JP2674606B2 - トンネル内壁面掘削機 - Google Patents
トンネル内壁面掘削機Info
- Publication number
- JP2674606B2 JP2674606B2 JP1075866A JP7586689A JP2674606B2 JP 2674606 B2 JP2674606 B2 JP 2674606B2 JP 1075866 A JP1075866 A JP 1075866A JP 7586689 A JP7586689 A JP 7586689A JP 2674606 B2 JP2674606 B2 JP 2674606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter head
- tunnel
- swivel seat
- parallel support
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
す掘削機に関する。
トンネル内壁面のコンクリートに浸食、ひび割れ、剥離
等が進行して強度低下をきたし、部分的な崩落、破壊等
の危険が増す。
してくると、コンクリート壁の表面をある深さまでハツ
リ落として欠陥部を除去し、新しい高強度のコンクリー
トを吹き付けるなどして補修復元を行っている。
撃刃をもつ空圧式の打撃工具を壁面に直角に押し当て、
コンクリート表面を破壊しつつ移動していくハツリ機械
によるか、または手動式のハンドブレーカを用いてい
る。
は、コンクリート壁面に有害な強い振動を与えるばかり
か、そのハツリ深さも5〜10mm程度で、送り速度も極め
て遅く、非常に能率の悪いものになっていた。
る。
に対して、水平方向の軸を中心に回転する旋回座を上下
方向に昇降自在に支持し、旋回座を回転駆動する駆動機
構を設け、旋回座に対して平行支持リンクを介してカッ
ターヘッドを支持し、かつカッターヘッドの回転軸が前
記旋回座の回転軸と平行になるように配置する一方、前
記平行支持リンクの角度を調整する駆動機構を備えた。
削り落とすには、所定の位置まで走行用車体を移動し、
このとき旋回座がトンネル内周面の中心を通る垂直線上
に位置するように調整した後、まずトンネルの内周面と
カッターヘッドの公転半径を一致させるように平行支持
リンクの角度調整を行う。カッターヘッドの公転半径は
旋回座の回転中心からの垂直方向への距離によって決ま
り、トンネル内周面の曲率が大きくなるのにしたがって
平行支持リンクを垂直方向に起こす。
ドがトンネル壁面と接触するまで上昇させる。平行支持
リンクで連結されているため、カッターヘッドの回転軸
は旋回座の回転軸と常に平行で、かつ水平方向に向いて
いるため、カッターヘッドの切削面(外周面)はトンネ
ルの内周面と軸方向に平行になる。
座をゆっくりと回転させていくと、平行支持リンクを腕
にしてカッターヘッドがトンネルの内壁面に沿って公転
していき、所定の掘削深さをもってトンネル内壁面を掘
削することができる。
する。
れる。これら車輪2は4輪油圧駆動で、水路トンネル等
の湾曲した床面Gにも対応できるように、各車輪2には
キャバー調整用の油圧ジャッキ3が連結し、車軸を水平
状態から必要に応じて傾斜させられる。走行用車体1の
操向(方向転舵)はハンドルによって車輪2の方向を転
向させるのではなく、クローラ式と同様に、片側車輪ロ
ックによるスキッドステアリング構造となっている。
ャッキからなる床面アウトリガー4が配備され、また前
後両側には水平方向に伸びる油圧ジャッキからなる側面
アウトリガー5が配備される。
る総ての油圧駆動装置の油圧源となる油圧ユニット9を
載置した設備荷台8が設けられると共に、前方部には門
型の案内フレーム10が縦設される。
圧ジャッキ12を介して上下方向にスライドできるように
支持される。油圧モータ11の全面の旋回座13は水平方向
の回転軸を中心に回転し、この旋回座13には平行支持リ
ンク15の基端が回動自由に取付けられる。
うに2本の平行な支持アーム15A、15Bからなり、その先
端にカッターヘッド16が取付けられる。平行支持リンク
15には角度調整のため旋回座13に取付けた油圧ジャッキ
17が連結し、この油圧ジャッキ17の伸縮により、平行支
持リンク15は水平位置から垂直位置までの範囲で起立角
度が変化する。
対のものが組み合わされて構成される。
ド16は、油圧モータ18及び減速機によって回転駆動され
るが、その回転軸は前記旋回座13の回転軸と平行になる
ように、平行支持リンク15によって連結される。
ック20が等間隔で配設され、カッターヘッド16の回転に
伴い次々に被掘削面を掘削していく。
位置してウォータジェットノズル21がノズルホルダ22を
介して対設され、掘削時に掘削面に向けて高圧水を噴射
するようになっている。
すために、まず所定の位置まで走行用車体1を移動し、
このとき旋回座13がトンネル内周面の中心を通る垂直線
上に位置するように調整した後、床面アウトリガー4を
伸ばすと共に、左右の側面アウトリガー5を伸ばして突
っ張り、掘削時の掘削反力により車体が揺れ動くことの
ないように、走行用車体1をしっかりとトンネルの内部
に固定する。
図示するように湾曲しているときは、これに合わせて車
輪2のキャンバー角を調整しておくことにより、円滑な
走行性能を得る。
ーヘッド16の公転半径を一致させるように油圧ジャッキ
17を介して平行支持リンク15の角度調整を行う。カッタ
ーヘッド16の公転半径は旋回座13の回転中心からの垂直
方向への距離によって決まり、トンネル内周面の曲率が
大きくなるのにしたがって平行支持リンク15を垂直方向
に起こして公転半径を大きくする。
って、カッターヘッド16がトンネル内壁面Wと接触する
まで上昇させる。
されているため、カッターヘッド16の回転軸は旋回座13
の回転軸と常に平行で、かつ水平方向に向いているた
め、カッターヘッド16の切削面(外周面)はトンネルの
内周面と軸方向に平行になり、したがって掘削切り込み
量を一定に保つことができる。
回転駆動しながら、油圧モータ11の旋回座13をゆっくり
