面図である。
図7は、二つのトーションばねを備えた本発明の他の
実施例を示す、図3と同様の断面図である。
実施例を示す、図3と同様の断面図である。
図8は、二つのトーションばねを備えた本発明の更に
他の実施例を示す、図3と同様の端面図である。
他の実施例を示す、図3と同様の端面図である。
好適実施例の詳細な説明 図1ないし図4を参照しながら、本発明の摩擦蝶番装
置の好適実施例について説明する。装置は、軸5によっ
てヒンジ式に動く、第1のヒンジ部品1と第2のヒンジ
部品3とを含んでいる。これら二つのヒンジ部品1及び
3は、軸5の回りに互いに回転自在になっている。フラ
ンジ7及び9は、軸5を取り付けるためのものである。
ジャーナル11及び13は、ヒンジ部品1に取り付けられ
る、あるいはヒンジ部品1の一部をなし、軸5を回転さ
せる軸受けとなっている。他の構造部分を見易くするた
めに、図1ではジャーナル11は部分的に切り欠かれてい
る。リベットあるいはロールピン15は、図1及び図2で
はその端部だけが見えているが、フランジ7及び9に対
して軸5が移動することを防止するために使用されてい
る。軸5の位置を保持するために、他の方法を用いても
同様に有効である。
置の好適実施例について説明する。装置は、軸5によっ
てヒンジ式に動く、第1のヒンジ部品1と第2のヒンジ
部品3とを含んでいる。これら二つのヒンジ部品1及び
3は、軸5の回りに互いに回転自在になっている。フラ
ンジ7及び9は、軸5を取り付けるためのものである。
ジャーナル11及び13は、ヒンジ部品1に取り付けられ
る、あるいはヒンジ部品1の一部をなし、軸5を回転さ
せる軸受けとなっている。他の構造部分を見易くするた
めに、図1ではジャーナル11は部分的に切り欠かれてい
る。リベットあるいはロールピン15は、図1及び図2で
はその端部だけが見えているが、フランジ7及び9に対
して軸5が移動することを防止するために使用されてい
る。軸5の位置を保持するために、他の方法を用いても
同様に有効である。
帯状部材17は、軸5の回りに螺旋状に配置されてお
り、米国特許出願第07/613,025号の原理に基づいて、そ
の用途に適した巻数を有している。図3及び図4に明示
されているように、帯状部材17の一端は突起部19として
成形され、あるいは突起部19に取り付けられており、こ
の突起部19の面21がヒンジ部品1の面23に接触してい
る。帯状部材17の他端は尾部25として成形される。ある
いは尾部25に取り付けられている。
り、米国特許出願第07/613,025号の原理に基づいて、そ
の用途に適した巻数を有している。図3及び図4に明示
されているように、帯状部材17の一端は突起部19として
成形され、あるいは突起部19に取り付けられており、こ
の突起部19の面21がヒンジ部品1の面23に接触してい
る。帯状部材17の他端は尾部25として成形される。ある
いは尾部25に取り付けられている。
トーションばね27は軸5の回りに配置されている。ト
ーションばね27の一端29は、半径方向内側に折り曲げら
れ、軸5の孔31の中に嵌入されている。トーションばね
27の他端33は、軸5の軸方向に平行に折り曲げられ、尾
部25の溝35に嵌め込まれている。
ーションばね27の一端29は、半径方向内側に折り曲げら
れ、軸5の孔31の中に嵌入されている。トーションばね
27の他端33は、軸5の軸方向に平行に折り曲げられ、尾
部25の溝35に嵌め込まれている。
部材37及び39は、ヒンジ部品1及び3の止め具として
作用し、これら相互の回転を制限する。この止め具は数
多くの用途において有用であるので表示されているが、
本発明に不可欠または必要な部品ではない。
作用し、これら相互の回転を制限する。この止め具は数
多くの用途において有用であるので表示されているが、
本発明に不可欠または必要な部品ではない。
本発明の摩擦蝶番装置によって提供される摩擦トルク
は、本明細書に記載の本発明では、帯状部材の尾部に作
用する力が一定であってヒンジの動作中に変化しないと
いう点を除いて、米国特許出願第07/613,025号に記載さ
れたものと同様な方法で得られる。本発明では、帯状部
材17の尾部25に作用する力は、所望の通りに変えられ、
これに対応して変化する摩擦トルクが生成される。本発
明の好適実施例では、トーションばね27は、図3に示さ
れるようにヒンジ部品3がヒンジ部品1に対してほぼ直
角であるときに弛緩される。これにより、そのときの帯
状部材17と軸5との間の摩擦トルクは最小となる。これ
は、重力に反するヒンジ部品3の支持が望まれる場合に
適している。図4に示されるようにヒンジ部品3が下降
すると、トーションばね27により尾部25に作用する力
は、回転角度に比例して増加する。帯状部材17と軸5と
の間の摩擦トルクは、次式によって与えられる。
は、本明細書に記載の本発明では、帯状部材の尾部に作
用する力が一定であってヒンジの動作中に変化しないと
いう点を除いて、米国特許出願第07/613,025号に記載さ
れたものと同様な方法で得られる。本発明では、帯状部
材17の尾部25に作用する力は、所望の通りに変えられ、
これに対応して変化する摩擦トルクが生成される。本発
明の好適実施例では、トーションばね27は、図3に示さ
