JPH0746020A

JPH0746020A - 衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置及び表示方法

Info

Publication number: JPH0746020A
Application number: JP5148841A
Authority: JP
Inventors: Soo Heun Choi; 秀憲崔; Byong-Kon Min; 丙坤閔
Original assignee: Gold Star Co Ltd
Current assignee: LG Electronics Inc
Priority date: 1992-06-19
Filing date: 1993-06-21
Publication date: 1995-02-14
Also published as: KR940001594A; DE4320271A1; DE4320271C2; KR950006703B1

Abstract

(57)【要約】【目的】衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置
及びその方法に関するものであって、別途のＡＧＣ電圧
レベル測定機器を使用せずにＡＧＣ電圧レベルを判別し
て表示装置またはＯＳＤ画面を通じて放送信号の受信状
態を表示することになり、これによりユーザーが容易に
アンテナの設置方向を調整することができる。【構成】本発明の装置は、表示装置の全体的な作動を
制御するマイクロコンピュータ30、受信された衛星放送
信号のＦＭ復調信号からＡＧＣ電圧をフィルターリング
するＡＧＣフィルター10、このＡＧＣフィルター10の出
力をアナログ／デジタル変換してマイクロコンピュータ
30に入力させるアナログ／デジタル変換器20、それから
検出されたＡＧＣ電圧レベルによるりマイクロコンピュ
ータ30の制御信号によりアンテナの受信状態を表示する
表示器40を含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信用アンテ
ナの受信状態表示装置及び表示方法に関するもので、よ
り詳細には衛星放送信号の受信状態を表示器あるいはＯ
ＳＤ（On Screen Display ）画面で表示させることによ
り、これによりユーザーが最適の受信状態になるように
アンテナを容易に設置及び調整することができるように
した衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置及び表
示方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般的に衛星放送受信用アンテナとして
は、パラボラ（Parabola）アンテナが主として用いられ
ているが、最適の衛星放送受信状態を保持するためには
アンテナが正確に衛星に向かうように設置されねばなら
ない。アンテナの設置方向を調整するために最近ではモ
ーターが付いたアンテナが用いられており、ユーザーが
モーターを駆動させてアンテナを回転させることによっ
て設置方向を簡単に調節するようになされている。

【０００３】アンテナの設置方向による信号入力の利得
は入力信号のＦＭ（Frequency Modulation）復調信号上
に現われるＡＧＣ（Automatic Gain Control）電圧のレ
ベルと大体比例するが、これにより従来は、電圧計及び
テスター等の計器を使用してＡＧＣ電圧のレベルを測定
することにより最大受信効率のためのアンテナの設置方
向を調整してきた。

【０００４】しかしながら、この場合ユーザーが衛星放
送の受信画面を視聴しながらアンテナの設置方向を調節
するので最適の受信状態にアンテナを設置することが極
めて難しいという問題点があり、且つＡＧＣ端子電圧を
テストするためのテスター等の測定機器を別途に備えな
ければならない。従って、アンテナの設置及び方向調整
は殆ど専門的なアンテナ設置業者に委託してきた。

【０００５】なお、日本公開特許公報平１−２７４５９
３号（１９８９年１１月２日公開）には、衛星放送信号
から復調されたＦＭ復調信号より雑音成分を検出し、こ
の検出された雑音成分のレベルを利用して衛星放送受信
機の画質状態を表示する装置が提示されている。

【０００６】この画質表示装置によれば、雑音成分のレ
ベルを検出及び信号増幅した後、信号増幅された出力レ
ベルを衛星放送映像信号に重畳するように陰極線管等の
画面上に表示させることになる。

【０００７】しかしながら、この装置は単純に画質状態
を表示するためのもので、本願発明でのように衛星放送
アンテナの設置位置を最適の受信状態にあるように容易
に調整させるための目的を達成するのが困難である。更
に、本願発明でのように衛星放送信号の復調信号からＡ
ＧＣ電圧を検出し、検出された電圧をデジタル形態でマ
イクロコンピュータに入力させることによりアンテナの
受信状態を表示させる技術思想を提示できないでいる。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
のような従来の諸般の問題点を解決するためのもので、
別途の測定機器を使用せずに表示器またはＯＳＤ画面で
放送信号の受信状態を表示させることによりユーザーが
表示された放送信号の受信状態を見て簡単にアンテナの
設置方向を調整できるようにする衛星放送受信用アンテ
ナの受信状態表示装置及び表示方法を提供するものであ
る。

【０００９】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の表示装置の全体的な作動を制御する
マイクロコンピュータと、受信された衛星放送信号から
ＡＧＣ電圧を検出するための手段と、前記ＡＧＣ電圧検
出手段より出力される前記ＡＧＣ電圧を前記マイクロコ
ンピュータに入力させるインタフェイス手段と、検出さ
れた前記ＡＧＣ電圧レベルによる前記マイクロコンピュ
ータの制御信号により衛星放送受信用アンテナの衛星放
送信号受信状態を表示するための表示手段で構成されて
いる衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置を提供
する。

【００１０】なお、このような目的を達成するため、本
発明はアンテナの方向調整の際、受信される衛星放送信
号からＡＧＣ電圧を検出する段階と、検出されたＡＧＣ
電圧のレベルを判別する段階と、判別されたＡＧＣ電圧
レベルを視覚的に表示する段階でなる衛星放送受信用ア
ンテナの受信状態表示方法を提供する。

【００１１】

【作用】このような構成及び特徴を有する本発明におい
て、衛星放送信号から検出されたＡＧＣ電圧はマイクロ
コンピュータにより、その電圧レベルが判別され、この
ように判別されたＡＧＣ電圧レベルにより表示手段を通
じて放送信号の受信状態を表示させることになるので、
ユーザーが表示された放送信号の受信状態をみながら最
適の受信感度を有するアンテナの設置方向を調整するこ
とができる。

【００１２】

【実施例の詳細な説明】本発明の一実施例を示した図１
を参照すると、本発明の装置はシステムコントローラー
であるマイクロコンピュータ(30)と、アンテナ（図示せ
ず）から受信された衛星放送信号を増幅する増幅部(60)
と、前記マイクロコンピュータ(30)の制御により前記増
幅部(60)の出力信号から選択されたチャンネル（Channe
l ）の放送信号をチューニング（tuning）し、中間周波
処理するチューニング／中間周波処理部(70)と、前記チ
ューニング／中間周波処理部(70)の出力信号から音声及
び映像信号を復調するＦＭ復調器(80)と、それから前記
ＦＭ復調器(80)の出力信号を映像処理回路（図示せず）
に印加させるバッファ(90)で構成される。

【００１３】なお、本発明の装置は、前記ＦＭ復調器(8
0)の出力信号からＡＧＣ電圧をフィルターリングするＡ
ＧＣフィルター(10)と、前記ＡＧＣフィルター(10)の出
力信号をデジタル信号に変換して、前記マイクロコンピ
ュータ(30)に入力させるアナログ／デジタル変換器(20)
と、前記アナログ／デジタル変換器(20)の出力信号によ
る前記マイクロコンピュータ(30)の制御により放送信号
の受信状態を表示する表示器(40)と、アンテナの方向調
整のためのモードを選択または解除させるためのキー信
号を前記マイクロコンピュータ(30)に供給するための調
整モード選択キー(50)で構成される。

【００１４】増幅部(60)は、アンテナの低域変換信号を
フィルターリングする広帯域フィルター(61)と、前記広
帯域フィルター(61)の出力信号を増幅する増幅器(62)
と、前記ＡＧＣフィルター(10)の出力信号により前記増
幅器(62)の出力信号の利得を調節する高周波利得調節機
(63)で構成される。

【００１５】なお、チューニング／中間周波処理部(70)
は、マイクロコンピュータ(30)の制御により選択された
チャンネルの放送信号をフィルターリングする選局フィ
ルター(71)と、マイクロコンピュータ(30)の制御により
発振して局部発振信号を出力する局部発振器(73)と、前
記局部発振器(73)の出力信号を分周して、マイクロコン
ピュータ(30)に入力させて局部発振器(73)の発振周波数
を調整する分周器(74)と、前記選局フィルター(71)及び
局部発振器(73)の各出力信号を混合する混合器(72)と、
前記混合器(72)の出力信号を増幅する増幅器(75)と、前
記増幅器(75)の出力信号より中間周波信号をフィルター
リングするフィルター(76)で構成されている。

【００１６】このように構成された本発明の一実施例に
おいて、アンテナを介して入力される１１−１４ＧＨｚ
帯域の低域変換信号である１．２−２ＧＨｚ帯域のＢＳ
−ＩＦ（Broadcasting by Satellite Intermediate Fre
quency）信号が増幅部(60)内の広帯域フィルター(61)に
よりフィルターリングされて受信帯域の側帯域雑音（si
de band noise ）が除去された後、増幅器(62)により増
幅される。

