JP2015046769A - リモコン信号解析システム及び方法及び装置 - Google Patents

Abstract

【課題】 特別な設定をすることなく様々な種別のリモコン端末によるリモコン操作のログを取得すること。【解決手段】 リモコン信号解析システムは、リモコン信号を収集する収集端末１、センター装置２、リモコン端末４、リモコン端末４で動作する家電製品類等の機器５を備える。ひとつ又は複数の収集端末１とセンター装置２とは、ネットワーク３を介して接続されている。収集端末１側ではリモコン信号の判定作業や解析は行なわずに、リモコン信号（二値化）に、収集端末ＩＤ、受信日時（時刻）の付与を行い、リモコンデータを作成し、作成したリモコンデータをセンター装置２に送信することにより、センター装置２は、様々な種別のリモコン信号を収集することができる。【選択図】 図１

Description

本発明は、リモコン信号解析システム及び方法及び装置に係り、特に、リモコン操作のログを取得するためのリモコン信号解析システム及び方法及び装置に関する。

特許文献１、特許文献２には、視聴率調査システムでは視聴チャンネルを判定するにあたり、テレビの音声のパターンマッチングや、放送音声に重畳された透かしコードの検出の他に、テレビの動作状態を把握するために、テレビの赤外線リモコン信号を受信する技術が記載されている。

特開２００３−２４４７３０号公報 特開２００４−１４７０３６号公報 特開平０５−３４７７８５号公報

テレビの赤外線リモコン信号の形式はテレビのメーカーやモデルによって異なるため、従来、リモコン信号を識別するためには赤外線リモコン信号の形式を受信側の装置で設定する必要があった。このため、テレビを買い換えたり、デジタルビデオレコーダー等を買い足した等により変更がある場合は、その都度、赤外線リモコン信号の形式を受信側の装置で設定しなければならなかった。
学習リモコンにおいて、特定のメーカーの特定のモデルの赤外線リモコン信号に設定するために、赤外線リモコンの特定のボタンを押下させ、赤外線リモコン信号の形式を判定する方法が、特許文献３によって提案されている。しかし、この方法においても、リモコンボタン押下による赤外線リモコン信号の判定作業が必要であり、また、事前に登録されていない赤外線リモコン信号には対応できなかった。
本発明は、以上の点に鑑み、特別な設定をすることなく様々な種別のリモコン端末によるリモコン操作のログを取得することを目的とする。

本発明の第１の解決手段によると、
リモコン信号解析システムであって、
リーダ部又はヘッダと操作データとを含み、ひとつ又は複数の機器を操作するためのリモコン信号を、ひとつ又は複数のリモコン端末から受信し、リモコン信号の受信日時と収集端末ＩＤと前記リモコン信号とを含むリモコンデータを作成及び送信するための収集端末と、
ひとつ又は複数の前記収集端末とネットワークを介して接続されるセンター装置と
を備え、

前記センター装置は、
カスタマコードを含む第１のフォーマットについて、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶し、カスタマコードを含まない第２のフォーマットについて、操作データに対する操作内容を記憶したリモコン信号データベース（ＤＢ）と、
受信日時、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を記憶する出力ＤＢと、
解析部と、
を備え、

前記解析部は、
ひとつ又は複数の前記収集端末からひとつ又は複数の前記リモコンデータを受信し、
各前記リモコンデータのリーダ部又はヘッダに従いフォーマット種別を特定し、
特定したフォーマット種別が前記第１のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれるカスタマコード及び操作データにより操作内容を求め、
特定したフォーマット種別が前記第２のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれる操作データにより操作内容を求め、
前記受信日時、前記収集端末ＩＤ、前記フォーマット種別、前記操作内容を前記出力ＤＢに記憶する
ことを特徴とするリモコン信号解析システムが提供される。