れるようにヒンジ部品3がヒンジ部品1に対してほぼ直
角であるときに弛緩される。これにより、そのときの帯
状部材17と軸5との間の摩擦トルクは最小となる。これ
は、重力に反するヒンジ部品3の支持が望まれる場合に
適している。図4に示されるようにヒンジ部品3が下降
すると、トーションばね27により尾部25に作用する力
は、回転角度に比例して増加する。帯状部材17と軸5と
の間の摩擦トルクは、次式によって与えられる。
T=M{exp(uA)} ここで、T=結果的に得られるトルク M=トーションばね27によって尾部25に作用するトルク u=帯状部材17と軸5との間の摩擦係数 A=軸5の回りの帯状部材17の巻付け角度 である。
ヒンジ部品3に作用する重力に起因するトルクは直線
的ではなく正弦波的に増加するが、重力によるトルクと
保持するトルクとの間でうまく整合を取ることができ
る。
的ではなく正弦波的に増加するが、重力によるトルクと
保持するトルクとの間でうまく整合を取ることができ
る。
図5及び図6は、トーションばね43の端部41がヒンジ
部品47の取り付けピン45の回りに掛けられている点を除
いて、前記好適実施例と同様の他の実施例を示す。ばね
の端部が帯状部材17に対して回転するものであれば、ト
ーションばねの終端の仕方は、どのようなものであって
もよい。
部品47の取り付けピン45の回りに掛けられている点を除
いて、前記好適実施例と同様の他の実施例を示す。ばね
の端部が帯状部材17に対して回転するものであれば、ト
ーションばねの終端の仕方は、どのようなものであって
もよい。
図7は、二つのトーションばね49及び51が設けられた
摩擦蝶番装置の端面図である。各ばねは、一端が半径方
向内側に曲げられて軸53の孔に挿入され、他端55及び57
がそれぞれ帯状部材65の尾部63の溝59及び61に係合され
ている。軸53が回転し始めるときには、トーションばね
51が、直線的に増加する摩擦トルクを発生する。所定の
角度だけ回転した後、ばね51の端部57が帯状部材65の尾
部63に接触すると、双方のばねによる力が尾部63に同時
に作用するため、トルクは更に速い割合で増加し始め
る。所定のトルク特性を生じる他のばねの構成を用いる
こともできる。ばね49を取り除くと、尾部63がばね51の
端部57に接触するまでは摩擦トルクはほとんどなくな
る。この構成は、ある角度に達するまでは自由なヒンジ
動作を行い、その後トルクが変化することが望まれるよ
うな状況で使用できる。
摩擦蝶番装置の端面図である。各ばねは、一端が半径方
向内側に曲げられて軸53の孔に挿入され、他端55及び57
がそれぞれ帯状部材65の尾部63の溝59及び61に係合され
ている。軸53が回転し始めるときには、トーションばね
51が、直線的に増加する摩擦トルクを発生する。所定の
角度だけ回転した後、ばね51の端部57が帯状部材65の尾
部63に接触すると、双方のばねによる力が尾部63に同時
に作用するため、トルクは更に速い割合で増加し始め
る。所定のトルク特性を生じる他のばねの構成を用いる
こともできる。ばね49を取り除くと、尾部63がばね51の
端部57に接触するまでは摩擦トルクはほとんどなくな
る。この構成は、ある角度に達するまでは自由なヒンジ
動作を行い、その後トルクが変化することが望まれるよ
うな状況で使用できる。
図8は、二つのトーションばねを用いた、本発明の他
の実施例を示す。トーションばね67は、ヒンジ部品73に
掛止された一端と、帯状部材の尾部75に係合されるよう
に形成された他端とを有している。ばね69は、軸77の孔
に受け入れられた一端と、帯状部材75の溝81に接触する
ように構成された他端とを有している。この蝶番装置の
作動時においては、ばね67は移動せず、ばね67によって
尾部75に作用する力は一定で、一定レベルの摩擦トルク
を提供する。ヒンジ部品が回転してトーションばね69の
端部79が尾部75に接触すると、以後の回転によって尾部
75に作用する力が直線的に増加し、それによって、対応
する摩擦トルクが直線的に増加する。すなわち、この実
施例は、蝶番の回転のある部分では一定トルクを提供
し、他の部分では直線的に増加するトルクを提供する。
の実施例を示す。トーションばね67は、ヒンジ部品73に
掛止された一端と、帯状部材の尾部75に係合されるよう
に形成された他端とを有している。ばね69は、軸77の孔
に受け入れられた一端と、帯状部材75の溝81に接触する
ように構成された他端とを有している。この蝶番装置の
作動時においては、ばね67は移動せず、ばね67によって
尾部75に作用する力は一定で、一定レベルの摩擦トルク
を提供する。ヒンジ部品が回転してトーションばね69の
端部79が尾部75に接触すると、以後の回転によって尾部
75に作用する力が直線的に増加し、それによって、対応
する摩擦トルクが直線的に増加する。すなわち、この実
施例は、蝶番の回転のある部分では一定トルクを提供
し、他の部分では直線的に増加するトルクを提供する。
帯状部材の端部に力を作用する他の手段を用いて、角
度の関としてトルクを更に複雑に変化させることもでき
る。例えば蝶番の角度の関数でなくても所望のトルク特
性が得られる力変換器を、図示のトーションばねの代わ
りに採用することもできる。
度の関としてトルクを更に複雑に変化させることもでき
