JP2673702B2 - 写真感光材料用包装材料 - Google Patents

写真感光材料用包装材料

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JP2673702B2 JP63163443A JP16344388A JP2673702B2 JP 2673702 B2 JP2673702 B2 JP 2673702B2 JP 63163443 A JP63163443 A JP 63163443A JP 16344388 A JP16344388 A JP 16344388A JP 2673702 B2 JP2673702 B2 JP 2673702B2
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料用包装材料に関し、さらに詳細
には写真感光材料を保存した時に写真性能に悪影響を与
えない包装材料に関する。
〔発明の背景〕 樹脂で加工された包装材料としては、いわゆる110
サイズフィルム、126サイズフィルム、Discフィルムの
カートリッジの表面に貼られるラベル、120サイズフ
ィルム、220サイズフィルム、110サイズフィルム、126
サイズフィルム等に使用されている遮光性包装材料及び
封紙、写真感光材料を湿気から保護する為に用いる防
湿袋、カートリッジ等に入れた写真感光材料を入れる
外箱等があるが、本発明はこれらの写真感光材料用包装
材料の全てに適用される。
写真感光材料用包装材料には、各種の樹脂を用いて商
品価値を高める為の印刷あるいは機能上必要な文字、記
号の印刷、塗工が施されている。
これら樹脂加工処理した包装材料を使用した写真感光
材料は、製造されてから撮影、現像が終わるまでに数年
に及ぶこともしばしばある。この様な場合、写真感光材
料が保存される環境は、さまざまな環境条件がある。
一般的に、写真感光材料が長期保存される場合、写真
性能に悪影響を及ぼす環境条件としては高温(30℃以
上)、高温高湿(30℃以上、90%RH)条件が挙げられ
る。
そして、これらの悪影響の結果としては、フィルム全
体があたかも光りに当てた如く感光してしまう現象(以
下カブリ現象と云う)がある。
これらのカブリ現象が発生する原因としては、感光材
料自体によるものと、使用包装材料によるものとがあ
る。
特に、写真感光材料の近くに包装材料が使用されるタ
イプの写真感光材料の場合には、使用包装材料によるカ
ブリ現象がしばしば生じる。
このカブリ現象のタイプとして、フィルム全体のカ
ブリ、包装材料表面の意匠パターン通りのカブリがあ
る。
この包装材料に印刷加工された意匠のパターン通りに
カブリが生じた場合、このフィルムをプリントすると、
プリント画面上にカブリのパターンがプリントされ、プ
リントとしての価値が全く無くなってしまう。
このような意匠パターンを有する写真感光材料のすぐ
近くに使用される包装材料は、110サイズフィルム、126
サイズフィルム、120サイズフィルム、220サイズフィル
ムに使用されている遮光性包装材料、及び120サイズフ
ィルム、220サイズフィルムに使用されている遮光性包
装材料の係止用の封紙等が挙げられる。
尚、これらの包装材料の表面には、機能上必要な文字
や記号あるいは商品価値を高める為に印刷が施されてい
るのであるが、この印刷による表面意匠は各種の樹脂よ
り構成された各種インキを使用し、所定の印刷加工処理
が行なわれる。
これら表面意匠用のインキとしては、一般に使用され
ている印刷用のインキあるいはUVインキが使用されてい
る。
これらの使用されているインキに使用される樹脂とし
ては塩酢ビ系、硝化綿、ポリエステル、ポリアミド、ウ
レタン、ポリアクリル、ロジン変性マレイン酸、エチレ
ン酢ビ、ビニールエーテル、ウレタン酢ビ、塩酢ビニル
ウレタン樹脂、変性アルキッド樹脂、変性フェノール樹
脂、アルカリ可溶型樹脂(ロジン変性マレイン酸樹脂、
スチレンマレイン酸樹脂、スチレンアクリル酸樹脂、ア
クリル酸エステルアクリル酸樹脂、メタクリル酸エステ
ルアクリル酸樹脂)、ハイドロゾル型樹脂(スチレンマ
レイン酸樹脂、スチレンアクリル酸樹脂、α−メチルス
チレンアクリル酸樹脂、アクリル酸エステルアクリル酸
樹脂、メタクリル酸エステルアクリル酸樹脂)、エマル
ジョン型樹脂(スチレン樹脂、スチレンアクリル酸エス
テル樹脂、アクリル酸エステル共重合樹脂、メタクリル
