JPS61161926A - 人工衛星搭載蓄電池の充電制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は人工衛星搭載蓄電池（以下「蓄電池」という
。）の充電制御において、充電完了時に自動的に充電を
停止し過充電を防止する充電制御方法を提案するもので
ある。

〔従来の技術〕

第２図は従来の蓄電池充電制御方法を示すブロック図の
一例で９図において（１）は蓄電池、（２）は蓄電池（
ＩＩ　Ｋ充電する電力を発生する太陽電池アレイなどの
充電電源、（３：は充電電源（２）で発生した電力を蓄
電池（１１に充電するときに電流の流れを接続するため
のスイッチ回路、（４）は蓄電池（１１の温度を検出す
るための温度センサ、（５）は温度センサ（４）の検出
した温度信号を適当な電圧値に変換するための温度検出
回路、（６）は温度検出回路（５）の出力値とあらかじ
め定められた電圧値とを比較するための比較回路、（）
１はあらかじめ適当な値に設定された基準電圧値、（８
）はスイッチ回路（３１の接続を外部よりコントロール
するための外部指令信号である。

従来の蓄を準７ｈｔ制御方法は上記のように構成され、
蓄電池（１１を充電する場合には、外部指令信号（８）
をスイッチ回路（３）がオンになるようにセットする。

スイッチ回路（３）は充電電源（２）の発生１．た電流
を蓄電池（１１に流すように接続する。

この状態で蓄電池（１）は充電が進行し、やがて蓄電池
（１１は満充電の状態に達する。

ここで充電電源（２１からの充電電流は蓄電池＋１１が
既に満充電状態であるために蓄電池（１１を発熱させる
ことになり蓄電池（！１の温度が上昇金始める。

蓄電池（１）に取り付けられた温度センサ（４）は蓄電
池（１１の温度を検出し温度検出回路（５）に温度信号
を送出する。温度検出回路（５）は温度信号を適当な電
圧値に変換して比較回路（６）へ送出する。

比較回路（６）はあらかじめ定められた基準電圧値（７
１と温度検出回路（５；の出力する電圧値とを比較し、
蓄電池（１：の温度が上昇し温度検出回路（５）の出力
する電圧値が基準電圧値に達するか越えるとスイッチ回
路（３１に充電を停止するための信号を出力する。スイ
ッチ回路（３）は比較回路（６）の送出する信号を受け
て蓄電池（１１に流す充電電流を蓄電池（１１から切り
離し充電を停止する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のような従来の蓄電池の充電制御方法では、蓄電池
の充電による満充電の状態を蓄電池の発熱による蓄電池
の温度が上昇し、あらかじめ定められた温度に達したこ
とを検出して充電を停止していたので９人工衛星の状態
により蓄電池の温度が初めから高い場合には蓄電池が満
充電罠達していなくとも充電を停止することになる。さ
らに蓄電池の温度が初めから低温過ぎる場合には蓄電池
が満充電に達した後も充電を続けても蓄電池の温度があ
らかじめ定めた充電を停止する温度まで上昇せずに蓄電
池が過充電状態になるという危険があった。

この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で蓄電池の満充電による蓄電池の温度上昇の検出を人工
衛星の温度の状態〈左右されずに行なえ、蓄電池が満充
電に達した場合確実に充電を停止することを目的とする
ものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明による蓄電池の充電制御方法は蓄電池に取シ付
けられた温度センサからの温度信号を温度検出回路によ
って電圧値に変換した後で電圧保持回路によって電圧値
を保持しておき。

そして温度検出回路の出力する電圧値と電圧保持回路の
保持している電圧値とを誤差検出回路に入力し両者の差
をみると蓄電池の温度が上昇するに従って差は大きくな
り、また一定時間においては蓄電池の温度上昇速度が大
きい程９両者の差は大きくなることすなわち温度上昇率
を検出し、温度上昇率がある値に達したら自動的に蓄電
池の充電を停止するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては蓄電池の満充電後の温度上昇を温度
上昇率によって検出するために人工衛星の状態によって
蓄電池の温度がどのような状態にあっても正確に蓄電池
の満充電を判別できるので、蓄電池の充電制御において
過充電にすることなく常に満充電まで安全に充電するこ
とができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
（１１〜（８）は上記従来方法と全く同一のものである
。（９）は温度検出回路（５）の出力する電圧値を保持
する電圧保持回路、ａＩは一定間隔で信号を送出するタ
イムペース、　ａｎは温度検出回路（５）の出力する電
圧値と電圧保持回路の保持電圧値との誤差を検出する誤
差検出回路である。

上記のように構成された蓄電池の充電制御方法において
は、蓄電池（１：の温度が温度センサ（４）で検出され
温度信号として温度検出回路（５）に入力され、温度検
出回路（５）によって適当な電圧値に変換されて電圧保
持回路（９）と誤差検出回路ａ９に送出される。電圧保
持回路（９）はタイムペース帥からの信号があったとき
の温度検出回路（５）の出力電圧値を保持するとともに
同じ電圧値を誤差検出回路ａυに出力する。これは次の
タイムベースαＯからの信号がくるまで保持される。タ
イムベースａ・はあらかじめ定められた間隔で時間の信
号を電圧保持回路（９）に与える。したがって蓄電池（
１１に温度上昇がある場合には誤差検出回路０の出力電
圧はタイムベースα口の信号が電圧保持回路（９）に送
出された直後ゼロで次のタイムペースαＧの信号が送出
されるまで蓄電池＋Ｉ＋の温度上昇に伴ない、しだいに
増大する。

次に誤差検出回路ｒ１１１の出力する電圧値は比較回路
（６）においてあらかじめ定められた基準電圧値（７）
と比較される。ここで誤差検出回路ａυの出力する電圧
値が基準電圧値（））に達するか越えるかしたとき、す
なわち蓄電池（１１の温度上昇率が増大する満充電後の
とき比較回路（６）はスイッチ回路（３）に充電停止の
信号を送出する。するとスイッチ回路（３）は蓄電池（
１１に流れる充電電源（２１からの充電電流を蓄電池（
１１から切シ離し充電を終了する。充電電流が一定なら
ば満充電後の充電による蓄電池（１）の単位時間当りの
発熱量は一定なので蓄電池（１）の温度上昇率もほぼ一
定である。着たこの温度上昇は人工衛星の状態の変化に
よる蓄電池（１１の温度上昇よりも一般的に著しく大き
いため、上記のこの発明による充電制御方法によって蓄
電池（１）の充電だよる満充電を正確に検出し自動的に
充電を停止できる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したように蓄電池の満充電の検出を
蓄電池の温度上昇率を検出すること罠よって行なうため
蓄電池の温度が人工衛星の状態によりて高くなっている
場合でも確実に満充電状態まで蓄電池を充電できると共
に蓄電池の温度が低い場合でも蓄電池が満充電状態にな
れば正確に充電を停止することができるため過充電によ
る危険を防止できるという効果がある

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は従来の蓄電池の充電制御方法を示すブロック図である
。 図において（１１は蓄電池、（２）は充電電源、（３）
はスイッチ回路、（４１は温度センサ、（５）は温度検
出回路、（６）は比較回路、（７１は基準電圧値、（８
）は外°部指令信号、（９）は電圧保持回路、α・はタ
イムベース、Ｕは誤差検出回路である。 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人工衛星搭載蓄電池に取り付けられた温度センサと、こ
   の温度センサの出力を電圧値に変換する温度検出回路と
   、上記の電圧値を保持する電圧保持回路と、この電圧保
   持回路に一定時間毎に信号を与えるタイムベースと、上
   記温度検出回路の出力電圧値と上記電圧保持回路の保持
   電圧値との誤差電圧を検出する誤差電圧検出回路と、こ
   の誤差電圧検出回路の検出した誤差電圧とあらかじめ定
   められた基準電圧値とを比較する比較回路とこの比較回
   路の比較結果により上記蓄電池を充電続行か充電停止か
   を切り換えるスイッチ回路とを備え、上記蓄電池の充電
   完了を自動的に検出し充電を停止するように制御するこ
   とを特徴とする人工衛星搭載蓄電池の充電制御方法。