JP2648331B2 - 内燃機関用の燃料噴射ポンプ - Google Patents

内燃機関用の燃料噴射ポンプ

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JP2648331B2
JP2648331B2 JP63065958A JP6595888A JP2648331B2 JP 2648331 B2 JP2648331 B2 JP 2648331B2 JP 63065958 A JP63065958 A JP 63065958A JP 6595888 A JP6595888 A JP 6595888A JP 2648331 B2 JP2648331 B2 JP 2648331B2
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • F02M59/447Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston means specially adapted to limit fuel delivery or to supply excess of fuel temporarily, e.g. for starting of the engine

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、調節装置を備えた内燃機関用燃料噴射ポン
プであつて、調節装置が、燃料噴射ポンプの吸込み室に
おける回転数に関連した圧力に関連してシリンダ内にお
ける戻しばねの力に抗して移動可能な調節ピストン及び
被検出体を燃料噴射ポンプの調節値制御のために有し、
かつ調節ピストン軸線に対して同軸的に燃料噴射ポンプ
の外部で長手方向及び回転方向において移動・固定可能
な調節心棒を有しており、該調節心棒がその一端におい
て調節ピストンと共に、該調節ピストンのためのストツ
パとの回転方向において形状接続的な結合部を形成して
おり、この場合調節心棒の回転位置によつて被検出体の
検出有効な回転位置が規定され、かつ調節心棒の長手方
向位置によつて被検出体の最大可能な行程が規定される
ようになつており、調節心棒が少なくとも間接的に燃料
噴射ポンプのケーシングに支持されている形式のものに
関する。
従来の技術 西ドイツ国特許出願公開第3245947号明細書に基づい
て公知の上記形式の燃料噴射ポンプでは、被検出体とし
て構成された調節ピストンが設けられており、この調節
ピストンはトレーサピンと中間レバーとを介して燃料噴
射ポンプの燃料噴射量調整装置の全負荷ストツパを制御
する。多くの場合カムとして構成されたこのような被検
出体は極めて高価でかつ製作費のかかる部材であり、い
かなる運転状態においても、内燃機関の排ガス規制が順
守されかつ最大可能なトルクが維持されるように最大噴
射量を制限するために働く。
この公知の装置は、回転数の増大ひいては吸込み室内
における圧力の上昇につれて調節ピストンが戻しばねに
向かつてシフトされるように作動する。調節ピストンの
被検出体に接触させられたトレーサピンはこの場合被検
出体の母線に追従して全負荷ストツパの位置を移動調節
する。このようにして回転数に関連して全負荷運転時に
おける燃料噴射量の所望の全負荷特性線が得られる。
この特性線は被検出体の検出有効な母線のその都度の
経過、戻しばねの特性並びに全回転数範囲にわたる吸込
み室における燃料圧の経過によつて左右される。
特性線の経過は、被検出体が連行プレートを介して調
節心棒と結合されており、被検出体において調節心棒の
その都度の回転位置に応じて異なつた被検出体母線が働
くことによつて変化され得る。
戻しばねの特性は戻しばねのプレロードによつて変化
させられ得る。プレロードのこの変化並びに調節ピスト
ンの有効行程の調節は、戻しばねがケーシングにねじ込
まれた調節スリーブの内側に接触することによつて達成
される。調節スリーブは外から止めナツトによつて固定
可能であり、真中に雌ねじ山を備えた孔を有しており、
この雌ねじ山には雄ねじ山を備えた調節心棒端部がねじ
込まれている。調節心棒は同様に外から止めナツトによ
つて固定可能である。調節心棒の回転位置が固定されて
いる場合に調節スリーブの止めナットを弛めた後で調節
スリーブは、戻しばねのプレロードを変えるために回転
させられることができる。
調節ピストンの行程は調節心棒の止めナツトの解離後
に回転によつて長手方向において調節される。調節心棒
はねじ山の相応な適合時に調節ピストンに対するその位
