JP2677152B2 - 柱・梁接合部構造 - Google Patents
柱・梁接合部構造Info
- Publication number
- JP2677152B2 JP2677152B2 JP5024066A JP2406693A JP2677152B2 JP 2677152 B2 JP2677152 B2 JP 2677152B2 JP 5024066 A JP5024066 A JP 5024066A JP 2406693 A JP2406693 A JP 2406693A JP 2677152 B2 JP2677152 B2 JP 2677152B2
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- Japan
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- steel
- column
- steel beam
- flange
- concrete
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内部にコンクリートが
充填される閉鎖断面形状の鉄骨柱と鉄骨梁からなる柱・
梁接合部構造に関するものである。
充填される閉鎖断面形状の鉄骨柱と鉄骨梁からなる柱・
梁接合部構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】角形鋼管
や円形鋼管等の閉鎖断面形状の鉄骨柱と鉄骨梁との接合
部には、応力の伝達とそれに対する鉄骨柱のフランジの
剛性確保上、鉄骨梁のフランジのレベルにダイヤフラム
が配置される。
や円形鋼管等の閉鎖断面形状の鉄骨柱と鉄骨梁との接合
部には、応力の伝達とそれに対する鉄骨柱のフランジの
剛性確保上、鉄骨梁のフランジのレベルにダイヤフラム
が配置される。
【0003】その配置の仕方には主に、鉄骨梁の上下フ
ランジ位置で切断された鉄骨柱の端面に接合する通しダ
イヤフラム方式、鉄骨柱の内部に入れる内ダイヤフラム
方式、外周に突設する外ダイヤフラム方式があるが、い
ずれも接合部の構成に要する作業の多くが溶接に依存
し、また切断や加工数が多いことから、組立には手間と
高い精度が要求されるため工場での組立作業に難があ
る。特に内ダイヤフラム方式では鉄骨柱の組立後には手
を加えることができず、外ダイヤフラム方式では仕上げ
との取合いが悪い等の問題もある。
ランジ位置で切断された鉄骨柱の端面に接合する通しダ
イヤフラム方式、鉄骨柱の内部に入れる内ダイヤフラム
方式、外周に突設する外ダイヤフラム方式があるが、い
ずれも接合部の構成に要する作業の多くが溶接に依存
し、また切断や加工数が多いことから、組立には手間と
高い精度が要求されるため工場での組立作業に難があ
る。特に内ダイヤフラム方式では鉄骨柱の組立後には手
を加えることができず、外ダイヤフラム方式では仕上げ
との取合いが悪い等の問題もある。
【0004】他に、ダイヤフラムに代え、鉄骨柱の対向
するフランジ間や隣接するフランジ間に長ボルトを通
し、これにダイヤフラムの機能を果たさせる方式がある
が、接合金物の鉄骨柱への接合が長ボルトに軸力を与え
た状態で完了することから、軸力の導入に伴って剛性の
乏しい鉄骨柱のフランジを変形させる恐れがあり、変形
を防止するには最終的なナットの緊結作業をコンクリー
トの硬化まで待たなければならないため、施工の進行に
影響が生ずることになる。
するフランジ間や隣接するフランジ間に長ボルトを通
し、これにダイヤフラムの機能を果たさせる方式がある
が、接合金物の鉄骨柱への接合が長ボルトに軸力を与え
た状態で完了することから、軸力の導入に伴って剛性の
乏しい鉄骨柱のフランジを変形させる恐れがあり、変形
を防止するには最終的なナットの緊結作業をコンクリー
トの硬化まで待たなければならないため、施工の進行に
影響が生ずることになる。
【0005】この発明は上記従来構造の実情を踏まえて
なされたもので、鉄骨柱の切断を要せず、組立作業性の
よい構造を新たに提案しようとするものである。
なされたもので、鉄骨柱の切断を要せず、組立作業性の
よい構造を新たに提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では鉄骨柱内に差
