JP2675115B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

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JP2675115B2
JP2675115B2 JP64000291A JP29189A JP2675115B2 JP 2675115 B2 JP2675115 B2 JP 2675115B2 JP 64000291 A JP64000291 A JP 64000291A JP 29189 A JP29189 A JP 29189A JP 2675115 B2 JP2675115 B2 JP 2675115B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビデオ画像をプリントするビデオプリンタ
に関し、特に複数色の重ね合わせ記録を行い、多階調の
カラー印画を行うビデオプリンタに関する。
[従来の技術] テレビやビデオテープレコーダ(VTR)、ビデオカメ
ラ等のビデオ装置が出力する画像信号に応じて、ブラウ
ン管や液晶ディスプレイに写し出されるカラー画像を印
画紙の上に印画するビデオプリンタがある。このビデオ
プリンタが印画するカラー画像は静止画であり、一方、
上記したテレビやVTRの画像信号は通常動画である。こ
のため、ビデオ装置のスチル(静止画)モードを利用し
たり、又はビデオ装置若しくはビデオプリンタがデジタ
ル静止画メモリをもち、入力された動画の一画面を静止
画として取り込み、プリントする方法が取られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、テレビやVTRが出力する画像信号は、
通常、被写体が動いているため、フレーム画像で静止画
にすると、2つのフィールドの間の動きにより画質が劣
化する。そこで、従来のビデオプリンタ若しくはデジタ
ルメモリ付きのビデオ装置は、動画の一部分を静止画に
するために、フィールドメモリを搭載している。この場
合、ビデオ装置の静止画モードもフィールド画像を表示
して静止する。フィールド画像の走査線本数は262.5本
であり、従来のビデオプリンタのサーマルヘッドが有す
る512画素の解像度を十分に利用することはできなかっ
た。
又、フレームメモリを搭載したビデオプリンタも先述
した理由により、画質の劣化した印画しか行えなかった
り、フィールドメモリ2画面として利用したりしてお
り、ビデオプリンタの能力を十分に発揮しているとは言
えなかった。
ビデオ装置からの入力が可能であり、完全に静止した
画像はコンピュータグラフィックス等の画像信号がいく
つか有るが、一般的に、特に利用されるものとして、写
真のネガフィルムのビデオカメラ入力がある。周知のご
とく、ネガフィルムの解像度はテレビのフレーム(走査
線数525本)を大幅に上回っている。このネガフィルム
をビデオカメラで撮影するとき、ビデオカメラとネガフ
ィルムとの相対位置を専用アダプタ等で完全に固定する
ことにより、ブレのない高品質のフレーム画像をビデオ
プリンタに供給できる。
また、ユーザーが自分で撮影することにより、ビデオ
カメラのズーム機能等を利用して写真のトリミングを非
常に簡単に言うことができる。さらに、ビデオカメラの
ホワイトバランス及びテレビのコントラストやブライト
ネスの調節により、逆光での撮影等、撮影に失敗した写
真も自分で簡単に直すことができる。
しかしながら、従来のビデオプリンタはこの点に関し
て考慮が成されておらず、ネガフィルムを撮影したビデ
オ信号を入力されても、明るさ及び色を反転してポジ画
像にする機能をもっていなかった。又、後述するテレビ
ブラウン管特性を補償するためのビデオカメラのガンマ
(γ)特性、及びネガフィルム自身が持つγ特性を補正
する手段も持たず、ネガフィルムを撮影して、ポジ画像
をビデオプリンタでカラー印画として出力する点につい
ては全く考慮されていなかった。
本発明の目的は、品質の高い静止画の画像源としてネ
ガフィルムを用い、このネガフィルムがビデオカメラで
撮影された特に、この撮影された画像信号を所定の印画
紙の上に出力するための反転手段及びγ補正手段を備え
たビデオプリンタを提供することにある。
さらに、ネガフィルムを撮影して反転印画を行う際
に、反転処理及びγ補正処理を1つのSWにより一斉に行
うための動作制御手段を備えたビデオプリンタを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は、デジタル若し
くはアナログ回路で構成されたビデオ(画像)信号の反
転手段と、デジタル若しくはアナログ回路で構成された
ビデオ信号の、γ特性を補正するγ補正手段とを設け
る。
これにより、入力されたネガフィルムの画像を反転し
てポジの画像とし、合わせてγ特性を補正して、ネガフ
ィルムから高品質のポジ画像印画することを可能にし
た。
さらに、反転手段とγ補正手段とを同時に切り替える
ためのシステムコントローラ(切り替え手段)と、この
システムコントローラに切り替えを指示する操作手段と
を設ける。このことにより、1つの反転(切り換え)命
令でビデオプリンタの動作モードを一斉に反転モードに
切り替えることを可能にする。
[作用] 反転手段は、入力された画像信号(ビデオ信号)を反
転し、ネガフィルムからポジ画像の画像信号を再生す
る。また、γ補正手段は、ネガフィルム自身の持つ非線
形特性を補正し、撮影時の被写体の画像のγ特性を忠実
に印画紙の上に再現すべく動作する。さらに、ビデオカ
メラの出力信号はテレビのブラウン管特性に合わせてVT
Rのγ特性を掛けて出力されるわけであるが、γ補正手
段は、ネガ撮影を行ったときのビデオ出力信号を反転手
段が反転することにより生じた逆方向のγ特性を補正
し、撮影時の被写体の画像のγ特性を忠実に印画紙の上
に再現する。
そして、切り換え手段は、ネガフィルムを撮影してポ
ジ画像を出力するために、動作モードの変更を行う。操
作手段は、この動作モードの変更(即ち、反転モード及
びγ補正モードへの切り替え)を1つのスイッチにより
一括して行うために、切り替え手段に指示を行なう。
[実施例] 以下、本発明によるビデオプリンタの実施例を図面を
用いて詳細に説明する。
第1図は本発明によるビデオプリンタの第1の実施例
の構成を示すブロック図である。なお、このビデオプリ
ンタへの入力信号はビデオカメラによって作成される。
また、図中にはビデオカメラ、アダプタ、光源、ネガフ
ィルムを併記した。
以下、本実施例のビデオプリンタの動作を説明する。
まず、画像信号のビデオプリンタへの入力方法について
説明する。
入力信号の供給の方法はビデオカメラ11または12を選
ぶことができる。カメラ12は通常の撮影用のカメラであ
り、カメラ出力若しくはカメラに内蔵されたビデオデッ
キ部(図示せず。)の再生信号を出力する。カメラ11は
そのレンズ部にアダプタ1100が設けられており、アダプ
タ1100の中にはネガフィルム1101が装着され、光源1102
により照射されている。即ちカメラ11はネガフィルム11
01を撮影し、撮影した画像信号を出力する。カメラ11の
出力信号11000及びカメラ12の出力信号12000はユーザー
が選択することができる。具体的にはケーブル3002によ
りカメラの出力ケーブルはビデオプリンタに接続され
る。本実施例の状態ではカメラ11の出力信号がビデオプ
リンタに入力される。
ビデオプリンタに入力されたビデオ信号3000は、アナ
ログ処理手段3に入力される。ここでは、例えばコンポ
ジット若しくはY/C(輝度信号/色信号)分離で入力さ
れたビデオ信号3000がRGB(赤、緑、青)の3原色信号
に分解される。その時、ビデオ信号に対してコントラス
ト、ブライトネス及び色調の調整を、ユーザーが必要に
応じて行うことができる。アナログ処理手段3により作
成されたRGBのビデオ信号3001はアナログ/デジタル変
換手段4(以下、A/D4と呼ぶ。)により、デジタル信号
に変換される。A/D4によりデジタルに変換されたビデオ
信号4000はメモリ手段5にその静止画像を記憶される。
メモリ手段5に記憶された静止画像データ5000はデジタ
ル/アナログ変換手段7(以下、D/A7と呼ぶ。)によっ
てアナログRGB信号7000に変換され、さらにエンコード
手段8によりコンポジット若しくはY/C分離のビデオ信
号8000に変換され、モニタ(図示せず。)で確認するこ
とができる。
次にプリント動作について説明する。
メモリ手段5から出力されるデジタルデータ5000は、
中間調制御手段6に入力される。中間調制御手段6は入
力されたデジタル信号の階調番号に応じたストローブ信
号6000をサーマルヘッド9(以下、ヘッド9と呼ぶ。)
に送る。ヘッド9の上には、印画紙(図示せず。)の縦
若しくは横の一ラインに対応した形で、発熱体(図示せ
ず。)が例えば512箇並んでいる。この発熱体は、それ
ぞれの発熱体の発熱時間を独立に変化させることによ
り、独立の熱量を発生する。発熱体の発熱時間はストロ
ーブ信号6000の長さで決められ、各画素ごとに独立した
制御を行う。これにより中間調制御手段6がデジタルデ
ータ5000に応じて出力するストローブ信号6000に従って
各々の発熱体が独立した発熱量の熱を発生する。
なお、図示しないが、ヘッド9の下部にはインク紙と
印画紙が重ねて設置され、ヘッド9の発熱体が発熱する
と、インク紙に塗布されたインクが印画紙に転写されて
記録が行われる。インクに例えば昇華性染料を選択した
場合、発熱体が発熱した量に応じた量のインクが印画紙
に転写され、結果として、デジタルデータに対応して、
濃淡を持つ画像が印画紙上に形成される。
ヘッド9上の512箇の発熱体が発熱して、1ラインの
記録が行われた後、搬送機構10(以下、メカ10と呼
ぶ。)によりインク紙と印画紙は1ライン分だけ搬送さ
れ、再び上記の操作で1ラインの記録が行われる。以上
の動作を例えば640回繰り返すことにより、印画紙の上
には640×512画素の入力されたデジタルデータに応じて
濃淡をもった画像が記録される。さらに、インク紙のイ
ンクを、光の3原色の補色であるCy(シアン)、Mg(マ
ゼンタ)、Ye(イエロー)の3色若しくはそれに黒を加
えた4色のインクを用い、それぞれ印画紙の一画面分の
面積で連続的に塗布したインク紙を用い、前述した一画
面の記録動作を3回若しくは4回行うことにより、640
×512画素の濃淡を持つカラー画像の記録が行われる。
即ち、入力したカラーのビデオ信号(画像信号)に応じ
て、ブラウン管の上に出力される静止画像を、印画紙の
上に再現できる。
次に、ネガフィルム1101を撮影することにより得られ
るビデオ信号を、反転するとともにガンマ(γ)特性を
補正する手段、及びネガポジ反転印画モードへの切り替
え手段について述べる。
反転手段及びγ補正手段は、アナログ処理手段3、A/
D4、メモリ手段5、中間調制御手段6のいずれかに設け
ることができる。反転手段についてはアナログ処理によ
る反転アンプ、デジタル処理によるインバータ、ルック
アップテーブル(以下LUTと呼ぶ。)等の具体的な手段
がある。これらの詳細については後述する。また、γ補
正手段については、アナログのログ(log)アンプ、デ
ジタル・ルックアップテーブル、ヘッド9の通電時間制
御の変更手段、非線形化された特性を有するA/D4等の具
体的な手段がある。これらの詳細についても同様に後述
する。
次に、ネガポジ反転印画モードへの切り替え手段につ
いて説明する。
ユーザーがネガポジ反転印画モードを選択するとき
は、まず操作手段1を操作する。操作手段1については
ビデオプリンタの外部スイッチの場合や、外部からのコ
ンピュータ入力等の電気信号による操作の場合、さらに
は、リモコンからの光若しくは音等による符号化された
信号入力の場合などがある。操作手段1が受けたネガポ
ジ反転モード選択命令1000は、ビデオプリンタの動作制
御を行うシステムコントローラ2(以下、シスコン2と
呼ぶ。)に送られる。シスコン2はビデオプリンタの各
所の設置された反転手段及びγ補正手段に対し、ネガポ
ジ反転命令2000〜2005を送る。反転手段及びγ補正手段
は、この命令を受けて一斉にネガポジ反転モードに切り
換わる。
以上の動作によってユーザーが行う1つのネガポジ反
転命令によって、ビデオプリンタ全体が一斉にネガポジ
反転モードに切り換わり、簡単な操作でネガポジ反転印
画が行える。
次に、第2図はテレビのブラウン管特性、及びビデオ
カメラのγ特性を説明するためのグラフである。
第2図(a)は、被写体の特性を示す図である。第2
図(a)において、設定した階調番号mに対して被写体
流度Yiは、直線関係にある。第2図(b)は、第2図
(a)の被写体をビデオカメラで撮影したときのカメラ
出力電圧Viの特性を示す図である。階調番号mに対して Vi=m0.45 の関係になっている。これは、第2図(c)に示すテレ
ビのブラウン管特性を補正するためである。ブラウン管
特性では、出力結果の輝度Yoはカメラ出力電圧Viに対し
て、 Yo=Vi2.2 の関係にある。第2図(d)はブラウン管の上に再現さ
れた映像の輝度特性を示す図である。その特性は、 Yo=(m0.452.2=m であり、第2図(a)に示す被写体の特性と同じで直線
関係にある。
なお、ビデオプリンタにはブタウン管はないが、ブラ
ウン管と同様にカメラ出力電圧Viを入力される為、ブラ
ウン管と同様の特性を持つことが要求される。ビデオプ
リンタは後述する中間調制御手段6の中で比較的自由に
特性を設定できるため、ブラウン管と同じ特性を持つこ
とは容易に達成される。
次に第3図はネガフィルム1101をビデオカメラ11で撮
影した画像信号を入力したときの、γ特性の変遷を示し
たグラフである。
第3図(a)は、テレビ画像評価用のテストチャート
の反射率特性であって、このテストチャートはビデオカ
メラで撮影して、出力されたビデオ信号が、階調番号m
に対して直線になるように、あらかじめビデオγが掛け
られている。式にすると Yi=m2.2の関係になる。
第3図(b)は、ネガフィルムによりテストチャート
の反射率が反転された状態を示す。この例においてはネ
ガフィルムのγ特性は完全に直線であると仮定してあ
る。式にすると、 Yi′=1−Yi=1−m2.2となる。
第3図(a)では、その特性が反射率の低いほうに膨
らんだ特性をしているのに対して、第3図(b)では、
反射に反射率の高いほうに膨らんだ特性を持つ。
第3図(c)は、第3図(b)の被写体をビデオカメ
ラで撮影したときのカメラ出力電圧Viの特性である。先
