JP2679609B2 - ドットインパクト式印字ヘッド装置 - Google Patents

ドットインパクト式印字ヘッド装置

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JP2679609B2
JP2679609B2 JP34302393A JP34302393A JP2679609B2 JP 2679609 B2 JP2679609 B2 JP 2679609B2 JP 34302393 A JP34302393 A JP 34302393A JP 34302393 A JP34302393 A JP 34302393A JP 2679609 B2 JP2679609 B2 JP 2679609B2
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JP
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armature
support shaft
spring support
print head
dot impact
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JP34302393A
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繁 木村
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットインパクト式印
字ヘッド装置に係り、とくに電磁駆動によるドットイン
パクト式印字ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドットインパクト式の印字ヘッドにおい
ては、印字ワイヤを支持するアーマチュア54が、図3
〜図4に示すように、ホルダ57に対して棒状のバネ支
軸55を介して連結せしめた構造となっている。具体的
には、アーマチュア54とホルダ57のそれぞれの軸支
部分に透孔(挿通孔)54A,57Aが設けられ、これ
に中央部分に直径の大きい膨径部を有するバネ部材から
なるバネ支軸55が挿通され、中央部がアーマチュア5
4に又両端部がホルダ57に固着されている。
【0003】そして、前述したアーマチュア54は、そ
の膨径部においてホルダ57に対し幾分立ち上がった位
置に固定されている。一方、バネ支軸55は、アーマチ
ュア54の回動支点を成すと共に支持部材を成すことか
ら、その剛性が比較的大きいものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、アーマチュア54が予め別に装備された駆動手段に
よって起伏駆動される際に、そのバネ支軸55は、中央
部がアーマチュア54に又両端部がホルダ57に固着さ
れていることから、そのバネ力に抗して強制的にねじり
負荷を受ける。一方、バネ支軸55は棒状(丸棒)であ
り、しかも膨径部を有しているため、前述したようにそ
の剛性が比較的高く、このため、ねじり負荷が繰り返し
衝撃的に印加されると破損し易いという不都合があっ
た。
【0005】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに印字ワイヤの駆動と共に生じるアーマ
チュアの振動を有効に吸収すると共に、このねじり負荷
が繰り返し衝撃的に印加されてもこれを有効に吸収し得
る耐久性あるドットインパクト式印字ヘッド装置を提供
することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、印字ワイヤ
の一端部を先端部で固定し保持したアーマチュアと、こ
のアーマチュアをその他端部に装備された支軸を介して
起伏回動自在に保持するアーマチュアホルダと、前記ア
ーマチュアを駆動して印字ワイヤの他端部の先端でドッ
ト印字する駆動手段とを備えたドットインパクト式印字
ヘッド装置において、支軸を、ばね部材から成り且つ断
面が十字状のバネ支軸とし、このバネ支軸の両端部をア
ーマチュアホルダに固着すると共に、バネ支軸にアーマ
チュアを固着する、という構成を採っている。これによ
って前述した目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】実際の印字においては、バネ支軸5のバネ力に
抗してアーマチュアの起伏動作即ちバネ支軸5の捩じり
動作が強制的に且つ連続して高速で繰り返し行われる
が、バネ支軸5の断面形状が十字形となっているため、
アーマチュア4の動作によって生じる振動は有効に防止
され、また、同時にばね機能が従来の柱状タイプのもの
に比較して大きくなるので、ねじれ易くなり且つ動作も
安定して破損しにくくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図2に基
づいて説明する。この図1乃至図2に示す実施例は、符
号1は印字ワイヤを示し、符号2は印字ワイヤ1のガイ
ドを示す。印字ワイヤ1は、その一端部がアーム部材3
を介してアーマチュア4に固定されている。アーマチュ
ア4は、支軸を介してアーマチュアホルダ7の起伏回動
可能に固定され支持されている。そして、この支軸は、
捩じられた場合にエネルギの蓄えが可能なばね部材から
成り且つ断面形状が十字状のバネ支軸によって構成され
ている。
【0009】また、符号12は、前述したアーマチュア
4を駆動して印字ワイヤ1の先端でドット印字するため
の駆動コイルを示す。この駆動コイル12は、U字状に
形成されたヨーク13のヨークコア部13Aに装着され
ている。図1において、符号8はベースプレートを示
し、符号9は永久磁石を示す。
【0010】次に、上記実施例の動作を説明する。
【0011】まず、コイル12に通電していない状態で
は、永久磁石9の磁力により、アーマチュア4はヨーク
コア13Aの端面に吸着されている。この場合、バネ支
軸5のアーマチュア4との接続部分が、バネ支軸5の前
述したアーマチュアホルダ7との接続部分に対して、軸
の円周方向に捩じられてアーマチュア4を起伏回動可能
に支持している。このため、この円周方向に捩じられた
バネ支軸5は、前述したように断面十字状となっている
ことから、捩じられてエネルギが蓄えられる。そして、
この時点では、印字ワイヤ1は、アーム3を介してアー
マチュア4と連動しているため、印字ヘッド内部に収納
されている。
【0012】次に、コイル12に通電すると、ヨークコ
ア13Aに流れる永久磁石の磁束が消磁され、アーマチ
ュア4に働いていた磁気吸引力が減少し、バネ支軸5に
蓄えられていたエネルギが解放される。このため、アー
マチュア4は図1中の符号aの方向に回動する。この
時、印字ワイヤ1はアーム3を介してアーマチュア4と
連動するため、図1中の符号bの方向に動作し、リボン
を介して紙面上に打撃してドットの印字を行う。
【0013】再度通電を断ち切ると、再びヨークコア1
3Aに磁束が流れるため、アーマチュア4はヨークコア
13Aに吸引されて元の位置に引き戻される。実際の印
字においては、この一連の動作が高速で繰り返し行われ
るが、バネ支軸5の断面形状が十字形となっているた
め、剛性が柱状部材より低くなり同時にばね機能が大き
くなるので、ねじれ易くなり且つ動作も安定して破損し
にくくなる。即ち、単なる板バネの場合には面に垂直な
方向の曲げ剛性が低くなりアーマチュア4の動作時には
曲げ振動が発生して動作が不安定となるが、これに対し
て断面形状を十字形とすることにより、剛性が適度に増
加され且つ曲げ振動も有効に防止されることから、動作
の安定をはかることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
請求項1では、アーマチュアを回動可能に支持するバネ
支軸の断面形状を十字形にしたので、アーマチュアの動
作を妨げることなく、その振動のみを防止することがで
き、同時に動作の安定を図ることができ、従って破損し
にくく且つ高速印字が可能となるという従来にない優れ
たドットインパクト式印字ヘッド装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】図1におけるバネ支軸部分を示す詳細説明図で
ある。
【図3】従来例におけるバネ支軸部分を示す説明図であ
る。
【図4】図3におけるバネ支軸の装備箇所を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 印字ワイヤ 2 ガイド 3 アーム 4 アーマチュア 5 透孔 6 バネ支軸 7 アーマチュアホルダ 12 駆動コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ワイヤの一端部を先端部で固定し保
    持したアーマチュアと、このアーマチュアをその他端部
    に装備された支軸を介して起伏回動自在に保持するアー
    マチュアホルダと、前記アーマチュアを駆動して印字ワ
    イヤの他端部の先端でドット印字する駆動手段とを備え
    たドットインパクト式印字ヘッド装置において、 前記支軸を、ばね部材から成り且つ断面が十字状のバネ
    支軸と 前記バネ支軸の両端部を前記アーマチュアホル
    ダに固着すると共に、前記バネ支軸に前記アーマチュア
    を固着したことを特徴とするドットインパクト式印字ヘ
    ッド装置。
JP34302393A 1993-12-15 1993-12-15 ドットインパクト式印字ヘッド装置 Expired - Lifetime JP2679609B2 (ja)

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JPH07164646A JPH07164646A (ja) 1995-06-27
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