JP2675295B2 - クラウンブロック補償装置 - Google Patents

クラウンブロック補償装置

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JP2675295B2
JP2675295B2 JP61045531A JP4553186A JP2675295B2 JP 2675295 B2 JP2675295 B2 JP 2675295B2 JP 61045531 A JP61045531 A JP 61045531A JP 4553186 A JP4553186 A JP 4553186A JP 2675295 B2 JP2675295 B2 JP 2675295B2
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ダグラス・ダブリユー・ジエイ・ネイラー
フレツド・リチヤード・フオアマン
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エヌ・エル・インダストリーズ・インコーポレーテッド
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C13/00Other constructional features or details
    • B66C13/02Devices for facilitating retrieval of floating objects, e.g. for recovering crafts from water
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B19/00Handling rods, casings, tubes or the like outside the borehole, e.g. in the derrick; Apparatus for feeding the rods or cables
    • E21B19/08Apparatus for feeding the rods or cables; Apparatus for increasing or decreasing the pressure on the drilling tool; Apparatus for counterbalancing the weight of the rods
    • E21B19/09Apparatus for feeding the rods or cables; Apparatus for increasing or decreasing the pressure on the drilling tool; Apparatus for counterbalancing the weight of the rods specially adapted for drilling underwater formations from a floating support using heave compensators supporting the drill string
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S254/00Implements or apparatus for applying pushing or pulling force
    • Y10S254/90Cable pulling drum having wave motion responsive actuator for operating drive or rotation retarding means

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一つの装置の部材を支持し、これを操作す
る装置に関する。より具体的にいえば、本発明は、例え
ば、海底油田の浮揚掘削ドリル設備におけるような、そ
れから掘削手段が懸垂される移動ブロックと、それから
該移動ブロックが懸垂されるクラウンブロックからな
り、該部材と両ブロックが滑車と索具(ケーブル、チェ
インなど)によって連結される装置に関する。本発明
は、例えば、掘削ドリルが、該浮揚設備を支える水塊の
底に軟接地することが望まれる場合に、有利に利用され
る。 [従来技術] 海底油井掘削設備としては、浮揚体のデリック(マス
トとも呼ばれる)に懸垂される移動ブロックのみを備え
るもの、移動ブロックとクラウンブロックを備えるもの
は知られている。前者は、例えば、米国特許第3,804,18
3号に記載されており、後者は、例えば、東京大学出版
会発行『石油開発概論』(1977年)の第90ページに記載
されている。前者では、移動ブロック19と懸垂装置21、
59の間に、油圧装置33を挿入して、移動ブロックを支持
する浮揚体(この場合は油井掘削船)の上下運動に対し
て移動ブロックの動きを補償する。しかし、その補償作
用は第6、7図に示されるような複雑な機構に頼ってい
るにかかわらず、移動ブロック1個に対する単純な補償
であるから、円滑な運動補償は期待しがたい。後者で
は、二つのブロックを有機的に利用してデリックの上下
運動を補償する装置は知られていない。 [発明の総括的記載] 本発明は、 少なくとも1個の滑車を有する一つのクラウンブロッ
クと少なくとも1個の滑車を有する一つの移動ブロック
とともに使用され、該クラウンブロックがデリックによ
って支持され、かつそれに対して垂直に可動であり、該
クラウンブロックが該移動ブロックによって懸垂された
物体を操作する補償装置において、 イ)2個の液圧組立体であって、各々が、ピストン要素
とシリンダー要素を含み、各組立体のその一つの要素が
デリック(12,152,262)に対して固定され、他の要素が
1対の第2プリーを操作可能に支持しており、前記一つ
の要素に対して、従って、該デリックに対して往復運動
可能であり、該2個の液圧組立体が該クラウンブロック
(26,156,266)と該移動ブロックの上下運動の軌跡線の
両側に位置しているもの、 ロ)該液圧組立体が、それぞれ各々のシリンダー要素内
のピストン要素側に液圧または気体圧を及ぼしピストン
要素の反対側に気体圧または液体圧を及ぼすように構成
されていて、液圧と気体圧の釣り合いによって、ピスト
ンの動きに追随する気体圧系、 ハ)1対の、それぞれ、その一端において、該クラウン
ブロックに結合し、他端においてデリックに結合し、1
対の第1プリーと同軸的に支持される前記第2プリーの
回りに回され、それにより、該クラウンブロックが、該
液圧組立体のピストン要素とシリンダー要素の相対運動
に対応して可動である1対の第2柔軟性索具(支持
索)、 ニ)一端でデリックに固定され、該1対の第1プリーの
一つの上に回され、該クラウンブロック(26,156,266)
と移動ブロックの該滑車の回りに交互に配置され、さら
に該第1プリーの他のものを回って他端でも該デリック
に固定され、該液圧組立体および該1対の第2柔軟性索
具(支持索)と共同作動して該クラウンブロックから懸
垂される移動ブロックを支持する第1柔軟性索具(操作
索)、および ホ)第1柔軟性索具(操作索)に設けられた引っ張り手
段(38) を含むことを特徴とする補償装置 を提供する。 本発明はまた、前記の装置であって、さらにヘ)2個
の液圧組立体が引き込まれた位置にあるときに、クラウ
ンブロックをデリックに固定するためのデリックに設け
られた支持ビームを有することとを特徴とする補償装置
を提供する。 例示される特定の実施態様について述べれば、クラウ
ンブロックと移動ブロックは、その回りを第1の柔軟性
索具(操作索)(ケーブル、チェイン等)が通過する1
個以上の滑車を備えている。デリックないしマストはど
んなタイプの支持構造であってもよいことが理解できよ
う。流体圧組立体の一つの要素(複数)は、デリックに
対して固定されているが、一方、他の要素(複数)は、
そのまわりに第2の柔軟性操作索(支持索)が両ブロッ
クの軌跡線の両側に配列されているプリー(第2プリ
ー)を支持する。例えば、デリックに対する操作索(第
1柔軟性検索具)の操作は、クラウンブロックに対して
移動ブロックを操作する。クラウンブロックは該他の要
素(複数)に連係し、クラウンブロックとデリックの間
の相対運動は流体圧組立体の両要素(複数)の間の往復
可能運動を伴う。クラウンブロックと該他の要素(複
数)間のそのような連係は、その1端がクラウンブロッ
クに固定され、他端がデリックに固定され、該他の要素
(複数)によって担持されるプリーを回る支持索によ
る。 一つの実施態様において、流体圧組立体の該他の要素
(複数)はクラウンブロックを支持する。一つのプリー
組立体が、クラウンブロックとデリックとを結ぶ支持索
を支持し、プリー組立体はデリックとクラウンブロック
に対して運動し、2つのブロックを連係する操作索のた
めに運動の補償を提供し、該操作索は該プリー組立体に
よって担持されるプリーの回りを通過する。 両ブロックの滑車のまわりに配置された操作索はデリ
ックにその1端で固定され、その他端近くで引き込めら
れ、あるいは繰り出され、移動ブロックをクラウンブロ
ックに対して操作するようにすることができる。 本発明はかくして、例えば、クラウンブロックをデリ
ックが支持し、移動ブロックをクラウンブロックが支持
し、移動ブロックがウラウンブロックに対して一定に維
持され、またクラウンブロックに対して選択的に移動さ
せられ、一方クラウンブロックは、デリックが基準に対
して動くときにも、デリックに対して2つのブロックを
支持する流体圧組立体の往復可能要素の間の運動によっ
て静止する装置を提供する。 [発明の具体的記載] 本発明の補償装置は、一般的に第1図の10で示され、
水塊16中の浮き手段18に支持される半沈下性プラットホ
ーム14に装架されたデリック(マスク)12からなるさく
井作業系に含まれる。管状部材19であってドリルストリ
ング、ケーシング部その他の部材からなるものが、移動
ブロック24からフック22によって懸垂されているエレベ
ーター20によって支持されているところが示されてい
る。移動ブロック24によって管状部材が操作され、例え
ば、図示されない水底の油井へ下降され、また引き上げ
られる。油井のそのような操作の間、プラットホーム14
の盛り上がりまたは沈下運動に応じて運動させられる。 移動ブロック24はクラウンブロック26から操作索28に
よって後で詳細に述べるように支持操作される。操作索
28はデリックとプラットホーム12に1端32で固定され、
プリー30の上を通って、デリック12の1方側に延び、も
う一つのプリー34の上を通って、他の端36で、引張り手
段38に結合され、これによって引き込んだり、繰り出し
たりするように操作され、かくして、操作索28は引張り
手段、デリック12とプラットホーム14に関連して操作さ
れる。プリー30と34の装架は以下に詳細に論ぜられる。 デリック12は、移動ブロック24とクラウンブロック26
によって担持される複数のローラー42、44によってガイ
ドレール40に係合する垂直トラックアセムブリを含み、
それによってクラウンブロックはデリックに対する垂直
運動の間ガイドされる。 第2図に示すようにプリー30は、流体圧力組立体のシ
リンダー48に対して垂直に往復運動するピストンロッド
(以下単にピストンと呼ぶ)46に担持される水平軸に装
架されている。同様にプリー34は、シリンダー52に対し
て可動であるピストン50によって担持される水平軸に装
架され、他の流体圧力系が設けられている。2つのシリ
ンダー48と52はデリック12に固定され、ピストン46と50
をデリックに対して可動的に保つ。 プリー54とプリー30は、ピストン46によって支持され
る軸に装架されるが、互いに自由に回転する。プリー56
はピストン50に担持され、プリー56はプリー34に対して
自由に回転可能である。支持索58はその一端60でデリッ
ク12に固定され、プリー54を回って延び、他端62でクラ
ウンブロック26に固定されている。 同様の支持索64がその一端66をデリック12に固定さ
れ、プリー56を回って他端68でクラウンブロック26に固
定される。2つの支持索58と64はかくてクラウンブロッ
ク26をデリック12からプリー54と56によって支持し、そ
れぞれクラウンブロックの両端に均整のとれた支持を提
供する。ピストン46と50のデリック12に対する垂直運動
はクラウンブロック26のデリック12に対する垂直運動を
伴い、クラウンブロックの運動はピストンの運動の2倍
となる。 ピストン46と50の運動は、第3、5図の参照によって
よりよく理解できよう。これらの図において、流体圧力
組立体は部分的に液圧式であり、部分的に気体圧式であ
る。シリンダー48と52のピストンロッド側は、液圧系の
1部をなしており、そこでこれらのシリンダー部分は液
圧系70によって液体を所望圧に保つために頭部空間を残
す液圧流体を入れた貯蔵槽72に連結される。閉鎖バルブ
76が貯蔵槽72とシリンダー48および52の間の液圧系に設
けられる。図示されない速度限定バルブがシリンダー48
と52の間の液圧ライン系70に挿入されて、液圧流体の貯
蔵槽72とシリンダーの間の流体の流れを限定してもよ
い。即ち、ピストン46と50のシリンダーに対する急激な
上昇運動を阻止するように78で示されるオリフィスを挿
入してもよい。 流体圧力シリンダー48と52は、その閉鎖端で、圧力気
体導管系80で、スタンドパイプ84(第3図)と連通する
閉鎖バルブ82に連結される。スタンドパイプ84はデリッ
ク上のシリンダーの高い位置から下方に向って第2のバ
ルブ86まで延びていてもよい。気体圧力連通系は制御コ
ンソール88まで続き、それによって気体圧力をシリンダ
ー48、52に圧縮空気容器90、92の1つまたは他方から選
択的に適用して送ってもよい。空気圧縮器94はまたコン
ソール88に連通し、容器90、92の1つをコンソール88を
バイパスして、ピストン48、52と連通させてもよい。 圧縮空気が、シリンダー48、52の閉鎖端側に供給され
てピストン48、50をそれぞれ第1方向(上方)に移動さ
せる圧力を提供する。シリンダー48、52のロッド側に加
えられる液圧は、ピストン46、50の上昇に抵抗してシリ
ンダーの閉鎖端に気体圧によって加えられる力に対して
クッション作用をなす。すなわち、一つの気体圧力系9
4、88、90、92、96、86、82のそれぞれの部材の調節に
よって、もう一つの気体圧力系72、74によって提供され
る圧力とちょうどよく釣り合う圧力を提供してピストン
の動きに適当なクッション作用を及ぼすのである。 第2、3、4図を参照することによって理解されるよ
うに、移動ブロック24は複数の滑車98を備え、クラウン
ブロックは複数の滑車100を備えており、操作索28は交
互に移動ブロック滑車とクラウンブロックの滑車の回り
に配置されており、クラウンブロックの滑車は、索具が
プリー30と34を回って過ぎる線に沿う2つの平面の間に
ある。作業索28の一端は32で固定されて終端をなし、索
具28の他端36は図示されない引っ張り手段によって操作
索として操作され、移動ブロックは24はクラウンブロッ
ク26から操作索28によって懸垂され、クラウンブロック
は移動ブロックを懸垂する。引っ張り手段38は操作索28
を引き込み、繰り出す操作は、移動ブロックとクラウン
ブロックを上下に移動させる。引張り手段38は常時作動
するものではなく、例えば後で記すように、プラットホ
ーム14の移動のために、クラウンブロックをデリックの
最上部に固定する場合などに、随時操作者によって操作
されるものである。 クラウンブロック26は、シリンダー48と52内の気体圧
にそれぞれ支持されたピストン46と50によってデリック
12に支持されている。シリンダー48と52内の気体の圧力
をピストン46と50によって支持される荷重とバランスさ
せるが、その荷重は、ブロック24と26によって支持され
る管状部材19(第1図)のような装置を含む。例えば波
の作用によってデリック12と浮きプラットホーム14がシ
リンダー48、52と一緒に下降すると、シリンダーへの気
体供給の負担が減少し、それを補償する気体の流入によ
ってピストン46、50をシリンダーに対して上昇させ、ク
ラウンブロック26とそれによって支持されるすべての要
素を一定位置に維持することになる。またデリック12と
ブラットホーム14が上昇すると、シリンダー内への気体
は排出され、ピストン46、50のシリンダー48、52に対し
てそれぞれ下降し、結果としてデリック12は、クラウン
ブロックとそれに支持されるすべての要素に対して上昇
するが、この場合もクラウンブロック26とそれによって
支持されるすべての要素を一定位置に維持させることに
なる。 ピストン46、50がシリンダー48、52内でそれぞれ上方
あるいは下方に運動すると、シリンダーのピストン側と
貯蔵槽72の間で必要に応じて流体が流れ、かくしてデリ
ックの海底に対する垂直上昇は、例えば、ピストン46と
50のシリンダー48と52に対する運動によって補償され、
それによってクラウンブロック26は海底に対して一定位
置に留まる。 さらにピストン46、50が、上昇するデリックに対して
下降する場合に、ピストンによるプリー54、56の垂直運
動は操作索28に沿ってプリー30、34に移る。アンカー32
と引っ張り手段36は、クラウンブロック26に対して上昇
するが、プリー54、56はそれぞれシリンダー48、52の方
向に後退して、操作索28はブロック24、26を一定位置に
保つ。同様に、アンカー32と引っ張り手段36は、それぞ
れデリックの下降とともに下降するが、プリー30、34は
操作索28をブロック24、26を一定位置に保つ。操作索28
を支持するプリー30、34は、クラウンブロックを支持す
るプリー54、56とともに動くから、移動ブロック24は引
っ張り手段が操作索を引き込みまたは繰り出すように操
作されない限り、デリック12が上昇し、下降する時に
も、クラウンブロックに対して、一定位置にある。さら
にデリック12がクラウンブロック26に対して上昇して
も、後者は海底に対して一定位置にあり、引っ張り手段
は移動ブロック24を、デリックの垂直運動に無関係に、
クラウンブロックに対して上昇または下降するように操
作され得る。 クラウンブロック26は、プレート26aおよび26b(第8
図)の内側において滑車組立体100の両側において上方
に長く、水平に延びる窓孔102、104を有する。第6、
7、8図に示されるように、シリンダー48、52に対して
上昇した位置にあるクラウンブロックにおいて、クラウ
ンブロックプレート26a、26bは、デリック構造の一部と
して垂直に位置するプレート106と108の間を通過する。
対角線に延びるクロスビーム110がデリックプレート106
と108に支えられている。窓孔112、114がそれぞれデリ
ックプレート106、108に設けられている。孔112と114の
少なくとも1つは、その下縁に沿って凹みを有し、この
図解では凹み116が示されている。 懸垂物の位置補償が不要か不可能な場合、例えば、プ
ラットホームが使用されないとき、または移動させられ
るとき、クラウンブロックは、機械的に固定されねばな
らぬ。クラウンブロックは、例えば、ビーム180(10、1
1図)の下に設けられたピンその他の固定手段によって
固定される。一つの固定手段は米国特許第3,841,770号
に開示されているが、クラウンブロックとデリックを機
械的に係合するに便利な機構である。 このロックバー機構は、第6〜9図に関して説明され
るが、第8図について簡単に述べると、次ぎの通りであ
る。デリックプレート106、108、クロスバー110、シャ
フト118はデリック12に固定された部材である。シャフ
ト118には、ロックバー132が装着されている。ただし、
その装着はリジッドなものでなく、ハウジング124内に
収容されたスプリング126によって緩衝されている。ロ
ックバー132は、ピストン142(第9図)によって回転さ
せられる。ロックバーはある方向を向く時、デリックプ
レート106、108と、クラウンブロック26のプレート26
a、26bの窓孔に嵌まり込んで、クラウンブロックをデリ
ックプレートに固定する。第8図にこの状態が示されて
いる。これと90゜回転した状態では解放される。以下具
体的にこの構造の構成を説明する。 このロックバー機構は、一般に米国特許第3,841,770
号に開示されているところに従って、デリックの頂部に
設けられたクロスビーム110に支持されている。クラウ
ンウロック26を、シリンダー48、52に対して上昇した位
置でデリックに固定するロック機構の詳細は第7〜9図
の参照によって理解されよう。シャフト118はクロスビ
ーム110の適当な孔に貫通し、ナット120(複数)がおお
むね円筒状の、上部の開いたハウジング124を支持す
る。該ハウジングはシャフト118の回りを囲むトップキ
ャップ128でおおわれたコイルスプリング126を囲む。キ
ャップ128はスプリングが縮みまたは延びる時にハウジ
ングに対して可動である。ブッシング130はトップキャ
ップ128を水平に延びるロックバー132から隔てる。圧縮
されたコイルスプリング126は、ロック機構の作動中、
シャフト118に対するロックバー132の限定された下降運
動中クッションの役をする。 フランジ134が、シャフト118に対するロックバーの限
定された垂直方向の運動を調整するために、スクルー13
6によってロックバー132に固定される。支持部材138が
シャフト118に、後者が支持部材138の垂直の孔を通過す
ることによって装架されている。アーム140が支持部材1
38の一部として水平に延びて、ピストン142とシリンダ
ー144の組合せを支持する。シリンダー144の一端は、ア
ーム140から延びるブラケット146に軸着され、ピストン
ロッド142の先端はフランジ134にピボットジョイント14
8で回転可能に軸支されている。ピストンとシリンダー
の組合せ142/144に液圧を加えてピストンをシリンダー
に対して出し入れすることはフランジ134の回転を起こ
し、従ってロックバー132のシャフト118の長軸の回りの
回転を起こす。 第6〜8図における上昇した状態のクラウンブロック
26について、クラウンブロックプレートの窓孔102と104
は、おおむねデリックプレート106、108の窓孔112、114
と1線上にある。そこで、ピストンとシリンダーの組合
せ142/144はロックバー132をプレートの窓孔102、104、
112および114の方向に回転されるように操作され得る。
ロックバーは図示されているように4つの孔の全部を貫
通して延びる寸法になっている。そこでロックバー132
はクラウンブロック26とそれによって支えられる要素
