JP2673408B2 - 揚重機のリフトアーム装置 - Google Patents

揚重機のリフトアーム装置

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JP2673408B2
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達雄 伊藤
晃 三山
治郎 柿崎
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揚重機のリフトアーム
装置に関し、詳しくは左右一対のリフトアームの回動を
同期させる揚重機のリフトアーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】揚重機のリフトアーム装置では、例え
ば、図4に示されるように、左右一対のリフトアーム
1,2の回動支軸にそれぞれスプロケット3,4を設
け、スプロケット3とシリンダ5の伸縮により回動する
スプロケット6との間にチェーン7を、スプロケット4
とシリンダ8の伸縮により回動するスプロケット9との
間にチェーン10をそれぞれ巻回し、スプロケット6と
スプロケット9との間にキーによるボルト締めで連結シ
ャフト11を連結して、左右のリフトアーム1,2の回
動を同期させ、シリンダ5とシリンダ8を伸縮すること
によりリフトアーム1,2を回動して、リフトアーム
1,2上に載せた荷物を昇降するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の構成で
は、キー溝やボルト孔加工等の寸法精度が粗い場合に
は、左右のリフトアームの高さが不揃いになり、昇降時
に荷物が傾くことがある。そこで本発明は、左右のリフ
トアームの回動を同期させて昇降時の荷物の傾きを防止
することができる揚重機のリフトアーム装置を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明は、左右一対のリフトアームをアクチュエー
タにより回動する揚重機のリフトアーム装置において、
前記リフトアームの回動支軸にそれぞれスプロケットを
設け、両スプロケット間に、スプロケットの歯に噛合う
エンドレスの帯体をクロスして巻掛けたことを特徴とし
ている。
【0005】
【作 用】上記構成によれば、アクチュエータを作動さ
せると、両スプロケットに巻掛けられたエンドレスの帯
体により左右のリフトアームの回動が同期し、昇降時の
荷物の傾きを防止する。
【0006】
【実施例】以下、本発明を、図1乃至図3に示す実施例
に基づいて説明する。
【0007】揚重機21は、下部走行体22にシザース
リンク機構23を介して作業台24を昇降可能に設け、
作業台24上に、シリンダ25にて昇降するパイプ支持
装置26を備え、該パイプ支持装置26にてパイプ27
を支持して天井配管工事を行う高所作業車で、パイプ支
持装置26へパイプ27を載せるリフトアーム装置28
を下部走行体22に設けている。
【0008】リフトアーム装置28は、下部走行体22
の両側に回動可能に配置される左右一対のリフトアーム
29,30と、該リフトアーム29,30をそれぞれ回
動するシリンダ31,32と、リフトアーム29,30
の回動支軸それぞれに設けられるスプロケット33,3
4と、両スプロケット33,34間に巻掛けられるエン
ドレスのチェーン35とで構成されている。
【0009】リフトアーム29,30は、先端にフォー
ク部材29a,30aをそれぞれ備え、該フォーク部材
29a,30aにパイプ27を載せて昇降する。シリン
ダ31,32は、シリンダ筒31a,32aの中間部を
車体に回動可能に支持され、ロッド31b,32bを伸
縮してリフトアーム29,30を回動する。
【0010】両スプロケット33,34は同径で、チェ
ーン35は、スプロケット33,34にそれぞれ噛合う
部分にローラチェーン35a,35aを用い、両ローラ
チェーン35a,35aの端部にワイヤーロープ35
b,35bをクロスして連結してエンドレスに形成さ
れ、ワイヤーロープ35b,35bの途中に伸縮手段と
してターンバックル35c,35cを設けている。
【0011】また、チェーン35は、ローラチェーン3
5a,35aの巻掛け方向を90度変換するために、ワ
イヤーロープ35b,35bをガイドシーブ36a,3
6b,36c,36dによって案内している。さらに、
クロスしたワイヤーロープ35b,35bの干渉を防ぐ
ために、ガイドシーブ37を配設している。
【0012】このように構成されたリフトアーム装置2
8は、シリンダ31,32のロッド31a,32aを同
期して伸縮させることによりリフトアーム29,30を
回動して、リフトアーム29,30先端のフォーク部材
29a,30aを昇降させ、パイプ27の積卸しを行
う。
【0013】そして、例えば、図1に示される左側のリ
フトアーム29側の負荷が右側のリフトアーム30側に
比べて軽い場合には、シリンダ31のロッド31bがシ
リンダ32よりも少ない油圧で伸長を始め、リフトアー
ム29が回動して上昇するに伴い、スプロケット33が
図において時計方向に回転する。
【0014】これにより、スプロケット33に巻掛けら
れたローラチェーン35aの図において左側が引上げら
れ、ローラチェーン35aの左側に連結されたワイヤー
ロープ35bがスプロケット34に巻掛けられたローラ
チェーン35aの図において右側を引下げ、リフトアー
ム30を回動して上昇させる。
【0015】即ち、シリンダ31の伸長力の一部がチェ
ーン35を介してリフトアーム30側へ加算伝達される
ことになり、下記の式の条件まで油圧力が上昇すれば、
左右のリフトアーム29,30はバランスしながら同時
に上昇回動を開始することができる。
【0016】p=(FL+FR)/(2×A) p=油圧力 A=油圧シリンダ面積 FL=リフトアーム29を回動するに必要なシリンダ3
1の推力 FR=リフトアーム30を回動するに必要なシリンダ3
2の推力 したがって、左右のリフトアーム29,30の回動を同
期できるので、昇降時にパイプ27が傾くのを防止でき
る。
【0017】また、ワイヤーロープ35b,35bの途
中に設けたターンバックル35c,35cの一方を伸長
し、他方を同じ量だけ縮小すれば、一方のリフトアーム
が下降し他方のリフトアームが上昇するので、左右のリ
フトアーム29,30の高さの不揃いを自由に調整でき
る。
【0018】尚、スプロケット33,34を異径にする
ことによって意図的に段差を生じさせて、そのような用
途に対応させることができる。
【0019】また、上記実施例では、スプロケット3
3,34に噛合うローラチェーン35a,35aで説明
したが、歯付ベルト等の帯体を使用してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリフトアー
ム装置は、アクチュエータにより回動する左右一対のリ
フトアームの回動支軸にそれぞれスプロケットを設け、
両スプロケット間に、スプロケットの歯に噛合うエンド
レスの帯体をクロスして巻掛けたので、アクチュエータ
を作動させると、両スプロケットに巻掛けられたエンド
レスの帯体により左右のリフトアームの回動が同期し、
昇降時の荷物の傾きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すリフトアーム装置の
概略図である。
【図2】 揚重機の正面図である。
【図3】 揚重機の側面図である。
【図4】 従来のリフトアーム装置の概略図である。
【符号の説明】
21…揚重機、27…パイプ、28…リフトアーム装
置、29,30…リフトアーム、31,32…シリン
ダ、33,34…スプロケット、35…チェーン、35
c…ターンバックル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三山 晃 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株式会社フジタ内 (72)発明者 柿崎 治郎 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中工務店 東京本店内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のリフトアームをアクチュエー
    タにより回動する揚重機のリフトアーム装置において、
    前記リフトアームの回動支軸にそれぞれスプロケットを
    設け、両スプロケット間に、スプロケットの歯に噛合う
    エンドレスの帯体をクロスして巻掛けたことを特徴とす
    る揚重機のリフトアーム装置。
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JP2012091901A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Shinji Nunohata トラクタにおけるアタッチメント式フォークリフト
JP7267028B2 (ja) * 2019-02-15 2023-05-01 株式会社竹中工務店 高所作業車
JP7342805B2 (ja) * 2020-06-24 2023-09-12 株式会社豊田自動織機 フォークリフトの荷役装置

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