る。例えば蝶番の角度の関数でなくても所望のトルク特
性が得られる力変換器を、図示のトーションばねの代わ
りに採用することもできる。
以上の説明から明らかなように、上述した目的は効率
的に達成される。また、本発明の精神と範囲から逸脱せ
ずに本発明の摩擦蝶番の構造にある種の変更を加えるこ
とが可能であるので、上述されたあるいは添付図面に図
示された全ての内容は、例示のためのものであって限定
的な意味はないものとする。
的に達成される。また、本発明の精神と範囲から逸脱せ
ずに本発明の摩擦蝶番の構造にある種の変更を加えるこ
とが可能であるので、上述されたあるいは添付図面に図
示された全ての内容は、例示のためのものであって限定
的な意味はないものとする。
以下の請求の範囲は、ここに記載された本発明の全て
のジェネリック及び特定の特徴、並びに言語の問題とし
て本発明の範囲に含まれる全ての供述をカバーするもの
であることは理解されよう。
のジェネリック及び特定の特徴、並びに言語の問題とし
て本発明の範囲に含まれる全ての供述をカバーするもの
であることは理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 平2−52753(JP,B2) 実公 昭61−9968(JP,Y2) 実公 昭61−9967(JP,Y2) 特表 平5−502075(JP,A) 米国特許5079799(US,A)
Claims (19)
- 【請求項1】第2のヒンジ部品と共に回転する軸を介し
て第2のヒンジ部品に連結される第1のヒンジ部品と、 少なくとも前記軸の一部の回りに螺旋状に巻回されると
共に前記第1のヒンジ部品に係合する第1の端部と尾部
を形成する第2の端部とを有する帯状部材と、 前記ヒンジ部品相互間の角度方向に応じて異なる制御さ
れた可変的な力を前記尾部に付与することにより、前記
ヒンジ部品相互間の角度方向に応じて前記軸と前記帯状
部材との間の摩擦トルクを変化させて前記軸に対する前
記帯状部材の締め付けを制御する付与手段と を備えたことを特徴とする摩擦蝶番装置。 - 【請求項2】前記付与手段は、ばねを備えたことを特徴
とする請求項1に記載の蝶番装置。 - 【請求項3】前記ばねは、前記第2のヒンジ部品と共に
回転自在な第1の端部と、前記尾部に選択的に係合され
る第2の端部とを有することを特徴とする請求項2に記
載の蝶番装置。 - 【請求項4】前記帯状部材の尾部は、前記ばねの第2の
端部を選択的に受け入れる溝を含むことを特徴とする請
求項3に記載の蝶番装置。 - 【請求項5】前記ばねの第2の端部は、前記溝に選択的
に受け入れられるように前記軸と平行に折り曲げられて
いることを特徴とする請求項4に記載の蝶番装置。 - 【請求項6】前記ばねの第1の端部は、前記軸が回転し
たときに回転し得るように前記軸に連結されていること
を特徴とする請求項3に記載の蝶番装置。 - 【請求項7】前記軸は、前記ばねの第1の端部を収容す
る孔を含むことを特徴とする請求項6に記載の蝶番装
置。 - 【請求項8】前記ばねの第1の端部は、前記第2のヒン
ジ部品が回転するときに回転し得るように前記第2のヒ
ンジ部品に連結されていることを特徴とする請求項3に
記載の蝶番装置。 - 【請求項9】前記第2のヒンジ部品は、前記ばねの第1
の端部が係合されるピンを含むことを特徴とする請求項
8に記載の蝶番装置。 - 【請求項10】前記帯状部材の第1の端部は、前記第1
のヒンジ部品に接触する面を有する突起部を含むことを
特徴とする請求項3に記載の蝶番装置。 - 【請求項11】さらに、前記帯状部材を前記軸の回りに
第1の回転方向に締め付けるための第2のばねを含み、
この第2のばねは前記第2のヒンジ部品と共に回転自在
な第1の端部と前記帯状部材の尾部に可変的な力を作用
させるためにこの尾部に選択的に係合する第2の端部と
を有することを特徴とする請求項3に記載の蝶番装置。 - 【請求項12】前記帯状部材の尾部は、前記第1及び第
2のばねの第2の端部をそれぞれ選択的に受け入れるた
めの一対の溝を含むことを特徴とする請求項11に記載の
蝶番装置。 - 【請求項13】前記第1及び第2のばねの第1の端部
は、前記軸が回転するときに回転し得るようにそれぞれ
前記軸に連結されることを特徴とする請求項11に記載の
蝶番装置。 - 【請求項14】さらに、前記帯状部材を前記軸の回りに
第1の回転方向に締め付けるための第2のばねを含み、
この第2のばねは前記第2のヒンジ部品に連結された第
1の端部と前記帯状部材の尾部にほぼ一定の力を作用さ
せるためにこの尾部に選択的に係合する第2の端部とを
有することを特徴とする請求項3に記載の蝶番装置。 - 【請求項15】第2のヒンジ部品と共に回転する軸を介
して第2のヒンジ部品に連結される第1のヒンジ部品
と、 少なくとも前記軸の一部の回りに螺旋状に巻回されると
共に前記第1のヒンジ部品に係合する第1の端部と尾部
を形成する第2の端部とを有する帯状部材と、 前記ヒンジ部品相互間の角度方向に応じて前記帯状部材
を前記軸の回りに第1の回転方向に締め付けて前記軸と
前記帯状部材との間の摩擦トルクを変化させるばねとを
備え、 前記ばねは、前記第2のヒンジ部品と共に回転自在な第
1の端部と、前記帯状部材の尾部に前記ヒンジ部品相互
