JP2675221B2 - 自動選局装置 - Google Patents
自動選局装置Info
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- JP2675221B2 JP2675221B2 JP306392A JP306392A JP2675221B2 JP 2675221 B2 JP2675221 B2 JP 2675221B2 JP 306392 A JP306392 A JP 306392A JP 306392 A JP306392 A JP 306392A JP 2675221 B2 JP2675221 B2 JP 2675221B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短波バンドの自動選局
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】短波バンドにおける従来の自動選局装置
を備えた受信機の基本回路図を図2に示す。
を備えた受信機の基本回路図を図2に示す。
【0003】すなわち、受信アンテナ21を備えた送受
信部22の出力は、中間周波増幅部23に導かれてお
り、中間周波増幅部23の出力は、図示しないオーディ
オ出力端子に導かれるとともに、本装置全体の動作制御
を行う制御部(コントロールマイコン)25に導かれて
いる。中間周波増幅部23からコントロールマイコン2
5に出力される信号は、送受信部22から入力される受
信信号のレベルが内部に設定された基準レベル以上であ
るときに出力される検出信号となっている。
信部22の出力は、中間周波増幅部23に導かれてお
り、中間周波増幅部23の出力は、図示しないオーディ
オ出力端子に導かれるとともに、本装置全体の動作制御
を行う制御部(コントロールマイコン)25に導かれて
いる。中間周波増幅部23からコントロールマイコン2
5に出力される信号は、送受信部22から入力される受
信信号のレベルが内部に設定された基準レベル以上であ
るときに出力される検出信号となっている。
【0004】また、コントロールマイコン25の出力
は、受信周波数の表示を行う周波数表示部26と、受信
周波数の設定を行うためのPLL回路27とに導かれて
いる。そして、PLL回路27の出力は、ローパスフィ
ルタ(LPF)28を介して送受信部22と局部発振器
29とに導かれており、局部発振器29の出力は、PL
L回路27に導かれた構成となっている。
は、受信周波数の表示を行う周波数表示部26と、受信
周波数の設定を行うためのPLL回路27とに導かれて
いる。そして、PLL回路27の出力は、ローパスフィ
ルタ(LPF)28を介して送受信部22と局部発振器
29とに導かれており、局部発振器29の出力は、PL
L回路27に導かれた構成となっている。
【0005】上記構成において、あるチャンネルの周波
数設定指示がコントロールマイコン25からPLL回路
27に出力されると、PLL回路27は局部発振器29
をロックさせるためのパルス出力をLPF28に出力
し、ここで直流化された電圧が、局部発振器29と送受
信部22とに供給される。これにより、送受信部22が
動作し、設定された受信周波数において受信可能な状態
にセットされる。
数設定指示がコントロールマイコン25からPLL回路
27に出力されると、PLL回路27は局部発振器29
をロックさせるためのパルス出力をLPF28に出力
し、ここで直流化された電圧が、局部発振器29と送受
信部22とに供給される。これにより、送受信部22が
動作し、設定された受信周波数において受信可能な状態
にセットされる。
【0006】この状態において、受信した電波は中間周
波増幅部23において適宜増幅された後、オーディオ出
力端子に出力される。また、このとき中間周波増幅部2
3では、入力信号が内部に設定された基準レベルを越え
たときには、コントロールマイコン25に対して検出信
号(例えは、Lレベルの信号)を出力する。コントロー
ルマイコン25は、これにより現在受信中の信号が設定
されたチャンネルの信号であると判断し、この時点で自
動選局(オートスキャン)を停止する。
波増幅部23において適宜増幅された後、オーディオ出
力端子に出力される。また、このとき中間周波増幅部2
3では、入力信号が内部に設定された基準レベルを越え
たときには、コントロールマイコン25に対して検出信
号(例えは、Lレベルの信号)を出力する。コントロー
ルマイコン25は、これにより現在受信中の信号が設定
されたチャンネルの信号であると判断し、この時点で自
動選局(オートスキャン)を停止する。
【0007】図2に示す基本回路及びオートスキャンの
動作は、短波バンドのみならず、中波、FM波等におい
ても同様である。
動作は、短波バンドのみならず、中波、FM波等におい
ても同様である。
【0008】また、上記動作とは別に、中間周波増幅部