と回転させていくと、平行支持リンク15を腕にしてカッ
ターヘッド16がトンネルの内周面に沿って公転してい
き、これにより掘削用ピック20が所定の掘削深さをもっ
てトンネル内壁面Wを均一的に掘削できる。
に噴射される高圧水により、粉じんの飛散防止と掘削用
ピック20の冷却が図れる。
ネル内周面と軸方向に平行になるように支持されたカッ
ターヘッドを、平行支持リンクを介してトンネル内周面
に沿って公転させられるようにしたので、トンネルの内
壁面を均一的な深さでもって極めて効率的に掘削するこ
とができ、しかも、回転するカッターによる掘削のた
め、トンネルのコンクリート壁面に有害な強い振動を与
えることもなく、また作業の安全性も増す。
第2図は正面図、第3図はカッターヘッドの一部拡大図
である。 1……走行用車体、2……車輪、4,5……アウトリガ
ー、10……案内フレーム、11……旋回油圧モータ、13…
…旋回座、15……平行支持リンク、16……カッターヘッ
ド、20……掘削用ピック。
Claims (1)
- 【請求項1】走行用車体に縦設した案内フレームに対し
て、水平方向の軸を中心に回転する旋回座を上下方向に
昇降自在に支持し、旋回座を回転駆動する駆動機構を設
け、旋回座に対して平行支持リンクを介してカッターヘ
ッドを支持し、かつカッターヘッドの回転軸が前記旋回
座の回転軸と平行になるように配置する一方、前記平行
支持リンクの角度を調整する駆動機構を備えたことを特
徴とするトンネル内壁面掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075866A JP2674606B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | トンネル内壁面掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1075866A JP2674606B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | トンネル内壁面掘削機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02252889A JPH02252889A (ja) | 1990-10-11 |
JP2674606B2 true JP2674606B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=13588605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1075866A Expired - Fee Related JP2674606B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | トンネル内壁面掘削機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2674606B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1075866A patent/JP2674606B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02252889A (ja) | 1990-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2009214806B2 (en) | Heading work machine having drill head made of disk tools | |
JP3362794B2 (ja) | ガントリ型移動式掘削機械 | |
US4080000A (en) | Tunnelling machine | |
JP2674606B2 (ja) | トンネル内壁面掘削機 | |
US3998493A (en) | Combined milling and impact apparatus for tunneling | |
JPH08254099A (ja) | トンネル内作業装置 | |
JPH0686002B2 (ja) | 取鍋用熔滓除去装置 | |
US4640551A (en) | Rock saw unit for hard rock earth formations | |
JP2000303767A (ja) | クローラドリルのブーム装置 | |
JP2559071B2 (ja) | トンネルコンクリ−ト内壁面切削装置 | |
US3749448A (en) | Rock boring machine with swinging hammers and steering | |
JP4496473B2 (ja) | コンクリート吹付け装置 | |
CN219220426U (zh) | 一种双轮式悬臂掘进机 | |
JP2003232052A (ja) | 作業車両 | |
CN220619736U (zh) | 一种能够减小震动的路面切割机 | |
JPH01190891A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物のはつり方法 | |
JP2767230B2 (ja) | トンネル掘削工法 | |
JPH02303800A (ja) | コンクリートの斫り装置 | |
RU2059756C1 (ru) | Автогрейдер | |
JP3113346B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
JPS6233829Y2 (ja) | ||
JP2873529B2 (ja) | 大口径トンネルの掘削工法 | |
JP3652820B2 (ja) | トンネル掘削機及び掘削方法 | |
JPH02101285A (ja) | 掘削装置 | |
JP3399617B2 (ja) | 自走式さく孔機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |