JP2677669B2 - 円錐ベルト車式変速装置 - Google Patents
円錐ベルト車式変速装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66272—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members characterised by means for controlling the torque transmitting capability of the gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H2061/66281—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members characterised by means for controlling the torque transmitting capability of the gearing by increasing the line pressure at the occurrence of input torque peak
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、引張り手段に対する円錐ディスクの軸方向
押付け力を発生させるために、油圧式締めつけ手段が変
速軸に設けられ、この締めつけ手段が、それぞれの変速
軸上に摺動可能な円錐ディスクの各々１個に対して軸方
向に作用し、締めつけ手段が、制御弁とそれに接続され
た圧力媒体導管を介して圧力媒体によって付勢可能であ
り、制御弁の還流部に回転モーメント感出部材が設けら
れ、この回転モーメント感出部材が駆動軸のトルク伝達
部に配置され、回転モーメント感出部材が一方では２個
の弁部分のトルクに依存する相対運動によって、負荷に
依存して系の圧力を絞り、他方ではトルク衝撃時に、弁
部分の相対運動によって所定の容量の圧力媒体を系内
に、ひいては油圧式締めつけ手段に逆送する、変速比が
無段階に調整可能な円錐ベルト車式変速装置に関する。
押付け力を発生させるために、油圧式締めつけ手段が変
速軸に設けられ、この締めつけ手段が、それぞれの変速
軸上に摺動可能な円錐ディスクの各々１個に対して軸方
向に作用し、締めつけ手段が、制御弁とそれに接続され
た圧力媒体導管を介して圧力媒体によって付勢可能であ
り、制御弁の還流部に回転モーメント感出部材が設けら
れ、この回転モーメント感出部材が駆動軸のトルク伝達
部に配置され、回転モーメント感出部材が一方では２個
の弁部分のトルクに依存する相対運動によって、負荷に
依存して系の圧力を絞り、他方ではトルク衝撃時に、弁
部分の相対運動によって所定の容量の圧力媒体を系内
に、ひいては油圧式締めつけ手段に逆送する、変速比が
無段階に調整可能な円錐ベルト車式変速装置に関する。
この種の変速装置は特に特開昭55−27573号公報によ
って知られている。この公報の第10図に基づいて、この
ような変速装置を詳細に説明する。この変速装置は、駆
動軸と被駆動軸の交替の際の、衝撃的な負荷変動による
締めつけ手段の短時間の滑りを防止するために、両軸
に、ポンプのような回転モーメント感出部材を備えてい
る。この滑り防止を可能にするために、駆動軸の回転モ
ーメント感出部材は普通のトルク上昇に応答する。この
場合、回転モーメント感出部材は、締めつけ系の基礎圧
力が力の伝達を保証するようになるまで、流出部を絞る
ことによって、締めつけ系の基礎圧力を高める。これに
対して、急激な負荷増大時には、回転モーメント感出部
材が流出部を完全に閉じるだけでなく、所定量の圧力媒
体を圧力媒体系に逆送する。
って知られている。この公報の第10図に基づいて、この
ような変速装置を詳細に説明する。この変速装置は、駆
動軸と被駆動軸の交替の際の、衝撃的な負荷変動による
締めつけ手段の短時間の滑りを防止するために、両軸
に、ポンプのような回転モーメント感出部材を備えてい
る。この滑り防止を可能にするために、駆動軸の回転モ
ーメント感出部材は普通のトルク上昇に応答する。この
場合、回転モーメント感出部材は、締めつけ系の基礎圧
力が力の伝達を保証するようになるまで、流出部を絞る
ことによって、締めつけ系の基礎圧力を高める。これに
対して、急激な負荷増大時には、回転モーメント感出部
材が流出部を完全に閉じるだけでなく、所定量の圧力媒
体を圧力媒体系に逆送する。
この公知の変速装置は、圧力媒体還流部に設けられた
回転モーメント感出部材が、圧力下にあるその圧力媒体
