JP2671995B2 - 内燃機関のオイルレベルゲージ - Google Patents

内燃機関のオイルレベルゲージ

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JP2671995B2 JP63125857A JP12585788A JP2671995B2 JP 2671995 B2 JP2671995 B2 JP 2671995B2 JP 63125857 A JP63125857 A JP 63125857A JP 12585788 A JP12585788 A JP 12585788A JP 2671995 B2 JP2671995 B2 JP 2671995B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関のオイルレベルゲージに関する。
(従来の技術) 内燃機関においては、オイル収容室内のオイル量のチ
ェックは、オイルレベルゲージによってなされるが、こ
のオイルレベルゲージは、シリンダ本体に形成された取
付孔に挿通保持されている。
而して、斯かるオイルレベルゲージは、取付状態にお
いて高いシール性が確保されるとともに、その抜け出し
防止が図られていなければならないが、このオイルレベ
ルゲージの取付構造の従来例を第3図、第4図に各々示
す。即ち、第3図に示すものは、シリンダ本体112に形
成された取付孔112aに適当な締め代をもって嵌装される
ラバー106を介してオイルレベルゲージ101を装着するよ
うにしたものであり、この構造においては、ラバー106
によってシール性の確保と抜け防止が図られている。
又、第4図に示すものは、オイルレベルゲージ201自体
をシリンダ本体212のねじ孔212aに螺着せしめてこれの
抜け防止を図るとともに、Oリング217によってそのシ
ール性を確保するようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第3図に示す取付構造にあっては、ラ
バー106の硬化、劣化によってその締め代が減少し、シ
ール不良とオイルレベルゲージ101の抜け出しが発生す
る場合があるという問題がある。又、第4図に示す取付
構造においては、オイルレベルゲージ201の抜け防止が
確実に図られて高い信頼性が確保される反面、ねじ加工
等に要するコストがアップするという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、その取付構造のコストアップを招くことな
く、高いシール性の確保と確実な抜け防止を常に安定し
て図ることができる内燃機関のオイルレベルゲージを提
供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、下端部がゲージ
部を構成するロッド状のハンドルにラバーを摺動自在に
挿通するとともに、ハンドル上方に沿う移動を規制さ
れ、且つ、その下端開口部周縁がエンジン本体の取付孔
周縁に当接するキャップを前記ラバーの上部に被冠し、
前記ハンドルに形成されたねじ部に進退自在に螺合する
ナット部材を前記ラバーの下面に当接せしめ、該ナット
部材のハンドル下方に沿う移動を規制する規制部材を前
記ハンドルに設けて内燃機関のオイルレベルゲージを構
成したことを特徴とする。
(作用) 而して、ラバーの外径を当該オイルレベルゲージの取
付孔の内径よりも幾分小さく設定しておけば、該ラバー
を取付孔に遊嵌せしめることによってオイルレベルゲー
ジをオイル収容室形成体に装着することができる。その
後、ハンドルを軸方向下方に押圧してキャップをオイル
収容室形成体に当接させた状態を保ちながら該ハンドル
を回せば、該ハンドルに螺合するナット部材がハンドル
に沿って上方に移動してラバーを圧縮するため、ラバー
は圧縮変形してその径が拡大され、この結果、該ラバー
は適当な締め代をもって取付孔に締め付けられて強固に
保持され、これによってオイルレベルゲージ取付部には
高いシール性が確保されるとともに、オイルレベルゲー
ジの抜けが確実に防止される。このように、ラバーには
予め締め代が付与されている訳ではなく、オイルレベル
ゲージの装着時にハンドルの回動によってその都度適度
な締め代が与えられるため、該ラバーの摩耗、劣化によ
る締め代の減少が起こらず、本発明に係るオイルレベル
ゲージの取付部には高いシール性が常に安定して確保さ
れる。又、本発明によれば、取付孔側にねじ加工を施す
必要がないため、オイルレベルゲージ取付構造のコスト
アップを招くこともない。尚、ハンドルを回してもその
オイル収容室形成体に対する高さ位置は不変であって、
該ハンドルに螺合するナット部材のみが移動するため、
当該オイルレベルゲージによるオイル量の測定は常に正
確になされ得る。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
先ず、第2図の破断正面図に基づいて内燃機関10の概
略構成を説明するに、同図中、11はシリンダボディであ
って、該シリンダボディ11の下部にはオイルパン12が結
着されている。そして、これらシリンダボディ11とオイ
ルパン12とはオイル収容室Sを形成するオイル収容室形
成体を構成しており、オイル収容室S内には所定量のオ
イル13が貯留されている。
而して、上記シリンダボディ11に形成された取付孔11
aには本発明に係るオイルレベルゲージ1が装着されて
いる。該オイルレベルゲージ1は、前記オイル収容室S
内のオイル13の量をチェックするためのものであって、
オイル収容室S内に臨む端部(後述のゲーシ部4)は図
示のようにオイル13内に侵っている。尚、第2図におい
て、14はクランク軸、15はピストンである。
ここで、上記オイルレベルゲージ1の構成の詳細を第
1図の拡大図に基づいて説明する。
即ち、当該オイルレベルゲージ1はロッド状のハンド
ル2を含んで構成され、該ハンドル2の上端部にはこれ
の回動操作用のバー3が結着されており、同ハンドル2
の下端部には前記オイル収容室S内に臨むゲージ部4が
一体に形成されている。尚、ハンドル2にはコッターピ
ン5が取り付けられている。又、このハンドル2の中間
部にはラバー6が摺動自在に挿通しており、該ラバー6
の上端部には金属製の椀状を成すキャップ7が被冠され
ており、該キャップ7はハンドル2に結着されたサーク
リップ8によってハンドル2に沿う上動を規制されてい
る。
更に、上記ハンドル2の下部にはねじ部2aが形成さ
れ、該ねじ部2aにはプロジェクションナット9が進退自
在に螺合しており、該プロジェクションナット9の上面
にはハンドル2に挿通するワッシャー16が一体に溶着さ
れていて前記ラバー6の下面は該ワッシャー16によって
受けられている。
次に、本オイルレベルゲージ1の装着方法を説明す
る。
当該オイルレベルゲージ1の非装着時においては、ラ
バー6の外径は取付孔11aの内径よりも幾分小さく設定
されており、該ラバー6を取付孔11aに遊嵌せしめるこ
とによって、先ずオイルレベルゲージ1をシリンダボデ
ィ11にルーズな状態で装着することができる。
その後、ハンドル2を軸方向下方に押圧して図示のよ
うにキャップ7の開口周縁部7aをシリンダボディ11に当
接させた状態を保ちながら該ハンドル2を回せば、該ハ
ンドル2に螺合するプロジェクションナット9がワッシ
ャー16と共にハンドル2に沿って上方に移動してラバー
6をキャップ7との間で圧縮するため、ラバー6は圧縮
変形してその径が拡大され、この結果、該ラバー6は適
当な締め代をもって取付孔11aに締め付けられて強固に
保持され、これによってオイルレベルゲージ1の取付部
には高いシール性が確保されるとともに、オイルレベル
ゲージ1の抜けが確実に防止される。このようにラバー
6には予め締め代が付与されている訳でなく、オイルレ
ベルゲージ1の装着時にハンドル2の回動によってその
都度適度な締め代が与えられるため、該ラバー6の摩
耗、劣化による締め代の減少が起こらず、オイルレベル
ゲージ1の取付けには高いシール性が常に安定して確保
される。又、本実施例においては、取付孔11a側にねじ
加工を施す必要がないため、当該オイルレベルゲージ1
の取付構造のコストアップを招くこともない。尚、オイ
ル量チェック時には、以上とは逆の操作によってオイル
レベルゲージ1が取り外されるが、このオイルレベルゲ
ージ1にあっては、ハンドル2を回わしてもそのシリン
ダボディ11(又はオイル収容室S)に対する高さ位置は
不変であって、該ハンドル2に螺合するプロジェクショ
ンナット9とこれに結着されたワッシャー16のみが移動
するため、当該オイルレベルゲージ1によるオイル量の
チェックは常に正確になされ得る。又、ハンドル2を回
し過ぎても、ラバー6、プロジェクションナット9及び
ワッシャー16のハンドル2からの抜け出しがコッターピ
ン5によって防止される。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、下端
部がゲージ部を構成するロッド状のハンドルにラバーを
摺動自在に挿通するとともに、ハンドル上方に沿う移動
を規制され、且つ、その下端開口部周縁がエンジン本体
の取付孔周縁に当接するキャップを前記ラバーの上部に
被冠し、前記ハンドルに形成されたねじ部に進退自在に
螺合するナット部材を前記ラバーの下面に当接せしめ、
該ナット部材のハンドル下方に沿う移動を規制する規制
部材を前記ハンドルに設けて内燃機関のオイルレベルゲ
ージを構成したため、該オイルレベルゲージの取付構造
のコストアップを招くことなく、オイルレベルゲージの
取付けに高いシール性が確保されるとともに、オイルレ
ベルゲージの抜けが確実に防止されるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオイルレベルゲージの断面図、第
2図は同オイルレベルゲージを備える内燃機関の破断正
面図、第3図、第4図は従来のオイルレベルゲージの取
付構造を示す断面図である。 1……オイルレベルゲージ、2……ハンドル、4……ゲ
ージ部、6……ラバー、7……キャップ、9……プロジ
ェクションナット(ナット部材)、10……内燃機関。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部がゲージ部を構成するロッド状のハ
    ンドルにラバーを摺動自在に挿通するとともに、ハンド
    ル上方に沿う移動を規制され、且つ、その下端開口部周
    縁がエンジン本体の取付孔周縁に当接するキャップを前
    記ラバーの上部に被冠し、前記ハンドルに形成されたね
    じ部に進退自在に螺合するナット部材を前記ラバーの下
    面に当接せしめ、該ナット部材のハンドル下方に沿う移
    動を規制する規制部材を前記ハンドルに設けて構成され
    ることを特徴とする内燃機関のオイルレベルゲージ。
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