し込まれ、コンクリート中に定着される定着筋を持つ接
合金物を用いて鉄骨梁を鉄骨柱に接合し、定着筋によっ
て鉄骨梁からの引張力と圧縮力をコンクリートに伝達す
ることにより鉄骨柱に対する加工数と溶接量を削減し、
組立作業性を高める。
し込まれ、コンクリート中に定着される定着筋を持つ接
合金物を用いて鉄骨梁を鉄骨柱に接合し、定着筋によっ
て鉄骨梁からの引張力と圧縮力をコンクリートに伝達す
ることにより鉄骨柱に対する加工数と溶接量を削減し、
組立作業性を高める。
【0007】接合金物は鉄骨梁のフランジに重なり、こ
れにボルト接合されるフランジプレートと、フランジプ
レートから鉄骨柱内へ屈曲して張り出し、コンクリート
中に定着される定着筋からなり、1方向に対向する接合
金物の定着筋は平面上、互い違いに配置される。
れにボルト接合されるフランジプレートと、フランジプ
レートから鉄骨柱内へ屈曲して張り出し、コンクリート
中に定着される定着筋からなり、1方向に対向する接合
金物の定着筋は平面上、互い違いに配置される。
【0008】定着筋はフランジプレートに接合される水
平部と水平部に対して角度をなす先端部の2部分からな
り、先端部は水平部に対してパネルゾーンを外した柱側
に屈曲し、接合金物が接合される鉄骨梁に対向する鉄骨
梁寄りに位置する。
平部と水平部に対して角度をなす先端部の2部分からな
り、先端部は水平部に対してパネルゾーンを外した柱側
に屈曲し、接合金物が接合される鉄骨梁に対向する鉄骨
梁寄りに位置する。
【0009】接合金物は定着筋回りの付着力によって鉄
骨梁からの引張力を鉄骨柱内のコンクリートに伝達する
他、定着筋の先端部が対向する鉄骨梁寄りに位置するこ
とでその他方側の鉄骨梁へも伝達する。特に定着筋の先
端部がパネルゾーンを外した柱側のコンクリート中に定
着されることで、鉄骨梁からの応力は効率的に柱に伝達
される。接合金物はまた、鉄骨梁からの圧縮力をコンク
リートに伝達する。
骨梁からの引張力を鉄骨柱内のコンクリートに伝達する
他、定着筋の先端部が対向する鉄骨梁寄りに位置するこ
とでその他方側の鉄骨梁へも伝達する。特に定着筋の先
端部がパネルゾーンを外した柱側のコンクリート中に定
着されることで、鉄骨梁からの応力は効率的に柱に伝達
される。接合金物はまた、鉄骨梁からの圧縮力をコンク
リートに伝達する。
【0010】接合金物の定着筋は鉄骨柱のフランジの一
部に明けられる孔から差し込まれることで鉄骨柱の内部
に配置された状態になり、定着筋の配置のために鉄骨柱
を切断する必要はない。
部に明けられる孔から差し込まれることで鉄骨柱の内部
に配置された状態になり、定着筋の配置のために鉄骨柱
を切断する必要はない。
【0011】また柱・梁間の応力の伝達が定着筋によっ
て行われることにより鉄骨柱に対する、接合金物の配置
に伴う加工と補剛に要する加工数及び溶接量が削減,あ
るいは不要になり、接合部の組立作業性が高められる。
て行われることにより鉄骨柱に対する、接合金物の配置
に伴う加工と補剛に要する加工数及び溶接量が削減,あ
るいは不要になり、接合部の組立作業性が高められる。
【0012】
【実施例】この発明は図1,図2に示すように内部にコ
ンクリート1が充填される角形鋼管や円形鋼管等の閉鎖
断面形状の鉄骨柱2とH形断面の鉄骨梁3とを、各鉄骨
梁3に接続する接合金物4を用いて接合し、接合金物4
によって鉄骨梁3からの応力を他方側の鉄骨梁3と鉄骨
柱2内のコンクリート1に伝達するものである。
ンクリート1が充填される角形鋼管や円形鋼管等の閉鎖
断面形状の鉄骨柱2とH形断面の鉄骨梁3とを、各鉄骨
梁3に接続する接合金物4を用いて接合し、接合金物4
によって鉄骨梁3からの応力を他方側の鉄骨梁3と鉄骨
柱2内のコンクリート1に伝達するものである。
【0013】接合金物4は鉄骨梁3のフランジ31に重な
り、これにボルト5により接合されるフランジプレート
41と、フランジプレート41から鉄骨柱2内へ屈曲して張
り出し、コンクリート1中に定着される定着筋43からな
り、鉄骨柱2へはその内部に定着筋43が差し込まれ、コ
ンクリート1の充填によって固定される。フランジプレ
ート41にはボルト接合のための複数個のボルト孔42が明
けられ、定着筋43はフランジプレート41に溶接により一
体化される。
り、これにボルト5により接合されるフランジプレート
