JP2677788B2 - 電子選局装置 - Google Patents

電子選局装置

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JP2677788B2 JP61279805A JP27980586A JP2677788B2 JP 2677788 B2 JP2677788 B2 JP 2677788B2 JP 61279805 A JP61279805 A JP 61279805A JP 27980586 A JP27980586 A JP 27980586A JP 2677788 B2 JP2677788 B2 JP 2677788B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子的な選局装置にかかわり、特にマイ
クロコンピュータを備えているVTRに好適な電子選局装
置に関するものである。 〔発明の概要〕 本発明は、受信電波を選択する電子選局装置を備えて
いる電子機器において、映像中間周波数を周波数検波し
た信号(AFT信号)によって前記電子選局装置を制御す
る際に、マイクロコンピュータ等からなる選局制御部に
よって前記AFT信号を垂直同期信号の期間内で取り込む
ように制御し、所望の電波の同調状態を得ることを特徴
とするものである。そのため、電子機器全体の各種の制
御を垂直同期信号に同期して行わせるようにした際に、
同調動作が確実に、かつ、短時間に行わせることができ
る。 〔従来の技術〕 デジタルチューニング方式を採用している電子機器で
ある例えば、磁気記録再生装置(VTR)や,高機種のラ
ジオカセット装置等では、操作回路を系統的に処理する
ために、複数個の独立したマイクロコンピュータ(CP
U)を使用し、電子機器の各種制御が系統的に行われる
ようにすると共に、タイマー機能,プリセット機能等が
容易に行われるようになされている。 第5図はかかるマイクロコンピュータ制御を採用した
VTRのブロック図を示したもので、1はマスター制御部
(M−CPU)、2,3,4‥‥‥nはテープデッキのメカニカ
ル制御を行わせるためのメカニカル制御部(S・CPU
2)、時計機能を持ったタイマー制御部(S・CPU3)、
電子チューニングを行うチューナ制御部(S・CPU4)、
その他の各種の制御部(S・CPUn)を示す。 マスター制御部,又はモードコンピュータ1(M−CP
U)は複数個の制御用のマイクロコンピュータ、すなわ
ちスレーブコンピュータ(S・CPU2,S・CPU3,S・CPU4,
‥‥‥S・CPUn)に対して操作情報に応じて駆動命令を
出力するものであり、各スレーブマイコン(S・CPU1〜
n)には第6図に示すように時分割のチップセレクタ信
号▲▼(1)‥‥‥▲▼(n)が出力されてい
る。 そして、各スレーブマイクロコンピュータ(S・CPU1
〜n)は、このチップセレクタ信号CS(1)‥‥‥CS
(n)で指定されたタイミングでマスターマイクロコン
ピュータ(M・CPU)とデータ通信が行われるように制
御される。 このデータ通信はバスライン5を介して時分割的に行
われ、例えば、マスターコンピュータ(M・CPU)が選
局命令を出力するときは、チップセレクタ信号CS(3)
が“L"レベルとなったときキー又はリモートコントロー
ル装置から入力された受信チャンネルの選局データをバ
スライン5を介してチューナ制御部であるS・CPU4に送
出される。そして、図示されていないが、チューナ制御
部に接続されている電子同調装置を所望チャンネルの受
信状態に制御する。 第7図はチューナマイクロコンピュータであるS・CP
U4による自動チューニング方式の概要を示したもので、
6はチューナ制御部4から出力されるパルス幅変調(PW
M)された同調信号Ptの平均直流電圧を出力するローパ
スフィルタ、7はバリキャップ等で局部発振周波数が制
御されるチューナ部、8は中間周波数f0(58.75MHZ)を
増幅するIFアンプ、9はAFT信号を作る周波数検波器で
ある。 このような自動チューニング方式によると、チューナ
制御部4に選局チャンネルデータが入力されると、この
選局チャンネルに対応したチューニングデータがメモリ
4Aから読み出され、チューナ制御部4から指定されチャ
ンネルを選局するための同調信号(PWM)Ptが出力され
てローパスフィルタ6に入力され、チューナ部7の局部
発振周波数を制御する。 そして、所望の受信電波に対して所定の中間周波数f0
がIFアンプ8から出力されることになるが、最初に出力
される同調信号Ptによって同調点が得られないときは、
周波数検波器9からのAFT信号がチューナ制御部4にフ
ィードバックされ、このAFT信号によって同調信号Pt
パルス幅tが変化するように制御される。 しがたって、AFT信号により常に最良の同調点でチュ
