JP2675794B2 - 充電器の制御回路 - Google Patents

充電器の制御回路

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JP2675794B2 JP63005983A JP598388A JP2675794B2 JP 2675794 B2 JP2675794 B2 JP 2675794B2 JP 63005983 A JP63005983 A JP 63005983A JP 598388 A JP598388 A JP 598388A JP 2675794 B2 JP2675794 B2 JP 2675794B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、Ni−Cd電池のような2次電池を充電し、電
池の種類に応じた充電制御を行なう充電器の制御回路に
関するものである。
[従来の技術] 従来の充電器は電池の特性に応じて電池パックの形状
や充電電流、制御方式等を変えて電池の種類に対応して
きたが、電池パックの本体側の共用化の要求や、充電時
間短縮などのニーズによって同一充電器での共用化が必
要になってきた。そこで、外観上電池パックに切り欠き
等を入れて、充電器に入らないようにする等の配慮がな
されていた。しかしながら、電池の種類や互換性の有無
に耐えられなくなっているのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
2次電池の外観上の区別なく温度計測用のセンサーや2
次電池の温度上昇率の特性を考慮して、それに応じた充
電電流を切り換えて、充電器の共用化を図ることを目的
とした充電器の制御回路を提供するものである。
[課題を解決するための手段] (構成) 請求項1の発明の充電器は、被充電用の2次電池を収
容した電池パックが着脱自在に接続される充電器であっ
て、2次電池に密着して設けられ2次電池の種類ごとに
異なる特性を有した温度計測用センサーを電池パック内
に設け、温度センサーの出力により2次電池の温度を計
測して該温度に対応した電圧を出力する温度検出回路の
出力に基づいて2次電池への充電を制御することを前提
構成とし、温度検出回路の温度計測用センサーの出力電
圧を検知して2次電池への充電電流を切り換える切換制
御手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項3の発明では、2次電池の温度上昇率を
検知して2次電池への充電電流を切り換える切換制御手
段を設けることにより、2次電池の温度上昇率を検知し
て2次電池への充電電流を切り換えて、電池の違いを検
知して各電池に応じて充電電流を流すようにしたことを
特徴とするものである。
(実施例1) 以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明する。
まず、本発明の基本動作である温度上昇率に応じて充電
電流を制御するΔT制御について説明する。第5図は充
電回路全体のブロック図を示すものであり、電源1から
の電圧はトランス等からなる降圧回路2により降圧さ
れ、さらに降圧された電圧は整流回路3により直流に整
流されて平滑回路4により平滑される。平滑された電圧
は定電流回路5を介して定電流化され、サイリスタ、ト
ランジスタ等の充電電流制御素子6を通してNi−Cd電池
のような2次電池8を充電する。この電池8を充電する
際に、ΔT制御回路7により電池8の充電量を温度上昇
の微分値でとらえ、周囲温度や電池温度に関係なく電池
8を100%充電できるようにしている。このΔT制御回
路7が本発明の要旨であり以下に詳述する。
ところで、第6図はΔT制御回路7により制御するΔ
T制御方式の制御状態のグラフを示すものであり、横軸
に時間t及び充電電気量%をとり、縦軸に電池電圧及び
電池温度をとっている。第6図からわかるように、充電
開始直後から100%充電電気量まではほとんど電池8の
温度上昇は見られないが、100%を過ぎると温度上昇は
急激に増加する。これを単位時間当たりの増加量を、Δ
T=T/(Δt)として、ΔTをある値に設定することに
