JP2676970B2 - 横置形圧縮機 - Google Patents

横置形圧縮機

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JP2676970B2 JP8444590A JP8444590A JP2676970B2 JP 2676970 B2 JP2676970 B2 JP 2676970B2 JP 8444590 A JP8444590 A JP 8444590A JP 8444590 A JP8444590 A JP 8444590A JP 2676970 B2 JP2676970 B2 JP 2676970B2
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辰秋 清水
幸一 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は横置形圧縮機に係り,内部体の密閉容器内
での支持方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は出願人が先に出願人した特願平1−304324号
明細書に示された横置形圧縮機を示すものである。図に
おいて,(101)は圧縮要素,(102)は電動要素,(10
3)は圧縮要素(101)及び電動要素(102)で構成され
る内部体,(1)は内部体を弾性的に中吊りスプリング
(2)を介して支持する密閉容器,(3)は中吊りスプ
リング(2)の内部体(103)側に設けられたインナー
キヤップ,(4)は中吊りスプリング(2)の密閉容器
(1)の穴(5)に装着さたシェルキヤップである。
次に動作について説明する。電動要素(102)で発生
した回転力はクランク軸(10)を介して圧縮機(101)
に伝えられる。圧縮要素(101)は,この回転力により
吸入関(11)より吸入した冷媒ガスを圧縮し,吐出管
(12)を通つて密閉容器(1)外へ吐出する。
この際,内部体(103)の振動は中吊りスプリング
(2)により軽減され,密閉容器(1)の振動を大幅に
軽減する構造になつている。又インナーキヤツプ(3)
の円筒部最外径とシエルキヤツプ(4)の円筒部内径に
より,内体(103)の最大変位は規制され輸送時の振動
等に対しても,各部を保護出来るようになつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の横置形圧縮機は以上のように構成されているの
で,インナーキヤツプとシエルキヤツプが,圧縮機の起
動時,停止時等に直接衝突し,当たり音を発生させるこ
とがあつた。
また,シエルキヤツプと密閉容器の穴との間にすきま
があると,起動時等にシエルキヤツプが動き,密閉容器
の穴に衝突し,音が発生することがあつた。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので,インナーキヤツプとシエルキヤツプとの直接
の当り音を防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る横置形圧縮機の中吊り構造は、インナ
ーキヤツプ内周と中吊りスプリング外周が衝突した後
に,シエルキヤツプ内周とインナーキヤツプ外周を衝突
させるようにしたものである。
また、この発明に係わる横置形圧縮機は、ストップリ
ング溶接前後の密閉容器の穴径をそれぞれA1、A2とし、
シェルキャップ外径をBとすると、ストップリング溶接
前は、A1>B、ストップリング溶接以後は、A2<B2とな
るように密閉容器の穴径及びシェルキャップ外径を選択
したものである。
〔作用〕
この発明における中吊り構造は,インターキヤツプと
中吊りスプリングが衝突した後に,インナーキヤツプと
シエルキヤツプを衝突させるようにしたので,インナー
キヤツプとシエルキヤツプとの当り音をやわらげられ
る。
また、ストップリング溶接後においては、シェルキャ
ップと、密閉容器穴とのすきまがないため、圧縮機実運
転時にシェルキャップと密閉容器穴の当たりによる騒音
発生がない。
〔発明の実施例〕 以下,この発明の実施例を図について説明する。第1
図・第2図において,(1)は密閉容器,(101)は圧
縮要素,(102)は電動要素,(103)は圧縮要素(10
1)及び電動要素(102)で構成される内部体,(2)は
密閉容器(1)内で内部体(103)を上下に懸架するコ
イル状の中吊りスプリングである。(3)は中吊りスプ
リング(2)の内部体(103)側に設けられ,中吊りス
プリング(2)の一端をつつむ様に支持し,径の異なる
複数の円筒部を有するインナーキヤツプである。(4)
は中吊りスプリング(2)の密閉容器(1)側に装着さ
れ,中吊りスプリング(2)のインナーキヤツ(3)と
反対側の端部をつつむ様に支持し,円筒部を有するシエ
ルキヤツプである。
この実施例による横置形圧縮機は,内部体(103)を
中吊りスプリング(2)で懸架することにより,運転振
動を軽減することが出来る。また、輸送時の振動につい
ては,圧縮機の回転方向及び前後方向での変位がインナ
ーキヤツプ(3)とシエルキヤツプ(4)の対向する円
筒分で規制されるが,詳細にはインナーキヤツプ(3)
内径と中吊りスプリング(2)の外径がまず接触し,そ
の後インナーキヤツプ(3)外周とシエルキヤツプ
(4)内周とが接触する。したがつて,インナーキヤツ