【００１７】この増幅された信号はＡＧＣフィルター(1
0)の出力ＡＧＣ電圧により制御される高周波利得調節器
(63)により利得調節されて一定出力レベルを保持した状
態でチューニング／中間周波処理部(70)内の選局フィル
ター(71)に入力される。

【００１８】この選局フィルター(71)はマイクロコンピ
ュータ(30)の制御により選択されたチャンネルの放送信
号を選局して混合器(72)に入力させる。

【００１９】なお、マイクロコンピュータ(30)の制御に
より局部発振器(73)により発振され出力される局部発振
信号は分周器(74)により分周された後、マイクロコンピ
ュータ(30)に入力されて、これによりマイクロコンピュ
ータ(30)は、この分周器(74)の出力信号を利用して局部
発振器(73)の発振周波数を微細に調整することになる。

【００２０】この局部発振器(73)の発振信号は混合器(7
2)に入力され選局された放送信号と混合されて、増幅器
(75)で増幅された後、フィルター(76)より中間周波信号
成分がフィルターリングされる。

【００２１】このように、チューニング／中間周波処理
部(70)より出力される中間周波信号はＦＭ復調器(80)に
入力され、音声信号及び映像信号がＦＭ復調された後、
バッファ(90)を通じて後端の映像処理回路（図示せず）
に出力される。

【００２２】ＡＧＣフィルター(10)は、ＦＭ復調器(80)
の出力信号でＡＧＣ電圧をフィルターリングし、フィル
ターリングされたＡＧＣ電圧はアナログ／デジタル変換
器(20)によりデジタル信号に変換された後、マイクロコ
ンピュータ(30)に入力される。

【００２３】以下、図１及び図２を参照して、本発明の
アンテナ受信状態調整方法を説明する。

【００２４】先ず、衛星放送受信機の電源が“オン”状
態であり、衛星放送が受信されるとき、調整モード選択
キー(50)を入力してアンテナの方向調整モードを選択す
ることができる。

【００２５】アンテナ調整モードが選択された場合に、
マイクロコンピュータ(30)はアナログ／デジタル変換器
(20)から入力されるＡＧＣ電圧をチェックし、そのＡＧ
Ｃ電圧のレベルをカウントする。

【００２６】即ち、現在カウントした値（Ｎ）と以前に
カウントした最高値（Ｐ）を比較してＮ＞Ｐである場合
にカウント値（Ｎ）を最高値（Ｐ）に置換し、置換され
た最高値（Ｐ）のレベルを表示器(40)を通じて表示す
る。

【００２７】この際、ユーザーが最高値に置換されたこ
とが容易に分かるように表示器(40)が数秒間点滅するよ
うにすることもできる。

【００２８】以後に、アンテナ調整モード選択キー(50)
が再び入力されるかを判別して選択キー(50)が入力され
ていない場合、持続的に前述したような動作を繰り返し
行なうことにより、結局ユーザーが最大受信効率をもつ
仰角になるようにアンテナの設置方向を調整することが
できる。

【００２９】このような過程を経た後、選択キー(50)が
入力されると、調整モードの動作を停止した後、衛星放
送受信による一般的な動作を行うようになる。

【００３０】ここで、表示器(40)は７セグメント（segm
ent ）表示器等で構成され、放送信号の受信レベルを数
値で表示することもできる。

【００３１】また、図３でのようなＬＣＤパネルで構成
して受信レベルの変化をグラフィックで表示することも
できる。図３に示した例では、現在の計測値はセグメン
ト等による数値で左上端に表示され、かつグラフィック
で下側に表示され、最大値はセグメント等による数値で
右上端に表示されている。

【００３２】更に、衛星放送受信機またはこれと連結さ
れるテレビジョン画面上にＯＳＤで表示することもでき
る。

【００３３】本発明の表示装置の他の実施例を示す図４
を参照すると、インタフェイス部がアナログ／デジタル
変換器(20)と、ＡＧＣフィルター(10)が出力するＡＧＣ
電圧のピーク（peak）値を検出するためのピーク値検出
器(20a) で構成される。

