JPH11355865A - リモコン信号解析装置 - Google Patents
リモコン信号解析装置Info
- Publication number
- JPH11355865A JPH11355865A JP15706198A JP15706198A JPH11355865A JP H11355865 A JPH11355865 A JP H11355865A JP 15706198 A JP15706198 A JP 15706198A JP 15706198 A JP15706198 A JP 15706198A JP H11355865 A JPH11355865 A JP H11355865A
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- Japan
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- remote control
- control signal
- unit
- input device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のリモコン受信部からのリモコン信号を
簡易に処理する手段を提供する。 【解決手段】 リモコン受信部１１ａ、１１ｂからの入
力信号Ｓ１、Ｓ２を、ＭＰＵ１４でリモコン信号解析処
理部１５ｂの手順により解析する。あるタイミングで、
第一の入力信号Ｓ１を入力切換部１２で切り換えて入力
して監視・解析を開始するとともに、第二の入力信号Ｓ
２を記憶部１３に記憶し始める。入力信号Ｓ１は外来ノ
イズのとき、正規のリーダコードが検知できず、次のタ
イミングで記憶部１３に記憶した第二の入力信号Ｓ３を
読み出して、その先頭から解析する。この場合には、正
規のリモコン信号のリーダコードを検知でき、その後に
続く各コードを解析して、最終的に制御コードを得る。
第二の入力信号で正規のトレーラを検知したら、記憶部
１３への記憶を停止するとともに、記憶部１３を消去
し、次のリモコン信号の入力に備える。
簡易に処理する手段を提供する。 【解決手段】 リモコン受信部１１ａ、１１ｂからの入
力信号Ｓ１、Ｓ２を、ＭＰＵ１４でリモコン信号解析処
理部１５ｂの手順により解析する。あるタイミングで、
第一の入力信号Ｓ１を入力切換部１２で切り換えて入力
して監視・解析を開始するとともに、第二の入力信号Ｓ
２を記憶部１３に記憶し始める。入力信号Ｓ１は外来ノ
イズのとき、正規のリーダコードが検知できず、次のタ
イミングで記憶部１３に記憶した第二の入力信号Ｓ３を
読み出して、その先頭から解析する。この場合には、正
規のリモコン信号のリーダコードを検知でき、その後に
続く各コードを解析して、最終的に制御コードを得る。
第二の入力信号で正規のトレーラを検知したら、記憶部
１３への記憶を停止するとともに、記憶部１３を消去
し、次のリモコン信号の入力に備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の前後等
に備えた複数のリモコン受信部からのリモコン信号を入
力して、電子機器を制御するリモコン信号を簡易に処理
するリモコン信号入力装置に関する。
に備えた複数のリモコン受信部からのリモコン信号を入
力して、電子機器を制御するリモコン信号を簡易に処理
するリモコン信号入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】テレビやＶＴＲ等の電子機器では、赤外
線等によるリモコンにより遠隔制御することができるよ
うにするのが一般的である。また、液晶プロジェクタ等
では、機器の前後等に複数のリモコン受信部を設けて、
どの方向からでも制御できるようにする場合がある。図
３は、リモコン制御に使用するリモコン信号を説明する
ための、（Ａ）リモコン信号フォーマット、（Ｂ）リー
ダコード部の波形、（Ｃ）ディジタルデータ「０」の波
形、（Ｄ）ディジタルデータ「１」の波形、（Ｅ）トレ
ーラ部の波形の１例の概念図である。例えば、３８ｋＨ
ｚの赤外線キャリアで振幅変調されたリモコン伝送信号
を、フォトダイオード等からなるリモコン受信部で受信
して、ローパスフィルタ等で「１」、「０」の２値信号
