JP2674229B2 - エンボスロール装置 - Google Patents

エンボスロール装置

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JP2674229B2
JP2674229B2 JP20090789A JP20090789A JP2674229B2 JP 2674229 B2 JP2674229 B2 JP 2674229B2 JP 20090789 A JP20090789 A JP 20090789A JP 20090789 A JP20090789 A JP 20090789A JP 2674229 B2 JP2674229 B2 JP 2674229B2
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克己 清水
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエンボスロール装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図はプラスチックフィルムを製造するカレンダラ
インに配置してプラスチックフィルムにエンボス加工
(彫刻:模様付け)するエンボスロール装置の一例を示
すもので、横型Iと縦型IIの場合を一緒に示している。
図示するように、カレンダロール1からのプラスチッ
クフィルム2は、幅収縮を防止するためのテイクオフロ
ール3を経た後、横型Iも縦型IIも殆んど同様の構成、
即ち、前記プラスチックフィルム2の表面にエンボス加
工を行うエンボスロール4と該エンボスロール4の押付
けを支持するゴム支持ロール5と該ゴム支持ロール5を
冷却する冷却ロール6とからなるエンボスロール装置
7、及びクーリングロール8を経てワインダ9に巻き取
られるようになっている。
上記エンボスロール装置7では、図示するようには横
型Iの場合はプラスチックフィルム2の左側面に、又縦
型IIの場合はプラスチックフィルム2の上面にエンボス
加工を施すことができる。
ところが近年、プラスチックフィルム2の次工程での
処理の関係上、エンボス加工をプラスチックフィルム2
の表面に施す場合と裏面に施す場合とを使い分けできる
ようにする必要が生じて来ている。
上記したようにエンボス加工を表裏切替えて実施でき
るようにするためには、通常第4図に示すように、プラ
スチックフィルム2の流れ面と略直角の方向に対してエ
ンボスロール4とゴム支持ロール5の配置を逆にした2
段のエンボスロール装置7a,7bを設置して切替えて使用
することが考えられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のようにした場合には、2組のエンボス
ロール装置7a,7bを設置する必要があるために、装置の
構成が複雑且つ高価となり、しかも装置の占有面積も増
大する等、種々の問題を生じる。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもの
で、プラスチックフィルムのエンボス加工を、簡単な構
成で容易に表裏切替えて実施することができるエンボス
ロール装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は走行するプラスチックフィルムの流れ面に対
し略直角の方向に移動可能な移動テーブルと、該移動テ
ーブル上に支持されたゴム支持ロールと、第1押付装置
により前記ゴム支持ロールに押付・離反を行って該ゴム
支持ロールとの間でプラスチックフィルムを挾持するよ
うにした第1エンボスロールと、第2押付装置により前
記ゴム支持ロールにおける前記第1エンボスロールの押
付位置と反対側位置に押付・離反を行ってゴム支持ロー
ルとの間でプラスチックフィルムを挾持するようにした
第2エンボスロールとを備えたことを特徴とするエンボ
スロール装置にかかるものである。
[作用] ゴム支持ロールの外周一側に押付・離反可能に設けた
第1エンボスロールと前記ゴム支持ロールとの間にプラ
スチックフィルムを通すか、又はゴム支持ロールの外周
他側に押付・離反可能に設けた第2エンボスロールと前
記ゴム支持ロールとの間にプラスチックフィルムを通す
かを切替えることにより、エンボス加工を施す面を表裏
任意に切替えることができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図及び第2図は前記第3図の縦型Iに適用した本
発明の一実施例であり、図中第3図と同一の符号を付し
た部分は同一物を表わしている。
第1図に示す如く、前記テイクオフロール3とクーリ
ングロール8との間に、A方向に走行するプラスチック
フィルム2の流れ面に対し略直角方向に移動してエンボ
ス加工面の切替えを行うようにした移動式のエンボスロ
ール装置10を設ける。
移動式のエンボスロール装置10は、駆動装置11によっ
て回転駆動される駆動スクリュー12により前記プラスチ
ックフィルム2の流れ面に対し略直角方向に移動する移
動テーブル13と、該移動テーブル13上に固定台14を介し
て支持されたゴム支持ロール15と、シリンダ等の第1押
付装置16により前記移動テーブル13上を該移動テーブル
13の移動方向と周方向に移動するスライドブロック17上
に支持され、前記ゴム支持ロール15への押付・離反を行
うようにした第1エンボスロール18と、支点ピン19を中
心に回動する回動アーム20に取付けられて前記ゴム支持
ロール15に対する前記第1エンボスロール18の押付側と
反対側に押付・離反が可能な第2エンボスロール21と、
前記回動アーム20の回動を駆動する第2押付装置22とを
有している。
前記移動式のエンボスロール装置10はカレンダフレー
ム23から張出して設けられ、ロール交換等のメンテナン
スを容易に行うことができるようにしている。
