JP2674729B2 - パネルゾーンにおける梁の接合構造 - Google Patents
パネルゾーンにおける梁の接合構造Info
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- JP2674729B2 JP2674729B2 JP11449993A JP11449993A JP2674729B2 JP 2674729 B2 JP2674729 B2 JP 2674729B2 JP 11449993 A JP11449993 A JP 11449993A JP 11449993 A JP11449993 A JP 11449993A JP 2674729 B2 JP2674729 B2 JP 2674729B2
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- panel
- reinforced concrete
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパネルゾーンにおける梁
の接合構造に関するものである。
の接合構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、長スパンの鉄骨梁と、鉄筋コン
クリート造の柱及び梁とのパネルゾーン内における接合
は、鉄骨梁の応力を柱に伝えるとともに、鉄筋コンクリ
ート梁の配筋を可能かつ容易なものとするため、鉄骨梁
の端部を鉄筋コンクリート造としていた。
クリート造の柱及び梁とのパネルゾーン内における接合
は、鉄骨梁の応力を柱に伝えるとともに、鉄筋コンクリ
ート梁の配筋を可能かつ容易なものとするため、鉄骨梁
の端部を鉄筋コンクリート造としていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
鉄骨梁の端部を鉄筋コンクリート造とする構成は、単に
鉄骨梁の応力伝達と、鉄筋コンクリート梁の配筋を可能
にするためであり、これらの要件を満たせば、必要では
なく省略したい構成である。本発明はこのような問題に
鑑みてなされたものであり、その目的は、長スパンの鉄
骨梁と、鉄筋コンクリート造の柱及び梁とのパネルゾー
ン内における接合を鉄筋コンクリート梁の端部を鉄筋コ
ンクリート造としなくても鉄骨梁の応力を柱に伝えると
ともに、鉄筋コンクリート梁の配筋を可能かつ容易なも
のとすることである。
鉄骨梁の端部を鉄筋コンクリート造とする構成は、単に
鉄骨梁の応力伝達と、鉄筋コンクリート梁の配筋を可能
にするためであり、これらの要件を満たせば、必要では
なく省略したい構成である。本発明はこのような問題に
鑑みてなされたものであり、その目的は、長スパンの鉄
骨梁と、鉄筋コンクリート造の柱及び梁とのパネルゾー
ン内における接合を鉄筋コンクリート梁の端部を鉄筋コ
ンクリート造としなくても鉄骨梁の応力を柱に伝えると
ともに、鉄筋コンクリート梁の配筋を可能かつ容易なも
のとすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの本発明のパネルゾーンにおける梁の接合構造は、パ
ネルゾーンにおける鉄骨梁と鉄筋コンクリート梁との接
合構造において、鉄骨梁の先端に接合パネルを設け、該
接合パネルが鉄筋コンクリート造の柱主筋の内側に載置
され、接合パネルの横方向の挿入部には鉄筋コンクリー
ト造の直交梁の上端筋及び下端筋が、また接合パネルの
長さ方向の切込み溝には鉄筋コンクリート造の対向梁の
上端筋及び下端筋がそれぞれ挿入されて形成されたこと
に存する。
めの本発明のパネルゾーンにおける梁の接合構造は、パ
ネルゾーンにおける鉄骨梁と鉄筋コンクリート梁との接
合構造において、鉄骨梁の先端に接合パネルを設け、該
接合パネルが鉄筋コンクリート造の柱主筋の内側に載置
され、接合パネルの横方向の挿入部には鉄筋コンクリー
ト造の直交梁の上端筋及び下端筋が、また接合パネルの
長さ方向の切込み溝には鉄筋コンクリート造の対向梁の
上端筋及び下端筋がそれぞれ挿入されて形成されたこと
に存する。
【０００５】
【作用】長スパンの鉄骨梁の先端に接合パネルを設け、
該接合パネルが柱主筋の内側に載置され、該接合パネル
における横方向の挿入部には鉄筋コンクリート造の直交
梁の上端筋及び下端筋が、また接合パネルにおける長さ
方向の切込み溝には鉄筋コンクリート造の対向梁の上端