からなるリモコン信号を得る。リモコン信号フォーマッ
ト３１は、リモコン信号の始まりを表すリーダコード３
１ａと、機器のメーカを表す２バイトのメーカコード３
１ｂと、１バイトのパリティコード３１ｃと、製品種別
等を表す２バイトのカスタムコード３１ｄと、機器を制
御する１バイトの制御コード３１ｅと、リモコン信号の
終了を示すトレーラ３１ｆ等からなる。そして、リーダ
コード３１ａの波形は、８Ｔの「１」の部分３１ａａ
と、４Ｔの「０」の部分３１ａｂからなる。なお、Ｔは
リモコン信号の時間単位を表し、例えば０．４１ｍｓｅ
ｃの期間である。また、制御コード等を表すディジタル
データの「０」３２は、１Ｔの「１」３２ａと１Ｔの
「０」３２ｂで、ディジタルデータの「１」３３は、１
Ｔの「１」３３ａと３Ｔの「０」３３ｂで表される。さ
らに、リモコン信号の終了を示すトレーラ３１ｆは、１
Ｔの「１」３１ｆａと１９．５Ｔ以上に「０」３１ｆｂ
から構成される。
線等によるリモコンにより遠隔制御することができるよ
うにするのが一般的である。また、液晶プロジェクタ等
では、機器の前後等に複数のリモコン受信部を設けて、
どの方向からでも制御できるようにする場合がある。図
３は、リモコン制御に使用するリモコン信号を説明する
ための、（Ａ）リモコン信号フォーマット、（Ｂ）リー
ダコード部の波形、（Ｃ）ディジタルデータ「０」の波
形、（Ｄ）ディジタルデータ「１」の波形、（Ｅ）トレ
ーラ部の波形の１例の概念図である。例えば、３８ｋＨ
ｚの赤外線キャリアで振幅変調されたリモコン伝送信号
を、フォトダイオード等からなるリモコン受信部で受信
して、ローパスフィルタ等で「１」、「０」の２値信号
からなるリモコン信号を得る。リモコン信号フォーマッ
ト３１は、リモコン信号の始まりを表すリーダコード３
１ａと、機器のメーカを表す２バイトのメーカコード３
１ｂと、１バイトのパリティコード３１ｃと、製品種別
等を表す２バイトのカスタムコード３１ｄと、機器を制
御する１バイトの制御コード３１ｅと、リモコン信号の
終了を示すトレーラ３１ｆ等からなる。そして、リーダ
コード３１ａの波形は、８Ｔの「１」の部分３１ａａ
と、４Ｔの「０」の部分３１ａｂからなる。なお、Ｔは
リモコン信号の時間単位を表し、例えば０．４１ｍｓｅ
ｃの期間である。また、制御コード等を表すディジタル
データの「０」３２は、１Ｔの「１」３２ａと１Ｔの
「０」３２ｂで、ディジタルデータの「１」３３は、１
Ｔの「１」３３ａと３Ｔの「０」３３ｂで表される。さ
らに、リモコン信号の終了を示すトレーラ３１ｆは、１
Ｔの「１」３１ｆａと１９．５Ｔ以上に「０」３１ｆｂ
から構成される。
【０００３】このようなリモコン信号フォーマットから
なるリモコン信号の解析は、一般に以下のように行われ
る。 （１）正しいリーダコードか？ （２）メーカコードは正しいか？（自社製品向けか？） （３）パリティは正しいか？ （４）カスタムコードは正しいか？（商品分野などのコ
ードは自機向けか？） （５）制御コードは何か？規定のコマンドか？ （６）トレーラの期間は正しいか？ 等を解析して、すべての条件が満たされるたとき、その
制御コードを正しいコードをして処理する。なお、この
ような解析には、従来は一般に、リモコン信号のレベル
の「０」「１」の間隔を計測することによりディジタル
データの「０」「１」等の検出をして行っている。
なるリモコン信号の解析は、一般に以下のように行われ
る。 （１）正しいリーダコードか？ （２）メーカコードは正しいか？（自社製品向けか？） （３）パリティは正しいか？ （４）カスタムコードは正しいか？（商品分野などのコ
ードは自機向けか？） （５）制御コードは何か？規定のコマンドか？ （６）トレーラの期間は正しいか？ 等を解析して、すべての条件が満たされるたとき、その
制御コードを正しいコードをして処理する。なお、この
ような解析には、従来は一般に、リモコン信号のレベル
の「０」「１」の間隔を計測することによりディジタル
データの「０」「１」等の検出をして行っている。
【０００４】しかし、１つの機器に複数のリモコン受信
部がある場合に同様の処理を行うと以下のような問題が
生ずる。すなわち、上記のような処理を１つのマイコン
で行うこととすると、２値信号からなるリモコン信号を
実時間で解析する必要があり、０．１秒単位の長時間に
渡り解析が連続するため、複数入力の１つを解析中に他
方の解析ができなくなる。例えば図４の２つのリモコン
受信部からの（Ａ）第一の入力信号、（Ｂ）第二の入力
信号の例に示すように、２つのリモコン受信部からの入
力信号が、第一の入力信号４１が外来ノイズで、第二の
入力信号４２が正規リモコン信号となる場合を考える。
先ず、第一の入力信号の監視中にタイミングｔ１で第一
の入力信号４１の変動を検知すると、入力信号の解析を
開始する。しかし、正規のリーダコードが検知でいない
ため、タイミングｔ２で第一の入力信号４１の解析を中
断して、第二の入力信号４２の監視・解析に移行する。
しかし、タイミングｔ２では、リーダコードの途中とな
るため、第二の入力信号４２での正規のリーダコードが
検知できずに、タイミングｔ３で、第一の入力信号４１
の監視・解析に戻る。タイミングｔ４で第一の入力信号
の解析を開始するが、状況が上記と変わらず。タイミン
グｔ５で第一、タイミングｔ６で第二の入力信号の監視
・解析と遷移し、結局正規のリモコン信号である第二の
リモコン信号を正しく解析する事ができない結果とな
る。このような問題を回避するために、従来は、マルチ
マイコンの採用や、リアルタイム・マルチタスク処理Ｏ
Ｓを利用して複数入力をリアルタイム処理をするなどが
必要となり、高度のハード・ソフトを必要とするという
問題が有った。
部がある場合に同様の処理を行うと以下のような問題が
生ずる。すなわち、上記のような処理を１つのマイコン
で行うこととすると、２値信号からなるリモコン信号を
実時間で解析する必要があり、０．１秒単位の長時間に
渡り解析が連続するため、複数入力の１つを解析中に他
方の解析ができなくなる。例えば図４の２つのリモコン
受信部からの（Ａ）第一の入力信号、（Ｂ）第二の入力
信号の例に示すように、２つのリモコン受信部からの入
力信号が、第一の入力信号４１が外来ノイズで、第二の
入力信号４２が正規リモコン信号となる場合を考える。
先ず、第一の入力信号の監視中にタイミングｔ１で第一
の入力信号４１の変動を検知すると、入力信号の解析を
開始する。しかし、正規のリーダコードが検知でいない
ため、タイミングｔ２で第一の入力信号４１の解析を中
断して、第二の入力信号４２の監視・解析に移行する。
しかし、タイミングｔ２では、リーダコードの途中とな
るため、第二の入力信号４２での正規のリーダコードが
検知できずに、タイミングｔ３で、第一の入力信号４１
の監視・解析に戻る。タイミングｔ４で第一の入力信号
の解析を開始するが、状況が上記と変わらず。タイミン
グｔ５で第一、タイミングｔ６で第二の入力信号の監視
・解析と遷移し、結局正規のリモコン信号である第二の
リモコン信号を正しく解析する事ができない結果とな
る。このような問題を回避するために、従来は、マルチ
マイコンの採用や、リアルタイム・マルチタスク処理Ｏ
Ｓを利用して複数入力をリアルタイム処理をするなどが
必要となり、高度のハード・ソフトを必要とするという
問題が有った。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、複数のリモコン受信部からのリモ
コン信号を簡易に処理する手段を提供することを目的と
する。
鑑みなされたもので、複数のリモコン受信部からのリモ
コン信号を簡易に処理する手段を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】電子機器の前後等に備え
た複数のリモコン受信部からのリモコン信号を入力し
て、リモコンから伝送される制御コードを解析して復元
する解析部を備えたリモコン信号入力装置において、リ
モコン信号をサンプリングして記憶する記憶部と、その
記憶部の書き込み、読み出し及び消去等の制御を行う記
憶制御部を設け、複数のリモコン受信部で受信するリモ
コン信号を単独の解析部で解析する構成とする。
た複数のリモコン受信部からのリモコン信号を入力し
て、リモコンから伝送される制御コードを解析して復元
する解析部を備えたリモコン信号入力装置において、リ
モコン信号をサンプリングして記憶する記憶部と、その
記憶部の書き込み、読み出し及び消去等の制御を行う記