よって充電電流を制御する。このΔT制御方式のΔT制
御回路7のブロック図を第4図に示す。
第4図はΔT制御方式のΔT制御回路7のブロック図
を示し、電池8の温度を温度センサーにより検出し、こ
の検出した温度に対応した電圧を出力する温度検出回路
9と、この温度検出回路9の出力をサンプル・ホールド
するサンプル・ホールド回路10と、サンプル・ホールド
回路10と温度検出回路9からの出力を減算する減算増幅
回路11と、基準電圧発生回路13からの基準電圧と減算増
幅回路11の出力とを比較する比較回路12等から構成され
ているものである。
第1図はΔT制御回路7の具体回路図を示し、温度検
出回路9は、ダイオードで構成した温度センサーDS、オ
ペアンプOP1、抵抗RS1〜RS3、ボリュームVR1等から構成
されている。サンプル・ホールド回路10は、トランジス
タQ1、オペアンプOP2、コンデンサCH1等から構成されて
いる。また、サンプル・ホールド回路10にクロックパル
スを出力するクロック発生回路14は、クロック発生用集
積回路IC1、外付け用の抵抗RT,RV、コンデンサCT,CV
等から構成してある。サンプル・ホールド回路10の出力
と温度検出回路9の出力が入力される減算増幅回路11
は、オペアンプOP4、抵抗RM1〜RM4等から構成され、減
算増幅回路11の出力を積分する積分回路16は抵抗RDとコ
ンデンサCDから構成されている。基準電圧発生回路13は
抵抗Rref、ボリュームVR2、ツエナーダイオードDZ1から
構成され、また、比較回路12はコンパレータCOP1から構
成してある。比較回路12の出力をラッチするラッチ回路
15はナンドゲートIC2,IC3、抵抗RLA、トランジスタQ7
等から構成されているものである。
第7図はΔT制御回路7のタイムチャートを示し、同
図(a)は充電電気量を、同図(b)は電池表面温度
を、同図(c)は電池内圧を、同図(d)はクロック出
力を、同図(e)は第4図におけるA点の出力を、同図
(f)は第4図におけるB点の出力を夫々示すものであ
る。
次に動作を説明する。電池8が第7図(a)に示すよ
うに充電されていき、充電電気量が100%近くまでは電
池8の表面温度は上述したようにあまり上昇しない。一
方、温度検出回路9の温度センサーDSにより電池8の温
度を検出し、検出した温度は温度検出回路9により電圧
に変換される。この電圧はサンプル・ホールド回路10に
よってサンプル・ホールドされ、減算増幅回路11に入力
される。減算増幅回路11のもう一方の入力に温度検出回
路9の出力電圧が直接入力される。従って、サンプル・
ホールド回路10のホールド時すなわちt1時の電圧をVT1
とすると、t1間はこの電圧VT1のままとなり変化しな
い。一方、電池8は温度上昇しているため、温度検出回
路9の出力電圧はt1時間の間も変化する。t1時間後の電
圧をVT2とすると、減算増幅回路11の出力はΔVT=VT2
VT1となる。すなわち、クロック発生回路14からは、第
7図(d)に示すようにサンプル・ホールド回路10にク
ロックパルスが出力され、サンプル・ホールド回路10で
はクロックパルス毎にサンプリングとホールドを繰り返
し、電池8の温度上昇率が少ない時は第7図(e)に示
すように減算増幅回路11より大きな出力は出ない。従っ
て、この場合は、第7図(e)の一点鎖線に示す基準電
圧Vrefつまり基準電圧発生回路13により形成される基準
電圧Vrefより減算増幅回路11の出力は小さい。この時の
比較回路12の出力は第7図(f)に示すようにHレベル
の信号が出力され、ラッチ回路15を介して電池8を充電
するように制御している。ここで、電池8の充電電気量
が100%近くになると、電池8の温度が急激に上昇し、
サンプル・ホールド回路10でホールドしている時の電圧
VT1より、温度検出回路9からの電圧VT2の方が大きくな
り、つまりΔVTの電圧が大きくなり、第7図(e)に示
すように減算増幅回路11の出力電圧が基準電圧発生回路
13の基準電圧Vrefより大きくなるため(Vref<ΔVT)、
第7図(f)に示すように比較回路12の出力が反転し、
充電電流制御素子6を制御して電池8への充電を停止す
