JP2678111B2 - 半導体装置の取り外し方法 - Google Patents

半導体装置の取り外し方法

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JP2678111B2 JP3291262A JP29126291A JP2678111B2 JP 2678111 B2 JP2678111 B2 JP 2678111B2 JP 3291262 A JP3291262 A JP 3291262A JP 29126291 A JP29126291 A JP 29126291A JP 2678111 B2 JP2678111 B2 JP 2678111B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリップチップボンデ
ィング法によって配線基板に接続した半導体装置を、上
記配線基板から取り外すための半導体装置の取り外し方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の実装技術の1つであって、
半田の突起電極(半田バンプ)を利用するフリップチップ
ボンディング法は、リード線を用いず、図3(A)に示す
ように、配線基板33の導体端子35に半導体装置31
が有する半田バンプ32を溶接することにより、半田バ
ンプ32を介して半導体装置31と配線基板33の導体
端子35とを接続する方法である。
【0003】この方法は、端子接続能力が大きく、ま
た、半導体装置の配線基板への実装面積を最小にできる
という特長を有するので、大いに注目されている。
【0004】また、フリップチップボンディング法によ
って配線基板に接続した半導体装置は、配線基板からの
取り外しが容易であり、フリップチップボンディング法
によれば、不良品の半導体装置を良品の半導体装置と交
換することが可能であるという利点もある。
【0005】従来、フリップチップボンディング法によ
って、図3(A)に示すように、配線基板33に取り付け
た半導体装置31が不良品であって、半導体装置31を
配線基板33から取り外す必要があるときには、半導体
装置31に外力を加えることによって、図3(B)に示す
ように、配線基板33から半導体装置31を剥離し、配
線基板33から半導体装置31を取り外すようにしてい
る。36は半田バンプ32の一部であって、上記剥離時
に導体端子35上に残存した薄い半田層である。その
後、図3(C)に示すように、良品の半導体装置37の半
田バンプ38を配線基板33の導体端子35に溶接する
ことによって、良品の半導体装置37を、配線基板33
に取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体装置の取り外し方法では、図3(A)に示す半
導体装置31に外力を加えて、配線基板33から半導体
装置31を剥離したときに、図4に示すように、配線基
板33側の先端付近で破断した半田バンプ32の一部で
ある薄い半田層36だけでなく、半導体装置31の本体
34側の根元付近で破断した半田バンプ32の一部であ
る厚い半田層39が導体端子35上に残存する場合があ
る。このように、半田バンプ32の破断箇所が不均一
で、厚い半田層39が導体端子35に残存していると、
フリップチップボンディング法によって、別の半導体装
置を配線基板33に取り付ける際に、厚い半田層39が
残った導体端子35の所で半田量が過大になり、半田バ
ンプ間の短絡が発生するか、あるいは半田バンプ間の短
絡が発生し易くなって、上記半導体装置の信頼性が低下
するという問題がある。
【0007】もっとも、図3(A)に示すように、導体端
子35と半田バンプ32の接合面積を半導体装置31の
本体34と半田バンプ32の接合面積より小さくするこ
とによって、配線基板33から半導体装置31を剥離し
たときに、半田バンプ32が半導体装置31側の根元付
近で破断することをある程度防止でき、図4に示す厚い
半田層39の発生をある程度防ぐことができる。
【0008】しかし、導体端子35と半田バンプ32の
接合面積を、半導体装置31の本体34と半田バンプ3
2の接合面積より小さくすることは、半導体装置31お
よび配線基板33の設計上の自由度を大きく制限すると
いう問題がある。しかも、今後益々、半導体装置の高密
度化,配線基板の導体端子の微細化が、進行する状況の
中で、更に、上記導体端子と半田バンプとの接合面積を
縮小することは、導体端子と半田バンプの接合部の信頼
性を低下させる大きな要因になるという問題がある。
【0009】そこで、本発明の半導体装置の取り外し方
法の目的は、配線基板の導体端子と半導体装置の半田バ
ンプとの接合面積を縮小させることなく、半導体装置を
剥離した後の配線基板の導体端子に均一な薄い半田層を
残すことができ、配線基板へ別の半導体装置を取り付け
る工程の信頼性を向上できる半導体装置の取り外し方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の半導体装置の取り外し方法