を、制御弁を経て、通常軸方向に摺動可能な圧力シリン
ダとして形成された油圧式締めつけ手段に供給しなけれ
ばならないという欠点がある。これは、油圧式締めつけ
手段の応答時間に不利に作用する。なぜなら、長い圧力
媒体導管と四つの絞り個所、特に四方制御弁の狭い絞り
隙間と、緩衝上の理由から圧力媒体導管内にある絞り
が、圧力媒体流れを強く制動するからである。例えば車
両変速装置における速度変化時に生じ得るようなトルク
衝撃が発生すると、回転モーメント感出部材によって瞬
間的に供される圧力媒体量は、油圧式締めつけ手段に達
するようにするために、制御弁と圧力媒体導管内にある
絞りを流過しなければならない。その結果、回転モーメ
ント感出部材から供給される圧力媒体量は、トルク上昇
に対して遅れて、油圧式締めつけ手段に供される。
回転モーメント感出部材が、圧力下にあるその圧力媒体
を、制御弁を経て、通常軸方向に摺動可能な圧力シリン
ダとして形成された油圧式締めつけ手段に供給しなけれ
ばならないという欠点がある。これは、油圧式締めつけ
手段の応答時間に不利に作用する。なぜなら、長い圧力
媒体導管と四つの絞り個所、特に四方制御弁の狭い絞り
隙間と、緩衝上の理由から圧力媒体導管内にある絞り
が、圧力媒体流れを強く制動するからである。例えば車
両変速装置における速度変化時に生じ得るようなトルク
衝撃が発生すると、回転モーメント感出部材によって瞬
間的に供される圧力媒体量は、油圧式締めつけ手段に達
するようにするために、制御弁と圧力媒体導管内にある
絞りを流過しなければならない。その結果、回転モーメ
ント感出部材から供給される圧力媒体量は、トルク上昇
に対して遅れて、油圧式締めつけ手段に供される。
従って、回転モーメント感出部材と油圧式締めつけ手
段との間で強い絞りが原因で圧力降下が発生する。その
結果、円錐ディスクと引張り手段の間の押しつけ力が短
時間不足することになる。この押しつけ力の不足は、円
錐ディスクと相対的に引張り手段を滑らせることにな
る。その結果生じる摩擦部分の損傷は取返しがつかな
い。滑りは一般的に、潤滑剤の局部的な蒸発を意味す
る。それによって、局部的な過熱が摩擦部材の接触領域
に発生する。この場合、それに関連する、摩擦部材特に
円錐ディスクの組織変化によって、硬さがかなり低下
し、従って耐摩耗強度が低下し、溝が形成されることに
なる。
段との間で強い絞りが原因で圧力降下が発生する。その
結果、円錐ディスクと引張り手段の間の押しつけ力が短
時間不足することになる。この押しつけ力の不足は、円
錐ディスクと相対的に引張り手段を滑らせることにな
る。その結果生じる摩擦部分の損傷は取返しがつかな
い。滑りは一般的に、潤滑剤の局部的な蒸発を意味す
る。それによって、局部的な過熱が摩擦部材の接触領域
に発生する。この場合、それに関連する、摩擦部材特に
円錐ディスクの組織変化によって、硬さがかなり低下
し、従って耐摩耗強度が低下し、溝が形成されることに
なる。
本発明の根底をなす課題は、急激な負荷変動時に、駆
動軸と被駆動軸に設けられた油圧式締めつけ手段の応答
時間を大幅に短縮することである。これは、使用される
回転モーメント感出部材の圧送容量または運転圧力発生
用油圧ポンプの圧送容量を大きくしないで、可能にすべ
きである。
動軸と被駆動軸に設けられた油圧式締めつけ手段の応答
時間を大幅に短縮することである。これは、使用される
回転モーメント感出部材の圧送容量または運転圧力発生
用油圧ポンプの圧送容量を大きくしないで、可能にすべ
きである。
この課題は本発明に従い、回転モーメント感出部材
と、油圧式締めつけ手段に通じる圧力媒体導管との間
に、制御弁を迂回するための、逆送方向に開放する逆止
弁を備えた他の圧力媒体導管が設けられていることによ
って解決される。
と、油圧式締めつけ手段に通じる圧力媒体導管との間
に、制御弁を迂回するための、逆送方向に開放する逆止
弁を備えた他の圧力媒体導管が設けられていることによ
って解決される。
本発明の逆止弁を備えたバイパス導管により、回転モ
ーメント感出部材の逆送媒体は制御弁の傍を通って、絞
り個所を少ししか備えていないできるだけ短い通路を経
て、油圧式締めつけ手段に達することができる。それに
よって、油圧式締めつけ手段の応答時間が大幅に短縮さ
れる。その結果、突然およびまたは急激な加速の場合で
も、引張り手段が滑る危険が除去される。なぜなら、押
しつけ力を維持するために、付加的な容積の圧送媒体を
搬送することによって、急激なトルク上昇の発生とほと
んど同時に、トルク上昇に応答するからである。
ーメント感出部材の逆送媒体は制御弁の傍を通って、絞
り個所を少ししか備えていないできるだけ短い通路を経