【００３４】この実施例において、アンテナ調整モード
の際、通常的に初期にはアンテナを速い速度に回転させ
るようになるが、このように速い速度で回転するアンテ
ナを通じた受信信号のピーク値をピーク値検出器(20a)
により検出して図３でのような表示器(40)を通じて表示
するようになる。図３において、Ｍはレベルを段階的に
表示するときに表示器により表示可能な最大値を示す。

【００３５】これと共にアナログ／デジタル変換器(20)
により検出される現在のアンテナ受信信号レベルも表示
器(40)を通じて同時に表示されるこにとよりユーザーが
アンテナ受信信号レベルのピーク値及び現在アンテナの
受信信号レベルを比較しながらアンテナの方向を正確に
調節することができる。

【００３６】本発明の表示方法の他の実施例を示す図５
及び図４を参照すると、電源“オン”状態であり、衛星
放送が受信される場合、調整モード選択キー(50)により
アンテナ調整モードが選択されると、前述した実施例で
のようにマイクロコンピュータ(30)がアナログ／デジタ
ル変換器(20)を通じて入力されるＡＧＣ電圧レベルをチ
ェックし、現在のカウント値（Ｎ）とその前のカウント
された値（Ｎ−１）を比較する。

【００３７】この時、Ｎ＞Ｎ−１の場合には、現在の値
（Ｎ）から以前の値（Ｎ−１）を減算し、減算した値を
基準値（Ｒ）で除した割り前（Ｂ）を求める。

【００３８】この基準値（Ｒ）は、図３でのように表示
器(40)に現在のアンテナ受信信号レベルをグラフィック
で表示するためのレベル表示段階（level display ste
p）を決定する値である。前記のように求められた割り
前（Ｂ）は更にレベル表示の基準点と比較される。基準
点は、レベルを段階的に表示するとき、０レベルまたは
２以上のレベル（例えば、１、２、・・・・５０）であ
るかを判断するためのもので、基準値（Ｒ）に準じた表
示レベル上の基準となる値である。基準点＞Ｂの場合に
は“０”レベルを表示し、基準点＞Ｂでない場合には、
以前の値（Ｎ−１）を段階的に表示するべく換算した
値、即ち（Ｎ−１）／Ｒに、割り前（Ｂ）を加算し、こ
の加算された値（Ｃ；Ｃ＝（Ｎ−１）／Ｒ＋Ｂ）を表示
器(40)を通じて表示する。

【００３９】一方、Ｎ＞Ｎ−１でない場合には、現在の
値（Ｎ）から以前の値（Ｎ−１）を減算して、減算した
値（Ｄ）（負の値を有する）を基準値（Ｒ）で除した割
り前（Ｅ）を求めた後、この割り前（Ｅ）の絶対値（｜
Ｅ｜）がレベル表示の基準値（即ち“０”レベル）以上
であるかを判別して基準点＞｜Ｅ｜である場合には、
“０”レベルを表示し、基準点＞｜Ｅ｜でない場合に
は、以前の値（Ｎ−１）を段階的に表示するべく換算し
た値、即ち（Ｎ−１）／Ｒに、割り前（Ｅ）を加算し、
加算された値（Ｆ；Ｆ＝（Ｎ−１）／Ｒ＋Ｅ）を表示器
(40)を通じて表示するようになる。

【００４０】以後、入力された現在のアンテナ受信信号
レベルが表示された後、ピーク値検出器(20a) より検出
されたピーク値と比較して受信信号レベルを調整するよ
うになる。

【００４１】一方、アンテナが回転する過程で、最大受
信効率を有する仰角に到達したとき、求められたアンテ
ナ受信信号のピーク値はピーク値検出器(20a) により検
出されて表示器(40)に数値及びグラフィックで同時に表
示することができる（図３参照）。

【００４２】従って、ユーザーはアンテナ受信信号のピ
ーク値及び現在のアンテナの受信信号レベルの計測値と
最大値とを比較しながらアンテナの方向を正確に調節す
ることができる。

【００４３】

【発明の効果】以上で詳細に説明したように、本発明の
衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置及び表示方
法によると、別途の測定機器を使用せずにＡＧＣ電圧レ
ベルを判別して表示器またはＯＳＤ画面で放送信号の受
信状態を表示することによってユーザーが表示された放
送信号の受信状態を見て簡単にアンテナの設置方向を調
整することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の受信状態表示装置の一実施例を示す回
路図である。