に述べたテストチャートの撮影における出力特性(直線
関係となる)とは異なり、電圧の高いほうに膨らんだ特
性を示す。式にすると、 Vi=(1−m2.20.45となる。
第3図(d)は、等間隔のA/D変換により、カメラ出
力電圧Viをデジタル化したときのプリンタ階調番号nと
テストチャート階調番号mの関係を示す。等間隔のA/D
変換のため、その特性は第3図(c)の特性と同一の形
状である。
第3図(e)は、第3図(d)を反転して被写体の特
性を発現させた状態のプリンタ階調番号nとテストチャ
ートの階調番号mの関係を示す。目標は点線で示した直
線関係である。実際の結果は図示するようにプリンタ階
調番号の低いほう(輝度の低いほう)に膨らんだ形状と
なっている。式で表すと、n=1−(1−m2.20.45
となる。
従って、被写体のγの特性がそのままの形で再現され
ないため、ビデオプリンタがネガフィルムの反転印画を
行う際には、何らかの手段でγ特性を補正する必要があ
る。なお、γ特性の補正手段の具体的な実施例は後述す
る。又、第3図で示したγ特性の変遷は、ネガフィルム
のγ特性が完全に直線であるとして作成した。しかし、
実際のネガフィルムは、ネガフィルムと写真用印画紙の
組み合わせにより被写体の特性を再現するようにしてあ
る。従って、ネガフィルムのγ特性は必ずしも直線では
なく、非線形のγ特性を示す。この場合、第3図の特性
とは異なる非線形特性を示すが、後述する方法により、
その非線形なγ特性を補正することのできる。具体的に
は、ネガフィルム補正用の補正関係を持つことになる。
次に、第4図はネガフィルムによる反転画像を印画す
るための基本的なプリンタの構成を示す図である。
第4図(a)は、普通のビデオプリンタの構成を示し
ており、被写体からの光15000は、第3図(a)と同じ
くテストチャートの特性を示している。ビデオカメラは
この信号にγ手段151によりγ特性を掛け、テレビ若し
くはビデオプリンタに出力する。ビデオプリンタに入力
されたカメラの出力信号15002は、第3図の説明で述べ
たように、階調番号mに対してその電圧Vは直線的な関
係を持つ。この信号15005は第1図で示したA/D変換手
段、メモリ等を通してモニタに出力される。同じ信号は
プリンタ155におくられ、ヘッド9の通電時間信号に変
換された後、印画紙に記録される。
第4図(b)は、ネガフィルムで画像入力を行う場合
のプリンタの構成である。被写体からの光15000は、ネ
ガフィルム1101により反転手段150の特性が掛けられ
る。ネガフィルム1101からの光15001は、第3図(b)
の示す特性を有する。この光15001はビデオカメラ11に
入力され、γ手段151によりビデオγ特性が掛けられ、
カメラ出力電圧15002として出力される。この電圧1502
は、第3図(c)に示す特性を有する。
この信号を補正するために最も基本的なビデオプリン
タの構成について説明する。
ビデオプリンタは、カメラ出力電圧15002を受けて、
γ-1手段152によりこの信号に逆γ補正を掛ける。その
結果の信号15003は、ネガフィルムからの光15001と同じ
特性を有する。次に、信号15003を反転手段153により反
転して、ポジ信号15004を再現する。この信号15004は、
被写体の輝度特性と同じ特性を有する。最後にγ手段15
4によりビデオγ特性を掛けることにより、信号15005を
作成する。これにより、第4図(a)に示した信号1500
5と同じ特性を再現し、モニタ及びプリンタに出力す
る。
第5図はビデオプリンタで構成されうる反転手段及び
補正手段の構成例を示す図である。
第5図(a)は、第4図(b)に示したネガポジ反転
プリント用のビデオプリンタの最も基本的な構成例であ
る。即ち、ビデオカメラからの入力3000を、γ1 -1手段1
201によりビデオγ特性を取り去る。次に反転手段1202
で反転処理を行い、最後にγ手段1203でビデオγ特性
を掛けてモニタ及びプリンタに送る(8000)。
この方式は、最も基本的な方式ではあるが、特性の補
正手段を2つ必要とし、コストが高くなる。
次に、第5図(b)は、第5図(a)の方式を簡略化
した例であって、詳細は第10図から第12図において後述
する。この方法において、反転手段1202とγ補正を行う
Γ1 -1手段1204の順序は必ずしもこの順序でなくともよ
い。第5図(a)における2つの補正処理を、Γ1 -1
段1204にまとめたことを特徴とする。Γ1 -1手段1204は
アナログのロルアンプや、デジタルのルックアップテー
ブル等により精密な非線形補正処理を行い、γ特性の補
正を行う。ここで十分な補正が行われた場合にはモニタ
出力のためのγ補正を行うγ手段は必ずしも必要では
ない。
次に、第5図(c)は、γ特性の補正をモニタ出力側
とプリンタ出力側の2つの分けた例である。詳細は第6
図から第9図において後述する。プリンタの出力の部分
にγ補正を行うΓ1 -1手段1204を設置したことを特徴と
する。これにより、第1図に示した中間調制御手段6に
おける、ヘッド9の通電時間を制御することによりγ補
正が可能になり、コストアップを必要としない。この場
合、モニタ出力画像のγ特性を合わせる必要がない場
合、γ手段1208による補正は必要としない。
次に、第5図(d)はγ特性の補正を2段に分けて行
う例である。γ補正を行うγ3 -1手段と反転手段1202の
順序はどちらでもよいが、γ3 -1手段1206によるγ補正
を、折れ線近似等により近似的い行い、細かい補正を後
ろのΓ1 -1手段1207及びγ手段1208で行う例である。
詳細は第15図及び第16図において後述する。γ3 -1手段1
206で概略の補正を行うためγ手段1208の補正は必ず
しも必要としなくても、モニタでは近似的に補正された
絵を見ることができる。γ手段1206を2折れ線程度の
簡単な回路で構成し、残りの補正を先述した中間調制御
等のΓ手段1207で補正することによりコストアップを
押さえることができる。
なお、プリンタに出力する画像の補正がγ3 -1手段120
6により近似補正で十分な場合は、Γ手段1207の補正
は必要としない。
次に、第6図は反転処理及びγ補正処理の具体的な実
施例を示す図である。
第6図(a)は、第1図における中間調制御手段6の
内容を示している。メモリ手段5から出力されたデジタ
ルデータは、例えば、0階調から63階調までの6ビッ
ト、つまり64階調の分解能で入力された画像の濃度を表
し、最も明るいときは0階調、最も暗いときは63階調で
ある。
ここで、第6図(b)におて、ヘッド6を制御するス
トローブ信号とヘッド9の発熱及びインクの転写につい
て説明する。
ヘッド9に設けられた発熱体は、第1図において説明
したように、1ラインの印画中に通電されることにより
発熱する。具体的には、例えば1ラインを33ms周期で印
画を行う場合、最大で約半分の16msだけ発熱し、残りの
17msは発熱体を冷却し、次のラインの印画に備える。発
熱体の冷却は、インク紙と印画紙を搬送することによ
り、新たに冷えたインク紙と印画紙が接触するため、特
別の冷却機能は必要としない(実際にはヘッドの放熱フ
ィン自体が熱を持つため、ファンで冷却する必要があ
る)。
最大16msの発熱時間の内訳は第6図(b)に示すよう
に0から63までの間に64分割されている。入力データが