置を維持することができる。ばねのプレロードが調節さ
れて調節スリーブが固定されると、その後で調節心棒の
回転によつて被検出体の所望の回転位置が調節される。
発明の課題 本発明の課題は上に述べた公知の燃料噴射ポンプの調
節に関する機能を改善することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に
述べた形式の燃料噴射ポンプにおいて、調節心棒の、ポ
ンプケーシング内に位置している部分が、該調節心棒部
分に沿つて軸方向移動可能で周面に係止部位を備えたば
ね受を有しており、該ばね受に、調節ピストンに支持さ
れた戻しばねが接触していて、同ばね受が、ポンプケー
シングに設けられた操作開口を通して回動可能であり、
この場合調節された回転位置が、係止部位に係合するば
ね弾性的な部材によつて固定可能であるようにした。
発明の作用並びに効果 本発明のように構成された燃料噴射ポンプには公知の
ものに比べて次のような利点がある。すなわち本発明に
よる燃料噴射ポンプでは、燃料噴射ポンプのアングライ
ヒ装置のレベル、ピツチ及び行程に関する調節の機能上
の著しい改善が達成された。本発明によれば全負荷特性
を異なつた装置を介して調節することができ、特に自動
化された調節が可能でひいては経済的に有利な解決策が
得られる。
全負荷特性を得るためには従来以下の処置が必要であ
つた。すなわちまず第1に内室圧の勾配に応じてばねが
交換されねばならなかつた。第2には内室圧のレベルに
応じてばねプレロードが変えられねばならなかつた。そ
して第3にアングライヒ運動距離の修正のためにアング
ライヒ行程が調節されねばならなかつた。順次行われる
これらの調節は燃料噴射ポンプ運転中に有利な形式で行
われ得るので、動的な関係を完全に考慮することができ
る。さらに規定の長さの同一の戻しばねを適合処置のよ
り大きな範囲のために使用することができる。請求項1
に記載の構成では個々の調節部材を外から調節できるこ
とによつて調節は最適な形式で行われる。使用される係
止部材は自動的な操作を簡単化し、かつわずかな費用で
調節結果を保証する。またばね受調節装置がポンプケー
シングの内部に位置していることによつて、調節結果が
非所望に変化することは極めて確実に阻止される。
実施例 次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図には、例えば分配型燃料噴射ポンプである燃料
噴射ポンプの1部分が示されている。この燃料噴射ポン
プは周知のように調整レバー41を有しており、調整レバ
ー41は図示されていない調速機によつて調整ばね22の力
に抗して移動可能であり、この場合燃料噴射ポンプの調
量機構を操作する。この働きにおいて調整レバーは燃料
調量部材とも呼ぶことができる。調整レバーは全負荷時
に移動可能なストツパ29に接触しており、このストツパ
29は図示の実施例ではシーソ20の端部に位置していて、
シーソ20の他方の端部はトレーサピン19に接触してい
る。このトレーサピン19は孔30内を案内され、燃料噴射
ポンプのポンプケーシング1に配置されたシリンダ31内
に突入している。このシリンダ31においては調節ピスト
ン13が案内されており、この調節ピストン13はその一端
面32でシリンダ31において作業室33を制限している。作
業室33はシリンダ31の端面34に設けられた開口35を介し
て、圧力が回転数に関連して制御される圧力媒体を満た
された室と常に接続されている。この室は図示の実施例
では、燃料噴射ポンプの燃料を満たされた吸込み室36で
あり、この場合燃料の供給は、燃料タンク37から燃料を
吸い込む燃料ポンプ39によつて行われ、この燃料ポンプ
39の吐出側は圧力制御弁38を介して放圧可能である。こ
の配置形式によつて周知のように吸込み室36においては
回転数に関連した圧力が調節される。
調節ピストン13はシリンダ31へのトレーサピン19の進
入範囲に被検出体14を有しており、この被検出体14の周
面は、調節ピストン13のシフト時にトレーサピン19の位
置を規定するカム面を形成している。トレーサピン19及
びシーソ20から成る検出装置並びに被検出体14と結合さ
れた調節ピストン13は、調量部材40の自由な運動距離を
一方向において制限する全負荷ストツパ29の調節装置28
である。
シリンダ31は作業室33とは反対の側において漏れ室42
に開口しており、この漏れ室42はポンプケーシング1に
よつて閉鎖されている。漏れ室42にはポンプケーシング