憶制御部を設け、複数のリモコン受信部で受信するリモ
コン信号を単独の解析部で解析する構成とする。
【０００７】前記記憶部は、ＦＩＦＯ（first-in first
-out）から構成する。
-out）から構成する。
【０００８】当該リモコン信号解析装置には入力切換部
を設けて、前記記憶部はリモコン受信部の数より１つ少
ないリモコン受信部に対応する構成とする。
を設けて、前記記憶部はリモコン受信部の数より１つ少
ないリモコン受信部に対応する構成とする。
【０００９】前記解析部による記憶部から読み出したリ
モコン信号の解析結果が、予め定めたリモコン信号の形
式と異なる場合は、長くとも１コード期間後に記憶部の
記憶停止、消去を行い、他のリモコン受信部の信号を解
析する構成とする。
モコン信号の解析結果が、予め定めたリモコン信号の形
式と異なる場合は、長くとも１コード期間後に記憶部の
記憶停止、消去を行い、他のリモコン受信部の信号を解
析する構成とする。
【００１０】前記記憶制御部にリモコン信号の先頭とな
るリーダコードの検出部を設け、そのリーダコードから
記憶部への書き込みを開始する構成とする。
るリーダコードの検出部を設け、そのリーダコードから
記憶部への書き込みを開始する構成とする。
【００１１】前記記憶部から読み出したリモコン信号の
解析は、制御コードの部分のみで行う。
解析は、制御コードの部分のみで行う。
【００１２】前記記憶部への書き込みサンプリング周期
は、リモコン信号の時間単位の１／４とする。
は、リモコン信号の時間単位の１／４とする。
【００１３】前記記憶部の１つのリモコン受信部に対応
する容量は、２０４８バイトとする。
する容量は、２０４８バイトとする。
【００１４】前記解析部によるリモコン信号の解析は、
記憶部から読み出したリモコン信号が「０」から「１」
に戻り、次に「０」になるまでのサンプル数で行う。
記憶部から読み出したリモコン信号が「０」から「１」
に戻り、次に「０」になるまでのサンプル数で行う。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
を用いて説明する。図１は、本発明によるリモコン信号
入力装置の１実施例の要部ブロック図である。また、図
２は、本発明によるリモコン信号入力装置の（Ａ）第一
の入力信号、（Ｂ）第二の入力信号、（Ｃ）記録部入力
信号の概念波形図である。実施例として上記従来例と対
応する場合を挙げ、２つのリモコン受信部１１ａ、１１
ｂからの第一の入力信号Ｓ１を外来ノイズ、第二の入力
信号Ｓ２を正規のリモコン信号とする。入力信号Ｓ１，
Ｓ２を、ＭＰＵ１４でリモコン信号解析処理部１５ｂの
手順により解析する。先ずＭＰＵ１４は、記憶制御処理
部１５ａの手順により、タイミングｔ１で、第一の入力
信号Ｓ１を入力切換部１２で切り換えて入力して監視・
解析を開始するとともに、第二の入力信号Ｓ２をＦＩＦ
Ｏ等からなる記憶部１３に記憶し始める。第一の入力信
号Ｓ１は外来ノイズで、正規のリーダコードが検知でき
ないため、タイミングｔ２で記憶部１３に記憶した第二
の入力信号Ｓ３を読み出して、その先頭から解析する。
この場合には、正規のリモコン信号のリーダコードＳ３
ａを検知でき、その後に続く各コードを解析して、最終
的に制御コードを得て、そのコードに従って制御信号Ｓ
４を出力し、機器の制御を行う。なお、第二の入力信号
で正規のトレーラを検知したら、記憶部１３への記憶を
停止するとともに、記憶部１３を消去し、次のリモコン
信号の入力に備える。
を用いて説明する。図１は、本発明によるリモコン信号
入力装置の１実施例の要部ブロック図である。また、図
２は、本発明によるリモコン信号入力装置の（Ａ）第一
の入力信号、（Ｂ）第二の入力信号、（Ｃ）記録部入力
信号の概念波形図である。実施例として上記従来例と対
応する場合を挙げ、２つのリモコン受信部１１ａ、１１
ｂからの第一の入力信号Ｓ１を外来ノイズ、第二の入力
信号Ｓ２を正規のリモコン信号とする。入力信号Ｓ１，
Ｓ２を、ＭＰＵ１４でリモコン信号解析処理部１５ｂの
手順により解析する。先ずＭＰＵ１４は、記憶制御処理
部１５ａの手順により、タイミングｔ１で、第一の入力
信号Ｓ１を入力切換部１２で切り換えて入力して監視・
解析を開始するとともに、第二の入力信号Ｓ２をＦＩＦ
Ｏ等からなる記憶部１３に記憶し始める。第一の入力信
号Ｓ１は外来ノイズで、正規のリーダコードが検知でき
ないため、タイミングｔ２で記憶部１３に記憶した第二
の入力信号Ｓ３を読み出して、その先頭から解析する。
この場合には、正規のリモコン信号のリーダコードＳ３
ａを検知でき、その後に続く各コードを解析して、最終
的に制御コードを得て、そのコードに従って制御信号Ｓ
４を出力し、機器の制御を行う。なお、第二の入力信号
で正規のトレーラを検知したら、記憶部１３への記憶を
停止するとともに、記憶部１３を消去し、次のリモコン
信号の入力に備える。
【００１６】リモコン信号解析装置のリモコン記憶部１
３は、通常のＲＡＭ等から構成することができるが、Ｆ
ＩＦＯ（first-in first-out）で構成することで、書き
込み、読み出し制御が容易となる。また、上記実施例で
は、リモコン受信部が２つの場合について説明したが、
本発明がこれに限るものでは３つ、４つと複数のリモコ
ン受信部を備えた機器でも同様にして処理することがで
きる。その場合に、上記のように入力切換部を設けこと
で、リモコン受信部の数より１つ少ないリモコン受信部
に対応する記憶部を備えればよい。
３は、通常のＲＡＭ等から構成することができるが、Ｆ
ＩＦＯ（first-in first-out）で構成することで、書き
込み、読み出し制御が容易となる。また、上記実施例で
は、リモコン受信部が２つの場合について説明したが、
本発明がこれに限るものでは３つ、４つと複数のリモコ
ン受信部を備えた機器でも同様にして処理することがで
きる。その場合に、上記のように入力切換部を設けこと
で、リモコン受信部の数より１つ少ないリモコン受信部
に対応する記憶部を備えればよい。
【００１７】なお、上記の解析により記憶部１３から読
み出したリモコン信号の解析結果が、予め定めたリモコ
ン信号の形式と異なる場合は、ノイズの混入等と判断し
て、長くとも１コード期間後に記憶部の記憶停止、消去
を行い、他のリモコン受信部の信号を解析する構成とし
て、処理の迅速を図る。また、上記実施例では、タイミ
ングｔ１から直ちに入力信号Ｓ２を記憶部に記憶開始を
行ったが、記憶制御処理部１５ａに、正規のリモコン信
号の先頭となるリーダコードの検出処理部を設けて、そ
のリーダコードから記憶部への書き込みを開始する構成
とすることで、メモリの容量の低減、固定長化、解析の
容易化が図れる。
み出したリモコン信号の解析結果が、予め定めたリモコ
ン信号の形式と異なる場合は、ノイズの混入等と判断し
て、長くとも１コード期間後に記憶部の記憶停止、消去
を行い、他のリモコン受信部の信号を解析する構成とし
て、処理の迅速を図る。また、上記実施例では、タイミ
ングｔ１から直ちに入力信号Ｓ２を記憶部に記憶開始を
行ったが、記憶制御処理部１５ａに、正規のリモコン信
号の先頭となるリーダコードの検出処理部を設けて、そ
のリーダコードから記憶部への書き込みを開始する構成
とすることで、メモリの容量の低減、固定長化、解析の
容易化が図れる。
【００１８】記憶部１３から読み出したリモコン信号の
解析は、メーカコードやカスタムコード等が固定されて
いることが自明の場合には、制御コードの部分のみの解
析をで行うようにすることで、さらに迅速な処理が可能
となる。
解析は、メーカコードやカスタムコード等が固定されて
いることが自明の場合には、制御コードの部分のみの解
析をで行うようにすることで、さらに迅速な処理が可能
となる。
【００１９】記憶部１３へのリモコン信号の書き込み
は、上記に記載した０．４１ｍｓｅｃのリモコン信号の
時間単位Ｔの１／４のサンプリング周期で行うことで、
リモコン信号の情報をなくさず、低い周波数での書き込
みが可能となる。図３のリモコン信号３１の組は、上記
のように約２６４Ｔから構成されているが、リモコン信
号のリーダコード前から記憶を開始することを考慮し
て、上記の１つのリモコン受信機に対応する記憶部の容
量は５１２Ｔ分を記憶することとし、５１２×４の２０
４８バイトが適当となる。そして、図３に示した各コー
ドの解析は、リモコン信号の「０」及び「１」に含まれ
るサンプル数で行うことで、容易に迅速な処理が可能と
なる。
は、上記に記載した０．４１ｍｓｅｃのリモコン信号の
