JP2678421B2 - プッシュプル付き荷役車両 - Google Patents

プッシュプル付き荷役車両

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JP2678421B2
JP2678421B2 JP5182793A JP5182793A JP2678421B2 JP 2678421 B2 JP2678421 B2 JP 2678421B2 JP 5182793 A JP5182793 A JP 5182793A JP 5182793 A JP5182793 A JP 5182793A JP 2678421 B2 JP2678421 B2 JP 2678421B2
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光信 谷平
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プッシュプル付き荷役
車両、特に昇降するフォーク爪に沿ってシートグリッパ
を備えたフェイスを前後方向に移動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プッシュプル付き荷役車両としては次の
ようなものが知られている。すなわち、車体の前部に設
けたマストに沿ってフォーク爪を昇降可能に設け、この
フォーク爪に沿ってシートグリッパを備えたフェイスを
前後方向移動自在に設け、フェイスを前方位置に前進移
動して荷の下に敷いたシートパレットをシートグリッパ
で把持し、フェイスを手前位置に後退移動させながら車
体を前進走行してシートパレットとともに荷をフォーク
爪上に引き込んで荷取り作業し、シートグリッパによる
シートパレットの把持を解放した状態でフェイスを前方
位置に前進移動させながら車体を後退走行させてフォー
ク爪に沿ってシートパレットとともに荷を前方に押し出
して荷置き作業するプッシュプル付き荷役車両。
【0003】かかるプッシュプル付き荷役車両における
フェイスを前後方向に移動する装置としては、実開平2
−142791号公報や実開平2−99899号公報に
示すように、フレーム1に伸縮リンク機構2の基端部を
取付け、その伸縮リンク機構2の先端部にフェイス3を
取付けると共に、伸縮リンク機構2を伸縮する電動モー
タ4を設け、その電動モータ4を作動することで伸縮リ
ンク機構2を伸長、縮少させるようにしたものが知られ
ている。(図1と図2参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかるフェイス移動装
置であると、電動モータ4が邪魔になってオペレータの
前方視界が悪く作業性が劣る。すなわち、図1に示すフ
ェイス移動装置であると伸縮リンク機構2が上下一対の
リンク5,5より成ると共に、電動モータ4が縦向きに
取付けてあるために車体6の運転席7上のオペレータA
の前方視界Bの領域に電動モータ4が位置するので、前
方視界が悪く作業性が劣る。
【0005】また、図2に示すフェイス移動装置である
と一対のリンク5,5が上部中間支点5aと下部中間支
点5bを有する縦向きとなると共に、そのリンク5の上
部中間支点5aに電動モータ4が横向きに取付けてある
ために地上付近での荷役時、つまりフォーク爪8を下降
した状態での荷役時にシートグリッパ9の視認性が悪く
なって作業性が劣る。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたプッシュプル付き荷役車両を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】車体10にフレーム31
を昇降自在に取付け、このフレーム31の下部にフォー
ク爪17を前方に向けて取付け、前記フレーム31の上
部に伸縮リンク機構19を介してフェイス18を前後移
動自在に取付け、そのフェイス18の下部にシートグリ
ッパ22を取付けたプッシュプル付き荷役車両におい
て、前記伸縮リンク機構19を左右一対の車体側リンク
対26,26とフェイス側リンク対30,30を上下で
枢着連結し、その下方の枢着連結部にリンク伸縮用の電
動モータ34を横向きに取付けた構成としたプッシュプ
ル付き荷役車両。
【0008】
【作 用】伸縮リンク機構19の下部に電動モータ3
4が横向きに取付けてあるので、その電動モータ34が
オペレータの前方視界の邪魔にならず前方視界性を向上
できる。
【0009】
【実 施 例】図3に示すように、車体10には駆動兼
操向輪11と従動輪12及び運転席13と操縦部材14
が設けてあると共に、車体10の前部にはマスト15が
図示しないリーチシリンダで前後動自在に設けられ、そ
のマスト15に沿ってフィンガーボード16が昇降可能
に設けてあって、リーチ式フォークリフトを構成し、前
記運転席13は車体10の左右方向中心10aを境とし
て右側に位置している。
【0010】前記フィンガーボード16には図4に示す
ようにフォーク爪17が取付けられ、さらにフェイス1
8が伸縮リンク機構19によって前後方向に移動自在に
設けてあり、そのフェイス18の下部にはシート受け片