間の角度方向に応じた可変的な力を作用させるためにこ
の尾部に選択的に係合する第2の端部とを有することを
特徴とする摩擦蝶番装置。 - 【請求項16】前記ばねの第1の端部は、前記軸が回転
したときに回転し得るように前記軸に連結され、 前記帯状部材の尾部は、前記ばねの第2の端部を選択的
に受け入れるための溝を含むことを特徴とする請求項15
に記載の摩擦蝶番装置。 - 【請求項17】前記軸は、前記ばねの第1の端部を収容
する孔を含み、 前記ばねの第2の端部は、前記溝に選択的に受け入れら
れるように前記軸と平行に折り曲げられていることを特
徴とする請求項16に記載の摩擦蝶番装置。 - 【請求項18】前記ばねの第1の端部は、前記第2のヒ
ンジ部品が回転するときに回転し得るように前記第2の
ヒンジ部品を連結され、 前記帯状部材の尾部は、前記ばねの第2の端部を選択的
に受け入れる溝を含むことを特徴とする請求項15に記載
の摩擦蝶番装置。 - 【請求項19】前記第2のヒンジ部品は、前記ばねの第
1の端部が係合されるピンを含み、 前記ばねの第2の端部は、前記溝に選択的に受け入れら
れるように前記軸と平行に折り曲げられていることを特
徴とする請求項18に記載の摩擦蝶番装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/787,485 US5231734A (en) | 1991-11-04 | 1991-11-04 | Friction hinge assembly |
US787.485 | 1991-11-04 | ||
PCT/US1992/009432 WO1993009321A1 (en) | 1991-11-04 | 1992-11-03 | Friction hinge assembly |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06510577A JPH06510577A (ja) | 1994-11-24 |
JP2680195B2 true JP2680195B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=25141628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5508677A Expired - Lifetime JP2680195B2 (ja) | 1991-11-04 | 1992-11-03 | 摩擦蝶番装置 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5231734A (ja) |
EP (1) | EP0625236B1 (ja) |
JP (1) | JP2680195B2 (ja) |
KR (2) | KR970005930B1 (ja) |
AT (1) | ATE163061T1 (ja) |
AU (1) | AU653089B2 (ja) |
BR (1) | BR9206687A (ja) |
CA (1) | CA2122910C (ja) |
DE (1) | DE69224394T2 (ja) |
ES (1) | ES2113442T3 (ja) |
HU (1) | HU211373B (ja) |
MX (1) | MX9206325A (ja) |
WO (1) | WO1993009321A1 (ja) |
Families Citing this family (57)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5406678A (en) * | 1993-07-22 | 1995-04-18 | General Clutch Corporation | Friction hinge |
US5503491A (en) * | 1994-10-06 | 1996-04-02 | Lu; Sheng N. | Positioning pivot |
US5564163A (en) * | 1994-11-08 | 1996-10-15 | Cema Technologies, Inc. | Lockable hinge assembly |
US5566424A (en) * | 1995-05-08 | 1996-10-22 | International Business Machines Corporation | Tilt adjustment mechanism |
USD384948S (en) * | 1995-06-09 | 1997-10-14 | International Business Machines Corporation | Personal computer hinge cam |
JP2837376B2 (ja) * | 1995-09-21 | 1998-12-16 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 携帯用情報処理装置 |
US5666694A (en) * | 1995-09-28 | 1997-09-16 | Hewlett-Packard Company | Hinge arrangement |