酸エステル共重合樹脂)、又、樹脂の混合系として、ロ
ジン変性系、塩ビ/酢ビ−繊維系、塩化ゴム−アクリル
−ロジン変性マレイン酸系、ブチラール−ニトロセルロ
ース系、ニトロセルロース−アルキッド樹脂系、ニトロ
セルロース−ロジン変性マレイン酸樹脂系、ポリアミド
−ニトロセルロース−エステルガム樹脂系、塩ビ/酢ビ
樹脂系、塩ビ/酢ビ−アクリル樹脂、アクリル樹脂系、
ウレタン−塩ビ/酢ビ樹脂系、環化ゴム系が知られてい
る。
UVインキ用の樹脂としてはアクリル系不飽和基を持つ
ポリマーが一般的に使用されており、代表的な例として
はポリエステル/アクリル酸エステル、ポリエステル/
ウレタン樹脂/アクリル酸エステル、エポキシ樹脂/ア
クリル酸エステル、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ヘキ
サンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレー
ト、ヒドロキシエチルメタクリレートが挙げられる。
こけらの現在使用している各種インキの問題点として
UVインキの場合は、写真性能に対する悪影響は少ない
が、反面コストが高い。
又、樹脂のカブリを抑制するために特願昭60−282627
号、同60−282628号、同61−153880号、同61−153881
号、同61−184925号に記載されている如き添加剤を加え
ることも可能であるが、添加剤を新たに加えることによ
り結局コスト高となってしまう。
又、UVインキの他一般に知られているグラビア印刷、
オフセット印刷用のインキの多くは写真性能に悪影響を
及ぼす、これらの中でも特にニトロセルロース樹脂、ア
ルキッド樹脂、ロジン変性樹脂、ポリアミド樹脂が挙げ
られ、又他の樹脂も安心して使用出来る物ではない。
それ故、従来の樹脂を使用する場合は包装材料の表面
樹脂加工面積を出来る限り小さくし、又、樹脂量も出来
る限り少なくすることにより、すなわち意匠をかなり犠
牲にしてカブリ現象に対拠しているのが現状である。
〔発明の目的〕
本発明の第1の目的は、包装材料、特に包装材料に印
刷された意匠によるカブリを効果的に抑制した写真感光
材料用包装材料を提供することである。
本発明の第2の目的は、上記包装材料に印刷された意
匠によるカブリ抑制を、高価なUVインキを使用せずと
も、又、特別なカブリ防止剤を添加せずとも可能な、す
なわちカブリ防止が低コストな写真感光材料用包装材料
を提供することである。
本発明の第3の目的は、印刷意匠を小さくしたり、あ
るいは使用インキ量を少なくせずとも、すなわち意匠を
犠牲にせずともカブリ防止が効果的に行えた写真感光材
料用包装材料を提供することである。
〔発明の開示〕
本発明は上記目的を達成する為に鋭意研究した結果な
されたものであり、写真感光材料の包装に用いる材料で
あって、遮光性の基紙に対して、10〜96重量%のビニル
イソブチルエーテル/塩化ビニル共重合体、0〜90重量
%のエチレン/酢酸ビニル共重合体、0.5〜30重量%の
塩素化ポリプロピレンを配合の樹脂組成物を含むインキ
を用いて印刷されたものであることを特徴とする写真感
光材料用包装材料によって前記本発明の目的は達成され
る。
尚、上記の写真感光材料用包装材料において、樹脂組
成物が着色剤のバインダとして用いられてなり、該着色
剤が樹脂組成物に対して5〜70重量%の割合であるもの
が、又、ビニルイソブチルエーテル/塩化ビニル共重合
体におけるビニルイソブチルエーテルと塩化ビニルとの
比率は90:10〜20:80、より好ましく80:20〜60:40である
ものが、又、相溶性、接着性、擦み強度及びブロッキン
グ等の諸特性の面からエチレン/酢酸ビニル共重合体に
おけるエチレンと酢酸ビニルとの比率は30対70〜70対30
であるものが、又、接着力及びゲル化等の諸特性から塩
素化ポリプロピレンの塩素化度は10〜40%であるものが
望ましい。
この発明に用いられる包装材料の基紙は通常の天然パ
ルプ紙、合成繊維、あるいは合成樹脂フィルムを使用し
た合成紙のいずれかでも良いが、針葉樹パルプ、広葉樹
パルプ、針葉樹・広葉樹混合パルプ等の木材パルプを主
成分とする天然パルプ紙が有利に用いられる。これらの
紙の抄造は通常知られている丸網抄造方式、長網抄造方
式のいずれでもよい。
これら天然パルプを主成分とする基紙には各種の添加
剤を含有せしめることができる。例えば、乾燥紙力増強