41と、フランジプレート41から鉄骨柱2内へ屈曲して張
り出し、コンクリート1中に定着される定着筋43からな
り、鉄骨柱2へはその内部に定着筋43が差し込まれ、コ
ンクリート1の充填によって固定される。フランジプレ
ート41にはボルト接合のための複数個のボルト孔42が明
けられ、定着筋43はフランジプレート41に溶接により一
体化される。
【0014】定着筋43はフランジプレート41に接合され
る、フランジプレート41の面に平行な水平部431 と、水
平部431 に対し、角度をなして屈曲する先端部432 の2
部分からL形,あるいはそれに近い形をする。先端部43
2 は図1に示すように水平部431 に対してパネルゾーン
を外した柱側に屈曲し、接合金物4が接合される鉄骨梁
3に対向する鉄骨梁3寄りに位置する。図面では先端部
432 を先端部431 に対して垂直に屈曲させ、接合金物4
に対向する側の、鉄骨柱2のフランジ21に平行に配置し
ている。
る、フランジプレート41の面に平行な水平部431 と、水
平部431 に対し、角度をなして屈曲する先端部432 の2
部分からL形,あるいはそれに近い形をする。先端部43
2 は図1に示すように水平部431 に対してパネルゾーン
を外した柱側に屈曲し、接合金物4が接合される鉄骨梁
3に対向する鉄骨梁3寄りに位置する。図面では先端部
432 を先端部431 に対して垂直に屈曲させ、接合金物4
に対向する側の、鉄骨柱2のフランジ21に平行に配置し
ている。
【0015】1方向に対向する接合金物4,4の定着筋
43,43は図2に示すように両者間に適度のあきが確保さ
れて平面上、互い違いに配置される。また鉄骨梁3の各
フランジ31のレベルで直交する両接合金物4,4の定着
筋43,43間には図1に示すように段差が付けられ、2方
向の接合金物4,4のフランジプレート41,41は同一の
レベルで鉄骨梁3,3のフランジ31,31に接合される。
43,43は図2に示すように両者間に適度のあきが確保さ
れて平面上、互い違いに配置される。また鉄骨梁3の各
フランジ31のレベルで直交する両接合金物4,4の定着
筋43,43間には図1に示すように段差が付けられ、2方
向の接合金物4,4のフランジプレート41,41は同一の
レベルで鉄骨梁3,3のフランジ31,31に接合される。
【0016】直交する方向の定着筋43,43間の段差は、
1方向の定着筋43が図3に示すようにフランジプレート
41の、鉄骨梁3に対して外側の面に、これに直交する定
着筋43が図4に示すようにフランジプレート41の、鉄骨
梁3に対して内側の面にそれぞれ固定されることにより
付けられる。
1方向の定着筋43が図3に示すようにフランジプレート
41の、鉄骨梁3に対して外側の面に、これに直交する定
着筋43が図4に示すようにフランジプレート41の、鉄骨
梁3に対して内側の面にそれぞれ固定されることにより
付けられる。
【0017】各接合金物4は図3,図4に示すように定
着筋43が鉄骨柱2のフランジ21に明けられたスリット22
から鉄骨柱2の内部に差し込まれ、フランジ21に支持さ
れた状態で設置され、これに部分的に溶接等により仮止
めされることによりコンクリート1の充填まで保持され
る。
着筋43が鉄骨柱2のフランジ21に明けられたスリット22
から鉄骨柱2の内部に差し込まれ、フランジ21に支持さ
れた状態で設置され、これに部分的に溶接等により仮止
めされることによりコンクリート1の充填まで保持され
る。
【0018】図3,図4は鉄骨柱2が組立型の角形鋼管
の場合の、接合金物4が付属した鉄骨柱2の組み立て要
領を示したものである。図3と図4は互いに直交する方
向のフランジ21,21とそれぞれの接合金物4,4の取付
状態を示す。
の場合の、接合金物4が付属した鉄骨柱2の組み立て要
領を示したものである。図3と図4は互いに直交する方
向のフランジ21,21とそれぞれの接合金物4,4の取付
状態を示す。
【0019】スリット22は各接合金物4の定着筋43の固
定位置に対応した位置に明けられ、直交する方向のフラ
ンジ21,21のスリット22,22間にはフランジプレート41
の板厚分の段差が付けられる。スリット22の高さは定着
筋43の屈曲部分が挿通可能な大きさを持てばよく、スリ
ット22は鉄骨柱2の組み立て後にコンクリート1の流出