US5697125A (en) * | 1995-11-27 | 1997-12-16 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Clip friction hinge |
US5652694A (en) * | 1996-02-01 | 1997-07-29 | Canon Business Machines, Inc. | Friction hinge including compressed friction washer |
US5669106A (en) * | 1996-06-21 | 1997-09-23 | Lucent Technologies Inc. | Hinge mechanism |
US5799372A (en) * | 1996-08-21 | 1998-09-01 | Toshiba America Information Systems, Inc. | System for supporting a monitor |
US5771539A (en) * | 1996-09-17 | 1998-06-30 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Torsion friction spring hinge |
US5771540A (en) * | 1997-01-22 | 1998-06-30 | Torqmaster, Inc. | Equilibrated hinge with variable frictional torque |
US5918348A (en) * | 1997-04-04 | 1999-07-06 | Torqmaster, Inc. | Friction hinge with detent capability |
US5943738A (en) * | 1998-01-06 | 1999-08-31 | Torqmaster, Inc. | Friction hinge with retention finger |
CN1159509C (zh) * | 2000-03-22 | 2004-07-28 | 思嘎茨讷工业株式会社 | 铰链组件 |
JP3293817B2 (ja) * | 2000-05-09 | 2002-06-17 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電子機器用筐体および電子機器 |
US6561333B2 (en) | 2000-07-14 | 2003-05-13 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Spring clutch utilizing torque slip clips |
US6513197B2 (en) | 2000-11-22 | 2003-02-04 | Torqmaster, Inc. | Friction hinge with pop-up feature |
US6588062B2 (en) | 2001-09-11 | 2003-07-08 | Cema Technologies, Inc. | Spring loaded pop-up friction hinge assembly |
KR100727384B1 (ko) * | 2001-09-11 | 2007-06-12 | 삼성전자주식회사 | 힌지장치 |
US6754081B2 (en) | 2002-01-22 | 2004-06-22 | Edward Rude | Pop-up friction hinge having multiple levels of torque |
JP2003329029A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-19 | Fujitsu Ltd | ヒンジ構造及び表示装置 |
US7472458B2 (en) * | 2003-06-13 | 2009-01-06 | Innovative Office Products, Inc. | Tilter apparatus for electronic device having bias assembly |
US7036187B2 (en) * | 2003-08-04 | 2006-05-02 | Torqmaster, Inc. | Reinforcer for wrapped band friction hinges |
US20060048457A1 (en) * | 2004-09-09 | 2006-03-09 | Young-Il Yang | Cubicle equipped with door panels |
US7604210B2 (en) * | 2004-09-23 | 2009-10-20 | Innovative Office Products, Inc. | Tilter apparatus having bias assembly |
US20060272129A1 (en) * | 2005-06-04 | 2006-12-07 | Torqmaster, Inc. | Friction hinge with viscous damping |