時間単位Ｔの１／４のサンプリング周期で行うことで、
リモコン信号の情報をなくさず、低い周波数での書き込
みが可能となる。図３のリモコン信号３１の組は、上記
のように約２６４Ｔから構成されているが、リモコン信
号のリーダコード前から記憶を開始することを考慮し
て、上記の１つのリモコン受信機に対応する記憶部の容
量は５１２Ｔ分を記憶することとし、５１２×４の２０
４８バイトが適当となる。そして、図３に示した各コー
ドの解析は、リモコン信号の「０」及び「１」に含まれ
るサンプル数で行うことで、容易に迅速な処理が可能と
なる。
【００２０】
【発明の効果】電子機器の前後等に備えた複数のリモコ
ン受信部からのリモコン信号を入力して、リモコンから
伝送される制御コードを解析して復元する解析部を備え
たリモコン信号入力装置において、リモコン信号をサン
プリングして記憶する記憶部と、その記憶部の書き込
み、読み出し及び消去等の制御を行う記憶制御部を設
け、複数のリモコン受信部で受信するリモコン信号を単
独の解析部で解析する構成とすることにより、複数のリ
モコン受信部からのリモコン信号を簡易に処理すること
が可能となる。
ン受信部からのリモコン信号を入力して、リモコンから
伝送される制御コードを解析して復元する解析部を備え
たリモコン信号入力装置において、リモコン信号をサン
プリングして記憶する記憶部と、その記憶部の書き込
み、読み出し及び消去等の制御を行う記憶制御部を設
け、複数のリモコン受信部で受信するリモコン信号を単
独の解析部で解析する構成とすることにより、複数のリ
モコン受信部からのリモコン信号を簡易に処理すること
が可能となる。
【図１】本発明によるリモコン信号入力装置の１実施例
の要部ブロック図である。
の要部ブロック図である。
【図２】本発明によるリモコン信号入力装置の（Ａ）第
一の入力信号、（Ｂ）第二の入力信号、（Ｃ）記録部入
力信号の概念波形図である。
一の入力信号、（Ｂ）第二の入力信号、（Ｃ）記録部入
力信号の概念波形図である。
【図３】リモコン制御に使用するリモコン信号の（Ａ）
リモコン信号フォーマット、（Ｂ）リーダコード部の波
形、（Ｃ）ディジタルデータ「０」の波形、（Ｄ）ディ
ジタルデータ「１」の波形、（Ｅ）トレーラ部の波形の
１例の概念図である。
リモコン信号フォーマット、（Ｂ）リーダコード部の波
形、（Ｃ）ディジタルデータ「０」の波形、（Ｄ）ディ
ジタルデータ「１」の波形、（Ｅ）トレーラ部の波形の
１例の概念図である。
【図４】２つのリモコン受信部からの（Ａ）第一の入力
信号、（Ｂ）第二の入力信号の１例である。
信号、（Ｂ）第二の入力信号の１例である。
１１ａ、１１ｂ リモコン受信部 １２ 入力切換部 １３ 記憶部 １４ ＭＰＵ １５ａ 記憶制御処理部 １５ｂ リモコン信号解析処理部 Ｓ１、Ｓ２ 入力信号 Ｓ３ 記憶入力信号 Ｓ４ 制御信号 ３１ リモコン信号 ３１ａ リーダコード ３１ｂ メーカコード ３１ｃ パリティ ３１ｄ カスタムコード ３１ｅ 制御コード ３１ｆ トレーラ ３２ ディジタルコード「０」 ３３ ディジタルコード「１」 ４１、４２ 入力信号
Claims (9)
- 【請求項１】 電子機器の前後等に備えた複数のリモコ
ン受信部からのリモコン信号を入力して、リモコンから
伝送される制御コードを解析して復元する解析部を備え
たリモコン信号入力装置において、リモコン信号をサン
プリングして記憶する記憶部と、その記憶部の書き込
み、読み出し及び消去等の制御を行う記憶制御部を設
け、複数のリモコン受信部で受信するリモコン信号を単
独の解析部で解析する構成とすることを特徴としたリモ
コン信号入力装置。 - 【請求項２】 前記記憶部は、ＦＩＦＯ（first-in fir
st-out）から構成することを特徴とした請求項１記載の
リモコン信号入力装置。 - 【請求項３】 当該リモコン信号入力装置には入力切換
部を設けて、前記記憶部は前記リモコン受信部の数より
１つ少ないリモコン受信部に対応する構成とすることを
特徴とした請求項１記載のリモコン信号入力装置。 - 【請求項４】 前記解析部による記憶部から読み出した
リモコン信号の解析結果が、予め定めたリモコン信号の
形式と異なる場合は、長くとも１コード期間後に記憶部