本発明の第２の解決手段によると、
リモコン信号解析システムにおけるリモコン信号解析方法であって、
前記リモコン信号解析システムは、
リーダ部又はヘッダと操作データとを含み、ひとつ又は複数の機器を操作するためのリモコン信号を、ひとつ又は複数のリモコン端末から受信し、リモコン信号の受信日時と収集端末ＩＤと前記リモコン信号とを含むリモコンデータを作成及び送信するための収集端末と、
ひとつ又は複数の前記収集端末とネットワークを介して接続されるセンター装置と
を備え、

前記センター装置は、
カスタマコードを含む第１のフォーマットについて、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶し、カスタマコードを含まない第２のフォーマットについて、操作データに対する操作内容を記憶したリモコン信号データベース（ＤＢ）と、
受信日時、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を記憶する出力ＤＢと、
解析部と、
を備え、

前記解析部は、
ひとつ又は複数の前記収集端末からひとつ又は複数の前記リモコンデータを受信し、
各前記リモコンデータのリーダ部又はヘッダに従いフォーマット種別を特定し、
特定したフォーマット種別が前記第１のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれるカスタマコード及び操作データにより操作内容を求め、
特定したフォーマット種別が前記第２のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれる操作データにより操作内容を求め、
前記受信日時、前記収集端末ＩＤ、前記フォーマット種別、前記操作内容を前記出力ＤＢに記憶する
ことを特徴とするリモコン信号解析方法が提供される。

本発明の第３の解決手段によると、
リモコン信号解析システムにおけるリモコン信号解析装置であって、
前記リモコン信号解析システムは、
リーダ部又はヘッダと操作データとを含み、ひとつ又は複数の機器を操作するためのリモコン信号を、ひとつ又は複数のリモコン端末から受信し、リモコン信号の受信日時と収集端末ＩＤと前記リモコン信号とを含むリモコンデータを作成及び送信するための収集端末と、
ひとつ又は複数の前記収集端末とネットワークを介して接続される前記リモコン信号解析装置と
を備え、

前記リモコン信号解析装置は、
カスタマコードを含む第１のフォーマットについて、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶し、カスタマコードを含まない第２のフォーマットについて、操作データに対する操作内容を記憶したリモコン信号データベース（ＤＢ）と、
受信日時、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を記憶する出力ＤＢと、
解析部と、
を備え、

前記解析部は、
ひとつ又は複数の前記収集端末からひとつ又は複数の前記リモコンデータを受信し、
各前記リモコンデータのリーダ部又はヘッダに従いフォーマット種別を特定し、
特定したフォーマット種別が前記第１のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれるカスタマコード及び操作データにより操作内容を求め、
特定したフォーマット種別が前記第２のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれる操作データにより操作内容を求め、
前記受信日時、前記収集端末ＩＤ、前記フォーマット種別、前記操作内容を前記出力ＤＢに記憶する
ことを特徴とするリモコン信号解析装置が提供される。

本発明によると、特別な設定をすることなく様々な種別のリモコン端末によるリモコン操作のログを取得することができる。

リモコン信号解析システムの構成図である。 入力データベース（ＤＢ）の説明図である。 リモコン信号データベース（ＤＢ）２３２−１の説明図である。 リモコン信号データベース（ＤＢ）２３２−２の説明図である。 出力データベース（ＤＢ）の説明図である。 リモコン信号のフォーマットの説明図である。 リモコンデータのフォーマットの説明図である。 解析部による解析処理のフローチャートである。 Ｎフォーマット及び家製協フォーマットの解析処理フローチャートである。 Ｓフォーマットの解析処理フローチャートである。 未知のフォーマットの解析処理フローチャートである。 リモコン信号データベース（ＤＢ）２３２−３の説明図である。

１．システム・装置

図１は、リモコン信号解析システムの構成図である。
リモコン信号解析システムは、赤外線等のリモコン信号を収集する収集端末１、センター装置２、赤外線等によるリモコン端末４、赤外線等によるリモコン端末４で動作する家電製品類等の機器５を備える。ひとつ又は複数の収集端末１とセンター装置２とは、インターネット等有線ネットワークや無線ネットワークのネットワーク３を介して接続されている。
収集端末１は、受光部１１、収集端末ＩＤ記憶部１２、ＣＰＵ１３、時計１４、送信部１５を備える。センター装置２は、受信部２１、解析部２２、データベース（ＤＢ）２３、出力部（又は、表示部、印刷部等）２４を備える。データベース（ＤＢ）２３は、入力データベース（ＤＢ）２３１、リモコン信号データベース（ＤＢ）２３２、出力データベース（ＤＢ）２３３、フォーマットデータベース（ＤＢ）２３４を有する。
機器５は、例えば、テレビ５−１、エアコン５−２、デジタルビデオレコーダ５−３等の各種の家電製品類を含むことができる。機器５としては、他にも、例えば、ＤＶＤ、ブルーレイ等の各種媒体を録画再生又は再生する適宜の録画再生機又は再生機、セットトップボックス（ＳＴＢ）、パソコン、照明機器、屋内又は屋外システム、ワンセグ端末、スマートフォン、タブレット、電話機、案内システム、警備システム、玩具等のような各種機器・機能部・装置を用いることができる。なお、機器５は、ひとつ又は複数の種類及び数の機器を備えることができる。
また、リモコン端末４としては、例えば、スマートフォン、パソコン、タブレット等の各種端末、モバイル端末（携帯端末）を用いるようにしてもよい。

図５は、リモコン信号のフォーマットの説明図である。
ここでは、リモコン信号として用いられる代表的な例を示す。図５（Ａ）はＮフォーマット、図５（Ｂ）は家製協（（財）家電製品協会、ＡＥＨＡ）フォーマット、図５（Ｃ）はＳフォーマットについての説明図である。なお、リモコン信号は、これらに限らず、適宜のフォーマットを用いてもよい。
Ｎフォーマットは、リーダ、カスタマコード、操作データを含む。
家製協フォーマットは、リーダ、カスタマコード、パリティ、操作データを含む。
Ｓフォーマットは、リーダ、操作データを含む。
リーダ内のリーダ長（例えば、リーダ内の信号の「ＯＮ」時間の長さ）は、例えば、Ｎフォーマットでは１６Ｔ（Ｔはサンプリングタイム等）、家製協フォーマットでは８Ｔ、Ｓフォーマットでは４Ｔとなっている。

解析部２２は、図５に示すようなリモコン信号の各種フォーマットについての情報を、例えば、フォーマットデータベース２３４又は内部適宜の記憶領域に予め保持している。

図２は、入力データベース（ＤＢ）の説明図である。
入力データベース２３１は、リモコンを操作した日時又はリモコン信号を受信した日時などを示す受信日時に対して、収集端末ＩＤ、リモコン信号を記憶する。なお、受信日時の日時は、時刻としてもよい。

図３（Ａ）及び（Ｂ）は、リモコン信号データベース（ＤＢ）の説明図である。
図３（Ａ）に示すリモコン信号データベース２３２−１は、カスタマコードを含むフォーマット種別（Ｎフォーマット、家製協フォーマット等）に対するものである。リモコン信号データベース２３２−１は、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶する。ここで、カスタマコードは、例えば、各機器のメーカー及び機種（又は、型、タイプ、モデル等）を特定するためのコードである。リモコン信号データベース２３２には、例えば、現存する各機器（カスタマコード）についての情報を予め登録しておくことができる。
図３（Ｂ）に示すリモコン信号データベース２３２−２は、カスタマコードを含まないフォーマット種別（Ｓフォーマット等）に対するものである。リモコン信号データベース２３２−２は、操作データに対する操作内容を記憶する。

図１１は、リモコン信号データベースの他の例の説明図である。
図１１に示すリモコン信号データベース２３２−３は、図３（Ａ）と図３（Ｂ）の情報をひとつにまとめたもので、カスタマコードを含むフォーマット種別とそれを含まないフォーマット種別の両方に対するものである。リモコン信号データベース２３２−３は、カスタマコード又はフォーマット種別毎に、操作データに対する操作内容を記憶する。

図４は、出力データベース（ＤＢ）の説明図である。
出力データベース２３３は、受信日時に対して、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を含むログ記憶する。

