JP2002171464A - 画像印刷方法及び印刷装置 - Google Patents

画像印刷方法及び印刷装置

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JP2002171464A
JP2002171464A JP2000368766A JP2000368766A JP2002171464A JP 2002171464 A JP2002171464 A JP 2002171464A JP 2000368766 A JP2000368766 A JP 2000368766A JP 2000368766 A JP2000368766 A JP 2000368766A JP 2002171464 A JP2002171464 A JP 2002171464A
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sets
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signals
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JP2000368766A
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Hidefumi Tanaka
英史 田中
Hiroshi Yoshinari
宏 吉成
Keizo Kono
景三 河野
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の映像機器を用いて、HDTV画像の4
倍の画素数を持つような高解像度画像を看視しながら、
必要と思われる所定の画像を取り込んで瞬時に写真並み
の画像印刷を行うことは困難である。 【解決手段】 並列/直列変換部26から出力された各
々HDTV方式と同じ画素数の4組の直列信号は、CC
U30を通して同時に表示されることにより、HDTV
画像の4倍の高解像度動画像として表示される。使用者
は表示部40に表示されている高解像度動画像を看視し
ながら所定の画像の場面となった時に、キーボード80
などを操作することにより、パソコン50内の4組のP
CIボード51に同時に書き込み信号を送り、PCIボ
ード51に並列/直列変換部26から出力される4組の
直列信号を記憶させる。記憶されたこの4組の直列信号
は、CPU52内で一つの画面にまとめられて、プリン
タ60により印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像印刷方法及び印
刷装置に係り、特に高解像度テレビ(HDTV:High D
efinition Television)画像以上の画素数を持つ撮像装
置を用いた高解像度画像の印刷方法及び印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の高解像度画像の印刷方法として、
カラーフィルム、プリント等を高解像度のラインスキャ
ナで電気信号に変換してパーソナルコンピュータ(以
下、パソコン)に取り込み、パソコン内で画像処理を行
い、ディスプレイで確認した後、印刷する方法が知られ
ている(特開平10−207028号公報)。
【0003】この従来の印刷方法は、図3(A)に示す
ように、スキャナ100でフィルム等の画像を電気信号
に変換してパソコン50へ送る。パソコン50は入力さ
れた電気信号を画像処理してディスプレイ70に表示さ
せながら、画像処理した画像データをプリンタ60に送
り、これを印刷させる。
【0004】また、デジタルカメラを用いて印刷する印
刷方法も従来より知られている(特開平11−8831
号公報)。この従来の印刷方法においては、デジタルカ
メラの撮像部での撮像画像をA/D変換した直後のディ
ジタルデータを、専用の拡張ユニットに取り込んだ後、
画像印刷していた。
【0005】例えば、この従来の印刷方法では、図3
(B)に示すようにデジタルカメラ110で被写体を撮
像し、これをデジタルカメラ110内部に装着された記
録媒体115に記録する。この記録媒体115に記録さ
れたデータは、再度読み出されてNTSCモニタ120
で表示される。一方で記録媒体115をデジタルカメラ
110より取り出してパソコン50に装着し、ディスプ
レイ70に表示しながら、プリンタ60に画像データを
送りこれを印刷していた。
【0006】このように、従来では、例えば高解像度ラ
インスキャナを用いることにより、画素数の多い写真並
みの高解像度印刷を容易に行うことができ、また、デジ
タルカメラを用いることにより、被写体光像を容易にパ
ソコンデータとして取り込め、印刷も容易である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の印刷