は、配線基板の導体端子に半導体装置の半田の突起電極
を溶接した状態で、少なくとも上記半導体装置と配線基
板の間の空間に、上記突起電極を包み込むように、硬化
時のヤング率が上記半田の突起電極のヤング率よりも大
きな樹脂を満たし、次に、上記樹脂を硬化させ、次に、
上記配線基板の破壊強度および上記樹脂の破壊強度より
も小さな外力によって、上記樹脂と半導体装置を上記配
線基板から剥離することを特徴としている。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、配線基板
の導体端子に半導体装置の半田の突起電極を溶接した状
態で、上記半導体装置を上記配線基板から剥離し、次
に、硬化時のヤング率が上記半田の突起電極のヤング率
よりも大きな樹脂を、上記配線基板の導体端子に残った
半田の突起電極を包み込むように、上記配線基板と突起
電極上に塗布し、次に、上記樹脂を硬化させ、次に、上
記配線基板の破壊強度および上記樹脂の破壊強度よりも
小さな外力によって、上記樹脂を上記配線基板から剥離
することを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、上記樹脂の硬
化時のヤング率は上記半田のヤング率より大きいので、
上記樹脂と半導体装置を上記配線基板から剥離する時
に、上記樹脂は上記半田の突起電極をしっかりと包み込
んだ状態を維持する。このため、上記突起電極は、この
突起電極と配線基板の導体端子との界面付近で破断す
る。したがって、突起電極と導体端子との接合面積を、
突起電極と半導体装置の本体との接合面積よりも小さく
するというデザイン上の制約なしで、上記半導体装置を
剥離した後の配線基板の導体端子に均一な薄い半田層が
残るので、別の半導体装置の半田の突起電極を上記配線
基板の導体端子に良好に溶接することが可能になり、半
導体装置を取り外した後の配線基板へ別の半導体装置を
取り付ける工程の信頼性が向上する。したがって、半導
体装置の交換工程の歩留りを向上できる。
【0013】また、上記発明によれば、突起電極と導体
端子との接合面積を突起電極と半導体装置との接合面積
よりも小さくするというデザイン上の制約の必要がない
ので、デザイン上の自由度が向上する。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、上記樹脂
の硬化時のヤング率は上記半田のヤング率より大きいの
で、上記配線基板の導体端子に残った半田の突起電極を
包み込む樹脂を上記配線基板から剥離する時に、上記樹
脂は、上記導体端子上に残った半田の突起電極のうち、
上記配線基板との界面付近よりも上記半導体装置側で破
断して導体端子上に残った突起電極をしっかりと包み込
んだ状態を維持する。
【0015】このため、上記配線基板の導体端子との界
面付近よりも上記半導体装置側で破断して導体端子上に
残った突起電極は、上記樹脂の剥離時に、この突起電極
と配線基板の導体端子との界面付近で破断する。したが
って、突起電極と導体端子との接合面積を、突起電極と
半導体装置の本体との接合面積よりも小さくするという
デザイン上の制約なしで、上記半導体装置を剥離した後
の配線基板の導体端子に均一な薄い半田層が残るので、
別の半導体装置の半田の突起電極を上記配線基板の導体
端子に良好に溶接することが可能になり、半導体装置を
取り外した後の上記配線基板へ上記別の半導体装置を取
り付ける工程の信頼性が向上する。したがって、半導体
装置の交換工程の歩留りを向上できる。
【0016】また、上記発明によれば、突起電極と導体
端子との接合面積を突起電極と半導体装置との接合面積
よりも小さくするというデザイン上の制約の必要がない
ので、デザイン上の自由度が向上する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0018】請求項1に記載の発明の半導体装置の取り
外し方法の実施例を図1(A)〜(D)を順に参照しながら
説明する。
【0019】(A) 図1(A)に示すように、6mm□の不
良の半導体装置1の半田の突起電極である半田バンプ2
が配線基板3の導体端子5に溶接されている。すなわ
ち、上記半導体装置1は、フリップチップボンディング
法によって、配線基板3に取り付けられている。
【0020】(B) 上記不良半導体装置1を上記配線基
板3から取り外すために、まず、上記半田バンプ2を包
み込むように、上記半導体装置1の本体9と配線基板3
との間の空間に、硬化時のヤング率が上記半田のヤング
率より大きなテフロン系樹脂4を満たす。このとき、図
1(B)に示すように、上記空間外に樹脂4がはみ出して
もよい。
【0021】次に上記テフロン系樹脂4を150℃で約
20分間加熱することで硬化させる。
【0022】上記樹脂4と配線基板5との密着力は、配
線基板3および樹脂4の破壊強度よりも小さな力で配線
基板3から樹脂4を剥離できる程度に弱くしておく。
