JP2677764B2 - 半導体製造装置および半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体素子の製造方法

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JP2677764B2 JP6075956A JP7595694A JP2677764B2 JP 2677764 B2 JP2677764 B2 JP 2677764B2 JP 6075956 A JP6075956 A JP 6075956A JP 7595694 A JP7595694 A JP 7595694A JP 2677764 B2 JP2677764 B2 JP 2677764B2
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子の製造工程
においてウェハの上面に塗布される平坦化用膜を形成す
る方法を含む半導体素子の製造方法および半導体製造装
置に関するもので、特に、半導体素子の製造工程におい
て半導体層を平坦化する、すなわち、金属配線のための
層間絶縁膜を平坦化する方法およびそのための半導体製
造装置であるSOG(Spin−On Glass:塗
布膜)コーティング装置(coater)の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、SOGコーティング装置は、
装置内でモータにより回転するウェハ固定板に位置する
ウェハ上に、SOG物質を塗布して、微細パターンの半
導体層を平坦化する装置として、64メガDRAM(D
ynamic RandomAccess Memor
y)の製造に広く用いられる。
【0003】図1に示されるように、半導体素子を製造
する工程において、SOGコーティング装置は、ウェハ
11を平坦化するため、例えば、金属配線を形成するた
め、ウェハ11上に形成された層間絶縁膜を平坦化する
ために、電源が印加されて動作するモータ(図示されて
いない)の回転力により回転されるウェハ固定板13
に、ウェハ11が固定された状態で、上記ウェハ固定板
13を収容するハウジング(図示されていない)の内部
に注入されたSOG物質12が、上記ウェハ11の中心
部に投入される。
【0004】この時、上記ウェハ固定板13と共に矢印
R方向に(または反対方向に)回転される上記ウェハ1
1上のSOG物質12は、遠心力により、上記ウェハ1
1の上部全面に広がりながら、矢印方向(H)に塗布さ
れる。
【0005】しかし、上記SOG物質12は、液相で投
入されて塗布されるので、ウェハの表面張力により、上
記ウェハ11の縁には、図1に示されるように、他の部
分(中心部を含む)より厚く塗布される。
【0006】このように、SOGコーティング装置でウ
ェハ11の表面にSOG物質12を塗布する場合、ウェ
ハ11の縁の厚さが相対的に厚くなるので、平坦化がな
されない。
【0007】このようなウェハ上のSOG物質12の非
平坦化は、引き続き行われる半導体素子の工程中、塗布
された物質を処理する過程においてクラック(crac
k)発生の要因として作用する。
【0008】なお、ウェハ上のSOG物質12の非平坦
化は、表面状態が不良であるので、他の物質との界面接
着力が低下し、結局、半導体素子の特性に影響を及ぼす
微粒子発生(particle generatio
n)原因として作用する。
【0009】上記ウェハ上のSOG物質の非平坦化を解
消するための従来の技術は、SOGコーティング装置内
で、ウェハの縁(Edge)に相対的に厚く形成された
SOG物質を、化学薬品を用いて選択的に融解させる方
法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
化学的融解方法は、SOG物質を回転されるウェハ上で
塗布した後、SOGコーティング装置のハウジング内で
化学的に処理しなければならないので、二つの工程が追
加される。
【0011】すなわち、化学薬品を用いて、ウェハの縁
に厚く形成されたSOG物質を、他の部分のSOG物質
の厚さと一致するように、選択的に融解する工程、およ
び、上記融解された微粒子を洗浄する工程が追加され
る。
【0012】このような二つの工程を追加すること以外