方法では、特に、スポーツ、動物等の動画像を撮像し、
これから写真並みの高解像度印刷を行うことは考えられ
ていない。ここで、高解像度の写真並みの画像印刷とす
るためには、例えば入力画素数は、A4サイズ(約30
cm×20cm)の記録紙に印刷するとして画素密度1
2ドット/mmとすると、3600ドット×2400ド
ットがおおよその画素数として必要である。このため、
HDTV画像の画素数(1920×1080)の4倍の
画素数(3840×2160)を持つ画像入力装置を用
意する必要がある。
【0008】しかし,HDTV画像の4倍の画素数を持
つテレビカメラはなく、また、高解像度のラインスキャ
ナでは動画を扱うことはできず、更に、デジタルカメラ
ではたとえ動画は扱えても高解像度が得られないという
問題がある。
【0009】また、高解像度画像を看視しながら、必要
と思われる所定の画像を取り込んで瞬時に写真並みの画
像印刷を行うことは困難で、特にパソコンに高解像度画
像を一度に取り込むことに汎用性が無いことが大きな課
題となっている。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
光学的に連続した画像を撮像装置で撮像し、複数に分割
された電気信号に変換して駆動周波数を下げることによ
り、動画状態でも高解像度を得た後、複数のHDTV信
号に変換し、高解像度画像を所定構成のパソコン内に取
りこむことにより、高解像度画像を印刷し得る画像印刷
方法及び印刷装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像印刷方法は、所定の高解像度テレビジ
ョン方式の画素数よりも多い複数の画素からなる一つの
撮像部が、N(Nは2以上の整数)分割されたN個の分
割撮像部を持つ撮像素子により、光学的に連続した被写
体光像を撮像して、N組の撮像信号を出力する第1のス
テップと、N組の撮像信号を各々所定の画素数のM(M
はNより小なる自然数)組の画像信号に変換する第2の
ステップと、M組の画像信号をM組のPCIボードを設
置したコンピュータに入力して、M組のPCIボードに
M組の画像信号を各組毎に、任意のタイミングで同一時
間にコンピュータデータとして書き込む第3のステップ
と、M組のPCIボードから読み出したM組の画像信号
に基づいて、光学的に連続した画像と同じ連続画像とし
た一組の印刷データを作成する第4のステップと、一組
の印刷データを用紙に印刷する第5のステップとを含む
ことを特徴とする。
【0012】この発明では、M組のPCIボードに任意
のタイミングで同一時間にコンピュータデータとして書
き込んだ後、読み出したM組の画像信号に基づいて、光
学的に連続した画像と同じ連続画像とした、所定の高解
像度テレビジョン方式の画素数よりも多い複数の画素か
らなる一組の印刷データを作成して印刷することができ
る。
【0013】ここで、M組の画像信号の各々は、所定の
高解像度テレビジョン方式の画素数と同数又はこれに近
似した数の画素からなり、M組のPCIボードの各々
は、所定の高解像度テレビジョン方式用のPCIボード
であることを特徴する。この発明では、PCIボードと
して汎用性のある所定の高解像度テレビジョン方式用の
PCIボードを使用できる。
【0014】また、上記の目的を達成するため、本発明
の画像印刷装置は、所定の高解像度テレビジョン方式の
画素数よりも多い複数の画素からなる一つの撮像部を、
所定数の画素ずつN(Nは2以上の整数)分割して得た
N個の分割撮像部により、光学的に連続した被写体光像
を撮像して、それぞれN組の撮像信号を出力する撮像素
子と、撮像素子から出力されたN組の撮像信号を、各々
所定の画素数のM(MはNより小なる自然数)組の画像
信号に変換する変換手段と、M組の画像信号をM個の分
割表示部により同時に表示して、全体として一つの動画
像を表示する表示部と、M組の画像信号が入力されるM
組のPCIボードと、表示部の表示画像に基づく任意の
タイミングで同一時間に、M組の画像信号を各組毎にコ
ンピュータデータとしてM組のPCIボードに書き込む
書き込み手段と、M組のPCIボードから読み出したM
組の画像信号に基づいて、光学的に連続した画像と同じ
連続画像とした一組の印刷データを作成する印刷データ
作成手段と、一組の印刷データを用紙に印刷するプリン
タとを有する構成としたものである。
【0015】この発明では、M組のPCIボードに任意
のタイミングで同一時間にコンピュータデータとして書
き込んだ後、読み出したM組の画像信号に基づいて、光
学的に連続した画像と同じ連続画像とした、所定の高解
像度テレビジョン方式の画素数よりも多い複数の画素か
らなる一組の印刷データを作成して印刷することができ
る。
【0016】ここで、M組の画像信号の各々は、所定の