23からコントロールマイコン25に検出信号が出力さ
れると、コントロールマイコン25は中間周波数をカウ
ントし、正規の中間周波数のある幅内になったとき、オ
ートスキャンを停止するようにすることも可能である。
23からコントロールマイコン25に検出信号が出力さ
れると、コントロールマイコン25は中間周波数をカウ
ントし、正規の中間周波数のある幅内になったとき、オ
ートスキャンを停止するようにすることも可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イメージレ
シオは周波数が高くなるに従って悪化するため(例え
ば、20MHz当たりでは数dB差程度である)、本信号か
イメージ信号かが区別できず、とにかく信号を受信した
ときにオートスキャンを停止してしまうといった問題が
あった。
シオは周波数が高くなるに従って悪化するため(例え
ば、20MHz当たりでは数dB差程度である)、本信号か
イメージ信号かが区別できず、とにかく信号を受信した
ときにオートスキャンを停止してしまうといった問題が
あった。
【0010】例えば、コントロールマイコン25による
設定表示をfA (例えば20MHz)とすると、受信機
は、このfA よりも2×iF(中間周波数:例えば1M
Hz)高い周波数fB (すわな、この場合には22MHz)
のところにある信号も受けることになる。すなわち、発
信機側での発信周波数が20MHzの場合、受信機側で
は、低周波数側から走査して行くと、実際の受信周波数
は18MHzであっても、これより2×iF高い20MHz
の信号をイメージ信号として受信することになる。その
ため、コントロールマイコン25は、この18MHzでの
受信状態を、設定表示された20MHzでの正規の受信状
態と判断して、この受信状態で自動選局を停止すること
になる。
設定表示をfA (例えば20MHz)とすると、受信機
は、このfA よりも2×iF(中間周波数:例えば1M
Hz)高い周波数fB (すわな、この場合には22MHz)
のところにある信号も受けることになる。すなわち、発
信機側での発信周波数が20MHzの場合、受信機側で
は、低周波数側から走査して行くと、実際の受信周波数
は18MHzであっても、これより2×iF高い20MHz
の信号をイメージ信号として受信することになる。その
ため、コントロールマイコン25は、この18MHzでの
受信状態を、設定表示された20MHzでの正規の受信状
態と判断して、この受信状態で自動選局を停止すること
になる。
【0011】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ある信号で受信したとき、その受信周
波数の2×iF高い周波数ポイントをチェックすること
により、その受信信号がイメージ信号かどうかを判断す
るようにして、正規の信号を受信したときのみ自動選局
を停止するようにした自動選局装置を提供することにあ
る。
で、その目的は、ある信号で受信したとき、その受信周
波数の2×iF高い周波数ポイントをチェックすること
により、その受信信号がイメージ信号かどうかを判断す
るようにして、正規の信号を受信したときのみ自動選局
を停止するようにした自動選局装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の自動選局装置は、短波バンドの選局時、受
信周波数を設定する第1受信周波数設定部と、この第1
受信周波数設定部により設定された周波数より所定周波
数高いイメージポイントの周波数を設定する第2受信周
波数設定部と、前記第1受信周波数設定部及び前記第2
受信周波数設定部によって設定された周波数の近傍にお
いて基準入力レベル以上の入力があるとき検出信号を出
力する信号検出部と、前記第1受信周波数設定部によっ
て設定された周波数の近傍において前記信号検出部より
検出信号が出力されると、前記第2受信周波数設定部に
よって設定された周波数に受信周波数を一旦設定すると
ともに、このとき前記信号検出部から検出信号が出力さ
れた場合には自動選局を続行し、前記信号検出部から検
出信号が出力されない場合には、前記第2受信周波数設
定部による受信周波数の設定を解除して、元の受信周波
数に戻した後自動選局を停止する制御部とを備えた構成
とする。
め、本発明の自動選局装置は、短波バンドの選局時、受
信周波数を設定する第1受信周波数設定部と、この第1
受信周波数設定部により設定された周波数より所定周波
数高いイメージポイントの周波数を設定する第2受信周
波数設定部と、前記第1受信周波数設定部及び前記第2
受信周波数設定部によって設定された周波数の近傍にお
いて基準入力レベル以上の入力があるとき検出信号を出
力する信号検出部と、前記第1受信周波数設定部によっ
て設定された周波数の近傍において前記信号検出部より
検出信号が出力されると、前記第2受信周波数設定部に