にも、上記融解工程から発生される微粒子により汚染が
発生されることもある。
【0013】従って、本発明の主要目的は、半導体素子
の製造工程において、回転されるウェハ上に、平坦化用
物質がウェハの全表面上に均等に塗布されるようにする
方法を含む半導体素子の製造方法および半導体製造装置
を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、ウェハ上に塗布され
た平坦化用物質を化学的に融解する工程および洗浄工程
を行わず、上記平坦化用物質の塗布工程だけで、上記物
質がウェハの全表面に均等に塗布されるようにする半導
体素子の製造方法および半導体製造装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体製造装置は、電源が印加されて回転す
るモータと、このモータにより回転され、ウェハを固定
する固定板と、上記固定板を収容するハウジングと、上
記ハウジングを通じて上記固定板に載置されたウェハの
上面に平坦化用SOG物質を注入するSOG物質注入部
を含み、上記モータの回転力による固定板の回転によ
り、SOG物質が上記ウェハ上に塗布されるようにする
SOGコーティング装置に、上記ウェハの縁面に熱エネ
ルギを供給する熱エネルギ供給手段を付加した構成を有
する。
【0016】上記熱エネルギ供給手段は、電力を供給す
る電源供給部と、上記ウェハの縁面に所定の間隔で位置
し、上記電力により熱エネルギを発生する発熱部とで構
成される。この熱エネルギ供給手段には、上記発熱部が
上記ハウジングの側壁で支持されるようにした発熱部支
持手段を付加することもできる。
【0017】上記発熱部は、上記ウェハの一方の上面ま
たは上下部面、または、ウェハの周縁部の対向する位置
(例えば、2ヵ所)で、その両面の縁に熱を供給するよ
うにして、ヒータコイルとランプおよびレーザ光源の中
で少なくとも一つで構成される。
【0018】なお、上記ウェハの上面は、平坦化用SO
G物質が塗布される面と相応する。また、上記発熱部に
は、上記ウェハの縁から中心方向へ移動させる移動手段
を付加させることができる。
【0019】また、本発明の他の態様によれば、半導体
ウェハの中心部に、SOG物質を投入する処理と、ウェ
ハを回転させて、SOG物質をウェハの中心部から縁部
に分散させる処理と、縁部に位置するSOG物質の粘性
係数を低下させるため、ウェハの縁部を、予め定めた温
度で加熱する処理とを含むことを特徴とする半導体素子
の製造方法が提供される。
【0020】
【作用】このような熱エネルギ供給手段により熱エネル
ギを受けるウェハの縁では、熱エネルギが、SOG物質
の回転塗布時の粘性係数を小さくするために、上記縁の
付近においての表面張力が低くなり、均等な厚さにSO
G物質が塗布されるのである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0022】まず、本発明の原理について、図2を参照
して説明する。図2は、本発明の半導体製造装置に適用
される原理を説明するためのグラフで、粘性係数値によ
り半導体製造装置のウェハ固定板の回転速度とSOG物
質の膜厚との関係を示している。
【0023】回転されるウェハ上に塗布される平坦化用
SOG物質は、各々固有の物理的特性である粘性係数を
有している。このような物理的な特性の粘性係数は、温
度変化により変化する。すなわち、粘性係数は、温度が
高くなるしたがって、次の式(1)のように、指数的
(exponential)に減少することになる。
【0024】
【数1】η=A exp(ΔE/RT) ここで、ηは粘性係数で、AおよびRは常数であり、E
は物質のエネルギで、Tは温度である。
【0025】例えば、エタノール(ethanol)、
カーボン(carbon)、ベンゼン(benzen
e)等のような物質は、温度(T)が高くなるにしたが
って、粘性係数(η)が小さくなる。
【0026】図2のように、粘性係数が互いに異なるS
OG物質(ηa=1.54,ηb=1.51,ηc=1.
38)をウェハ上で回転塗布させる時、回転速度により
塗布された膜の厚さ分布を示している。図面において、
グラフa,b,cの各粘性係数(ηa,ηb,ηc)は、
温度25°の条件で、各々、ηa=1.54,ηb=1.