【0023】(C) 次に、上記半導体装置1に、配線基
板3および樹脂4の破壊強度よりも小さな約4kgfの剪
断力を加えることによって、上記樹脂4と半導体装置1
を上記配線基板3から剥離する。上記樹脂4のヤング率
は、上記半田のヤング率よりも大きいので、上記剥離時
に、上記樹脂4は上記半田バンプ2をしっかりと包み込
んだ状態を維持する。このため、半田バンプ2は、半田
バンプ2と配線基板3の導体端子5との界面付近で破断
する。したがって、半田バンプ2の大部分は半導体装置
1および樹脂4と共に配線基板3から分離し、半田バン
プ2と導体端子5との接合面積を縮小することなく、図
1(C)に示すように、上記不良の半導体装置1を剥離し
た後の配線基板3の各導体端子5に均一な約2〜3μm
の厚さの薄い半田層6のみを残すことができる。
【0024】(D) したがって、この後、図1(D)に示
すように、良品の半導体装置7の半田バンプ8を導体端
子5に良好に溶接できる。したがって、この実施例によ
れば、半田バンプ2と導体端子5との接合面積を半田バ
ンプ2と半導体装置1の本体9との接合面積よりも小さ
くするというデザイン上の制約なしで、不良品の半導体
装置1を取り外した後の配線基板3へ良品の半導体装置
7を取り付ける工程を信頼性の高いものにできる。した
がって、半導体装置の交換工程の歩留りが向上する。
【0025】次に、請求項2に記載の発明の実施例を図
2(A)〜(E)を順に参照しながら説明する。
【0026】(A) 図2(A)に示すように、6mm□の不
良の半導体装置11の半田の突起電極である半田バンプ
12が配線基板13の導体端子15に溶接されている。
つまり、半導体装置11は、フリップチップボンディン
グ法によって、配線基板13に取り付けられている。
【0027】(B) 次に、上記半導体装置11に剪断力
を加えることによって、図2(B)に示すように、半導体
装置11を配線基板13から剥離する。この剥離時に、
上記半田バンプ12は、配線基板13側の先端付近で破
断するものと、半導体装置11の本体20側の根元付近
で破断するものとがある。
【0028】したがって、上記剥離後に、上記配線基板
13は、半田バンプ12の一部である厚さ約2μm〜3
μmの薄い半田層16が残った導体端子15と、同じく
半田バンプ12の一部である厚い半田層19が残った導
体端子15との両方が存在する。
【0029】(C) 次に、図2(C)に示すように、上記
配線基板13上に不均一に残った半田バンプ12の一部
である半田層16,19を包み込むように、上記配線基
板13および半田層16,19上に、硬化時のヤング率
が半田のヤング率より大きなテフロン系樹脂14を塗布
する。
【0030】次に、上記樹脂14を150℃で約20分
間加熱して、硬化させる。ここで、上記樹脂14と配線
基板13との密着力は、配線基板13および樹脂14の
破壊強度よりも小さな力で配線基板3から樹脂4を剥離
できる程度に弱くしておく。
【0031】(D) 次に、配線基板13および樹脂14
の破壊強度よりも小さな約4kgfの剪断力によって、樹
脂14を配線基板13から剥離する。
【0032】上記樹脂14の硬化時のヤング率は、上記
半田のヤング率よりも大きいので、上記剥離時に、上記
樹脂14は上記導体端子15上に残った半田バンプ12
の一部である厚い半田層19をしっかり包み込んだ状態
を維持する。このため、上記厚い半田層19は、厚い半
田層19と導体端子15との界面付近で破断する。した
がって、図2(D)に示すように、上記配線基板13の各
導体端子15上に均一な約2〜3μmの厚さの薄い半田
層16のみを残すことができる。
【0033】(E) したがって、この後、図2(E)に示
すように、良品の半導体装置17の半田バンプ18を導
体端子15に良好に溶接できる。したがって、この実施
例によれば、不良品の半導体装置11を取り外した後の
配線基板13へ良品の半導体装置17を取り付ける工程
を信頼性の高いものにできる。しかも、この実施例で
は、半田バンプ12と導体端子15との接合面積を、半
田バンプ12と半導体装置11の本体20との接合面積
よりも小さくするというデザイン上の制約が不必要であ
り、デザイン上の自由度が増す。
【0034】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1に記載の発明は、配線基板の導体端子に半導体装置の
半田の突起電極を溶接した状態で、少なくとも上記半導
体装置と配線基板の間の空間に、上記突起電極を包み込
むように、硬化時のヤング率が上記半田の突起電極のヤ
ング率よりも大きな樹脂を満たし、上記樹脂を硬化させ
るので、上記樹脂と半導体装置を上記配線基板から剥離
する時に、上記樹脂は上記半田の突起電極をしっかりと
包み込んだ状態を維持する。このため、上記突起電極
は、この突起電極と配線基板の導体端子との界面付近で
破断する。したがって、突起電極と導体端子との接合面
積を、突起電極と半導体装置の本体との接合面積よりも
小さくするというデザイン上の制約なしで、上記半導体