高解像度テレビジョン方式の画素数と同数又はこれに近
似した数の画素からなり、M組のPCIボードの各々
は、所定の高解像度テレビジョン方式用のPCIボード
であることを特徴する。
【0017】また、本発明は上記のM組のPCIボード
は、パーソナルコンピュータ内に装着されており、書き
込み手段はパーソナルコンピュータに接続された入力装
置の入力に基づき書き込み動作し、印刷データ作成手段
はパーソナルコンピュータのソフトウェア動作により印
刷データを作成することを特徴とする。
【0018】この発明では、汎用性のある所定の高解像
度テレビジョン方式用のPCIボードが装着されたパー
ソナルコンピュータを用いて、所定の高解像度テレビジ
ョン方式の画素数よりも多い複数の画素からなる画像信
号を一度に取り込み、それに基づいて一組の印刷データ
を作成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる画像印刷
方法の一実施の形態の要部の動作説明図を示す。同図に
おいて、光学的に連続した被写体1の光像をレンズ2で
集光し、プリズムからなる三色色分解光学系3でRGB
の3原色光に分解した後、その被写体各色光像を例えば
HDTV画像の4倍の画素数を持つ8分割撮像素子4に
結像させ、光学像を電気信号に変換させる。なお、8分
割撮像素子4は3原色光に対応して各原色光用に3つ設
けられている。
【0020】この8分割撮像素子4を動作させる駆動信
号は、動画信号として用いる場合は30Hzの垂直駆動
信号が必要である。撮像素子の画素数をHDTV画像の
4倍とすると、各画素の駆動周波数は垂直駆動信号を3
0Hzに固定すると、やはり4倍必要である。
【0021】しかしながら、例えばHDTV用撮像素子
の駆動周波数(画素単位のクロック周波数)は74.2
5MHzと高速であり、この4倍の297MHzで撮像
素子を駆動させることは困難である。しかし30Hzの
垂直駆動周波数は動画の場合必要で、これ以下にすると
フリッカーが目立ち、動画の動きもぎこちなくなる。
【0022】そこで、この実施の形態では撮像素子をH
DTV画像の4倍の画素数のCMOSセンサとし、その
水平方向を8分割した8分割撮像素子4を使用すること
により、8分割撮像素子4の各画素の駆動周波数(画素
単位のクロック周波数)を37.125MHz(=29
7MHz/8)に減少する。この時の8分割撮像素子4
の水平駆動周波数は、一画面当たりの画素伝送量をHD
TV用撮像素子と同じにするために、67.5kHzと
HDTV用撮像素子の水平駆動周波数である33.75
kHzの2倍になるが、垂直駆動周波数はHDTV用撮
像素子の垂直駆動周波数と同じ30Hzに保たれるた
め、動画の場合でも特に問題とはならない。特に撮像素
子にCMOSセンサを用いる場合、固定雑音補正は垂直
方向を主に連続して行われるため、できるだけ垂直方向
で分離しないことが良い性能を得る条件となる。
【0023】8分割撮像素子4により各々撮像されて取
り出された8つの分割撮像信号は、8並列A/D変換器
5で各々アナログ−ディジタル変換された後、8並列の
各種補正回路6で各種補正が別々に行われる。ここで、
8分割撮像素子4の各画素の駆動周波数が従来のHDT
V用撮像素子の駆動周波数の半分の37.125MHz
であるので、8並列A/D変換器5及び8並列各種補正
回路6のディジタル演算も容易となり、従って各種補正
もディジタル信号で扱え均一な補正ができるため、8分
割としてもアナログ演算と異なりディジタル演算のため
各分割部分の補正演算均一性は容易に得られる。
【0024】このように、この実施の形態では撮像素子
4、8並列A/D変換器5、8並列各種補正回路6等
の、標準化が確立されていない部分の駆動周波数を低減
して動作の確実なディジタル状態で用いることができ
る。
【0025】次に、8並列分割撮像信号をできるだけ標
準信号として扱うため、ディジタル演算終了後、変換回
路7において4つのHDTV画像とした4並列撮像信号
に変換し、これら4並列撮像信号の各画素の駆動周波数
をHDTV標準の74.25MHz(=37.125M
Hz×2)とする。すなわち、8分割撮像素子4の全画
素数は、前述したように、HDTVの4倍の画素数であ
るので、上記の8並列分割撮像信号をHDTV画像と同
一画素数で、かつ、互いに異なる位置の画素からなる4
組の並列撮像信号とすることができる。
【0026】続いて、これをRGBの3原色光分の4並
列信号と組み合わせ、変換回路8にてHDTV標準規格
BTA S−002Bに準拠する色差信号YPbPr4
並列信号に変換する。すなわち、一つの8分割撮像素子
4からは3原色光のうちの一つの原色光に関する撮像信
号が取り出されて、上記の4組の並列撮像信号とされる
ので、他の2つの8分割撮像素子からも同様にして残り
の2つの原色光に関する各々4組の並列撮像信号が得ら
れ、これら3つの4組の並列撮像信号に基づいて、HD
TV標準規格BTA S−002Bに準拠し、かつ、3
つの信号Y、Pb及びPrが各々4組の並列信号として
出力される(換言すると、各組は3種類のY、Pb及び
Prの並列信号からなる)。
【0027】このときは色差信号のうち輝度成分Yを並
列ディジタル信号10ビットとし、色差成分Pb,Pr
も時分割多重して並列ディジタル信号10ビットとする
ことができる。このようにした後、輝度信号Y10ビッ
トと色差合成信号10ビットを20ビットで構成する。
これをHDTV標準規格BTA S−002Bの並列デ
ィジタル信号に変換する。
【0028】次に、並列/直列変換手段9で各組毎に3
種類の並列信号(Y、Pb、Pr)を直列信号に変換
し、HDTV標準規格BTA S−004Bに準拠する
直列ディジタル信号20ビットとして色差信号をディジ
タル並列信号からディジタル直列信号に変換する。この
時の各画素の駆動周波数は約1.5GHzとなる。この
ディジタル直列信号を伝送に用いれば、信号劣化のない
状態で伝送ケーブル10が4組のみと少なくて済み、取
り扱いが容易になる。
【0029】ついで伝送された4組のディジタル直列信
号を直列/並列変換手段11で再び各組3種類の74.
25MHz並列信号に戻し、さらに4並列色差変換手段
12によりこれら各組毎に3種類の信号からRGB原色
信号に戻した後、4並列D/A変換手段13で4組の並
列原色信号を別々にD/A変換してアナログ原色信号と
した後、4分割表示部を有する表示装置14に別々に加
え同時に表示する。すなわち、表示装置14は4つの分
割表示部の画面のそれぞれに4組のアナログ原色信号を
表示し、全体でHDTV画像の4倍の画素数の一つの高
解像度の動画像を表示する。
【0030】本実施の形態は、上記の伝送ケーブル10
で伝送される4組の直列信号をパソコンに取り込んで画
像処理し、それをプリンタで印刷することにより、HD
TV画像の4倍の画素数の写真並みの一つの画像を高解
像度印刷するものである。
【0031】次に、本発明の画像印刷装置の構成及び動
作について説明する。図2は本発明になる画像印刷装置
の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すよう
に、この実施の形態は、カメラヘッド20、カメラコン
トロールユニット(CCU)30、HDTV画像の4倍
の画素数の表示部40、パソコン50、プリンタ60、
ディスプレイ70から構成される。パソコン50にはキ
ーボード80及びマウス90が接続されている。
【0032】カメラヘッド20は、被写体光像をHDT
V画像の4倍の画素数のCMOSセンサとし、その水平
方向を8分割した8分割撮像素子からなる撮像部22で
撮像し、HDTV画像と同じ画素数の4組の直列ディジ
タル画像信号を出力する。CCU30は入力された4組
のディジタル画像信号から4組のアナログ原色信号を生
成して表示部40へ出力し、HDTV画像の4倍の画素
数の動画像を表示させる。上記のカメラヘッド20、C
CU30及び表示部40の動作は、図1と共に説明した
動作と同じである。
【0033】図2において、撮像部22は、二次元配置
されたHDTV画像の4倍の画素数のCMOSセンサに
よる画素からなり、かつ、その水平方向を8分割して得
た8つの分割固体撮像素子により、レンズ21を通して
結像される被写体光像を8分割画像のアナログ撮像信号
に変換する。この8分割アナログ撮像信号は、8つの信
号伝送路を並列に介してA/D変換部23により各々デ
ィジタル並列信号に変換される。
【0034】次に、信号処理部24において8組のディ
ジタル並列信号の各種補正が行われる。補正された8組
のディジタル並列信号は、8/4変換部25により一組
がHDTV画像一組に等しい4組の分割ディジタル並列
信号に変換され、更に色差変換を行いY信号、Pb信号
及びPr信号に変換する。
【0035】ここで、図1と共に説明したように、撮像
部22から並列に出力される8分割アナログ撮像信号
は、3原色信号に対応した3種類が並列に出力されるの
で、8/4変換部24に入力される8組の分割ディジタ
ル並列信号もRGBの3種類あり、これら3種類の8組
の分割ディジタル並列信号が、8/4変換部24におい
てYPb及びPrの3種類の4組の分割ディジタル並列
信号に色差変換される。
【0036】8/4変換部24から出力されたYPb及
びPrの3種類の4組の分割ディジタル並列信号は、並
列/直列変換部26により各組毎に3種類の信号が直列
にされて4組の直列信号に変換される。この直列に変換
された信号が伝送、及び表示に用いられる。
【0037】並列/直列変換部26から出力された4組
の直列信号は、CCU30内の直列/並列変換部31に
供給されて、再び4組の3種類Y、Pb及びPrの並列
信号に変換された後、色差復調部32に供給されて4組
の3種類R、G及びBの並列信号に復調され、更にD/
A変換部33により各組毎にアナログ原色信号に変換さ
れる。D/A変換部33より並列に出力された4組のア
ナログ原色信号は、4つの分割表示部を有する表示部4
0の各分割表示部に別々に供給されて、同時に表示され
ることにより、HDTV画像の4倍の写真並みの高解像
度動画像として表示される。
【0038】一方、並列/直列変換部26から出力され
る4組の直列信号は、パソコン50内部に装着された4
枚のPCI(Peripheral Component Interconnect)ボ
ード51にも別々に送られる。並列/直列変換部26か
ら出力される4組の直列信号はHDTV標準規格BTA
S−004Bに準拠する直列ディジタル信号となって
いるから、パソコン50に装着されるPCIボード51
は、HDTV用標準PCIボードが使用できる。PCI
ボード51はパソコン50のスロットに4組装着し、デ
ータの書き込みが同一タイミングで行えるよう設定して
おく(図2中のW/R参照)。
【0039】次に、使用者は表示部40に表示されてい
る高解像度動画像を看視しながら所定の画像の場面とな
った時に、パソコン50に接続されているキーボード8
0若しくはマウス90を操作することにより、パソコン
50内の中央処理装置(CPU)52経由で4組のPC
Iボード51に同時に書き込み信号を送り、PCIボー
ド51に並列/直列変換部26から出力される4組の直
列信号を記憶させる。
【0040】このPCIボード51に記憶された、並列
/直列変換部26から出力された4組の直列信号は、P
CIボード51から読み出されてCPU52内で一つの
画面にまとめられた後,ビデオインタフェース(I/
F)53経由でディスプレイ70に供給され、静止画と
して表示される。この静止画を保存する場合は、パソコ
ン50に常設されているメモリ(例えばハードディスク
54)に記憶させる。
【0041】印刷を行う場合は、CPU50内でソフト
ウェアにより、4組のPCIボード51から出力される
4組の直列信号である画像信号に対して印刷用処理(例
えば色処理・ガンマ・記録サイズ・文字付加等)を行っ
てから一組の印刷データを作成し、その一組の印刷デー
タをプリンタI/F55を経由してプリンタ60に送り
用紙に印刷する。このようにして、高解像度の動画像を
看視しながら、所定の画面を抽出して写真並みの高解像
度印刷をプリンタ60により行うことができる。
【0042】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、分割数は4分割以外の複数でもよ
い。また、4組の並列信号の各画素数は、HDTV画像
の画素数と近似した数であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学的に連続した画像と同じ連続画像とした、所定の高
解像度テレビジョン方式の画素数よりも多い複数の画素
からなる一組の印刷データを作成して印刷することがで
き、特にM組の画像信号の各々を、所定の高解像度テレ
ビジョン方式の画素数と同数又はこれに近似した数の画
素からなり、M組のPCIボードの各々を、所定の高解
像度テレビジョン方式用のPCIボードとすることによ
り、汎用性のある所定の高解像度テレビジョン方式用の
PCIボードを使用して、所定の高解像度テレビジョン
方式の画素数のM倍の画素数を持つ、写真並みの高解像
度画像の印刷を容易に行うことができる。
【0044】また、本発明によれば、高解像度画像を看
視しながら、必要と思われる所望の画像信号を汎用性の
ある所定の高解像度テレビジョン方式用のPCIボード
が装着されたパーソナルコンピュータを用いて一度に取
り込み、それに基づいて一組の高解像度の印刷データを
作成して印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像印刷方法の一実施の形態の要部の
説明図である。
【図2】本発明の画像印刷装置の一実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図3】従来の画像印刷装置の各例の概要を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