剤としてカチオン化澱粉、カチオン化ポリアクリルアミ
ド、アニオン化ポリアクリルアミド、カルボキシ変性ポ
リビニルアルコール、ゼラチン等、サイズ剤として脂肪
酸塩、ロジン誘導体、ジアルキルケチンダイマー乳化
物、石油樹脂エマルジョン、スチレン−無水マレイン酸
共重合体アルキルエステルのアンモニウム塩等、顔料と
してクレー、カオリン、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、酸化チタン等、湿潤紙力増強剤としてメラミン樹
脂、乳素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂等、定着剤と
して硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム等の多価金属
塩、カチオン化澱粉のようなカチオン変性ポリマー等、
pH調節剤として苛性ソーダ、炭酸ソーダ、塩酸等、無機
電解質として食塩、芒硝等、そのほか染料、蛍光増白
剤、ラテックス、カーボン等を適宜組み合わせて含有せ
しめることができる。
又、遮光性包装材料用の場合、基紙裏面を加工する樹
脂としては特公昭51−49205号、特開昭48−22020号、特
開昭50−67644号、特開昭55−140835号、特開昭58−174
34号、特開昭58−186744号、特開昭59−68238号、特開
昭60−35728号記載の樹脂及び低密度、中密度、高密
度、線状低密度の各種ポリエチレンやポリプロピレン等
のポリオレフィン系、エチレン酢酸ビニル等のポリビニ
ル系、エチレンエチルアクリレートやエチレンメチルア
クリレート等のアクリル系、スチレン−ブタジエン等の
ゴム系、アイオノマー等の単体、ブレンド、重合体ポリ
アミド系、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルペ
ンテン、エチレンビニルアルコール共重合体等があり、
これらの重合体による層は2層以上設けられても良い。
これらの重合体を基紙にラミネートする場合は、より
接着性を高める為に、アンカー剤を使用してもよく、ア
ンカー剤としては有機チタン系、イソシアネート系、ポ
リエチレンイミド系、ポリブタジエン等が挙げられる。
遮光性を付与させる場合に使用するカーボンブラック
としては、特願昭63−29825号に記載されている如きの
カーボンブラックがある。
又、表面の意匠印刷を行う時には着色剤が使用され
る。
使用される着色剤としては、特願昭61−189425号明細
書に記載されている各種顔料及びアゾ顔料(アゾレー
キ;カーミン6B、レッド2B、不溶性アゾ;モノアゾイエ
ロー(PY−1、−3)、ジスアゾイエロー(PY−12、−
13、−14、−17、−83)、ピラゾロオレンジ(PO−B、
−34)、バルカンオレンジ(PO−16)、縮合アゾ系;ク
ロモフタルイエロー(PY−93、−95)、クロモフタルレ
ッド(PR−144、−166)、多環式顔料(フタロシアニン
系;銅フタロシアニンブルー(PB−15、−15−1、15−
3、)、銅フタロシアニングリーン(PG−7)、ジオキ
サジン系;ジオキサジンバイオレット(PV−23)、イソ
インドリノン系;イソインドリノンイエロー(PY−10
9、−110)、スチレン系;ペリレンペリノン、フラバン
トロン、チオインジゴ、レーキ顔料(マラカイトグリー
ン、ローダミンB、ローレダミンG、ビクトリアブルー
B、又、無機顔料(酸化物;二酸化チタン、ベンガラ、
硫酸塩;沈降性硫酸バリウム、炭酸塩;沈降性炭酸カル
シウム、ケイ酸塩、含水ケイ酸塩、無水硅酸塩、金属
粉;アルミニウム粉、ブロンズ粉、亜鉛末カーボンブラ
ック、黄鉛、紺青)等が挙げられる。この他として油溶
性染料、分散性染料等も使用される。その他インキを構
成する原材料として必要に応じて各種溶剤、分散剤、湿
潤剤、消泡剤、レベリング剤、増粘剤、安定剤、架僑
剤、ワックス、ドライヤー等の添加剤が使用される。
又、表面の光沢及び表面印刷箇所の保護の為にニスを
塗工してもかまわない。この時用いるニスの種類として
は、アクリル樹脂、酢酸繊維素等のセルロース系樹脂、
ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アイ
オノマー樹脂、EEA樹脂、各種ポリエチレン樹脂、(低
密度、高密度、線状低密度のポリエチレン等)、ポリプ
