JP2677446B2 - 編成車両の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は編成車両の制御装置に関し、もつと詳しく
は、編成車両中に複数カ所の乗務員室から共通の被制御
手段を制御することができる編成車両の制御装置に関す
る。
は、編成車両中に複数カ所の乗務員室から共通の被制御
手段を制御することができる編成車両の制御装置に関す
る。
従来の技術 従来から車両編成中に複数カ所の乗務員室がある車両
では、編成中の選択した1カ所のみしか運転手の運転操
作や車掌の扉開閉扱い等を行うことができないように、
各乗務員室に運転台の選択切替スイツチを設けて運転操
作や車掌操作を行う乗務員室を選択する方式が多くとら
れている。このために、運転台の操作スイツチの信号を
この選択スイツチを介して各車両に指令する回路とし、
相互の運転台の選択スイツチ同士でインタロツク回路を
組むことにすることにより、複数の運転台から同時に運
転操作されることを防止している。
では、編成中の選択した1カ所のみしか運転手の運転操
作や車掌の扉開閉扱い等を行うことができないように、
各乗務員室に運転台の選択切替スイツチを設けて運転操
作や車掌操作を行う乗務員室を選択する方式が多くとら
れている。このために、運転台の操作スイツチの信号を
この選択スイツチを介して各車両に指令する回路とし、
相互の運転台の選択スイツチ同士でインタロツク回路を
組むことにすることにより、複数の運転台から同時に運
転操作されることを防止している。
このような典型的な先行技術は台3図に示されてい
る。2つの運転台が備えられた乗務員室21,22が、1つ
の編成車両に設けられ、電源23が設けられる。各乗務員
室21,22には選択スイツチ24,25と運転手が操作する操作
手段26,27が設けられる。乗務員室21において操作手段2
6によつて共通の負荷機器28,29を操作し、このときもう
1つの乗務員室22では操作手段27による操作を行うこと
ができないようにするために、選択スイツチ24を押圧操
作する。これによつて電源23aからの電流はライン30か
ら選択スイツチ25を経てライン31に流れ、操作された操
作手段26から選択スイツチ24を経てライン32または33か
ら、負荷機器28,29に供給される。これによつて乗務員
室21の操作手段26によつて負荷機器28,29の制御を行う
ことができる。このとき選択スイツチ24の接点34は遮断
されているので、電源23bからライン35を経て供給され
る電力はライン36から乗務員室22の操作手段27および選
択スイツチ25には供給されない。したがつて乗務員室22
において、負荷機器28,29を制御することはできない。
る。2つの運転台が備えられた乗務員室21,22が、1つ
の編成車両に設けられ、電源23が設けられる。各乗務員
室21,22には選択スイツチ24,25と運転手が操作する操作
手段26,27が設けられる。乗務員室21において操作手段2
6によつて共通の負荷機器28,29を操作し、このときもう
1つの乗務員室22では操作手段27による操作を行うこと
ができないようにするために、選択スイツチ24を押圧操
作する。これによつて電源23aからの電流はライン30か
ら選択スイツチ25を経てライン31に流れ、操作された操
作手段26から選択スイツチ24を経てライン32または33か
ら、負荷機器28,29に供給される。これによつて乗務員
室21の操作手段26によつて負荷機器28,29の制御を行う
ことができる。このとき選択スイツチ24の接点34は遮断
されているので、電源23bからライン35を経て供給され
る電力はライン36から乗務員室22の操作手段27および選
択スイツチ25には供給されない。したがつて乗務員室22
において、負荷機器28,29を制御することはできない。
乗務員室22から負荷機器28,29を操作するには、選択
スイツチ24を第3図に示される元のスイツチング状態に
戻し、その後、選択スイツチ25を操作し、操作手段27に
よつて負荷機器28,29を制御することができる。
スイツチ24を第3図に示される元のスイツチング状態に
戻し、その後、選択スイツチ25を操作し、操作手段27に
よつて負荷機器28,29を制御することができる。
発明が解決すべき課題 このような第3図に示される先行技術では、大形の選
択スイツチ24,25が必要であり、またいずれか一方の乗
務員室21,22からのみ負荷機器28,29を制御することがで
きるようにするためのインタロツク回路が必要であり、
そのため各乗務員室21,22間に、多数の配線30〜33,35,3
6を設ける必要がある。
択スイツチ24,25が必要であり、またいずれか一方の乗
務員室21,22からのみ負荷機器28,29を制御することがで
きるようにするためのインタロツク回路が必要であり、
そのため各乗務員室21,22間に、多数の配線30〜33,35,3
6を設ける必要がある。
本発明の目的は、構成の小形化および簡略化を図るこ
とができるようにした編成車両の制御装置を提供するこ
とである。
とができるようにした編成車両の制御装置を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段 本発明は、乗務員室をそれぞれ有する複数の乗務員室
付き車両41,42を備える編成車両の制御装置において、 各乗務員室には、 乗務員が操作する装置類1と、 選択スイツチ3とが設けられ、 各車両41,42には、 処理回路9a,9bと、 各処理回路9a,9bに接続されて処理回路9a,9b間で多重
伝送するための相互に接続された伝送制御回路10a,10b
と、 選択確立ストア領域12a1,12a2と、選択禁止ストア領
域12b1,12b2とを有するメモリ120,121とが、それぞれ設
けられ、 各処理回路9aは、 その処理回路9aが備えられている乗務員室付き車両41
の選択スイツチ3aからの選択入力に応答し、選択禁止ス
トア領域12b1のストア内容が他方論理値であるときにの
み、その選択スイツチ3aの入力を受付け、伝送制御回路
10a,10bを介して、他の全ての車両42の処理回路9bによ
つて、前記他の全ての車両42のメモリ121における選択
禁止ストア領域12b2に一方の論理値を設定し、前記他の
全ての車両42の処理回路9bは、この設定完了したことを
表す信号を出力し、 操作された選択スイツチ3aが備えられている車両41の
処理回路9aは、前記設定完了したことを表す信号を受信
して、選択確立ストア領域12a1を一方の論理値にし、 各処理回路9aはまた、 その処理回路9aが備えられている乗務員付き車両41の
装置類1の入出力要求が生じた場合、入出力要求が生じ
た装置類1が備えられている乗務員室付き車両41のメモ
リ120の選択確立ストア領域12a1のストア内容が前記一
方論理値であるときにのみ、その装置類1の操作による
信号を受付けて、各車両41,42の被制御手段11a,11bの制
御を行い、 選択スイツチ3aからの選択解除入力が生じた場合、選
択禁止ストア領域12b1のストア内容が前記他方論理値で
あるときにのみ、その選択スイツチ3aの入力を受付け
て、その選択スイツチ3aが備えられている乗務員室付き
車両41のメモリ120の選択確立ストア領域12a1のストア
内容を他方論理値にして、その選択解除入力が生じた選
択スイツチ3aが備えられている乗務員室付き車両41の装
置類1の入出力を無効とし、かつ他の全ての乗務員室付
き車両42のメモリ121の選択禁止ストア領域12b2を前記
他方論理値にする指令信号を他の処理回路9に出力する
ことを特徴とする編成車両の制御装置である。
付き車両41,42を備える編成車両の制御装置において、 各乗務員室には、 乗務員が操作する装置類1と、 選択スイツチ3とが設けられ、 各車両41,42には、 処理回路9a,9bと、 各処理回路9a,9bに接続されて処理回路9a,9b間で多重
伝送するための相互に接続された伝送制御回路10a,10b
と、 選択確立ストア領域12a1,12a2と、選択禁止ストア領
域12b1,12b2とを有するメモリ120,121とが、それぞれ設
けられ、 各処理回路9aは、 その処理回路9aが備えられている乗務員室付き車両41
の選択スイツチ3aからの選択入力に応答し、選択禁止ス
トア領域12b1のストア内容が他方論理値であるときにの
み、その選択スイツチ3aの入力を受付け、伝送制御回路
10a,10bを介して、他の全ての車両42の処理回路9bによ
つて、前記他の全ての車両42のメモリ121における選択
禁止ストア領域12b2に一方の論理値を設定し、前記他の
全ての車両42の処理回路9bは、この設定完了したことを
表す信号を出力し、 操作された選択スイツチ3aが備えられている車両41の
処理回路9aは、前記設定完了したことを表す信号を受信
して、選択確立ストア領域12a1を一方の論理値にし、 各処理回路9aはまた、 その処理回路9aが備えられている乗務員付き車両41の
装置類1の入出力要求が生じた場合、入出力要求が生じ
た装置類1が備えられている乗務員室付き車両41のメモ
リ120の選択確立ストア領域12a1のストア内容が前記一
方論理値であるときにのみ、その装置類1の操作による
信号を受付けて、各車両41,42の被制御手段11a,11bの制
御を行い、 選択スイツチ3aからの選択解除入力が生じた場合、選
択禁止ストア領域12b1のストア内容が前記他方論理値で
あるときにのみ、その選択スイツチ3aの入力を受付け
て、その選択スイツチ3aが備えられている乗務員室付き
車両41のメモリ120の選択確立ストア領域12a1のストア
内容を他方論理値にして、その選択解除入力が生じた選
択スイツチ3aが備えられている乗務員室付き車両41の装
置類1の入出力を無効とし、かつ他の全ての乗務員室付
き車両42のメモリ121の選択禁止ストア領域12b2を前記
他方論理値にする指令信号を他の処理回路9に出力する
ことを特徴とする編成車両の制御装置である。
作 用 本発明に従えば、乗務員、たとえば運転手または車掌
が操作すべき装置類1が設けられた乗務員室は、複数の
各乗務員室付き車両41,42に設けられており、各車両41,
42毎に設けられている処理回路9a,9bは、伝送制御回路1
0a,10bを介して被制御手段11a,11bを制御するように多
重伝送によつて信号が授受可能とされ、これによつて車
両の動作指令、制御配線および状態情報の表示用配線な
どを統合することができる。
が操作すべき装置類1が設けられた乗務員室は、複数の
各乗務員室付き車両41,42に設けられており、各車両41,
42毎に設けられている処理回路9a,9bは、伝送制御回路1
0a,10bを介して被制御手段11a,11bを制御するように多
重伝送によつて信号が授受可能とされ、これによつて車
両の動作指令、制御配線および状態情報の表示用配線な
どを統合することができる。
本発明に従えば、複数の乗務員室付き車両41,42のう
ち、たとえば1つの車両41の選択スイツチ3aを操作して