筋及び下端筋がそれぞれ挿入されてパネルゾーン内にお
ける長スパンの鉄骨梁と、鉄筋コンクリート柱及び梁と
の接合を容易にしている。
該接合パネルが柱主筋の内側に載置され、該接合パネル
における横方向の挿入部には鉄筋コンクリート造の直交
梁の上端筋及び下端筋が、また接合パネルにおける長さ
方向の切込み溝には鉄筋コンクリート造の対向梁の上端
筋及び下端筋がそれぞれ挿入されてパネルゾーン内にお
ける長スパンの鉄骨梁と、鉄筋コンクリート柱及び梁と
の接合を容易にしている。
【０００６】
【実施例】以下、本発明のパネルゾーンにおける梁の接
合構造の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図
１は長スパンの鉄骨梁１と鉄筋コンクリートの直交梁２
と対向梁３とを鉄筋コンクリート柱４のパネルゾーン内
で接合した平面図である。
合構造の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図
１は長スパンの鉄骨梁１と鉄筋コンクリートの直交梁２
と対向梁３とを鉄筋コンクリート柱４のパネルゾーン内
で接合した平面図である。
【０００７】この鉄骨梁１の両端にはそれぞれ接合パネ
ル５が設けられている。この接合パネル５は図２に示す
ように、中空の函状に形成されその横方向には貫通した
挿入部６が、また長さ方向には切込み溝７がそれぞれ形
成されている。この挿入部６及び切込み溝７はそれぞれ
直交梁２及び対向梁３の上端筋２ａ，３ａ及び下端筋２
ｂ，３ｂがそれぞれ挿入されるものである。またこの切
込み溝７の基端側には柱主筋４ａが挿入される通し穴８
が開口されている。
ル５が設けられている。この接合パネル５は図２に示す
ように、中空の函状に形成されその横方向には貫通した
挿入部６が、また長さ方向には切込み溝７がそれぞれ形
成されている。この挿入部６及び切込み溝７はそれぞれ
直交梁２及び対向梁３の上端筋２ａ，３ａ及び下端筋２
ｂ，３ｂがそれぞれ挿入されるものである。またこの切
込み溝７の基端側には柱主筋４ａが挿入される通し穴８
が開口されている。
【０００８】そしてこの接合パネル５は柱主筋４ａが通
し穴８に貫通した状態で鉄筋コンクリート柱４の柱主筋
４ａの内側に載置され、該接合パネル５の挿入部６には
直交梁２の上端筋２ａ及び下端筋２ｂが挿入され、また
切込み溝７には対向梁３の上端筋３ａ及び下端筋３ｂが
挿入されて前記直交梁２の上端筋２ａ及び下端筋２ｂと
直交した状態で配筋されている。
し穴８に貫通した状態で鉄筋コンクリート柱４の柱主筋
４ａの内側に載置され、該接合パネル５の挿入部６には
直交梁２の上端筋２ａ及び下端筋２ｂが挿入され、また
切込み溝７には対向梁３の上端筋３ａ及び下端筋３ｂが
挿入されて前記直交梁２の上端筋２ａ及び下端筋２ｂと
直交した状態で配筋されている。
【０００９】これら接合パネル５と鉄筋コンクリートの
直交梁２及び対向梁３の接合は、図４に示すように、接
合パネル５を鉄筋コンクリート柱４の柱主筋４ａの内側
に載置する。そして、対向梁３の上端筋３ａ及び下端筋
３ｂを接合パネル５の切込み溝７に挿入して対向梁３を
柱４の上面に載置する。
直交梁２及び対向梁３の接合は、図４に示すように、接
合パネル５を鉄筋コンクリート柱４の柱主筋４ａの内側
に載置する。そして、対向梁３の上端筋３ａ及び下端筋
３ｂを接合パネル５の切込み溝７に挿入して対向梁３を
柱４の上面に載置する。
【００１０】次に、直交梁２の上端筋２ａ及び下端筋２
ｂを接合パネル５の挿入部６に挿入すると前記対向梁３
の上端筋３ａ及び下端筋３ｂと直交した状態で配筋され
る。そして、このパネルゾーンに型枠を組み立て、コン
クリートを打設することによりこれらが接合される。
ｂを接合パネル５の挿入部６に挿入すると前記対向梁３
の上端筋３ａ及び下端筋３ｂと直交した状態で配筋され
る。そして、このパネルゾーンに型枠を組み立て、コン
クリートを打設することによりこれらが接合される。
【０００１１】図５は接合パネル５の他の実施例を示す
ものであり、上下２枚のパネル板５ａの間に挿入部６が
形成されるとともに、上下のパネル板５ａに切込み溝７
が形成されている。また図６は接合パネル５と対向梁２
のみを接合したものであり、この場合も前記と同様に接
合するものである。
ものであり、上下２枚のパネル板５ａの間に挿入部６が
形成されるとともに、上下のパネル板５ａに切込み溝７
が形成されている。また図６は接合パネル５と対向梁２