ることになる。このように、電池8の温度上昇を微分値
でとらえるために、周囲温度や電池温度に関係なく電池
8を安全に又確実に100%の充電電気量を確保すること
ができるものである。
以上がΔT制御の基本動作である。次に、本発明の要
旨の第1の実施例について説明する。この実施例では、
温度センサーDSの出力電圧を検知して超急速充電用か急
速充電用かを判断して充電電流を切り換えるようにした
ものである。第1図に具体回路図を示す。第1図では上
記で説明した回路の他に電池種類判別回路17と、電池電
圧制御回路18とを付加している。電池種類判別回路17
は、コンパレータCOP6、トランジスタQ15,Q16、フォト
カップラーPC3、抵抗R27〜R32等から構成され、電池電
圧制御回路18は、コンパレータCOP7、トランジスタ
Q17、抵抗R33〜R37等から構成されている。ここで、温
度センサーDSは電池8に密着して温度を検知する構造と
なっている。温度センサーDSは、この実施例ではダイオ
ードで構成しているが、感温抵抗、サーミスタ等で構成
してもよい。今、例えば、超急速充電用電池のセンサー
をダイオード1個とすると、そのセンサー電圧は順方向
降下電圧であるVFになる。急速充電用電池のセンサーを
ダイオード2個に選べば、センサー電圧は2×VFとな
り、超急速充電と急速充電の区別を外観上区別すること
なく判別することができる。
電池種類判別回路17のコンパレータCOP6で、反転入力
がVFの時、非反転入力をVF以上2VF以下に基準電圧を設
定しておけば、コンパレータCOP6の出力はHレベルとな
って急速充電には切り換わらず、急速充電用の電池電圧
制御回路18も動作しない。従って、超急速充電用制御回
路である上述のΔT制御回路7が動作する。次に、急速
充電用の電池の場合、ダイオードDSの出力電圧は2VF
なるので、コンパレータCOP6の出力はLレベルとなり、
トランジスタQ15がオンし、フォトカップラーPC3が動作
する。この時、トランジスタQ16はオフし、C点電圧
(電池電圧)がコンパレータCOP7に入力され、急速充電
用の電池電圧制御回路18が動作する。従って、電池の種
類、つまり超急速充電用か急速充電用かによりΔT制御
回路7と電池電圧制御回路18とを切り換えるようにして
いる。尚、電池種類判別回路17が電池8への充電電流を
切り換える切換制御手段を構成している。
第2図は充電器の具体回路図を示すものである。な
お、第5図はブロック図で概略的に示したものであるの
で、第2図とは直接対応していない。この例ではフィー
ドフォワード型の定電流スイッチングレギュレータを示
している。コンデンサCI1とダイオードブリッジRefで構
成される入力整流回路19で交流を直流に変換し、コンデ
ンサCI2からなる平滑回路21で平滑される。降圧トラン
ス26の1次側には、スナバ回路22、1次側制御回路用電
源24、主スイッチング回路25、パルス幅制御回路23、補
助電源回路20が設けられ、また、降圧トランス26の2次
側には、2次側整流回路27、平滑回路28、電池8、2次
側制御回路用電源30、定電流制御回路31、充電電流切換
回路32等が設けられている。
ここで、降圧トランス26は高周波で電圧を降圧し、整
流回路27で降圧した電圧を整流し、平滑回路28で平滑を
行なって電池8に充電を行なう。定電流制御は以下のよ
うに行なっている。センサー抵抗RI01で検出した電池8
の充電電流を定電流制御回路31で増幅し、フォトカップ
ラーPC1にてパルス幅制御回路23にフィードバックす
る。このパルス幅制御回路23により発振周波数を一定に
し、主スイッチング回路25のパルス幅を充電電流に応じ
て制御している。補助電源回路20はパルス幅制御回路23
のPWMIC23aの起動時の補助電源用で、降圧トランス26の
巻線L1,L2,L3,L4は互いに結合されているので、発振
を開始すると、1次側制御回路用電源24に安定した電源
が供給される。2次側制御回路用電源30も、電源24と同
様の動作を行なう。
第1図のフォトカップラーPC3の発光ダイオードと第
2図の充電電流切換回路32のフォトカップラーPC3のフ
ォトトランジスタとは光結合しているため、急速充電用