選択入力が行われることによつて、選択禁止ストア領域
12b1のストア内容が他方論理値(たとえば論理「0」)
であるときにのみ、その選択スイツチ3aの選択入力が受
付けられ、他の全ての乗務員室付き車両42の処理回路9b
によつて、前記他の全ての車両42のメモリ121における
選択禁止ストア領域12b2は、一方の論理値(たとえば論
理「1」)が設定され、したがつて前記他の全ての車両
42では、選択スイツチ3bの入力は受付けられなくなる。
ち、たとえば1つの車両41の選択スイツチ3aを操作して
選択入力が行われることによつて、選択禁止ストア領域
12b1のストア内容が他方論理値(たとえば論理「0」)
であるときにのみ、その選択スイツチ3aの選択入力が受
付けられ、他の全ての乗務員室付き車両42の処理回路9b
によつて、前記他の全ての車両42のメモリ121における
選択禁止ストア領域12b2は、一方の論理値(たとえば論
理「1」)が設定され、したがつて前記他の全ての車両
42では、選択スイツチ3bの入力は受付けられなくなる。
前記他の全ての車両42の選択禁止ストア領域12b2に一
方の論理値が設定されて、その設定が完了したことを表
す信号が出力されることによつて、前記操作された選択
スイツチ3aが備えられている車両41の選択確立ストア領
域12a1が一方の論理値(たとえば論理「1」)に設定さ
れる。したがつて選択確立ストア領域12a1のストア内容
が前記一方論理値であるときには、その車両41に備えら
れている装置類1が操作されて入出力要求が生じたと
き、各車両41,42の被制御手段11a,11bの制御が各処理回
路9a,9bによつて行われる。これによつて複数の乗務員
室付き車両41,42のうち、1つの車両41だけから、被制
御手段11a,11bの制御指令を行うことができる。
方の論理値が設定されて、その設定が完了したことを表
す信号が出力されることによつて、前記操作された選択
スイツチ3aが備えられている車両41の選択確立ストア領
域12a1が一方の論理値(たとえば論理「1」)に設定さ
れる。したがつて選択確立ストア領域12a1のストア内容
が前記一方論理値であるときには、その車両41に備えら
れている装置類1が操作されて入出力要求が生じたと
き、各車両41,42の被制御手段11a,11bの制御が各処理回
路9a,9bによつて行われる。これによつて複数の乗務員
室付き車両41,42のうち、1つの車両41だけから、被制
御手段11a,11bの制御指令を行うことができる。
本発明に従えば、被制御手段11a,11bの制御指令を行
う車両41,42を変えるにあたつては、その被制御手段11
a,11bの制御指令を行つていた同一車両41における選択
スイツチ3aを操作して選択解除入力を行い、このとき、
選択禁止ストア領域12b1のストア内容は、他方論理値で
あれば、その選択スイツチ3aの選択解除入力が受付けら
れて、同一車両41のメモリ120の選択確立ストア領域12a
1のストア内容が他方論理値とされて、その同一車両41
の装置類1の入出力を無効とし、したがつて選択解除入
力が受付けられることによつて、その車両41からの被制
御手段11a,11bの制御指令を行うことができなくなると
ともに、他の全ての車両42のメモリ121の選択禁止スト
ア領域12b2を他方論理値にして、前記他の全ての車両42
のうちのいずれかにおける選択スイツチ3bによる制御指
令のための入力を受付け可能とする。
う車両41,42を変えるにあたつては、その被制御手段11
a,11bの制御指令を行つていた同一車両41における選択
スイツチ3aを操作して選択解除入力を行い、このとき、
選択禁止ストア領域12b1のストア内容は、他方論理値で
あれば、その選択スイツチ3aの選択解除入力が受付けら
れて、同一車両41のメモリ120の選択確立ストア領域12a
1のストア内容が他方論理値とされて、その同一車両41
の装置類1の入出力を無効とし、したがつて選択解除入
力が受付けられることによつて、その車両41からの被制
御手段11a,11bの制御指令を行うことができなくなると
ともに、他の全ての車両42のメモリ121の選択禁止スト
ア領域12b2を他方論理値にして、前記他の全ての車両42
のうちのいずれかにおける選択スイツチ3bによる制御指
令のための入力を受付け可能とする。
実施例 第1図は本発明の一実施例のブロツク図である。編成
車両40は、乗務員室付き車両41,42と、そのような乗務
員室が備えられない車両43とを含む。車両41の構成は、
車両42の構成に類似し、対応する部分には添え字aを添
え字bに変えて示し、総括的には添え字a,bを省略して
説明する。乗務員室内には、運転手が操作する機器類
(主幹制御器、ブレーキ制御器等)と運転手が確認する
表示装置類(速度計、圧力計、事故表示等)との運転手
用装置類1と、車掌が操作する機器類(扉開閉スイツチ
等)と車掌が確認する表示装置類(扉表示等)との車掌
用機器類2とが、装備されている。また運転台選択スイ
ツチ3と、同確立表示4、および車掌扱選択スイツチ5
と同確立表示6も設けられている。これらは、その編成
車両40の多重伝送手段7に接続されており、制御、表示
の情報はインタフエイス8を介して処理回路9に接続さ
れている。編成中の各車両との情報のやりとりは処理回
路9、伝送制御回路10を介して、多重伝送で、すなわち
時分割伝送で、または周波数分割伝送などで、各車両の
多重伝送手段7相互でやりとりされる。車両43の構成
は、車両41,42の各構成に類似しており、対応する部分
には同一の数字に添え字cを付して示し、上述の説明お
よび以下の説明では、この添え字cを省略して、総括的
に示すことがある。
車両40は、乗務員室付き車両41,42と、そのような乗務
員室が備えられない車両43とを含む。車両41の構成は、
車両42の構成に類似し、対応する部分には添え字aを添
え字bに変えて示し、総括的には添え字a,bを省略して
説明する。乗務員室内には、運転手が操作する機器類
(主幹制御器、ブレーキ制御器等)と運転手が確認する
表示装置類(速度計、圧力計、事故表示等)との運転手
用装置類1と、車掌が操作する機器類(扉開閉スイツチ
等)と車掌が確認する表示装置類(扉表示等)との車掌
用機器類2とが、装備されている。また運転台選択スイ
ツチ3と、同確立表示4、および車掌扱選択スイツチ5
と同確立表示6も設けられている。これらは、その編成
車両40の多重伝送手段7に接続されており、制御、表示
の情報はインタフエイス8を介して処理回路9に接続さ
れている。編成中の各車両との情報のやりとりは処理回
路9、伝送制御回路10を介して、多重伝送で、すなわち
時分割伝送で、または周波数分割伝送などで、各車両の
多重伝送手段7相互でやりとりされる。車両43の構成
は、車両41,42の各構成に類似しており、対応する部分
には同一の数字に添え字cを付して示し、上述の説明お
よび以下の説明では、この添え字cを省略して、総括的
に示すことがある。
また多重伝送手段7の処理回路9には、メモリ120〜1
22が接続されており、乗務員室付き車両41,42のメモリ1
20,121には以下のアドレスを有するストア領域を設け
る。
22が接続されており、乗務員室付き車両41,42のメモリ1
20,121には以下のアドレスを有するストア領域を設け
る。
ストア領域12a1,12a2は、運転台選択確立メモリアド
レスを有するストア領域であり、12b1,12b2は、運転台
選択禁止メモリアドレスを有するストア領域であり、12
c1,12c2は車掌扱選択確立メモリアドレスを有するスト
ア領域であり、12d1,12d2は、車掌扱選択禁止メモリア
ドレスを有するストア領域である。
レスを有するストア領域であり、12b1,12b2は、運転台
選択禁止メモリアドレスを有するストア領域であり、12
c1,12c2は車掌扱選択確立メモリアドレスを有するスト
ア領域であり、12d1,12d2は、車掌扱選択禁止メモリア
ドレスを有するストア領域である。
以下の説明は、運転台選択の場合を示すが、車掌扱の
場合も同様である。車両41のメモリ120の運転台選択確
立メモリアドレスを有するストア領域12a1は、その多重
伝送手段7aに接続されている運転台が選択されて運転手
用装置類1aとの入出力が許可されているときは、論理
「1」であり、その他では論理「0」となる。また運転
台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b1は、
他の多重伝送手段7bの運転台選択確立メモリアドレスを
有するストア領域12b2が論理「1」のとき、論理「1」
となり、その他のとき論理「0」となる。
場合も同様である。車両41のメモリ120の運転台選択確
立メモリアドレスを有するストア領域12a1は、その多重
伝送手段7aに接続されている運転台が選択されて運転手
用装置類1aとの入出力が許可されているときは、論理
「1」であり、その他では論理「0」となる。また運転
台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b1は、
他の多重伝送手段7bの運転台選択確立メモリアドレスを
有するストア領域12b2が論理「1」のとき、論理「1」
となり、その他のとき論理「0」となる。
まず編成中のいずれの乗務員室でも、運転台が選択さ
れていないときには、全ての乗務員室付き車両41,42の
多重伝送手段7a,7b内の運転台選択確立メモリアドレス
を有するストア領域12a1,12a2、および同禁止メモリア
ドレスを有するストア領域12b1,12b2とも、論理「0」
である。このときには運転台選択禁止メモリアドレスを
有するストア領域12b1,12b2が論理「0」であることに
よつて、各乗務員室の運転台選択スイツチ3a,3bからの
入力は、いずれも受付け可能状態にある。或る乗務員室
付き車両、たとえば41において、運転台選択スイツチ3a
が押されて操作されると、そのスイツチ3aの出力がイン
タフエイス8aを介してその車両41の処理回路9aに入力さ
れる。このスイツチ3aからの出力が処理回路9aに入力さ
れると、車両41から全ての乗務員室付き車両、すなわち
この実施例では42に対して、運転台選択禁止メモリアド
レスを有するストア領域12b2を論理「1」にするように
指令信号を出力し、各車両42の多重伝送手段10bでは、
その指令信号を受付けることによつて、処理回路9bで
は、メモリ121の運転台選択禁止メモリアドレスのスト
ア領域12b2を論理「1」に設定し、この設定完了したこ
とを表す信号を車両41に状態情報として返送し、このこ
とは処理回路9aで確認される。
れていないときには、全ての乗務員室付き車両41,42の
多重伝送手段7a,7b内の運転台選択確立メモリアドレス
を有するストア領域12a1,12a2、および同禁止メモリア
ドレスを有するストア領域12b1,12b2とも、論理「0」
である。このときには運転台選択禁止メモリアドレスを