２．動作

図１のリモコン信号解析システムにおいて、ユーザがリモコン端末４により各種のリモコン操作を行うと、リモコン端末４からリモコン信号が送信され、操作対象の機器５及び収集端末１は、リモコン信号を受信する。

収集端末１では、ＣＰＵ１３は、受光部１１を介してリモコン信号を受信すると、時計１４から求めた、リモコンを操作した日時又はリモコン信号を受信した日時などを示す受信日時、収集端末ＩＤ記憶部１２から取得した収集端末ＩＤ、及び、二値化データ等のリモコン信号により、リモコンデータを作成する。

図６は、リモコンデータのフォーマットの説明図である。
リモコンデータは、受信日時、収集端末ＩＤ、リモコン信号を含む。

ＣＰＵ１３は、送信部１５からネットワーク３を介し、予め定められたセンター装置２を宛先としてネットワーク３へリモコンデータを送信する。なお、ＣＰＵ１３は、作成したリモコンデータを、ネットワーク３へ直ちに送信してもよいし、送信部１５又は適宜の記憶部のバッファに収集・蓄積し、適宜の日時又はタイミング又は期間で、又は、適宜の数をまとめて、収集・蓄積したリモコンデータをネットワーク３へ送信するようにしてもよい。

一方、センター装置２では、解析部２２は、ネットワーク３から受信部２１によりセンター装置２を宛先としたリモコンデータを受信すると、リモコンデータに含まれる受信日時、収集端末ＩＤ及びリモコン信号を、入力データベース２３１に記憶する。なお、複数の収集端末１からのリモコンデータが、入力データベース２３１に記憶される。

図７は、解析部による解析処理のフローチャートである。
解析部２２は、入力データベース２３１から解析対象の受信日時、収集端末ＩＤ、リモコン信号を取得し、フォーマットデータベース２３４を参照し、リモコン信号のリーダ長により、リモコン信号のフォーマット種別を求める（Ｓ０１）。ここでは、一例として、リーダ長によりフォーマット種別を識別する場合を説明するが、解析部２２は、リーダ長以外に、リーダ部又はヘッダ等の情報により、フォーマット種別を識別してもよい。
図５に示したように、リーダ長が１６Ｔであった場合、解析部２２は、リモコン信号がＮフォーマットであると判定し、フォーマット種別を「Ｎ」と求め、ステップＳ０３の処理を行う。リーダ長が８Ｔであった場合、解析部２２は、リモコン信号が家製協フォーマットであると判定し、フォーマット種別を「家製協」と求め、ステップＳ０５の処理を行う。リーダ長が４Ｔであった場合、解析部２２は、リモコン信号がＳフォーマットであると判定し、フォーマット種別を「Ｓ」と求め、ステップＳ０７の処理を行う。リーダ長が１６Ｔ、８Ｔ、４Ｔ、のいずれにも該当しない場合、解析部２２は、フォーマット種別を「フォーマット種別未定義」と求め、ステップＳ０９の処理を行う。

図８は、Ｎフォーマット及び家製協フォーマットの解析処理フローチャート（Ｓ０３、Ｓ０５）である。
解析部２２は、フォーマットデータベース２３４を参照して、予め保持している各種フォーマットについての情報に基づき、フォーマット種別（「Ｎ」又は「家製協」等）に従い、リモコン信号からカスタマコードを抽出する（Ｓ１０１）。解析部２２は、リモコン信号データベース２３２を参照し、抽出したカスタマコードが有るか判定する（Ｓ１０３）。カスタマコードが無い場合、解析部２２は、「操作内容」を「カスタマコード未定義」と定め（Ｓ１０５）、処理を終了する。カスタマコードが有る場合、解析部２２は、フォーマットデータベース２３４を参照して、予め保持している各種フォーマットについての情報に基づきリモコン信号から操作データを読取る（Ｓ１０７）。
解析部２２は、リモコン信号データベース２３２の登録内容に従い、即ち、リモコン信号データベース２３２−１（図３（Ａ））又は２３２−３（図１１）を参照し、抽出したカスタマコードに対する操作データ中に読取った操作データが有るか判定する（Ｓ１０９）。操作データが無い場合、解析部２２は、「操作内容」を「操作データ未定義」と定め（Ｓ１１１）、処理を終了する。操作データが有る場合、解析部２２は、リモコン信号データベース２３２−１（図３（Ａ））又は２３２−３（図１１）から、カスタマコード及び操作データに対応する操作内容を求める（Ｓ１１３）。

