JP2674549B2 - 副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置 - Google Patents

副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置

Info

Publication number
JP2674549B2
JP2674549B2 JP7040864A JP4086495A JP2674549B2 JP 2674549 B2 JP2674549 B2 JP 2674549B2 JP 7040864 A JP7040864 A JP 7040864A JP 4086495 A JP4086495 A JP 4086495A JP 2674549 B2 JP2674549 B2 JP 2674549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
signal
zero
subcarrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7040864A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08237614A (ja
Inventor
健一郎 林
聡一郎 香月
秀世 上畠
秀人 中東
寛 仁尾
裕喜 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP7040864A priority Critical patent/JP2674549B2/ja
Publication of JPH08237614A publication Critical patent/JPH08237614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2674549B2 publication Critical patent/JP2674549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現行のテレビジョン方
式の伝送帯域内で広帯域な画像を伝送する高精細テレビ
ジョン方式に準拠したテレビジョン信号の副搬送波再生
回路およびそれを用いた受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輝度信号水平高域成分で副搬送波を変調
し、垂直−時間周波数領域において色信号と共役な位置
に配置することにより、現行のテレビジョン方式の伝送
帯域内で広帯域な画像を伝送する高精細テレビジョン方
式が提案されている(例えば、特公昭64−7555
公報、あるいは特公平3−52278号公報など)。こ
の技術は、現行のテレビジョン方式と両立性を保ちなが
ら画面のワイドアスペクト化と高画質化を目指すEDT
V−II方式の輝度水平解像度補強技術として採用され
ている。また、EDTV−II方式においては、各フィ
ールドの画面最上端の22Hおよび285Hに識別制御
信号と呼ばれる信号を挿入して伝送することが決められ
ている。図5はこの信号の概略波形図である。図5に示
すように識別制御信号は色副搬送波7周期の時間幅を1
ビットとして27ビット分の領域からなる。このうちB
25〜B27にはEDTV−II方式の信号であること
を示す確認信号が割り当てられており、周波数4/7
fsc(fscは色副搬送波の周波数)、振幅15IR
Eの正弦波12周期である。またこの確認信号は、変調
された高精細情報を復調する際に用いる副搬送波(16
/7 fsc)再生のための位相基準信号も兼ねる。図
6は位相基準信号4/7 fscと副搬送波16/7 f
scとの位相関係を示す波形図である。図6に示すよう
に位相基準信号のゼロクロス点と副搬送波のゼロクロス
点は一致するように規定されている。受信側では、例え
ばPLL回路を用いてこの位相基準信号から副搬送波を
再生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにPLL回
路を用いると高い精度で副搬送波を再生することが可能
であるが、回路規模が比較的大きくなってしまう。
【0004】本発明は、前記のような従来例の問題点を
解消するためになされたもので、高精細情報を復調する
際に必要な副搬送波を、比較的簡単な構成でありながら
高精度に再生するすることができる副搬送波再生回路
よびこれを用いた受信装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
に本発明の副搬送波再生回路は、高精細テレビジョン信
号に含まれる位相基準信号の1周期分のサンプリングデ
ータを保持するシフトレジスタと、前記シフトレジスタ
の出力からサンプリング周期単位で前記位相基準信号の
ゼロクロス点の位相を検出するゼロクロス検出回路と、
前記シフトレジスタの出力及び前記ゼロクロス検出回路
の出力からサンプリング間隔以下の精度でゼロクロス点
の位相を算出する演算回路と、前記ゼロクロス検出回路
の出力及び前記演算回路の出力から所望の位相を有する
正弦波を発生する正弦波発生回路とを具備する。また、
本発明のワイドテレビジョン信号受信装置は、受信信号
