JP2679655B2 - 冗長運転システムの異常判定回路 - Google Patents

冗長運転システムの異常判定回路

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JP2679655B2 JP6315831A JP31583194A JP2679655B2 JP 2679655 B2 JP2679655 B2 JP 2679655B2 JP 6315831 A JP6315831 A JP 6315831A JP 31583194 A JP31583194 A JP 31583194A JP 2679655 B2 JP2679655 B2 JP 2679655B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の電源装置や冷
却装置で構成される冗長運転システムにおいて、異常報
告及び故障台数の判定をする冗長運転システムの異常判
定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冗長運転システムの異常
判定回路は、電源装置の異常/故障検出信号送出回路に
おいて、オープンコレクタ、接点を用い、又は論理I/
Oによって、デジタル信号で電源装置の異常の有無を検
出していた。そして、複数台の電源装置を用いて冗長運
転した場合には、電源装置個々の異常検出信号を別々の
ラインで異常/故障台数判定回路に引き込んで、ある規
定の台数異常の電源装置が故障したか否かを判定してい
た。
【0003】図2は、従来例に係る異常判定回路のブロ
ック図である。図2において、100は異常/故障台数
判定回路であり、この異常/故障台数判定回路100に
複数の異常/故障検出信号送出回路101−1〜101
−nが並列に接続されている。各異常/故障検出信号送
出回路101−1(101−2,〜,101−n)は、
半導体スイッチQ1(Q2,〜,Qn)からなってい
る。そして、各半導体スイッチQ1(Q2,〜,Qn)
のオープンコレクタ102は別々に異常/故障台数判定
回路100に接続され、エミッタ側は連結された状態で
異常/故障台数判定回路100に接続されている。この
ような半導体スイッチQ1(Q2,〜,Qn)のベース
側は図示しない複数の電源装置にそれぞれ接続されてい
る。
【0004】このような構成により、例えば、異常/故
障検出信号送出回路101−1に接続されている電源装
置が異常又は故障になると、アラーム信号が半導体スイ
ッチQ1のベースに流れ、半導体スイッチQ1がオン状
態になる。これにより、異常/故障信号がオープンコレ
クタ102からエミッタ側に流れる。これにより、異常
/故障台数判定回路100でどの電源装置に異常や故障
が生じたかを判定することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の冗長運転システムの異常判定回路では、異常/故障検
出信号送出回路101−1〜101−nの半導体スイッ
チQ1〜Qnのオープンコレクタ102のラインを電源
装置の台数分だけ別々に異常/故障台数判定回路100
に引き込む必要があるので、配線数が多くなり、コスト
アップに繋がるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
もので、配線数を減少させてコストダウンを図った冗長
運転システムの異常判定回路を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の本発明は、電源装置がおのおの接続され
た複数の異常/故障検出信号送出回路と、この異常/故
障検出信号送出回路の出力に基づいて、上記電源装置の
異常又は故障台数を判定する異常/故障台数判定回路と
を備える冗長運転システムの異常判定回路において、各
上記異常/故障検出信号送出回路は、各々接続された上
記電源装置の異常又は故障によってオン又はオフ状態に
なるスイッチと、このスイッチに各々直列に接続され、
1本のラインで上記異常/故障台数判定回路に接続され
た抵抗とを備え、上記異常/故障台数判定回路は、上記
1本のラインと上記スイッチの出力側のラインとの間に
直列に接続された定電圧源及び定抵抗と、上記複数の異
常/故障検出信号送出回路と並列に接続され、上記異常
/故障検出信号送出回路の合成抵抗と上記定抵抗との分
圧比によって生じる検出電圧に基づいて上記電源装置の
異常又は故障台数を判定する台数判定部とを備える構成
としてある。
【0008】請求項2の発明は、上記スイッチを、半導
体スイッチで形成し、上記半導体スイッチのベース側に
上記電源を接続し、コレクタ側に上記抵抗を接続した構
成としてある。
【0009】請求項3の発明は、上記検出電圧をデジタ
ル変換して上記台数判定部に出力するA/D変換器を設
けた構成としてある。
【0010】
【作用】上記冗長運転システムの異常判定回路によれ
ば、幾つかの電源装置が異常又は故障になると、この電
源装置が接続されたスイッチがオン又はオフ状態にな
る。すると、このスイッチに接続され1本のラインで異
常/故障台数判定回路に接続された抵抗の合成抵抗と異
常/故障台数判定回路の定抵抗との分圧比に対応した検
出電圧が台数判定部で検出され、この検出電圧に基づい
て異常又は故障した電源装置の数が判定される。
【0011】請求項2の発明によれば、幾つかの電源装
置が異常又は故障になると、この電源装置が接続された
半導体スイッチがオン又はオフ状態になり、この半導体
スイッチのコレクタ側に接続された抵抗の合成抵抗と異
常/故障台数判定回路の定抵抗との分圧比に対応した検
出電圧が台数判定部で検出される。
【0012】請求項3の発明によれば、合成抵抗と定抵
抗との分圧比に対応した検出電圧が、A/D変換器によ
ってデジタル変換された後、台数判定部に入力される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例の係る冗長運転
システムの異常判定回路を示すブロック図である。図1
において、1は異常/故障台数判定回路であり、この異
常/故障台数判定回路1に、複数の異常/故障検出信号
送出回路2−1〜2−nが1本のオープンコレクタライ
ン3で接続されている。
【0014】各異常/故障検出信号送出回路2−1(2
−2,〜,2−n)は、半導体スイッチQ1(Q2,
〜,Qn)を有しており、この半導体スイッチQ1(Q
2,〜,Qn)のコレクタ側に抵抗R1(R2,〜,R
n)が直列に接続され、エミッタ側がエミッタライン4
に接続されている。このような半導体スイッチQ1(Q
2,〜,Qn)のベース側には、図示しない電源装置が
接続されている。
【0015】これにより、半導体スイッチQ1(Q2,
〜,Qn)の電源装置が異常又は故障すると、電源装置
側からアラーム信号が半導体スイッチQ1(Q2,〜,
Qn)のベースに送られ、半導体スイッチQ1(Q2,
〜,Qn)がオン状態になる。この結果、異常/故障信
号Sが、コレクタ側に抵抗R1(R2,〜,Rn),半導
体スイッチQ1(Q2,〜,Qn)を介して、半導体ス
イッチQ1(Q2,〜,Qn)のオープンコレクタライ
ン3側からエミッタライン4に流れるようになってい
る。
【0016】異常/故障台数判定回路1は、定電圧源V
とこの定電圧源Vの正極側に直列に接続された抵抗Rs
(定抵抗)とを有している。そして、この抵抗Rsの一
端がオープンコレクタライン3に接続され、定電圧源V
の負極側がエミッタライン4に接続されている。さら
に、この異常/故障台数判定回路1には、異常/故障検
出信号送出回路2−1〜2−nと定電圧源V及び抵抗R
sとの間に並列に接続されたA/D変換器10が設けら
れ、このA/D変換器10の出力側に台数判定部11が
設けられている。
【0017】A/D変換器10は、点M,N間に生じる
アナログ電圧Vsを検出し、デジタル変換して、台数判
定部11に出力するようになっている。すなわち、検出
電圧Vsは、コレクタ側に抵抗R1〜Rnと抵抗Rsとの分
圧比となり、半導体スイッチQ1〜Qnの動作状態で変
化する。台数判定部11は、検出電圧Vsから異常又は
故障状態にある電源装置の台数を判定する部分である。
具体的には、故障等した電源装置の台数とそのときの検
出電圧Vsとのテーブルを予め格納しておき、このテー
ブルとA/D変換器10から送られてきた検出電圧Vs
とから故障等した電源装置の台数を判定するようになっ
ている。
【0018】次に、本実施例の動作について説明する。
例えば、2つの異常/故障検出信号送出回路2−1,2
−2の半導体スイッチQ1,Q2に接続されている2つ
の電源装置が異常又は故障した場合には、半導体スイッ
チQ1,Q2がオン状態になり、コレクタ側に抵抗R
1,R2の合成抵抗と抵抗Rsの分圧比に対応した検出電
圧Vsが異常/故障台数判定回路1のA/D変換器10
に入力される。
【0019】このアナログの検出電圧Vsは、A/D変
換器10によってデジタル変換され、台数判定部11に
入力される。デジタルの検出電圧Vsが台数判定部11
に入力されると、上述したテーブルの中からこの検出電
圧Vsに一致する電圧に対応した台数が見つけ出され、
故障等した電源装置の台数が2であると判定される。す
なわち、電源装置の故障台数によって、検出電圧Vsが
異なるので、その検出電圧Vsと一致した電圧に対応し
た台数をテーブルから見つけ出すことにより、故障台数
を判定する。
【0020】このように、本実施例によれば、複数の異
常/故障検出信号送出回路2−1〜2−nを1本のオー
プンコレクタライン3に接続して、電源の故障台数を判
定することができるので、配線数を減少することがで
き、この結果、冗長運転システムの異常判定回路のコス
トダウンを図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の冗長運転システム
の異常判定回路によれば、各異常/故障検出信号送出回
路は、各々接続された電源装置の異常又は故障によって
オン又はオフ状態になるスイッチに直列に接続された全
ての抵抗を、1本のラインで接続し、このラインを異常
/故障台数判定回路に接続した構成となっているので、
ラインの配線数を減少することができ、この結果、冗長
運転システムの異常判定回路のコストダウンを図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の係る冗長運転システムの異
常判定回路を示すブロック図である。
【図2】従来例の係る冗長運転システムの異常判定回路
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 異常/故障台数判定回路 2−1,〜,2−n 異常/故障検出信号送出回路 3 オープンコレクタライン Q1,〜,Qn 半導体スイッチ R1,〜,Rn,Rs 抵抗 10 A/D変換器 11 台数判定部 Vs 検出電圧

