JP2679735B2 - 新規なプロピレン重合方法 - Google Patents

新規なプロピレン重合方法

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JP2679735B2
JP2679735B2 JP63235110A JP23511088A JP2679735B2 JP 2679735 B2 JP2679735 B2 JP 2679735B2 JP 63235110 A JP63235110 A JP 63235110A JP 23511088 A JP23511088 A JP 23511088A JP 2679735 B2 JP2679735 B2 JP 2679735B2
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    • C08F210/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F210/06Propene

Description

【発明の詳細な説明】 プロピレンの単独重合体および共重合体の製造におい
て、非担持触媒を使用する通常の重合技術は、所望の高
結晶性の、高立体規則性の生成物に加えて、かなりの量
のアタクチック重合体をも同時に製造する結果となる。
これらの2種の重合体を精製、分離するために種々の方
法が使用されてきた。副生成物、すなわち低結晶性のア
タクチック重合体は種々の接着剤組成物の成分、屋根用
材料(roofing material)、コーキング用コンパウンド
(caulking compound)等として商業的に利用されてい
る。
最近、上記の通常の触媒よりも高活性、かつ、より立
体特異的な新規触媒の開発がなされている。これらの触
媒を使用して製造した重合体中のアタクチック重合体の
比率はかなり減少し、したがって、重合体生成物は一般
にアタクチックの、または低結晶性の重合体を除去する
ためのいかなる精製をも必要としない。現存の重合体設
備がこれらの新規な触媒の使用に迅速に適応したため
に、低結晶性、アタクチック重合体の深刻な不足が生じ
ている。
カーター(Carter,Jr.)らの米国特許第3,923,758号
は、アルミニウムトリアルキルと三塩化チタニウムとの
結合である触媒の存在下においてプロピレンとブテン−
1との無定形共重合体を製造するための高圧・高温溶液
法を開示している。この触媒の活性は、僅かに約200な
いし約700ポンド重合体/ポンドTi触媒/時の範囲と望
ましくないほどに低く、その結果、生産性が極めて低
い。また、たとえば溶媒の除去と回収とが必要であり、
反応器に高温、高圧が必要であるために、装置および利
用設備(utilities)の経費が受け入れがたいほど高
い。総括して言えば、この方法は経済的には実行不可能
である。
したがって、プロピレンとブテン−1の実質的に無定
形の重合体の経済的な、高度に効率的な新規な製造方法
を提供することが本発明の目標である。
本発明により、約15ないし約90重量%のプロピレンと
約85ないし約10重量%のブテン−1とを約54℃(130゜
F)ないし約60℃(140゜F)の温度、両単量体を液相に保
つのに十分な反応器圧で、工程への単量体供給量を基準
にして約0.7ないし約3.0モル%の水素の存在下に、 (a)(i)約8:0.5ないし約8:3のモル比のハロゲン化
マグネシウム担体と三ハロゲン化アルミニウムとを電子
供与体を添加することなく共粉砕し、 (ii)ついで、階段(i)の生成物を、電子供与体を添
加することなく、ハロゲン化マグネシウムと四ハロゲン
化チタニウムとのモル比を約8:0.4ないし約8:1とするの
に十分な量の四ハロゲン化チタニウムと共粉砕する ことよりなる方法により製造した固体触媒成分 および (b)約50:1ないし約700:1の範囲のAl/Ti比を与えるの
に十分な量の、各アルキル基に1ないし9個の炭素原子
を有するトリアルキルアルミニウム助触媒成分 よりなる組成物を触媒として使用して反応させ、実質的
に無定形のプロピレンとブテン−1とのランダム共重合
体を回収することよりなる、基本的にプロピレンとブテ
ン−1とよりなる実質的に無定形の共重合体の製造方法
が提供される。
好ましくはハロゲン化物は塩化物であり、アルキルは
エチル基である。本発明は、本件触媒系の好ましい具体
例との関連で以下に記述する。
本件重合はバッチ反応器中で実施することもできる
が、連続工程を利用して共重合単量体の最もランダムな
組み込みを達成するのが好ましい。通常は約200psigな
いし約500psigの範囲の圧力が、両単量体を液相に保つ
のに適している。
製品の特性、たとえばニードル貫通(needle penetra
tion)に好ましくない影響を与える低分子量物質の生成
量を最小限に抑えるためには、54℃(130゜F)‐60℃(1
40゜F)の極めて狭い温度範囲を超えないことが重要であ
る。
本件重合は撹拌反応器中で、約1時間ないし約3時間
の平均滞留時間で実施する。約10重量%ないし約50重量
%の反応器スラリー中重合体含有量を得るのに十分な量
の触媒を反応器に供給する。特にこの範囲の上限では、
反応器の制御を改善するために、全単量体供給量を基準
にして約50ないし約100ppmの消泡剤、たとえばポリジメ
チルシロキサンを反応器に添加する必要があるであろ
う。反応器流出液を反応器より取り出し、未反応の単量
体と水素とを重合体生成物より除去する。
本発明記載の方法の好ましい具体例の一つにおいて
は、約55ないし約65重量%のプロピレンを約35ないし約
45重量%のブテン−1と反応させる。得られる生成物は
約104℃(220゜F)ないし約110℃(230゜F)の軟化点と、
約20ないし約30dmmのニードル貫通とを有するであろ
う。この種の重合体は高温熔融(hot melt)接着剤の基
体重合体としての特定の用途を有する。
重合体の分子量およびその他の諸特性を制御するため
に、一般には、アイソタクチック重合体の製造に通常使
用する量の約7ないし10倍の濃度で、水素を重合反応器
に添加する。反応帯域への全供給原料中の水素濃度は、
好ましくは約1.2ないし約2.5モル%の範囲である。
固体担持触媒成分は約8:0.5-3.0の、好ましくは8:1.0
-1.5の塩化マグネシウム対塩化アルミニウムモル比を有
するべきである。
塩化マグネシウム対四塩化チタニウムモル比は約8:0.
1-1.0、好ましくは8:0.4-0.6である。固体担持触媒成分
の決定的な要件は、触媒製造段階のいずれにおいても電
子供与体化合物を使用すべきでないことである。また、
本件触媒を使用する重合工程は電子供与体を添加せずに
実施すべきである。
米国特許第4,347,158号および第4,555,496号(本件出
願に引用文献として組み入れられている)に記載された
一般法はいずれも、電子供与体化合物の使用を除外する
ためにこれらの方法を変更しなければならないことを除
いて、本件固体担持触媒成分の製造に使用することがで
きる。簡単に言えば、本件改良法は塩化マグネシウムと
三塩化アルミニウムとを電子供与体の不存在で共粉砕
し、ついで、このようにして形成した触媒担体を四塩化
チタニウムと、これもまた電子供与体の不存在で共粉砕
する工程を包含する。
本件固体触媒成分はトリアルキルアルミニウム助触
媒、好ましくはトリエチルアルミニウムとの結合で使用
する。トリアルキルアルミニウム助触媒のチタニウム含
有触媒成分に対するモル比、すなわちAl/Ti比は約50:1
ないし約700:1、好ましくは約90:1ないし約300:1の範囲
であるべきである。
本発明記載の方法に使用する特定の触媒はプロピレン
単位の立体化学がほとんど制御されていない、または全
く制御されていない重合体を製造する能力を有し、ま
た、ブテン−1を可能な限り不規則(random)に組み入
れて重合体鎖に最大の無秩序を与える能力をも有してい
る。
この触媒の高活性のために、本件方法は高度に効率的
であり、典型的には少なくとも約4000ないし20,000ポン
ド重合体/ポンドTi触媒/時を超える範囲の重合体生産
量が得られる。また、本件方法に必要な温度および圧力
が比較的低いこと、ならびに溶媒除去段階が存在しない
ことのために、工程経費、すなわち装置および利用設備
の経費が先行技術の方法のいかなるものよりもはるかに
低いのである。
本件新規重合体は、示差走査熱量法(DSC)技術によ
り測定値した低い融解熱を有する。これにより、本件重
合体が無定形性であること、および重合体構造中に結晶
性が有意に存在しないことが示されている。
本件重合体は極めて低濃度の残留触媒を含有するのみ
である。たとえば全灰分含量は一般に約1000ppm以下で
あり、チタニウム含量は約4ppmを越えることはなく、一
般には約2ppm以下である。
本件重合体には種々の添加剤、たとえば酸化防止剤、
U.V.安定剤、顔料等を組み入れることができる。
本発明記載の方法の重合体生成物は種々の応用分野
で、たとえば接着剤の混合成分、コーキング用コンパウ
ンドおよびシーリング用コンパウンド、屋根材用組成物
等に有用であるような、優れた特性を有する。本件重合
体中の共重合単量体含有量および反応器への水素添加量
を変化させることにより、いかなる所望の応用向けに
も、特性を適合させることが可能である。重要な生成物
特性には熔融粘性、リングおよびボール軟化点(ring a
nd ball softening point)、ニードル貫通(needle pe
netration)およびオープンタイム(open time)が含ま
れる。
190.6℃(375゜F)における熔融粘性は、ブルックフィ
ールドRVT粘度計と#27スピンドルとを用いて、ASTM試
験法D-3236により測定する。水素は分子量と、さらには
熔融粘性とを制御するために使用する。高温熔融接着剤
に望ましい粘性範囲は190.6℃(375゜F)において約1000
ないし8000cpsである。他の応用面、たとえばビチュー
メン改質製品用には、本件重合体は5000cpsを超える粘
性を有するべきである。
リングおよびボール軟化点の測定はASTM E-28試験法
を用いて行う。軟化点に影響を与える変量は、重合体の
ブテン−1含有量である。ブテン−1含有量の減少はリ
ングおよびボール軟化点の上昇の原因となる。この性質
の好ましい範囲は約82℃(180゜F)ないし約143℃(290゜
F)である。
ニードル貫通は環境温度で材料の柔軟性を測定する他
の試験法であり、この場合にはASTM試験法D-1321に従っ
て貫通に対する抵抗性により測定する。本発明記載の共
重合体の貫通値は、典型的には5ないし約50dmm(1dmm
=0.1mm)の範囲である。リングおよびボール軟化点の
場合と同様にブテン−1含有量がこの性質にも影響を与
えるが、この場合にはブテン−1含有量の減少がニード
ル貫通の減少の原因となる。
高温熔融接着剤の最も重要な試験法の一つがオープン
タイムである。この試験はクラフト紙への接着剤の適用
からクラフト紙ラミネートの結合までの間の経過時間の
指標である。使用者は接着剤の適用後、どれほどの時間
の経過後に2枚目の紙を添加すべきかを知らなければな
らないのであるから、これは使用者にとって極めて重要
な性質である。この試験においては、81/2"×11"のクラ
フト紙シートを裏面を上にして引き降ろし(drawdown)
板に貼着(tape)する。バード(Bird)引き降ろし塗布
器(applicator)に沿って重合体試料を190.6℃(375゜
F)に加熱する。この温度で塗布器をクラフト紙の上に
置き、熔融重合体の小滴をエッジの近辺に置く。この重
合体を平滑なフィルムに引き伸ばし、紙の下端に到達し
た時点でストップウォッチを始動させる。あらかじめ切
断した帯状のクラフト紙を(裏面を下に、機械方向に対
して横に)10秒間隔で、上記のフィルムを横切って置
き、ゴムローラーで押し付ける。最後の帯状紙を貼り付
け、続いて5分間おいたのち、この帯状紙をスムーズな
迅速な動作で取り去る。オープンタイムは90%またはそ
れ以上の繊維が結合した状態で残留する場合の最長時間
として定義される。このオープンタイムは好ましくは10
ないし60秒の範囲であるべきである。
以下の実施例は本発明を説明するものである。
実施例1-4 この実験は、磁気接続撹拌器を装備した1リットルの
ジャケット付きオートクレーブ中で行った。オートクレ
ーブの温度は、グリセロールと水との等重量混合物をジ
ャケットを通して流れる熱交換流体として用いて制御し
た。この流体の温度はマイクロプロセッサーにより制御
し、マイクロプロセッサーの温度指示器はオートクレー
ブ内部の鉄/コンスタンティン熱電対であった。この系
を用いて指定点(set point)温度を±0.2℃に保つこと
ができた。全ての単量体は重合グレードの純度99%のも
のであり、また、酸素を除去するために、使用に先立っ
てモレキュラーシーブ床および同触媒床を通過させた。
水素は99.99%の超高純度のものをそのままで使用し
た。アルミニウムアルキル溶液はノルマルヘプタン中25
W/W%のものを購入し、そのままで使用した。固体担持