51,ηc=1.38であり、回転速度2000rpm
で塗布された各膜の厚さは、3200Å,2200Å,
1400Åである。ここで、わかるように、粘性係数が
小さい程、回転塗布される膜の厚さも薄くなる。
【0027】しかし、従来の半導体製造装置を用いる場
合、ウェハの縁には、中心部とは異なり2〜3倍厚いS
OG物質の厚さを有する。その理由は、SOG物質自体
の物理的特性である凝集力のみでなく、回転による遠心
力およびウェハの表面張力が存在するからである。
【0028】そこで、ウェハの縁にも其の他の部分と均
等な膜厚で、SOGを形成するためには、縁に位置する
SOG物質の粘性係数を低下させて、上記縁のSOG物
質の凝集力とウェハの表面張力を低下させればよい。そ
れによって、SOG物質の回転塗布時、ウェハの縁に
は、SOG物質の一定の量のみが残ることになり、余分
のSOG物質が、遠心力によりウェハから離脱される。
従って、ウェハの縁でも、均等な膜厚でSOG物質が塗
布される。
【0029】上述した如く、SOGコーティング装置の
回転塗布時、ウェハの縁にあるSOG物質の粘性係数を
減少させるためには、式(1)で示されるように温度を
高くすればできる。例えば、図2のグラフ(a)に示さ
れるように、粘性係数(η)が1.54であるSOG物
質を、温度70℃程度に加熱した時、その粘性係数は
1.38に低下する。そして、2000rpmの回転速
度では、塗布される膜の厚さも、約3200Åから約1
500Åに低下する。
【0030】次に、本発明の半導体製造装置の一実施例
について、図3を参照して説明する。
【0031】図3は、本発明の一実施例である半導体製
造装置の概略的構造を示した断面図である。なお、図3
において、図1に図示された構成部分と同一なものに対
しては、同一の参照番号を用いる。
【0032】本実施例の半導体製造装置は、一般的なS
OGコーティング装置に熱エネルギ供給手段14を付加
したものである。
【0033】図3で、熱エネルギ供給手段14は、ヒー
タコイルまたはランプで構成される発熱部14a,14
bと、この発熱部14a,14bに電力を供給する電源
供給部(図示されていない)とで構成される。
【0034】上記発熱部14a,14bは、上記電源供
給部から提供された電力により熱を発生してウェハ11
の縁表面に加える。上記ウェハ11の縁表面に位置した
SOG物質は、上記発熱部14a,14bから提供され
た熱エネルギにより加熱されて、結局、その粘性係数が
低くなる。従って、ウェハ固定板13により固定された
ウェハ11が回転されつつ、その表面上にSOG物質が
塗布される時、縁に位置したSOG物質は、上記発熱部
14a,14bにより提供された熱エネルギにより、そ
の粘性係数が低下されて、一定分量のみが残り、余り
は、ウェハ11から離脱されて均等になる。
【0035】本実施例は、上記発熱部14a,14b
を、ハウジングの側壁(図示せず)で支持するための発
熱部支持手段として、支持部材14fと、これを側壁に
取り付けるための機構(図示せず)とをさらに有する。
【0036】発熱部14a,14bは、それぞれ発熱部
支持部材14fで、支持される。この発熱部支持部材1
4fは、その一部が、図示していないハウジングに、後
述する取り付け機構により、変位可能に取り付けられ
る。この発熱部支持部材14fには、発熱部を、ウェハ
の半径方向に移動させる移動手段が連結される。すなわ
ち、発熱部は、発熱部支持部材を介して、移動手段によ
りウェハの半径方向に移動できる。
【0037】この移動手段は、例えば、モータと、この
モータの回転を減速するギア機構と、回転運動を直線運
動に変換する変換機構、例えば、ラック・ピニオンとで
構成することができる。そして、例えば、ラックを、発
熱部支持部材14fの一部に取り付けることにより、発
熱部支持部材を半径方向に往復運動させるようにするこ
とができる。
【0038】移動手段は、上記の例に限られない。例え
ば、移動手段をエアシリンダで構成し、このエアシリン
ダのピストンを、発熱部支持部材に連結する構成とする
ことができる。また、発熱部をアームの先端に取り付
け、該アームを、ウェハの半径方向に変位するように、
揺動させる構造としてもよい。
【0039】発熱部支持部材14fを側壁に取り付ける
ための取り付け機構は、発熱部を移動させる機構の構造
によっても異なるが、例えば、発熱部を直線的に移動さ
せる機構を有する場合には、この直線運動を行う部材
を、変位自在に支持する機構であればよい。また、発熱
を支持するアームを揺動する形式であれば、回転軸を
支持する構造であればよい。