の電池が入ると、フォトカップラーPC3は動作し、充電
電流切換回路32の抵抗RI02とRI04は並列になり、オペア
ンプOP1の増幅率が増すので、充電電流は急速充電用の
充電電流に切り換えられる。フォトカップラーPC2は過
充電制御時で、超急速充電用制御回路の充電制御時と急
速充電制御時の両方共通で使用される。急速充電時の制
御は第1図のC点の電池電圧が上昇してコンパレータCO
P7の非反転入力の基準電圧を越えると、コンパレータCO
P7の出力はHレベルになり、トランジスタQ7をオンさ
せ、フォトカップラーPC2もオンする。同時にトランジ
スタQ17もオンし、基準電圧を下げてヒステリシスを形
成している。
このように、電池種類判別回路17により温度センサー
(ダイオードのVFの違い、サーミスタのRthの違い等)D
Sの電圧の超急速充電用と急速充電用とを切り換えるこ
とにより、外観上の区別なく電池の充電電流と制御回路
7,18を切り換えることが可能となるものである。
(実施例2) 第3図に第2実施例を示す。温度センサーDSの電圧を
見て超急速充電と急速充電を切り換える回路は先の実施
例と同様である。この実施例では1つのΔT制御回路7
で超急速充電と急速充電が可能な回路を提示している。
すなわち、温度センサーDSが超急速充電用の1個の場合
には、コンパレータCOP6の出力はHレベルであるため
に、トランジスタQ15とQ18は共にオフとなり、ΔT制御
回路7とは切り離されて、先の実施例と同様にΔT制御
回路7により電池8が超急速充電されることになる。次
に、温度検知用のダイオードである温度センサーDSが超
急速充電用の1個から急速充電用の2個に切り換わる
と、コンパレータCOP6の出力はHレベルからLレベルに
切り換わり、トランジスタQ15がオンしてフォトカップ
ラーPC3は出力し、充電電流を減少させると同時にトラ
ンジスタQ18もオンし、ΔT制御回路7の基準電圧発生
回路13の基準電圧を切り換える。温度センサーDSつまり
ダイオードが1個から2個になることによって、単位時
間当たりの温度上昇率ΔTも2倍に増加するが、本制御
方式は、温度の絶対値ではなく、相対値を比較するの
で、第3図のボリュームVR1を適宜に調整することによ
り、オペアンプOP1を飽和させない範囲で使用すればΔ
T制御回路7の兼用が可能である。
このように構成することで、先の実施例と同様、外観
上の区別なしに電池8の充電電流を切り換えることがで
きるが、さらに、超急速充電用でも急速充電用でも電流
本数に関係なく定電流化できるため、充電器の共用化が
可能となるものである。また、超急速充電用でも急速充
電でも同一のΔT制御回路7を用いているので、回路コ
ストが安くなるものである。
(実施例3) 次に、請求項3に対応した実施例について説明する。
第8図に示す本方式は、電池8の温度上昇率を見て超急
速充電用が急速充電用かを判断する方法を示したもので
ある。第9図に超急速充電用電池と急速充電用電池の電
池電圧、温度、温度上昇率ΔTの特性例を示す。この第
9図から明らかなように、超急速充電用電池では電池内
部での発生ガスにより内圧上昇を防ぐため電池の満充電
後は、ガス発生を温度上昇に変換させている。また、高
い充電電流の内部抵抗による損失を防ぐため内部抵抗を
抑えることにより、一般の急速充電用電池に比較し、充
電初期の温度上昇率ΔTは低い。このように、超急速充
電用電池と急速充電用電池の充電初期でのΔTの特性の
違いにより充電電流と充電制御回路を切り換えることを
特徴とした方式である。
次に、第8図の動作の説明をする。比較回路12の反転
入力にあらわれる単位時間当たりの温度上昇率を電圧に
変換した値を電池種類判別回路17のコンパレータCOP2
反転入力端に入力し、抵抗R1とR2によって作られる基準
電圧を非反転入力端に入力する。この例では急速充電用
電池の方が初期での温度上昇率ΔTが高いので、基準電
圧より反転入力が高いとコンパレータCOP2の出力はLレ
ベルになる。ナンドゲートIC4とIC5で構成される回路は
フリップフロップで、コンパレータCOP2の出力がLレベ
ルになると、ナンドゲートIC5の出力もLレベルになっ
