JP3518480B2 - カラー画像印刷装置 - Google Patents

カラー画像印刷装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カラー映像撮像手段で
撮影して得られたカラー静止画像を最適な印刷用CMY
Kデータに変換して印刷を行うカラー画像印刷装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】テレビカメラ、ビデオディスク、電子ス
チルカメラ等の画像入力機器は、加色混合でモニタ上に
動画像、または静止画像として表示させるために撮影し
た映像信号を供給する装置である。撮影された映像が、
モニタ上で自然にしかも高画質の画像で表示されるよう
に画像入力機器及びモニタを設計している。 【0003】また、印刷に用いられる画像は、一般に減
色混合で生成されているものであり、銀塩のポジまたは
ネガで撮影されたフィルムを用いて印刷原稿を得てい
る。印刷原稿は、撮影・取材において最適な銀塩フィル
ムを用いて行われている。 【0004】近年、上記印刷原稿は、上記銀塩写真によ
るものだけでなく、上記画像入力機器で撮影された画像
を用いて印刷原稿を作成したいという要求が高まってき
ている。この要求の高まりは、例えば別の目的で取材等
を行っている際に、偶然にもある事件、事故に遭遇した
りすることがあるが、いつ発生するか判らない事件、事
故の決定的な瞬間的場面をシャッタチャンスを逃してし
まうことが多い。しかしながら、ビデオカメラ等で連続
的に撮影しておき、上記決定的な瞬間的場面を含んで撮
影された1フレームから印刷原稿を作成すれば、決定的
な瞬間的場面の印刷原稿は容易に得ることができること
による。 【0005】従来、入力されたカラー静止画像を印刷
は、上記カラー静止画像から3原色RGBに対する補色
変換して印刷用の補色C(シアン:以下Cと略す)M
(マゼンタ:以下Mと略す)Y(イエロー:以下Yと略
す)データ及びK(ブラック:以下Kと略す)を求め、
この印刷用CMYKデータによって印刷を行っている。
さらにカラー静止画像と印刷の関係を説明しながら、カ
ラー静止画像を印刷する方法を述べると、印刷方法は、
先ず、上記テレビカメラ、ビデオディスク、電子スチル
カメラ等の画像入力機器から得られる1フレーム分の映
像信号をディジタル化してコンポーネントのRGBデー
タに変換する。次に、上記コンポーネントのRGBデー
タは、加色混合法のデータであるから、印刷時に用いら
れる減色混合法での印刷に適したRGBデータに変換し
なければならない。このように減色混合法の印刷に適し
たデータに変換するため印刷用のコンポーネントCMY
データは、上記コンポーネントのRGBデータを補色変
換して生成される方法が知られている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記画像入
力機器は、モニタに動画像、または静止画像を表示して
最適な映像信号を出力させるための装置である。単純に
上記映像信号から信号処理を介して出力されるRGBデ
ータを補色変換して得られた印刷用のCMYKデータ
は、基準となる印刷用のテストチャートの階調や発色に
対してずれた印刷原稿を出力してしまう場合があり、良
質な印刷原稿が得られない。 【0007】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、上記
画像入力機器から得られるモニタ上に表示するために最
適な映像信号から、印刷原稿用として最適のCMYKデ
ータに変換して印刷することのできるカラー画像印刷装
置の提供を目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
印刷装置は、被写体を撮影して得られた映像信号を画像
表示装置に供給すると共にプリンタに送って印刷するカ
ラー画像印刷装置において、カラー映像撮像手段と、上
記カラー映像撮像手段からの3原色RGBをディジタル
信号に変換するA/D変換手段と、カラー映像撮像手段
で撮影された3原色RGBディジタルデータと印刷用カ
ラースキャナで読み取られたデータに基づく印刷用3原
色RGBディジタルデータとの差に対応する色補正デー
タを記憶する記憶手段と、上記A/D変換手段からの3
原色RGBディジタルデータと上記記憶手段からのデー
タとに基づいて印刷用3原色ディジタルデータに対応す
る色補正を行って印刷用のRGBデータを生成する印刷
用色補正手段と、上記印刷用色補正手段からの印刷用の
RGBデータを補色であるCMYデータ及びK(ブラッ
ク)データから成る印刷用CMYKデータに変換する補