図９は、Ｓフォーマットの解析処理フローチャート（Ｓ０７）である。
解析部２２は、フォーマットデータベース２３４を参照して、予め保持しているＳフォーマットについての情報に基づき、リモコン信号から操作データを読取る（Ｓ１０７）。
解析部２２は、リモコン信号データベース２３２の登録内容に従い、即ち、リモコン信号データベース２３２−２（図３（Ｂ））又は２３２−３（図１１）を参照し、Ｓフォーマットに対して、読取った操作データが有るか判定する（Ｓ１０９’）。なお、リモコン信号データベース２３２−３を用いるときは、「カスタマコード又はフォーマット種別」が「Ｓ」に対するデータを参照する。操作データが無い場合、解析部２２は、「操作内容」を「操作データ未定義」と定め（Ｓ１１１）、処理を終了する。操作データが有る場合、解析部２２は、リモコン信号データベース２３２−２（図３（Ｂ））又は２３２−３（図１１）から、操作データに対応する操作内容を求める（Ｓ１１３）。

図１０は、ステップＳ０９の未知のフォーマットの解析処理フローチャートである。
処理が開始されると、解析部２２は、「操作内容」を「未定義」と求め（Ｓ２０１）、処理を終了する。

図７に戻り、ステップＳ０３、Ｓ０５、Ｓ０７又はＳ０９の処理の後、解析部２２は、受信日時、収集端末ＩＤ、リモコン信号のフォーマット種別、操作内容を含むログを作成し、図４に示した例のように、出力データベース２３３に記憶する（Ｓ１１）。

なお、解析部２２は、適宜のタイミング又は期間又は時刻で、又は、適宜の数をまとめて、出力データベース２３３の情報（ログ等）を出力部２４に出力させる又は表示部に表示させる又は印刷部により報告書等を印刷させる等の適宜の処理を行うことができる。

また、解析部２２は、予め設定されたタイミング又は期間又は時刻で、又は、適宜の数をまとめて、予め定められた収集サーバに出力データベース２３３内に蓄積された情報（ログ）をネットワークを介して又は直接インターフェースから送信し、収集サーバの記憶部にその情報（ログ）を記憶させ、表示部に表示させる又は出力部に出力させる又は印刷部に印刷させる等を行うようにしてもよい。

３．実施の形態の効果

以上のように、本実施の形態では、収集（測定）端末側では赤外線等のリモコン信号の判定作業や解析は行なわずに、リモコン信号（二値化）に、収集端末ＩＤ、受信日時（時刻）の付与を行い、リモコンデータを作成し、作成したリモコンデータをセンター装置に送信することにより、様々な種別の赤外線等のリモコン信号を収集することができる。また、本実施の形態では、センター装置側で、リモコン信号データベース及びフォーマットデータベースを参照し、受信したリモコンデータの解読を行い、メーカーやモデル等を特定すると共にリモコン信号を測定し、報告書を出力することができる。なお、受信したリモコンデータに含まれるリモコン信号についての情報がリモコン信号データベースに存在しなかった場合は、未知（未定義）のリモコンデータとして保存又は報告するようにしてもよい。

本実施の形態のリモコン信号解析システム（装置）は、既存の視聴率測定システムの一部であってもよいし、独立したシステムであってもよい。
また、本発明又は本実施の形態は、リモコン操作のログ、使用率、使用状況等の収集又は測定又は調査サービスや、セキュリティーサービス、見守りサービス等、様々な応用が可能である。
本発明のリモコン信号解析システム及び方法及び装置は、その各手順をコンピュータに実行させるためのリモコン信号解析プログラム、リモコン信号解析プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、リモコン信号解析プログラムを含みコンピュータの内部メモリにロード可能なプログラム製品、そのプログラムを含むサーバ等のコンピュータ等により提供されることができる。