の壁を貫通案内された調節心棒3が同軸的に突入してお
り、この調節心棒3はポンプケーシング1から突出して
いる部分に雄ねじ山を有し、その端面に6角形孔12又は
その形状接続面を有していて、この6角形孔12を介して
調節心棒3は回転可能である。雄ねじ山に螺合されたナ
ツト6を用いて調節心棒3のつば16はポンプケーシング
の内壁に押し付けられて軸方向及び回転位置を保たれ
る。調節心棒は調節ピストン13と回動不能に結合されて
いる。調節心棒3の回転位置はナツトの解離時に6角形
孔に係合する工具を用いて調節され得る。調節心棒3の
回転位置によつて被検出体14の検出有効な回転位置は被
検出体14の最大可能な行程の長手方向位置と共に規定さ
れ、この場合調節心棒3は少なくとも間接的に燃料噴射
ポンプのポンプケーシング1に支持されている。調節心
棒3の、6角形孔12を備えた外側の端面とは反対の側に
は雌ねじ山が設けられており、この雌ねじ山には調節ピ
ストン13のための案内面9を備えたピン7がねじ込まれ
ている。従つて調節心棒3は2つの部分から成つてい
る。ピン7は別のナツト8を介して規定の位置において
固定され得る。調節心棒3にねじ込まれたピン7はシリ
ンダ31の軸線に対して同軸的にシリンダ31のなかに突入
し、かつ調節ピストン13の背側の端面43から延びた軸方
向の袋孔46のなかに突入している。このことは、第1図
に示されているように調節ピストン13がその出発位置に
おいてシリンダ31の端面34に接触している場合にも言え
る。調節心棒にねじ込まれたピン7の、袋孔46に突入し
ている端部は案内面9を有しており、この案内面9は背
側の端面43において調節ピストンに差し込まれた連行プ
レート45における切欠き45aに適合させられている。連
行プレートは調節ピストン31と回動不能に結合されてい
る。さらに調節心棒3はピンつば44を有している。この
ピンつば44は連行プレート45のためのストツパとして働
き、従つて、連行プレート45とばね受5との間に配置さ
れた戻しばね10の力に抗して調節ピストン13の長手方向
移動を制限している。しかしながらまたピン7の、袋孔
46に進入している端面50もストツパとして働くことがで
きる。
調節心棒の調節に対して並列な又は別個に可能な別の
調節としては、戻しばねのプレロードの調節が挙げられ
る。戻しばね10のプレロードはナツトを弛めた後で調節
心棒3の回転によつて調節される。この調節は内燃機関
もしくは燃料噴射ポンプの運転中にも行うことができ、
このためには自動調節装置も使用され得る。この回動に
よつて、回転をばね弾性的な部材つまり保持部材4によ
つて阻止されたばね受5が軸方向において移動させられ
る。なおこのばね受5は調節心棒3の、つば16に接続し
ている内側部分に設けられた雄ねじ山に配置されてい
る。調節動作後に調節心棒はポンプケーシングの外側に
おいて再び規定の位置でナツト6によつて固定される。
調節後吸込み室36においては、調節ピストン13及び被検
出体14を軸方向において移動させるために、回転数に関
連した圧力が生ぜしめられねばならない。
ばね受は被検出体側の円筒形部分に丸ねじ山を有し、
この丸ねじ山には戻しばね10の螺条が螺合している。螺
合した戻しばね10の端部11は支持もしくは戻しばね回動
防止部としてポンプケーシング1の、調節心棒軸線の方
向に延びている半径方向の面に接触しており、この面に
おいて端部11は長手方向移動可能である。ばねこわさの
調節はポンプケーシング1に設けられた操作開口2を通
して行われ、この操作開口2を通して調節機構又は工具
が案内され、この工具はばね受の周面に配置された係止
部位に係合し、保持部材4の力を克服してばね受を回動
させる。なお保持部材4はばね弾性的なアームとして構
成されていてその自由端部で係止部位47に係合し、ばね
受の回動を防止している。ばね受の回動もしくはばね受
の丸ねじ山への螺条のねじ込みによつて、ばね特性ない
しばねこわさが変化する。この移動調節も噴射ポンプの
運転時に特に自動調節装置によつて実施され得る。調節
後に操作開口2は栓体によつて密閉される。
第1図に示された実施例における行程の調節は分解さ
れた調節心棒において行われる。このためにナツト8は
弛められ、ピン7は行われる行程に応じて調節心棒内に
ねじ込まれ、ナツト8が再びセツトされる。
装置は、回転数の増大ひいては吸込み室36における圧
力の上昇につれて調節ピストン13及び被検出体14が戻し
ばね10に向かつて移動せしめられるように作動する。ト
レーサピンはこの場合被検出体14の母線に追従し、全負
荷ストツパ29の位置を移動させる。このようにして回転
数に関連して全負荷運転時における燃料噴射ポンプの規
定の全負荷特性線が得られる。全負荷噴射量の修正は被
検出体14におけるカム面の経過、戻しばね10の特性及び
プレロードないしはすべての回転数範囲にわたる吸込み
室36における燃料圧の変化に依存している。公知の構成
とは異なり上述の構成によつて、戻しばね10の特性ない
しプレロードを変化させること並びに、付加的に規定の
被検出カムを使用することができる。さらに調節ピスト
ン13の有効行程も調節可能であり、この結果規定の回転
数以上ではもはや全負荷ストツパ調節が変化しなくな
る。
第2図に示された実施例では、調節心棒3′の内側部
分を形成するピン7′は貫通ピンとして構成されてお
り、このピン7′は調節心棒3′を貫いてねじ込まれて
いて、両端部において調節心棒3′から突出している。
調節のためには、調節心棒3′に螺合していてこの調節
心棒3′及びピン7′を固定しているナツト6が弛めら
れねばならない。調節心棒3′及びピン7′の固定は、
調節心棒3′がその雄ねじ山の範囲において噴射ポンプ
の内部から突出している端部にスリツトを有しており、
これによつて調節心棒3′は締めつけられ得る。ピン
7′はこの範囲において円筒形に構成されている。ナツ
ト6の引締めによつて、スリツト48によつて形成された
調節心棒部分はピン7′に押し付けられ、同時に調節心
棒3′はつば16を介してポンプケーシングの壁と緊定さ
れる。ナツト6を弛めた後でピン7′は、調節心棒の内
側に設けられていてピン7の雄ねじ山と協働する雌ねじ
山によつて長手方向において移動させられ得る。ピン
7′のこの移動調節によつて調節ピストン13及び被検出
体14の行程は外部から、燃料噴射ポンプの完全に組み立
てられた状態において特に自動調節装置を用いて調節さ
れることができる。行程が調節された後で、ピン7′は
その回転位置においてしつかりと保たれ、上述のように
調節心棒の回転によつてばねプレロードが調節される。
その後で両調節部材はナツト6によつて固定され得る。
行程の調節時にさらに留意すべきことは次のことであ
る。すなわちピン7′の雄ねじ山のピツチの適当な選択
によつて、被検出体14のカム面がピン7′の回転によつ
て調節されねばならない場合に、行程は許容誤差の枠内
で変えられねばならない。ばねこわさ及びプレロードは
第1図について述べたように調節され得る。この場合ス
リツト48は回動工具のための形状接続面として働く。
第3図に開示された択一的な実施例では、戻しばねの
プレロードの調節だけが行われる。
第1図及び第2図に示された実施例に比べて簡単化さ
れた第3図の実施例では、さらに調節ピストン13の行程
及び調節ピストン13の回転位置を変化させることができ
る。ばねこわさはしかしながらまた累進的な戻しばねの
使用時にも工具を用いたばね受の適当な回動によつて調
節され得る。ばねプレロードの変化はこの場合、連続し
た雄ねじ山を有していてポンプケーシングの壁を貫いて
ねじ込まれた一体に構成された調節心棒3″の回動によ
つて生ぜしめられるのではない。ここでも同様に保持部
材4によつて回転をロツクされたばね受5では調節心棒
の螺合によつて調節ピストン13の行程及び回転位置だけ
が調節される。調節心棒3″のねじ山のピツチは、行程
時における許容誤差高さが調節心棒のねじ山回転に相当
し従つて被検出体14が調節可能であるように選択されて
いる。プレロードはこの場合、操作開口2を通して導入
されてばね受5の係止部位に係合する工具を用いたばね
受5の回動によつて調節される。
第4図に示された実施例では調節ピストン13の行程は
ピン7によつてではなく、ポンプケーシングの壁にねじ
込み可能で止めナツト24を用いて壁に固定された調節ブ
シユ23によつて調節可能であり、この調節ブシユ23自体
は一体の調節心棒3を有している。調節心棒3は調
節ブシユ23の貫通孔49内を案内され、この貫通孔49の範
囲において調節心棒3は円筒形に構成されていて、パ
ツキンを有している。調節心棒3は第1図に示された
調節心棒3のようにつば16を有しており、このつばを介
して、雄ねじ山に螺合されたナツト6を用いて調節ブシ
ユと緊定されて固定され得る。行程を調節するためには
調節心棒3におけるナツト6が弛められて調節ブシユ
23が回動によつてポンプケーシング1内にねじ込まれ
る。この場合、つば16を介して固定された調節心棒3
が一緒に同時に移動せしめられ、調節心棒3のストツ
パとして働く端面50が調節ピストン13に向かつて移動さ
せられる。調節ブシユ23の固定後に調節心棒3の回動
によつて上述のようにトレーサピンに対する被検出体の
カム面が調節され、ばねは同様に調節心棒におけるばね
受の回動によつて、操作開口2を通して導入される調節
部材又は工具を用いて調節され得る。
第5図に示された実施例ではばね5″は外側には螺合
可能な戻しばねを有し、内側には滑らかな内孔51を有し
ている。ばね受5″は、ポンプケーシングの壁を貫いて
外に向かつて案内されたレバーによつて、この範囲にお
いて同様に滑らかかつ円筒形に構成された調節心棒3
′に沿つてシフトされる。この場合レバー位置は調節
可能なストツパによつて固定されるか又はレバーはスピ
ンドルガイド26を用いて調節されることができる。ばね
受5″の、ばね特性を規定する回転位置は同様に第1図
について述べた保持部材4によつて得られる。
第5図に示された装置は、ばねプレロード、ばねこわ
さ、調節ピストンの行程及びトレーサピンに対する被検
出体の位置がそれぞれ互いに無関係にかつ外から調節さ
れ得るように作動し、このためには自動調節装置が使用
されてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面には本発明による燃料噴射ポンプの5つの実施例が
示されており、第1図は第1実施例を示す断面図、第2
図は第2実施例を示す断面図、第3図は第3実施例を示
す断面図、第4図は第4実施例を示す断面図、第5図は
第5実施例を示す断面図である。 1……ポンプケーシング、2……操作開口、3,3′,3″,
3,3′……調節心棒、4……保持部材、5,5″……ば
ね受、6……ナツト、7,7′……ピン、8……ナツト、
9……案内面、10……戻しばね、11……端部、12……6
角形孔、13……調節ピストン、14……被検出体、16……
つば、19……トレーサピン、20……シーソ、22……調整
ばね、23……調節ブシユ、24……止めナツト、26……ス
ピンドルガイド、29……ストツパ、30……孔、31……シ
リンダ、32……端面、33……作業室、34……端面、35…
…開口、36……吸込み室、37……燃料タンク、38……圧
力制御弁、39……燃料ポンプ、40……調量部材、41……
調整レバー、42……漏れ室、43……端面、44……ピンつ
ば、45……連行プレート、46……袋孔、47……係止部
位、48……スリツト、49……貫通孔、50……端面、51…
…内孔
フロントページの続き (72)発明者 パウル・フユスナー ドイツ連邦共和国ジンデルフインゲン・ ゾンマーホーフエンシユトラーセ 167 (72)発明者 オトマール・ヴアイス ドイツ連邦共和国シユツツトガルト1・ ベープリンガーシユトラーセ 296 (72)発明者 フーベルトウス・ツエードラー ドイツ連邦共和国シユツツトガルト40・ レーヴエンシユタイナーシユトラーセ 75 (56)参考文献 特開 昭58−93941(JP,A) 特開 昭55−123322(JP,A) 特開 昭60−43128(JP,A) 実開 昭59−67572(JP,U)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調節装置を備えた内燃機関用燃料噴射ポン
    プであって、調節装置が、燃料噴射ポンプの吸込み室に
    おける回転数に関連した圧力に関連してシリンダ内にお
    ける戻しばねの力に抗して移動可能な調節ピストン及び
    被検出体を燃料噴射ポンプの調節値制御のために有し、
    かつ調節ピストン軸線に対して同軸的に燃料噴射ポンプ
    の外部で長手方向及び回転方向において移動・固定可能
    な調節心棒を有しており、該調節心棒がその一端におい
    て調節ピストンと共に、該調節ピストンのためのストッ
    パとの回転方向において形状接続的な結合部を形成して
    おり、この場合調節心棒の回転位置によって被検出体の
    検出有効な回転位置が規定され、かつ調節心棒の長手方
    向位置によって被検出体の最大可能な行程が規定される
    ようになっており、調節心棒が少なくとも間接的に燃料
    噴射ポンプのケーシングに支持されている形式のものに
    おいて、調節心棒(3)の、ポンプケーシング(1)内
    に位置している部分が、該調節心棒部分に沿って軸方向
    移動可能で周面に係止部位(47)を備えたばね受(5)
    を有しており、該ばね受に、調節ピストンに支持された
    戻しばね(10)が接触していて、同ばね受(5)が、ポ
    ンプケーシング(1)に設けられた操作開口(2)を通
    して回動可能であり、この場合調節された回転位置が、
    係止部位(47)に係合するばね弾性的な部材(4)によ
    って固定可能であることを特徴とする、内燃機関用の燃
    料噴射ポンプ。
  2. 【請求項2】ばね受(5)が調節心棒(3)に沿ってシ
    フト可能である、請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】ばね受(5)が調節心棒(3)に螺合して
    いる、請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  4. 【請求項4】戻しばね(10)の一端がばね受(5)に螺
    合可能であり、戻しばね回動固定部を有している、請求
    項2または3記載の燃料噴射ポンプ。
  5. 【請求項5】調節心棒(3)が一体に構成されている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射ポン
    プ。
  6. 【請求項6】調節心棒(3)の軸方向調節が調節心棒
    (3)におけるつば(16)によって規定されている、請
    求項5記載の燃料噴射ポンプ。
  7. 【請求項7】調節心棒(3)のつば(16)が燃料噴射ポ
    ンプのポンプケーシング(1)の内側に接触している、
    請求項6記載の燃料噴射ポンプ。
  8. 【請求項8】調節心棒(3)がねじ込みブシュ(23)を
    貫いてその一端において外方に向かって突出し、その軸
    方向位置をねじ込みブシュにおけるつば(16)の接触に
    よって固定されており、ねじ込みブシュ自体がポンプケ
    ーシング(1)の壁を貫いてねじ込まれ、そこで固定可
    能である、請求項5記載の燃料噴射ポンプ。
  9. 【請求項9】調節心棒(3)が2部分から成っている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射ポン
    プ。
  10. 【請求項10】調節心棒(3)の軸方向位置が調節心棒
    (3)におけるつば(16)によって規定されている、請
    求項9記載の燃料噴射ポンプ。
  11. 【請求項11】調節心棒(3)のつば(16)が燃料噴射
    ポンプのポンプケーシング(1)の内側に接触してい
    る、請求項10記載の燃料噴射ポンプ。
  12. 【請求項12】調節心棒(3)が調節ピストン側の端部
    に袋孔を有していて、該袋孔に、調節ピストンとの形状
    接続的な結合のための案内面を備えたピン(7)が調節
    ピストン(13)のためのストッパ(50)としてねじ込み
    可能及び固定可能である、請求項9から11までのいずれ
    か1項記載の燃料噴射ポンプ。
  13. 【請求項13】調節心棒(3)が、つば(16)を有して
    いてばね受(5)のための保持体として働く外側の部分
    と、該外側部分を貫いて同軸的に螺合可能な内側の部分
    (7′)とから成っており、この内側の部分(7′)が
    内端部に調節ピストン(13)との形状接続的な結合のた
    めの案内面(9)を有していて、外方に突出した端部に
    おいて調節可能及び固定可能である、請求項9から11ま
    でのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
  14. 【請求項14】調節心棒(3)の軸方向における固定の
    ために調節心棒(3)が、外側に位置するナット(6)
    を介してつば(16)と一緒にその受容部に圧着可能であ
    る、請求項1から13までのいずれか1項記載の燃料噴射
    ポンプ。
  15. 【請求項15】ポンプケーシング(1)の内部における
    調節心棒の雄ねじ山のピッチが、調節ピストン(13)の
    行程制限の許容誤差よりも小さい、請求項1から14まで
    のいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
  16. 【請求項16】調節装置によって燃料噴射ポンプの燃料
    噴射量調整機の全負荷ストッパが移動調節可能である、
    請求項1から15までのいずれか1項記載の燃料噴射ポン
    プ。
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