から所望の局の信号を選択し復調するチューナーと、前
記チューナーにより選局された高精細テレビジョン信号
を輝度水平低域信号、輝度水平高域信号、及び色信号に
分離する分離回路と、前記チューナーを介して得られた
高精細テレビジョン信号に含まれる位相基準信号をもと
に前記輝度水平高域信号を復調する際に必要な副搬送波
を再生する副搬送波再生回路と、前記副搬送波再生回路
が出力する副搬送波を用いて前記分離回路が出力する輝
度水平高域信号を復調する復調回路と、前記輝度水平低
域信号に前記復調回路にて復調された輝度水平高域信号
を加算した信号に輝度信号処理を、前記色信号に色信号
処理を施してマトリクス合成する手段と、前記マトリク
ス合成された高精細テレビジョン信号を表示する表示器
とを具備し、 前記副搬送波再生回路は、高精細テレビジ
ョン信号に含まれる位相基準信号の1周期分のサンプリ
ングデータを保持するシフトレジスタと、前記シフトレ
ジスタの出力からサンプリング周期単位で前記位相基準
信号のゼロクロス点の位相を検出するゼロクロス検出回
路と、前記シフトレジスタの出力及び前記ゼロクロス検
出回路の出力からサンプリング間隔以下の精度でゼロク
ロス点の位相を算出する演算回路と、前記ゼロクロス検
出回路の出力及び前記演算回路の出力から所望の位相を
有する正弦波を発生する正弦波発生回路とを有する。
【0006】
【作用】この構成によって本発明の副搬送波再生回路
よびそれを用いた受信装置は、比較的簡単な構成であり
ながら、高精細テレビジョン信号に含まれる位相基準信
号のゼロクロス点の位相をサンプリング間隔以下の精度
で算出し、それをもとに高精度な位相を有する副搬送波
を再生することができる。
【0007】
【実施例】図7は本発明の副搬送波再生回路を用いた高
精細テレビジョン受像機の構成を示すブロック図であ
る。図7においてアンテナ101はチューナー102の
入力に接続される。チューナー102の出力はA/D変
換器103の入力、及び制御回路104の入力に接続さ
れる。A/D変換器103の出力は分離回路105の入
力、及び副搬送波再生回路106の第1の入力に接続さ
れる。制御回路104の出力は副搬送波再生回路106
の第2の入力に接続される。分離回路105の第1の出
力は加算器108の第1の入力に接続される。分離回路
105の第2の出力は復調回路107の第1の入力に接
続される。分離回路105の第3の出力は色処理回路1
10の入力に接続される。副搬送波再生回路106の出
力は復調回路107の第2の入力に接続される。復調回
路107の出力は加算器108の第2の入力に接続され
る。加算器108の出力は輝度処理回路109の入力に
接続される。輝度処理回路109の出力はマトリクス回
路111の第1の入力に接続される。色処理回路110
の出力はマトリクス回路111の第2の入力に接続され
る。マトリクス回路111の出力はD/A変換器112
の入力に接続される。D/A変換器112の出力は表示
器113の入力に接続される。
【0008】次に、図7に示す高精細テレビジョン受像
機の動作について説明する。チューナー102はアンテ
ナ101から入力された信号から所望の局の信号を選択
し復調する。制御回路104は高精細テレビジョン信号
に含まれる水平・垂直の同期信号やカラーバースト信号
などから、他のブロックに必要なクロックや各種制御信
号を発生する。A/D変換器103は高精細テレビジョ
ン信号をサンプリングしディジタル信号に変換する。以
下では、サンプリングクロックとして周波数4fscの
クロックを用いる場合を例に取り説明する。分離回路1
05は高精細テレビジョン信号を輝度水平低域信号、輝
度水平高域信号、及び色信号に分離し、それぞれ第1、
第2、及び第3の出力から出力する。副搬送波再生回路
106は高精細テレビジョン信号に含まれる位相基準信
号から、輝度水平高域信号復調に必要な副搬送波を再生
する。復調回路107は副搬送波再生回路106が出力
する副搬送波を用いて、分離回路105が出力する輝度
水平高域信号を復調する。加算器108は分離回路10
5が出力する輝度水平低域信号と、復調回路107が出
力する輝度水平高域信号を加算し、広帯域な輝度信号を
出力する。加算器108が出力する広帯域輝度信号、及
び分離回路が出力する色信号は、マトリクス回路11
1、及びD/A変換器112を経て表示器113に出力
される。
【0009】なお、サンプリングクロックの周波数は他
の数であっても良いことは言うまでもない。
【0010】以下では、本発明の実施例として図7にお
ける副搬送波再生回路106の構成と動作について図面
を用いて説明する。
【0011】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
である副搬送波再生回路の構成を示すブロック図であ
る。図1において入力端子1は7ビット・シフトレジス
タ3の第1の入力に接続される。入力端子2は7ビット
・シフトレジスタ3の第2の入力に接続される。7ビッ
トシフト・レジスタの第1から第7の出力はそれぞれ、
ゼロクロス検出回路4の第1から第7の入力、及び選択
回路5の第1から第7の入力に接続される。ゼロクロス
検出回路4の出力は選択回路5の第8の入力、及びアド