を、シリンダー48、52の気体圧がゆるんだ時に支えるよ
うにしてもよい。そのような固定された状態では、さも
なければ支持索58、64とピストン46、50(の組立体)に
よってのみ懸垂されるクラウンブロックによって得られ
るであろうよりも大きな荷重がクラウンブロック26によ
って支えられよう。 ロックバー132の垂直方向の幅は、ロックバーを窓孔
のなかへ、または、窓孔から移動するのを可能にするた
めに孔102、104;112および114のいずれよりも小さい。
また、窓孔の中に入るロックバー132の縁部は窓孔のな
かのロックバーとの係合を便利にするために132a、132b
において傾斜している。ロックバー132はまた、バーの
ずれを許すためにシャフトの直径よりもわずかに大きな
直径の孔を貫通させることによってロックできるように
シャフト118に装架されている。112として示されている
ような少なくとも一つの窓孔がへこみ116を有し、これ
はロックバー132をプレート106に対して垂直の状態でロ
ックバー132を受け入れることができ、それにより、凹
みに座しているロックバーは不注意に孔102、104、112
および114から転がり出ることを阻止される。 支持索58と64とピストン46と50によってクラウンブロ
ック26の重量が支えられて、スプリング126がロックバ
ー132を窓孔の凹み116から離れるようにロックバー132
を持ち上げるように充分にクラウンブロックが上げられ
ると、ピストンとシリンダーの組合わせ142/144(第9
図)はロックバーをプレート26a、26b、106、108から90
゜回転するように操作することができる。そこで、クラ
ウンブロック26は、加えられる空気圧の制御された弛緩
によってシリンダー48と52に対して降下させ、補償装置
を操作状態にすることができる。ロックバー132は、第
7図に示す固定状態でも、補償機構の操作状態でも、操
作索28から離れており、この場合ロックバーは第7図に
示す位置に対して直角である。 クラウンブロック26が、ロックバー132によってデリ
ックにロックされている状態で、移動ブロックは、操作
索28を2つのブロック24と26に対して操作するために引
っ張り手段の操作によってクラウンブロックに対して上
げ下げするように操作することができる。またプリー30
と34は、デリックに固定されたクラウンブロックによっ
てこれらのプリーを支持するためにデリック12の1部と
して延びた(図示されない)枠に取り付けることがで
き、それにより液体圧組立体(46、48、50および52)は
手入れされ、離され、部分的または全面に取り除くこと
もできる。一方ブロック24と26は荷重を操作するために
なおも操作可能である。 液体圧組立体(46、48、50および52)が作動しない時
には、引っ張り手段は、操作索28を引っ張って移動ブロ
ック24をクラウンブロック26まで上げるように操作する
ことができる。操作索28をさらに引っ張ることは両方の
ブロックを上げ、クラウンブロック26は移動ブロック24
を懸垂して上昇する。このようにして、操作索28はクラ
ウンブロックプレート26aと26bをクラウンブロックがデ
リックプレート106、108と一致するまで上げ、それによ
ってロックバー132が、クラウンブロックをデリック12
に上述のように固定するように操作される。 本発明の運動補償機構は、クラウンブロックが、クラ
ウンブロックに取り付けられ、ピストン46と50によって
支承されるプリー組立体30、58;34、56から懸垂される
ということにおいて、クラウンブロックのバランスの取
れた支持を提供する。さらに、ピストン46、50は、デリ
ック12に対するクラウンブロック26の移動の線と、クラ
ウンブロックとデリックに対する移動ブロック24の移動
の線と平行の行路を動く。移動ブロックとクラウンブロ
ック26を相互に係合する操作索28は、クラウンブロック
26を支持する、同じピストン46と50によって支持される
プリー30と34の相対運動を許す同じ作用の移動ブロック
とデリックの間の相対運動を補償する。かくて、デリッ
ク12が海底に対して上昇するとき、移動ブロックは一定
に維持される、即ち、クラウンブロックに対して動かさ
れる。補償系は、デリックの運動なしに、、ブロックに
よって下降させられる装置の緩衝された軟着陸をもたら
すためにも使用され得る。クラウンブロックがシリンダ
ーの間で上昇させられるようなシリンダー48と52の構成
はデリックの好ましくない上方への延びを必要としない
ことが理解されよう。 本発明の別の補償装置が第10、11図に全体として150
で示されており、第1図に示すような浮きプラットホー
ムの上に装架されたデリック152からなるさく井機械を
含む。操作されるべき装置を支持する移動ブロック154
が、今度はクラウンブロック156から操作索158によって
懸下されている。移動ブロック154は複数の滑車160を備
えている。操作索158は移動ブロックの滑車156とクラウ
ブロックの滑車の回りに交互に配置され、それによって
移動ブロック154はクラウンブロック156によって支持さ
れ、操作索の操作によってそれに対して相対的に動くこ
とができる。 第10〜12図を参照することによって理解されるよう
に、1対の間隔をおいた支持ビーム164が、デリック152
の水平方向の横断部材166に支持されている。ブラケッ
ト168が流体圧力シリンダー170に取り付けられ、シリン
ダーをビームに結合するためにボルト締めされている。
同様に、第11図の参照によってわかるように、同様のブ
ラケット172が第2の流体圧力シリンダー174をビーム16
4に結合するためにボルト締めされている。シリンダー1
70と174は2つのブロック154と156の行路の両側にそれ
と平行に位置しており、すなわち、シリンダーは垂直で
ある。シリンダー170と174は往復運動するピストン17
6、178を備えており、2つのブロック154と156の行路の
両側でこれと平行に往復運動する。 クラウンブロック156は滑車162を支持するハウジング
機構と、第10、11図に示されるようにハウジング本体に
水平方向のビーム180を有する。第10、11図に示される
ように、クラウンブロック156が最低位置にある場合に
は、クラウンブロックビーム180にビーム164の対の間の
空間に受け入れられる。ピストンロッド176と178の各々
はクラウンブロックビーム180に結合される。ピストン
ロッドとクラウンブロックビーム180の結合の詳細は第1
3図の参照によって理解されよう。そこでは、そのよう
な結合は1つのピストンロッド178として図解されてお
り、第2のピストンロッド176とビームの間の結合もま
た本質的に同じである。 ピストンロッド178の先端は截頭円錐表面182をなし、
それはキャップ186の下側の相補的な凹み184に受容され
る。キャップ186は曲面の頂面を有し、クラウンブロッ
クビーム180の下側にボルトで取り付けられたブラケッ
ト188内に保持される。従ってキャップ186はスプリング
190によってビーム180に向けて上向きに押され、スプリ
ング190は、ピストンロッド178がキャップとの接触から
外される時に第13図に示されるような位置にキャップを
維持するのに役立つ。キャップ186の頂面と相補的な曲
面の内表面を特徴とするソケット192がキャップの上に
よこたわりキャップを受け入れ、キャップとトッププレ
ート194との間の支持体として作用する。トッププレー
トと支持体の支持ソケット192は比較的低摩擦の合金で
つくられる。クラウンブロック156を支持するピストン
ロッド178によって、ピストンロッドとクラウンブロッ
クビーム180の間の結合部は、第13図に示されるように
ピストンロッドとクラウンブロックの間の充分な相対的
運動を許す。即ち、クラウンブロックビームとトッププ
レート194の間、ならびにソケット支持体192との間の水
平運動および支持ソケット192とキャップ186の間の回転
運動をも許し、クラウンブロック156との係合または支
持によってピストンロッドに課せられるであろう側方の
モーメントを解除する。 第13図はまた、相当する流体圧力シリンダー174の頂
部を示す。これは適当なシール組立体196によってピス
トンロッド178に対して閉じられ、シリンダーの端にボ
ルト締めされる閉じ板198によってその場に保持される
パッキング196を含む。 支持ビーム164はのぞき孔200を備え、そこからシリン
ダーの手入れをすることができる。環状ブレート202が
支持ビーム164に取り付けられ、のぞき孔を取り巻き、
孔の回りのビームの強度を補強する。 ピストン176と178およびシリンダー170と174によって
構成される流体圧力組立体は部分的に液圧式で部分的に
気体圧式であり、例えば、第5図に一般的に図解されて
いるように構成された流体圧力制御系によって調整され
る。そのような流体圧力系は便宜上第10〜12図では省略
され、補償装置150が示されている。しかし装置を操作
するためにはそのような流体圧力系がなんらかの形で使
用されることは理解されよう。 圧力がシリンダー170、174に加えられて、ピストン17
6、178を上昇させて補償装置を作動位置におく。即ち、
クラウンブロック156は支持ビーム164の上のピストンに
よって支持され、デリック152が上昇する時、水底に対
して一定高さに留まり、そのような上昇運動の間、ピス
トンのストロークに沿って充分の余地を残す。ピストン
のストロークの上限は第10、11図において、ピストンス
トロークの頂上点に陰影(1点鎖線)によって示される
位置である。デリック152が例えば波の作用によってそ
の支持プラットホームとともに上昇すると、流体圧力組
立体系(ピストンシリンダーとピストン)が上に論じた
ように反応し、その結果ピストン176、178の相当するシ
リンダー170、174に対する、従って、デリック152およ
びその支持プラットホームに対する往復運動となるが、
しかしピストンとピストンに支持されるクラウンブロッ
クを基準となる水底に対して一定に保つ。 特に、第12図の参照によって理解されるように、1対
のガイドビーム204、206が、支持ビーム164から上方に
デリック152の頂上に向けて延びる。ガイドビーム204、
206は、ピストン176、178の操作によって動かされるク
ラウンブロックのレールとなる。主ガイドビーム206は
ボックスビームとして示され、クラウンブロック156に
よって水平軸上に保持される対向するローラー208はボ
ックスビームの側面に乗る。複数固の対向するローラー
が水平軸の上に乗り、その軸は垂直軸に軸支された架台
に乗り、対向ローラーはボックスビーム206の残りの2
つの相対する面に乗っている。複数固の対向するローラ
ー212はクラウンブロック156に担持されて水平軸に乗
り、I−ビームの形で示されている第2ガイドビーム20
4の相対する面に乗っている。ボックスビーム206に乗っ
ている前から後へのローラーの柔軟性の架台が2つのガ
イドビーム204と2076の所望の相互平行配置における齟
齬、たとえば曲げ、ねじれ、あるいはその他のはずれの
1つまたは2つ以上を吸収する。 2つのプリー組立体214と216はそれぞれ第10図に示す
ように、クラウンブロック156の反対側のデリック152の
うえに位置する。プリー組立体214と216は一般に同じよ
うに機能するように構成されている。各プリー組立は、
I−ビームとして示されている対応する1対のガイドビ
ーム218と220に沿って可動である。複数個のローラー22
2は水平軸に担持され、前方ガイドビーム218の相対する
表面に乗って動く。後方ガイドビーム220は複数個のロ
ーラー224を受入れて、すべて水平軸に装架され、後方
I−ビームの相対する表面に乗って動く。ガイドビーム
218と220は支持ビーム164のおよその高さから一定距離
だけデリック154に沿って上方に延びる。その距離はピ
ストン176、178のストロークの距離の少なくとも半分で
あり、従ってクラウンブロック156の運動を許す。 プリー組立体214(第13図)は、同じ直径の3個のプ
リー226、228、230を有し、水平軸上に位置するが、軸
の回りを独立に回転する。1対の支持索232、234の一端
が、デリック152上に、ガイドビーム218、220の頂上近
くに固定され、他端が下方に延びて外側のプリー226、2
30の下側を回り、クラウンブロック156の頂上に位置す
るオーバーハング236に固定される。同様にプリー組立
体216は同じ直径の3個のプリー238、240および242を有
し、これらは水平軸に装架されるが軸のまわりを各独立
に回転する。別の1対の支持索244、246が同様にデリッ
ク152に固定され、下向きに延びて、それぞれ外側のプ
リー238、242の下側を回り、さらに上昇して、クラウン
ブロック156の頂上に向ってその延長部の下側に固定さ
れる。クラウンブロック156がガイドビーム204と206に
沿う相対運動をすると、すなわち、ピストン176と178が
デリック152の垂直上昇に応じて、デリックがクラウン
ブロックに対して動く時に、クラウンブロックを海底に
対して一定の関係に維持するとき、支持索232、234、24
4および246はプリー組立体をして、デリックがクラウン
ブロック156に対して動かされるとき、デリック152に対
して相対運動を経験させる。しかしながら、プリー組立
体214、216がデリック152に対して経験した運動は常
に、クラウンブロック156がデリックに対して経験した
運動の半分であることが理解されよう。かくて、もしデ
リック152が運動し、クラウンブロック156がピストン17
6、178によってガイドビーム204、206に沿って、例え
ば、4メートルだけ動かされたとすると、プリー組立体
214、216はそれらのそれぞれのガイドビームに沿って2
メートルだけの運動を経験する。 移動ブロック154をクラウンブロック156に結合する操
作索158が移動ブロックから上向きに延び、プリー組立
体216の中央プリー240を通って、そこから下向きに延
び、デリック152またはその支持プラットホームにデッ
ドライン(終端)として固定される。その反対側の端に
近く、操作索158は移動ブロック154から上向きに延び、
プリー組立体214の中央プリー228を通り、そこから降っ
て先に記したような(図示されない)引っ張り手段に結
合する。引っ張り手段の操作による操作索158の引き込
みまたは繰り出しは、それぞれ、移動ブロック154のク
ラウンブロック156に対する上昇および下降となる。2
つのプリー228と240は操作索158を支持し、デリックと
クラウンブロック156の間の相対的運動に関してデリッ
ク152に対して上昇または下降する。各プリー組立体214
と216はクラウンブロックがデリック152に対して動く距
離の半分だけ動くので、移動ブロック154は、デリック1
52が上昇するとき、クラウンブロックに対して静止して
いるか、引っ張り手段が操作索を引き込むか繰り出すか
の操作にもっぱら依存しているクラウンブロックに対し
て上昇するか下降するかである。従って、第10図〜13図
に示した補償装置はクラウンブロック156を基準海底に
対して静止させるのみならず、移動ブロックが操作され
て上昇下降し、あるいは、デリックの垂直運動に無関係
に引っ張り手段の操作によって静止を保つこともでき
る。 クラウンブロック156は、例えば、第10、11図に陰影
(1点鎖線)で示すように、その最高の高さまで上げる
ことができ、そこで、デリック152に適当な手段で固定
することができる。例えば、ガイドビーム204に、貫通
孔250を設け、クラウンブロックを図示したような最高
位置において、ピンまたは同様の部材を挿入して一定位
置にロックでき、また、ビーム180または他のクラウン
ブロック構造体の下に位置するように固定することもで
きる。その後で、例えば、ピストン176、178は下降させ
られ、必要に応じて手入れされる。同様のロック機構を
主ガイドビーム206に設けてもよい。さらに、クラウン
ブロック156はデリック152の頂上部に固定し、非補償状
態で使用することができる。即ち、クラウンブロック15
6が、第10、11図に示すように位置させられ、ピストン
が全部引き込まれた状態で使用されることができ、クラ
ウンブロックは支持ビーム164上に静置され、クラウン
ブロックの荷重をシリンダー170、174を含む流体圧力系
から除いた状態で使用することができる。 ロッキングバー組立体または他の適当な手段が、上述
のピンの代わりにクラウンブロック156をデリック152の
頂上に固定するために使用することができる。そのよう
な他の固定手段は第10、11図に図式的に252によって示
されている。 ピストン176、178が直接にクラウンブロック156に作
用する状態で、ピストンロッドに作用する側方の力を最
小にすべきである。ピストン176、178のクラウンブロッ
ク156への結合は第13図に示すように側方へのすべりを
許し、さらにクラウンブロックによってピストンに伝達
させる側方の力を最小にし消去するように働く。 補償装置150は、クラウンブロック156のバランスされ
た支持を提供し、操作索158の動きをも補償する。さら
に、この装置は、デリック152を静止させることによ
り、荷重を緩衝した軟着陸を可能にする。 本発明のさらに別の補償装置が第14、15図に全体とし
て図解されている。これは第1図に示したような浮きプ
ラットホーム上に装架されたデリック262からなるさく
井装置系を含む。移動ブロック264は、操作すべき装置
を支持することができ、柔軟性索具すなわちケーブル26
8によってクラウンブロック266から懸垂されている。移
動ブロック263は滑車270を備え、クラウンブロック266
は複数個の滑車272を備えている。操作索268は交互に移
動ブロックをめぐるように配置されており、それによっ
て移動ブロックはクラウンブロックによって支持され、
操作索の操作によってそれに対して可動である。 第14〜16図の参照によって理解されるように、1対の
平行の間隔をおいたビーム274が、デリック262の水平に
位置する支持部材に支持され、2つの圧力シリンダー28
0が、各々相当するピストン282を備え、部材278によっ
て支持され、クラウンブロック266と移動ブロック264の
行路に平行にその両側に位置させられている。キャリジ
284がピストン282の両者に支持されて、例えば、第13図
に示されるようなタイプの結合体によってその上に装架
されている。それによって側方の力の伝達の力を最小に
し、キャリジはデリック262の頂上に選択的に固定さ
れ、ピストンは例えば手入れのために引き込まれる。ガ
イドビームをデリック262の頂上に支持する。キャリジ2
84はおおむねガイドビームのまわりをめぐり、水平軸に
乗ってガイドビーム286の側面に乗る(第14図)複数個
の対向ローラーと、水平軸に乗ってガイドビームの全面
と背面に乗る複数の対向ローラーを有し、それにより、
キャリジは長軸方向の行路に限定される。 ピストン282とシリンダー280を備えた流体圧力組立体
は、部分的に液体圧式であり、部分的に気体圧式であ
り、例えば第5図に一般的に示されているように、構成
され操作される流体圧力制御系によって操作される。そ
のような流体圧系の細部は第14〜16図では便宜のために
省略してあり、補償装置のみを示しているが、それはこ
の装置を操作するために何らかの適当な形で使用される
ものであることが理解されよう。 第14、15図では、ピストン280が、そのストロークの
最高端で示され、キャリジ284はデリック262の頂上に上
げられている。キャリジ284はデリック262の頂上に挙げ
られている。キャリジ284は第14、15図において、ピス
トン282が引き込められた行路の最下端にに位置すると
ころが陰影(1点鎖線)で示してある。 キャリジ284は複数個のプリー292をその各々の側に有
し、プリーは一般に相当するピストン282の上側に位置
している。同数の索具294がプリー292をめぐってピスト
ンの対282の外側を下向きに、支持ビーム274に結合した
交差部材296の上の固定点まで延び、支持索の1端をデ
リック262に固定する。その反対側の端で、支持索294は
プリー292から下向きに、ピストン282(複数)の間を延
びてクラウンブロック266に固定される。かくてピスト
ン282がシリンダー280に対して上下するように操作され
るとき、キャリジ284はそれに従ってガイドビーム286に
沿って上昇下降し、支持索294によってクラウンブロッ
ク266を上昇下降させる。さらにクラウンブロック266が
移動する距離はピストン282とキャリジ284がデリック26
2に対して移動する距離の2倍である。キャリジ284はま
たプリー298と300を有し、それらは第14図に示されるよ
うに側方に向いた水平軸のまわりに独立に回転する。操
作索268が移動ブロック264から上方に延びプリー300を
回って下方に延び、デッドラインとしてデリック262ま
たは支持プラットホームに固定される。その反対側の端
では、操作索268は移動ブロック264から上方に延び、プ
リー298をまわってそれから下方に延び、先に記した
(図示されない)引っ張り手段に至る。引っ張り手段の
操作による操作索の引き込みと繰り出しは、それぞれ、
移動ブロック264のクラウンブロック266に対する上昇お
よび下降となる。2つの操作索プリー298と300は、ピス
トン282の操作によってキャリジを上昇させられ、また
は下降させられるにつれて、デリック262に対して上昇
または下降する。 第14、15図に示したように、キャリジ284を最高位置
に置くようにピストン282が延びている時、クラウンブ
ロック266もデリック262に沿ってその最高点まで移動す
る。クラウンブロックは1対の上向きに延びるプレート
266aを有し、それらに水平方向の窓孔266bを有する。ク
ラウンブロック266はかくてその最高位置にある時、そ
のプレート266aを特徴とし、これは水平に延びる孔266b
を有する。クラウンブロック266はかくてその最高位置
にある時、プレート266aは支持ビーム274の間で上向き
に延び、窓孔266bが、支持ビームの水平に延びる孔とお
おむね直線になる。ロックバー302がクラウンブロック
の窓孔266bと支持ビームの窓孔274aのなかに留まるよう
に操作することができる。ロックバー302を操作する手
段は便宜上第14、15図には示されていないが、ロックバ
ー302は、先に第7〜9図に示され、それに関連して論
じたと同様の構成と操作の組立体によって操作できるこ
とは理解されよう。ロックバー302によってクラウンブ
ロック266が支持ビーム274に固定されている場合、クラ
ウンブロック266が支持ビーム274に固定されている場
合、クラウンブロックと移動ブロック264は操作索268を
繰り出し、引き込める引っ張り手段の操作によってクラ
ウンブロックと移動ブロック264は補償とは無関係に使
用することができる。液圧組立体またはそれを操作する
ために使用される系の故障の場合には、移動ブロック26
4は操作索268を引き込める引っ張り手段の操作によって
上昇させることができ、それにより移動ブロックはクラ
ウンブロック266と連係してこれを上昇させ、ロックバ
ー302によって固定することができる。 この装置はクラウンブロック266をロックバー302から
外し、ピストン282をそのストロークの両端以外の位置
におくことによって補償位置に置くことができる。その
時、デリック262は、例えば、波の作用により垂直に上
昇下降するので、ピストン282とシリンダー280を操作す
る流体圧系は先に論じたように反応して、デリックが下
降する時に、シリンダーに対してピストンを延し、デリ
ックが上昇する時、ピストンを引き込めさせる。従っ
て、クラウンブロック266は例えば基準となる海底に対
して定位置に保たれる。同様に、デリック262の海底に
対する運動は、支持索294とピストン282の運動によっ
て、また、操作索268によっても補償される。移動ブロ
ック264は、それ故、デリックが上昇する時も、クラウ
ンブロック266に対して静止し、あるいは、移動ブロッ
クは、デリックの海底に対するそのような運動と無関係
に(図示されない)引っ張り手段の操作によってクラウ
ンブロックに対して操作される。ブラケット304がクラ
ウンブロック266から延び、これに支持されて2つの平
行ローラー306、308を支持し、ブラケットとローラー
は、移動ブロックが、例えば、引戻された場合(第14図
に示す)には、プリー298から移動ブロック264に延びる
操作索268を引き締める。自由に回転する滑車310がクラ
ウンブロック266の側部に設けられ、移動ブロック264が
前方に引かれたときには(第14図に示すように)、操作
索268を引き締める。 第14〜16図に示した補償装置は、支持索294および/
または操作索268によって伝達される下向きの力によっ
てピストン282に作用するかも知れない側方のモーメン
を最小にし、または消去する。なんとなれば、キャリジ
284と、ピストン282の間の結合は、例えば、第13図に示
したような結合によってそのような側方の力を最小にす
るからである。 補償装置260は、クラウンブロック266のバランスのと
れた支持と、操作の補償を提供する。さらに、この装置
はデリック262を静置させることにより、緩衝された着
床を可能にする。 上記の本発明の開示と記述は例示的なものであって、
寸法、形、材料ならびに図示された構成における種々の
変更が本発明の精神を離れることなく特許請求の範囲内
で行い得るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、部分的に断面で示し、部分的に図式的に示し
た、本発明の補償装置によってクラウンブロックと移動
ブロックを支持するデリックを有するプラットホームの
側面図である。 第2図は、クラウンブロックが上げられたときの、第1
図のデリックの上方部分を示す正面図である。 第3図は、第2図に示すデリックの側面図である。 第4図は、第1〜3図に示す補償装置の、ブロック、索
具、滑車およびプリーの関係を示す図式的斜視図であ
る。 第5図は、補償装置の流体圧装置を操作するための液体
圧力系の図式的ブロック図である。 第6図は、第2図と同様の、しかし部分的な、流体圧力
系の延びたピストンとロックバー組立体に固定されたク
ラウンブロックを図解する図である。 第7図は、第6図の7−7線に沿ったロックバー組立体
の細部を示し、部分的に内部を示す拡大断面図である。 第8図は、第6図の8−8線に沿ったロックバー組立体
の細部を示し、部分的に内部を示す拡大断面図である。 第9図は、第8図の9−9線に沿ったロックバー組立体
の細部を示す断面図である。 第10図は、本発明の別の実施態様の補償装置を含むデリ
ックの上部を示し、部分的に内部を示す側面図である。
該デリックはクラウンブロックと移動ブロックを補償装
置によって支持し、クラウンブロックはデリックに対し
ておおむね最高位置にあり、補償装置のプリー組立体が
その許容される高い位置にある。 第11図は、第10図の11−11線に沿った垂直断面図であ
る。 第12図は、第11図の12−12線に沿った垂直断面図であっ
て、クラウンブロックとプリー組立体の細部を示す。 第13図は、ピストンロッドの頂部の拡大断面図であっ
て、クラウンブロックがピストンロッドによって支持さ
れている態様を示す。 第14図は、本発明の別の実施態様の補償装置を含むデリ
ックの上部の側面図であって、該デリックはクラウンブ
ロックと移動ブロックを支え、部分的に内部を示し、ク
ラウンブロックのデリックに対する最高位置において、
クラウンブロックがロックバー組立体によってロックさ
れているところを示す。またプリー組立体がおおむね最
下位にある状態が陰影(1点鎖線)で示されている。 第15図は、第14図の15−15線に沿った垂直断面図であ
る。 第16図は、第15図に図解される補償装置の部分的に内部
を示す部分的断面表示の側面図である。 これらの図面において、 26、156、266:クラウンブロック 24、154、264:移動ブロック 28、158、268:操作索(第1柔軟性索具) 58、64;232、244;294:支持索(第2柔軟性索具) 12、152、262:デリック(マスト) 46、50、176、178:ピストン要素 48、52、170、174、280:シリンダー要素 30、34;228、240;228、300:第1プリー 54、56;226、238;230、242;292:第2プリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレツド・リチヤード・フオアマン イギリス国,ロンドン・エヌ・ダブリユ ー2,チヤツワース・ロード 110 (72)発明者 ウイリアード・デイー・チヤイルズ アメリカ合衆国,カリフオルニア州,エ ンシニタス,ランチヨ・サンタ・フエ・ ロード 582 (56)参考文献 米国特許3804183(US,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも1個の滑車(100,162,272)を有する一
    つのクラウンブロック(26,156,266)と少なくとも1個
    の滑車(98,160,270)を有する一つの移動ブロック(2
    4,154,264)とともに使用され、該クラウンブロックが
    デリック(12,152,262)によって支持され、かつそれに
    対して垂直に可動であり、該クラウンブロックが該移動
    ブロックによって懸垂された物体を操作する補償装置
    (10,150,260)において、 イ)2個の液圧組立体であって、各々が、ピストン要素
    (46,50;176,178;282)とシリンダー要素(48,52;170,1
    74;280)を含み、各組立体のその一つの要素がデリック
    (12,152,262)に対して固定され、他の要素が1対の第
    2プリー(54,56;226,238;292)を操作可能に支持して
    おり、前記一つの要素に対して、従って、該デリック
    (12,152,262)に対して往復運動可能であり、該2個の
    液圧組立体が該クラウンブロック(26,156,266)と該移
    動ブロック(24,154,264)の上下運動の軌跡線の両側に
    位置しているもの、 ロ)該液圧組立体が、それぞれ各々のシリンダー要素内
    のピストン要素側に液圧または気体圧を及ぼしピストン
    要素の反対側に気体圧または液体圧を及ぼすように構成
    されていて、液圧と気体圧の釣り合いによって、ピスト
    ンの動きに追随する気体圧系、 ハ)1対の、それぞれ、その一端において、該クラウン
    ブロック(26,156,266)に結合し、他端においてデリッ
    ク(12,152,262)に結合し、1対の第1プリー(30,34;
    228,240;298,300)と同軸的に支持される前記第2プリ
    ー(54,56;226,230;238,242)の回りに回され、それに
    より、該クラウンブロック(26,156,266,292)が、該液
    圧組立体のピストン要素(46,50;176,178;282)とシリ
    ンダー要素(48,52;170,174;280)の相対運動に対応し
    て可動である1対の第2柔軟性索具(支持索)(58,64;
    232,234;294)、 ニ)一端でデリックに固定され、該1対の第1プリーの
    一つ(34,240,300)の上に回され、該クラウンブロック
    (26,156,266)と移動ブロックの該滑車(100,98,162,1
    60,272,270)の回りに交互に配置され、さらに該第1プ
    リーの他のもの(30,228,298)を回って他端でも該デリ
    ックに固定され、該液圧組立体(46,48;50,52)および
    該1対の第2柔軟性索具(支持索)と共同作動して該ク
    ラウンブロック(26,156,206)から懸垂される移動ブロ
    ック(24,154,264)を支持する第1柔軟性索具(操作
    索)(28,158,268)、および ホ)第1柔軟性索具(操作索)に設けられた引っ張り手
    段(38) を含むことを特徴とする補償装置(10)。 2.特許請求の範囲第1項に記載の補償装置であって、
    クラウンブロック(26,156,266)をデリックに対して任
    意の位置に固定するためのロックバー機構(132,252,30
    2)が設けられていることを特徴とする補償装置(10,15
    0,260)。 3.特許請求の範囲第1項に記載の補償装置であって、
    該移動ブロック(244,154,264)が該液圧組立体の間で
    移動し、クラウンブロック(26,156,266)が液圧組立体
    の各々の下端より上方での上昇運動を許すように、該1
    対の液圧組立体が、充分に間隔を有することを特徴とす
    る補償装置(10)。 4.特許請求の範囲第1項に記載の補償装置であって、
    さらに該第1柔軟性索具(操作索)(28,158,268)が掛
    けられる該プリー(30,34;228,240;298,300)が該クラ
    ウンブロック(26,156,266)と該移動ブロック(24,15
    4,264)の滑車(100,162,272,98,160,270)と概ね平行
    であることを特徴とする補償装置(10)。 5.特許請求の範囲第1項に記載の補償装置であって、
    液圧組立体の各々のシリンダー要素(48,52;170,174;28
    0)に対するピストン要素(46,50;175,178;282)を任意
    の位置に停止するためにシリンダー要素(48,52;170,17
    4;280)への液体の流れを止める液体閉鎖バルブ(76)
    が設けられていることを特徴とする補償装置(10)。 6.特許請求の範囲第1項に記載の補償装置であって、
    さらに該第1及び第2液圧組立体の各々が移動ブロック
    (24,154,264)のクラウンブロック(26,156,266)の移
    動の方向と概ね平行であることを特徴とする補償装置
    (10)。 7.少なくとも1個の滑車(100,162,272)を有する一
    つのクラウンブロック(26,156,266)と少なくとも1個
    の滑車(98,160,270)を有する一つの移動ブロック(2
    4,154,264)とともに使用され、該クラウンブロックが
    デリック(12,152,262)によって支持され、かつそれに
    対して垂直に可動であり、該クラウンブロックが該移動
    ブロックによって懸垂された物体を操作する補償装置
    (10,150,260)において、 イ)2個の液圧組立体であって、各々が、ピストン要素
    (46,50;176,178;282)とシリンダー要素(48,52;170,1
    74;280)を含み、各組立体のその一つの要素がデリック
    (12,152,262)に対して固定され、他の要素が1対の第
    2プリー(54,56;226,238;292)を操作可能に支持して
    おり、前記一つの要素に対して、従って、該デリック
    (12,152,262)に対して往復運動可能であり、該2個の
    液圧組立体が該クラウンブロック(26,156,266)と該移
    動ブロック(24,154,264)の上下運動の軌跡線の両側に
    位置しているもの、 ロ)該液圧組立体が、それぞれ各々のシリンダー要素内
    のピストン要素側に液圧または気体圧を及ぼしピストン
    要素の反対側に気体圧または液体圧を及ぼすように構成
    されていて、液圧と気体圧の釣り合いによって、ピスト
    ンの動きに追随する気体圧系、 ハ)1対の、それぞれ、その一端において、該クラウン
    ブロック(26,156,266)に結合し、他端においてデリッ
    ク(12,152,262)に結合し、1対の第1プリー(30,34;
    228,240;298,300)と同軸的に支持される前記第2プリ
    ー(54,56;226,230;238,242)の回りに回され、それに
    より、該クラウンブロック(26,156,266,292)が、該液
    圧組立体のピストン要素(46,50;176,178;282)とシリ
    ンダー要素(48,52;170,174;280)の相対運動に対応し
    て可動である一対の第2柔軟性索具(支持索)(58,64;
    232,234;294)、 ニ)一端でデリックに固定され、該1対の第1プリーの
    一つ(34,240,300)の上に回され、該クラウンブロック
    (26,156,266)と移動ブロックの該滑車(100,98,162,1
    60,272,270)の回りに交互に配置され、さらに該第1プ
    リーの他のもの(30,228,298)を回って他端でも該デリ
    ックに固定され、該液圧組立体(46,48;50,52)および
    該1対の第2柔軟性索具(支持索)と共同作動して該ク
    ラウンブロック(26,156,206)から懸垂される移動ブロ
    ック(24,154,264)を支持する第1柔軟性索具(操作
    索)(28,158,268)、 ホ)第1柔軟性索具(操作索)に設けられた引っ張り手
    段(38)、および ヘ)2個の液圧組立体が引き込まれた位置にあるとき
    に、クラウンブロック(156)をデリック(152,274)に
    固定するためのデリックに設けられた支持ビーム(164,
    274) を含むことを特徴とする補償装置(10)。
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