て、油圧式締めつけ手段に達することができる。それに
よって、油圧式締めつけ手段の応答時間が大幅に短縮さ
れる。その結果、突然およびまたは急激な加速の場合で
も、引張り手段が滑る危険が除去される。なぜなら、押
しつけ力を維持するために、付加的な容積の圧送媒体を
搬送することによって、急激なトルク上昇の発生とほと
んど同時に、トルク上昇に応答するからである。
これは構造的には、制御弁と回転モーメント感出部材
の間に設けられた還流導管と、制御弁と油圧式締めつけ
手段の間に設けられた油圧式締めつけ手段の供給導管と
の間に、逆止弁を備えた接続導管を組み込むことによっ
て達成される。その際、付加的な圧力媒体導管は、でき
るだけ短くなるように配置される。その際、この圧力媒
体導管はケーシングまたは部品内に形成された孔として
形成してもよい。
の間に設けられた還流導管と、制御弁と油圧式締めつけ
手段の間に設けられた油圧式締めつけ手段の供給導管と
の間に、逆止弁を備えた接続導管を組み込むことによっ
て達成される。その際、付加的な圧力媒体導管は、でき
るだけ短くなるように配置される。その際、この圧力媒
体導管はケーシングまたは部品内に形成された孔として
形成してもよい。
付加的な圧力媒体導管に一体化された逆止弁は、還流
導管内の圧力が供給導管内の圧力よりも高くなるときに
のみ開放する。
導管内の圧力が供給導管内の圧力よりも高くなるときに
のみ開放する。
本発明の他の構成では、各油圧式締めつけ手段に、逆
止弁を備えたそれぞれ一つの付加的な圧力媒体導管が付
設されている。場合によっては、圧力媒体導管の一つを
一方の変速軸の中に設けてもよい。その際、回転モーメ
ント感出部材が変速軸を介して油圧式締めつけ手段に直
接接続されていると、他の締めつけ手段のために、逆止
弁を備えた付加的な圧力媒体導管を少なくとも１本設け
る必要がある。なぜなら、この締めつけ手段が迅速に応
答しなければならないからである。
止弁を備えたそれぞれ一つの付加的な圧力媒体導管が付
設されている。場合によっては、圧力媒体導管の一つを
一方の変速軸の中に設けてもよい。その際、回転モーメ
ント感出部材が変速軸を介して油圧式締めつけ手段に直
接接続されていると、他の締めつけ手段のために、逆止
弁を備えた付加的な圧力媒体導管を少なくとも１本設け
る必要がある。なぜなら、この締めつけ手段が迅速に応
答しなければならないからである。
例えば制動運転またはエンジンブレーキ運転時にエン
ジンを発電機として運転する、電気的に運転される車両
の場合のように、変速装置がその使用目的に基づいて、
交互に交換される変速出力軸と入力軸を備えていると、
駆動軸と被駆動軸に、それぞれ一つの回転モーメント感
出部材を設けなければならない。
ジンを発電機として運転する、電気的に運転される車両
の場合のように、変速装置がその使用目的に基づいて、
交互に交換される変速出力軸と入力軸を備えていると、
駆動軸と被駆動軸に、それぞれ一つの回転モーメント感
出部材を設けなければならない。
その際、力の伝達方向に対応して、駆動軸上の回転モ
ーメント感出部材だけが作用するよう締めつけ手段に油
圧的に接続される。
ーメント感出部材だけが作用するよう締めつけ手段に油
圧的に接続される。
本発明の他の詳細な事柄は、図に示した実施例の以下
の説明から明らかになる。
の説明から明らかになる。
第１図において、ベルト式変速装置（引張り手段式変
速装置）は駆動軸１と被駆動軸２を備えている。これら
の軸にはそれぞれ、円錐ディスク3,4が固定連結されて
いる。この円錐ディスクに対向する円錐ディスク３′,
4′は、軸上で軸方向に摺動可能に、かつ軸と相対回転
しないように設けられている。この円錐ベルト車式変速
装置は円筒状のシリンダ5,6を備えている。このシリン
ダ内にはそれぞれ、軸に固定連結されたピストン７が設
けられている。シリンダ5,6とピストン７は締めつけ手
段を形成している。円錐ディスク対の間において、引張
り手段、すなわちベルト25が循環する。
速装置）は駆動軸１と被駆動軸２を備えている。これら
の軸にはそれぞれ、円錐ディスク3,4が固定連結されて
いる。この円錐ディスクに対向する円錐ディスク３′,
4′は、軸上で軸方向に摺動可能に、かつ軸と相対回転
しないように設けられている。この円錐ベルト車式変速
装置は円筒状のシリンダ5,6を備えている。このシリン
ダ内にはそれぞれ、軸に固定連結されたピストン７が設
けられている。シリンダ5,6とピストン７は締めつけ手
段を形成している。円錐ディスク対の間において、引張
り手段、すなわちベルト25が循環する。
円錐ディスク３′,4′を引張り手段25に押しつけるた