【0040】次に、本実施例の装置を用いて、半導体装
置の製造を行う方法の一例について説明する。なお、こ
こでは、SOG物質をコーティングすることについて説
明する。このコーティングの前後の工程は、一般的な工
程であり、説明を省略する。
【0041】本実施例では、SOG物質のコーティング
のため、SOG物質投入処理、SOG物質分散処理、お
よび、SOG物質加熱処理が行われる。これらの処理
は、現象的には、記載の順に作用するが、処理の操作と
しては、実質的に並行的に行うことができる。
【0042】まず、SOG物質投入処理では、半導体ウ
ェハ11を、ウェハ固定板13に固定し、半導体ウェハ
11の中心部に、SOG物質を投入する。
【0043】また、SOG物質分散処理では、ウェハ固
定板13を図示しないモータを駆動して回転させ、ウェ
ハ11を回転させる。これにより、SOG物質を、ウェ
ハ11の中心部から縁部に分散させる。この工程は、前
記のSOG物質投入工程の後に行ってもよい。
【0044】さらに、SOG物質加熱処理では、発熱部
14a,14bを、支持部材14fを介して、図示しな
い駆動機構により、半径方向に移動させ、ウェハ11の
縁部に位置させる。そして、図示しない電源供給部から
の通電等により、発熱部14a,14bを発熱させる。
具体的には、例えば、発熱部14a,14bがヒータコ
イルで構成されている場合、これに、一定の電流を供給
して発熱させる。この電流は、予め定めた加熱温度とな
るように設定しておく。具体的には、例えば、実験によ
り予め決定しておいた電流値とする。
【0045】これにより、上記発熱部14a,14bか
ら提供された熱エネルギによって、ウェハ11の縁部に
位置するSOG物質が加熱されて、その粘性係数が低下
する。縁に位置したSOG物質は、粘性係数が低下して
いるので、その一部は、ウェハの回転に伴う遠心力でウ
ェハ11から離脱する。この結果、ウェハ11の縁部に
は一定分量のみが残る。従って、縁部にSOG物質が余
分には溜らないので、ウェハ全体として、均一な膜厚で
SOG物質がコーティングできる。
【0046】なお、発熱部14a,14bによる加熱
は、上記のSOG物質の分散処理と併せて行う。
【0047】上記実施例では、図3に図示されたよう
に、発熱効果を高くするために発熱部14a,14bが
上記ウェハ11の縁の上下部面を全部加熱させる構造に
なっている。しかし、本発明は、これに限定されるもの
ではない。例えば、ウェハ11の上面にのみ、発熱部1
4aを設置して、加熱させる構造としても、上記実施例
と殆ど類似した効果を期待することができる。
【0048】上記実施例よりも高い加熱効果を得るため
に、図4(a)と(b)に図示されるように、本発明の
半導体製造装置は、上記ウェハ11の1箇所に形成され
た発熱部14a,14bと、これと対向する位置にある
他の箇所に形成された発熱部14′a,14′bとを備
えることもできる。
【0049】図4(b)で、参照番号15は、SOGコ
ーティング装置のハウジングで、このハウジング15
に、上記発熱部14a,14b、14′a,14′bが
取り付けられる。
【0050】上記熱エネルギ供給手段14は、上記図3
に示した例と同様に、電源供給部および発熱部14a,
14b、14′a,14′bの外に、上記発熱部を上記
ハウジング15の側壁で支持するための発熱部支持手段
として、支持部材14f,14′fと、これを側壁に取
り付けるための機構(図示せず)とを付加することがで
きる。
【0051】また、上記発熱部14a,14b、14′
a,14′bは、また、上記した例と同様に、上記ハウ
ジング15からウェハ11の中心方向へ移動するための
移動手段と有機的に結合されている。すなわち、発熱部
は、発熱部支持部材14f,14′fを介して、移動手
段によりウェハの半径方向に移動できる構造となってい
る。
【0052】上記発熱部は、ランプまたは電気ヒータで
構成されるものを実施例に提供しているが、図5に示さ
れるように、レーザ光源14eのような発熱する発熱体
で、構成しても、望ましい効果を期待することができ
る。
【0053】図5で、参照番号14fは、上記レーザ光
源14eを支持しながら、上記ハウジング15に支持さ
れるようにする発熱部支持部材である。この例の場合に
も、上述した例と同様に、レーザ光源14eを、ウェハ
の半径方向に移動させる手段が設けられる。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、ウェ
ハ上にSOG物質を塗布する時、縁の部分にも中心部と
同じく均等な厚さに塗布することができる。また、従来