色変換手段と、上記補色変換手段からの印刷用CMYK
データを印刷するプリンタとを有してなることにより、
上述した課題を解決する。 【0009】ここで、上記記憶手段は、色補正するため
のルックアップテーブルを有している。このルックアッ
プテーブルは、撮影されたディジタルの3原色RGBデ
ータと上記印刷用の3原色RGBデータとの差に対応す
るデータを色補正データとして出力し、上記撮影された
ディジタルの3原色RGBデータに加算して印刷用色補
正したデータを出力する構成にしている。 【0010】上記ルックアップテーブルは、予め基準と
なる上記3原色RGBと上記3原色RGBに対する補色
CMY及びグレイスケールを少なくとも含むテストチャ
ートをテストチャート読込手段である印刷用スキャナで
読み込み、上記補色CMYKをディジタル化して上記補
色CMYKデータを逆補色変換した基準とする印刷用3
原色RGBデータを取り込んで色補正データ供給手段に
供給したこの印刷用3原色RGBデータと、上記テスト
チャートを上記カラー映像撮像手段で撮影し、この映像
信号を上記A/D変換した映像用の3原色RGBデータ
を供給して階調に対応して比較された出力差を色補正デ
ータとして有している。 【0011】また、上記ルックアップテーブルは、予め
上記テストチャートの映像用の3原色RGBデータの対
応付けをして書込アドレスとし、この書込アドレスに印
刷用の3原色RGBデータを格納するようにして成して
もよい。この場合、上記ルックアップテーブルは一般に
撮影した階調に対応する上記3原色RGBデータを読出
アドレスとして用い、上記印刷用の3原色RGBデータ
をそのまま出力して最適な印刷データを出力する。 【0012】 【作用】本発明に係るカラー画像印刷装置は、予め印刷
用の色に関する6色のRGBCMY及びグレイスケール
(階調)を含むテストチャートを撮影した際のRGBデ
ータと印刷用スキャナで読み込んだ上記テストチャート
のデータを逆補色変換した際の基準となるRGBデータ
と階調を基に対応付けを行って両データの出力差を色補
正用のルックアップテーブルを作成し、カラー映像撮像
手段を介して撮影した映像信号をディジタルの3原色R
GBデータに変換し、印刷用色補正手段内に配設した上
記色補正用ルックアップテーブルで対応する印刷用RG
Bデータを出力することにより、モニタに表示する3原
色RGBを出力するだけでなく、印刷原稿に適合したR
GBデータも得るようにしており、この印刷に適したR
GBデータを印刷用のCMYKデータに変換して印刷す
ることができる。 【0013】 【実施例】以下、本発明に係るカラー画像印刷装置の一
実施例について図面を参照しながら説明する。 【0014】本発明に係るカラー画像印刷装置の概略的
なブロック回路構成について図1を参照しながら説明す
る。 【0015】本発明に係るカラー画像印刷装置に用いら
れるカラーカメラ装置は、被写体を撮影して映像信号を
画像表示装置に供給するカラーカメラ装置において、カ
ラー映像撮像手段である電子スチルカメラの撮像部13
と、該電子スチルカメラの撮像部13からの3原色RG
Bをディジタル信号に変換するA/D変換手段であるA
/D変換器14と、該A/D変換器14からのディジタ
ル化した3原色RGBデータを印刷用3原色RGBデー
タに対応する色補正を行って印刷用のRGBデータを生
成する印刷用色補正手段である変換ルックアップテーブ
ル17と色補正処理部16とで構成している。 【0016】予め基準となる上記テストチャート10を
読み込んだ印刷用スキャナ11は、この印刷用スキャナ
11からの出力データを逆補色変換する逆補色変換回路
12に供給する。逆補色変換回路12は、逆補色変換し
た階調を有する3原色RGBデータPA (後述する表1
を参照)を比較回路15の一端側に供給する。 【0017】また、上記テストチャート10を電子スチ
ルカメラの撮像部13で撮影した場合の3原色RGBデ
ータPB (後述する表2を参照)はA/D変換器14を
介して供給される階調を有する映像用の3原色RGBデ
ータをPC として上記比較回路15の他端側に供給す
る。 【0018】比較回路15は、例えば階調データをアド
レスとして対応付けて基準とする上記テストチャート1
0の両3原色RGBデータPA 、PC 同士を比較して3
原色RGBデータPA と3原色RGBデータPC との出
力差を色補正データとして変換ルックアップテーブル1
7に供給する。 【0019】撮像した映像信号がA/D変換された階調
を有する映像用の3原色RGBデータPC は、上記印刷
用RGB補正処理部16に供給すると共に、上記変換ル
ックアップテーブル17に供給する。変換ルックアップ