四塩化チタニウム触媒成分は約2.5重量%のチタニウム
含有量を有し、米国特許第4,347,158号に開示された好
ましい技術の改良により、すなわち、全工程階段をいか
なる電子供与体化合物をも存在させることなく実施する
ことに変更したのみの方法で製造した。脱気鉱油中で1
%固体触媒スラリーを製造した。毎回の使用に先立っ
て、上記のオートクレーブを、緩徐な窒素パージを行い
ながら、90℃に30分間加熱した。30℃に冷却したのち、
窒素雰囲気をプロピレンパージにより置き換えた。アル
キル溶液と触媒スラリーとは乾燥箱(窒素雰囲気)内の
隔壁ビン(septum vial)中で製造し、取り出す際には
窒素でパージし、汚染を避けるために若干加圧した。あ
らかじめ脱イオン水で洗浄し、120℃で乾燥し、使用に
先立って窒素でパージした皮下用注射器を用いてアルキ
ル溶液と触媒スラリーとを反応器に導入した。TEA 0.68
mlと1W/W%触媒スラリー(チタニウム含有量2.5W/W%)
0.58mlとをオートクレーブに添加した。水素を添加して
所望の分圧とした。プロピレンとブテン−1とは目視ゲ
ージ(sight gauge)と窒素圧とを用いて導入した。反
応器の内容物を60℃(140゜F)に加熱し、500rpmで撹拌
しながらこの温度を維持した。1時間後に温度を低下さ
せ、過剰の単量体を排気した。生成したプロピレン/ブ
テン−1共重合体を真空下、100℃で一晩乾燥した。
関連する操作条件と分析結果とは表1に示した。
実施例5 大規模の連続パイロットプラント操作で重合体を製造
した。ここでは撹拌反応器に単量体、水素および触媒成
分を個別に、かつ連続的に負荷した。全単量体供給速度
は約2時間の反応器内滞留時間に相当するものであっ
た。触媒系の有機アルミニウム化合物はトリエチルアル
ミニウム(TEA)のヘプタン溶液であった。固体担持四
塩化チタニウム触媒成分は実施例1-4のものと同一の型
のものであったが、石油中の6重量%混合物として反応
器内に汲み入れた。上記2種の触媒成分は重合体の生成
速度に正比例する速度で、かつ、反応器スラリー中の重
合体固体濃度を約20.5%に維持するのに十分な量で添加
した。触媒の生産性(ポンド重合体/ポンドTi触媒成
分)は重合体スラリー取り出し速度、スラリーの固体含
有量、およびチタニウム触媒添加速度より計算した。未
反応単量体より重合体生成物を分離し、アイソノックス
(Isonox )129を用いて安定化し、ついで試験にかけ
た。表2は関連する操作条件と物性試験の結果とを要約
したものである。
表2 実施例No. 反応器温度 54℃(130゜F) 反応器圧力,psig 274 プロピレン,ポンド/時 60 ブテン−1,ポンド/時 51.3 水素,ポンド/時間 0.0825 Al/Tiモル比 671 滞留時間,時間 2.0 触媒活性,ポンド/ポンド触媒/時 4,200 ブテン−1含有量,重量% 34.9 熔融粘性,@190.6℃(375゜F),cps 3050 リングおよびボール軟化点 107℃(225゜F) ニードル貫通,0.1mm 30 オープンタイム,秒0 >60 ΔHf,カロリー/g(DSC) 0.0 本発明記載の方法には多くの変更および改良がなされ
得るものと理解すべきである。この種の発展は全て、本
件明細書および添付の特許請求の範囲により定義された
本発明の範囲内にあると考えられる。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
1.約15ないし約90重量%のプロピレンと約10ないし約85
重量%のブテン−1とを約54℃(130゜F)ないし約60℃
(140゜F)の温度、両単量体を液相に保つのに十分な反
応器圧で、工程への単量体供給量を基準にして約0.7な
いし約3.0モル%の水素の存在下に、 (a)(i)約8:0.5ないし約8:3のモル比のハロゲン化
マグネシウム担体と三ハロゲン化アルミニウムとを電子
供与体を添加することなく共粉砕し、 (ii)ついで、階段(i)の生成物を、電子供与体を添
加することなく、ハロゲン化マグネシウムと四ハロゲン
化チタニウムとのモル比を約8:0.4ないし約8:1とするの
に十分な量の四ハロゲン化チタニウムと共粉砕する ことよりなる方法により製造した固体触媒成分 および (b)約50:1ないし700:1の範囲のAl/Ti比を与えるのに
十分な量の、各アルキル基に1ないし9個の炭素原子を
有するトリアルキルアルミニウム助触媒成分 よりなる組成物を触媒として使用して反応させ、実質的
に無定形のプロピレンとブテン−1とのランダム共重合
体を回収することよりなる、基本的にプロピレンとブテ
ン−1とよりなる実質的に無定形の共重合体の製造方
法。
2.各ハロゲン化物が塩化物であり、各アルキルがエチル
基であることを特徴とする上記の第1項記載の方法。
3.上記の圧力が約200psigないし約500psigであることを
特徴とする上記の第1項記載の方法。
4.上記のハロゲン化マグネシウム対三ハロゲン化アルミ
ニウム比が約8:1ないし約8:1.5の範囲であることを特徴
とする上記の第1項記載の方法。
5.上記のハロゲン化マグネシウム対四ハロゲン化チタニ
ウム比が約8:0.4ないし約8:0.6の範囲であることを特徴
とする上記の第1項記載の方法。
6.上記のAl/Ti比を約90:1ないし約300:1に保つことを特
徴とする上記の第1項記載の方法。
7.上記の水素を工程への全単量体供給量を基準にして約
1.2ないし約2.5モル%に保つことを特徴とする上記の第
1項記載の方法。
8.連続条件下、約1時間ないし約3時間の平均滞留時間
で実施することを特徴とする上記の第1項記載の方法。
9.上記の反応器スラリーの固体含有量を約10重量%ない
し約50重量%に保つことを特徴とする上記の第1項記載
の方法。
10.上記の触媒組成物が少なくとも4000ポンド重合体/
ポンドTi触媒/時の活性を有するものであることを特徴
とする上記の第1項記載の方法。
11.回収した共重合体が190.6℃(375゜F)において約100
0ないし約8000cpsの熔融粘性を有するものであることを
特徴とする上記の第1項記載の方法。
12.回収した共重合体が約82℃(180゜F)ないし約143℃
(290゜F)のリングおよびボール軟化点を有するもので
あることを特徴とする上記の第1項記載の方法。
13.回収した共重合体が約5ないし約50dmmのニードル貫
通値を有するものであることを特徴とする上記の第1項
記載の方法。
14.回収した共重合体が約10ないし約60秒のオープンタ
イムを有するものであること特徴とする上記の第1項記
載の方法。
15.約55ないし約65重量%のプロピレンと約35ないし約4
5重量%のブテン−1とを反応させ、回収した共重合体
が約93℃(220゜F)ないし約110℃(230゜F)のリングお
よびボール軟化点と約20ないし約30dmmのニードル貫通
値とを有するものであることを特徴とする上記の第1項
記載の方法。
16.回収した共重合体が約1000ppm以下の全灰分含量を有
するものであることを特徴とする上記の第1項記載の方
法。
17.回収した共重合体が約4ppmを超えないチタニウム含
量を有するものであることを特徴とする上記の第1項記
載の方法。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】15ないし90重量%のプロピレンと10ないし
    85重量%のブテン−1とを54℃(130゜F)ないし60℃(1
    4゜F)の温度で両単量体が液相を保つのに十分な反応器
    圧で、この方法への単量体供給量を基準にして0.7ない
    し3.0モル%の水素の存在下に、 (a)(i)8:0.5ないし8:3のモル比で、ハロゲン化マ
    グネシウム担体と三ハロゲン化アルミニウムとを、電子
    供与体を添加することなく、共粉砕し、 (ii)ついで、段階(i)の生成物を、電子供与体を添
    加することなく、ハロゲン化マグネシウム対四ハロゲン
    化チタニウムのモル比が8:0.4ないし8:1となるのに十分
    な量の四ハロゲン化チタニウムと共粉砕することよりな
    る方法により製造した固体触媒成分 および (b)50:1ないし700:1の範囲のAl/Ti比を与えるのに十
    分な量の、各アルキル基に1ないし9個の炭素原子を有
    するトリアルキルアルミニウム助触媒成分 よりなる組成物を触媒として使用して反応させ、そして
    実質的に無定形のプロピレンとブテン−1とのランダム
    共重合体を回収することを特徴とする、実質的にプロピ
    レンとブテン−1とよりなる実質的に無定形の共重合体
    の製造方法。
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