US20060272128A1 (en) * | 2005-06-04 | 2006-12-07 | Torqmaster, Inc. | Friction hinge with angularly dependent torque |
US20070039131A1 (en) * | 2005-08-16 | 2007-02-22 | Torqmaster, Inc. | Pop-up hinge with leaf spring |
US7726378B1 (en) | 2005-08-31 | 2010-06-01 | Savon Felix S | Door supported for movement on tracks between full and partial open and closed positions |
US20070097613A1 (en) * | 2005-10-27 | 2007-05-03 | Tracy Mark S | Computer display biasing mechanism |
DE112007000731B4 (de) * | 2006-03-27 | 2024-02-08 | Southco, Inc. | Anzeige-Befestigungsvorrichtung |
JP4940964B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2012-05-30 | 船井電機株式会社 | 電子機器の筐体及び液晶テレビジョン受像器 |
US20090007376A1 (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-08 | Shin Zu Shing Co., Ltd. | Stable hinge |
US20090038119A1 (en) * | 2007-08-07 | 2009-02-12 | Edward Rude | Friction hinge without applied grease |
CN103291736A (zh) * | 2008-12-30 | 2013-09-11 | 兆利科技工业股份有限公司 | 包覆式枢纽器 |
US8523131B2 (en) * | 2009-10-08 | 2013-09-03 | Innovative Office Products, Inc. | Tilter for positioning an electronic device |
DE112011102299T5 (de) | 2010-07-08 | 2013-07-18 | Southco, Inc. | Vorrichtung zur Halterung eines Displays |
US8516668B2 (en) | 2011-10-24 | 2013-08-27 | Venturesource Solutions, Inc. | Torque assembly and method of manufacture |
GB2525781B (en) | 2013-03-14 | 2017-02-01 | Hewlett Packard Development Co Lp | Electronic display system with a support stand |
US9689564B2 (en) * | 2013-03-15 | 2017-06-27 | Vode Lighting, LLC | System to allocate luminance |
US9341009B2 (en) | 2013-03-21 | 2016-05-17 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Multi-axis clip hinge |
US9790720B2 (en) | 2013-09-10 | 2017-10-17 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Torque element retention system |
US9483084B2 (en) * | 2013-09-27 | 2016-11-01 | Intel Corporation | Frictional hinge for electronic devices |
EP3161578B1 (en) | 2014-06-27 | 2020-12-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Computing device with a rotatable display member |
US10322867B2 (en) * | 2014-07-28 | 2019-06-18 | Sovaro Coolers, LLC | Transportable transparent cork-insulated cooler |
US10605347B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-03-31 | Reell Precision Manufacturing Corporation | Ring clip assembly |