てラッチされる。従って、トランジスタQ10がオンし、
フォトカップラーPC3が動作するので、充電電流が急速
充電用に切り換えられる(第2図)。また、トランジス
タQ8はオフし、第2図のC点に接続された電池電圧が電
池電圧制御回路18のコンパレータCOP3の反転入力にあら
われ、電池電圧制御が開始される。その後の動作につい
ては第1の実施例で述べたのと同じであるので説明は省
略する。また、超急速充電用の場合は温度上昇率ΔTが
低いので、電池種類判別回路17のコンパレータCOP2の出
力はHレベルとなり、両回路17,18は動作せず、ΔT制
御回路7の制御により電池8は充電される。しかして、
この方法は切り換えた後の制御方法は第2の実施例で述
べたΔT制御を行なうようにしても良い。尚、電池種類
判別回路17が切換制御手段を構成している。
このように構成することで、電池8の温度上昇率を検
出して超急速充電用か急速充電用かを決定するため、温
度センサーも電池形状も全く同じであっても自動的に切
り換えが可能である。
(実施例4) 次に、請求項4に対応した第4の実施例について説明
する。第10図は実施例4を示し、ΔT制御とT−T(タ
イマー制御から絶対温度制御)制御とを切り換える方式
である。尚、電池種類の判別は第1の実施例と同様にし
て行なうので、電池種類判別回路17の動作説明は省略す
る。従って、超急速充電用の場合は第1の実施例と同様
に第1の制御回路たるΔT制御回路7により充電制御さ
れる。この時、温度センサーDSは1個であるので、コン
パレータCOP4の出力はHレベルなので、各トランジスタ
Q15,Q13はオフとなり、フォトカップラーPC3及びタイ
マー回路35は動作しない。また、トランジスタQ11はオ
ンとなりトランジスタQ12をオフにして絶対温度保護回
路34から信号は出力されない。
また、絶対温度保護回路34とタイマー回路35とから第
2の制御回路は構成され、急速充電用電池が入れられる
と、電池種類判別回路17のコンパレータCOP4はLレベル
になり、トランジスタQ13はオンするので、タイマー回
路35のタイマーIC6のピンはLレベルになり、タイマ
ーIC6はタイマー動作を開始し、タイマー動作している
間電池8は充電される。同時にトランジスタQ15もオン
してフォトカップラーPC3が動作して上述のように充電
電流が切り換わる。また、絶対温度保護回路34におい
て、急速充電用の2個の温度センサーDSによりコンパレ
ータCOP4がLレベルになると、トランジスタQ11はオフ
レ、トランジスタQ12は動作できる状態になる。従っ
て、電池8が温度上昇して、抵抗R16とR17で作られる基
準電圧より温度センサーDSの電圧が低下すると、コンパ
レータCOP5はHレベルになり、トランジスタQ12はオン
し、ラッチ回路15のナンドゲートIC2の入力はLレベル
になるので、トランジスタQ7はオンし、フォトカップラ
ーPC2が動作して充電をカットする。このように構成す
ることにより、先の実施例と同様に外観上の区別なしに
超急速充電用か急速充電用かを選択してその電池に応じ
た充電電流と制御回路とを切り換え、且つ電池電圧を計
測しないので電池本数の区別なく定電流電流充電が可能
となるものである。
尚、上記各実施例においては、超急速充電用と急速充
電用の区別について説明したが、急速充電用と定常用、
超急速充電用と定常用というように色々な組み合わせに
ついても本発明は適用できるのはもちろんである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、被充電用の2次電池を収容し
た電池パックが着脱自在に接続される充電器であって、
2次電池に密着して設けられ2次電池の種類ごとに異な
る特性を有した温度計測用センサーを電池パック内に設
け、温度センサーの出力により2次電池の温度を計測し
て該温度に対応した電圧を出力する温度検出回路の出力
に基づいて2次電池への充電を制御する充電器におい
て、温度検出回路の温度計測用センサーの出力電圧を検
知して2次電池への充電電流を切り換える切換制御手段
を設けたものであるから、温度検出回路の温度計測用セ
ンサーの出力電圧を検知して2次電池への充電電流を切