装置を剥離した後の配線基板の導体端子に均一な薄い半
田層が残すことができる。したがって、上記発明によれ
ば、別の半導体装置の半田の突起電極を上記配線基板の
導体端子に良好に溶接することが可能になり、半導体装
置を取り外した後の上記配線基板へ上記別の半導体装置
を取り付ける工程の信頼性を向上できる。したがって、
半導体装置の交換工程の歩留りを向上できる。
【0035】また、上記発明によれば、突起電極と導体
端子との接合面積を突起電極と半導体装置の本体との接
合面積よりも小さくするというデザイン上の制約の必要
がないので、デザイン上の自由度が向上する。
【0036】請求項2に記載の発明は、配線基板の導体
端子に半導体装置の半田の突起電極を溶接した状態で、
上記半導体装置を上記配線基板から剥離し、次に、硬化
時のヤング率が上記半田の突起電極のヤング率よりも大
きな樹脂を、上記配線基板の導体端子に残った半田の突
起電極を包み込むように、上記配線基板と突起電極上に
塗布し、上記樹脂を硬化させるので、上記配線基板の導
体端子に残った半田の突起電極を包み込む樹脂を上記配
線基板から剥離する時に、上記樹脂は、上記導体端子上
に残った半田の突起電極のうち、上記配線基板との界面
付近よりも上記半導体装置の本体側で破断した突起電極
をしっかりと包み込んだ状態を維持する。
【0037】このため、上記配線基板の導体端子との界
面付近よりも上記半導体装置の本体側で破断した突起電
極は、この突起電極と配線基板の導体端子との界面付近
で破断する。したがって、突起電極と導体端子との接合
面積を、突起電極と半導体装置の本体との接合面積より
も小さくするというデザイン上の制約なしで、上記半導
体装置を剥離した後の配線基板の導体端子に均一な薄い
半田層を残すことができる。したがって、別の半導体装
置の半田の突起電極を上記配線基板の導体端子に良好に
溶接することができ、半導体装置を取り外した後の上記
配線基板へ上記別の半導体装置を取り付ける工程の信頼
性を向上できる。したがって、半導体装置の交換工程の
歩留りを向上できる。
【0038】また、上記発明によれば、突起電極と導体
端子との接合面積を突起電極と半導体装置の本体との接
合面積よりも小さくするというデザイン上の制約の必要
がないので、デザイン上の自由度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に記載の発明の実施例を説明する工
程図である。
【図2】 請求項2に記載の発明の実施例を説明する工
程図である。
【図3】 従来例の半導体装置の取り外し方法を説明す
る工程図である。
【図4】 破断した半田の突起電極が半導体装置の導体
端子上に残存した状態を示す図である。
【符号の説明】
1,11,31 半導体装置 2,12,18,32,38 半田バンプ 3,13,33 配線基板 4,14 樹脂 5,15,35 導体端子 6,16,36 薄
い半田層 19,39 厚い半田層 9,20,34 半
導体装置の本体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−25145(JP,A) 特開 昭61−168233(JP,A) 特開 昭61−255032(JP,A) 特開 昭63−201627(JP,A) 特開 平1−209736(JP,A) 特開 平4−254345(JP,A) 特開 平4−257240(JP,A) 特開 平4−318947(JP,A) 特開 平4−326536(JP,A) 特開 平5−109838(JP,A) 実開 平2−146440(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板の導体端子に半導体装置の半田
    の突起電極を溶接した状態で、少なくとも上記半導体装
    置と配線基板の間の空間に、上記突起電極を包み込むよ
    うに、硬化時のヤング率が上記半田の突起電極のヤング
    率よりも大きな樹脂を満たし、 次に、上記樹脂を硬化させ、 次に、上記配線基板の破壊強度および上記樹脂の破壊強
    度よりも小さな外力によって、上記樹脂と半導体装置を
    上記配線基板から剥離することを特徴とする半導体装置
    の取り外し方法。
  2. 【請求項2】 配線基板の導体端子に半導体装置の半田
    の突起電極を溶接した状態で、上記半導体装置を上記配
    線基板から剥離し、 次に、硬化時のヤング率が上記半田の突起電極のヤング
    率よりも大きな樹脂を、上記配線基板の導体端子に残っ
    た半田の突起電極を包み込むように、上記配線基板と突
    起電極上に塗布し、 次に、上記樹脂を硬化させ、 次に、上記配線基板の破壊強度および上記樹脂の破壊強
    度よりも小さな外力によって、上記樹脂を上記配線基板
    から剥離することを特徴とする半導体装置の取り外し方
    法。
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