JP2677645B2 - パネルの連結構造 - Google Patents

パネルの連結構造

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寿衛 小関
英喜 滝口
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株式会社アイジー技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、構築物の外壁、間仕切り、屋根に使用
するパネルの連結構造に関するものである。
〔従来の技術〕 従来のこの種のパネルの連結部は、実公昭52−3047号
公報に記載されているように雄、雌型連結部を実結合
し、かつ連結部表面からボルトを貫通し、下地にナット
を介して固定する構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、連結具の頭部が外観に露出していると
防水性、防食性および外観の意匠性に劣る不利があっ
た。また、パネルの目地は模様として利用でいない欠点
があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、パネルの
雄、雌型実連結部は化粧面の表目地に現れず、固定具を
収納する形状とし、かつ裏目地に逆T字状の敷目板を介
在させ、目地部の防水性、防食性、防火性を改善すると
共に、外観に固定具が露出することのない美しい外観に
形成できるパネルの連結構造を提案するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係るパネルの連結構造
(以下、単に連結構造という)の一実施例について詳細
に説明する。第1図は本発明に係る連結構造の一例を示
す説明図であり、特に、横張りした際の連結部を示す。
さらに説明すると、連結部は第2図に示すようなパネル
の雄型実連結部44、雌型実連結部44を相互に当接し、
かつ雄型実連結部42から固定具53を雌型実連結部44を貫
通する脳天打ち構造で下地αに固定すると共に、この雌
型実連結部44に雄型実連結部42を挿入し、その上、上記
固定具53が表目地54に露出せず、しかも裏目地52と下地
α間に敷目板47を介在させた連結構造である。すなわ
ち、パネルは例えば第2図に示すように表面材と裏
面材20間に芯材46を一体に介在させ、かつ、その長手方
向の両側縁に雄型実連結部42と雌型実連結部44とを設け
た幅300〜1000mm、長さ100〜20000mm位、総厚20〜200mm
のサンドイッチ構造体である。上記表、裏面材20
例えばAl、Fe、Cu、ステンレス、アルミ・亜鉛合金メッ
キ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼板、フッ素樹脂塗装鋼
板、クラッド鋼板、サンドイッチ鋼板等の一種をプレス
成形、押出成形、ロール成形等によって所定形状に形成
する。さらに説明すると、表面材は第3図(a)に示
すように平坦(エンボス加工も含む)な長方形状の化粧
面3とその一側縁に雄型連結部端と他側縁に雌型連結
部端13を形成し、雄型連結部端は化粧覆5、係合溝8
とから構成する。すなわち、化粧覆5は化粧面3の側縁
を外方へ傾斜させた斜面5aとその先端を化粧面3と水平
に延長した部分化粧面5bと末端を内方へ屈曲した側壁6
とその下端を内方へ屈曲し、化粧面3と平行に内側方へ
延ばした覆裏面7とから形成し、係合溝8は断面がほぼ
逆コ字状で覆裏面7を上面とし、その末端を内方へ屈曲
垂下した当面9とその下端を外方へ屈曲し傾斜した受面
10と末端を外方へ屈曲し内側方へ延ばした補強片11と先
端に設けた舌片12とから形成する。なお、受面10の先端
10aはガイド兼、ストッパとして機能する。雌型連結部
13は化粧面3から段差をつけた逃げ化粧片14とこれに
より段差を設けた固定面15と補強ガイド16とから形成
し、補強ガイド16は水平面16a、垂直面16b、傾斜部17、
延長片18、舌片19とから構成する。裏面材20は第3図
(b)に示すように背面21と雄型連結部下端22と雌型連
結部下端32とから構成する。さらに説明すると、雄型連
結部下端22は下面切り欠23、26と補強ガイド30とから形
成し、下面切り欠23は小側壁24と上面25からなり、主に
敷目板47の固定部48を収納するのに役立つ。また、下面
切り欠26は下面切り欠23の次に外側方に向かって中側壁
27と上面28とから形成し、敷目板47の立ち上り部50を収
納するものである。補強ガイド30は上面28の先端を内方
へ折り返した屈曲部29とその先端を内側方へ延ばした補
強片30aと舌片31とから形成し、主に雄型実連結部42
凸部45の1つのガイド兼ストッパとして役立つ。雌型連
結部下端32は下面切り欠33と補強ガイド部36とから形成
し、下面切り欠33は小側壁34と上面35とからなり、主に
敷目板47の固定部48を収納し、補強ガイド部36はガイド
端37、ガイド面38、受面39、水平面40、舌片41からな
り、主に雌型実連結部44の背面と側面を形成する。雄型
実連結部42は表、裏面材20の端部間に芯材46を一体
に、かつ両面材が接触しないように形成し、その上、収
納溝43を構成する。雌型実連結部44は表、裏面材20
間の各端部間に芯材46を上記と同じように介在させ、凸
部45を形成し、これを収納溝43に嵌合して連結部を構成
する。芯材46は例えばポリイソシアヌレートフォーム、
フェノールフォーム、ポリウレアフォーム、ポリイミド
フォーム等の合成樹脂発泡体、およびこれら合成樹脂発
泡体に難燃剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩等)、難燃助
剤(石膏スラグ、タルク、シラスバルーン等)、骨材
(パーライト、ガラスビーズ等)、繊維状物(長、短繊
維)等を粗、あるいは密に混入したもの、あるいはパー
ライトの周囲にフェノールフォーム粉末をコーティング
し、これを加温、加圧して発泡させたもの等で、単一素
材、あるいは複数の素材を組み合わせて形成したもので
ある。また、芯材46の形成は第2図のように表面材
裏面材20間に充填し、かつ表、裏面材20を一体に固
着するものである。この芯材46の機能としては断熱材、
接着材、補強材、嵩上材、防火材、軽量化材、吸音材と
して使用するものであり、液状の原料を混合、反応、発
泡させ、短時間に一体にするか、別途接着剤を用いて所
定形状に成形された芯材46を一体にするかのいずれかで
ある。また、パネルは例えば第2図に示すように表、
裏面材20間を隔離して相互に接触するのを防止する
ことによって熱橋の遮断を図ったものである。すなわ
ち、パネルは化粧面3の長手方向の一側壁に雄型実連
結部42、他側壁に雌型実連結部44を形成し、必要により
パネルを相互に連結する際、第1図に示すように連結
当接部に防水性、防火性、クッション性のあるパッキン
グ材51を介在させる。長尺状の敷目板47は第4図に示す
ように逆T字状断面で水平な固定部48と垂直な立ち上り
部50からなり、固定部48はリブ48aと舌片49から形成
し、主にパネル間の裏目地52の空間と下地α間に介在
させ、防火、防水、防音の強化を図るのに役立つ。な
お、材料としては表、裏面材20と同質か、ステンレ
ス板、チタン板等を用いる。固定具βはボルト、ナッ
ト、ワッシャ等からなり、パネルの固定面15から貫通
して下地αにパネルを固定するためのものである。な
お、パネルの総厚の寸法をT、覆裏面7と上面28間の
寸法をT1、受面10と上面28間の寸法をT2、下面切り欠2
3、33の寸法をT3、下面切り欠26の寸法をT4、水平面16a
とガイド面38間の寸法T5、収納溝43の開口をT6、逃げ化
粧面14の段差をT7、固定面15の段差をT8、側壁6の高さ
寸法をT9、下面切り欠23、33の幅をW1、下面切き欠26の
寸法をW2、収納溝43の寸法をW3、係合溝8の寸法をW4
立ち上り部50の寸法をW5、固定部48の寸法をW6、立ち上
り部50の高さをh1、舌片49の厚さをh2、裏目地52の寸法
をW7、表目地54の幅をW8とすると、T≒20〜200mm、T2
<T6、T1<T5、T3>h2、T4>h1、T7=3〜10mm、T8=5
〜20mmで固定具βの頭部より大きい寸法、T9≒3〜10m
m、W1>W6、W2>W5、W3≧W4、W5<W7、W8=3〜20mm位
とする。勿論、この寸法関係は一例にすぎない。
次に施工例について詳細に説明する。いま、第2図に
示すようなパネルを用いて、第1図に示すようなパネ
の連結部を形成すると仮定する。まず、敷目板47
パネル間の裏目地52に対応する位置にビス等の固定具
βで下地αに固定する。次に、下段のパッキング材51付
のパネル1′の補強ガイド部36を立ち上り部50の側面に
当接し、固定具βでパネル1′を下地αに第1図に示す
ように固定する。次にパネル1″の雄型実連結部42を第
1図に示すようにパネル1′の雌型実連結部44に嵌挿
し、表目地54を形成する。従って、壁全体を形成するに
は上記した工程をくり返し行えばよいものである。
〔その他の実施例〕
以上説明したのは本発明に係るパネルの連結構造の一
実施例にすぎず、第5図(a)、(b)に示すように形
成することができ、特に(a)図は係合溝8の最奥部に
ホットメルトコーキング材51aを収納する凹溝を形成
し、ここに植設したパネルとしたものである。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係るパネルの連結構造によれ
ば、雄、雌型連結部が実構造であるため連結が確実と
なる。固定具の頭部がパネルの覆部によって被覆され
るため固定具の頭部が化粧面に露出しない美しい外観と
なる。逆T字状の敷目板を裏目地に介在させたため、
防火性において大幅に強化される。パネルの装着は敷
目板をガイドとするため施工しやすく、外観も同一の目
地となり、美しい外観を形成できる。パッキング材を
用いた際は防水性、気密性、断熱性も大幅に強化され
る。等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るパネルの連結構造の一実施例を示
す説明図、第2図はパネルの一例を示す説明図、第3図
(a)、(b)はパネルの表、裏面材を示す説明図、第
4図は敷目板の一例を示す斜視図、第5図(a)、
(b)はその他の実施例を示す説明図である。 ……パネル、……表面材、20……裏面材、42……雄
型実連結部、44……雌型実連結部、46……芯材、47……
敷目板、β……固定具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面材と裏面材間に芯材を一体に介在さ
    せ、かつその長手方向の一側壁に雄型実連結部を形成
    し、他側壁に上記雄型実連結部を収納する雌型実連結部
    を設けたパネルを連結するに際し、表面材から裏面材ま
    で固定具を貫通して下地に雌型実連結部の末端部を固定
    し、雄、雌型実連結部がパッキング材を介在した実結合
    とし、かつパネル間の裏目地に空隙を有し、該空隙に逆
    T字状の敷目板を介在して裏目地を被覆したことを特徴
    とするパネルの連結構造。
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