レス発生回路7の第1の入力に接続される。選択回路5
の第1及び第2の出力はそれぞれ、演算回路6の第1及
び第2の入力に接続される。演算回路6の出力はアドレ
ス発生回路7の第2の入力に接続される。アドレス発生
回路7の出力はROM(読みだし専用メモリ)8の入力
に接続される。ROM8の出力は出力端子9に接続され
る。
【0012】次に、図1に示す副搬送波再生回路の動作
について説明する。7ビット・シフトレジスタ3は入力
端子2から入力される制御信号により、入力端子1から
入力される高精細テレビジョン信号のうち22H及び2
85Hの位相基準信号4/7fsc1周期分(7サンプ
ル分)をホールドする。このとき7ビット・シフトレジ
スタの第1から第7の出力には、例えば図6に示すD0
〜D6のデータがそれぞれ出力されているものとする。
ゼロクロス検出回路4はD0〜D6までのデータの中で
ゼロクロス点を探し、その直前のデータ番号(この例で
は「3」)を出力する。選択回路5はゼロクロス検出回
路4の出力をもとに、D0〜D6のデータのうちゼロク
ロス点の前後のデータ(この例ではD3とD4)の絶対
値を、それぞれA、Bとして第1及び第2の出力から出
力する。また、ゼロクロス点があるサンプリング点と一
致する場合、ゼロクロス検出回路4はそのサンプリング
点のデータ番号を出力し、選択回路5はAとして0を出
力する。演算回路6は選択回路5が出力するAとBの値
からA/(A+B)を計算し出力する。この演算結果は
ゼロクロス点が二つのサンプリング点の間のどの位置に
あるかを示す。従って、ゼロクロス検出回路が出力する
データ番号と組み合わせれば、ゼロクロス点の位相をサ
ンプリング間隔以下の精度で決定することができる。以
下の説明では例として、演算回路6の精度がサンプリン
グ間隔の1/32である場合を考える。このときROM
8には予め図6に示すような16/7fscの正弦波4
サイクル分のデータを32×7=224分割し記憶させ
ておく。アドレス発生回路7がゼロクロス検出回路4の
出力と演算回路6の出力から適切なアドレスを発生する
ことにより、ROM8は図6に示すように位相基準信号
4/7fscとゼロクロス点が一致した副搬送波16/
7fscを出力する。
【0013】なお、演算回路6の精度は他の数であって
も良いことは言うまでもない。 (実施例2)図2は本発明の第2の実施例である副搬送
波再生回路の構成を示すブロック図である。図2におい
て入力端子1は加算器10の第1の入力に接続される。
加算器10の出力は7ビット・シフトレジスタ3の第1
の入力に接続される。7ビット・シフトレジスタ3の第
1の出力は、ゼロクロス検出回路4の第1の入力、及び
選択回路5の第1の入力に加えて加算器10の第2の入
力に接続される。その他の構成は実施例1と同じであ
る。
【0014】次に、図2に示す副搬送波再生回路の動作
について説明する。前記のように、22H及び285H
に挿入される4/7fscの位相基準信号は12周期分
あるので、両端のトランジェント部分を除いても10周
期分は確保できる。そこで7ビット・シフトレジスタ3
及び加算器10により、入力端子1から入力される高精
細テレビジョン信号のうち位相基準信号を1周期分(7
サンプル分)を一つの単位として、例えば10周期分
(70サンプル分)累積加算した後ホールドする。この
処理により伝送路において付加される雑音成分が位相基
準信号に対して抑圧される。その他の動作は実施例1と
同じである。
【0015】なお、累積加算するサンプル数は他の数で
あっても良いことは言うまでもない。
【0016】(実施例3)図3は本発明の第3の実施例
である副搬送波再生回路の構成を示すブロック図であ
る。図3において入力端子1は係数器11の入力に接続
される。係数器11の出力は加算器10の第1の入力に
接続される。加算器10の出力は7ビット・シフトレジ
スタ3の第1の入力に接続される。7ビット・シフトレ
ジスタ3の第1の出力は、ゼロクロス検出回路4の第1
の入力、及び選択回路5の第1の入力に加えて係数器1
2の入力に接続される。係数器12の出力は加算器10
の第2の入力に接続される。その他の構成は実施例1と
同じである。
【0017】次に、図3に示す副搬送波再生回路の動作
について説明する。図3において係数器11は入力信号
にある定数kを乗じ、係数器12は入力信号に定数(1
−k)を乗じる。このとき7ビット・シフトレジスタ
3、加算器10、及び係数器11及び12は巡回型のI
IRフィルタを形成し、実施例2と同じく雑音抑圧回路
として作用する。その他の動作は実施例1と同じであ
る。
【0018】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
である副搬送波再生回路の構成を示すブロック図であ
る。図4においてゼロクロス検出回路4の出力は選択回
路5の第8の入力、及びコアリング回路13の第1の入
力に接続される。選択回路5の第1及び第2の出力はそ
れぞれ、演算回路6の第1及び第2の入力に接続され
る。演算回路6の出力はコアリング回路13の第2の入
力に接続される。コアリング回路13の第1及び第2の
出力はそれぞれ、アドレス発生回路7の第1及び第2の
入力に接続される。その他の構成は実施例1と同じであ
る。