ーニング操作が行われる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、映像搬送波信号VSは第8図に示すように一
般に負変調方式が採用されており、白レベルの多い画面
では映像搬送信号VSのレベルが垂直同期信号VDの部分に
比較してかなり小さくなる。 したがって、中間周波数に変換され映像搬送波信号を
周波数検波したAFT信号のレベルも映像搬送波信号のレ
ベル、つまり、画面情報に対応して変化することにな
り、図示したように白部分の多い画面ではAFT信号の検
出レベルが低下する。そのため、比較レベルE1,E2で離
調度を検出すると、同一の離調点でも画面によって同一
レベルのAFT信号が得られないという問題がある。 特に、IFアンプから出力される信号の振幅が小さい場
合はAFT信号の検出感度の変動によって、最悪の場合は
プリセット時に放送電波が受信されていても誤り判定に
よりジャストチューニングができないという問題があ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、かかる問題点を解消することを目的とし
てなされたもので、チューニング用の制御部の動作が垂
直同期信号に同期して行われるようにすると共に、AFT
信号の検出が垂直同期信号の期間内に行われるように制
御する。 〔作用〕 マスター制御部(M・CPU)から垂直同期信号の周期
でチューナ制御部にチップセレクタ信号CSを供給してお
き、選局命令が垂直同期信号と同期して供給されるよう
にしてあるので、チューナ制御部は、常に、垂直同期信
号に同期して信号処理を行うと共に、離調度を示すAFT
信号が垂直同期信号期間内で得られるように制御するこ
とによって、常に、検出レベルの高いAFT信号によりチ
ューニング動作を行わせることができる。 〔実施例〕 第1図は本発明のチューナマイコンを使用した電子選
局装置のブロック図を示したもので、10はスレーブマイ
クロコンピュータ(S・CPU)で構成されている選局制
御部、20はチューナ部を示す。 チューナ部20には、良く知られているようにRFアンプ
21a,周波数変換器21b,局部発振器21c,及びバリキャップ
等によって電子的に同調を行うことができる共振部21d
からなる選局回路21を設け、さらに、中間周波数増幅器
(IFアンプ)22を介して図示されない映像信号処理ブロ
ックに出力される。又、AFT信号を検出するため映像搬
送波増幅アンプ23,リミター24,周波数検波器25,DCアン
プ26,ローパスフィルタ27,及びウィンドコンパレータ28
が設けられている。 なお、29は選局制御部10から出力されるPWM同調信号
をアナログ信号に変換するローパスフィルタを示す。 次に、上記のブロック図によって電子同調の動作を、
第2図の波形図を参照して説明する。 前述したようにマスター制御部(M・CPU)1から
は、各スレーブ制御部(S・CPU−n)に対してチップ
セレクタ信号CS(1〜n)が時分割的に供給されるが、
このチップセレクタ信号CSのタイミングは映像搬送波VS
と同期的に出力するようにする。 したがって、各スレーブ制御部C・CPU1〜nはNTSC方
式で16.6ms,PAL方式で20msの周期でマスター制御部(M
・CPU)と信号のやり取りを行う機会が与えられる。 今、選局制御部10のチップセレクタ信号CS4が第2図
の波形図に示されるようなタイミングで供給されると、
時点T1でマスター制御部からバスライン(SI)を通じて
選局命令Aが選局制御部10に入力される。選局制御部10
はこの選局命令Aのチャンネルデータに基づいてメモリ
11から選択された例えば12チャンネルのデータを読み出
し、そのデータに基づいたパルス幅のPWM同調信号をロ
ーパスフィルタ29に供給し、パルス幅に対応するアナロ
グ信号を共振部21dに供給する。そして、時点T2−T3
で12チャンネルの受信状態になるようにチューナ部のチ
ャンネル切換処理Bを行うが、この選局動作がジャスト
チューニングでないときは、IFアンプ22の映像搬送波信
号周波数f0を検出している周波数検波器25から離調度に
応じたAFT信号が検出される。そして、このAFT信号はウ
ィンドコンパレータ28において所定レベルより+側にあ
るか、−側にあるかが判断され、その出力がAFT制御信
号として選局制御部10に帰還される。 選局制御部10はこのAFT制御信号の極性及びレベルを
検出して後述するフローチャートに示されるような信号
処理を行い、再びジャストチューニング状態に近づくPW
M同調信号をローパスフィルタ29に供給し、完全な同調
点(水平同期信号のレベルが充分かどうかで判定され
る)となるように制御する。 ところで、本発明の電子選局装置の場合は、第2図に
示すように検出されたAFT信号の取り込みタイミングC
が垂直同期信号VDの期間内になるように待ち時間DT(x
・ms)が付加されるようになされている。 このような待ち時間DTは選局制御部10のタイマー機