5階調のときは0から5階調の間だけ発熱し、発熱量は
比較的小さく、インクの転写量も少なく、薄い濃度の印
画が行われる。入力データが60階調のときは0から60階
調の間発熱し、発熱量は大きく、インクの転写量も多い
ため、濃い濃度の印画が行われる。
第6図(a)によって、中間調制御手段6の動作につ
いて説明する。
入力されたデジタル信号5000はヘッド9の1ライン分
と同じ大きさのラインメモリ610に入力され、後述する
方法でヘッド9に入力される。そのタイミングは中間調
制御回路620により行われる。ラインメモリ610は、入力
された6ビット/画素の階調データのうち、まず0階調
目に印画するデータを1ライン分だけヘッド9に送る。
そして、中間調制御回路620は、0階調目の印画に必要
な通電時間をγROM630から読みだし、必要な通電時間の
ストローブ信号をヘッド9に送り、ヘッド9を発熱させ
る。次に、ラインメモリ610は、1階調目に印画するデ
ータを1ライン分だけヘッド9に送り、中間調制御装置
620は1階調目の印画に必要な通電時間をγROM630から
読みだし、必要な通電時間のストローブ信号を信号をヘ
ッド9に送り、ヘッド9を発熱させる。この動作を63階
調目まで繰り返すことにより、ヘッド9の1ライン分の
各画素ごとに64階調の分解能でヘッド9の熱量を制御す
る。
第6図(c)にγROM630に記載された、階調番号と通
電時間の関係の例を示す。又、第6図(d)には、第6
図(c)に示した階調番号と通電時間の特性に従って印
画した、印画結果の反射濃度を示す。
例えば第6図(c)のAの通電時間の特性に従って印
画を行うと、第6図(d)のAに示した濃度特性が得ら
れ、第6図(c)のBの通電時間特性に従って印画を行
うと、第6図(d)のBに示した濃度特性が得られる。
そして、通電時間特性は図に示すように非線形な特性を
自由に設定することができる。即ち、γROM630に記載す
る通電時間データを調節することにより、先述したγ特
性の非線形性の補正を簡単に行うことができる。
このデータ変換を利用して、画像データの反転及びγ
特性の補正を中間調制御手段6で行う第1の実施例を示
す。
第6図(a)に於て、反転手段640は、例えばインバ
ータ641を用いて構成し、入力されたデジタルデータの
補数を取ることにより、反転を実現する。反転するかし
ないかは、スイッチで切り替えることができ、切り替え
はシスコンからの反転命令2005により行う。シスコンか
らの反転命令2005は同時に中間調制御回路620若しくは
γROM630に入力され、通電時間データのアドレスを切り
替えることにより、ネガ信号入力時のγ特性を補正する
ための通電時間データの切り替え(例えば、第6図
(c)のAからBへの切り替え)を行う。
次に、第7図は中間調制御手段6により、反転手段及
びγ補正手段を設けた第2の実施例を示す図である。
第7図(a)は、中間調制御手段6の構成例を示すブ
ロック図であって、反転手段640の中に、第6図で示し
たインバータ641のほかに、γ補正のためのルックアッ
プテーブル(LUT)642を設けたことを特徴とする。ここ
でLUT642は、デジタルメモリ等により、入力されたデジ
タルデータを指定したデータテーブル(第7図(b)、
第7図(c)に示す)を参照し、他のデータに変換する
機能を持つ。シスコンからの反転命令2005は、反転時に
入力信号が、インバータ641及びLUT642を通るように、
スイッチを切り替える。
また、第7図(b)にLUTの一例を示す。通常の動作
時には、入力データ5000はそのままラインメモリ610に
送られるため、LUT642の特性は直線を示す。γ補正を掛
けた場合は、入力デーを非線形な特性に補正するため、
LUT642を非線形に設定し、階調番号を入れ替える。LUT6
42の中に第7図(c)に示した2つの特性を両方持ち、
アドレス切り替えにより選択した場合は第7図(a)の
反転手段640において、LUT642はスイッチの外におき、
常にデータがLUT642の中を通るようにしてもよい。その
場合、LUT642に対してシスコンからの反転命令2005を入
力し、LUT642のアドレスを切り替える必要がある。
第7図(c)にLUTの他の構成例を示す。通常の使用
の場合はその特性は直線であるが、反転命令を受けたと
きのLUT642はγ特性を変更すると同時に、データの反転
を行う。即ち入力信号の0階調は63階調に、63階調は0
階調に変換され、データの反転が行われる。この場合第
7図(a)に於けるインバータ641は必要としない。
次に、第8図は中間調制御手段6により反転及びγ補
正を行う第3の実施例を示す図である。
第8図(a)は、中間調制御手段6の構成例を示すブ
ロック図であって、反転手段640はラインメモリ610を含
んでいる。即ち、ラインメモリ610の書き込み若しくは
読みだしにおいて、反転手段641を動作させる。具体的
な実施例は第8図(a)に示すようにインバータ641を
用いる方法、又はラインメモリ610自身に外部信号に応
じて反転機能を持つメモリを使用する。
第8図(b)および第8図(c)は、反転手段641に
より反転された階調データを示す。第8図(b)は、入
力された元のデータであり、第8図(c)は反転手段64
1により反転されたデータである。両者を足すと全ての
ドット番号において64になり、お互いが補数の関係にあ
ることが分かる。即ちインバータ若しくは反転機能付き
のメモリの使用によりデータの補数を取ることにより、
反転が行われる。いずれの場合にも、γ補正方法として
γROM630の変換手段若しくは図示しないがLUTを用いる
ことによりγ特性の変更を行う。
次に、第9図は中間調制御手段6を用いて反転及びγ
補正を行う第4の実施例を示す図である。
第9図(a)は、中間調制御手段6の構成例を示すブ
ロック図である。本実施例における中間調制御手段6は
第6図から第8図までに説明した中間調制御手段とはラ
インメモリ610の構成が異なる。
第9図(b)は、本実施例におけるラインメモリ610
の内部データを示したもので、各ドット番号に対してラ
インメモリ610の容量は64ビットの大きさをもってい
る。ラインメモリ610の内部データのほとんどはここで
は0であるが、各ドット番号における階調番号に対応し
たビットだけ1になっている。即ち、階調データの入力
5000をデータとして使用せず、アドレスとして使用する
ことにより、ラインメモリ610の指定階調のビットとの
みを1に書き替える。印画時には矢印に示した読みだし
方向に従ってデータを読みだし、ビットが1になった時
点でストローブの発生を中止することにより階調制御を
実現する。
第9図(c)は、反転時におけるラインメモリの構成
例を示す図であって、第9図(b)のデータに比べて階
調番号の構成が逆になっている。これは、入力データの
ラインメモリへこ書き込みにおいて、アドレスの反転を
行うことにより達成される。
第9図(d)は、ラインメモリの構成は第9図(b)
と同じであるが、読みだし方向を替えることにより反転
を行った例を示す図である。即ち読み出し時に読み出し
方向を逆にすることにより反転を実現する。
第9図(c)及び第9図(d)の反転動作は、第9図
(a)における、中間調制御621におけるラインメモリ
のアドレス発生621の出力を反転することにより達成さ