【0019】次に、図4に示す副搬送波再生回路の動作
について説明する。ゼロクロス検出回路4が出力するサ
ンプリング単位のゼロクロス点の位相と、演算回路6が
出力するサンプリング間隔以下の精度のゼロクロス点の
位相は、それぞれゼロクロス点の位相の整数部と小数部
であるといえる。コアリング回路13はこれらをまとめ
て一つのデータとして考え、その変化分を検出し、変化
分があるしきい値以下の場合は前のデータを保持する。
変化分がしきい値を越えた場合は新しいデータに更新す
る。これにより雑音や演算誤差による位相の微少な揺れ
を除去することができる。他の動作は実施例1と同じで
ある。
【0020】なお、(実施例2)から(実施例4)は組
み合わせて用いても良いことは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、高精細テレビジ
ョン信号に含まれる位相基準信号のゼロクロス点の位相
をサンプリング間隔以下の精度で算出することにより、
比較的簡単な構成でありながら高精度な位相を有する副
搬送波を再生することができる。また、雑音低減回路や
コアリング回路と組み合わせることにより、雑音や演算
誤差による位相の微妙な揺れを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図
【図5】EDTV−II方式における識別制御信号の波
形図
【図6】位相基準信号と副搬送波の位相関係を示す波形
【図7】本発明の副搬送波再生回路を用いた高精細テレ
ビジョン受像機の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
3 7ビット・シフトレジスタ 4 ゼロクロス検出回路 5 選択回路 6 演算回路 7 アドレス発生回路 8 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中東 秀人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 仁尾 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 浦川 裕喜 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現行のテレビジョン方式の伝送帯域内で
    広帯域な画像を伝送する高精細テレビジョン方式に準拠
    したテレビジョン信号の処理装置において、高精細情報
    を復調する際に必要な副搬送波を再生する回路であっ
    て、高精細テレビジョン信号に含まれる位相基準信号
    1周期分のサンプリングデータを保持するシフトレジス
    タと、前記シフトレジスタの出力からサンプリング周期
    単位で前記位相基準信号のゼロクロス点の位相を検出す
    るゼロクロス検出回路と、前記シフトレジスタの出力及
    び前記ゼロクロス検出回路の出力からサンプリング間隔
    以下の精度でゼロクロス点の位相を算出する演算回路
    と、前記ゼロクロス検出回路の出力及び前記演算回路の
    出力から所望の位相を有する正弦波を発生する正弦波発
    生回路とを具備することを特徴とする副搬送波再生回
    路。
  2. 【請求項2】 シフトレジスタの出力を、入力された位
    相基準信号に加算する加算器を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の副搬送波再生回路。
  3. 【請求項3】 入力された位相基準信号に第1の係数を
    乗じる第1の係数器と、シフトレジスタの出力に第2の
    係数を乗じる第2の係数器と、前記第1および第2の係
    数器の出力を加算する加算器とを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の副搬送波再生回路。
  4. 【請求項4】 ゼロクロス検出回路の出力に演算回路の
    出力を加えたデータの変化分が所定のしきい値以下の場
    合には前のデータを保持するコアリング回路を具備し、
    正弦波発生回路は前記コアリング回路の出力から所望の
    位相を有する正弦波を発生することを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の副搬送波再生回路。
  5. 【請求項5】 現行のテレビジョン方式の伝送帯域内で
    広帯域な画像を伝送する高精細テレビジョン方式に準拠
    したテレビジョン信号の受信装置であって、 受信信号か
    ら所望の局の信号を選択し復調するチューナーと、前記
    チューナーにより選局された高精細テレビジョン信号を
    輝度水平低域信号、輝度水平高域信号、及び色信号に分
    離する分離回路と、前記チューナーを介して得られた高
    精細テレビジョン信号に含まれる位相基準信号をもとに
    前記輝度水平高域信号を復調する際に必要な副搬送波を
    再生する副搬送波再生回路と、前記副搬送波再生回路
    出力する副搬送波を用いて前記分離回路が出力する輝度
    水平高域信号を復調する復調回路と、前記輝度水平低域
    信号に前記復調回路にて復調された輝度水平高域信号を