構,又はデータの取り込みタイミング信号の制御によっ
て設定され、例えば、チップセレクタ信号CS4のタイミ
ング,及び選局制御部10の信号処理時間を考慮して垂直
同期信号期間にAFT信号が選局制御部10の制御信号とな
るように設定される。 垂直同期信号期間に取り込まれたAFT制御信号は前述
したように映像搬送波信号における画像情報に影響され
ることなく一定の、しかも最大の検出感度で得られたも
のであるから、本発明の電子選局装置では、チューナ部
20のジャストチューニングが確実に、かつ、早い時間で
達成されることになる。 又、本発明の場合は、その他のスレーブ制御部(S・
CPU1,S・CPU−2‥‥‥S・CPU−n)も垂直同期のタイ
ミングで動作するため、特に、メカニカル制御部,タイ
マー機能等の制御回路が安定した動作となり都合が良い
というメリットも付加される。 第3図は選局制御部10が行うチューニングのためのフ
ローチャートを示したものである。 このフローチャートにおいて、電源オンのスタート直
後は選局制御部がリセットされ、プログラムが起動され
る。すなわち、各種メモリ,入出力ポート等の初期設定
が行われ、次に(101)でパワーオフ時のチャンネルデ
ータを読み出す。 そして、マスター制御部からのチップセレクト信号
(CS)を待ち(102)、このチップセレクト信号(CS)
が入力されるとマスター制御部とチューナ制御部の通信
が可能になり(103)、ここで、選局データが送信され
てくると、メモリから所望のデータを読み出して選局処
理(104)が行われる。なお、制御命令がメモリの書き
込み,読み出し等の場合は時間がかかるのでチップセレ
クタ待ち(102)に戻る。そして、AFT信号の検出(10
5)が行われるが、この検出は一点鎖線で示されている
ように、まず、タイマがx・ms(x・msは選局の処理の
終了時点から、映像信号のV−SYNCが入力されるまでの
時間である)をカウントしたのちAFT制御信号を取り込
み、このときにAFT制御信号があれば、後述する選局フ
ローチャートによりジャストチューニング動作を行わせ
る。 又、AFT信号が検出されないときは、例えば10ms後に
チップセレクト信号待ちの状態(102)に戻す。 第4図はAFT制御信号によって微同調動作を行う際の
フローチャートを示したものである。 なお、この微同調動作は、一般的なものであり詳細な
説明を省略するが、最終的に水平同期信号をチェックし
て、この信号が正規のレベルとなったときはジャストチ
ューニングが完了したものとし、選局動作を終了する。 〔発明の効果〕 本発明の電子選局装置は上述したようにマイクロコン
ピュータで構成されている選局制御部が垂直同期信号の
タイミングで動作するようにすると共に、選局動作のた
めのAFT制御信号の取り込みが、垂直同期信号の期間内
に行われるように構成されているので、電子機器全体の
制御系が系統的に行われると共に、選局動作時に、常に
最良のAFT制御信号を検出しながらジャストチューニン
グを行うことができるという効果がある。 そのため、画像の変化に影響されず、かつ、IFアンプ
の特性が多少悪い場合でも確実に、かつ、短時間でジャ
ストチューニングを行わせることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の概要を示すブロック図、第2図は映像
搬送波と,チップセレクタ信号,及び選局制御部の動作
を示すタイミング波形図、第3図及び第4図は選局のた
めのフローチャート、第5図は電子機器の制御系を示す
ブロック図、第6図は制御タイミング波形図、第7図は
選局動作の説明のためのブロック図、第8図はAFT信号
の検出感度を説明するための波形図である。 図中、10は選択制御部、11はメモリ、20はチューナ部、
21は選局部、25は周波数検波器、28はウィンドコンパレ
ータを示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.映像中間周波数信号を検波することによりAFT制御
    信号を検出し、前記AFT制御信号によりチューナ部を最
    適な受信状態にコントロールすることができる選局制御
    部を備えている電子選局装置において、 マスター制御部から垂直同期信号の周期で、かつ、決め
    られたタイミングで選局制御部にチップセレクタ信号が
    供給されており、選局命令を前記チップセレクタ信号に
    同期して前記選局制御部に供給すると共に、 前記選局命令に基づいた前記チューナ部の選局動作によ
    り出力される前記AFT制御信号を、前記垂直同期信号に
    後続する映像信号の垂直同期信号期間内で検出するよう
    に制御することを特徴とする電子選局装置。
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