有するストア領域12b1,12b2が論理「0」であることに
よつて、各乗務員室の運転台選択スイツチ3a,3bからの
入力は、いずれも受付け可能状態にある。或る乗務員室
付き車両、たとえば41において、運転台選択スイツチ3a
が押されて操作されると、そのスイツチ3aの出力がイン
タフエイス8aを介してその車両41の処理回路9aに入力さ
れる。このスイツチ3aからの出力が処理回路9aに入力さ
れると、車両41から全ての乗務員室付き車両、すなわち
この実施例では42に対して、運転台選択禁止メモリアド
レスを有するストア領域12b2を論理「1」にするように
指令信号を出力し、各車両42の多重伝送手段10bでは、
その指令信号を受付けることによつて、処理回路9bで
は、メモリ121の運転台選択禁止メモリアドレスのスト
ア領域12b2を論理「1」に設定し、この設定完了したこ
とを表す信号を車両41に状態情報として返送し、このこ
とは処理回路9aで確認される。
車両41の処理回路9aは、他の全ての乗務員室付き42か
ら運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12
b2の論理「1」としたという返送信号を受付けることに
よつて、自分の運転台選択確立メモリアドレスを有する
ストア領域12a1を論理「1」とし、また運転台選択確立
表示を、表示手段4aによつて併せて行う。
ら運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12
b2の論理「1」としたという返送信号を受付けることに
よつて、自分の運転台選択確立メモリアドレスを有する
ストア領域12a1を論理「1」とし、また運転台選択確立
表示を、表示手段4aによつて併せて行う。
乗務員室付き車両41,42の多重伝送手段10a,10bでは、
自分の車両、たとえば車両41の運転手用装置類1aとの入
出力要求が生じたとき、処理回路9aは、運転台選択確立
メモリアドレスを有するストア領域12a1のストア内容を
参照し、それが論理「0」であるときには入出力要求を
無視し、したがつてその車両41の乗務員室からの制御を
不可能にし、論理「1」であるときにのみ、運転手用装
置類1aの操作による信号を受付けて、処理を行い、被制
御手段11a,11b,11cの制御を行うことが可能となる。
自分の車両、たとえば車両41の運転手用装置類1aとの入
出力要求が生じたとき、処理回路9aは、運転台選択確立
メモリアドレスを有するストア領域12a1のストア内容を
参照し、それが論理「0」であるときには入出力要求を
無視し、したがつてその車両41の乗務員室からの制御を
不可能にし、論理「1」であるときにのみ、運転手用装
置類1aの操作による信号を受付けて、処理を行い、被制
御手段11a,11b,11cの制御を行うことが可能となる。
また運転台選択スイツチ3aからの選択入力が生じた場
合、運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域
12b1のストア内容を参照し、そのストア内容が論理
「0」であるときにのみ、そのスイツチ3aの入力を受付
け、処理回路9aで処理を行い、論理「1」のときにはそ
のスイツチ3aからの入力を無視する。このことはもう1
つの車両42においても同様である。
合、運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域
12b1のストア内容を参照し、そのストア内容が論理
「0」であるときにのみ、そのスイツチ3aの入力を受付
け、処理回路9aで処理を行い、論理「1」のときにはそ
のスイツチ3aからの入力を無視する。このことはもう1
つの車両42においても同様である。
車両41の運転台選択スイツチ3aが解除されると、すな
わち選択解除入力が生じた場合、選択禁止ストア領域12
b1のストア内容が論理「0」であるときのみ、その解除
入力が受付けられ、車両41の多重伝送手段10aに接続さ
れている処理回路9aは自車41のメモリ120の運転台選択
確立メモリアドレスを有するストア領域12a1のストア内
容を論理「0」にして、運転手用装置類1aの入出力を無
効とし、さらに全ての乗務員室付車両42に対して運転台
選択禁止アドレスを有するストア領域12b2を論理「0」
にするように指令信号を出力し、他の車両42での運転台
選択スイツチ3bの操作による受付けを可能にする。
わち選択解除入力が生じた場合、選択禁止ストア領域12
b1のストア内容が論理「0」であるときのみ、その解除
入力が受付けられ、車両41の多重伝送手段10aに接続さ
れている処理回路9aは自車41のメモリ120の運転台選択
確立メモリアドレスを有するストア領域12a1のストア内
容を論理「0」にして、運転手用装置類1aの入出力を無
効とし、さらに全ての乗務員室付車両42に対して運転台
選択禁止アドレスを有するストア領域12b2を論理「0」
にするように指令信号を出力し、他の車両42での運転台
選択スイツチ3bの操作による受付けを可能にする。
このような動作について、さらに第2図を参照して説
明を行う。たとえば乗務員室付車両41において、ステツ
プa1で運転手用装置類1aとの入出力要求があるかどうか
を判断し、あれば、ステツプa2に移り、運転台選択確立
メモリアドレスを有するストア領域12a1が論理「1」で
あるかどうかを判断し、論理「1」であれば、ステツプ
a3において運転手用装置類1aとの入出力処理を行い、そ