１ 収集端末
２ センター装置
３ ネットワーク
４ リモコン端末
５ 機器

Claims (14)

1. リモコン信号解析システムであって、
   リーダ部又はヘッダと操作データとを含み、ひとつ又は複数の機器を操作するためのリモコン信号を、ひとつ又は複数のリモコン端末から受信し、リモコン信号の受信日時と収集端末ＩＤと前記リモコン信号とを含むリモコンデータを作成及び送信するための収集端末と、
   ひとつ又は複数の前記収集端末とネットワークを介して接続されるセンター装置と
   を備え、
   
   前記センター装置は、
   カスタマコードを含む第１のフォーマットについて、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶し、カスタマコードを含まない第２のフォーマットについて、操作データに対する操作内容を記憶したリモコン信号データベース（ＤＢ）と、
   受信日時、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を記憶する出力ＤＢと、
   解析部と、
   を備え、
   
   前記解析部は、
   ひとつ又は複数の前記収集端末からひとつ又は複数の前記リモコンデータを受信し、
   各前記リモコンデータのリーダ部又はヘッダに従いフォーマット種別を特定し、
   特定したフォーマット種別が前記第１のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれるカスタマコード及び操作データにより操作内容を求め、
   特定したフォーマット種別が前記第２のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれる操作データにより操作内容を求め、
   前記受信日時、前記収集端末ＩＤ、前記フォーマット種別、前記操作内容を前記出力ＤＢに記憶する
   ことを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
2. 請求項１に記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記解析部は、前記リモコンデータの前記リーダ部のリーダ長に従いフォーマット種別を特定することを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
3. 請求項２に記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記解析部は、前記リーダ長が、１６Ｔ（Ｔは、サンプリング周期）、８Ｔ、４Ｔに応じて、それぞれ、第１のフォーマット、第１のフォーマット、第２のフォーマットと特定することを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
4. 請求項１乃至３のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記解析部は、
   特定した前記フォーマット種別が、前記第１のフォーマットでも前記第２のフォーマットでもない場合、前記出力ＤＢのフォーマット種別としてフォーマット種別未定義を示す情報を記憶することを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
5. 請求項１乃至４のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記解析部は、フォーマット種別が前記第１のフォーマットであると特定した場合、前記リモコン信号ＤＢ内に、特定したカスタマコードに対応するデータが無い場合、前記出力ＤＢの操作内容としてカスタマコード未定義を示す情報を記憶することを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
6. 請求項１乃至５のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記解析部は、前記リモコン信号ＤＢ内に、特定したフォーマット種別及び操作データに対応する操作内容が無い場合、前記出力ＤＢの操作内容として操作データ未定義を示す情報を記憶することを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
7. 請求項１乃至６のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記解析部は、前記出力ＤＢからデータを読み出し、表示部に表示させること又は出力部に出力させること、印刷部に印刷させること、又は、他の装置へ送ることを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
8. 請求項１乃至７のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   リモコン信号の各種フォーマットについての情報を記憶したフォーマットＤＢをさらに備え、
   前記解析部は、前記フォーマットＤＢを参照して、カスタマコード及び／又は操作データを求めることを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
9. 請求項１乃至８のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
   前記リモコン信号ＤＢは、
   カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶する、第１のフォーマットに対する第１ＤＢと、
   操作データに対する操作内容を記憶する、第２のフォーマットに対する第２ＤＢと
   を含み、
   前記解析部は、第１のフォーマットと特定した場合は前記第１の第１ＤＢを参照し、第２のフォーマットと特定した場合は前記第２ＤＢを参照して、操作内容を求める
   ことを特徴とするリモコン信号解析システム。
   
10. 請求項１乃至８のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
    前記リモコン信号ＤＢは、カスタマコード又はフォーマット種別毎に、操作データに対する操作内容を記憶することを特徴とするリモコン信号解析システム。
    