を防止する塞ぎ板等によって塞がれる。
定位置に対応した位置に明けられ、直交する方向のフラ
ンジ21,21のスリット22,22間にはフランジプレート41
の板厚分の段差が付けられる。スリット22の高さは定着
筋43の屈曲部分が挿通可能な大きさを持てばよく、スリ
ット22は鉄骨柱2の組み立て後にコンクリート1の流出
を防止する塞ぎ板等によって塞がれる。
【0020】鉄骨柱2の組み立ては、スリット22から定
着筋43が差し込まれ、接合金物4が付属している1方向
のフランジ21,21を、定着筋43,43を互い違いに配置し
て対向させ、これに直交する方向のフランジ21,21を、
その定着筋43を既に対向している方向の定着筋43と交差
させながら対向させ、隣接するフランジ21,21の端面を
溶接する、という要領で行われる。
着筋43が差し込まれ、接合金物4が付属している1方向
のフランジ21,21を、定着筋43,43を互い違いに配置し
て対向させ、これに直交する方向のフランジ21,21を、
その定着筋43を既に対向している方向の定着筋43と交差
させながら対向させ、隣接するフランジ21,21の端面を
溶接する、という要領で行われる。
【0021】鉄骨梁3は上下のフランジ31,31が上下の
接合金物4,4のフランジプレート41,41に挟み込まれ
て設置され、これにボルト5により接合される。ウェブ
32は鉄骨柱2のフランジ21に突設された、鉄骨柱2にせ
ん断力を伝達するガセットプレート6に接合される。
接合金物4,4のフランジプレート41,41に挟み込まれ
て設置され、これにボルト5により接合される。ウェブ
32は鉄骨柱2のフランジ21に突設された、鉄骨柱2にせ
ん断力を伝達するガセットプレート6に接合される。
【0022】一方の鉄骨梁3からの引張力はその側の接
合金物4の定着筋43回りの付着力によって鉄骨柱2内の
コンクリート1と、対向する側の接合金物4の定着筋43
によって他方側の鉄骨梁3へ伝達され、圧縮力は付着力
によってコンクリート1に伝達される。
合金物4の定着筋43回りの付着力によって鉄骨柱2内の
コンクリート1と、対向する側の接合金物4の定着筋43
によって他方側の鉄骨梁3へ伝達され、圧縮力は付着力
によってコンクリート1に伝達される。
【0023】
【発明の効果】鉄骨柱内に差し込まれ、コンクリート中
に定着される定着筋を持つ接合金物を用いて鉄骨梁を鉄
骨柱に接合し、定着筋によって鉄骨梁からの引張力と圧
縮力をコンクリートに伝達するため、鉄骨柱に対する、
接合金物の配置に伴う加工と補剛に要する加工数及び溶
接量が削減,あるいは不要になり、接合部の組立作業性
を高めることができる。
に定着される定着筋を持つ接合金物を用いて鉄骨梁を鉄
骨柱に接合し、定着筋によって鉄骨梁からの引張力と圧
縮力をコンクリートに伝達するため、鉄骨柱に対する、
接合金物の配置に伴う加工と補剛に要する加工数及び溶
接量が削減,あるいは不要になり、接合部の組立作業性
を高めることができる。
【0024】定着筋はその回りの付着力によって鉄骨梁
からの引張力を鉄骨柱内のコンクリートに伝達するが、
フランジプレートに接合される水平部と水平部に対して
角度をなす先端部の2部分からなり、先端部が、接合金
物が接合される鉄骨梁に対向する鉄骨梁寄りに位置する
ため、鉄骨梁からの引張力を対向する鉄骨梁側へも伝達
することができる。
からの引張力を鉄骨柱内のコンクリートに伝達するが、
フランジプレートに接合される水平部と水平部に対して
角度をなす先端部の2部分からなり、先端部が、接合金
物が接合される鉄骨梁に対向する鉄骨梁寄りに位置する
ため、鉄骨梁からの引張力を対向する鉄骨梁側へも伝達
することができる。
【0025】また定着筋の先端部がパネルゾーンを外し
た柱側のコンクリート中に定着されるため、鉄骨梁から
の応力を効率的に柱に伝達することができる。
た柱側のコンクリート中に定着されるため、鉄骨梁から
の応力を効率的に柱に伝達することができる。
【0026】更に定着筋の、フランジプレートへの取付
面を直交する方向で変えることにより直交する鉄骨梁を
同一のレベルで鉄骨柱に接合することができる。
面を直交する方向で変えることにより直交する鉄骨梁を
同一のレベルで鉄骨柱に接合することができる。