20と押え片21とより成るシートグリッパ22が設け
られ、シート受け片20と押え片21との間に荷の下に
敷かれたシートパレットを臨ませ、押え片21を移動し
てシートパレットをシート受け片20と押さえ片21と
で把持するようにしてプッシュプル付き荷役車両を構成
している。
【0011】前記伸縮リンク機構19は図4と図5のよ
うに、車体側第1リンク23と車体側第2リンク24と
をピン25でX字状に連結した左右一対のX字状の車体
側リンク対26と、フェイス側第1リンク27とフェイ
ス側第2リンク28をピン29でX字状に連結した左右
一対のX字状のフェイス側リンク対30とを備え、その
車体側第1リンク23の基端部をフィンガーボード16
に取付けたフレーム31の下部に上下回動自在に支承
し、車体側第2リンク24の基端部を前記フレーム31
の上部に上下摺動及び上下回動自在に支承し、フェイス
側第1リンク27の先端部をフェイス18の下部に上下
回動自在に支承し、フェイス側第2リンク28の先端部
をフェイス18の上部に上下摺動及び上下回動自在に支
承し、車体側第1リンク23の先端部とフェイス側第1
リンク27の基端部を上部横軸32で上下回動自在に連
結し、車体側第2リンク24の先端部に回転自在に支承
した下部横軸33をフェイス側第2リンク28の基端部
に回転しないように嵌合、例えばスプライン嵌合連結し
てある。
【0012】前記左側の車体側第1リンク23の先端寄
り位置には減速機付きの電動モータ34の減速機ケース
35を横向きに取付け、その駆動歯車36を下部横軸3
3の回りに設けた揺動用歯車37に噛合し、電動モータ
34を駆動することで車体側リンク対26とフェイス側
リンク対30が伸縮動作するようにしてある。
【0013】前記フェイス18の背面上部左右には図4
と図6に示すように一対のグリッパー上下動用の電動モ
ータ38がそれぞれ設けられ、その電動モータ38によ
り押え片21を上下動する。例えば、電動モータ38で
ナット部材を回転し、そのナット部材に螺合したネジ杆
を回転しないように支承して押え片21に連結する。
【0014】以上の様であるから、電動モータ34が横
向きで、しかも伸縮リンク機構19の下部横軸33、つ
まり下方寄りに位置となり、車体10の運転席13のオ
ペレータの前方視界の邪魔にならない。特に、電動モー
タ34は軽量コンパクトで高トルクを確保できる交流モ
ータを用いているからより一層前方視界性を向上でき
る。
【0015】図3に示すように、電動モータ34は伸縮
リンク機構19の左側に取付けてあるから、車体10の
右側に設置した運転席13のオペレータの前方視界をよ
り一層向上できるが、図7に示すように車体10の左側
に運転席13が設置してあるカウンター式フォークリフ
トの場合には電動モータ34を伸縮機構19の右側に取
付けることで前方視界をより一層向上できる。
【0017】
【発明の効果】伸縮リンク機構19の下部に電動モータ
34が横向きに取付けてあるので、その電動モータ34
がオペレータの前方視界の邪魔にならず前方視界性を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の側面図である。
【図2】従来例の側面図である。
【図3】本発明の実施例を示す平面図である。
【図4】伸縮リンク機構の側面図である。
【図5】伸縮リンク機構の平面図である。
【図6】伸縮リンク機構の前面図である。
【図7】第2実施例の平面図である。
【符号の説明】
10…車体、17…フォーク爪、18…フェイス、19
…伸縮リンク機構、22…シートグリッパ、26…車体
側リンク対、30…フェイス側リンク対、32…上部横
軸、33…下部横軸、34…電動モータ、36…駆動歯
車、37…揺動用歯車。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体10にフレーム31を昇降自在に取
    付け、このフレーム31の下部にフォーク爪17を前方
    に向けて取付け、前記フレーム31の上部に伸縮リンク
    機構19を介してフェイス18を前後移動自在に取付
    け、そのフェイス18の下部にシートグリッパ22を取
    付けたプッシュプル付き荷役車両において、 前記伸縮リンク機構19を左右一対の車体側リンク対2
    6,26とフェイス側リンク対30,30を上下で枢着
    連結し、その下方の枢着連結部にリンク伸縮用の電動モ
    ータ34を横向きに取付けた構成としたことを特徴とす
    るプッシュプル付き荷役車両。
  2. 【請求項2】 車体側リンク対26を構成する車体側第
    2リンク24とフェイス側リンク対30を構成するフェ
    イス側第2リンク28を下部横軸33で枢着連結し、こ
    の車体側第2リンク24にリンク伸縮用の電動モータ3
    4を横向きに取付け、その出力側に設けた駆動歯車36
    を前記下部横軸33に取付けた揺動用歯車37に噛合し
    た請求項1記載のプッシュプル付き荷役車両。
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