うでなければステツプa4において運転手用装置類1aとの
入出力を無効として無視する。
明を行う。たとえば乗務員室付車両41において、ステツ
プa1で運転手用装置類1aとの入出力要求があるかどうか
を判断し、あれば、ステツプa2に移り、運転台選択確立
メモリアドレスを有するストア領域12a1が論理「1」で
あるかどうかを判断し、論理「1」であれば、ステツプ
a3において運転手用装置類1aとの入出力処理を行い、そ
うでなければステツプa4において運転手用装置類1aとの
入出力を無効として無視する。
ステツプa5では、他の多重伝送手段10b,10cから運転
台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b1のス
トア内容を論理「1」とする指令信号を受付けたかどう
かを判断し、受付けていればステツプa6に移り、そのス
トア領域12b1のストア内容を論理「1」とする。ステツ
プa7では、ステツプa5における指令信号の送信元へ、ス
トア領域12b1のストア内容を論理「1」とした状態を表
す信号を返送する。
台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b1のス
トア内容を論理「1」とする指令信号を受付けたかどう
かを判断し、受付けていればステツプa6に移り、そのス
トア領域12b1のストア内容を論理「1」とする。ステツ
プa7では、ステツプa5における指令信号の送信元へ、ス
トア領域12b1のストア内容を論理「1」とした状態を表
す信号を返送する。
ステツプa8では、他の多重伝送手段10c,10bから、運
転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b1を
論理「0」とする指令信号を受付けたかどうかを判断
し、受付けていればステツプa9に移りそのストア領域12
b1を論理「0」とする。
転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b1を
論理「0」とする指令信号を受付けたかどうかを判断
し、受付けていればステツプa9に移りそのストア領域12
b1を論理「0」とする。
ステツプa10において運転台選択スイツチ3aが操作さ
れてオンとなつたかどうかが判断され、そうであれば運
転台選択確立メモリアドレスを有するストア領域12a1が
論理「0」であるかどうかを判断し、論理「0」であれ
ばステツプa12において他の多重伝送手段10b,10cに、運
転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b2の
ストア内容を論理「1」とする指令信号を出力する。
れてオンとなつたかどうかが判断され、そうであれば運
転台選択確立メモリアドレスを有するストア領域12a1が
論理「0」であるかどうかを判断し、論理「0」であれ
ばステツプa12において他の多重伝送手段10b,10cに、運
転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b2の
ストア内容を論理「1」とする指令信号を出力する。
ステツプa13において全ての多重伝送手段10bから運転
台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b2が論
理「1」とした状態を表す信号を受付けたことが判断さ
れると、ステツプa14において運転台選択確立メモリア
ドレスを有するストア領域12a1を論理「1」とする。ス
テツプa15では、運転台選択確立表示手段4aによる表示
を行う。
台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b2が論
理「1」とした状態を表す信号を受付けたことが判断さ
れると、ステツプa14において運転台選択確立メモリア
ドレスを有するストア領域12a1を論理「1」とする。ス
テツプa15では、運転台選択確立表示手段4aによる表示
を行う。
ステツプa16において運転台選択スイツチ3aが操作さ
れて選択解除が行われたかどうかが判断され、選択解除
が行われていればステツプa17に移り運転台選択確立メ
モリアドレスを有するストア領域12a1を論理「0」と
し、次のステツプa18では他の多重伝送手段10b,10cに、
運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b2
を論理「0」とする指令信号を出力する。ステツプa19
では、運転台選択確立表示手段4aによつて表示無効を表
し、換言すると、車両41の乗務員室選択が解除されたこ
とを表す。
れて選択解除が行われたかどうかが判断され、選択解除
が行われていればステツプa17に移り運転台選択確立メ
モリアドレスを有するストア領域12a1を論理「0」と
し、次のステツプa18では他の多重伝送手段10b,10cに、
運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア領域12b2
を論理「0」とする指令信号を出力する。ステツプa19
では、運転台選択確立表示手段4aによつて表示無効を表
し、換言すると、車両41の乗務員室選択が解除されたこ
とを表す。
上述の実施例では、運転台選択スイツチ3a,3bによつ
て運転台の選択を行うとともに、運転台の選択解除を行
うように構成されたけれども、本発明の他の実施例とし
て運転台の選択と運転台の選択解除とを個別的な手段に
よつて操作するように構成してもよい。
て運転台の選択を行うとともに、運転台の選択解除を行
うように構成されたけれども、本発明の他の実施例とし
て運転台の選択と運転台の選択解除とを個別的な手段に
よつて操作するように構成してもよい。
発明の効果 本発明によれば、乗務員室を有する複数の乗務員室付
き車両41,42を備える編成車両における1つの乗務員室
に備えられた選択スイツチ3aを操作して選択入力を行つ
た場合、残余の車両42の乗務員室における選択スイツチ
3bによる選択入力を行うことができず、こうして選択入
力が受入れられた選択スイツチ3aを備える車両41におけ
る装置類1を操作して、各車両41,42に備えられている
被制御手段11a,11bの制御を行うことができる。
き車両41,42を備える編成車両における1つの乗務員室
に備えられた選択スイツチ3aを操作して選択入力を行つ
た場合、残余の車両42の乗務員室における選択スイツチ
3bによる選択入力を行うことができず、こうして選択入
力が受入れられた選択スイツチ3aを備える車両41におけ
る装置類1を操作して、各車両41,42に備えられている
被制御手段11a,11bの制御を行うことができる。
また本発明によれば、他の車両42における装置類1の
操作によつて制御手段11a,11bの制御を行おうとする際
には、選択入力が受付けられていた選択スイツチ3aを備
える車両41と同一車両41において、選択スイツチ3aを操
作して選択解除入力を行い、これによつて初めて、他の
車両42の乗務員室に備えられている選択スイツチ3bを操
作して選択入力を受付けるようにしなければならず、こ
うして言わばインタロツク動作が達成される。
操作によつて制御手段11a,11bの制御を行おうとする際
には、選択入力が受付けられていた選択スイツチ3aを備
える車両41と同一車両41において、選択スイツチ3aを操
作して選択解除入力を行い、これによつて初めて、他の
車両42の乗務員室に備えられている選択スイツチ3bを操
作して選択入力を受付けるようにしなければならず、こ
うして言わばインタロツク動作が達成される。
本発明によれば、各乗務員室付き車両41,42には、メ
モリ120,121が備えられ、各メモリ120,121は、選択確立
ストア領域12a1,12a2と、選択禁止ストア領域12b1,12b2
とを備えていることが重要であり、このことによつて、
上述のインタロツク動作を確実に達成することが可能に
なる。
モリ120,121が備えられ、各メモリ120,121は、選択確立
ストア領域12a1,12a2と、選択禁止ストア領域12b1,12b2
とを備えていることが重要であり、このことによつて、
上述のインタロツク動作を確実に達成することが可能に
なる。
また本発明によれば、メモリ120,121には、前述の一
方および他方の論理値がストアされるので、そのストア
容量が僅かですみ、また在来のポーリング動作を行う構
成ではないので、構成の簡略化を図ることができる。こ
のことは特に電気的ノイズが多い車両において、安全運
転のための誤動作を防ぐという観点から、重要なことで
ある。
方および他方の論理値がストアされるので、そのストア
容量が僅かですみ、また在来のポーリング動作を行う構
成ではないので、構成の簡略化を図ることができる。こ
のことは特に電気的ノイズが多い車両において、安全運
転のための誤動作を防ぐという観点から、重要なことで
ある。
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2図は第1
図に示される実施例の動作を説明するためのフローチヤ
ート、第3図は先行技術の電気回路図である。 1a,1b,1c……運転手用装置類、2a,2b……車掌用装置
類、3a,3b……運転台選択スイツチ、4a,4b……運転台選
択確立表示手段、5a,5b……車掌扱選択スイツチ、6a,6b
……車掌扱選択確立表示手段、7a,7b,7c……多重伝送手
段、8a,8b,8c……インタフエイス、9a,9b,9c……処理回
路、10a,10b,10c……伝送制御手段、12a1,12a2……運転
台選択確立メモリアドレスを有するストア領域、12b1,1
2b2……運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア
領域、12c1,12c2……車掌扱選択確立メモリアドレスを
有するストア領域、12d1,12d2……車掌扱選択禁止メモ
リアドレスを有するストア領域、40……編成車両、41,4
2……乗務員室付車両、43……車両、120,121,122……メ
モリ
図に示される実施例の動作を説明するためのフローチヤ
ート、第3図は先行技術の電気回路図である。 1a,1b,1c……運転手用装置類、2a,2b……車掌用装置
類、3a,3b……運転台選択スイツチ、4a,4b……運転台選
択確立表示手段、5a,5b……車掌扱選択スイツチ、6a,6b
……車掌扱選択確立表示手段、7a,7b,7c……多重伝送手
段、8a,8b,8c……インタフエイス、9a,9b,9c……処理回
路、10a,10b,10c……伝送制御手段、12a1,12a2……運転
台選択確立メモリアドレスを有するストア領域、12b1,1
2b2……運転台選択禁止メモリアドレスを有するストア
領域、12c1,12c2……車掌扱選択確立メモリアドレスを
有するストア領域、12d1,12d2……車掌扱選択禁止メモ
リアドレスを有するストア領域、40……編成車両、41,4