    加算した信号に輝度信号処理を、前記色信号に色信号処
    理を施してマトリクス合成する手段と、前記マトリクス
    合成された高精細テレビジョン信号を表示する表示器と
    を具備し、 前記副搬送波再生回路は、高精細テレビジョン信号に含
    まれる位相基準信号の1周期分のサンプリングデータを
    保持するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力
    からサンプリング周期単位で前記位相基準信号のゼロク
    ロス点の位相を検出するゼロクロス検出回路と、前記シ
    フトレジスタの出力及び前記ゼロクロス検出回路の出力
    からサンプリング間隔以下の精度でゼロクロス点の位相
    を算出する演算回路と、前記ゼロクロス検出回路の出力
    及び前記演算回路の出力から所望の位相を有する正弦波
    を発生する正弦波発生回路とを有することを特徴とする
    ワイドテレビジョン信号受信装置。
JP7040864A 1995-02-28 1995-02-28 副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置 Expired - Fee Related JP2674549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7040864A JP2674549B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7040864A JP2674549B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08237614A JPH08237614A (ja) 1996-09-13
JP2674549B2 true JP2674549B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=12592400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7040864A Expired - Fee Related JP2674549B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2674549B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2010004148A (es) 2007-10-15 2010-05-17 Thomson Licensing Aparatos y metodos para comunicar actividad de modo de rafaga.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08237614A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4882725A (en) Multiplex transmission method and apparatus
JPH08265292A (ja) Ofdm受信装置
JP3926376B2 (ja) 映像信号処理回路、映像信号表示装置、及び映像信号記録装置
JP2674549B2 (ja) 副搬送波再生回路およびワイドテレビジョン信号受信装置
JP2934587B2 (ja) 多重伝送信号の受信再生装置
JP2675817B2 (ja) 画像信号処理装置
JP2002232382A (ja) 直交周波数分割多重変調方式伝送装置の基準信号再生方法及びその伝送装置
JP2554633B2 (ja) デジタルデータ変換方法
JPH0460393B2 (ja)
JP2503684B2 (ja) 映像縮小回路
JPH09205656A (ja) 映像信号サンプリングレート変換装置
JP2956812B2 (ja) テレビジョン信号の伝送方法
JP2834124B2 (ja) 多重伝送方法およびその信号発生装置
JP2506956B2 (ja) 色復調装置
JPH09121367A (ja) テレビジョン信号位相補正変換装置
JPS62189894A (ja) 搬送波信号の多重,再生回路
JPH09261687A (ja) 映像信号サンプリングレート変換装置
JPH10191270A (ja) テレビジョン受信機
JPH04172774A (ja) 波形等化装置
JPH05276463A (ja) 伝送信号再生装置
JPH04158689A (ja) 映像信号処理装置
JPH0730782A (ja) 伝送信号再生装置
JPH09182041A (ja) データスライス回路
JPS63301682A (ja) 多重伝送方式およびその信号発生装置ならびにその信号再生装置
JPH0418867A (ja) 多重伝送方法及びその送信側に用いる信号発生装置と受信側に用いる信号再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970617

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees