JPS6361377A - 画像入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアニメーション原画や自然画をカラールックア
ップテーブル（以下ＣＬＵＴと略す）画像データに変換
してコンピュータに入力する画像入力装置に関するもの
である。っ 従来の技術 近年、コンピュータによる画像処理や画像データの通信
が盛んになると共に、その入力部として性能のよい画像
入力装置が必要となってきた。カラー画像を画像データ
としてコンピュータ上に保持する際には、そのデータ量
が非常に大きいために、ＣＬＵＴ変換手法を用いテーブ
ルのアドレス情報で画像を表現するＣＬＵＴ画像データ
に変換するという方式が一般的に採られている。

以下、図面を参照しながら、従来の画像入力装置につい
て説明を行う。第３図はＣＬＵＴ画像データを得る画像
入力装置の従来例である。

第３図において、１は原稿、２は原稿１を撮影するカラ
ーカメラ、３はカラーカメラ２の出力信号を量子化しデ
ィジタルデータに変換する画像入力部、４はディジタル
画像データを記憶する画像記憶部、５は画像記憶部４の
画像データをＣＬＵＴ画像データに変換するために再量
子化する再量子化部、６はＣＬＵＴ画像データを記憶す
る画像記憶部、７は画像記憶部６のデータがアドレス情
報として渡されるＣＬＵＴ部、８はＣＬＵＴ部７の出力
をアナログ信号に変換する画像出力部で、９は画像出力
部８からの信号を表示するカラーＣＲＴである。

以上のように構成された画像入力装置について、以下そ
の動作について説明する。まず原稿１をカラーカメラ２
と画像入力部３を通して画像データとして画像記憶部４
に取り込む。この時の画像データは、例えば１画素２４
ビツト（Ｒ，Ｇ、Ｂ。

８ビツト）といった大容量のデータである。同時表示す
る色数を限定して良い画像の場合は、ＧＬＵＴ手法を用
い画像データをＧＬＵＴのアドレス情報に変換する事て
より画像データを圧縮することができる。この従来例で
は、画像記憶部４の画像データを再量子化部６でＣＬＵ
Ｔのアドレスデータに変換することにより画像データを
圧縮する。例えば、同時表示する色数を２５６色として
ルックアップテーブルを作成するならば、画像記憶部６
に記憶されるＧＬＵＴ画像データば１画素８ビツトでよ
いことになる。−〇　、Ｌ　Ｕ　ｊ部７には、例えば２
４ビツト（Ｒ，Ｇ、Ｂ各８ビット）のデータが書き込ま
れているので、画像記憶部６のＣＬＵＴ画像データは、
ＧＬＵＴ部７のデータを参照しながら画像出力部８を通
してカラーＣＲＴ９に出力される。ユーザは、カラーＣ
ＲＴ９に表示される出力画像を見ながらＣＬＵＴ部７の
各々の色に相当するデータエリアにＣＬＵＴデータを設
定するか、もしくは予め与えられたＣＬＵＴデータ群の
中から適当なＣＬＵＴデータを選択しＧＬＵＴ部７に入
力し、必要ならばデータを修正する等の操作を行うこと
によシ、所望のＧＬＵＴデータをＧＬＵＴ部７に、ＧＬ
ＵＴ画像データを画像記憶部６に得る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ＧＬＵＴデータの
修正を含むＣＬＵＴ画像の最終チェックをユーザに要求
するために、原稿の連続自動入力ができなく、また最終
ＧＬＵＴ画像データの品質点や、最終チェックをカラー
ＣＲＴ上で行うために機器の特性の違いによシ最終ＣＩ
、ＵＴ画像データの品質にばらつきを生じるという問題
点、および入力時のカラーカメラの特性の差や照明の差
によって安定したＧＬＵＴ画像データが得られＫくいと
いう問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、原稿の自動入力が可能であ
り、かつ、多少機器の特性にばらつきがあっても品質の
安定したＣＬＵＴ画像データを得ることができる画像入
力装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の画像入力装置は、
カラー原稿と基準色シートを画像データとして取り込む
画像入力部と、入力された画像データを記憶する第１の
画像記憶部と、記憶された画像データの中で基準色の画
像データからＧＬＵＴデータを作成するＧＬＵＴデータ
作成部と、作成されたＧＬＵＴデータを記憶するＣＬＵ
Ｔデータ記憶部と、記憶されたＧＬＵＴデータに基き第
１の画像記憶部に記憶されたカラー原稿の画像データを
ＧＬＵＴのアドレスデータに変換し、ＧＬＵＴ画像デー
タを得る画像変換部と、ＣＬＵＴ画像データを記憶する
第２の画像記憶部という構成を備えたものである。

作用 本発明は上記の構成によって、原稿の画像入力と合わせ
て同時に最適なＧＬＵＴデータが自動的に作成されるた
めに、ユーザによる最終チェックが不要となり、適当な
原稿自動供給装置を用いれば原稿の連続自動入力が可能
となる。また、得られるＧＬＵＴ画像の品質がユーザの
熟練度や個性に左右されない。さらに、原稿とＣＩ、Ｕ
Ｔデータ作成のための基準色シートが同一の装置で入力
されるために、入力装置の特性の差異や照明の変化によ
るＧＬＵＴ画像データの品質のばらつきを生じないこと
になる。

実施例 以下本発明の一実施例の画像入力装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例におけるブロック図を示すも
のである。第１図において、１は原稿、２は原稿１と基
準色シー）１０を撮影するカラーカメラ、３はカラーカ
メラ２の出力信号を量子化しディジタル画像データに変
換する画像入力部、４はディジタル画像データを記憶す
る第１の画像記憶部、６は画像変換部１３により変換さ
れたＧＬＵＴ画像データを記憶する第２の画像記憶部、
１０は色度表の様な基準色シート、１１は画像記憶部４
に記憶された画像データのうち基準色シート１ｏの画像
データを走査し、各々の基準色のデータからＧＬＵＴデ
ータを作成するＣ、ＬＵＴデータ作成部、１２はＧＬＵ
Ｔデータ作成部１１で作成されたＧＬＵＴデータを記憶
してお（ＣＬＵＴデータ記憶部、１３は作成されたＧＬ
ＵＴデータに基き第１の画像記憶部４に記憶された原稿
１の画像データをＧＬＵＴ画像データに変換する画像変
換部である。７は記憶した画像データの再生のため付加
されているＣＬＵＴ部で、第２の画像記憶部６に記憶さ
れたＣＬＵＴ画像データをルックアップテーブルで変換
する。ｊ４はＧＬＵＴデータ記憶部１２のＣＬＵＴデー
タをＧＬＵＴ部γに書き込むＯｎ、ＵＴデータ書き込み
部、８ばＧＬＵＴ部７の出力をアナログ信号に変換する
画像出力部、９は画像出力部からの信号を表示するカラ
ーＣＲＴである。

以上のように構成された画像入力装置について、以下第
１図と第２図を用いてその動作を説明する。

第２図は、第１の画像記憶部４に取り込まれた原稿１と
基準色シート１ｏの概念図を示すものであって、１９は
原稿１の画像データ、２０は基準色シート１０の基準色
画像データ、２１は基準色画像データ２０に含まれる基
準色の内１個の基準色が記入されているセルである。

まず、複数の標準色が記入された基準色シート１０はカ
ラーカメラ２により撮影され、画像入力部３を通して、
例えば１画素２４ピツ）（Ｒ，Ｇ。

Ｂ、８ビツト）のＲＧＢディジタル画像データとして第
１の画像記憶部４に取り込まれる。第２図すの基準色画
像データ２ｏは基準色シート１０から取り込まれたＲ　
Ｇ　Ｂ画像データの概念を示す。

次にＣＬＵＴデータ作成部作成上１１１の画像記憶部４
のＲＧＢ画像データの中で、基準色シー）１０の画像が
記憶されている基準色画像データ部２０の部分につい゛
て個々の色が記入されているセル２１ごとに走査し、個
々のセル２１のＲＧＢデータを得る。このようにしてＣ
ＬＵＴデータが作成され、さらにＣＬＵＴデータ記憶部
１２に記憶しておく。次に原稿１はカラーカメラ２によ
り撮影され、同様に画像入力部３を経由してＲＧＢディ
ジタル画像データとして第１の画像記憶部４に取り込ま
れる。第２図乙の画像データ１９は、同様に原稿１から
取り込まれたＲＧＢ画像データの概念を示す。画像変換
部１３は、ＧＬＵＴデータ記憶部１２に記憶されたＧＬ
ＵＴデータをもとに第１の画像記憶部４に記憶された画
像データ１９をＧＬＵＴ画像データに変換する。つまり
、第１の画像記憶部４のＲＯＢ画像データを画素毎に走
査し、その画素のＲＧＢデータの（直が最も近いＧＬＵ
ＴデータをＧＬＵＴデータ記憶部１２から選択し、その
画素をＣＬＵＴデータのエントリアドレスに置き換える
。この時のＲ（、ＢデータとＣＬＵＴデータの近さく距
離）を求める：では、例えば次のような式を用いる。

Ｄａ　＝　（Ｒｉｊ　　ｒｅ）＋（Ｇｉ；　　ｇｃ）＋
（Ｂｉｊ　　ｂＣ）Ｄｃ＝エントリアドレスＣのＧＬＵ
Ｔデータとの距離Ｒ４ｊ　、　Ｇｉコ、Ｂ１コニ画像デ
ータ中の画素１コのＲＧＢデータ ｒｃ、ｇｃ、ｂ（、：　ＧＬＵＴのエントリアドレスＣ
のＧＬＵＴデータ 上式により最も距離の小さいエントリアドレスを選択す
れば良い。このようにして得られたＣＬＵＴ画像データ
は第２の画像記憶部６に記憶される。