2……乗務員室付車両、43……車両、120,121,122……メ
モリ
Claims (1)
- 【請求項1】乗務員室をそれぞれ有する複数の乗務員室
付き車両41,42を備える編成車両の制御装置において、 各乗務員室には、 乗務員が操作する装置類1と、 選択スイツチ3とが設けられ、 各車両41,42には、 処理回路9a,9bと、 各処理回路9a,9bに接続されて処理回路9a,9b間で多重伝
送するための相互に接続された伝送制御回路10a,10b
と、 選択確立ストア領域12a1,12a2と、選択禁止ストア領域1
2b1,12b2とを有するメモリ120,121とが、それぞれ設け
られ、 各処理回路9aは、 その処理回路9aが備えられている乗務員室付き車両41の
選択スイツチ3aからの選択入力に応答し、選択禁止スト
ア領域12b1のストア内容が他方論理値であるときにの
み、その選択スイツチ3aの入力を受付け、伝送制御回路
10a,10bを介して、他の全ての車両42の処理回路9bによ
つて、前記他の全ての車両42のメモリ121における選択
禁止ストア領域12b2に一方の論理値を設定し、前記他の
全ての車両42の処理回路9bは、この設定完了したことを
表す信号を出力し、 操作された選択スイツチ3aが備えられている車両41の処
理回路9aは、前記設定完了したことを表す信号を受信し
て、選択確立ストア領域12a1を一方の論理値にし、 各処理回路9aはまた、 その処理回路9aが備えられている乗務員室付き車両41の
装置類1の入出力要求が生じた場合、入出力要求が生じ
た装置類1が備えられている乗務員室付き車両41のメモ
リ120の選択確立ストア領域12a1のストア内容が前記一
方論理値であるときにのみ、その装置類1の操作による
信号を受付けて、各車両41,42の被制御手段11a,11bの制
御を行い、 選択スイツチ3aからの選択解除入力が生じた場合、選択
禁止ストア領域12b1のストア内容が前記他方論理値であ
るときにのみ、その選択スイツチ3aの入力を受付けて、
その選択スイツチ3aが備えられている乗務員室付き車両
41のメモリ120の選択確立ストア領域12a1のストア内容
を他方論理値にして、その選択解除入力が生じた選択ス
イツチ3aが備えられている乗務員室付き車両41の装置類
1の入出力を無効とし、かつ他の全ての乗務員室付き車
両42のメモリ121の選択禁止ストア領域12b2を前記他方
論理値にする指令信号を他の処理回路9bに出力すること
を特徴とする編成車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2253658A JP2677446B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 編成車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2253658A JP2677446B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 編成車両の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133605A JPH04133605A (ja) | 1992-05-07 |
JP2677446B2 true JP2677446B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=17254385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2253658A Expired - Fee Related JP2677446B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 編成車両の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677446B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4619908B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2011-01-26 | 株式会社東芝 | 電気車制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438799U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-14 | ||
JPS5615203U (ja) * | 1979-07-13 | 1981-02-09 | ||
JPH0294941A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Nec Corp | 通信制御装置 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP2253658A patent/JP2677446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133605A (ja) | 1992-05-07 |
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Legal Events
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