の記憶停止、消去を行い、他のリモコン受信部の信号を
解析する構成とすることを特徴とした請求項１記載のリ
モコン信号入力装置。 - 【請求項５】 前記記憶制御部にリモコン信号の先頭と
なるリーダコードの検出部を設け、そのリーダコードか
ら記憶部への書き込みを開始する構成とすることを特徴
とした請求項１記載のリモコン信号入力装置。 - 【請求項６】 前記記憶部から読み出したリモコン信号
の解析は、制御コードの部分のみで行うことを特徴とし
た請求項５記載のリモコン信号入力装置。 - 【請求項７】 前記記憶部への書き込みサンプリング周
期は、リモコン信号の時間単位の１／４とすることを特
徴とした請求項１記載のリモコン信号入力装置。 - 【請求項８】 前記記憶部の１つのリモコン受信部に対
応する容量は、２０４８バイトとすることを特徴とした
請求項７記載のリモコン信号入力装置。 - 【請求項９】 前記解析部によるリモコン信号の解析
は、記憶部から読み出したリモコン信号が「０」から
「１」に戻り、次に「０」になるまでのサンプル数で行
うことを特徴とした請求項７記載のリモコン信号入力装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15706198A JPH11355865A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | リモコン信号解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15706198A JPH11355865A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | リモコン信号解析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11355865A true JPH11355865A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15641363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15706198A Pending JPH11355865A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | リモコン信号解析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11355865A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006049937A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Sony Corp | 信号送受信システムおよび方法、信号送信装置および方法、信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
| JP2015046769A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社ビデオリサーチ | リモコン信号解析システム及び方法及び装置 |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP15706198A patent/JPH11355865A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006049937A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Sony Corp | 信号送受信システムおよび方法、信号送信装置および方法、信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
| JP2015046769A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社ビデオリサーチ | リモコン信号解析システム及び方法及び装置 |
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