のみを接合したものであり、この場合も前記と同様に接
合するものである。
【００１２】
【発明の効果】鉄骨梁の先端に接合パネルを設け、該接
合パネルが柱主筋の内側に載置され、接合パネルの横方
向の挿入部には直交梁の上端筋及び下端筋が、また接合
パネルの長さ方向の切込み溝には対向梁の上端筋及び下
端筋がそれぞれ挿入されて形成されたことにより、従来
のように鉄骨梁の先端を鉄筋コンクリートとしなくとも
長スパンの鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱及び梁の接合を
容易に行なうことができる。
合パネルが柱主筋の内側に載置され、接合パネルの横方
向の挿入部には直交梁の上端筋及び下端筋が、また接合
パネルの長さ方向の切込み溝には対向梁の上端筋及び下
端筋がそれぞれ挿入されて形成されたことにより、従来
のように鉄骨梁の先端を鉄筋コンクリートとしなくとも
長スパンの鉄骨梁と鉄筋コンクリート柱及び梁の接合を
容易に行なうことができる。
【００１３】接合パネルにより鉄骨梁の応力を柱に伝え
ることができるので、鉄骨梁の先端を鉄筋コンクリート
としなくともよい。
ることができるので、鉄骨梁の先端を鉄筋コンクリート
としなくともよい。
【図１】パネルゾーンにおける梁の接合構造の平面図で
ある。
ある。
【図２】接合パネルの斜視図である。
【図３】パネルゾーンにおける梁の接合構造の断面図で
ある。
ある。
【図４】接合パネルに直交梁及び対向梁を接合する状態
の平面図である。
の平面図である。
【図５】接合パネルの他の実施例を示す斜視図である。
【図６】接合パネルに対向梁を接合する状態の平面図で
ある。
ある。
１ 鉄骨梁 ２ 直交梁 ３ 対向抗梁 ４ 鉄筋コンクリート柱 ５ 接合パネル ６ 挿入部 ７ 切込み溝 ８ 通し穴
Claims (1)
- 【請求項１】 パネルゾーンにおける鉄骨梁と鉄筋コン
クリート梁との接合構造において、鉄骨梁の先端に接合
パネルを設け、該接合パネルが柱主筋の内側に載置さ
れ、接合パネルの横方向の挿入部には直交梁の上端筋及
び下端筋が、また接合パネルの長さ方向の切込み溝には
対向梁の上端筋及び下端筋がそれぞれ挿入されて形成さ
れたことを特徴とするパネルゾーンにおける梁の接合構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11449993A JP2674729B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | パネルゾーンにおける梁の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11449993A JP2674729B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | パネルゾーンにおける梁の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06322825A JPH06322825A (ja) | 1994-11-22 |
| JP2674729B2 true JP2674729B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=14639289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11449993A Expired - Fee Related JP2674729B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | パネルゾーンにおける梁の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2674729B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11449993A patent/JP2674729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06322825A (ja) | 1994-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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