【図1】本発明の実施例を示した縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】1方向に対向するフランジへの接合金物の取付
状態を示した斜視図である。
状態を示した斜視図である。
【図4】図3のフランジに直交する方向のフランジへの
接合金物の取付状態を示した斜視図である。
接合金物の取付状態を示した斜視図である。
1……コンクリート、2……鉄骨柱、21……フランジ、
22……スリット、3……鉄骨梁、31……フランジ、32…
…ウェブ、4……接合金物、41……フランジプレート、
42……ボルト孔、43……定着筋、431 ……水平部、432
……先端部、5……ボルト、6……ガセットプレート。
22……スリット、3……鉄骨梁、31……フランジ、32…
…ウェブ、4……接合金物、41……フランジプレート、
42……ボルト孔、43……定着筋、431 ……水平部、432
……先端部、5……ボルト、6……ガセットプレート。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部にコンクリートが充填される閉鎖断
面形状の鉄骨柱と鉄骨梁を、各鉄骨梁に接続する接合金
物を用いて接合する接合部構造であり、接合金物は鉄骨
梁のフランジに重なり、これにボルト接合されるフラン
ジプレートと、フランジプレートから鉄骨柱内へ屈曲し
て張り出し、コンクリート中に定着される定着筋からな
り、1方向に対向する接合金物の定着筋は平面上、互い
違いに配置され、定着筋はフランジプレートに接合され
る水平部と水平部に対して角度をなす先端部の2部分か
らなり、先端部は水平部に対してパネルゾーンを外した
柱側に屈曲し、接合金物が接合される鉄骨梁に対向する
鉄骨梁寄りに位置していることを特徴とする柱・梁接合
部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5024066A JP2677152B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 柱・梁接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5024066A JP2677152B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 柱・梁接合部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06240753A JPH06240753A (ja) | 1994-08-30 |
JP2677152B2 true JP2677152B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12128074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5024066A Expired - Lifetime JP2677152B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 柱・梁接合部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677152B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01315534A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-20 | Shimizu Corp | アンボンド型プレキャスト鋼管コンクリート柱構造 |
JPH0450324U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-28 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP5024066A patent/JP2677152B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06240753A (ja) | 1994-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970624 |