テーブル17は、供給される3原色RGBデータPC
階調をアドレス的に扱って変換ルックアップテーブル1
7内に格納している上記階調に対応する色補正データを
色補正処理部16に出力する。 【0020】上記印刷用RGB補正処理部16は、上記
3原色RGBデータPC に色補正データを加算して印刷
用RGBデータに色補正を行っている。上記変換ルック
アップテーブルの作成についてはさらに後で詳述する。 【0021】また、上記ルックアップテーブルは、予め
上記テストチャートの映像用の3原色RGBデータの対
応付けをして書込アドレスとし、この書込アドレスに印
刷用の3原色RGBデータを格納するようにして成して
もよい。この場合、上記ルックアップテーブルは一般に
撮影した階調に対応する上記3原色RGBデータを読出
アドレスとして用い、上記印刷用の3原色RGBデータ
をそのまま出力して最適な印刷データを出力する。 【0022】なお、上記テストチャートは、上記透過型
カラーポジテストチャート10に限定されるものでな
く、反射型のテストチャートを用いてもよい。 【0023】また、上述した比較を効率よく行う方法と
してそれぞれ上記3原色RGBデータPA 、PC は、比
較回路15の前に記憶させてこのために例えばRAMを
配して階調に応じたデータを出力するようにしてもよ
い。 【0024】このように構成することによって、撮影し
た映像信号を画像表示装置に出力するだけでなく、簡単
な構成でありながら印刷用に適した出力信号も出力する
ことができるようになる。 【0025】次に、上記カラーカメラ装置の動作及び変
換ルックアップテーブル17の作成について説明する。 【0026】ここで、上記カラーカメラ装置は、小型軽
量に製作するため上記変換ルックアップテーブル17に
格納している階調に応じた色補正データを予め作成して
いる。図1の破線で示すデータラインは、カラーカメラ
装置単体に組み込む前に行う処理を示している。 【0027】予め図1に示す上記3原色RGBと上記3
原色RGBに対する補色CMY及びグレイスケールを少
なくとも含む透過型カラーポジテストチャート10を印
刷用スキャナ11でスキャンさせて読み込んで上記補色
C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラッ
ク)をディジタル化する。 【0028】上記印刷用スキャナ11は、1画素につい
て後述するA/D変換器14と同じ直線量子化ビットで
ある8ビットにCMYKデータを量子化している。この
データは、印刷用CMYKデータである。上記逆補色変
換回路12は、上記印刷用CMYKデータが供給されて
印刷に適したデータを出力する。 【0029】ここで、印刷用スキャナ11は、上述した
ように読み取った画像を1画素につき分解能8ビットの
レベルに分解して逆補色変換回路12で、 R=255−C ・・・(1) G=255−M ・・・(2) B=255−Y ・・・(3) を基に基準となる印刷に適したRGBデータに変換して
いる。この場合、上記ブラックKについては無視してい
る。この式(1)〜式(3)による変換された上記RG
Bデータは、後に表1に示す各色に対して10段階の階
調に伴うRGBデータが得られた。このように逆補色変
換回路12は、比較回路15の一端側に上記10階調に
対応したデータを供給する。 【0030】上記テストチャート10における階調は、
10段階であるため、3原色RGBの各コンポーネント
成分について10個の変換点を決めている。印刷用スキ
ャナで示される10段階の階調データである。 【0031】11から逆補色変換回路12を介して出力
されたRGBデータPA は、表1で示される10段階の
階調データである。 【0032】 【表1】 【0033】この印刷用CMYKデータは、逆補色変換
手段である逆補色変換回路12を介して印刷用の3原色
RGBデータPA に変換されて比較回路15の一端側に
供給している。 【0034】また、電子スチルカメラの撮像部13は、
上記透過型カラーポジテストチャート10を撮影して信
号処理を行い、3つのモニタ表示用アナログコンポーネ
ント信号RGBを上記A/D変換器14に供給してい
る。上記A/D変換器14は、映像用の3原色RGBデ
ータPB をディジタルデータに変換し、比較回路15の
他端側に供給している。 【0035】ここで、上記A/D変換器14は、例えば
サブキャリア周波数fSC=3.58MHzの4倍である周波数
4fSCで上記3つのアナログコンポーネント信号RGB
を1サンプルあたり8ビットの直線量子化を行い、1フ
レーム分の画素数として水平方向の画素を768画素、
垂直方向の画素を480画素のデータにディジタル化し