よって設定された周波数に受信周波数を一旦設定すると
ともに、このとき前記信号検出部から検出信号が出力さ
れた場合には自動選局を続行し、前記信号検出部から検
出信号が出力されない場合には、前記第2受信周波数設
定部による受信周波数の設定を解除して、元の受信周波
数に戻した後自動選局を停止する制御部とを備えた構成
とする。
【0013】
【作用】第1受信周波数設定部によって、例えば受信周
波数を20MHzに設定する。この後、受信機を操作し
て、周波数の低い側から高い側に順次走査(オートスキ
ャン)を行って行く。このとき、受信機側では、実際の
受信周波数が18MHzとなったとき、これより2×iF
(中間周波数:例えば1MHzとする)高い20MHzの信
号をイメージ信号として受信することになる。そのた
め、制御部はこの信号を受信すると、第2受信周波数設
定部によって実際の受信周波数(18MHz)より2×i
F高い20MHzに受信周波数を一旦設定する。この場合
には、20MHzが正規の信号であることから、当然に信
号を受信することになるので、制御部はこの場合には現
在受信している信号はイメージによる信号であると判断
する。そして、受信周波数の設定を再び第1受信周波数
設定部による設定周波数(20MHz)に戻して、再び走
査を開始する。
波数を20MHzに設定する。この後、受信機を操作し
て、周波数の低い側から高い側に順次走査(オートスキ
ャン)を行って行く。このとき、受信機側では、実際の
受信周波数が18MHzとなったとき、これより2×iF
(中間周波数:例えば1MHzとする)高い20MHzの信
号をイメージ信号として受信することになる。そのた
め、制御部はこの信号を受信すると、第2受信周波数設
定部によって実際の受信周波数(18MHz)より2×i
F高い20MHzに受信周波数を一旦設定する。この場合
には、20MHzが正規の信号であることから、当然に信
号を受信することになるので、制御部はこの場合には現
在受信している信号はイメージによる信号であると判断
する。そして、受信周波数の設定を再び第1受信周波数
設定部による設定周波数(20MHz)に戻して、再び走
査を開始する。
【0014】次に受信機は、実際の受信周波数が20M
Hzとなったとき、再び受信することになる。そのため、
制御部はこの信号(20MHz)を受信すると、第2受信
周波数設定部によって実際の受信周波数(20MHz)よ
り2×iF高い22MHzに受信周波数を一旦設定する。
この場合には、20MHzが正規の信号であることから、
22MHz帯に信号はないので、制御部はこの場合には現
在受信している信号が正規の信号であると判断して、走
査(自動選局)を停止することになる。
Hzとなったとき、再び受信することになる。そのため、
制御部はこの信号(20MHz)を受信すると、第2受信
周波数設定部によって実際の受信周波数(20MHz)よ
り2×iF高い22MHzに受信周波数を一旦設定する。
この場合には、20MHzが正規の信号であることから、
22MHz帯に信号はないので、制御部はこの場合には現
在受信している信号が正規の信号であると判断して、走
査(自動選局)を停止することになる。
【0015】このように、本発明の自動選局装置を備え
た受信機によれば、常に正規の信号での受信が可能とな
る。
た受信機によれば、常に正規の信号での受信が可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0017】図1は、本発明の自動選局装置を備えた受
信機の電気的構成を示すブロック図である。
信機の電気的構成を示すブロック図である。
【0018】同図において、受信アンテナ1を備えた送
受信部2の出力は、中間周波増幅部3に導かれており、
中間周波増幅部3の出力は、図示しないオーディオ出力
端子に導かれるとともに、受信信号の有無を検出する信
号検出部4に導かれている。また、信号検出部4の出力
は、自動選局の続行、停止を判断する判断部5に導かれ
ている。中間周波増幅部3から信号検出部4に出力され
る信号は、送受信部2から入力される受信信号のレベル
が内部に設定された基準レベル以上であるときに出力さ
れる信号(例えば、Lレベルの信号)となっている。
受信部2の出力は、中間周波増幅部3に導かれており、
中間周波増幅部3の出力は、図示しないオーディオ出力
端子に導かれるとともに、受信信号の有無を検出する信
号検出部4に導かれている。また、信号検出部4の出力
は、自動選局の続行、停止を判断する判断部5に導かれ
ている。中間周波増幅部3から信号検出部4に出力され
る信号は、送受信部2から入力される受信信号のレベル
が内部に設定された基準レベル以上であるときに出力さ
れる信号(例えば、Lレベルの信号)となっている。
【0019】また、判断部5の出力は、イメージ周波数
の計算を行うイメージ周波数計算部6と、走査周波数の
ステップアップ又はステップダウンを計算するステップ
アップ/ダウン計算部7とに導かれている。そして、イ
メージ周波数計算部6の出力は、受信周波数設定部8の
イメージ周波数設定部(第2受信周波数設定部)82
に、ステップアップ/ダウン計算部7の出力は、受信周
波数設定部8の走査周波数設定部(第1受信周波数設定
部)81にそれぞれ導かれており、各周波数設定部8
1,82の出力は、PLL回路9に導かれている。ま
た、受信周波数設定部8の出力は、受信周波数を表示す
る周波数表示部12にも導かれている。
の計算を行うイメージ周波数計算部6と、走査周波数の
ステップアップ又はステップダウンを計算するステップ
アップ/ダウン計算部7とに導かれている。そして、イ
メージ周波数計算部6の出力は、受信周波数設定部8の
イメージ周波数設定部(第2受信周波数設定部)82
に、ステップアップ/ダウン計算部7の出力は、受信周
波数設定部8の走査周波数設定部(第1受信周波数設定
部)81にそれぞれ導かれており、各周波数設定部8
1,82の出力は、PLL回路9に導かれている。ま
た、受信周波数設定部8の出力は、受信周波数を表示す
る周波数表示部12にも導かれている。
【0020】そして、PLL回路9の出力は、ローパス
フィルタ(LPF)10を介して送受信部2と局部発振
器11とに導かれており、局部発振器11の出力は、P
LL回路9に導かれた構成となっている。上記構成にお
いて、破線で囲むブロック、すなわち判断部5、イメー
ジ周波数計算部6、ステップアップ/ダウン計算部7及
び受信周波数設定部8によって、本装置全体の動作制御
を行う制御部を構成している。
フィルタ(LPF)10を介して送受信部2と局部発振
器11とに導かれており、局部発振器11の出力は、P
LL回路9に導かれた構成となっている。上記構成にお
いて、破線で囲むブロック、すなわち判断部5、イメー
ジ周波数計算部6、ステップアップ/ダウン計算部7及
び受信周波数設定部8によって、本装置全体の動作制御
を行う制御部を構成している。
【0021】次に、上記構成の自動選局装置を備えた受
信機の動作を説明する。
信機の動作を説明する。
【0022】受信周波数設定部8に、あるチャンネルの
周波数が受信周波数fA (例えば、20MHz)として設
定されると、この周波数設定指示がPLL回路9に与え
られる。PLL回路9は局部発振器11をロックさせる
ためのパルス出力をLPF10に出力し、ここで直流化
された電圧が、局部発振器11と送受信部2とに供給さ
れる。これにより、送受信部2が動作し、設定された受
信周波数fA において受信可能な状態にセットされる。
この場合、受信機は、この受信周波数fA (20MHz)
より2×iF(例えば1MHzとする)高い22MHzの信
号をイメージ信号として、受信可能な状態となってい
る。
周波数が受信周波数fA (例えば、20MHz)として設
定されると、この周波数設定指示がPLL回路9に与え
られる。PLL回路9は局部発振器11をロックさせる
ためのパルス出力をLPF10に出力し、ここで直流化
された電圧が、局部発振器11と送受信部2とに供給さ
れる。これにより、送受信部2が動作し、設定された受
信周波数fA において受信可能な状態にセットされる。
この場合、受信機は、この受信周波数fA (20MHz)
より2×iF(例えば1MHzとする)高い22MHzの信
号をイメージ信号として、受信可能な状態となってい
る。
【0023】この後、受信機を操作して、周波数の低い
側から高い側に順次走査(オートスキャン)を行って行
く。このとき、受信機側では、実際の受信周波数が18
MHzとなったとき、これより2×iF高い20MHzの信
号がイメージ信号として送受信部2によって受信される
ことになる。この受信された信号は、中間周波増幅部3
において適宜増幅された後、オーディオ出力端子に出力
される。また、このとき中間周波増幅部3の出力は、信
号検出部4にも与えられており、信号検出部4では、入
力信号が内部に設定された基準レベルを越えることか
ら、判断部5に対して検出信号(例えは、Lレベルの信
号)を出力する。判断部5は、この検出信号を受け取る
と、イメージ周波数計算部6を制御して、現在受信中の
周波数18MHzより2×iF高い周波数(20MHz)の
計算を行わせる。この後、イメージ周波数計算部6は、
受信周波数設定部8のイメージ周波数設定部82を制御
し、受信機の受信周波数を計算した値の周波数20MHz
に一旦設定する。このとき、周波数表示部12の表示は
その時点での表示のままとする。
側から高い側に順次走査(オートスキャン)を行って行
く。このとき、受信機側では、実際の受信周波数が18
MHzとなったとき、これより2×iF高い20MHzの信
号がイメージ信号として送受信部2によって受信される
ことになる。この受信された信号は、中間周波増幅部3