11. 請求項１乃至１０のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
    前記収集端末部は、
    ひとつ又は複数の前記リモコンデータを記憶するバッファを備え、
    予め設定されたタイミング又は期間又は時刻で、又は、適宜の数をまとめて、前記バッファから読み出したひとつ又は複数の前記リモコンデータを前記センター装置に送信する
    ことを特徴とするリモコン信号解析システム。
    
12. 請求項１乃至１１のいずれかに記載されたリモコン信号解析システムにおいて、
    前記センター装置は、複数のリモコンデータを記憶する入力ＤＢを備え、
    前記解析部は、
    前記収集端末部から受信した複数の前記リモコンデータを前記入力ＤＢに記憶し、
    予め設定されたタイミング又は期間又は時刻で、又は、適宜の数をまとめて、前記入力ＤＢから前記リモコンデータを読み出し、前記出力ＤＢを作成する
    ことを特徴とするリモコン信号解析システム。
    
13. リモコン信号解析システムにおけるリモコン信号解析方法であって、
    前記リモコン信号解析システムは、
    リーダ部又はヘッダと操作データとを含み、ひとつ又は複数の機器を操作するためのリモコン信号を、ひとつ又は複数のリモコン端末から受信し、リモコン信号の受信日時と収集端末ＩＤと前記リモコン信号とを含むリモコンデータを作成及び送信するための収集端末と、
    ひとつ又は複数の前記収集端末とネットワークを介して接続されるセンター装置と
    を備え、
    
    前記センター装置は、
    カスタマコードを含む第１のフォーマットについて、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶し、カスタマコードを含まない第２のフォーマットについて、操作データに対する操作内容を記憶したリモコン信号データベース（ＤＢ）と、
    受信日時、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を記憶する出力ＤＢと、
    解析部と、
    を備え、
    
    前記解析部は、
    ひとつ又は複数の前記収集端末からひとつ又は複数の前記リモコンデータを受信し、
    各前記リモコンデータのリーダ部又はヘッダに従いフォーマット種別を特定し、
    特定したフォーマット種別が前記第１のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれるカスタマコード及び操作データにより操作内容を求め、
    特定したフォーマット種別が前記第２のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれる操作データにより操作内容を求め、
    前記受信日時、前記収集端末ＩＤ、前記フォーマット種別、前記操作内容を前記出力ＤＢに記憶する
    ことを特徴とするリモコン信号解析方法。
    
14. リモコン信号解析システムにおけるリモコン信号解析装置であって、
    前記リモコン信号解析システムは、
    リーダ部又はヘッダと操作データとを含み、ひとつ又は複数の機器を操作するためのリモコン信号を、ひとつ又は複数のリモコン端末から受信し、リモコン信号の受信日時と収集端末ＩＤと前記リモコン信号とを含むリモコンデータを作成及び送信するための収集端末と、
    ひとつ又は複数の前記収集端末とネットワークを介して接続される前記リモコン信号解析装置と
    を備え、
    
    前記リモコン信号解析装置は、
    カスタマコードを含む第１のフォーマットについて、カスタマコード毎に、操作データに対する操作内容を記憶し、カスタマコードを含まない第２のフォーマットについて、操作データに対する操作内容を記憶したリモコン信号データベース（ＤＢ）と、
    受信日時、収集端末ＩＤ、フォーマット種別、操作内容を記憶する出力ＤＢと、
    解析部と、
    を備え、
    
    前記解析部は、
    ひとつ又は複数の前記収集端末からひとつ又は複数の前記リモコンデータを受信し、
    各前記リモコンデータのリーダ部又はヘッダに従いフォーマット種別を特定し、
    特定したフォーマット種別が前記第１のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれるカスタマコード及び操作データにより操作内容を求め、
    特定したフォーマット種別が前記第２のフォーマットである場合、前記リモコン信号ＤＢを参照して、前記リモコンデータに含まれる操作データにより操作内容を求め、
    前記受信日時、前記収集端末ＩＤ、前記フォーマット種別、前記操作内容を前記出力ＤＢに記憶する
    ことを特徴とするリモコン信号解析装置。

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