め、および変速比を維持または変更するために、四方制
御弁10から導管11,12を経て圧力媒体がシリンダ5,6の室
８または９に供給される。制御弁10には圧力媒体溜14か
ら圧力媒体ポンプ13によって圧力媒体が供給される。導
管11,12には、絞り26,27が設けられている。この絞りは
変速比の変更速度を制限し、シリンダ5,6を緩衝する働
きをする。
め、および変速比を維持または変更するために、四方制
御弁10から導管11,12を経て圧力媒体がシリンダ5,6の室
８または９に供給される。制御弁10には圧力媒体溜14か
ら圧力媒体ポンプ13によって圧力媒体が供給される。導
管11,12には、絞り26,27が設けられている。この絞りは
変速比の変更速度を制限し、シリンダ5,6を緩衝する働
きをする。
四方制御弁10の滑り弁体16に連結された制御レバー15
は、その自由端がシリンダ６の溝17に係合している。一
方、他方の端部は手で操作可能である。制御レバー15は
変速比を決定する。変速装置が手動でセットした変速比
から逸脱しようとすると、溝17に係合している制御レバ
ー15が滑り弁体16を摺動させ、滑り弁体からの圧力媒体
供給量を変更し、変速比を元の状態に戻すかまたは保持
する。変速を行うときには、制御レバー15を手動操作す
ることにより、滑り弁体とシリンダの位置が変更され、
所望の変速比が達成され、かつそこで新しい平衡状態に
達する。
は、その自由端がシリンダ６の溝17に係合している。一
方、他方の端部は手で操作可能である。制御レバー15は
変速比を決定する。変速装置が手動でセットした変速比
から逸脱しようとすると、溝17に係合している制御レバ
ー15が滑り弁体16を摺動させ、滑り弁体からの圧力媒体
供給量を変更し、変速比を元の状態に戻すかまたは保持
する。変速を行うときには、制御レバー15を手動操作す
ることにより、滑り弁体とシリンダの位置が変更され、
所望の変速比が達成され、かつそこで新しい平衡状態に
達する。
この状態では、四方制御弁10の滑り弁体16は常に、図
示のように、中心位置から幾分偏倚している。従って、
油溜14からポンプ13によって弁10に供給された圧力媒体
は導管11,12,18に達する。導管18内の圧力は装置全体の
基礎圧力である。導管18内の圧力は、伝達されるトルク
（回転モーメント）に依存して回転モーメント感出部材
19によって保持される。この回転モーメント感出部材に
は、前述のように、制御弁10から流出する圧力媒体が導
管18を経て流入する。
示のように、中心位置から幾分偏倚している。従って、
油溜14からポンプ13によって弁10に供給された圧力媒体
は導管11,12,18に達する。導管18内の圧力は装置全体の
基礎圧力である。導管18内の圧力は、伝達されるトルク
（回転モーメント）に依存して回転モーメント感出部材
19によって保持される。この回転モーメント感出部材に
は、前述のように、制御弁10から流出する圧力媒体が導
管18を経て流入する。
回転モーメント感出部材19の後で、圧力媒体は導管20
を経て自由流出し、例えば引張り手段の潤滑のために役
立つ。
を経て自由流出し、例えば引張り手段の潤滑のために役
立つ。
回転モーメント感出部材19とその変形例は、特開昭55
−27573号公報（西独国特許第28 28 347号公報）に詳細
に記載されており、そしてその第２図乃至第５図に示し
てある。
−27573号公報（西独国特許第28 28 347号公報）に詳細
に記載されており、そしてその第２図乃至第５図に示し
てある。
その際、回転モーメント感出部材は、圧力媒体を短時
間多く必要とするときに、圧力媒体導管20を遮断した後
で付加的な圧送量を圧力媒体導管へ逆送するように、形
成されている。
間多く必要とするときに、圧力媒体導管20を遮断した後
で付加的な圧送量を圧力媒体導管へ逆送するように、形
成されている。
その際、圧力媒体は逆止弁21,22とバイパス管23,24を
経て、油圧式締めつけ手段へ直接流れる。逆止弁とバイ
パス管は導管18と11の間または18と12の間に組み込ま
れ、それぞれ弱い対向圧力ばねを備えている。その際、
このばねは、導管18内の圧力レベルが導管11または12内
の圧力レベルよりも高いときにのみ、開放するように、
設けられている。
経て、油圧式締めつけ手段へ直接流れる。逆止弁とバイ
パス管は導管18と11の間または18と12の間に組み込ま
れ、それぞれ弱い対向圧力ばねを備えている。その際、
このばねは、導管18内の圧力レベルが導管11または12内
の圧力レベルよりも高いときにのみ、開放するように、
設けられている。
駆動軸と被駆動軸が交替しないときには、第１図の変