において適宜増幅された後、オーディオ出力端子に出力
される。また、このとき中間周波増幅部3の出力は、信
号検出部4にも与えられており、信号検出部4では、入
力信号が内部に設定された基準レベルを越えることか
ら、判断部5に対して検出信号(例えは、Lレベルの信
号)を出力する。判断部5は、この検出信号を受け取る
と、イメージ周波数計算部6を制御して、現在受信中の
周波数18MHzより2×iF高い周波数(20MHz)の
計算を行わせる。この後、イメージ周波数計算部6は、
受信周波数設定部8のイメージ周波数設定部82を制御
し、受信機の受信周波数を計算した値の周波数20MHz
に一旦設定する。このとき、周波数表示部12の表示は
その時点での表示のままとする。
【0024】この場合には、20MHzが正規の信号であ
ることから、送受信部2は当然に信号を受信し、中間周
波増幅部3から信号検出部4に対して信号が出力され
る。そのため、信号検出部4では、入力信号のレベルが
基準レベルを越えることになるので、判断部5に対して
Lレベルの信号を出力する。判断部5は、この信号を受
け取ることにより、現在受信している信号はイメージに
よる信号であると判断する。そして、受信周波数の設定
を再び走査周波数設定部81による設定周波数(20M
Hz)に戻して、再び走査を開始する。
ることから、送受信部2は当然に信号を受信し、中間周
波増幅部3から信号検出部4に対して信号が出力され
る。そのため、信号検出部4では、入力信号のレベルが
基準レベルを越えることになるので、判断部5に対して
Lレベルの信号を出力する。判断部5は、この信号を受
け取ることにより、現在受信している信号はイメージに
よる信号であると判断する。そして、受信周波数の設定
を再び走査周波数設定部81による設定周波数(20M
Hz)に戻して、再び走査を開始する。
【0025】次に受信機は、実際の受信周波数が20M
Hzとなったとき、再び受信することになる。この受信さ
れた信号は、中間周波増幅部3において適宜増幅された
後、オーディオ出力端子に出力される。また、このとき
中間周波増幅部3の出力は、信号検出部4にも与えられ
ており、信号検出部4では、入力信号が内部に設定され
た基準レベルを越えることから、判断部5に対してLレ
ベルの検出信号を出力する。判断部5は、この検出信号
を受け取ると、イメージ周波数計算部6を制御して、現
在受信中の周波数20MHzより2×iF高い周波数(2
2MHz)の計算を行わせる。この後、イメージ周波数計
算部6は、受信周波数設定部8のイメージ周波数設定部
82を制御し、受信機の受信周波数を計算した値の周波
数22MHzに一旦設定する。このとき、周波数表示部1
2の表示はその時点での表示のままとする。
Hzとなったとき、再び受信することになる。この受信さ
れた信号は、中間周波増幅部3において適宜増幅された
後、オーディオ出力端子に出力される。また、このとき
中間周波増幅部3の出力は、信号検出部4にも与えられ
ており、信号検出部4では、入力信号が内部に設定され
た基準レベルを越えることから、判断部5に対してLレ
ベルの検出信号を出力する。判断部5は、この検出信号
を受け取ると、イメージ周波数計算部6を制御して、現
在受信中の周波数20MHzより2×iF高い周波数(2
2MHz)の計算を行わせる。この後、イメージ周波数計
算部6は、受信周波数設定部8のイメージ周波数設定部
82を制御し、受信機の受信周波数を計算した値の周波
数22MHzに一旦設定する。このとき、周波数表示部1
2の表示はその時点での表示のままとする。
【0026】この場合には、20MHzが正規の信号であ
ることから、送受信部2は信号を受信することがない。
そのため、信号検出部4では、入力信号のレベルが基準
レベルを越えることがないので、判断部5に対してHレ
ベルの信号を出力する。判断部5は、この信号を受け取
ることにより、現在受信している信号が正規の信号であ
ると判断する。そして、受信周波数の設定を再び走査周
波数設定部81による設定周波数(20MHz)に戻した
後、その時点で走査を停止し、その受信状態をロックす
ることになる。
ることから、送受信部2は信号を受信することがない。
そのため、信号検出部4では、入力信号のレベルが基準
レベルを越えることがないので、判断部5に対してHレ
ベルの信号を出力する。判断部5は、この信号を受け取
ることにより、現在受信している信号が正規の信号であ
ると判断する。そして、受信周波数の設定を再び走査周
波数設定部81による設定周波数(20MHz)に戻した
後、その時点で走査を停止し、その受信状態をロックす
ることになる。
【0027】このように、本発明の自動選局装置を備え
た受信機によれば、イメージポイントで走査を停止する
ことなく、常に正規の信号での受信が可能となる。
た受信機によれば、イメージポイントで走査を停止する