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源装置がおのおの接続された複数の異
    常/故障検出信号送出回路と、この異常/故障検出信号
    送出回路の出力に基づいて、上記電源装置の異常又は故
    障台数を判定する異常/故障台数判定回路とを備える冗
    長運転システムの異常判定回路において、 各上記異常/故障検出信号送出回路は、各々接続された
    上記電源装置の異常又は故障によってオン又はオフ状態
    になるスイッチと、このスイッチに各々直列に接続さ
    れ、1本のラインで上記異常/故障台数判定回路に接続
    された抵抗とを備え、 上記異常/故障台数判定回路は、上記1本のラインと上
    記スイッチの出力側のラインとの間に直列に接続された
    定電圧源及び定抵抗と、上記複数の異常/故障検出信号
    送出回路と並列に接続され、上記異常/故障検出信号送
    出回路の合成抵抗と上記定抵抗との分圧比によって生じ
    る検出電圧に基づいて上記電源装置の異常又は故障台数
    を判定する台数判定部とを備える、 ことを特徴とした冗長運転システムの異常判定回路。
  2. 【請求項2】 上記スイッチを、半導体スイッチで形成
    し、 上記半導体スイッチのベース側に上記電源を接続し、コ
    レクタ側に上記抵抗を接続した、 請求項1記載の冗長運転システムの異常判定回路。
  3. 【請求項3】 上記検出電圧をデジタル変換して上記台
    数判定部に出力するA/D変換器を設けた、 請求項1または請求項2記載の冗長運転システムの異常
    判定回路。
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