り換えて、電池の違いを検知し、超急速充電、急速充
電、定常充電等の各充電電流に自動的に切り換えること
ができるものであり、そのため、電池を外観上区別する
ことなく充電することができて、充電器の共用化を図る
ことができる効果を奏するものである。
また、請求項3においても、2次電池の温度上昇率か
ら2次電池の種類を判別し、2次電池の特性に応じて充
電電流を切り換えているので、同じ充電器で異なる種類
の2次電池を充電することができ、充電器の共用化を図
ることができるという効果を奏するものである。
請求項4においては、2次電池の温度上昇率に応じて
充電電流を制御する第1の制御回路と、2次電池の充電
時間を計時するタイマー回路と、温度センサー及びタイ
マー回路の出力に応じて充電電流を制御する第2の制御
回路とを備えており、2次電池の種類に応じて第1及び
第2の制御回路を切り換えているので、電池の本数に関
係なく定電流で2次電池を充電したり、タイマー回路や
温度センサーの出力で充電電流を制御することができ、
充電器を異なる種類の2次電池で共用できるという効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の充電用制御回路の具体回路
図、第2図は同上の充電器の具体回路図、第3図は同上
の第2実施例の具体回路図、第4図は同上のΔT制御回
路のブロック図、第5図は同上の全体のブロック図、第
6図は同上の充電時の電池の特性図、第7図は同上の動
作波形図、第8図は同上の第3実施例の具体回路図、第
9図は同上の超急速充電用と急速充電用の電池の区別を
示す各特性における特性図、第10図は同上の第4実施例
の具体回路図である。 8は電池、9は温度検出回路、10はサンプル・ホールド
回路、11は減算増幅回路、12は比較回路、14はクロック
発生回路である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被充電用の2次電池を収容した電池パック
    が着脱自在に接続される充電器であって、2次電池に密
    着して設けられ2次電池の種類ごとに異なる特性を有し
    た温度計測用センサーを電池パック内に設け、温度セン
    サーの出力により2次電池の温度を計測して該温度に対
    応した電圧を出力する温度検出回路の出力に基づいて2
    次電池への充電を制御する充電器において、温度検出回
    路の温度計測用センサーの出力電圧を検知して2次電池
    への充電電流を切り換える切換制御手段を設けて成るこ
    とを特徴とする充電器の制御回路。
  2. 【請求項2】2つの制御回路を備え、電池の種類に応じ
    て制御回路を切り換えるようにした請求項1記載の充電
    器の制御回路。
  3. 【請求項3】被充電用の2次電池の温度を計測して該温
    度に対応した電圧を出力する温度検出回路の出力に基づ
    いて2次電池への充電を制御する充電器において、2次
    電池の温度上昇率から2次電池の種類を判別して、2次
    電池の特性に応じて2次電池への充電電流を切り換える
    切換制御手段を設けて成ることを特徴とする充電器の制
    御回路。
  4. 【請求項4】2次電池の温度上昇率に応じて充電電流を
    制御する第1の制御回路と、2次電池の充電時間を計時
    するタイマー回路と、温度センサー及びタイマー回路の
    出力に応じて充電電流を制御する第2の制御回路とを備
    え、2次電池の種類に応じて第1及び第2の制御回路を
    切り換えるようにした請求項1記載の充電器の制御回
    路。
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JPS61161926A (ja) * 1985-01-09 1986-07-22 三菱電機株式会社 人工衛星搭載蓄電池の充電制御方法
JPS62193518A (ja) * 1986-02-20 1987-08-25 松下電工株式会社 充電器の制御回路

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