ことなく、常に正規の信号での受信が可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明の自動選局装置は、第1受信周波
数設定部によって設定された周波数の近傍において信号
検出部より検出信号が出力されると、第2受信周波数設
定部によって設定された周波数に受信周波数を一旦設定
するとともに、このとき信号検出部から検出信号が出力
された場合には自動選局を続行し、信号検出部から検出
信号が出力されない場合には、第2受信周波数設定部に
よる受信周波数の設定を解除して、元の受信周波数に戻
した後自動選局を停止するように構成したので、イメー
ジ信号を受信した時点で自動選局を停止するといった誤
動作の発生が確実に防止でき、常に正規の信号を受信す
ることができるといった効果を奏する。
数設定部によって設定された周波数の近傍において信号
検出部より検出信号が出力されると、第2受信周波数設
定部によって設定された周波数に受信周波数を一旦設定
するとともに、このとき信号検出部から検出信号が出力
された場合には自動選局を続行し、信号検出部から検出
信号が出力されない場合には、第2受信周波数設定部に
よる受信周波数の設定を解除して、元の受信周波数に戻
した後自動選局を停止するように構成したので、イメー
ジ信号を受信した時点で自動選局を停止するといった誤
動作の発生が確実に防止でき、常に正規の信号を受信す
ることができるといった効果を奏する。
【図1】本発明の自動選局装置を備えた受信機の電気的
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】従来の自動選局装置を備えた受信機の電気的構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
4 信号検出部 5 判断部 6 イメージ周波数計算部 7 ステップアップ/ダウン計算部 8 受信周波数設定部 81 走査周波数設定部 82 イメージ周波数設定部
Claims (1)
- 【請求項1】 短波バンドの選局時、受信周波数を設定
する第1受信周波数設定部と、 この第1受信周波数設定部により設定された周波数より
所定周波数高いイメージポイントの周波数を設定する第
2受信周波数設定部と、 前記第1受信周波数設定部及び前記第2受信周波数設定
部によって設定された周波数の近傍において基準入力レ
ベル以上の入力があるとき検出信号を出力する信号検出
部と、 前記第1受信周波数設定部によって設定された周波数の
近傍において前記信号検出部より検出信号が出力される
と、前記第2受信周波数設定部によって設定された周波
数に受信周波数を一旦設定するとともに、このとき前記
信号検出部から検出信号が出力された場合には自動選局
を続行し、前記信号検出部から検出信号が出力されない
場合には、前記第2受信周波数設定部による受信周波数
の設定を解除して、元の受信周波数に戻した後自動選局
を停止する制御部とを備えたことを特徴とする自動選局
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP306392A JP2675221B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 自動選局装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP306392A JP2675221B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 自動選局装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05191217A JPH05191217A (ja) | 1993-07-30 |
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ID=11546874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP306392A Expired - Fee Related JP2675221B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 自動選局装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2675221B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP306392A patent/JP2675221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05191217A (ja) | 1993-07-30 |
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