て3つのコンポーネントRGBデータを出力する。 【0036】この透過型カラーポジテストチャート10
を撮影した場合の映像用の3原色RGBデータPB をデ
ィジタル変換した3原色RGBデータPC は表2で示す
通り出力される。 【0037】 【表2】 【0038】上記比較回路15は、基準となる上記テス
トチャート10を撮影した場合と印刷用スキャナ11を
介して読み込んだ3原色RGBデータPA と基準となる
上記テストチャート10を電子スチルカメラの撮像部1
3で撮影した場合の3原色RGBデータPC を8ビット
(256階調)の階調をアドレスとして対応を付け両デ
ータの出力差を表3に示すように対応を取って上記変換
ルックアップテーブル17に供給している。 【0039】 【表3】 【0040】これは、上記した表1と表2が示すように
基準の同じテストチャートを用いても印刷用の3原色R
GBデータと映像用3原色RGBデータがそれぞれの階
調で一致していないことを示している。上記変換ルック
アップテーブル17は、通常、撮影された映像信号の3
原色RGBデータPC の供給を階調を基にアドレス的に
対応付けてこの出力差を色補正データとして印刷用RG
B補正処理部16に出力している。この印刷用RGB補
正処理部16は、上記3原色RGBデータPCを補正し
て印刷用の3原色RGBデータPA が出力されるよう色
補正している。 【0041】上記変換ルックアップテーブル17におけ
るデータ作成方法について詳述する。 【0042】上記表1及び表2に示す10個の階調を示
す変換点の間の値、すなわち階調1〜10の間に対して
直線補間することによって精度を向上させている。ま
た、上記階調1より低い0と1の間の階調は、直線補間
で行われており、上記階調10以上については、階調1
0の各値と8ビット分解能の最大値である255の間を
直線補間して変換する値を求めている。 【0043】このようにして印刷用RGB補正処理部1
6は、変換ルックアップテーブル17から供給される色
補正データによって上記3原色RGBデータPC の色補
正を行っている。この印刷用RGB補正処理部16から
の出力信号は、加色混合表示の表1に示す3原色RGB
データPA と同じ印刷に適した3原色RGBデータP D
である。印刷用RGB補正処理部16は、上記3原色R
GBデータPD を補色回路18に供給している。 【0044】上記補色回路18は、供給されたRGBデ
ータPD を補色関係にある C=255−R ・・・(4) M=255−G ・・・(5) Y=255−B ・・・(6) の3つの式(4)〜式(6)によって減色混合表示の3
原色CMYデータPE 及び上記3原色CMYデータPE
の中の最小値を関数min(C,M,Y)に係数0.8 を
かけた値K(ブラック)を、 K=min(C,M,Y)×0.8 ・・・(7) で算出して印刷用CMYKデータPF を生成する。 【0045】上記印刷用CMYKデータPF は、出力端
子19を介して外部に設けたプリンタ20に供給して印
刷が行われる。この印刷用CMYKデータPF によって
印刷された画像は、濃度が十分にあり、階調性も自然な
画像を提供する。 【0046】なお、上記補色変換回路18は、カラーカ
メラ装置本体内に設けてもかまわない。しかしながら、
補色変換回路はプリンタ20、例えばビデオプリンタに
内蔵されているものであるから、上記カラーカメラ装置
の小型軽量化を図る場合、補色変換回路は組み込まなく
てもよい。 【0047】このように上記ルックアップテーブルは、
予め基準となる上記3原色RGBと上記3原色RGBに
対する補色CMY及びグレイスケールを少なくとも含む
テストチャートをテストチャート読込手段である印刷用
スキャナで読み込み、上記補色CMYKをディジタル化
して上記補色CMYKデータを逆補色変換した基準とす
る印刷用3原色RGBデータを取り込んでこの印刷用3
原色RGBデータを色補正データ供給手段に記憶させ、
一方、上記テストチャートを上記カラー映像撮像手段で
撮影し、この映像信号を上記A/D変換した映像用の3
原色RGBデータを供給して比較した出力差を色補正デ
ータとして保持している。この比較は、例えば階調を基
に上記両データを対応付けて行っている。 【0048】また、上記ルックアップテーブルは、予め
上記テストチャートの映像用の3原色RGBデータの対
応付けをして書込アドレスとし、この書込アドレスに印
刷用の3原色RGBデータを格納するようにして成して
もよい。この場合、上記ルックアップテーブルは一般に
撮影した階調に対応する上記3原色RGBデータを読出
アドレスとして用い、上記印刷用の3原色RGBデータ