速装置と回路で充分である。しかし、駆動軸と被駆動軸
が交替するときには、第２図に示すように、軸52にも回
転モーメント感出部材70が設けられる。軸52は図示例で
は駆動軸である。回転モーメント感出部材70には、切換
え弁65を介して互いに連結された戻し導管68,75を経
て、圧力媒体が供給される。常に一つの回転モーメント
感出部材が接続されるので、２個の逆止弁71,72とバイ
パス管73,74で充分である。トルク衝撃が発生すると、
前記逆止弁とバイパス管を通って、付加的な圧力媒体量
が制御弁50の傍を通って軸方向の油圧締めつけ手段に供
給される。
速装置と回路で充分である。しかし、駆動軸と被駆動軸
が交替するときには、第２図に示すように、軸52にも回
転モーメント感出部材70が設けられる。軸52は図示例で
は駆動軸である。回転モーメント感出部材70には、切換
え弁65を介して互いに連結された戻し導管68,75を経
て、圧力媒体が供給される。常に一つの回転モーメント
感出部材が接続されるので、２個の逆止弁71,72とバイ
パス管73,74で充分である。トルク衝撃が発生すると、
前記逆止弁とバイパス管を通って、付加的な圧力媒体量
が制御弁50の傍を通って軸方向の油圧締めつけ手段に供
給される。
第１図は駆動軸上に設けられた回転モーメント感出部材
と油圧式変速兼調整機構を備えた引張り手段式変速装置
の概略図であり、かつ個々の部品を切断して示す断面図
である。第２図は第２の回転モーメント感出部材とそれ
に所属する切り換え弁を備えた、第１図と同様な概略図
である。 1,2……変速軸、3.4……円錐ディスク、5,6,7……締め
つけ手段、10,50……制御弁、11,12,23,24,61,62,73,74
……圧力媒体導管、19,69……回転モーメント感出部
材、21,22,71,72……逆止弁、25……引張り手段
と油圧式変速兼調整機構を備えた引張り手段式変速装置
の概略図であり、かつ個々の部品を切断して示す断面図
である。第２図は第２の回転モーメント感出部材とそれ
に所属する切り換え弁を備えた、第１図と同様な概略図
である。 1,2……変速軸、3.4……円錐ディスク、5,6,7……締め
つけ手段、10,50……制御弁、11,12,23,24,61,62,73,74
……圧力媒体導管、19,69……回転モーメント感出部
材、21,22,71,72……逆止弁、25……引張り手段
Claims (2)
- 【請求項１】引張り手段に対する円錐ディスクの軸方向
押付け力を発生させるために、油圧式締めつけ手段が変
速軸に設けられ、この締めつけ手段が、それぞれの変速
軸上を摺動可能な円錐ディスクの各々１個に対して軸方
向に作用し、締めつけ手段が、制御弁とそれに接続され
た圧力媒体導管を介して圧力媒体によって付勢可能であ
り、制御弁の還流部に回転モーメント感出部材が設けら
れ、この回転モーメント感出部材が駆動軸のトルク伝達
部に配置され、回転モーメント感出部材が一方では２個
の弁部分のトルクに依存する相対運動によって、負荷に
依存して系の圧力を絞り、他方ではトルク衝撃時に、弁
部分の相対運動によって所定の容量の圧力媒体を系内
に、ひいては油圧式締めつけ手段に逆送する、変速比が
無段階に調整可能な円錐ベルト車式変速装置において、 回転モーメント感出部材（19;69,70）と、油圧式締めつ
け手段（5,6,7）に通じる圧力媒体導管（11,12;61,62）
との間に、制御弁（10;50）を迂回するための、前記の
逆送方向に開放する逆止弁（21,22;71,72）を備えた他
の圧力媒体導管（23,24,73,74）が設けられていること
を特徴とする円錐ベルト車式変速装置。 - 【請求項２】各油圧式締めつけ手段（5,6,7）のため
に、逆止弁（21,22;71,72）を備えた付加的な圧力媒体
導管（11,12;61,62）がそれぞれ１本ずつ設けられてい
ることを特徴とする、請求項１記載の円錐ディスク式変
速装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3817532A DE3817532C1 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | |
| DE3817532.0 | 1988-05-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0211967A JPH0211967A (ja) | 1990-01-17 |
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