又、前記第1、第2エンボスロール18,21の夫々には
冷却水24が供給されてゴム支持ロール15の冷却を行える
ようにしており、前記第1、第2エンボスロール18,21
はチルロールとしての機能を有している。
図中25,26は前記プラスチックフィルム2に貼り合わ
せるようにした綿、フェルト、布等の貼付シートであ
り、27はそのための押付ローラ、28はガイドローラを示
しており、又図示の場合、貼付シート25の貼付によって
プラスチックフィルム2の幅収縮が防止される場合にテ
イクオフロール3を二点鎖線位置に退避させることがで
きるようにしている。
第1図はプラスチックフィルム2を第1エンボスロー
ル18とゴム支持ロール15との間に挾持し、第1押付装置
16により第1エンボスロール18を押付けることによりプ
ラスチックフィルム2の第1面(左側面)にエンボス加
工する場合を示している。
このとき、第1押付装置16は、プラスチックフィルム
2の材質等によって押付力を微調整することができる。
又、駆動装置11によって移動テーブル13を移動させるこ
とにより、第1エンボスロール18とゴム支持ロール15と
による挾持位置を変えて、プラスチックフィルム2に適
切な絞り効果を与えることもできる。
上記第1図の状態からプラスチックフィルム2の第2
面(右側面)にエンボス加工を施すように切替える際
は、プラスチックフィルム2が無くなった状態で、移動
テーブル13を第2図矢印のように移動させてゴム支持ロ
ール15の右側外周面を前記テイクオフロール3とクーリ
ングロール8との間のプラスチックフィルム2の流れ方
向位置に略一致させた後、プラスチックフィルム2の製
造を開始し、第2押付装置22により回動アーム20を矢印
方向に回動させて第2エンボスロール21とゴム支持ロー
ル15との間でプラスチックフィルム2を挾持し、更に第
2エンボスロール21による押付けにより、プラスチック
フィルム2の第2面(右側面)にエンボス加工を行う。
この場合も第2押付装置22により第2エンボスロール21
の押付力の微調整を行うことができる。
前記第1及び第2エンボスロール18,21は、夫々冷却
水24が供給されてチルロールとしての機能を有している
ので、一方がゴム支持ロール15との間でプラスチックフ
ィルム2を挾持してエンボス加工を行っているときに他
方をゴム支持ロール15に押付けておくことにより、ゴム
支持ロール15の冷却を効果的に行うことができる。
上記により、プラスチックフィルム2の第1面と第2
面にエンボス加工を施す作業を容易に切替えることがで
き、且つ移動式のエンボスロール装置10によって装置の
簡素化が図れると共に、移動式のエンボスロール装置10
はカレンダフレーム23から張出すように設けられている
ので、ロール交換等のメンテナンスを容易に行うことが
できる。
尚、本発明のエンボスロール装置は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、横型I以外に縦型IIの場
合も全く同様に実施できること、第1及び第2押付装置
の押付方式は種々選定し得ること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のエンボスロール装置に
よれば、プラスチックフィルムのエンボス加工を、簡単
な構成で容易に表裏切替えて実施することができる優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は第1図か
らエンボス加工面の切替えを行った状態を示す作動図、
第3図は従来のエンボスロール装置を縦型と横型の両方
一緒に示した側面図、第4図は従来エンボス加工を表裏
切替えるためにエンボスロール装置を2段に備えた場合
を示す側面図である。 1はカレンダロール、2はプラスチックフィルム、3は
テイクオフロール、8はクーリングロール、9はワイン
ダ、10は移動式のエンボスロール装置、13は移動テーブ
ル、15はゴム支持ロール、16は第1押付装置、18は第1
エンボスロール、20は回動アーム、21は第2エンボスロ
ール、22は第2押付装置、Aはプラスチックフィルムの
走行方向を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行するプラスチックフィルムの流れ面に
    対し略直角方向に移動可能な移動テーブルと、該移動テ
    ーブル上に支持されたゴム支持ロールと、第1押付装置
    により前記ゴム支持ロールに押付・離反を行って該ゴム
    支持ロールとの間でプラスチックフィルムを挾持するよ
    うにした第1エンボスロールと、第2押付装置により前
    記ゴム支持ロールにおける前記第1エンボスロールの押
    付位置と反対側位置に押付・離反を行ってゴム支持ロー
    ルとの間でプラスチックフィルムを挾持するようにした
    第2エンボスロールとを備えたことを特徴とするエンボ
    スロール装置。
JP20090789A 1989-08-02 1989-08-02 エンボスロール装置 Expired - Lifetime JP2674229B2 (ja)

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JPH0363125A JPH0363125A (ja) 1991-03-19
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JP5055706B2 (ja) * 2005-03-25 2012-10-24 大日本印刷株式会社 エンボス付き離型紙の製造方法
JP5761082B2 (ja) * 2012-03-07 2015-08-12 王子ホールディングス株式会社 エンボス加工装置

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