のような化学処理工程が不要で、簡単な工程により、平
坦化用SOG物質を均等に塗布することができる。
【0055】これにより、追って行われる工程の終了で
製造される半導体素子は、クラック発生の抑制により、
良好な動作特性を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体製造装置であるSOG(Spin
−On Glass)コーティング装置の一部構造を示
した断面図。
【図2】本発明による半導体製造装置に適用される原理
を説明するためのグラフ。
【図3】本発明の一実施例による半導体製造装置の構造
を示した断面図。
【図4】(a)と(b)は本発明の他の実施例による半
導体製造装置の構造を示した断面図および平面図。
【図5】本発明のまた他の実施例による半導体製造装置
の構造を示した断面図。
【符号の説明】
11 ウェハ 12 SOG物質 13 ウェハ固定板 14 熱エネルギ供給部 15 ハウジング

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源が印加されて回転力を発生するモー
    タと、このモータにより回転しながらウェハを固定する
    固定板と、上記固定板を収容するハウジングと、上記ハ
    ウジングを通じて上記固定板に載置されたウェハに平坦
    化用SOG物質を注入するSOG物質注入部を含み、上
    記固定板の回転によりSOG物質を上記ウェハ上に塗布
    する半導体製造装置において、 上記ウェハの縁面に、熱エネルギを供給する熱エネルギ
    供給手段を含み、 上記熱エネルギ供給手段は、電力を供給する電源供給部
    と、上記ウェハの縁面に所定間隔で位置し、上記電力に
    より熱エネルギを発生する発熱部で構成され、 上記発熱部は、上記ウェハの上面または上下部面の縁に
    熱を供給する ことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項において、上記ウェハの上面
    は、平坦化用SOG物質が塗布されることを特徴とする
    半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項において、上記発熱部は、上記
    ウェハの上面に熱を供給するものであり、当該発熱部を
    上記ウェハの縁から中心方向へ移動するための移動手段
    を付加したことを特徴とする半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項において、上記発熱部は、上記
    ウェハの周縁部の対向する位置で、熱エネルギを発生す
    ることを特徴とする半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、上記熱エネルギ供給
    手段は、上記発熱部を、上記ハウジングの側壁から上記
    ウェハの中心方向へ移動するための発熱部支持手段を含
    むことを特徴とする半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項または請求項において、上記
    発熱部は、ヒータコイルで構成されることを特徴とする
    半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項または請求項において、上記
    発熱部は、ランプで構成されることを特徴とする半導体
    製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項または請求項において、上記
    発熱部は、レーザ光源で構成されることを特徴とする半
    導体製造装置。
  9. 【請求項9】 半導体ウェハの中心部に、SOG物質を
    投入する処理と、ウェハを回転させて、SOG物質をウ
    ェハの中心部から縁部に分散させる処理と、 縁部に位置するSOG物質の粘性係数を低下させるた
    め、発熱部を上記ウェハの縁面に所定間隔で位置させ、
    ウェハの上面または上下部面の縁部を、予め定めた温度
    で加熱する処理とを含むことを特徴とする半導体素子の
    製造方法。
JP6075956A 1993-04-15 1994-04-14 半導体製造装置および半導体素子の製造方法 Expired - Fee Related JP2677764B2 (ja)

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