ロピレン樹脂等適宜の樹脂が使用できる。又、ワックス
等も使用できる。
そして、上記組成物に、顔料、染料等の着色剤、充填
剤、溶剤、その他の添加剤を目的に応じて混合し、通常
の方法にて印刷インキを製造することが出来る。
この様にして準備されたインキ包装材料の表面に印刷
加工する手段としては、グラビア印刷、オフセット印
刷、凸版印刷といった一般的に知られている方法が可能
である。
120サイズフィルム、220サイズフィルムの遮光性包装
材料を係止する為に上記本発明の樹脂を使用した封紙の
場合、裏面にはフィルム撮影作業後、遮光性包装材料の
末端を停止する為に水溶性型接着剤が塗設されており、
製品を製造する際、遮光性包装材料の先端を係止する為
にホットメルト型接着剤にて係止される。このような接
着剤の使用例を以下に示す。
水溶性型接着剤 ・ エチルヒドロキシエチルセルロース、エチルメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、メチルセルロース、リジウ
ムカルボキシメチルセルロース、リジウムカルボキシメ
チルヒドロキシエチルセルロース、リジウムセルロース
サルフェート等の繊維素誘導体。
・ ポリアクリル酸塩、ポリアクリルアミド、アクリル
アミド共重合体等のアクリレート。
・ アラビアガム、カラヤガム、トラカントガム等の植
物性ガム。
・ グァルガム、ローカストビーンガム、デンプン、デ
ンプン誘導体、大豆蛋白等の穀類、種子。
・ 寒天、アルギン酸ソーダ等の海藻。
・ カゼイン、ゼラチン、セラック、カルボキシビニル
ポリマー、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキ
サイド、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエー
テル、ポリビニルピロリドン、水溶性フェノール樹脂
等。
ホットメルト型接着剤 ポリエチレン等のポリオレフィン系、エチレン−酢酸
ビニル共重合体等の酢酸ビニル共重合体系、エチレン−
エチルアクリレート、エチレン−イソブチルアクリレー
ト等のアクリル酸エステル共重合体系、ナイロン6、ナ
イロン66、ナイロン10、ナイロン12、N−メトキシメチ
ル化ナイロン等のポリアミド系、テレフタル酸系等のポ
リエステル系、ポリビニルブチラール系、ポリ酢酸ビニ
ル系、アセテート、メチルセルロース、アセテートブチ
レート等のセルロース誘導体系、ポリメチルメタクリレ
ート等のポリメタクリル酸エステル系、ポリビニルメチ
ルエーテル等のポリビニルエーテル系、ポリウレタン
系、ポリカーボネート系、スチレン−エチレン−ブチレ
ン−スチレン等のスチレン系ブロック共重合体系、スチ
レンブタジエン、イソプレン、ブチルゴム等の合成ゴム
系又はこれらに含まれない特殊ゴム系、さらには以上に
含まれないアクリル系共重合体等から選ばれる1種又は
2種以上の混合物。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的実施例を示すが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
実施例1 使用インキの構成 ・樹脂No.1 ビニルイソブチルエーテル/塩化ビニル共重合体(BA
SF社製のラロレックスMP45であり、ビニルイソブチルエ
ーテル対塩化ビニルが75対25、以下A):エチレン/酢
酸ビニル共重合体(三井ポリケミカル社製のエルバック
スMP40であり、エチレン対酢酸ビニルが60対40、平均分
子量21000、以下B):塩素化ポリプロピレン(山陽国
策パルプ社製のスーパークロン804MHであり、塩素化度3
5%、平均分子量35000、以下C)=96:3:1(重量比) ・樹脂No.2 A:B:C=80:0:20 ・樹脂No.3 A:B:C=10:80:10 ・樹脂No.4 A:B:C=59.5:40:0.5 ・樹脂No.5 A:B:C=5:20:30 ・樹脂No.6 硝化綿:ロジン変性マレイン酸=67:33 ・樹脂No.7 硝化綿:ロジン変性マレイン酸:ヒマシ油変性アルキッ
ド=45:39:16 ・樹脂No.8 ポリアミド:フェノール樹脂=80:20 No.1〜No.5のインキは、二酸化チタン(東洋インキ製
造(株)製の63白)35重量部と、No.1〜No.5の樹脂12重
量部と、溶剤53重量部を用いて通常の方法にて構成。
No.6のインキは、二酸化チタン35重量部と、No.6の樹
脂15重量部と、溶剤50重量を用いて、No.7のインキは、
二酸化チタン35重量部と、No.7の樹脂18重量部と、溶剤
47重量部を用いて、No.8のインキは、二酸化チタン35重
量部と、No.8の樹脂25重量部と、溶剤40重量部を用い
て、通常の方法にて構成。
包装材料の構成 使用した遮光性包装材料の基紙は長網抄造方式を用い
て抄造した。この時遮光性包装材料を保持させる為にカ
ーボンブラック(三菱化成カーボン#45)を重量比率で
7%混合した。
この時基紙の厚さ75μm、基紙の重さ70g/m2を使用、
裏面加工用樹脂としてエチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)(酢酸ビニル含有率15mol%)を使用し、バンバ
ーリーミキサーを使用して溶融混練後、溶融押出機によ
り厚さ25μmになるように塗工した。尚、カーボンブラ
ックの添加量としては8重量%添加した。
前記インキでグラビア印刷方式により各種意匠を印刷
したのち、表面保護の為アクリル系樹脂を塗工し、仕上
りとした。
これらの遮光性包装材料を使用し、120サイズロール
フィルム(ISO200)を作成した。この時使用したフィル
ムは特願昭63−29825号の明細書第19頁第18行目〜第31
頁第2行目に記載されているものと同じものである。
得られた試料をバリヤ袋に入れ、ヒートシールして密
封した後、45度で1カ月(保存条件I)、55℃で20日
(保存条件II)及び自然放置1年(保存条件III)で各
々保存した後、現像処理し、カブリの発生を目視にて調
べたので、その結果を表1に示す。
又、このテストに使ったインキを用い、126サイズフ
ィルム用の遮光性包装材料を作り、126サイズフィルム
を製造し、同じ試験をした結果、前述の結果と全く同じ
結果が得られた。
又、使用顔料を東洋インキ製造株式会社製39藍、22
黄、181赤、58牡丹、121紅に代えて同じテストをした結
果、前記と同じ結果を得た。
実施例2 使用インキの構成 ・樹脂No.11 A:B:C=40:35:25 ・樹脂No.12 A:B:C=30:60:10 ・樹脂No.13 A:B:C=70:0:30 ・樹脂No.14 樹脂No.7と同じ No.11〜No.14のインキは、東洋インキ製造(株)製の
39藍30重量部と、No.11〜14の樹脂20重量部と、溶剤50
重量部を用いて、通常の方法にて構成した。
ラベルの構成 坪量80g/m2、厚さ90μの紙の表面に、上記のNo.11〜N
o.14のインキでクラビア印刷方式にて所定の意匠を印刷
し、他面に酢酸ビニル系及びアクリル酸系からなる粘着
剤を塗布して構成した。
感材として実施例1と同じものを使用して126サイズ
のフィルムを製造し、そしてカートリッジ表面に上記ラ
ベルを貼り、このようにして得られた試料を1本毎にバ
リヤ袋に入れ、実施例1の保存条件と同じ条件で保存し
た後、現像処理し、発生したカブリの濃度を調べたの
で、その結果を表2に示す。
又、使用した上記顔料の代りに、東洋インキ製造
(株)製の39藍、821紫と79紫の場合、183赤、23黄、15
紅、3赤、89茶、94墨、65白を用いて同様に行なったと
ころ、同様な結果が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−206609(JP,A) 特開 昭61−180240(JP,A) 特公 昭61−47406(JP,B2) 特公 昭57−47702(JP,B2) 特公 昭57−51435(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料の包装に用いる材料であっ
    て、 遮光性の基紙に対して、10〜96重量%のビニルイソブチ
    ルエーテル/塩化ビニル共重合体、0〜90重量%のエチ
    レン/酢酸ビニル共重合体、0.5〜30重量%の塩素化ポ
    リプロピレンを配合の樹脂組成物を含むインキを用いて
    印刷されたものであることを特徴とする写真感光材料用
    包装材料。
JP63163443A 1988-06-30 1988-06-30 写真感光材料用包装材料 Expired - Lifetime JP2673702B2 (ja)

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