従ってこの時点で所望のＣＬＵＴ画像データが第２の画
像記憶部６に、ＧＬＵＴデータがＧＬＵＴデータ記憶部
１２に得られる。さらに第２の画像記憶部６のＧＬＵＴ
画像データを再生する際には、ＧＬＵＴデータ記憶部１
２のＧＬＵＴデータをＣＩ、ＵＴデータ書き込み部１４
によってＣＩ、ＵＴ部７に書き込み、第２の画像記憶部
６０ＧＬＵＴ画像データをＣＬＵＴ部７及び画像出力部
８を通すことＫよシ、カラーＣＲＴ９に出力される。

以上のように本実施例によれば、第１の画像記憶部４に
記憶されている基準シートの画像データからＣＬＵＴデ
ータを作成するＣＬＵＴデータ作成部作成全１１ること
により、ＣＬＵＴデータが自動的に作成され、さらに作
成された０ＬＵＴデータに基き原稿の画像データをＧＬ
ＵＴ画像データに変換する画像変換部１３を設けること
によりＧＬＵＴ画像データが自動的に作成される。

尚、本実施例では原稿の撮影をカラーカメラ２としたが
、イメージスキャナその他の画像取り込み装置を用いて
も良い。また、基準色シート１１を複数の標準色が記入
されている色度表としだが、任意の色情報を記入しても
よい。また特定の目的に合った特定の基準色シートを用
いてもよい。最初にＣＬＵＴデータを作成し複数のＧＬ
ＵＴ画像データを連続して作成する事も勿論可能である
。

発明の効果 以上のように本発明は、カラー原稿と基準色シートを画
像データとして取り込む画像入力部と、入力された画像
データを記憶する第１の画像記憶部と、記憶された基準
色シートの画像データからＧＬＵＴデータを自動的に作
成するＣＩ、ＵＴデータ作成部と、作成されたＧＬＵＴ
データを記憶するＧＬＵＴデータ記憶部と、記憶された
ＣＬＵＴデータに基き第１の画像記憶部に記憶された原
稿の画像データを自動的ＫＣＬＵＴのアドレスデータに
変換しＧＬＵＴ画像データを得る画像変換部と、得られ
たＧＬＵＴ画像データを記憶する第２の画像記憶部を設
けることにより、原稿の画像入力と同時に最適なＧＬＵ
Ｔデータが自動的に作成されるために、ユーザによる最
終チェックが不要となシ、適当な原稿自動供給装置を用
いれば原稿の連続自動入力が可能となる。また、得られ
るＧＬＵＴ画像の品質がユーザの熟練度や個性に左右さ
れない。さらに、原稿とＧＬＵＴデータ作成のだめの基
準色シートが同一の装置で入力されるために、入出力装
置の特性の差異によるＣＬＵＴ画像データの品質のばら
つきを生じないことになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像入力装置の構成
を示すブロック図、第２図は第１図の第１の画像記憶部
に取り込まれた原稿と基準色シートの画像データの概念
図、第３図は従来の画像入力装置のブロック図である。 １・・・・・・原稿、２・・・・・・カラーカメラ、３
・・・・・・画像入力部、４・・・・・・第１の画像記
憶部、６・・・・・・第２の画像記憶部、１０・・・・
・・基準色シート、１１・・・・・・ＧＬＵＴデータ作
成部、１２・・・・・・ＣＬＵＴデータ□記憶部、１３
・・・・・・画像変換部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿と基準色シートを画像データとして取り込む
   画像入力部と、入力された画像データを記憶する第１の
   画像記憶部と、記憶された画像データからカラールック
   アップテーブルデータを作成するカラールックアップテ
   ーブルデータ作成部と、作成されたカラールックアップ
   テーブルデータを記憶するカラールックアップテーブル
   データ記憶部と、記憶されたカラールックアップテーブ
   ルデータに基き第１の画像記憶部に記憶された上記原稿
   の画像データをカラールックアップテーブルのアドレス
   データに変換し、カラールックアップテーブル画像デー
   タを得る画像変換部と、得られたカラールックアップテ
   ーブル画像データを記憶する第２の画像記憶部からなり
   、上記基準色シートの画像データを取り込んでカラール
   ックアップテーブルデータを作成し、原稿の画像データ
   を取り込んでカラールックアップテーブルデータに基い
   て画像データをカラールックアップテーブル画像データ
   に変換することを特徴とする画像入力装置。
2. （２）基準色シートとして標準的な色度表を用い、基準
   色シートに基いてカラールックアップテーブルデータを
   作成することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   画像入力装置。