プ(3)とシエルキヤツプ(4)の衝突エネルギーはイ
ンナーキヤツプ(3)と中吊りスプリング(2)があら
かじめ衝突する分だけやわらげられる。すなわち,圧縮
機起動時及び停止時等の内部体(103)の回転方向変位
の大きい時でも,まず中吊りスプリング(2)とインナ
ーキヤツプ(3)が衝突し,内部体の運動エネルギーを
減少させた後,インナーキヤツプ(3)とシエルキヤツ
プ(4)が衝突するため当り音の圧縮外部への放射エネ
ルギーは小さくなる。また,上下方向の変位については
シエルキヤツプ(4)の端面と内部体(103)とで規制
される。
次に第3図の実施について説明する。第3図におい
て,(1)は円筒部を有する密閉容器,(5)はこの密
閉容器に設けられシエルキヤツプ(4)を装着するため
の密閉容器の穴で密閉容器の外周に複数個開口してい
る。(6)はシエルキヤツプ(4)及び密閉容器の穴
(5)を覆うように,密閉容器(1)円筒部外周に装着
された円筒状のストツプリングであり,ストツプリング
(6)の両端部と密閉容器(1)外周部は溶接固定され
る。
また,密閉容器の穴(5)とシエルキヤツプ(4)と
の関係は,シエルキヤツプ外径をBとし,ストツプリン
グ(6)溶接前の密閉容器の穴寸法をA1とし溶接後の密
閉容器の穴寸法をA2とすると,密閉容器(1)の円筒部
とストツプリング(6)の円周部を溶接すると各々の円
筒部は溶接により収縮し,密閉容器の穴(5)の径も特
に円筒の周方向では小さくなる。したがつてA1>A2とな
り,A1>B>A2となる寸法が存在する。
この実施例による横置形圧縮機は,内部体(103)を
懸架する中吊りスプリング(2)の密閉容器(1)側の
支持部材シエルキヤツプ(4)と密閉容器に設けた穴
(5)との関係をシエルキヤツプ(4)装着時にはすき
まがあるようにし,圧縮機完成時にはすきまがないよう
にすることにより,圧縮機の起動時,停止時等のシエル
キヤツプ(4)と密閉容器の穴(5)との当り音をなく
することができる。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば,インナーキヤツプ
と中吊りスプリングが衝突した後,インナーキヤツプと
シエルキヤツプが衝突するようにしたので,インナーキ
ヤツプとシエルキヤツプとの当り音をやわらげる効果が
ある。
また,シエルキヤツプとストツプリング溶接前の密閉
容器の穴の関係を装着時はすきまがあり,圧縮機完成後
はすきまがないようにしたので,組立性が良くなり,し
かもシエルキヤツプとストツプリング溶接後の密閉容器
との当り音を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による横置形圧縮機を示す
断面図,第2図は第1図の中吊り構造を示す要部断面
図,第3図は第1図のIII−III断面図,第4図は従来の
横置形圧縮機を示す断面図である。 (1)は密閉容器,(2)は中吊りスプリング,(3)
はインナーキヤツプ,(4)はシエルキヤツプ,(5)
は密閉容器の穴,(6)はストツプリング,(101)は
圧縮要素,(102)は電動要素,(103)は内部体。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 辰秋 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱 電機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 佐藤 幸一 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱 電機株式会社静岡製作所内 (72)発明者 前山 英明 静岡県静岡市小鹿3丁目18番1号 三菱 電機株式会社静岡製作所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮要素と伝動要素からなる内部体を密閉
    容器に収納し、前記内部体に中吊りスプリングの一端を
    包むようにするインナーキャップを設け、また前記密閉
    容器の前記中吊りスプリング及びインナーキャップに対
    向する場所に中吊りスプリングの他端及びインンーキャ
    ップ上端を包むように支持するためのシェルキャップを
    配設し、前記内部体の横方向の移動により、インナーキ
    ャップの内周上端が前記中吊りスプリング外周と接触し
    た時、移動方向において、前記インナーキャップ外周と
    前記シェルキャップ内周には隙間があることを特徴とす
    る横置形圧縮機。
  2. 【請求項2】密閉容器にシェルキャップを装着する密閉
    容器の穴を設け、この密閉容器の穴及びシェルキャップ
    を外から覆うように円筒状のストップリングを配設し、
    このストップリングの端部を密閉容器に溶接固定する横
    置形圧縮機において、ストップリング溶接前後の密閉容
    器の穴径をそれぞれA1、A2とし、シェルキャップ外径を
    Bとすると、ストップリング溶接前は、A1>B、ストッ
    プリング溶接後は、A2<B2となるように密閉容器の穴径
    及びシェルキャップ外径を選択したことを特徴とする横
    置形圧縮機。
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