WO2017155987A1 (en) | 2016-03-07 | 2017-09-14 | Southco, Inc. | A display support arm assembly for mounting a display |
USD839038S1 (en) | 2017-11-10 | 2019-01-29 | Furrion Property Holding Limited | Oven |
USD839714S1 (en) * | 2017-12-04 | 2019-02-05 | Compal Electronics, Inc. | Hinge |
KR102031262B1 (ko) * | 2018-03-27 | 2019-10-11 | 주식회사 우보테크 | 헤드레스트 윙 조절 장치 |
USD851979S1 (en) | 2018-04-30 | 2019-06-25 | Furrion Property Holding Limited | Oven bracket |
US11181282B2 (en) | 2018-05-14 | 2021-11-23 | Furrion Property Holding Limited | Flat top gas range, a counter containing, and a vehicle containing |
USD907951S1 (en) | 2019-01-04 | 2021-01-19 | Furrion Property Holding Limited | Oven |
WO2021017395A1 (zh) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | 海信容声(广东)冷柜有限公司 | 一种冷柜 |
CN211823337U (zh) * | 2019-12-19 | 2020-10-30 | 海信容声(广东)冷柜有限公司 | 一种冷柜 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US714384A (en) * | 1902-09-26 | 1902-11-25 | Valentine C Luppert | Friction-hinge. |
US761517A (en) * | 1904-03-28 | 1904-05-31 | Valentine C Luppert | Friction-hinge. |
FR1458607A (fr) * | 1965-09-29 | 1966-03-04 | Charnière perfectionnée | |
US4490884A (en) * | 1983-06-30 | 1985-01-01 | Southco, Inc. | Adjustable friction hinge |
US4630333A (en) * | 1985-12-16 | 1986-12-23 | Southco, Inc. | Adjustable friction hinge |
US5079799A (en) * | 1990-11-14 | 1992-01-14 | General Clutch Corporation | Friction hinge assembly |
DE9114348U1 (ja) * | 1991-11-18 | 1992-01-23 | Franke Gmbh & Co Kg, 7460 Balingen, De |
-
1991
- 1991-11-04 US US07/787,485 patent/US5231734A/en not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-11-03 WO PCT/US1992/009432 patent/WO1993009321A1/en active IP Right Grant
- 1992-11-03 KR KR1019940701495A patent/KR970005930B1/ko active
- 1992-11-03 ES ES92924239T patent/ES2113442T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-03 KR KR1019940701495A patent/KR940702969A/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-11-03 EP EP92924239A patent/EP0625236B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-03 JP JP5508677A patent/JP2680195B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-03 CA CA002122910A patent/CA2122910C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-03 AU AU30624/92A patent/AU653089B2/en not_active Ceased
- 1992-11-03 DE DE69224394T patent/DE69224394T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-03 HU HU9401021A patent/HU211373B/hu not_active IP Right Cessation
- 1992-11-03 AT AT92924239T patent/ATE163061T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-11-03 BR BR9206687A patent/BR9206687A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-11-04 MX MX9206325A patent/MX9206325A/es unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2122910A1 (en) | 1993-05-13 |
KR970005930B1 (ko) | 1997-04-22 |
ES2113442T3 (es) | 1998-05-01 |
WO1993009321A1 (en) | 1993-05-13 |
DE69224394T2 (de) | 1998-07-16 |
HU9401021D0 (en) | 1994-07-28 |
CA2122910C (en) | 1998-06-16 |
KR940702969A (ko) | 1994-09-17 |
US5231734A (en) | 1993-08-03 |
AU653089B2 (en) | 1994-09-15 |
BR9206687A (pt) | 1995-05-02 |
MX9206325A (es) | 1993-07-01 |
HU211373B (en) | 1995-11-28 |
EP0625236A4 (en) | 1996-01-17 |
ATE163061T1 (de) | 1998-02-15 |
EP0625236B1 (en) | 1998-02-04 |
HUT68904A (en) | 1995-08-28 |
AU3062492A (en) | 1993-06-07 |
DE69224394D1 (de) | 1998-03-12 |
EP0625236A1 (en) | 1994-11-23 |
JPH06510577A (ja) | 1994-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2680195B2 (ja) | 摩擦蝶番装置 | |
AU634922B2 (en) | Friction hinge assembly | |
EP3049885B1 (en) | Frictional hinge for electronic devices | |
US5037231A (en) | Joint device for connecting two rotatable members | |
US5088156A (en) | Shaft lock device and portable information processing apparatus with shaft lock device | |
US5165145A (en) | Hinge for use with portable electronic apparatus | |
JPH09196048A (ja) | チルトヒンジ | |
US5749124A (en) | Hinge for notebook computer | |
KR102477591B1 (ko) | 비대칭 마찰 토크를 생성하는 방법 및 피봇 디바이스 | |
WO2018031248A1 (en) | Axial cam hinge | |
JPH1184982A (ja) | 画像形成装置のカバー開閉機構 | |
JP3417849B2 (ja) | フリーストップヒンジ | |
JP2602161Y2 (ja) | チルトヒンジ | |
JPH08291667A (ja) | ヒンジ装置 | |
US20040078932A1 (en) | Torque regulator device for hinge assembly | |
CA2278414C (en) | Bi-stable spring loaded pivoting joint | |
JP2838018B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2574123Y2 (ja) | Oa機器用2段階チルトヒンジ | |
JPH0736485U (ja) | 開閉装置 | |
JP2001098833A (ja) | 枢支装置 | |
JPH0488242A (ja) | 正逆回転トルクリミッタ | |
JPH05263820A (ja) | 回転軸装置 | |
JPS61275738A (ja) | 原稿圧着板の開閉装置 |