4 8分割撮像素子 7 8並列/4並列変換部 8、12 色差変換部 20 カメラヘッド 21 レンズ 22 撮像部 23 A/D変換部 24 信号処理部 25 8/4変換部 26 並列/直列変換部 30 カメラコントロールユニット(CCU) 31 直列/並列変換部 32 色差復調部 33 D/A変換部 40 表示部 50 パソコン 51 PCIボード 52 中央処理装置(CPU) 53 ビデオI/F 54 ハードディスク 55 プリンタI/F 60 プリンタ 70 ディスプレイ 80 キーボード 90 マウス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/91 J 5C053 // H04N 101:00 L (72)発明者 河野 景三 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AB05 BB10 BD07 BD46 CB03 CB13 CB20 2C187 CD17 5C022 AC42 CA02 5C023 AA11 CA03 DA04 DA08 5C052 AA11 AB04 DD01 FA01 FA03 FA06 FB02 FD09 FD14 5C053 FA04 FA17 KA24 LA01 LA03 LA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の高解像度テレビジョン方式の画素
    数よりも多い複数の画素からなる一つの撮像部が、N
    (Nは2以上の整数)分割されたN個の分割撮像部を持
    つ撮像素子により、光学的に連続した被写体光像を撮像
    して、N組の撮像信号を出力する第1のステップと、 前記N組の撮像信号を各々所定の画素数のM(MはNよ
    り小なる自然数)組の画像信号に変換する第2のステッ
    プと、 前記M組の画像信号をM組のPCIボードを設置したコ
    ンピュータに入力して、前記M組のPCIボードに前記
    M組の画像信号を各組毎に、任意のタイミングで同一時
    間にコンピュータデータとして書き込む第3のステップ
    と、 前記M組のPCIボードから読み出した前記M組の画像
    信号に基づいて、光学的に連続した画像と同じ連続画像
    とした一組の印刷データを作成する第4のステップと、 前記一組の印刷データを用紙に印刷する第5のステップ
    とを含むことを特徴とする画像印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記M組の画像信号の各々は、前記所定
    の高解像度テレビジョン方式の画素数と同数又はこれに
    近似した数の画素からなり、前記M組のPCIボードの
    各々は、前記所定の高解像度テレビジョン方式用のPC
    Iボードであることを特徴する請求項1記載の画像印刷
    方法。
  3. 【請求項3】 所定の高解像度テレビジョン方式の画素
    数よりも多い複数の画素からなる一つの撮像部を、所定
    数の画素ずつN(Nは2以上の整数)分割して得たN個
    の分割撮像部により、光学的に連続した被写体光像を撮
    像して、それぞれN組の撮像信号を出力する撮像素子
    と、 前記撮像素子から出力された前記N組の撮像信号を、各
    々所定の画素数のM(MはNより小なる自然数)組の画
    像信号に変換する変換手段と、 前記M組の画像信号をM個の分割表示部により同時に表
    示して、全体として一つの動画像を表示する表示部と、 前記M組の画像信号が入力されるM組のPCIボード
    と、 前記表示部の表示画像に基づく任意のタイミングで同一
    時間に、前記M組の画像信号を各組毎にコンピュータデ
    ータとして前記M組のPCIボードに書き込む書き込み
    手段と、 前記M組のPCIボードから読み出した前記M組の画像
    信号に基づいて、光学的に連続した画像と同じ連続画像
    とした一組の印刷データを作成する印刷データ作成手段
    と、 前記一組の印刷データを用紙に印刷するプリンタとを有
    することを特徴とする画像印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記M組の画像信号の各々は、前記所定
    の高解像度テレビジョン方式の画素数と同数又はこれに
    近似した数の画素からなり、前記M組のPCIボードの
    各々は、前記所定の高解像度テレビジョン方式用のPC
    Iボードであることを特徴する請求項3記載の画像印刷
    装置。
  5. 【請求項5】 前記M組のPCIボードは、パーソナル
    コンピュータ内に装着されており、前記書き込み手段は
    前記パーソナルコンピュータに接続された入力装置の入
    力に基づき書き込み動作し、前記印刷データ作成手段は
    前記パーソナルコンピュータのソフトウェア動作により
    印刷データを作成することを特徴とする請求項3又は4
    記載の画像印刷装置。
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