【図２】本発明の受信状態表示方法の一実施例が適用さ
れたアルゴリズム図である。

【図３】本発明による衛星放送信号受信レベルのグラフ
ィック表示状態例示図である。

【図４】本発明の受信状態表示装置の他の実施例を示す
回路図である。

【図５】本発明の受信状態表示方法の他の実施例が適用
されたアルゴリズム図である。

【符号の説明】

(10)：ＡＧＣフィルター (20)：アナログ／デジタル変換器 (20a) ：ピーク値検出器 (30)：マイクロコンピュータ (40)：表示器 (50)：調整モード選択キー

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】表示装置の全体的な作動を制御するマイ
クロコンピュータと、受信された衛星放送信号からＡＧＣ電圧を検出するため
の手段と、前記ＡＧＣ電圧検出手段より出力される前記ＡＧＣ電圧
を前記マイクロコンピュータに入力させるインタフェイ
ス手段と、検出された前記ＡＧＣ電圧レベルによる前記マイクロコ
ンピュータの制御信号により衛星放送受信用アンテナの
衛星放送信号受信状態を表示するための表示手段で構成
された衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置。
【請求項２】前記衛星放送受信用アンテナの調整モー
ドを選択または解除させるためのキー信号を前記マイク
ロコンピュータに提供するための調整モード選択キーが
追加して備えられたことを特徴とする請求項１記載の衛
星放送受信用アンテナの受信状態表示装置。
【請求項３】前記ＡＧＣ電圧検出手段が前記衛星放送
信号から前記ＡＧＣ電圧をフィルターリングするＡＧＣ
フィルターで構成されていることを特徴とする請求項１
記載の衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置。
【請求項４】前記インタフェイス手段が前記ＡＧＣ電
圧検出手段から出力される前記ＡＧＣ電圧をデジタル信
号に変換して、前記マイクロコンピュータに入力させる
アナログ／デジタル変換器で構成されていることを特徴
とする請求項１記載の衛星放送受信用アンテナの受信状
態表示装置。
【請求項５】前記インタフェイス手段が前記ＡＧＣ電
圧検出手段から出力される前記ＡＧＣ電圧レベルのピー
ク値を検出して、前記マイクロコンピュータに入力させ
るピーク値検出器を追加して備え、前記マイクロコンピ
ュータが前記アンテナの設置方向により可変される前記
ＡＧＣ電圧レベルとＡＧＣ電圧レベルのピーク値を同時
に判別するようになっていることを特徴とする請求項１
記載の衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置。
【請求項６】前記表示手段がグラフィック機能を有す
る電子式表示装置であることを特徴とする請求項１記載
の衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置。
【請求項７】前記表示手段がテレビジョンまたは衛星
放送受信器の陰極線管であり、前記衛星放送信号の受信
状態がＯＳＤで表示されることを特徴とする請求項１記
載の衛星放送受信用アンテナの受信状態表示装置。
【請求項８】アンテナの方向調整の際、受信される衛
星放送信号からＡＧＣ電圧を検出する段階と、検出されたＡＧＣ電圧のレベルを判別する段階と、判別されたＡＧＣ電圧レベルを視覚的に表示する段階で
なることを特徴とする衛星受信用アンテナの受信状態表
示方法。
【請求項９】前記ＡＧＣ電圧レベル判別手段が、アン
テナ方向による現在のＡＧＣ電圧レベルを判別する段階
と、それからＡＧＣ電圧レベルのピーク値を判別する段
階でなることを特徴とする請求項８記載の衛星放送受信
用アンテナの受信状態表示方法。
【請求項１０】前記ＡＧＣ電圧レベル判別段階が、入
力されるＡＧＣ電圧をカウントし、カウントされた値が
以前にカウントされた最高値以上であるかを判別する段
階と、最高値以上である場合、現在カウントされた値を最高値
として出力する段階を含むことを特徴とする請求項９記
載の衛星放送受信用アンテナの受信状態表示方法。
【請求項１１】前記ＡＧＣ電圧レベル判別段階が、現
在の受信信号のＡＧＣ電圧レベルより以前の受信信号の
ＡＧＣ電圧レベルを減算し、減算された値を基準値に分
ける段階と、分けた値の割り前がレベル表示の基準点以下である場
合、“０”レベルを出力する段階と、基準点以上である場合、以前の受信信号のＡＧＣ電圧レ
ベルに前記割り前を加算した加算値を出力する段階でな
ることを特徴とする請求項９記載の衛星放送受信用アン
テナの受信状態表示方法。