JP2677527B2 - スライドパネル等のストッパ機構 - Google Patents

スライドパネル等のストッパ機構

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JP2677527B2
JP2677527B2 JP7100212A JP10021295A JP2677527B2 JP 2677527 B2 JP2677527 B2 JP 2677527B2 JP 7100212 A JP7100212 A JP 7100212A JP 10021295 A JP10021295 A JP 10021295A JP 2677527 B2 JP2677527 B2 JP 2677527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡単な構成でテーブルの
スライド天板や抽出の移動を所望の位置で制止できると
ともに、ガタの発生を防止できるようにしたスライドパ
ネル等のストッパ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルコンピュータを載置
するパソコンテーブルのなかには、キーボードや資料を
載置可能なスライド天板を備えたものがあり、該天板を
ガイドレールに沿って引き出し、その前後端部で制止さ
せるようにしている。
【0003】しかし、この従来のパソコンテーブルは、
スライド天板を軽快に移動できる反面、僅かな力で天板
が移動して板上の資料等が落下したり、天板がガタ付き
易く、しかもスライド天板の制止位置がガイドレールの
前後端部に限られ、その中間位置での使用ができない等
の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、簡単な構成でテーブルのスライド天板や抽
出の移動を所望の位置で制止できるとともに、ガタの発
生を防止できるようにしたスライドパネル等のストッパ
機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のスラ
イドパネル等のストッパ機構は、一対のガイドレールに
沿って可動体を移動可能に配置し、該可動体をガイドレ
ールの両端位置で停止可能にしたスライドパネル等のス
トッパ機構において、一端部の両側にナットを埋設し、
そのネジ部を下面に開口した可動体と、両端に拡径部を
形成したガイド溝を有するガイドレールと、前記ガイド
溝に係合可能に挿入し、かつ上記拡径部よりも小径な弾
性変形可能なカラーと、該カラーを貫通して前記ネジ部
に螺合し、カラーを支持可能なビスまたはボルトとから
なり、前記カラーをガイド溝に沿って可動体と同動可能
に設け、該カラーをガイド溝で弾性変形させ、その外面
をガイド溝の内面に付勢させるとともに、カラーを前記
拡径部で原形回復可能に設け、拡径部のガイド溝側開口
縁部と係合可能に設け、簡単な構成で可動体の移動を所
望の位置で制止できるようにしている。また、本発明
は、ガイド溝に一対のカラーを挿入し、何れか一方のカ
ラーを常時ガイド溝に係合させて弾性変形させ、可動体
の安定した移動を促すとともに、カラーの弾性によって
可動体に制動力を与え、振動や軽微な力による可動体の
移動を防止するとともに、可動体のガタの発生を防止す
るようにしている。更に、本発明は、ガイド溝に一対の
カラーを挿入し、これらのカラーをガイド溝で弾性変形
させるとともに、拡径部で原形回復可能に設け、この一
対のカラーに可動体を停止し、または制止させる二つの
機能を与えている。しかも、本発明は、ガイド溝に一対
のカラーを挿入し、これらのカラーを拡径部を除くガイ
ド溝で弾性変形させ、該カラーの弾性によって可動体に
強力な制動力を与え、可動体をガイド溝の任意の位置で
制止可能にするとともに、可動体のガタの発生を強力に
防止するようにしている。本発明は、ガイド溝で弾性変
形したカラーの内面をビスまたはボルトの周面に圧接可
能にし、ビスまたはボルトの弛みを防止している。ま
た、本発明は、可動体をパネル状に構成し、テーブルの
スライド天板等のストッパ機構に適用可能にしている。
更に、本発明は、可動体を箱状に構成し、机や家具等の
抽出のストッパ機構に適用可能にしている。
【0006】
【作 用】請求項1の発明は、一端部の両側にナットを
埋設し、そのネジ部を下面に開口した可動体と、両端に
拡径部を形成したガイド溝を有するガイドレールと、前
記ガイド溝に係合可能に挿入し、かつ上記拡径部よりも
小径な弾性変形可能なカラーと、該カラーを貫通して前
記ネジ部に螺合し、カラーを支持可能なビスまたはボル
トとからなり、簡単な構成で所期の目的を達成できる。
また、前記カラーをガイド溝に沿って可動体と同動可能
に設け、該カラーをガイド溝で弾性変形させ、その外面
をガイド溝の内面に付勢させて、可動体に制動力を与え
る。カラーを前記拡径部で原形回復可能に設けて、拡径
部のガイド溝側開口縁部と係合可能に設け、可動体の移
動を制止する。請求項2の発明は、ガイド溝に一対のカ
ラーを挿入し、何れか一方のカラーを常時ガイド溝に係
合させて弾性変形させ、可動体の安定した移動を促すと
ともに、カラーの弾性によって可動体に制動力を与え、
振動や軽微な力による可動体の移動を防止するととも
に、可動体のガタの発生を防止する。請求項3の発明
は、ガイド溝に一対のカラーを挿入し、これらのカラー
をガイド溝で弾性変形させるとともに、拡径部で原形回
復可能に設けて、この一対のカラーに可動体を停止し、
または制止させる二つの機能を与える。請求項4の発明
は、ガイド溝に一対のカラーを挿入し、これらのカラー
を拡径部を除くガイド溝で弾性変形させ、該カラーの弾
性によって可動体に強力な制動力を与え、可動体をガイ
ド溝の任意の位置で制止可能にするとともに、可動体の
ガタの発生を強力に防止する。請求項5の発明は、ガイ
ド溝で弾性変形したカラーの内面をビスまたはボルトの
周面に圧接可能にし、ビスまたはボルトの弛みを防止す
る。請求項6の発明は、可動体をパネル状に構成し、テ
ーブルのスライド天板等のストッパ機構に適用可能にす
る。請求項7の発明は、可動体を箱状に構成し、机や家
具等の抽出のストッパ機構に適用可能にする。
【0007】
【実施例】以下、本発明をパソコンテーブルに適用した
図示実施例について説明すると、図1乃至図13におい
て1,1は前後にキャスター2,3を取付けた左右一対
の脚柱で、それらの前後に一対の支柱4,5が立設され
ている。支柱4,5の間には棚板6,7が架設され、そ
の上方に後述のスライド天板と天板8とが水平に取付け
られていて、該板8上にパーソナルコンピュータ9が載
置され、そのキーボード10が前記スライド天板に載置
されている。
【0008】支柱4,5の上端部には頂部天板11が取
付けられ、該天板11上にプリンター12が載置されて
いる。図中、13は後部側支柱5,5の下端部に取付け
た補強板である。
【0009】前記支柱4,5の中高位置には、一対のガ
イドレール14,14が取付けられ、これらは図2のよ
うに左右対称に構成されていて、鋼板を断面略L字形状
に屈曲した屈曲片14a,14bを備えている。屈曲片
14a,14bのうち、上向きに配置した屈曲片14a
は、水平に配置した屈曲片14bよりも幅広に形成さ
れ、その前後端部に上向きに屈曲した掛止片15と、下
向きに屈曲したフック16とを形成している。
【0010】このうち、掛止片15と屈曲片14aとの
間には、天板8の両端部を下向に屈曲した係止片17,
17が掛け止められ、またフック16は支柱4,5の内
面に形成した切欠溝18に掛け止められて、ガイドレー
ル14,14が取付けられている。図中、19は屈曲片
14aの内面前半部に固定した断面略L字形状のスライ
ドガイドである。
【0011】一方、屈曲片14bには、その長さ方向に
沿ってガイド溝20とビード状の凸部21とが形成さ
れ、このうちガイド溝20の両端の拡径部は20a,2
0bは、該溝20の溝幅よりも大径で、かつ後述するカ
ラーよりも若干大径の円弧状に形成され、該溝20に沿
ってビード状の凸部21が突設されている。スライドガ
イド19と屈曲片14bとの間には、可動体である合成
樹脂製のスライド天板22が前後方向に摺動可能に嵌合
され、該天板22は図8のように横長矩形に形成されて
いて、その後部両端に一対のナット23が埋め込まれ、
そのネジ部24が上記天板22の下面に開口している。
【0012】ネジ部24には、屈曲片14bの下方から
ビス25またはボルトがねじ込まれ、その頭部25aは
屈曲片14bの直下に位置し、該頭部25aとスライド
天板22の下面との間に、合成樹脂製のカラー26が介
挿されている。カラー26は適度な硬度と反復復元性に
富み、かつ対摩耗性に優れる例えばポリプロピレンで円
管状に成形され、その外径はガイド溝20の溝幅よりも
大径で、かつ該溝20の拡径部20a,20bよりも若
干小径に形成され、これがガイド溝20の内面に係合可
能に挿入されている。そして、ガイド溝20の拡径部2
0a,20bでは原形を回復して、端部20a,20b
の側方開口縁と係合可能にされ、またガイド溝20の中
間部では溝内面に押し潰されて、図11〜13のように
長円形に変形可能にされている。
【0013】カラー26の内部には通孔27が形成さ
れ、該孔27内にビス25の螺軸が裕度をもって挿入さ
れていて、カラー26がガイド溝20の中間部を移動時
に、その内面がビス25の螺軸周面を押圧している。
【0014】この他、図中28はスライド天板22の側
端部周面に装着したエッヂである。
【0015】このように構成したスライドパネル等のス
トッパ機構の主要部は、ガイドレール14とスライド天
板22とビス25とカラー26とからなり、これらを次
のように製作する。先ず、ガイドレール14は鋼板をプ
レス成形して製作され、これは屈曲片14a,14bを
屈曲し、この一方の屈曲片14aの両端部を切り起こし
て、掛止片15とフック16とを形成し、その前半部内
面に別設のスライドガイド19を溶接する。
【0016】また、屈曲片14bの略全域にガイド溝2
0を打ち抜き、その近接位置に略半球断面の凸部21を
突設する。なお、一対のガイドレール14,14は左右
対称に成形する。スライド天板22は、その樹脂成形時
に後端部両側に一対のナット23を埋め込み、そのネジ
部24を下面に開口して製作する。ビス25は市販のも
のを使用し、またカラー27は樹脂成形して製作する。
【0017】次に、これらを組み立てる場合は左右一対
のガイドレール14を用意し、そのフック16を脚柱1
に立設した支柱4,5の切欠溝18の下側開口縁部に掛
け止め、左右のスライドガイド19,19と屈曲片14
b,14bとの間に、スライド天板22を挿入し、その
埋め込みナット23を後端部下面に位置付ける。
【0018】その際、例えばガイド溝20の前端部の拡
径部20bを利用して、図10のようにカラー26を下
方から拡径部20bに挿入し、該カラー26の通孔27
にビス25を下方から挿入し、これをネジ部24にねじ
込んで、カラー26をビス頭部25aとスライド天板2
2の下面との間に軽く挟み込む。
【0019】この後、各ナット23にビス25をねじ込
み、カラー26を取付ける。この状況は図4のようで、
スライド天板22が左右の屈曲片14b,14bの凸部
21,21と係合し、またカラー26がガイド溝20を
貫通して下方に突出し、その下端をビス25の頭部25
aが係合して保持している。この後、掛止片15と支柱
4,5の内面との間に係止片17,17を掛け止め、天
板8を取付ける。この状況は図2のようである。
【0020】こうして取付けたスライド天板22は、常
時はパソコンテーブルの後方に押し込まれ、その後端部
が図3のように上記テーブルの後端に位置し、ガイド溝
20,20の後端部に、カラー26,26とビス25,
25とが位置している。この状況は図11のようで、後
部側のカラー26がガイド溝20の後端の拡径部20a
に位置し、その円形断面の原形を維持して、ガイド溝2
0の前方開口縁と係合可能に置かれ、静止時におけるス
ライド天板22の前方への移動を阻止する。
【0021】また、前方側のカラー26がガイド溝20
の後部側に位置し、該溝20の相対する内面に押し潰さ
れて、該溝20に沿って長円形に変形されている。この
ため、前方側のカラー26は、上記変形による弾性(復
元力)によって、その外周面をガイド溝20の内面に押
し付け、その接触面圧力によって該カラー26の移動を
制止し、前述と相俟ってスライド天板22の前方への移
動を強力に阻止するとともに、上記天板22の左右方向
のガタの発生を阻止する。
【0022】この場合、前方側のカラー26の内周面は
ビス25の螺軸周面を圧接し、その接触面圧力によって
ビス25の移動や回転を阻止するから、振動や衝撃によ
ってビス25が弛むことはない。
【0023】このような状況からスライド天板22の前
端部を保持し、これを前方へ引き出すと、上記天板22
に連結したビス25とカラー26が前方に引かれる。そ
の際、後方側のカラー26はガイド溝20の前方開口縁
部と係合し、その弾性に抗して押し潰され、前方側のカ
ラー26と同形に弾性変形して、拡径部20aから引き
出され、これに前方側のカラー26が同動する。
【0024】この状況は図12のようで、各カラー26
が上記変形による弾性(復元力)によって、その外周面
をガイド溝20の内面に押し付け、その接触面圧力を維
持しながらガイド溝20の内面を滑動する。したがっ
て、スライド天板22は上記接触面圧力によって、ガイ
ド溝20の任意の位置で停止し、当該位置を保持するこ
とができるとともに、軽微な外力や振動による上記天板
22の移動を防止し、しかも上記接触面圧力によって、
スライド天板22の左右方向のガタの発生を阻止する。
【0025】この場合、スライド天板22は凸部21,
21上を線接触して移動するから、屈曲片14b,14
b上を移動する場合に比べて、接触面積が非常に小さ
く、その分摩擦力が低減して、円滑に移動する。また、
スライド天板22の引き出し時には、カラー26の内周
面はビス25の螺軸周面を圧接し、その接触面圧力によ
ってビス25の移動や回転を阻止するから、振動や衝撃
によってビス25が弛む惧れはない。
【0026】こうしてスライド天板22が前方へ引き出
され、前方側のカラー26がガイド溝20に導かれて、
その前端部の拡径部20bへ移動すると、カラー26が
自身の弾性によって円形断面の原形を回復し、その周面
が拡径部20bの内面と係合して、上記天板22が停止
する。この状況は図13のようで、前方側のカラー26
がガイド溝20の後方開口縁と係合可能に位置するか
ら、上記停止時におけるスライド天板22の後方への移
動を阻止する。
【0027】また、後方側のカラー26がガイド溝20
の前部側に位置し、該溝20の相対する内面に押し潰さ
れて、図示のように長円形に変形されている。このた
め、後方側のカラー26は、上記変形による弾性(復元
力)によって、その外周面をガイド溝20の内面に押し
付け、その接触面圧力によって該カラー26の移動を制
止し、前述と相俟ってスライド天板22の後方への移動
を強力に阻止するとともに、上記天板22の左右方向の
ガタの発生を阻止する。
【0028】この場合、後方側のカラー26の内周面は
ビス25の螺軸周面を圧接し、その接触面圧力によって
ビス25の移動や回転を阻止するから、振動や衝撃によ
ってビス25が弛むことはない。
【0029】一方、スライド天板22の使用後、これを
後方へ押し込むと、前方側のカラー26が押し潰され
て、後方側のカラー26と同形に弾性変形し、これらが
ガイド溝20を移動時に共に弾性変形する。そして、上
記天板22の押し込み終期には、後方側のカラー26が
拡径部20aに移動し、該カラー26が原形を回復する
とともに、前方側のカラー26が弾性変形して、図11
のような原状を回復する。この場合の作用効果は、スラ
イド天板22の引き出し時と実質的に同一である
【0030】なお、この実施例では本発明をパソコンテ
ーブルのようなパネル状のものに適用しているが、これ
に限らず、例えば机や家具の抽出のような箱状の可動体
にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のスライドパネル等のストッパ機
構は以上のように、一端部の両側にナットを埋設し、そ
のネジ部を下面に開口した可動体と、両端に拡径部を形
成したガイド溝を有するガイドレールと、前記ガイド溝
に係合可能に挿入し、かつ上記拡径部よりも小径な弾性
変形可能なカラーと、該カラーを貫通して前記ネジ部に
螺合し、カラーを支持可能なビスまたはボルトとで構成
したから、簡単な構成で所期の目的を達成することがで
きる。また、カラーをガイド溝に沿って可動体と同動可
能に設け、該カラーをガイド溝で弾性変形させ、その外
面をガイド溝の内面に付勢させたから、可動体に制動力
を付与し、振動や軽微な力による可動体の移動を防止す
ることができる。更に、カラーを前記拡径部で原形回復
可能に設けて、拡径部のガイド溝側開口縁部と係合可能
に設け、可動体を確実に制止することができる。また、
本発明は、ガイド溝に一対のカラーを挿入し、何れか一
方のカラーを常時ガイド溝に係合させて弾性変形させた
から、可動体の安定した移動を促せるとともに、カラー
の弾性によって可動体に制動力を与え、振動や軽微な力
による可動体の移動を防止することができるとともに、
可動体のガタの発生を防止することができる。しかも、
本発明は、ガイド溝に一対のカラーを挿入し、これらの
カラーをガイド溝で弾性変形させるとともに、拡径部で
原形回復可能に設けたから、この一対のカラーに可動体
を停止し、または制止させる二つの機能を与えることが
できる本発明は、ガイド溝に一対のカラーを挿入し、こ
れらのカラーを拡径部を除くガイド溝で弾性変形させた
から、該カラーの弾性によって可動体に強力な制動力を
与え、可動体をガイド溝の任意の位置で制止させること
ができるとともに、可動体のガタの発生を強力に防止す
ることができる。また、本発明は、ガイド溝で弾性変形
したカラーの内面をビスまたはボルトの周面に圧接可能
にしたから、ビスまたはボルトの弛みを防止することが
できる。更に、本発明は、可動体をパネル状に構成した
から、テーブルのスライド天板等のストッパ機構に適用
することができる。しかも、本発明は、可動体を箱状に
構成したから、机や家具等の抽出のストッパ機構に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパソコンテーブルの一例を示
す斜視図で、スライド天板の引き出し状態を示してい
る。
【図2】本発明の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の要部を示す平面図である。
【図4】図3のAーA線に沿う断面図で、拡大して示し
ている。
【図5】本発明に適用したガイドレールの一例を示す平
面図である。
【図6】図4の正面図である。
【図7】図5のBーB線に沿う断面図で、拡大して示し
ている。
【図8】本発明に適用した可動体の一例を示す底面図で
ある。
【図9】図8のCーC線に沿う断面図で、拡大して示し
ている。
【図10】本発明の要部を分解して示す斜視図で、可動
体とガイドレールの組み立て状態を示している。
【図11】本発明の使用状態を示す横断面図で、可動体
の引き出し前の常態時を示している。
【図12】本発明の使用状態を示す横断面図で、可動体
の引き出し直後の状態を示している。
【図13】本発明の使用状態を示す横断面図で、可動体
の引き出し完了後の状態を示している。
【符号の説明】
14 ガイドレール 20 ガイド溝 20a,20b 拡径部 22 可動体(スライド天板) 23 ナット 24 ネジ部 25 ビスまたはボルト 26 カラー

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のガイドレールに沿って可動体を移
    動可能に配置し、該可動体をガイドレールの両端位置で
    停止可能にしたスライドパネル等のストッパ機構におい
    て、一端部の両側にナットを埋設し、そのネジ部を下面
    に開口した可動体と、両端に拡径部を形成したガイド溝
    を有するガイドレールと、前記ガイド溝に係合可能に挿
    入し、かつ上記拡径部よりも小径な弾性変形可能なカラ
    ーと、該カラーを貫通して前記ネジ部に螺合し、カラー
    を支持可能なビスまたはボルトとからなり、前記カラー
    をガイド溝に沿って可動体と同動可能に設け、該カラー
    をガイド溝で弾性変形させ、その外面をガイド溝の内面
    に付勢させるとともに、カラーを前記拡径部で原形回復
    可能に設け、拡径部のガイド溝側開口縁部と係合可能に
    設けたことを特徴とするスライドパネル等のストッパ機
    構。
  2. 【請求項2】 ガイド溝に一対のカラーを挿入し、何れ
    か一方のカラーを常時ガイド溝に係合させて弾性変形さ
    せた請求項1記載のスライドパネル等のストッパ機構。
  3. 【請求項3】 ガイド溝に一対のカラーを挿入し、これ
    らのカラーをガイド溝で弾性変形させるとともに、拡径
    部で原形回復可能に設けた請求項1記載のスライドパネ
    ル等のストッパ機構。
  4. 【請求項4】 ガイド溝に一対のカラーを挿入し、これ
    らのカラーを拡径部を除くガイド溝で弾性変形させた請
    求項1記載のスライドパネル等のストッパ機構。
  5. 【請求項5】 ガイド溝で弾性変形したカラーの内面を
    ビスまたはボルトの周面に圧接可能にした請求項1記載
    のスライドパネル等のストッパ機構。
  6. 【請求項6】 可動体がパネル状である請求項1記載の
    スライドパネル等のストッパ機構。
  7. 【請求項7】 可動体が箱状である請求項1記載のスラ
    イドパネル等のストッパ機構。
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