れる。即ちラインメモリへの書き込み時に反転を行えば
第9図(c)の方式になり、ラインメモリからの読みだ
し時に反転を行えば第9図(d)の方式になる。いずれ
の場合にもγROM630の切り替え若しくは図示しないがLU
Tの切り替え等の方法により、γ特性の変更を行う。
第9図(e)及び第9図(f)は、ストローブ発生62
2を切り替えることにより反転を達成する方式を示した
例である。第9図(e)は、通常の仕様におけるストロ
ーブ波形であって、図において左から右に向かって0階
調から63階調まで進行し、0階調から通電を開始し、指
定された階調番号で通電を中止する。第9図(f)は、
反転時のストローブ波形であって、図において左から右
に向かって0階調から63階調まで進行するが、第9図
(b)のメモリ読みだし方式において、0階調目では通
電を開始せず指定された階調番号で通電を開始する。こ
れにより等価的にデータの複数を取るのと同じ効果が得
られる。
いずれの場合にもγROM630の切り替え若しくは図示し
ないがLUTの切り替えによりγ補正を行う。
次に、第10図はメモリ手段5を用いて反転及びγ特性
の切り替えを行う実施例を示す図である。
シスコンからの反転命令2002はメモリ制御手段530若
しくは反転手段520に入力される。メモリ制御手段630
は、メモリ510が反転機能をもっている場合には、メモ
リ510に対して反転命令を出してデータの反転を行う。
この時同時にLUT522にも反転命令を出して、スイッチの
切り替え若しくはLUT522のアドレス切り替えを行ってγ
特性を補正を行う。
反転手段520は、シスコンからの反転命令2002に対応
してスイッチを切り替え、インバータ521及びLUT522の
使用を開始し、反転及びγ特性の補正を行う。この場
合、γ補正を中間調制御回路等の他の場所で行う場合に
はLUT522は不要になる。さらに例えばメモリ510がフィ
ールドメモリの場合には、シスコンの反転指令に連動し
て、スイッチ540が動作し、画像データはメモリ510を経
由せずにフレーム信号のまま中間調制御手段6に向か
う。又、この時スイッチ540と連動してLUT522によりγ
補正手段の内容をさらに別な補正内容に切り替えてもよ
い。
第11図にA/D変換手段4を用いて反転及びγ補正を行
う実施例を示す。
A/D変換手段4の内部の、A/D変換回路410によってア
ナログ信号3001がデジタル信号に変換された後にインバ
ータ421及びLUT422により反転及びγ補正を行う。反転
及びγ補正を行うための切り替えは、シスコンからの反
転命令2001により行う。又、A/D変換回路410が反転機能
をもっている場合にはメインバータ421は不要になる。
さらにγ補正を中間調制御等の他の場所で行う場合には
LUT422は不要になる。
第12図は、アナログ処理手段3で反転及びγ補正を行
うための第1の実施例を示す。
第12図(a)は、アナログ処理手段3の実施例を示す
ブロック図であって、本実施例においてアナログ信号は
輝度信号(Y)と色信号(C)の2つの信号で入力され
る。ビデオ信号等のコンポジット信号も図示しないがデ
コード手段によりY信号とC信号に分解されたプリンタ
に入力される。Y信号は調節手段320によりコントラス
ト特性及びブライトネス特性をユーザにより調整した後
マトリクス350に入力される。又、C信号はデコード手
段により、色差信号R−Y、B−Yの2つの信号に分解
される。デコード手段340により、R−Y、B−Yのレ
ベル調節をすることによりユーザーが色調節を行う。色
差信号はマトリクス350に入力され、Y信号と共にマト
リクス演算処理を受けることにより、RGBの3原色信号
に変換される。
ここで反転の方向について説明する。
反転手段310(a〜g)はブロック図の各所に入って
いるが、まずマトリックスから手前の部分については、
各信号の経路上に1個所若しくは奇数個の反転手段が入
ることにより、反転動作は行われる。具体的には、Y信
号の経路には調節手段320の前か後ろのどちらかに反転
手段310を設ける。又、C信号の経路には、反転手段310
を図のようにR−Y及びB−Yの経路に設けることによ
り達成される。以上の位置に反転手段310を設けない場
合には、マトリクス350の後ろにはR、G、Bそれぞれ
の信号に反転手段310を設けることにより反転動作は行
われる。これらの反転手段310はアナログ信号の同期信
号部分に対しては掛けずに、映像信号部分に対してのみ
行うため、入力されたY信号から同期信号を分離して処
理する同期処理手段330の制御を受ける。
第12図(b)に具体的なアナログ反転処理回路の実施
例を示す。反転手段310に入力された信号は、反転する
か否かをシスコンの反転命令2000により指定される。反
転する場合には図上のスイッチ312が上に倒れ、入力信
号はアンプ311を通過する。アンプ21は反転機能を持つ
と同時に、例えばログ(log)アンプ等の非線形アンプ
を使用した場合には、γ補正を行う機能も有する。アン
プ311により反転された信号は、映像信号が基準信号に
対しての負の方向にいるため、同期処理手段330からの
信号に従って直流電圧を掛け、映像信号をもち上げて、
通常の画像信号の形態にする。具体的には、同期信号部
分はそのまま通し、映像信号部分にはスイッチ313を切
り替えることにより直流電圧を掛けて映像信号の直流レ
ベルをもち上げる。各種調節手段及びマトリクスは同期
信号部分の電圧を基準にしているため、反転後の映像信
号に直流オフセットを掛けることにより誤動作を防止す
ることができる。
次に、第13図は、アナログ処理手段3を用いて反転処
理及びγ補正処理を行う場合の第2の実施例を示す図で
ある。
第13図(a)は、アナログ処理手段3の実施例を示す
ブロック図であって、Y信号の処理は第12図の説明と同
一のため、ここでは説明を省略する。本実施例ではC信
号の反転処理をデコード手段340の前で行うことを特徴
とする。第13図(b)にC信号の反転方法の詳細を示
す。C信号は映像上の色を、基準となるバースト信号に
対する位相差で表現する。即ち、C信号からバーストゲ
ート362によりバースト信号のみを取り出し、フェーロ
ーズロックドループ(PLL)363、クリスタル(水晶発振
子)365、電圧制御発振器(VCO)364により、基準信号
の連続波形を作成する。復調器361によって、映像のカ
ラー信号と基準信号の位相差を比較することにより、色
差信号R−Y、B−Yを作成する。
これらの回路において、映像信号のカラー信号と基準
信号のどちらかの位相を反転させることにより、色信号
を反転させることができる。具体的には、反転アンプ等
の反転回路若しくは位相の180゜遅延回路等により、反
転することが可能になる。反転回路は第13図(b)にお
いて、反転回路370(a〜e)に設置するが、その個数
は1つ若しくは奇数個の反転回路370の設置により反転
処理が行われる。
第14図は、γ補正を2折れ線程度の簡略な補正で実現
する場合の、γ特性の変遷を示したグラフである。第14
図(a)から第14図(c)迄は第3図(a)から第3図
(c)と同じの為、ここでは説明を省略する。
本実施例では、第14図(d)に示すようにA/D変換の
特性を2折れ線で構成することを特徴とする。2折れ線
の特性を持つA/D変換でデジタル化することにより、テ
ストチャートの階調番号mとプリンタの階調番号nの関
係は第14図(e)の如くなり、さらに反転して第14図
(f)に示すように、ポジ画像を実現した状態では、一
部が多少膨らんではいるものの、目標である直線に近似
されることが分かる。具体的なA/D変換による2折れ線
の特性の実現方法は後述する。
第15図は、第14図でべたA/D変換における2折れ線の
特性の実現方法の第1の実施例を示したブロック図であ
る。A/D変換手段4の全体の構成は第11図と同様のた
め、ここでは説明を省略する。
本実施例においてはA/D変換回路410に出力される階調
番号の中間点に対応する電圧を外部から制御するA/D中
間タップ411を使用する。通常、A/D変換は電圧の上限と
下限を設定することにより、その間の電圧を等間隔に階
調分解する。しかし、中間タップを別な電圧な設定する
ことにより、電圧の上限と中間タップとの間と、中間タ
ップと下限の間のA/D変換間隔を替えることができ、2
折れ線のA/D変換特性を実現することができる。中間タ
ップ411を設定する方法は、外部から電圧を指定する方
法と、A/D変換回路の内部の電圧分割抵抗と並列に抵抗
を挿入し、インピーダンスを替える等の方法があり、ど
のような方法を用いてもよい。
シスコンからの反転命令2001は反転手段420におい
て、インバータ421の使用を選択する。同時に、A/D変換
回路410の中間タップ411を電圧ホールド412により指定
した電圧に設定することにより、非線形のA/D変換を実
現する。A/D変換によるγ補正は第14図に示したように
2折れ線のため、完全な補正はできないため、必要なら
ばLUT422若しくは中間調制御手段におけるγROMのデー
タ変更を併用して、完全なγ補正を行う。
又、本実施例ではA/D変換回路410の中間タップを設定
することにより2折れ線近似を行ったが、複数の中間タ
ップを持つA/D変換回路を使用して、多折れ線近似を行
ってもよい。この場合さらに精密な補正が可能になる。
第16図は、A/D変換回路によりγ補正を行うための第
2の実施例を示したブロック図である。
A/D変換手段4の構成は、中間タップの電圧制御も含
めて、第15図と同様のため、ここでは説明を省略する 本実施例においては、A/D変換回路410の上限電圧及び
下限電圧も、ネガフィルム撮影時に変更することことを
特徴とする。具体的には中間タップ43の電圧のホールド
と同時に上限電圧411及び下限電圧412も、電圧ホールド
によりその電圧を変更する。ネガフィルムはそのベース
がオレンジ色で、ある程度の濃度をもっているため、撮
影したビデオカメラの出力電圧が、必ずしもビデオ信号
の白から黒の間に一杯に出力されることはなく、具体的
にはビデオ信号の電圧範囲0Vから0.7Vに対して、ネガフ
ィルムの撮影時には0.2Vから0.6V程度の範囲しか出力さ
れないため、黒は最大濃度まで黒くならず、白は完全に
白くなく、やや薄暗い出力をしてしまう。これを補正す
るために、A/D変換回路410の取り込み範囲を変更して、
ネガフィルム専用の電圧レンジを持つことにより高品質
のネガフィルムの撮影を行うことができる。
次に、本発明の他の実施例を第17図に示す。
第17図において、第1図と同等機能を有するものは、
同一番号を記してある。
第17図において、13は調節処理手段、14はA/D変換手
段であり、D/A変換手段7からの信号をプリントに適し
た信号に変換調節して、次段のエンコード手段8及び中
間調制御手段67に送る。
次に動作を説明する。
メモリ手段5まの各手段の動作は、第1図と同様であ
る。ここでメモリ手段5の出力信号は、一旦D/A変換手
段7によりアナログ信号に変換される。その後、調節手
段13は、例えばコントラスト調節、ブライトネス調節、
シャープネス調節やカラー調節、及び色相調節などを施
す。さらにエンコード手段8に適したRGB信号あるいは
Y、R−Y、B−Y信号として信号8001を入力され、A/
D変換手段14へは選択されたRGB信号のうちの一つの信号
を供給する。A/D変換手段14によりデジタル化された信
号は、中間調制御手段6に送られ、以後第1図と同様に
動作する。
なお、第17図におけるメモリ手段5及び信号3001、40
01、5000はRGB信号に限ることなく、輝度信号(Y)、
色差信号(R−Y、B−Y)とそのメモリ構成でもよ
い。
第17図において、カメラ11からのビデオ信号11000を
メモリし、調節した後プリントする場合、第1図と同様
に反転手段とγ補正手段が必要である。第1図から第16
図で説明した各手段も全く同様に第17図に適用可能であ
る。さらに第17図では、A/D変換手段14において、第11
図、第15図、第16図のA/D変換手段4と同様なγ特性変
換手段及び反転手段を用いてもよい。
次に、第17図における調節処理手段13の一実施例を第
18図に示す。
第18図において、380はスイッチ手段、321、322は輝
度信号・色差信号用のコントラスト調節手段、323はブ
ライトネス調節手段、324は色濃度を替えるカラー調節
手段、350は輝度信号・色差信号からRGB信号に変換する
マトリクス手段、360はセレクト手段である。ここで反
転手段370は、例えば第12図のアナログ反転手段31と等
価なものである。又、これらの反転手段370の挿入位置
は、これに限るものではなく、例えばY信号の経路中に
おいてコントラスト調節手段321の前後、あるいはブラ
イトネス調節手段の前後においてもよい。又、色差信号
用の反転手段も同様に、コントラスト調節手段322の前
後、カラー調節手段324の前後においてもよい。
次に動作を説明する。
まずアナログ信号処理手段3からのYO(輝度信号)、
R−YO、B−YO信号と、D/A変換手段からのYM、R−
YM、B−YM信号とを、切り替え手段380において選択す
る。この選択信号はシスコン2により供給される。さら
に選択された輝度・色差信号は、上記4つの調節手段32
1、323及び322、324において、プリントに適した状態に
調節された後、エンコード手段8とマトリクス手段350
に送られる。マトリクス手段350では、RGB信号に変換し
た後、シスコン2からの色選択信号により、セレクト手
段360においてプリントすべく1色の信号(例えばR信
号)のみが選択され出力される。
なお、上記構成は調節手段の一例であり、これに限る
ことはなく、又、さらにシャープネス調節などを加えて
もよい。
次に第17図における調節手段13の他の一実施例を第19
図に示す。
第19図において第18図と同一機能を有するものは同一
番号を記してある。
第19図において、325は色相調節手段、251はRGBから
輝度信号・色差信号に変換するマトリクス手段である。
第19図においても第18図と同様に反転手段370の挿入位
置を、各信号経路内で置き替えてもよくまたシャープネ
ス調節手段など他の調節手段が含まれていてもよい。
次に、動作を説明する。
メモリ手段がRGBメモリの場合には、スイッチ手段380
への入力信号はRGB信号となる。これら2系統の信号は
スイッチ手段380で選択され、G,B信号は色相調節手段32
5へ供給される。この色相調節手段325は、色温度を重視
したR/B比調節回路であり白バランスの調節をするよう
動作する。この後、RGB信号はマトリクス351に入力さ
れ、以降第18図と全く同様に処理される。つまり輝度信
号Yは、反転手段370で正/反転された後、コントラス
ト調節手段321、ブライトネス調節手段323を介して、マ
トリクス手段350とエンコード手段8へ供給される。
ここで、輝度信号・色素信号の正転/反転操作は、シ
スコン2により反転命令2004に従って行われる。反転手
段370を第18図のように完全に別個に用意する場合に
は、この3個の反転手段370を制御すればよい。ところ
で、反転手段370の挿入位置はこれに限ることなく、例
えばスイッチ手段380の直後から、マトリクス351の直前
までのRGB信号経路中に、それぞれ1個挿入しても良
い。又第18図の説明と同様に、マトリクス351の直後か
らブライトネス調節手段323及びカラー調節手段324の直
後までのY信号、R−Y、B−Y信号経路中にそれぞれ
1個挿入してもよい。
上記第18図、第19図においては、反転手段370によ
り、信号の極性を反転したが、コントラスト調節手段32
1、322による反転の一実施例を第20図に示す。
第20図において、3200〜3202は差動アンプ回路、323
3,3204は入力バイアス回路、3205は出力スイッチ手段、
3206は電流源、3207は負荷抵抗、3208,3209は入力処理
手段である。ここで差動アンプ回路3200〜3202は2つの
トランジスタ対3300,3301で構成される。また、入力バ
イアス回路3203,3204は、2つの抵抗3401,3402と電圧源
3403で構成される。
次に動作を説明する。
第20図は反転アンプ機能を有するコントラスト調節手
段であり、掛け算回路を応用した構成である。3つの差
動アンプ回路3200〜3202により、入力電圧(信号)Vin
と利得制御信号dV2が掛け算され、極性の異なる2つの
信号V0+、V0-が負荷抵抗3207の両端に出力される。この
時dV2>0の場合には、入力信号Vinと出力電圧V0+が同
極性であり、dV2<0の場合には、入力信号VinとV0-
同極性である。従って、反転機能とコントラスト調節機
能を兼用する目的で、調節回路3209にバイアス切り替え
手段(図示せず)を有している。又、反転機能を出力ス
イッチ手段3205で実施してもよい。つまりV0+とV0-を切
り替えて出力してもよい。
ここで、掛け算回路の動作を説明する。
電流源3206の電流値を2I0、差動アンプ回路3200の+
側出力電流をI1+=(1+α)I0、−側出力電流をI1
(1−α)I0、負荷抵抗3207をRLとする。この時の係数
αは差動対の両端電圧差dV1に依存し、 α∝(exp(dV1/0.026)−1 …(式1) で表される。又、差動アンプ回路3201,3202の出力電流
を同様にI2+、I2-、I3+、I3-とすると、 と表される。ここで係数βは両端電圧差dV2に依存し、 β∝{exp(dV2/0.026)−1} …(式3) で表される。上記の式2により出力電圧V0+、V0-を求め
ると、 となる。
つまり各出力電圧は直流バイアス分IORLと変動電圧分
±αβIORLとで表され、変動電圧分の極性はV0+とV0-
反対となる。各出力電圧の変動電圧分の符号はαのみあ
るはβのみの極性を替えても極性反転することが分か
る。以上のことより、出力電圧Voutの極性を反転させる
には、dV1あるいはdV2の極性を反転させるか、あるいは
スイッチ3501を切り替えればよいことが分かる。dV1とd
V2の極性反転には、入力処理手段3208,3209からの直流
バイアス電圧を切り替えればよい。
さて、次に入力処理手段3209の動作を説明する。
入力処理手段3209の一実施例を第21図に示す。
第21図において、3601はスイッチ、3602は調節用可変
抵抗器、3603は電圧源である。この電圧源3603の電圧
は、入力バイアス回路3204中の電圧源3403と等しくVR2
に設定する。
次に、動作を説明する。
スイッチ3601を+側に接続すると、出力電圧VCは常に
VC≧VR2となり、式3、式4において、β≧0となる。
この時dV1>0つまりα>0と設定しておけば、出力電
圧V0+の極性は、入力電圧(信号)Vinと同相である。次
に、スイッチ3601を−側に切り替えるとVC≦VR2つまり
β≦0となり、出力電圧V0-の極性は反転する。ここで
出力電圧V0+の信号成分のコントラスト、つまり利得は
式4より、αに比例する。従って、式3よりα∝dV2
あり、dV2の絶対値つまり|dV2|=|VC−VR2|が大きいほ
ど、コントラストは強くなる。
第20図の実施例においては、スイッチ3601の切り替え
に関係なく、調節用可変抵抗器3603を上方に動かせば、
コントラストが強くなり、反転/非反転に無関係に、可
変抵抗器3603の移動方向とモニタあるいはプリント画の
コントラストの方向が常に一致し、使い勝手の良い構成
とすることができる。
さらに、入力処理手段3209の他の一実施例を第22図に
示す。
第22図において、3701はスイッチ、3702,3703は電流
源、3704は調節用可変抵抗器、3705は抵抗器である。電
流源3702,3703の電流値をIV,IRとし、抵抗器3704,3705
の総合抵抗値をR=RO+RVとする。
次に動作を説明する。
非反転時は最小電圧VC MIN=VCC−RVO=VR2となるよ
うにIOが設定されている。反転時には、反転時には最大
電圧VC MAX=VR2となるように設定し、またVC MAX=VCC
−RO(IO+IV)=VR2となるようIVを設定する。これに
よりスイッチ3701を切り替えることにより、VC≧VR2
るいはVC≦VR2と切り替え設定でき、式3、式4中のβ
をβ≧0、β≦0と切り替え設定できる。
[発明の効果] 以上に述べた本発明によれば、ネガフィルムからのプ
リントをユーザーが一般のビデオカメラと本発明による
ビデオプリンタを利用することにより、簡単に行うこと
ができる。即ち、ネガフィルムからのポジへの変換をビ
デオプリンタが行い、さらにビデオカメラによるγ特性
の変化を補正して、ネガフィルムの撮影時の被写体の特
性をそのままビデオプリンタにより再現し、高品質の印
画を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるビデオプリンタの構成を示すブロ
ック図、第2図はビデオカメラ及びテレビのブラウン管
によるγ特性の変遷を示す図、第3図はビデオカメラを
用いてネガフィルムを撮影したときのγ特性の変遷を示
す図、第4図は反転手段及びγ補正手段の基本的構成を
示す構成図、第5図は反転及びγ補正手段のビデオプリ
ンタ上での構成例を示す概念図、第6図ないし第9図は
中間調制御手段を用いて反転及びγ補正手段を設けた具
体的な実施例を示す図、第10図はメモリ手段を用いて反
転及びγ補正手段を設けた具体的な実施例を示す図、第
11図はA/D変換手段を用いて反転及びγ補正手段を設け
た具体的な実施例を示す図、第12図,第13図はアナログ
処理手段を用いて反転及びγ補正手段を設けた具体的な
実施例を示す図、第14図は2折れ線の簡単なγ補正手段
でγ補正を行ったときのγ特性の変遷を示す図、第15
図,第16図はA/D変換手段を用いて2折れ線のγ補正手
段を設けた具体的な実施例を示す図、第17図は本発明に
よるビデオプリンタの他の構成例を示すブロック図、第
18図,第19図はアナログ処理手段を用いて反転及びγ補
正手段を設けた具体的な実施例を示す図、第20図ないし
第22図は調節手段の具体的な実施例を示す図である。 1……操作手段、2……システムコントローラ、 3……アナログ処理手段、4……A/D変換手段、 5……メモリ手段、6……中間調制御手段、 9……サーマルヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 敏彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−198482(JP,A) 特開 昭63−316991(JP,A) 特開 昭63−40129(JP,A) 特開 昭63−61239(JP,A)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像信号をデジタルの画像デー
    タに変換する変換手段と、該画像データをデジタル処理
    する処理手段と、サーマルヘッドと、前記処理手段の出
    力信号に基づいて前記サーマルヘッドを駆動し、所望の
    画像イメージを熱転写記録方式により印画紙の上に印画
    するための印画手段とを備えたビデオプリンタにおい
    て、 ネガフィルム等の反転画像をビデオカメラで撮影した画
    像信号を入力されたときに、画像の反転及びガンマ補正
    をビデオプリンタが行うためのモード切り替えを行う切
    り替え手段と、該切り替え手段により画像の反転を行う
    反転手段と、画像のガンマ補正を行うガンマ補正手段
    と、前記切り替え手段に切り替え命令を出すよう指示を
    行う操作手段とを設け、該ガンマ補正手段及び反転手段
    は、テレビジョンのブラウン管の入力信号対輝度の2.2
    乗特性を補正するために、ビデオカメラが撮影時にかけ
    た0.45乗特性の逆関数を乗じ、その結果を反転した上で
    再び前記0.45乗の補正をかける構成を有することを特徴
    とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】前記操作手段は、スイッチの操作、リモコ
    ンの無線による操作、コンピュータのインタフェースの
    有線による操作の中の少なくとも1つの操作に応じて指
    示を行うことを特徴とする請求項1記載のビデオプリン
    タ。
  3. 【請求項3】前記反転手段は、アナログ信号の反転を行
    うアナログ回路で構成されることを特徴とする請求項1
    記載のビデオプリンタ。
  4. 【請求項4】前記反転手段は、アナログ反転アンプ、ま
    たは信号のコントラスト・ブライトネス等の調節を行う
    調節アンプで構成されることを特徴とする請求項3記載
    のビデオプリンタ。
  5. 【請求項5】前記反転手段は、デジタル回路で構成され
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオプリンタ。
  6. 【請求項6】前記反転手段は、デジタルインバータ、A/
    D変換器、メモリ、外部媒体への記録時のデータ転送順
    序を反転する手段の中の少なくとも1つで構成されるこ
    とを特徴とする請求項5記載のビデオプリンタ。
  7. 【請求項7】前記ガンマ補正手段は、アナログ回路で構
    成されることを特徴とする請求項1記載のビデオプリン
    タ。
  8. 【請求項8】前記ガンマ補正手段は、アナログ非線形ア
    ンプまたは非線形のA/D変換器で構成されることを特徴
    とする請求項7記載のビデオプリンタ。
  9. 【請求項9】前記ガンマ補正手段は、デジタル回路で構
    成されることを特徴とする請求項1記載のビデオプリン
    タ。
  10. 【請求項10】前記ガンマ補正手段は、デジタルデータ
    を変換するためのテーブルを有するリードオンリメモリ
    等のメモリ、または外部媒体への記録濃度を制御する前
    記サーマルヘッドの通電時間制御データを切り替える前
    記切り替え手段で構成されることを特徴とする請求項9
    記載のビデオプリンタ。
  11. 【請求項11】前記ガンマ補正手段は、複数の種類のガ
    ンマ特性の補正を行う手段を組み合わせて成ることを特
    徴とする請求項1記載のビデオプリンタ。
  12. 【請求項12】前記切り替え手段は、前記操作手段の指
    示にしたがって、前記反転手段及び前記ガンマ補正手段
    を、マイクロコンピュータ等の制御機器または連動スイ
    ッチにより切り替えることを特徴とする請求項1記載の
    ビデオプリンタ。
  13. 【請求項13】前記切り替え手段は、ビデオプリンタの
    動作モードをフレーム画像を印画するモードに切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオプリンタ。
  14. 【請求項14】前記切り替え手段による切り替え時に、
    画像信号がフィールドメモリをバイパスすることを特徴
    とする請求項13記載のビデオプリンタ。
  15. 【請求項15】前記切り替え手段は、切り替え時に、画
    像信号がフィールドメモリをバイパスするように切り替
    えるとともに、ガンマ補正の補正データを切り替えるこ
    とを特徴とする請求項14記載のビデオプリンタ。
  16. 【請求項16】前記切り替え手段による切り替え時に、
    画像信号がA/D変換後に直にプリント制御部に入力され
    ることを特徴とする請求項14記載のビデオプリンタ。
  17. 【請求項17】前記切り替え手段による切り替え時に、
    画像信号がA/D変換後にD/A変換によりアナログ信号にな
    り、再びA/D変換によりデジタル信号に変換された後
    に、プリント制御部に入力されることを特徴とする請求
    項14記載のビデオプリンタ。
  18. 【請求項18】前記切り替え手段において、フレームメ
    モリ/フィールドメモリの切り替え手段が、フレームメ
    モリに切り替えることを特徴とする請求項13記載のビデ
    オプリンタ。
  19. 【請求項19】前記切り替え手段において、プリント制
    御部が、フィールド画入力データを補間して印画するモ
    ードから、フレーム画入力データをそのまま印画するモ
    ードに変更することを特徴とする請求項13記載のビデオ
    プリンタ。
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JPS6340129A (ja) * 1986-08-06 1988-02-20 Fuji Photo Film Co Ltd 画像反転方法
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JPS63316991A (ja) * 1987-06-19 1988-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd 画像信号の色変換方法

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