を出力する動作を行う。 【0049】なお、本実施例では、カラー画像印刷装置
に用いられるカラーカメラ装置として静止画撮影装置で
ある電子スチルカメラを例に挙げたが、上記実施例に限
定されるものでなく、例えばビデオカメラのように連続
記録を行うカラーカメラ装置でも同様に印刷用の3原色
RGBデータを出力させることができることは明らかで
ある。さらに、連続的に記録を行っていることからカラ
ーカメラ装置の視野内に生じた決定的な瞬間的な映像も
逃さず撮影して必要な画面だけ印刷させることも可能に
なり、実用上の利益が上がる。 【0050】このように構成することによって、カラー
カメラ装置は単にモニタに表示する3原色RGBを出力
するだけでなく、印刷原稿に適合したRGBデータも出
力して印刷原稿を作成する機器としても役割を果たすこ
とができ、例えば連続的に記録することで決定的な瞬間
的な映像も逃さず記録して再現した中から必要なフレー
ム画像を印刷原稿として用いることができる。また、こ
のようなカラーカメラ装置とプリンタとを組み合わせる
ことで、撮影して得られた映像信号を最適な印刷用CM
YKデータに変換して印刷することができ、実用上の利
益を上げることができる。 【0051】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のカラー画像印刷装置によれば、被写体を撮影して得
られた映像信号を画像表示装置に供給すると共にプリン
タに送って印刷するカラー画像印刷装置において、カラ
ー映像撮像手段と、上記カラー映像撮像手段からの3原
色RGBをディジタル信号に変換するA/D変換手段
と、カラー映像撮像手段で撮影された3原色RGBディ
ジタルデータと印刷用カラースキャナで読み取られたデ
ータに基づく印刷用3原色RGBディジタルデータとの
差に対応する色補正データを記憶する記憶手段と、上記
A/D変換手段からの3原色RGBディジタルデータと
上記記憶手段からのデータとに基づいて印刷用3原色デ
ィジタルデータに対応する色補正を行って印刷用のRG
Bデータを生成する印刷用色補正手段と、上記印刷用色
補正手段からの印刷用のRGBデータを補色であるCM
Yデータ及びK(ブラック)データから成る印刷用CM
YKデータに変換する補色変換手段と、上記補色変換手
段からの印刷用CMYKデータが供給されるプリンタと
を有することにより、カラーカメラ装置を単に撮影した
映像をモニタ表示だけでなく、簡単な構成で印刷原稿と
して最適な印刷用CMYKデータを出力してプリンタで
印刷することができ、例えば連続的に記録することで決
定的な瞬間的な映像も逃さず記録した中から必要なフレ
ーム画像を印刷原稿として印刷させることができ、実用
上の利益を上げることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るカラー画像印刷装置の一実施例を
概略的に示すブロック回路図である。 【符号の説明】 10 透過型カラーポジテストチャート、 11 印刷
用スキャナ、 12逆補色変換回路、 13 電子スチ
ルカメラの撮像部、 14 A/D変換器、15 比較
回路、 16 印刷用RGB補正処理部、 17 変換
ルックアップテーブル、 18 補色変換回路、 19
出力端子、 20 プリンタ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被写体を撮影して得られた映像信号を画
    像表示装置に供給すると共にプリンタに送って印刷する
    カラー画像印刷装置において、 カラー映像撮像手段と、 上記カラー映像撮像手段からの3原色RGBをディジタ
    ル信号に変換するA/D変換手段と、 カラー映像撮像手段で撮影された3原色RGBディジタ
    ルデータと印刷用カラースキャナで読み取られたデータ
    に基づく印刷用3原色RGBディジタルデータとの差に
    対応する色補正データを記憶する記憶手段と、 上記A/D変換手段からの3原色RGBディジタルデー
    タと上記記憶手段からのデータとに基づいて印刷用3原
    色ディジタルデータに対応する色補正を行って印刷用の
    RGBデータを生成する印刷用色補正手段と、 上記印刷用色補正手段からの印刷用のRGBデータを補
    色であるCMYデータ及びK(ブラック)データから成
    る印刷用CMYKデータに変換する補色変換手段と、 上記補色変換手段からの印刷用CMYKデータを印刷す
    るプリンタとを有してなることを特徴とするカラー画像
    印刷装置。
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